JP3941090B2 - 定量筒およびこれを用いた輸液セット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、薬液の投与量を正確に設定することが可能な薬液を定量するための定量筒およびそれを用いた輸液セットに関する。
【0002】
【従来の技術】
抗生物質、抗癌剤、狭心症治療剤などの薬剤を投与する場合、あるいは幼児や子供などへ輸液を投与する場合は、これらの薬剤や輸液の量が少量であることを注意深く守らなければ、患者の生命が危険に曝されることがある。このような、精密な量の薬剤を患者に投与する場合には従来から、たとえば図6に示すような透明なプラスチック容器の外周面に目盛りを付した定量筒(104)を点滴筒(105)の上流側に設けた輸液セット(100)が用いられている。しかし、薬剤の種類や患者の症状、患者の体格、体表面積、病気の症状などにより、その投与量は様々であり、100mL用、250mL用などといった投与量別に専用定量筒を使い分ける必要があった。また、定量筒(104)の目盛り(103)を見ながら、上部クランプ(102)を操作し投与量を調節していた。
【0003】
輸液セット(100)を使用する場合、使用者は薬液収容容器に薬液導入手段(101)を穿通し、薬液を定量筒(104)内に流入させ、定量筒(104)の目盛り(103)と薬液の液面を見ながら所定量に達すると、上部クランプ(102)を閉じ、次いで点滴筒(105)に薬液を満たし、下部クランプ(106)を調整し、患者へ薬液の投与を行っていた。このように、使用者は定量筒(104)の近くで薬液の液面を確認する必要があり、特に薬液が無色透明な液体の場合は、液面の確認作業が難しいという問題があった。そこで、定量筒の目盛部に対応した反対側の壁面をフィルムやテープを用いて着色するとで、薬液の液面を正確に読みとることを可能にした定量筒付き輸液セットが提案されている(特開平5−42221号公報)。
しかしながら、この定量筒を用いても、依然として使用者は定量筒の近くにいて、液面を見ながらクランプ操作を行う必要があり、作業が繁雑で時間を要していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、様々な薬液容量に対応でき、任意に薬液量を正確に設定することが可能な定量筒およびこれを用いた輸液セットを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記目的のために種々鋭意検討の結果、定量筒を上部筒体と下部筒体の2部品に分割し、伸長自在にすることによって、薬液容量を変化させることを見出し、本発明に到達した。
【0006】
すなわち、本発明は、筒体の一端が開放し、該開放端に係合手段が設けられ、他端に通気孔と流入口が設けられた上部筒体と、筒体の一端が開放し、該開放端に係合手段が設けられ、他端に流出口が設けられた下部筒体からなる定量筒であって、前記2種の筒体の一方の筒体の外径が他方の筒体の内径より若干小さく設けられており、一方の筒体が他方の筒体に挿入されてなり、かつ一方の筒体の内壁が他方の筒体の外壁を液密に摺動することにより、定量筒内の薬液容量を変化させることを特徴とする定量筒である。
【0007】
また、本発明は、薬液収容容器と連結する薬液導入手段と、前記定量筒と、前記薬液導入手段と定量筒の流入口を連結する可撓性チューブと、前記定量筒の下端に連結する点滴筒と、該点滴筒の下端に連結する可撓性チューブとからなる輸液セットである。
【0008】
本発明の定量筒は上部筒体と下部筒体からなる。上部筒体は一端が開放し、係合手段が設けられ、他端は通気孔と流入口が設けられ閉塞している。下部筒体は一端が開放し、係合手段が設けられ、他端は流出口が設けられ閉塞している。この上下筒体は、一方の筒体の外径が他方の筒体の内径より若干小さく設けられ、一方の筒体が他方の筒体に挿入されている。これにより、上下筒体の一方の筒体の内壁が他方の筒体の外壁を液密に摺動することができる。そして、上部筒体と下部筒体を液密に摺動させるために、上部筒体と下部筒体の間にシール部材を備えている。このシール部材は、下部筒体の内壁が上部筒体の外壁を摺動する場合は、前記シール部材は上部筒体の開放端外周に備えることが好ましい。さらに、下部筒体の開放端内周にシール部材を備えることにより確実に液漏れを防ぐことが可能である。また、下部筒体の外壁を上部筒体の内壁が摺動する場合は、前記シール部材を下部筒体の開放端外周に備えることが好ましい。さらに、上部筒体の開放端内周にシール部材を備えることにより確実に液漏れを防ぐことが可能である。
また、本発明の定量筒は、互いに挿入された上部筒体と下部筒体が伸長したときに、両者が外れないような係合手段が設けられている。
この係合手段は、例えば、下部筒体の内壁が上部筒体の外壁を摺動する場合は、上部筒体の開放端外周と下部筒体の開放端内周にそれぞれ突起を設けて、係合できるような構成にすることが好ましい。また、下部筒体の外壁を上部筒体の内壁が摺動する場合は、上部筒体の開放端内周と下部筒体の開放端外周にそれぞれ突起を設けて、係合できる構成にすることが好ましい。
【0009】
上部筒体と下部筒体が挿入されて形成される容積は、100〜300mlであることが好ましい。
上下筒体の成形材料としては、内部の薬液を容易に視認可能な透明な樹脂材料、例えば、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート、ABS樹脂等が用いられる。
シール部材としては、イソプレンゴムやシリコンゴムなどからなるOリングなどが好ましい。
【0010】
本発明の定量筒の上部筒体は、通気孔と、薬液導入手段からの薬液を定量筒内に流入させる流入口を有するが、必要により他の薬液を注入することが可能な混注部を設けてもよい。
通気孔は、外部の雑菌が混入しないようにフィルターを溶着、接着または嵌合により配置している。フィルターとしては、気体を透過するが液体を通しにくい疎水性のフィルターが好ましく、材料としては例えば、ポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン、ポリプロピレン等が挙げられる。
他の薬液の混注部は、雑菌の混入を防ぐために、該混注口をカバーする弾性キャップを備えていることが好ましい。この弾性キャップは複数回の薬液混注が可能なように、再シール性を有する材料、例えば天然ゴムやイソプレンゴムなどを用いることが好ましい。
下部筒体は流出口を有し、該流出口は下部筒体と一体に成形してもよく、又は流出口を有するキャップを他端に備えた構成であってもよい。また、該流出口には下端に点滴口を設けてもよい。前記キャップの成形材料としては、ポリプロピレン、ポリカーボネイト、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ABS樹脂等が挙げられる。
【0011】
本発明の定量筒は、収容した薬液量が一目で分かるように、上部筒体および/または下部筒体の外周面に目盛り、停止線あるいは標線などが適宜設けられており、収容すべき薬液量を正確に設定することができる。例えば、上部筒体に設けられた目盛りと下部筒体に設けられた標線とが表す数値が定量筒内の容量を示すように設けることができる。そして、上部筒体に設けられた停止線まで薬液を充填すると、目標とする薬液を定量することができる。また、下部筒体に設けた目盛りに、上部筒体に設けた目盛りを加算することで、任意の薬液量を定量することができるようにしてもよい。
【0012】
本発明の輸液セットは、薬液収容容器と連結する薬液導入手段と、本発明の定量筒と、前記薬液導入手段と定量筒の流入口を連結する可撓性チューブと、前記定量筒の下端に連結する点滴筒と、該点滴筒の下端に連結する可撓性チューブとからなる輸液セットである。
【0013】
本発明の輸液セットに使用する薬液導入手段とは、薬液収容容器の取り出し口を刺通可能であることが好ましい。このような薬液導入手段としては、プラスチック針、金属針などが挙げられる。
【0014】
本発明の輸液セットに使用する点滴筒は、一般的に使用される点滴筒が用いられる。点滴筒は、下部筒体の流出口に点滴口を設けて直接点滴筒を設けてもよく、また、流出口に可撓性チューブを接続して点滴筒を設けてもよい。点滴筒を形成する材料としては、可撓性を有する透明な樹脂が好ましく、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニルなどが挙げられる。その大きさおよび形状は特に制限されるものではない。
【0015】
本発明の輸液セットに使用する可撓性チューブとしては、ポリ塩化ビニルやポリオレフィン系樹脂等のチューブが挙げられる。特に精密な定量が要求される場合は、薬剤吸着の少ないポリオレフィン系樹脂のチューブが好ましい。
【0016】
本発明の輸液セットは可撓性チューブに上下クランプを備えていることが好ましい。上下クランプは、ローラクランプやロバートクランプなどの一般的に使用されるクランプが用途に応じて用いられる。本発明において、下部クランプは流量調節をする必要性からローラクランプを用いることが好ましいが、上部クランプはあらかじめ定量筒内で容量設定を行っているため、開閉機能のみを有するロバートクランプであってもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】
次に本発明の一実施態様を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の定量筒を備えた輸液セットを示す平面図、図2は定量筒の拡大断面図、図3は定量筒の上部筒体と下部筒体の摺動箇所を示す拡大断面図および図4は本発明の定量筒の目盛りの一例を示す平面図である。図5は本発明の定量筒の目盛りの他の一例を示す平面図である。
【0018】
図1に示すように、本発明の輸液セット(1)は、一方の可撓性チューブ(20)の一端に薬液収容容器と連結する薬液導入手段(10)が設けられ、他方の可撓性チューブ(50)の一端に注射針(60)が設けられ、この薬液導入手段(10)と注射針(60)の間に、薬液を定量可能な定量筒(30)が設けられ、さらに、この定量筒(30)と注射針(60)の間に、点滴筒(40)が設けられた構成になっている。そして、薬液導入手段(10)と定量筒(30)の間に可撓性チューブ(20)の開閉手段としての上部クランプ(21)を備えており、薬液収容容器からの薬液流入を制御することができる。また、点滴筒(40)と注射針(60)の間には、点滴速度調整手段としての下部クランプ(51)を備えており、点滴筒(40)内での薬液の滴下を確認しながら点滴速度の調整ができる構成になっている。
【0019】
ここで、図1においては、可撓性チューブ(50)の一端に注射針(60)を備えた構成を例示したが、この構成は目的や用途に応じて注射針、タコ管、ゴム管、Y字管、コネクター、三方活栓またはこれらを組み合わせたものが適宜選択して設けられる。
【0020】
定量筒は、図2に示すように、筒体の下部端が開放し、上部端に通気孔(311)と、薬液導入手段からの薬液を定量筒(30)内に流入させる流入口(312)と、適宜必要な他の薬液を注入すことが可能な混注部(313)を有した上部筒体と、筒体の上部端が開放し、下部端に薬液を排出させる流出口(322)を有したキャップ(321)を備えた下部筒体からなる。図3に示すように、上部筒体(31)の下部開放端には係合手段(33)としての第1突起(331)が設けられ、下部筒体(32)の上部開放端には係合手段(33)としての第2突起(333)が設けられていて、上部筒体(31)および下部筒体(32)を伸長位置で係合することができる。また、第1突起(331)および第2突起(333)はそれぞれシール部材としてのOリング(332,334)を備えており、上部筒体(31)と下部筒体(32)は互いの内外壁を液密に摺動することができる。このOリングは、上部筒体(31)および下部筒体(32)のどちらか一方のみに設けてもよいが、両方に設けることで確実に液漏れを防ぐことが可能である。
【0021】
定量筒(30)は、図4および図5に示すように、その外周面に定量筒内の体積に対応した目盛りが着けられている。例えば、図4に示すように、下部筒体(32)に標線(326A)を設け、上部筒体に目盛り(314A)および停止線(314B)を設けたものが挙げられる。この下部筒体(32)の標線(326A)と、上部筒体の目盛り(314A)が表す数値が定量筒内の容量を示すように目盛り(314A)と標線(326A)が設けられる。まず、目標とする薬液量の目盛り(314A)に標線(326A)の位置を合わせ、その後、上部筒体(31)に設けた停止線(314B)まで薬液を流入させる。こうして目標とする薬液を正確に定量することができる。また、図5に示すように、下部筒体(32)に下端から増加する目盛り(326B)を設け、上部筒体(31)にも目盛り(314C)を設けて、上部筒体(31)の目盛り(314C)を下部筒体(32)の目盛り(326B)に加算して、薬液を定量することも可能である。
【0022】
次に、本発明の輸液セット(1)を用いて患者に薬液投与を行う場合の手順の一例を説明する。なお、定量筒は図4に示す目盛りを有する定量筒を用いて操作した時の手順を示す。
まず、患者への投与量を確認し、投与量に応じた薬液量になるように上部筒体(31)と下部筒体(32)を上下させ、下部筒体(32)の標線(326A)を上部筒体(31)の目盛り(314A)に合わせて、薬液量を設定する。次に、図1に示されるように、輸液セット(1)の薬液導入手段(10)を薬液収容容器の取り出し口に穿刺し、薬液収容容器を上方に位置させて、上部クランプ(21)を開放し、薬液容器内の薬液を定量筒(30)内へと導入する。そして、上部筒体(31)の停止線(314B)まで薬液が満たされたら、上部クランプ(21)を閉じる。このとき、流入口(312)より流入された薬液量に応じて、定量筒(30)内の空気は通気孔(311)を通して外部へ排出される。その後、点滴筒(40)をゆっくり押しつぶしてポンピング操作を行い、点滴筒(40)の半分まで薬液を満たしたのち、下部クランプ(51)を開いて可撓性チューブ(50)内のエアー抜きを行い、下部クランプ(51)を閉じる。次に、患者に注射針(60)を刺し、点滴筒(41)内の輸液の滴下速度を確認しながら、下部クランプ(51)を調節し、薬液を患者に投与する。
【0023】
【発明の効果】
本発明の輸液セットは、様々な薬液量を自由に設定できるため、精密な薬液管理を必要とする薬剤を正確に患者に投与することがすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の定量筒を備えた輸液セットを示す平面図である。
【図2】本発明の定量筒の拡大断面図である。
【図3】本発明の定量筒の上部筒体と下部筒体の摺動箇所を示す拡大断面図である。
【図4】本発明の定量筒の目盛りの一例を示す平面図である。
【図5】本発明の定量筒の目盛りの他の一例を示す平面図である。
【図6】従来の定量筒を備えた輸液セットを示す平面図である。
【符号の説明】
輸液セット
10 薬液導入手段
20 可撓性チューブ
30 定量筒
31 上部筒体
311 通気孔
312 流入口
32 下部筒体
322 流出口
33 係合手段
40 点滴筒
50 可撓性チューブ
60 注射針
Claims (8)
- 筒体の一端が開放し、該開放端に係合手段が設けられ、他端に通気孔と流入口が設けられた上部筒体と、筒体の一端が開放し、該開放端に係合手段が設けられ、他端に流出口が設けられた下部筒体からなる定量筒であって、前記2種の筒体の一方の筒体の外径が他方の筒体の内径より若干小さく設けられており、一方の筒体が他方の筒体に挿入されてなり、かつ一方の筒体の内壁が他方の筒体の外壁を液密に摺動することにより、定量筒内に収容する薬液容量を変化させるものであり、前記上部筒体は定量筒内の体積に対応した目盛りおよび停止線をその外周面に有し、かつ前記下部筒体は標線をその外周面に有してなり、上部筒体に設けられた目盛りと下部筒体に設けられた標線とが表す数値が定量筒内に停止線まで薬液を充填したときの薬液の容量を示すよう設定されたものであることを特徴とする定量筒。
- 前記上部筒体の係合手段は外周にシール部材を備えた請求項1記載の定量筒。
- 前記下部筒体の係合手段は外周にシール部材を備えた請求項1記載の定量筒。
- 前記定量筒の上部筒体は、さらに他端に混注部を有してなる請求項1記載の定量筒。
- 前記通気孔は、疎水性フィルターをその上部に備えてなる請求項1記載の定量筒。
- 前記下部筒体の流出口はその下端に点滴口を有してなる請求項1記載の定量筒。
- 薬液収容容器と連結する薬液導入手段と、請求項1記載の定量筒と、前記薬液導入手段と定量筒の流入口を連結する可撓性チューブと、前記定量筒の下端に連結する点滴筒と、該点滴筒の下端に連結する可撓性チューブとからなる輸液セット。
- 前記2種の可撓性チューブはクランプを備えてなる請求項7記載の輸液セット。
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