JPWO2005072805A1 - 三方活栓、それを用いたカテーテルおよび薬液注入装置 - Google Patents

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Abstract

本発明に係る三方活栓は、円筒状の外周に流入口と排出口とを有する本体部と、前記本体部に対して回転可能で液密に装着可能であり、前記流入口と排出口とを連通可能にさせる流体通路を有し、回転面に対して垂直方向であって流体通路に対して開口する開口部を備え、かつ該開口部に該開口部を密閉する密閉パッキンが備えられた流路切換部とを備え、前記流路切換部の流体通路は外周側の一方が開放されている構造を有することを特徴とする。

Description

本発明は三方活栓、それを用いたカテーテルおよび薬液注入装置に関する。
従来より、輸液セット、血液回路等の切換手段として三方活栓が用いられている。また三方活栓は、輸液、経腸栄養剤等の投与時に、メインの薬液に対し、側管ルートとして時間注射や、追加の栄養剤を投与するのにも使用される。
従来の三方活栓は、T字管の分岐部に3方向に穴の空いたコックを取り付け、任意の方向に薬液を流す構造を有し、1本の輸液ルートで複数種の薬液を注入することが可能である。
たとえば、図9−1のような従来のT字管型三方活栓22において、本管ルート23に側管ルート24から追加の薬剤を注入する場合、コック25を図9−2のような配置にして、側管から薬剤を注入する。薬剤が注入し終わったら図9−3に示す位置にコック25を回転させ本管ルートを形成し、メインの薬液を投与することができる。
しかし、このような三方活栓においては、追加の薬剤を注入する場合、本来閉鎖環境が好ましい輸液ルートが外気と接触する可能性があること、図9−3に示すように追加の薬液に起因する、T字コック内にできる死腔26が原因となり感染の可能性があるなどの問題があった。死腔とは、輸液投与中に流れが滞ったり、液だまりなどとして、輸液管内に残る部分である。死腔の発生により、細菌の繁殖などが促進される場合があり、死腔の発生を極力低減することが求められている。
このため、近年、図10−1、図10−2に示すようなインジェクションプラグ付きセット(図10−1が複連式インジェクションプラグ付きセット27、図10−2がY管式インジェクションプラグ付きセット28)と呼ばれる、プラグに針を刺す構造を有する閉鎖ルートで感染の可能性を低減させた輸液セットが用いられている。これらは、その構造上、インジェクションプラグ29、あるいはYサイト30を直列し三方活栓を有していないため、三方活栓のように強制的に流路変更ができない。このため、逆止弁をルート内に取り付けたり、プラグ29あるいはYサイト30から薬液を患者サイドに注入するために、輸液剤側のチューブ31をクリップ32などで止めなければならず、さもないと追加の注射薬が輸液方向に逆流してしまうという問題があった。
図11に示すように、従来の三方活栓にインジェクションプラグ34を取り付けた活栓33も用いられているが、この場合、インジェクションプラグ34とコック25との間に、追加の薬液等に起因する死腔26がかえって増加してしまい、感染の危険性があるという問題があった。
一方、ストップコックで操作される三方活栓のうちa方向活栓、b方向活栓およびc方向活栓を有し、上記a、b、c方向と直角方向(d方向)に第1の一方弁が設けられ、この第1の一方弁に別のシリンジを装着することによりd方向の活栓を形成する一方弁付き三方活栓を備えた医療用活栓も知られている(特許文献1)。しかしながら、当該文献には、ストップコックの構造は明示されておらず、また、使用形態から図9あるいは図11と同様の従来型のT方向のルート分岐部の流路を変更するバルブを使用していることが明確であり、追加の薬液の注入等に起因する死腔を抑制できないという問題がある。
特開平7−100212号公報
本発明は、上記のような従来技術に伴う問題を解決しようとするものであって、薬液または輸液の停留をなくすことにより死腔の発生をなくし、しかも密閉性を保ったまま追加の薬液を注入できる三方活栓を提供することを課題とする。
本件発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究し、特殊な構造を有する流路切換部を用いることにより、三方活栓内の流体の通路部分における薬液の停留がなくなり死腔が発生せず、密閉状態を保持したままで追加の薬液を注入できることを見いだし本件発明を完成するに至った。すなわち本件発明は以下を含むものである。
〔1〕本発明に係る三方活栓は、円筒状の外周に流入口と排出口とを有する本体部と、
前記本体部に対して回転可能で液密に装着可能であり、前記流入口と排出口とを連通可能にさせる流体通路を有し、回転面に対して垂直方向であって流体通路に対して開口する開口部を備え、かつ該開口部に該開口部を密閉する密閉シールが備えられた流路切換部とを備え、
前記流路切換部における流体通路は、外周側の一方が開放されている構造を有することを特徴とする。
なお、本明細書において、「本管ルート」とは、流体通路が流入口と排出口とを連通させたルートを意味し、「側管ルート」とは、開口部から流入口または排出口に至るルートを意味する。
前記「流路切換部における流体通路が、外周側の一方が開放されている構造」とは、本体部内に装着された流路切換部において、流体通路が、従来の三方活栓の有する円筒状の閉鎖空間ではなく、流路切換部内の流体通路の外周側の一方が、開放された開放空間であることを意味する。したがって、たとえば流入口と排出口とが連通している状態においては、流体通路は、流路切換部内に形成された流体通路の内壁と、本体部の内壁とにより規定される。より詳しくは、前記流体通路の内壁のうち、流路切換部における流体通路の開放された外周側の内壁は本体部内壁で形成される。
前記流路切換部において流体通路が外周側の一方が開放されている構造において、前記流路切換部を前記本体部に対して回転操作させて前記流入口および排出口のいずれか一方を遮断すると、他方を流体通路と連通させ、側管ルートを形成させることができる。
具体的には、前記流路切換部の流体通路が、その外周側の一方が開放されている構造において、流路切換部を回転させて、たとえば流入口からの通路を遮断しつつ、同じ流体通路の全体が排出口につながる状態とすると、排出口側に側管ルートを形成させる状態となる。
また、前記流路切換部の流体通路が、その外周側の一方が開放されている構造において、流路切換部を回転させて、たとえば排出口からの通路を遮断しつつ、同じ流体通路の全体が流入口につながる状態とすると、流入口側に側管ルートを形成させる状態となる。
さらに、同様の構造において、流路切換部を回転させて、側管ルートを遮断し、流入口と排出口とを連通させた本管ルートを形成させると、前記側管ルートを形成していたのと同じ流体流路が、全体で本管ルートを形成する。
このような構造により、流体通路は常時液体が流れる構造を保てることから、輸液の停留が解消され、死腔の発生がない。
また、回転面に対して垂直方向であって流体通路に対して開口する開口部を備えた構造において、本管ルートおよび側管ルートのいずれの状態が形成されていても、開口部に設けられた密閉パッキンに注射器等を装着して、同一の流体通路を経て薬液を排出口に注入することができる。なお、回転面とは、回転軸に垂直な面を意味する。
この場合、たとえば本管ルートが連通している場合、本管ルートが遮断され側管ルートが形成されている場合のいずれの場合においても、所望のタイミングで開口部から追加の薬液を密閉状態を保持したままで流体通路に注入することができる。
該流体通路は、本管ルートが形成された際、流入口および排出口を円滑に連通させることができる形状および位置に形成され、かつ、側管ルートが形成された際、流入口または排出口を円滑に連通させる形状および位置に形成されていることが好ましい。
具体的には、流路切換部における流体通路は、外周側が開放状態のU字形であることが好ましく、U字部の開放部の高さは流入口および排出口の内壁の直径と同じで、U字部の閉鎖領域の内曲面は、流入口および排出口の内径と同様の曲率および曲率半径を有することがより好ましい。
〔2〕前記密閉パッキンの開口部側の上部表面は凹面状であり、該開口部側上部表面に凸状の突起部が設けられ、該突起部の中心に密閉パッキンの上下表面を貫通する切込みが存在することが好ましい。
この密閉パッキンは、切込みを有し、注射器のテーパー部分を直接挿入できる構造となっている。これらテーパー部分を切込みに挿入して、薬液を注入したり、内部の薬液を採取できる。この機構は、注射針がゴム栓を貫通する際と同様に、挿入部品とゴムとの間に摩擦が発生することから内部に細菌が侵入し難い構造である。
この密閉パッキンは、注射器のテーパー部分が挿入される際に、膨張する必要があるため、開口部周辺と密閉パッキンとの間に空間を必要とするが、これら空間は外部および内部とは交通しない。
密閉パッキンの流体通路側の表面は、凹状構造を有し、密閉パッキンの中心に凸状の突起を有していることが好ましい。切込みは、凸状突起の中心に存在することが好ましい。凸状突起の周辺が突起に対して凹状となる構造において、流体通路方向から外部に圧力がかかると、突起がより閉まる。したがって、当該構造が、逆止弁として作動する。
また、外部から薬液を注入するための切込み部分周辺の密閉パッキン表面は滑らかで消毒薬による拭き取りがし易いものであることが好ましい。
本発明に係る三方活栓においては、前記流路切換部は、流路切換部の回転を容易にし、流路方向を示すためのレバーを有していてもよい。このようなレバーを有していれば、誤方向に液体を注入する過誤を予防できる。
〔3〕前記本体部および前記流路切換部を係合して、前記流路切換部を固定する固定機構を備えていてもよい。
このような固定機構を備えることにより、流路変更をしないときにはレバーを折りたたんで固定できるため、誤ってレバーが移動してしまうなどの事故を未然に防ぐことができる。
以上の本発明の三方活栓は、医療用三方活栓として好適に用いることができる。すなわち、前記流路切換部の流体通路は外周側の一方が開放されている構造であるため、流体通路は常時液体が流れる構造を保てることから、輸液の停留が解消され、死腔の発生がない。その結果、細菌の繁殖等の心配がなく、医療用に特に適する。
〔4〕本発明に係るカテーテルは、前記三方活栓を備えていることを特徴としている。
〔5〕本発明に係る薬液注入装置は、前記三方活栓と、輸液ルートと、カテーテルとを有することを特徴としている。
前記カテーテルは、カテーテルの片末端が本発明の三方活栓の排出口に接続されている。
前記薬液注入装置は、輸液ルートの片末端が本発明の三方活栓の流入口に接続され、カテーテルの片末端が本発明の三方活栓の排出口に接続されている。
これらカテーテルおよび薬液注入装置は、本発明の三方活栓を有しており、前記流路切換部の流体通路は外周側の一方が開放されている構造であるため、流体通路は常時液体が流れる構造を保てることから、輸液の停留が解消され、死腔の発生がない。その結果、細菌の繁殖等の心配がない。
前記カテーテル、輸液ルートは、公知のものを用いることができ、特に限定されない。
図1は、本発明の三方活栓の例を示す斜視図であり、図1−1は本管ルートが連通しているときの例を示し、図1−2は流入口が開口部と連通して側管ルートを形成しているときの例を示し、図1−3は排出口が開口部と連通して側管ルートを形成しているときの例を示す図である。 図2は、本発明で用いることのできる、外筒部と流路切換部とが分離している場合の流路切換部、外筒部および密閉パッキンを分解した例を示す図である。図2−1は外筒部の正面図、図2−2は流路切換部の側面図、図2−3は密閉パッキンの正面図、図2−4は流路切換部の正面図を示す。 図3は、本発明で用いることのできる本体部の例を示す図である。図3−1は本体部の平面図、図3−2は正面図、図3−3は側面図を示す。 図4は、本発明で用いることのできる密閉パッキンの例を示す図である。図4−1は斜視図であり、図4−2は正面図を示す。 図5は、本発明で用いることのできる密閉パッキンを固定する手段の一例を示した斜視図である。 図6は、密閉パッキンを固定した一例を示した本発明の正面図および側面図である。図6−1は、本管ルートが形成されている場合の正面図、図6−2は側面図であり、図6−3は側管ルートが形成されている場合の正面図、図6−4は側面図である。 図7は、本発明の三方活栓において、本体部と流路切換部とを固定する固定機構の一例を示す斜視図である。図7−1は固定機構により流路切換部が固定されている例を示す図であり、図7−2は流路切換部が回転可能な状態を示す図である。 図8は、本発明に係る三方活栓の一例の分解図である。 図9は、従来のT字管型三方活栓のT字管による流路切換を模式的に示した図である。図9−1は本管ルートおよび側管ルートがともに連通している状態、図9−2は側管ルートが連通している状態、図9−3は本管ルートが連通している状態を示す図である。 図10は、従来のインジェクションプラグ付きセットの模式図を示す図である。図10−1は複連式インジェクションプラグ付きセット、図10−2はY管式インジェクションプラグ付きセットの例を示す図である。 図11は、従来のT字管型三方活栓にインジェクションプラグを付けたセットの流路切換部位を模式的に示した図である。
符号の説明
1 三方活栓
2 本体部
3 流入口
4 排出口
5 流路切換部
6 流体通路
7 開口部
8 密閉パッキン
9 切込み
10 突起部
11 凹面状の表面
12 リング
13 折り返し部
14 外筒部
15 固定機構
16 ストッパー
17 固定キャップ
18 留め具
19 止め受け
20 回転突起部
21 下部開口部
22 T字管型三方活栓
23 本管ルート
24 側管ルート
25 コック
26 死腔
27 複連式インジェクションプラグ付きセット
28 Y管式インジェクションプラグ付きセット
29 インジェクションプラグ
30 Yサイト
31 チューブ
32 クリップ
33 活栓
34 インジェクションプラグ
次に、本発明の三方活栓について図面を参照しながら具体的に説明するが、本発明はこれらによって何ら限定されるものではない。
図1−1に示すように、本発明に係る三方活栓1は、円筒状の外周に流入口3と排出口4とを有する本体部2と、該本体部2の中に回転可能で液密に装着された流路切換部5とを有し、流路切換部5は、流体通路6、回転面に対して垂直方向に開口した開口部7とを有している。流路切換部5は、密閉パッキン8を収納する外筒部14と一体化していてもよいし、分離していてもよい。開口部7には開口部を密閉する密閉パッキン8が備えられている。図1−1においては、流体通路6は、流入口3および排出口4を連通させ本管ルートが形成されている。
流路切換部5における流体通路6は、外周側の一方が開放されている構造を有している。このため、流体通路6の流体通路方向に垂直な面の断面は、たとえば、外周方向が開放されたU字状あるいは凹状となっていることが好ましく、U字状であることがより好ましい。
本体部2および流路切換部5の材質は、たとえば、ポリカーボネート、ABS樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ナイロン樹脂、シリコーンゴム、天然ゴム、ブチルゴム、イソプレンゴムまたはニトリルゴムなどが挙げられ、このうち、本体部2がポリカーボネート、ABS樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂またはナイロン樹脂であることが好ましく、流路切換部5がシリコーンゴム、天然ゴム、ブチルゴム、イソプレンゴムまたはニトリルゴムであることが好ましい。このような材料を用いると、流路切換部5と本体部2の内壁との間の液密性を維持したまま、流路切換部5を円滑に回転させることができる。
密閉パッキンの材質は、たとえば、シリコーンゴム、天然ゴム、ブチルゴム、イソプレンゴムまたはニトリルゴムなど公知の材料を用いることができる。このうちでは、シリコーンゴムであることが好ましい。このような材料を用いると、密閉性を維持しながら注射器等の挿入を行うことができるとともに、耐久性に優れる。
図1−2は、流路切換部5を回転させて、流入口3と流体通路6が連通し側管ルートが形成された例である。この場合、流路切換部5により排出口4は流体通路6とは遮断され、開口部7と通じえない位置にある。この場合、密閉パッキン8の切込み9に注射器のテーパー部分等を挿入して、輸液の取り出し、エアー抜きなどを、密閉性を保ったままで行うことができる。
図1−3は、流路切換部5を回転させて、排出口4と流体通路6が連通するようにした例である。この場合、流路切換部5により流入口3は流体通路6とは遮断され、開口部7と通じえない。この場合、密閉パッキン8の切込み9にシリンジを挿入して、追加の薬液の注入等を、密閉性を保ったままで行うことができる。
従来の三方活栓と異なり、流路切換部5の回転により、一つの流体通路6が全体で本管ルートまたは側管ルートを形成する。たとえば図1−1の本管ルートが連通した状態あるいは図1−2の流入口側の側管ルートが形成された状態から、図1−3の排出口側の側管ルートが連通した状態に回転させた場合において、輸液ルートから注入された輸液は流体通路6に停留することはなく、そのまま排出口4から流出する。また、さらに、図1−3の状態から図1−1の本管ルートが連通した状態に回転させた場合においても、密閉パッキン8を通じて注入した薬液は流体通路6に停留することはなく、そのまま、排出口4から流出する。したがって、本発明の三方活栓は、輸液あるいは追加の薬液の停留に起因する死腔の発生がほとんどない。
流路切換部5は外筒部14と一体化していても、分離していてもよく、図2は、流路切換部5と外筒部14とが分離している場合の、流路切換部5、密閉パッキン8および外筒部14を分解した例を示す。図2−1に示すように、外筒部14の内側はすり鉢状もしくは円筒でもよく、密閉パッキン8を外筒部14内に収納した際に、密閉パッキン8の外周部分との間に空間を有する構造であることが好ましい。
図2−2に示すように、流路切換部5における流体通路6は外周側の一方が開放され、流体通路6の長径方向に垂直な面の断面は、外周方向が開放されたU字状となっている。このような外周方向が開放された構造において、開放側が流入口または排出口と面することにより、流路が形成されて側管ルートを形成する。また、流路切換部5は回転突起部20を有していてもよい。回転突起部20は、図3に示すような本体部2の下部の下部開口部21に回転可能なように嵌合することができる。図2−4は流路切換部5の正面図である。
図2−3に示すように、密閉パッキン8は、外部がややすり鉢状で、アルコール等で拭き取りやすい構造を有しており、外筒部14との隙間を無くすためのひだ状部分を有することが好ましい。密閉パッキン8の上部端部には、外筒部14との固定を強固にするための折り返し部13があってもよい。
密閉パッキン8の流体通路に面する側も凹状またはすり鉢状の形態であることが好ましい。
図3は、本体部2の平面図(図3−1)、正面図(図3−2)、側面図(図3−3)である。本体部2は、流路切換部5、外筒部14を収納しうるよう上部Aが開口している。流路切換部5の下部Bは閉じた構造であるが、流路切換部5に回転突起部20が存在する場合は、下部開口部21を有していてもよい。下部開口部21は、流路切換部5の回転中心を固定し、収容位置を確定することができる。下部Bの下部開口部21の大きさは特に限定されず、流路切換部5の回転突起部20が回転可能なように嵌合するものであればよい。
さらに本体部2は流入口3および排出口4を有し、これらのサイズおよび形状は汎用されている輸液ルートと接続できればよく、特に限定されない。また、一般に使用されるルアーロック構造などを採用することもできる。
図4−1は、密閉パッキン8の一例の斜視図であり、図4−2は正面図である。密閉パッキン8は突起部10を有することが好ましく、流体通路側の密閉パッキンの表面は凹面状の表面11であることが好ましい。密閉パッキン8は、リング12、折り返し部13を有していてもよい。リング12、折り返し部13の材質は、密閉パッキンと同様のものを使用できる。
密閉パッキン8がリング12を有していない場合、前記流路切換部5と前記外筒部14とが一体化した形で流路切換部5を形成していてもよい。この場合、密閉パッキン8は一体化した外筒部内に納められ、開口部7を密閉する(図示せず)。
密閉パッキン8は、シリンジ等の挿入のため、切込み9を有している。切込み9の形状は特に限定されないが、たとえば、図4に示すような3枚弁9、あるいは2枚弁(図示せず)であってもよい。このような切れ込みから、注射器等を介して薬液の注入が可能であり、流体通路内の液体の採取も可能である。
このような切込み9は、切込みであるがゆえ挿入時以外は開口しない。切込み9は突起部10から流体通路6につながっているが、密閉パッキンの流体通路側の表面は、凹状構造を有し密閉パッキンの中心に凸状の突起を有する。このような凸状突起の周辺が突起に対して凹状となる構造において、流体通路方向から外部に圧力がかかると、突起の切込みがより閉まる。したがって、内圧がかかった際に閉まる構造となっているため、注射器等の器具挿入時以外は外部に液漏れしない。
切込みの横の長さは、注射器の先端が浸入すると開口する程度の長さが好ましく、切れ込みの深さは、注射器の注入口の先端が少し飛び出す程度であればよい。
前記リング12は、流体通路からの液体が滲出した場合に、外筒部14と密閉パッキン8との隙間への浸入を防ぐ機能を有する。また、リング12は流路切換部5と外筒部14との間に挟み込んでもよく、この場合、密閉パッキンを流路切換部に固定する機能を有する。
密閉パッキン8の固定方法は特に限定されず、開口部7を密閉し、使用中に脱離しなければよい。図5は、密閉パッキン8がリング12を有する場合の固定手段の一例を示したものである。密閉パッキン8は流路切換部5の上部の開口部7を密閉するように配置され、密閉パッキン8は、流路切換部5の直径と同径程度またはそれ以下の直径のリング12を有し、該リング12を流路切換部5と外筒部14とで挟み込んで固定してもよい。この場合、密閉パッキンの上部は、外筒部14の内部に入り込んだ状態で、外筒部14の底面の開口部からリング12を含む部位が外に出た状態となる。たとえば、リング12に接着剤あるいは固定具を設けることにより流路切換部5、リング12および密閉パッキン8、外筒部14を一体化させることができる。
図6は、リング付きの密閉パッキン8を用い、外筒部14と流路切換部5とで該密閉パッキン8を固定した一例を示す図である。図6−1は、本管ルートが形成されている場合の正面図、図6−2は側面図であり、図6−3は側管ルートが形成されている場合の正面図、図6−4は側面図である。
リング12付きの密閉パッキン8は、リングより上部の部分が外筒部14内に保持され、リングより下部の部分が開口部7に入り込む。密閉パッキン8は、折り返し部13により、外筒部14に強力に固定させることができる。密閉パッキン8の突起部10は、流体通路6に面している。
図7は、本体部2および流路切換部5を固定機構15で固定する斜視図を示す。図7−1に示すように、固定機構15の片方が流路切換部5の外筒部14に固定され、本体部2に係合する構造において、本体部2に固定機構15が固定されると、流路切換部5が本体部2に固定される。これにより流路切換部5の回転、位置ずれをなくすことができる。図7−2に示すように、流路を切り換える場合は、固定機構15を外して流路切換部5を回転させる。
図8は、本発明に係る三方活栓1の構成部品の分解図である。三方活栓1は、外筒部14の中に密閉パッキン8を有し、該密閉パッキン8は、流路切換部5の開口部7を密閉する。流路切換部5は本体部2に回転可能なように液密に装着され、流体通路6は流入口3あるいは排出口4に通じることができる。流路切換部5の回転突起部20は、本体部2の下部開口部21を通して挿入され、さらにストッパー16を挟み込み、固定キャップ17で固定することができる。
ストッパー16は、(シリコーンゴム、天然ゴム、ブチルゴム、イソプレンゴムまたはニトリルゴム)などの弾力性のある素材を用いることが好ましい。
流路切換部5は、ストッパー16、密閉パッキン8および外筒部14と一体化された構造、すなわちこれらが一体化して回転可能な構造であってもよく、このような構造において、流路変更部5が回転し、流入口3と排出口4とを連通または一方を遮断するような、流路が切り替わる位置で、ストッパー16につけられた留め具18と、本体部2の止め受け19とが固定されると、流路が固定される。
なお本明細書において引用された全ての先行技術文献は、参照として本明細書に組み入れられる。
本発明の三方活栓は、回転面に対して垂直方向であって流体通路に対して開口する開口部を備え、前記流路切換部の流体通路が、その外周側の一方が開放されている構造を有している。たとえば側管ルートを接続する状態の場合、流路切換部を回転させて流入口からの通路を遮断しつつ、同じ流体通路の全体が排出口につながる状態とすることができる。さらに、回転方向と直角方向の開口部に設けられた密閉パッキンに注射器等を装着して、同じ流体通路を通って薬液を排出口に注入することができる。このため、流体通路は常時液体が流れる構造を保てることから、輸液の停留が解消され、死腔の発生がない。
また、追加薬液の注入・輸液の排出等を、薬液等を流したいまたは抽出したい方向に流路切換部を回転させ、流路切換部の開口部に設けられた密閉パッキンを通じて簡便に行うことができる。
このため、本発明に係る三方活栓は、医療用三方活栓として特に好適に使用できる。

Claims (5)

  1. 円筒状の外周に流入口と排出口とを有する本体部と、
    前記本体部に対して回転可能で液密に装着可能であり、前記流入口と排出口とを連通可能にさせる流体通路を有し、回転面に対して垂直方向であって流体通路に対して開口する開口部を備え、かつ該開口部に該開口部を密閉する密閉パッキンが備えられた流路切換部とを備え、
    前記流路切換部における流体通路は、外周側の一方が開放されている構造を有することを特徴とする三方活栓。
  2. 前記密閉パッキンの開口部側の上部表面が凹面状であり、該開口部側上部表面に凸状の突起部が設けられ、該突起部の中心に密閉パッキンの上下表面を貫通する切込みが存在することを特徴とする請求項1に記載の三方活栓。
  3. 前記本体部および前記流路切換部を係合して、前記流路切換部を固定する固定機構を備えるものであることを特徴とする請求項1または2に記載の三方活栓。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の三方活栓を備えた、カテーテル。
  5. 請求項1〜3のいずれかに記載の三方活栓と、輸液ルートと、カテーテルとを有する、薬液注入装置。
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