JP4009976B2 - コネクター - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、輸液ライン等に薬液を一時的または長期的に注入したり、動・静脈ラインから採血等を行う場合などに用いられる液体混注具およびカテーテル等の輸液手段に接続され、内腔内に設けた針部により薬液等を混注部に流入するコネクターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
中心静脈栄養療法をはじめとする各種の栄養投与中において、他の薬液等を注入する場合、輸液ルートの途中に予め備えておいた別ルートの輸液ラインが接続された混注部を介して行う方法が通常用いられている。この混注部に用いられる手段としては、輸液ラインからの細菌の侵入を防止して感染の機会を減らすことが可能な外部とを遮断するセプタム、つまりゴム状弾性体を有する混注部、例えばY型の液体混注具と、それに接続されるコネクターとが使用されている。
【0003】
図8は従来の代表的なY型の液体混注具およびそれに接続して用いられるコネクターの一部を断面で示した外観図と、その作用説明図である。図において、51はY型の液体混注具の本体を構成するハウジングで、混注口52と流出口53を両端部に有する管状体であり、かつ一般的に中間部に分岐管54が形成されその端部に注入口55を有している。56は混注口52を封止するゴム状弾性体で、混注口52に嵌着されたキャップ57によって混注口52に保持されている。58はハウジング51の外壁に設けられた二条の外ねじ、59はハウジング51の外壁の外ねじ58より分岐管54側に設けられ後述するコネクターのフード部の先端部を塞ぐ段部である。
【0004】
60はハウジング51の基端部である混注口52側に接続されるコネクターで、内径がキャップ57の外径とほぼ等しい有蓋円筒状に形成され、その円筒状の胴部内にハウジング51の混注口52側が摺動かつ回動可能に嵌合され、ハウジング51の外ねじ58に螺合する二条の内ねじ62が内壁に設けられたフード部61と、フード部61の蓋部外側のほぼ中心部に設けられたほぼ円筒状の連結部63と、ほぼ中心部に内腔64aを有し、一方の端部に基部側が内腔64a内に嵌入されてゴム状弾性体56に穿刺される針部65を備え、他方の端部に混注時等に使用される延長チューブ66が接続されて、針部65がフード部61内に位置するように連結部63に連結された接続部64とからなっている。
【0005】
そして、注入口55に延長チューブ67が結合された分岐管54側をメインルートとし、主薬液はこのメインルートを通ってハウジング51の流出口53に結合された延長チューブ68から患者側(血管など)へ投与される。また、図8(b)に示すように、ハウジング51の混注口52側にコネクター60のフード部61を嵌装し、外ねじ58および内ねじ62によりコネクター60をハウジング51に接続させつつゴム状弾性体56に針部65を穿刺させた混注口52側を混注ルートとし、他の薬液は延長チューブ66からこの混注ルートを通ってハウジング51内の主薬液と混合しつつ流出口53に結合された延長チューブ68から患者側(血管など)へ持続的に投与される。
【0006】
他の薬液の投与を終了する場合は、ハウジング51に設けられた外ねじ58とコネクター60の内ねじ62との螺合を緩めて、針部65がゴム状弾性体56から抜ける方向にコネクター60を引っ張り離脱させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来のコネクター60は、他の薬液の投与などを終了するためにY型の液体混注具から離脱する際、コネクター60の延長チューブ66からの薬液が針部65を通ってコネクター60の外部にこぼれ落ちたり、床等に垂れ落ちたりしないように、離脱の前に延長チューブ66をクランプして閉塞し液漏れを防いでいたが、この作業は煩わしいものであった。また、閉塞作業を簡単にするためにコネクター60に延長チューブ66からの薬液の投与を開始または停止するON/OFFスイッチを設けたものもあるが、クランプあるいはスイッチのOFFなどは医療従事者が意図的に行うものであり、例えば輸液中にコネクター60の接続が緩んでハウジング51から外れてしまうなどの事故が発生した場合は、延長チューブ66をクランプして閉塞する等の操作を行うことができないため、針部65からの輸液がベッドや床などに漏れて水浸しなってしまうなどの問題があった。
【0008】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、意図的に接続を解除した場合はもちろんのこと、事故的に接続が外れた場合でも容易に針部からの薬液の漏れを防止することのできるコネクターを提供することを目的としたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るコネクターは、混注口52に外部と遮断するためのゴム状弾性体56が取り付けられた液体混注具のゴム状弾性体56に穿刺される針部6を内腔内に有し、混注口52に接続されるコネクター1であって、混注口52の外側に着脱可能かつ摺動および回動可能に嵌合される有蓋円筒状のフード部2と、フード部2の蓋部外側のほぼ中心部に設けられたほぼ円筒状の連結部4と、先端部が連結部4の内腔4a内に嵌入され、基端部に延長チューブ7が接続されて、内腔8b内に摺動手段が摺動可能に嵌装された接続部8とを備え、接続部8を、底部のほぼ中心部に針部6が挿通される挿通孔8aを有する有底円筒状に形成し、底部内側に針部6が軸方向に摺動および回動可能に挿通されかつ延長チューブ7からの薬液の挿通孔8a側への流出を阻止するシール弁体9を設けるとともに、摺動手段を、先端部側のほぼ中心部に針部6の基部が嵌入され、一方の対向する外側面が接続部8の内腔壁に当接可能で、他方の対向する外側面が接続部8の内腔壁との間で間隙Gを形成可能な保持部材10により構成し、さらに、針部6の保持部材10近傍の側壁に側孔6aを設け、針部6をゴム状弾性体56に穿刺したときに生じる抵抗力により保持部材10を基部側に摺動させて側孔6aをシール弁体9より基部側に位置させ間隙Gを介して延長チューブ7に連通し、延長チューブ7から前記液体混注具への薬液の流路を側孔6aおよび針部6の内腔を介して開放するとともに、針部6をゴム状弾性体56から抜去したときに生じる抵抗力により保持部材10を先端部側に摺動させて側孔6aをシール弁体9内または先端部側に位置させ延長チューブ7との連通を阻止し、延長チューブ7から液体混注具への薬液の流路を遮断するようにしたものである。
【0010】
また、本発明に係るコネクターにおいて、保持部材10は、接続部8の内腔壁に当接可能な対向する外側面が円弧状を呈するほぼ平坦状に形成されているとともに、針部6は、その保持部材10近傍の側壁に設けた側孔6aが複数形成されてなるものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は実施の形態1の断面図、Y型の液体混注具の外観図、それらの作用説明図およびA−A断面図である。なお、図8で説明した従来例と同一部分には同じ符号を付し、説明を省略する。
【0020】
図において、1はY型の液体混注具の本体を構成するハウジング51の基端部である混注口52側に接続されるコネクターで、例えばポリカーボネートまたはやや軟質のポリプロピレンなどの透明なプラスチック材料により構成されている。コネクター1は、内径がハウジング51の混注口52に嵌着されたキャップ57の外径とほぼ等しい有蓋円筒状に形成され、その円筒状の胴部内にハウジング51の混注口52側が摺動かつ回動可能に嵌合され、ハウジング51の外壁に設けられた二条の外ねじ58に螺合する二条の内ねじ3が内壁に設けられたフード部2と、フード部2の蓋部外側のほぼ中心部に設けられ、内腔4aのほぼ中央部に段部4bを有し、先端部側内腔4aが基部側内腔4aより若干大径になるように形成されたほぼ円筒状の連結部4と、連結部4の内腔4a内に摺動可能に嵌装され、先端部側にハウジング51の混注口52を封止するゴム状弾性体56に穿刺される針部6が設けられたスライド体5と、先端部が連結部4に結合された延長チューブ7とにより構成されている。
【0021】
スライド体5は、例えば軟質プラスチックからなり、基部側近傍に軸方向に直交する貫通孔5aが設けられ、先端部側のほぼ中心部に貫通孔5aに連通し針部6の基部側が嵌入される内腔5bが形成されている。また、基部先端側に連結部4の基端部に係止するフランジ部5cが設けられ、先端部先端側に連結部4の段部4bに係止する係止部5dが形成されており、フランジ部5cおよび係止部5dはスライド体5の先端部側および基部側への摺動のストッパーとなっている。そして、コネクター1の未使用時において、スライド体5は、図1(a)に示すように、フランジ部5cが連結部4の基端部に係止し、貫通孔5aが連結部4の内腔4a壁によって閉塞されるように位置されている。
【0022】
このように構成されたこの実施の形態1において、主薬液の輸液中に他の薬液を持続的に混注する場合、まず、患者の血管に留置した留置針の基部(図示せず)に延長チューブ68の先端部を連結し、図1(b)の矢印Xに示すように、主薬液を延長チューブ67からメインルートである注入口55へ送って分岐管54の内腔からハウジンク51の内腔へ送り、ハウジング51の流出口53および延長チューブ68から患者側(血管)に投与する。ついで、図1(b)に示すように、ハウジング51の混注口52側にコネクター1のフード部2を嵌合させつつ、ゴム状弾性体56に針部6をゴム状弾性体56のほぼ中心部に垂直に設けたスリットに沿って穿刺させ、針部6の先端部がゴム状弾性体56を貫通してハウジング51の内腔内に位置するように、ハウジング51の外ねじ58にコネクター1の内ねじ3を螺合させ接続する。
【0023】
この時、貫通孔5aが連結部4の内腔4a壁によって閉塞されるように位置されていたスライド体5は、針部6をゴム状弾性体56に穿刺するときに生じる抵抗力によって後退つまり基部側(図1(b)の矢印Yの方向)に摺動し、係止部5dが連結部4の段部4bに係止することによってその位置に保持され、連結部4の内腔4a壁によって閉塞されていた貫通孔5aは開放し延長チューブ7に連通される。
【0024】
そして、図1(b)の矢印Zに示すように、延長チューブ7からの他の薬液をスライド体5の貫通孔5aから針部6の内腔を通ってハウジング51の内腔へ送り、メインルートからの主薬液とハウジング51の内腔内で混合させつつ流出口53および延長チューブ68から患者側(血管)に持続的に混注する。
【0025】
持続的混注を終了する場合は、ハウジング51の外ねじ58とコネクター1の内ねじ3との螺合を緩めて、針部6がゴム状弾性体56から抜ける方向にコネクター1を引っ張り離脱する。この時、貫通孔5aが延長チューブ7に連通するように位置されていたスライド体5は、針部6をゴム状弾性体56から抜去するときに生じる抵抗力によって前進つまり先端部側(図1(b)の矢印Yの逆方向)に摺動し、フランジ部5cが連結部4の基端部に係止することによってその位置に保持され、延長チューブ7に連通し開放されていた貫通孔5aは連結部4の内腔4a壁によって閉塞し、このスライド体5によって延長チューブ7からの他の薬液の流路が遮断される。
【0026】
このように、コネクター1に、針部6をゴム状弾性体56に穿刺するときに生じる抵抗力によって基部側に摺動し、係止部5dが連結部4の段部4bに係止することによってその位置に保持され、連結部4の内腔4a壁によって閉塞されていた貫通孔5aを開放し延長チューブ7に連通するとともに、針部6をゴム状弾性体56から抜去するときに生じる抵抗力によって先端部側に摺動し、フランジ部5cが連結部4の基端部に係止することによってその位置に保持され、延長チューブ7に連通し開放されていた貫通孔5aを連結部4の内腔4a壁によって閉塞し延長チューブ7からの薬液の流路を遮断するスライド体5を設けたので、意図的にハウジング51との接続を解除した場合はもちろんのこと、事故的に接続が外れた場合でも、スライド体5が先端部側に摺動して貫通孔5aを連結部4の内腔4a壁によって閉塞させ、延長チューブ7からの他の薬液の流路を自動的に遮断することができる。これにより、意図的に接続を解除する前に延長チューブ7をクランプして閉塞する等の操作を行わずに接続を解除することができるため、コネクター1の離脱操作を簡素化することができるとともに、事故的に接続が外れた場合でも自動的に流路が遮断されて薬液漏れのない使い勝手のよいコネクター1を得ることができる。
【0027】
実施の形態2.
図2は本発明に係る実施の形態2の断面図、Y型の液体混注具の外観図およびそれらの作用説明図、図3は図2のB部分の拡大図およびそのC−C断面図で、この実施の形態2は、実施の形態1のスライド体5に代えて、先端部側が実施の形態1に係るコネクター1の連結部4の内腔4a内に嵌入され、基部側に実施の形態1に係る延長チューブ7が結合された接続部8を備えたものである。
【0028】
接続部8は、図3(a)に示すように、有底円筒状に形成され、その底部のほぼ中心部に実施の形態1に係る針部6が挿通される挿通孔8aが設けられており、接続部8の底部内側には、軸方向に針部6が摺動および回動可能に挿通され延長チューブ7からの薬液の挿通孔8a側への流出を阻止するゴムの如き弾性体からなるシール弁体9が設けられている。また、シール弁体9および挿通孔8aに挿通される針部6は、基部側に例えばポリプロピレンなどからなる保持部材10が嵌装され、保持部材10の近傍の側壁にはコネクター1を使用したときに接続部8の内腔8bに連通する複数の側孔6aが設けられている。保持部材10は、図3(b)に示すように、一方の対向する外側面が接続部8の内腔8b壁に当接する円弧状に形成され、他方の対向する外側面が内腔8b壁との間に間隙Gを有するほぼ平坦状に形成されている。また、図3(a)に示すように、保持部材10の先端部側は若干縮径されており、コネクター1の未使用時においては先端部側がシール弁体9に嵌入し、延長チューブ7からの薬液が間隙Gを通って針部6の側孔6aに流れ込むのを阻止している。
【0029】
このように構成されたこの実施の形態2においても、実施の形態1で説明した場合と同様に、主薬液の輸液中に他の薬液を持続的に混注する場合、図2(b)に示すように、ハウジング51の混注口52側にコネクター1のフード部2を嵌合させつつ、ゴム状弾性体56に針部6をスリットに沿って穿刺させ、針部6の先端部がゴム状弾性体56を貫通してハウジング51の内腔内に位置するように、ハウジング51の外ねじ58にコネクター1の内ねじ3を螺合させ接続する。この時、針部6はゴム状弾性体56に穿刺するときに生じる抵抗力によって保持部材10とともに基部側(図3(a)の矢印Yの方向)に摺動し、針部6の側孔6aは接続部8の内腔8b内に位置して内腔8bに連通される。
【0030】
そして、図2(b)および図3(a)の矢印Zに示すように、延長チューブ7からの他の薬液を接続部8の内腔8bおよび間隙Gから針部6の側孔6aを介して針部6の内腔へ送り、さらにハウジング51の内腔へ送って、メインルートからの主薬液とハウジング51の内腔内で混合させつつ流出口53および延長チューブ68から患者側(血管)に持続的に混注する。
【0031】
持続的混注を終了する場合は、ハウジング51の外ねじ58とコネクター1の内ねじ3との螺合を緩めて、針部6がゴム状弾性体56から抜ける方向にコネクター1を引っ張り離脱する。この時、針部6はゴム状弾性体56から抜去するときに生じる抵抗力によって保持部材10とともに先端部側(図3(a)の矢印Yの逆方向)に摺動し、保持部材10の先端部側がシール弁体9に嵌入して針部6の側孔6aはシール弁体9および挿通孔8a側に位置し、内腔8bとの連通が阻止されて延長チューブ7からの他の薬液の流路が遮断される。
【0032】
このように、コネクター1に、針部6をゴム状弾性体56に穿刺するときに生じる抵抗力によって基部側に摺動し、針部6の側孔6aを内腔8b内に位置させて内腔8b等に連通させるとともに、針部6をゴム状弾性体56から抜去するときに生じる摩擦抵抗力によって先端部側に摺動し、針部6の側孔6aをシール弁体9および挿通孔8a側に位置させて内腔8b等との連通を阻止させ、延長チューブ7からの他の薬液の流路を遮断させる接続部8を設けたので、意図的および事故的にハウジング51との接続を解除した場合において、簡単な操作で延長チューブ7からの他の薬液の流路を自動的に遮断することができるコネクター1を得ることができる。
【0033】
実施の形態3.
図4は実施の形態3の断面図、Y型の液体混注具の外観図、D−D断面図およびそれらの作用説明図で、この実施の形態3は、実施の形態1のスライド体5に代えて、先端部側が実施の形態1に係るコネクター1の連結部4の内腔4a内に嵌入され、基部側に実施の形態1に係る延長チューブ7(図示せず)が結合されるとともに、その内腔14aの先端部側に実施の形態1に係る針部6を有するスライド部材11と、ばね保持部材12と、両者11,12の間に介装されるばね部材13とを有する接続部14を備えたものである。
【0034】
スライド部材11は、断面ほぼT字状に形成され、その頭部に軸方向に直交する貫通孔11aが設けられ、軸部のほぼ中心部に貫通孔11aに連通し針部6の基部側が嵌入される内腔11bが形成されており、頭部の貫通孔11aの内側には一対のOリング15,15が嵌装されていて、Oリング15,15によりコネクター1の未使用時における貫通孔11aの接続部14の内腔14aとの連通を阻止している。また、頭部の下面11cは接続部14の内腔14a内に形成された第1の段部14bに当接して係止され、スライド部材11の先端部側への摺動のストッパーとなっている。
【0035】
ばね保持部材12は、底部に凹部12aを有する断面ほぼ凸字状に形成され、そのつば部12bの下面は接続部14の内腔14a内に形成された第2の段部14cに当接して係止され、ばね保持部材12をその位置に保持している。また、ばね保持部材12のつば部12bには、図4(b)に示すように、延長チューブ7からの他の薬液が通過する複数の通過孔12cが設けられている。
【0036】
ばね部材13は、一方の端部がスライド部材11の頭部の上面に結合され、他方の端部がばね保持部材12の凹部12aの底部に結合されており、スライド部材11を先端部側に付勢している。
【0037】
このように構成されたこの実施の形態3においても、実施の形態1で説明した場合と同様に、主薬液の輸液中に他の薬液を持続的に混注する場合、図4(c)に示すように、ハウジング51の混注口52側にコネクター1のフード部2を嵌合させつつ、ゴム状弾性体56に針部6をスリットに沿って穿刺させ、針部6の先端部がゴム状弾性体56を貫通してハウジング51の内腔内に位置するように、ハウジング51の外ねじ58にコネクター1の内ねじ3を螺合させ接続する。この時、ばね部材13によって先端部側に付勢されていたスライド部材11は、針部6をゴム状弾性体56に穿刺するときに生じる抵抗力によってばね部材13を圧縮しながら基部側(図4(c)の矢印Yの方向)に摺動し、貫通孔11aは開放して接続部14の内腔14aおよびばね保持部材12の通過孔12cに連通される。
【0038】
そして、図4(c)の矢印Zに示すように、延長チューブ7からの他の薬液を接続部14の内腔14aおよびばね保持部材12の通過孔12cから貫通孔11aを介して針部6の内腔へ送り、さらにハウジング51の内腔へ送って、メインルートからの主薬液とハウジング51の内腔内で混合させつつ流出口53および延長チューブ68から患者側(血管)に持続的に混注する。
【0039】
持続的混注を終了する場合は、ハウジング51の外ねじ58とコネクター1の内ねじ3との螺合を緩めて、針部6がゴム状弾性体56から抜ける方向にコネクター1を引っ張り離脱する。この時、スライド部材11は針部6をゴム状弾性体56から抜去するときに生じる抵抗力およびばね部材13の付勢力によって先端部側(図4(c)の矢印Yの逆方向)に摺動し、貫通孔11aはOリング15,15によって接続部14の内腔14aとの連通が阻止され、延長チューブ7からの他の薬液の流路が遮断される。
【0040】
このように、コネクター1に、針部6をゴム状弾性体56に穿刺するときに生じる抵抗力によって基部側に摺動し、スライド部材11の貫通孔11aを開放してばね保持部材12の通過孔12cに連通させるとともに、針部6をゴム状弾性体56から抜去するときに生じる抵抗力およびばね部材13の付勢力によって先端部側に摺動し、貫通孔11aをOリング15,15により接続部14の内腔14aとの連通を阻止して、延長チューブ7からの他の薬液の流路を遮断させる接続部14を設けたので、意図的および事故的にハウジング51との接続を解除した場合において、延長チューブ7からの他の薬液の流路を自動的にかつ確実に遮断することができるコネクター1を得ることができる。
【0041】
実施の形態4.
図5は実施の形態4の断面図、Y型の液体混注具の外観図およびそれらの作用説明図で、この実施の形態4は、実施の形態3に係る接続部14において、ばね保持部材12およびばね部材13を省略し、断面ほぼT字状のスライド部材11に代えて、頭部に鋭角な突出部16aを有する断面ほぼ十字状で、そのほぼ中心部に針部6の基部側が嵌入される内腔16bが形成されたスライド部材16を設けるとともに、接続部14の内腔14aのほぼ中間部に軸方向にスリット17aを有しゴムの如き弾性体からなる平面円盤状の弁体17を嵌装し、コネクター1の未使用時においてこの弁体17により延長チューブ7からの他の薬液の流路を遮断するように構成されている。
【0042】
なお、弁体17は接続部14の内腔14aの基部側に嵌入されるほぼ円筒状の弁押さえ部材18によってその位置に保持されており、延長チューブ7は弁押さえ部材18の内腔内に嵌入されて結合される。また、スライド部材16の頭部の下面16cは接続部14の内腔14a内に形成された第1の段部14bに当接して係止され、スライド部材16の先端部側への摺動のストッパーとなっており、頭部の上面16dは弁体17の下面に当接して係止され、スライド部材16の基部側への摺動のストッパーとなっている。
【0043】
このように構成されたこの実施の形態4においても、実施の形態3で説明した場合と同様に、主薬液の輸液中に他の薬液を持続的に混注する場合、図5(b)に示すように、ハウジング51の混注口52側にコネクター1のフード部2を嵌合させつつ、ゴム状弾性体56に針部6をスリットに沿って穿刺させ、針部6の先端部がゴム状弾性体56を貫通してハウジング51の内腔内に位置するように、ハウジング51の外ねじ58にコネクター1の内ねじ3を螺合させ接続する。この時、接続部14の先端部側に位置していたスライド部材16は、針部6をゴム状弾性体56に穿刺するときに生じる抵抗力によって基部側(図5(b)の矢印Yの方向)に摺動して突出部16aが弁体17のスリット17aに沿って貫通し、頭部の上面16dが弁体17の下面に係止することによってその位置に保持されて、針部6の内腔は延長チューブ7に連通される。
【0044】
そして、図5(b)の矢印Zに示すように、延長チューブ7からの他の薬液を針部6の内腔からハウジング51の内腔へ送り、メインルートからの主薬液とハウジング51の内腔内で混合させつつ流出口53および延長チューブ68から患者側(血管)に持続的に混注する。
【0045】
持続的混注を終了する場合は、ハウジング51の外ねじ58とコネクター1の内ねじ3との螺合を緩めて、針部6がゴム状弾性体56から抜ける方向にコネクター1を引っ張り離脱する。この時、接続部14の基部側に位置していたスライド部材16は、針部6をゴム状弾性体56から抜去するときに生じる抵抗力によって先端部側(図5(b)の矢印Yの逆方向)に摺動して突出部16aが弁体17から抜去し、頭部の下面16cが接続部14の第1の段部14bに係止することによってその位置に保持されて、針部6の内腔は弁体17により延長チューブ7との連通が阻止され、延長チューブ7からの他の薬液の流路が遮断される。
【0046】
このように、コネクター1に、針部6をゴム状弾性体56に穿刺するときに生じる抵抗力によって基部側に摺動し、突出部16aが弁体17を貫通して針部6の内腔を延長チューブ7と連通させるとともに、針部6をゴム状弾性体56から抜去するときに生じる抵抗力によって先端部側に摺動し、突出部16aが弁体17から抜去して針部6の内腔の延長チューブ7との連通を弁体17により阻止させ、延長チューブ7からの他の薬液の流路を遮断させる接続部14を設けたので、意図的および事故的にハウジング51との接続を解除した場合において、延長チューブ7からの他の薬液の流路を自動的にかつ確実に遮断することができるコネクター1を得ることができる。
【0047】
実施の形態5.
図6は実施の形態5の外観図、注入用コネクターの外観図および本発明の実施の形態5のE−E断面図、図7は本発明の実施の形態5と注入用コネクターとの作用説明図およびそのF−F断面図である。図において、21は例えばカテーテル(図示せず)の基端部に連結される注入用コネクター31などに接続されるコネクターで、例えばポリカーボネートまたはやや軟質のポリプロピレンなどの透明なプラスチック材料により構成されている。
【0048】
コネクター21は、内径が注入用コネクター31のハウジング32の基部の外径とほぼ等しい有蓋円筒状に形成され、その円筒状の胴部内にハウジング32の基部が摺動かつ回動可能に嵌合されるフード部22と、フード部22の蓋部外側のほぼ中心部に設けられ、内腔23aの先端部近傍に段部23bを有するメスルアー状に形成された連結部23と、連結部23の内腔23a内に摺動可能に嵌装され、有蓋円筒状で先端部24aの外壁の外径が先端に向かって縮径された針状に形成され、基部側近傍の側壁にコネクター21の未使用時において連結部23の内腔23a壁により閉塞される複数の側孔24bを有し、側壁のほぼ中間部に連結部23の段部23bに係止する係止爪24cが設けられた鈍針部24とを備えている。また、フード部22の胴部の先端側には、ほぼト字状の溝部25cを設け、そのほぼ中間部に分岐した溝の端部に係止孔25aを有し、上端部に係合孔25bを形成した係合部25が設けられている。
【0049】
注入用コネクター31のハウジング32は、その内腔内に両端部に注入口33aと流出口33bをそれぞれ有する筒状中空体33が一体に設けられ、注入口33aと内腔基部側との間に、ほぼ中心部に垂直に設けられたスリットを有しこのスリットに沿ってコネクター21の鈍針部24が穿刺されるゴム状弾性体34が固定されている。そして、ハウジング32の基部外壁にはコネクター21の係合部25に係止する突起部32bが設けられており、この突起部32bを係合部25の溝部25cに嵌入して係止孔25aに係止したときは、コネクター21の鈍針部24の先端部24aがゴム状弾性体34に穿刺され、先端部24aが筒状中空体33の注入口33aに嵌入されてその状態が維持される。また、ハウジング32の内腔先端側の内壁には例えばカテーテルの基端部に連結するためのねじ部32cが設けられている。
【0050】
このように構成されたこの実施の形態5において、主薬液の輸液を行う場合、図7に示すように、患者の血管に留置したカテーテルの基端部に連結された注入用コネクター31のハウジング32の基部に、連結部23に延長チューブ(図示せず)が接続されたコネクター21のフード部22を嵌合させつつ、ゴム状弾性体34に鈍針部24の先端部24aをスリットに沿って穿刺させ、注入用コネクター31の突起部32bをコネクター21の係合部25の係止孔25aに係止して、鈍針部24の先端部24aを筒状中空体33の注入口33aに嵌入して維持させる。
【0051】
この時、側孔24bが連結部23の内腔23a壁によって閉塞されるように位置されていた鈍針部24は、ゴム状弾性体56に穿刺するときに生じる抵抗力によって基部側(図7(b)の矢印Yの方向)に摺動し、係止爪24cが連結部23の段部23bに係止することによってその位置に保持され、連結部23の内腔23a壁によって閉塞されていた側孔24bは開放し連結部23に結合された延長チューブ(図示せず)に連通される。
【0052】
そして、図7(b)の矢印Zに示すように、延長チューブからの主薬液を鈍針部24の側孔24bから鈍針部24の内腔を通って筒状中空体33の内腔へ送り、筒状中空体33の流出口33bおよびカテーテルから患者側(血管)に注入する。
【0053】
輸液を終了する場合は、注入用コネクター31の突起部32bとコネクター21の係合部25の係止孔25aとの係止を解除して、鈍針部24の先端部24aがゴム状弾性体34から抜ける方向にコネクター21を引っ張り離脱する。この時、側孔24bが延長チューブに連通するように位置されていた鈍針部24は、ゴム状弾性体34から抜去するときに生じる抵抗力によって先端部側(図7(b)の矢印Yの逆方向)に摺動し、延長チューブに連通し開放されていた側孔24bは連結部23の内腔23a壁によって閉塞し、延長チューブからの主薬液の流路が遮断される。
【0054】
このように、コネクター21に、先端部24aをゴム状弾性体34に穿刺するときに生じる抵抗力によって基部側に摺動し、係止爪24cが連結部23の段部23bに係止することによってその位置に保持され、連結部23の内腔23a壁によって閉塞されていた側孔24bを開放し連結部23に結合された延長チューブに連通するとともに、先端部24aをゴム状弾性体34から抜去するときに生じる抵抗力によって先端部側に摺動し、延長チューブに連通し開放されていた側孔24bを連結部23の内腔23a壁によって閉塞し延長チューブからの薬液の流路を遮断する鈍針部24を設けたので、意図的および事故的に注入用コネクター31との接続を解除した場合において、連結部23に結合された延長チューブからの薬液の流路を自動的に遮断することができる使い勝手のよいコネクター21を得ることができる。
【0055】
なお、上述の実施の形態ではコネクター1をY型の液体混注具に接続し、コネクター21を注入用コネクター31に接続した場合を例示して説明したが、コネクター1を注入用コネクター31に、コネクター21をY型の液体混注具に接続してもよく、それぞれ同様の効果を奏する。
【0056】
【発明の効果】
以上のように本発明に係るコネクターは、混注口52に外部と遮断するためのゴム状弾性体56が取り付けられた液体混注具のゴム状弾性体56に穿刺される針部6を内腔内に有し、混注口52に接続されるコネクター1であって、混注口52の外側に着脱可能かつ摺動および回動可能に嵌合される有蓋円筒状のフード部2と、フード部2の蓋部外側のほぼ中心部に設けられたほぼ円筒状の連結部4と、先端部が連結部4の内腔4a内に嵌入され、基端部に延長チューブ7が接続されて、内腔8b内に摺動手段が摺動可能に嵌装された接続部8とを備え、接続部8を、底部のほぼ中心部に針部6が挿通される挿通孔8aを有する有底円筒状に形成し、底部内側に針部6が軸方向に摺動および回動可能に挿通されかつ延長チューブ7からの薬液の挿通孔8a側への流出を阻止するシール弁体9を設けるとともに、摺動手段を、先端部側のほぼ中心部に針部6の基部が嵌入され、一方の対向する外側面が接続部8の内腔壁に当接可能で、他方の対向する外側面が接続部8の内腔壁との間で間隙Gを形成可能な保持部材10により構成し、さらに、針部6の保持部材10近傍の側壁に側孔6aを設け、針部6をゴム状弾性体56に穿刺したときに生じる抵抗力により保持部材10を基部側に摺動させて側孔6aをシール弁体9より基部側に位置させ間隙Gを介して延長チューブ7に連通し、延長チューブ7から前記液体混注具への薬液の流路を側孔6aおよび針部6の内腔を介して開放するとともに、針部6をゴム状弾性体56から抜去したときに生じる抵抗力により保持部材10を先端部側に摺動させて側孔6aをシール弁体9内または先端部側に位置させ延長チューブ7との連通を阻止し、延長チューブ7から液体混注具への薬液の流路を遮断するので、意図的に接続を解除した場合はもちろんのこと、事故的に接続が外れた場合でも保持部材10が自動的に先端部側に摺動して薬液の流路を遮断することができるため、針部からの薬液漏れを防止することができるコネクターを得ることができる。
【0057】
また、保持部材10は、接続部8の内腔壁に当接可能な対向する外側面が円弧状を呈するほぼ平坦状に形成されているとともに、針部6は、その保持部材10近傍の側壁に設けた側孔6aが複数形成されてなるので、簡単な構造で針部からの薬液漏れ防止(流路の遮断)や流路の開放を行うことができるコネクターを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の断面図、Y型の液体混注具の外観図、それらの作用説明図およびA−A断面図である。
【図2】 本発明に係る実施の形態2の断面図、Y型の液体混注具の外観図およびそれらの作用説明図である。
【図3】 図2のB部分の拡大図およびそのC−C断面図である。
【図4】 実施の形態3の断面図、Y型の液体混注具の外観図、D−D断面図およびそれらの作用説明図である。
【図5】 実施の形態4の断面図、Y型の液体混注具の外観図およびそれらの作用説明図である。
【図6】 実施の形態5の外観図、注入用コネクターの外観図および本発明の実施の形態5のE−E断面図である。
【図7】 実施の形態5と注入用コネクターとの作用説明図およびそのF−F断面図である。
【図8】 従来の代表的なY型の液体混注具およびそれに接続して用いられるコネクターの一部を断面で示した外観図と、その作用説明図である。

Claims (2)

  1. 混注口52に外部と遮断するためのゴム状弾性体56が取り付けられた液体混注具の前記ゴム状弾性体56に穿刺される針部6を内腔内に有し、前記混注口52に接続されるコネクター1であって
    前記混注口52の外側に着脱可能かつ摺動および回動可能に嵌合される有蓋円筒状のフード部2と、
    前記フード部2の蓋部外側のほぼ中心部に設けられたほぼ円筒状の連結部4と、
    先端部が前記連結部4の内腔4a内に嵌入され、基端部に延長チューブ7が接続されて、内腔8b内に摺動手段が摺動可能に嵌装された接続部8とを備え、
    前記接続部8を、底部のほぼ中心部に前記針部6が挿通される挿通孔8aを有する有底円筒状に形成し、前記底部内側に前記針部6が軸方向に摺動および回動可能に挿通されかつ前記延長チューブ7からの薬液の前記挿通孔8a側への流出を阻止するシール弁体9を設けるとともに、前記摺動手段を、先端部側のほぼ中心部に前記針部6の基部が嵌入され、一方の対向する外側面が前記接続部8の内腔壁に当接可能で、他方の対向する外側面が前記接続部8の内腔壁との間で間隙Gを形成可能な保持部材10により構成し、さらに、前記針部6の該保持部材10近傍の側壁に側孔6aを設け、
    前記針部6を前記ゴム状弾性体56に穿刺したときに生じる抵抗力により前記保持部材10を基部側に摺動させて前記側孔6aを前記シール弁体9より基部側に位置させ前記間隙Gを介して前記延長チューブ7に連通し、該延長チューブ7から前記液体混注具への薬液の流路を前記側孔6aおよび針部6の内腔を介して開放するとともに、前記針部6を前記ゴム状弾性体56から抜去したときに生じる抵抗力により前記保持部材10を先端部側に摺動させて前記側孔6aを前記シール弁体9内または先端部側に位置させ前記延長チューブ7との連通を阻止し、該延長チューブ7から前記液体混注具への薬液の流路を遮断するようにしたことを特徴とするコネクター。
  2. 前記保持部材10は、前記接続部8の内腔壁に当接可能な対向する外側面が円弧状を呈するほぼ平坦状に形成されているとともに、前記針部6は、その前記保持部材10近傍の側壁に設けた前記側孔6aが複数形成されていることを特徴とする請求項1記載のコネクター。
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