JP2001299910A - 定量筒およびこれを用いた輸液セット - Google Patents

定量筒およびこれを用いた輸液セット

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 様々な薬液容量に対応でき、任意の薬液量を
正確に設定することが可能な定量筒およびこれを用いた
輸液セットを提供する。 【解決手段】 筒体の一端が開放し、該開放端に係合手
段が設けられ、他端に通気孔と流入口が設けられた上部
筒体と、筒体の一端が開放し、該開放端に係合手段が設
けられ、他端に流出口が設けられた下部筒体からなる定
量筒であって、前記2種の筒体の一方の筒体の外径が他
方の筒体の内径より若干小さく設けられており、一方の
筒体が他方の筒体に挿入されてなり、かつ、一方の筒体
の内壁が他方の筒体の外壁を液密に摺動することによ
り、定量筒内に収容する薬液容量を変化させることが可
能な定量筒およびこれを用いた輸液セットである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薬液の投与量を正
確に設定することが可能な薬液を定量するための定量筒
およびそれを用いた輸液セットに関する。
【0002】
【従来の技術】抗生物質、抗癌剤、狭心症治療剤などの
薬剤を投与する場合、あるいは幼児や子供などへ輸液を
投与する場合は、これらの薬剤や輸液の量が少量である
ことを注意深く守らなければ、患者の生命が危険に曝さ
れることがある。このような、精密な量の薬剤を患者に
投与する場合には従来から、たとえば図6に示すような
透明なプラスチック容器の外周面に目盛りを付した定量
筒(104)を点滴筒(105)の上流側に設けた輸液セット(10
0)が用いられている。しかし、薬剤の種類や患者の症
状、患者の体格、体表面積、病気の症状などにより、そ
の投与量は様々であり、100mL用、250mL用などと
いった投与量別に専用定量筒を使い分ける必要があっ
た。また、定量筒(104)の目盛り(103)を見ながら、上部
クランプ(102)を操作し投与量を調節していた。
【0003】輸液セット(100)を使用する場合、使用者
は薬液収容容器に薬液導入手段(101)を穿通し、薬液を
定量筒(104)内に流入させ、定量筒(104)の目盛り(103)
と薬液の液面を見ながら所定量に達すると、上部クラン
プ(102)を閉じ、次いで点滴筒(105)に薬液を満たし、下
部クランプ(106)を調整し、患者へ薬液の投与を行って
いた。このように、使用者は定量筒(104)の近くで薬液
の液面を確認する必要があり、特に薬液が無色透明な液
体の場合は、液面の確認作業が難しいという問題があっ
た。そこで、定量筒の目盛部に対応した反対側の壁面を
フィルムやテープを用いて着色するとで、薬液の液面を
正確に読みとることを可能にした定量筒付き輸液セット
が提案されている(特開平5−42221号公報)。し
かしながら、この定量筒を用いても、依然として使用者
は定量筒の近くにいて、液面を見ながらクランプ操作を
行う必要があり、作業が繁雑で時間を要していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みてなされたもので、様々な薬液容量に対応でき、任意
に薬液量を正確に設定することが可能な定量筒およびこ
れを用いた輸液セットを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
のために種々鋭意検討の結果、定量筒を上部筒体と下部
筒体の2部品に分割し、伸長自在にすることによって、
薬液容量を変化させることを見出し、本発明に到達し
た。
【0006】すなわち、本発明は、筒体の一端が開放
し、該開放端に係合手段が設けられ、他端に通気孔と流
入口が設けられた上部筒体と、筒体の一端が開放し、該
開放端に係合手段が設けられ、他端に流出口が設けられ
た下部筒体からなる定量筒であって、前記2種の筒体の
一方の筒体の外径が他方の筒体の内径より若干小さく設
けられており、一方の筒体が他方の筒体に挿入されてな
り、かつ一方の筒体の内壁が他方の筒体の外壁を液密に
摺動することにより、定量筒内の薬液容量を変化させる
ことを特徴とする定量筒である。
【0007】また、本発明は、薬液収容容器と連結する
薬液導入手段と、前記定量筒と、前記薬液導入手段と定
量筒の流入口を連結する可撓性チューブと、前記定量筒
の下端に連結する点滴筒と、該点滴筒の下端に連結する
可撓性チューブとからなる輸液セットである。
【0008】本発明の定量筒は上部筒体と下部筒体から
なる。上部筒体は一端が開放し、係合手段が設けられ、
他端は通気孔と流入口が設けられ閉塞している。下部筒
体は一端が開放し、係合手段が設けられ、他端は流出口
が設けられ閉塞している。この上下筒体は、一方の筒体
の外径が他方の筒体の内径より若干小さく設けられ、一
方の筒体が他方の筒体に挿入されている。これにより、
上下筒体の一方の筒体の内壁が他方の筒体の外壁を液密
に摺動することができる。そして、上部筒体と下部筒体
を液密に摺動させるために、上部筒体と下部筒体の間に
シール部材を備えている。このシール部材は、下部筒体
の内壁が上部筒体の外壁を摺動する場合は、前記シール
部材は上部筒体の開放端外周に備えることが好ましい。
さらに、下部筒体の開放端内周にシール部材を備えるこ
とにより確実に液漏れを防ぐことが可能である。また、
下部筒体の外壁を上部筒体の内壁が摺動する場合は、前
記シール部材を下部筒体の開放端外周に備えることが好
ましい。さらに、上部筒体の開放端内周にシール部材を
備えることにより確実に液漏れを防ぐことが可能であ
る。また、本発明の定量筒は、互いに挿入された上部筒
体と下部筒体が伸長したときに、両者が外れないような
係合手段が設けられている。この係合手段は、例えば、
下部筒体の内壁が上部筒体の外壁を摺動する場合は、上
部筒体の開放端外周と下部筒体の開放端内周にそれぞれ
突起を設けて、係合できるような構成にすることが好ま
しい。また、下部筒体の外壁を上部筒体の内壁が摺動す
る場合は、上部筒体の開放端内周と下部筒体の開放端外
周にそれぞれ突起を設けて、係合できる構成にすること
が好ましい。
【0009】上部筒体と下部筒体が挿入されて形成され
る容積は、100〜300mlであることが好ましい。上
下筒体の成形材料としては、内部の薬液を容易に視認可
能な透明な樹脂材料、例えば、ポリプロピレン、ポリカ
ーボネート、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレー
ト、ABS樹脂等が用いられる。シール部材としては、
イソプレンゴムやシリコンゴムなどからなるOリングな
どが好ましい。
【0010】本発明の定量筒の上部筒体は、通気孔と、
薬液導入手段からの薬液を定量筒内に流入させる流入口
を有するが、必要により他の薬液を注入することが可能
な混注部を設けてもよい。通気孔は、外部の雑菌が混入
しないようにフィルターを溶着、接着または嵌合により
配置している。フィルターとしては、気体を透過するが
液体を通しにくい疎水性のフィルターが好ましく、材料
としては例えば、ポリテトラフルオロエチレン、ポリフ
ッ化ビニリデン、ポリプロピレン等が挙げられる。他の
薬液の混注部は、雑菌の混入を防ぐために、該混注口を
カバーする弾性キャップを備えていることが好ましい。
この弾性キャップは複数回の薬液混注が可能なように、
再シール性を有する材料、例えば天然ゴムやイソプレン
ゴムなどを用いることが好ましい。下部筒体は流出口を
有し、該流出口は下部筒体と一体に成形してもよく、又
は流出口を有するキャップを他端に備えた構成であって
もよい。また、該流出口には下端に点滴口を設けてもよ
い。前記キャップの成形材料としては、ポリプロピレ
ン、ポリカーボネイト、ポリスチレン、ポリエチレン、
ポリエチレンテレフタレート、ABS樹脂等が挙げられ
る。
【0011】本発明の定量筒は、収容した薬液量が一目
で分かるように、上部筒体および/または下部筒体の外
周面に目盛り、停止線あるいは標線などが適宜設けられ
ており、収容すべき薬液量を正確に設定することができ
る。例えば、上部筒体に設けられた目盛りと下部筒体に
設けられた標線とが表す数値が定量筒内の容量を示すよ
うに設けることができる。そして、上部筒体に設けられ
た停止線まで薬液を充填すると、目標とする薬液を定量
することができる。また、下部筒体に設けた目盛りに、
上部筒体に設けた目盛りを加算することで、任意の薬液
量を定量することができるようにしてもよい。
【0012】本発明の輸液セットは、薬液収容容器と連
結する薬液導入手段と、本発明の定量筒と、前記薬液導
入手段と定量筒の流入口を連結する可撓性チューブと、
前記定量筒の下端に連結する点滴筒と、該点滴筒の下端
に連結する可撓性チューブとからなる輸液セットであ
る。
【0013】本発明の輸液セットに使用する薬液導入手
段とは、薬液収容容器の取り出し口を刺通可能であるこ
とが好ましい。このような薬液導入手段としては、プラ
スチック針、金属針などが挙げられる。
【0014】本発明の輸液セットに使用する点滴筒は、
一般的に使用される点滴筒が用いられる。点滴筒は、下
部筒体の流出口に点滴口を設けて直接点滴筒を設けても
よく、また、流出口に可撓性チューブを接続して点滴筒
を設けてもよい。点滴筒を形成する材料としては、可撓
性を有する透明な樹脂が好ましく、ポリプロピレン、ポ
リ塩化ビニルなどが挙げられる。その大きさおよび形状
は特に制限されるものではない。
【0015】本発明の輸液セットに使用する可撓性チュ
ーブとしては、ポリ塩化ビニルやポリオレフィン系樹脂
等のチューブが挙げられる。特に精密な定量が要求され
る場合は、薬剤吸着の少ないポリオレフィン系樹脂のチ
ューブが好ましい。
【0016】本発明の輸液セットは可撓性チューブに上
下クランプを備えていることが好ましい。上下クランプ
は、ローラクランプやロバートクランプなどの一般的に
使用されるクランプが用途に応じて用いられる。本発明
において、下部クランプは流量調節をする必要性からロ
ーラクランプを用いることが好ましいが、上部クランプ
はあらかじめ定量筒内で容量設定を行っているため、開
閉機能のみを有するロバートクランプであってもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】次に本発明の一実施態様を図面に
基づいて説明する。図1は本発明の定量筒を備えた輸液
セットを示す平面図、図2は定量筒の拡大断面図、図3
は定量筒の上部筒体と下部筒体の摺動箇所を示す拡大断
面図および図4は本発明の定量筒の目盛りの一例を示す
平面図である。図5は本発明の定量筒の目盛りの他の一
例を示す平面図である。
【0018】図1に示すように、本発明の輸液セット
(1)は、一方の可撓性チューブ(20)の一端に薬液収容容
器と連結する薬液導入手段(10)が設けられ、他方の可撓
性チューブ(50)の一端に注射針(60)が設けられ、この薬
液導入手段(10)と注射針(60)の間に、薬液を定量可能な
定量筒(30)が設けられ、さらに、この定量筒(30)と注射
針(60)の間に、点滴筒(40)が設けられた構成になってい
る。そして、薬液導入手段(10)と定量筒(30)の間に可撓
性チューブ(20)の開閉手段としての上部クランプ(21)を
備えており、薬液収容容器からの薬液流入を制御するこ
とができる。また、点滴筒(40)と注射針(60)の間には、
点滴速度調整手段としての下部クランプ(51)を備えてお
り、点滴筒(40)内での薬液の滴下を確認しながら点滴速
度の調整ができる構成になっている。
【0019】ここで、図1においては、可撓性チューブ
(50)の一端に注射針(60)を備えた構成を例示したが、こ
の構成は目的や用途に応じて注射針、タコ管、ゴム管、
Y字管、コネクター、三方活栓またはこれらを組み合わ
せたものが適宜選択して設けられる。
【0020】定量筒は、図2に示すように、筒体の下部
端が開放し、上部端に通気孔(311)と、薬液導入手段か
らの薬液を定量筒(30)内に流入させる流入口(312)と、
適宜必要な他の薬液を注入すことが可能な混注部(313)
を有した上部筒体と、筒体の上部端が開放し、下部端に
薬液を排出させる流出口(322)を有したキャップ(321)を
備えた下部筒体からなる。図3に示すように、上部筒体
(31)の下部開放端には係合手段(33)としての第1突起(3
31)が設けられ、下部筒体(32)の上部開放端には係合手
段(33)としての第2突起(333)が設けられていて、上部
筒体(31)および下部筒体(32)を伸長位置で係合すること
ができる。また、第1突起(331)および第2突起(333)は
それぞれシール部材としてのOリング(332,334)を備え
ており、上部筒体(31)と下部筒体(32)は互いの内外壁を
液密に摺動することができる。このOリングは、上部筒
体(31)および下部筒体(32)のどちらか一方のみに設けて
もよいが、両方に設けることで確実に液漏れを防ぐこと
が可能である。
【0021】定量筒(30)は、図4および図5に示すよう
に、その外周面に定量筒内の体積に対応した目盛りが着
けられている。例えば、図4に示すように、下部筒体(3
2)に標線(326A)を設け、上部筒体に目盛り(314A)および
停止線(314B)を設けたものが挙げられる。この下部筒体
(32)の標線(326A)と、上部筒体の目盛り(314A)が表す数
値が定量筒内の容量を示すように目盛り(314A)と標線(3
26A)が設けられる。まず、目標とする薬液量の目盛り(3
14A)に標線(326A)の位置を合わせ、その後、上部筒体(3
1)に設けた停止線(314B)まで薬液を流入させる。こうし
て目標とする薬液を正確に定量することができる。ま
た、図5に示すように、下部筒体(32)に下端から増加す
る目盛り(326B)を設け、上部筒体(31)にも目盛り(314C)
を設けて、上部筒体(31)の目盛り(314C)を下部筒体(32)
の目盛り(326B)に加算して、薬液を定量することも可能
である。
【0022】次に、本発明の輸液セット(1)を用いて患
者に薬液投与を行う場合の手順の一例を説明する。な
お、定量筒は図4に示す目盛りを有する定量筒を用いて
操作した時の手順を示す。まず、患者への投与量を確認
し、投与量に応じた薬液量になるように上部筒体(31)と
下部筒体(32)を上下させ、下部筒体(32)の標線(326A)を
上部筒体(31)の目盛り(314A)に合わせて、薬液量を設定
する。次に、図1に示されるように、輸液セット(1)の
薬液導入手段(10)を薬液収容容器の取り出し口に穿刺
し、薬液収容容器を上方に位置させて、上部クランプ(2
1)を開放し、薬液容器内の薬液を定量筒(30)内へと導入
する。そして、上部筒体(31)の停止線(314B)まで薬液が
満たされたら、上部クランプ(21)を閉じる。このとき、
流入口(312)より流入された薬液量に応じて、定量筒(3
0)内の空気は通気孔(311)を通して外部へ排出される。
その後、点滴筒(40)をゆっくり押しつぶしてポンピング
操作を行い、点滴筒(40)の半分まで薬液を満たしたの
ち、下部クランプ(51)を開いて可撓性チューブ(50)内の
エアー抜きを行い、下部クランプ(51)を閉じる。次に、
患者に注射針(60)を刺し、点滴筒(41)内の輸液の滴下速
度を確認しながら、下部クランプ(51)を調節し、薬液を
患者に投与する。
【0023】
【発明の効果】本発明の輸液セットは、様々な薬液量を
自由に設定できるため、精密な薬液管理を必要とする薬
剤を正確に患者に投与することがすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の定量筒を備えた輸液セットを示す平面
図である。
【図2】本発明の定量筒の拡大断面図である。
【図3】本発明の定量筒の上部筒体と下部筒体の摺動箇
所を示す拡大断面図である。
【図4】本発明の定量筒の目盛りの一例を示す平面図で
ある。
【図5】本発明の定量筒の目盛りの他の一例を示す平面
図である。
【図6】従来の定量筒を備えた輸液セットを示す平面図
である。
【符号の説明】
輸液セット 10 薬液導入手段 20 可撓性チューブ 30 定量筒 31 上部筒体 311 通気孔 312 流入口 32 下部筒体 322 流出口 33 係合手段 40 点滴筒 50 可撓性チューブ 60 注射針

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒体の一端が開放し、該開放端に係合手
    段が設けられ、他端に通気孔と流入口が設けられた上部
    筒体と、筒体の一端が開放し、該開放端に係合手段が設
    けられ、他端に流出口が設けられた下部筒体からなる定
    量筒であって、前記2種の筒体の一方の筒体の外径が他
    方の筒体の内径より若干小さく設けられており、一方の
    筒体が他方の筒体に挿入されてなり、かつ一方の筒体の
    内壁が他方の筒体の外壁を液密に摺動することにより、
    定量筒内に収容する薬液容量を変化させることを特徴と
    する定量筒。
  2. 【請求項2】 前記上部筒体の係合手段は外周にシール
    部材を備えた請求項1記載の定量筒。
  3. 【請求項3】 前記下部筒体の係合手段は外周にシール
    部材を備えた請求項1記載の定量筒。
  4. 【請求項4】 前記上部筒体は目盛りおよび停止線をそ
    の外周面に有し、かつ前記下部筒体は標線をその外周面
    に有してなる請求項1記載の定量筒。
  5. 【請求項5】 前記上部筒体および下部筒体はそれぞれ
    目盛りをその外周面に有してなる請求項1記載の定量
    筒。
  6. 【請求項6】 前記定量筒の上部筒体は、さらに他端に
    混注部を有してなる請求項1記載の定量筒。
  7. 【請求項7】 前記通気孔は、疎水性フィルターをその
    上部に備えてなる請求項1記載の定量筒。
  8. 【請求項8】 前記下部筒体の流出口はその下端に点滴
    口を有してなる請求項1記載の定量筒。
  9. 【請求項9】 薬液収容容器と連結する薬液導入手段
    と、請求項1記載の定量筒と、前記薬液導入手段と定量
    筒の流入口を連結する可撓性チューブと、前記定量筒の
    下端に連結する点滴筒と、該点滴筒の下端に連結する可
    撓性チューブとからなる輸液セット。
  10. 【請求項10】 前記2種の可撓性チューブはクランプ
    を備えてなる請求項9記載の輸液セット。
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