JPWO2005040616A1 - 揚水ポンプ装置及びその運転制御方法 - Google Patents
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Abstract
Description
(1)ポンプ停止時や保守点検時に、吐出配管303内の水と該吐出配管303の下流側(吐出槽330側)の水が逆流するのを防止する。
(2)吐出弁307を締め切った状態でポンプ300を起動させ、ポンプ300の起動完了後に吐出弁307を徐々に開くことで急激な流量変動を抑制する。
(3)吐出弁307の弁体開度を制御して流量を制御する。
これにより、逆転防止機構の構造を簡単にすることができる。
これにより、ポンプの正回転で逆流する範囲の特性を利用して、吐出配管から吸水槽に落水してくる水の落水流量を容易かつ確実に制御することができる。
これにより、吐出配管内の水位の維持及び制御を、主にポンプの回転速度を制御することで行いつつ、落水が主にバイパス配管内を通過するようにすることで、ポンプの内部を逆流する落水の流量を減少させることができる。
このように、落水がポンプ内を通過しないように、つまり落水の全水量がバイパス配管を通過するようにすることで、ポンプ内を落水が逆流することを防止して、ポンプ内を落水が逆流することによって振動が大きくなることを防止することができる。
ポンプとして、羽根車の翼角度を調整可能な可動翼機構を備えたものを使用した場合は、羽根車の翼角を制御することにより、ポンプの回転速度が一定の状態においても、揚程を低下させ、ポンプの回転速度を低下させた時と同じ効果を得て、落水差を低減させることができる。
例えば揚水ポンプ装置の非常停止時に、逆転防止装置を介して駆動手段が逆転することを防止することで、駆動手段として、逆転を許容できない、ディーゼル機関やガスター分等の、自家発電装置を別途必要としない内燃機関や、機関及び軸受けの構造等の原因で逆転を許容できない電動機を使用することができる。
これにより、揚水運転終了後に、ポンプの正回転を維持することで、容易に吐出配管から吸水槽に落水する水の落水流量を制御することができる。
この場合、ポンプの回転速度を正転に維持しつつ制御し、落水完了後又は逆流によるポンプ逆転の影響が小さくなった段階でポンプを停止する。
これにより、吐出配管内の水位の維持及び制御を、主にポンプの回転速度を制御することで行いつつ、落水が主にバイパス配管内を通過するようにすることで、ポンプ内部を逆流する落水の流量を減少させることができる。
これにより、落水が主にバイパス配管内を通過するようにした状態で、吸水槽に落水してくる水の落水流量を容易に制御することができる。
図3は、本発明の実施の形態にかかる揚水ポンプ装置1−1の全体概略構成図である。
図3に示す揚水ポンプ装置1−1は、例えば、大深度排水ポンプ場に用いる揚水ポンプ装置であり、雨水等を集水する吸水槽10と、吸水槽10よりも高い位置に設置される吐出槽20と、吸水槽10内の水を吐出槽20に揚水するポンプ30を備えている。更に、揚水ポンプ装置1−1は、ポンプ30の吸込側と吸水槽10との間を接続する吸水配管40と、ポンプ30の吐出側と吐出槽20との間を接続する吐出配管50と、ポンプ30を駆動する駆動手段60と、駆動手段60とポンプ30の間に接続されて駆動手段60の駆動回転速度を変速(減速)する変速機(減速機)70と、吐出配管50の端部を接続した吐出槽20の下流側に設置されるオーバーフロー機構80と、駆動手段60(または、流体継手等の変速機能を有する変速機70)の運転回転速度を制御する制御装置90を備えている。
【0014】 本発明の好ましい一態様において、前記落水流量制御手段は、前記ポンプの正回転を維持しつつ該ポンプの回転速度を制御する。
これにより、ポンプの正回転で逆流する範囲の特性を利用して、吐出配管から吸水槽に落水してくる水の落水流量を容易かつ確実に制御することができる。
【0015】 本発明の好ましい一態様において、揚水ポンプ装置は、前記ポンプをバイパスして該ポンプの上流側と下流側とを接続するバイパス配管を更に有し、前記落水流量制御手段は、前記バイパス配管を通過する落水流量を調整し、前記ポンプの正回転を維持しつつ該ポンプの回転速度を制御する。
これにより、吐出配管内の水位の維持及び制御を、主にポンプの回転速度を制御することで行いつつ、落水が主にバイパス配管内を通過するようにすることで、ポンプの内部を逆流する落水の流量を減少させることができる。
【0016】 前記ポンプの回転速度を、落水が該ポンプ内を通過しないように制御することが好ましい。
このように、落水がポンプ内を通過しないように、つまり落水の全水量がバイパス配管を通過するようにすることで、ポンプ内を落水が逆流することを防止して、ポンプ内を落水が逆流することによって振動が大きくなることを防止することができる。
【0017】 本発明の好ましい一態様において、前記ポンプとして、羽根車の翼角度を調整可能な可動翼機構を備えたものを使用し、前記落水流量制御手段は、前記羽根車の翼角度を調整する。
ポンプとして、羽根車の翼角度を調整可能な可動翼機構を備えたものを使用した場合は、羽根車の翼角を制御することにより、ポンプの回転速度が一定の状態においても、揚程を低下させ、ポンプの回転速度を低下させた時と同じ効果を得て、落水差を低減させることができる。
【0018】 本発明の好ましい一態様において、揚水ポンプ装置は、前記駆動手段が逆転するのを防止する逆転防止装置を更に有する。
例えば揚水ポンプ装置の非常停止時に、逆転防止装置を介して駆動手段が逆転することを防止することで、駆動手段として、逆転を許容できない、ディーゼル機関やガスタービン等の、自家発電装置を別途必要としない内燃機関や、機関及び軸受けの
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続した吐出槽20の下流側に設置されるオーバーフロー機構80と、駆動手段60(または、流体継手等の変速機能を有する変速機70)の運転回転速度を制御する制御装置90を備えている。
【0025】 ポンプ30は、ケーシング内に設置された羽根車31を備え、ケーシングから突出するポンプ軸33によって回転駆動されるように構成されている。ポンプ軸33は、変速機(減速機)70に接続されている。変速機70は、この例では、図18に示すように、駆動手段60の出力軸61に連結棒62を介して接続される入力軸71と、ポンプ軸33(図3参照)に連結棒72を介して連結される出力軸73を有している。この例では、変速機70にブレーキ130からなる逆転防止装置が設置されている。
【0026】 このブレーキ(逆転防止手段)130は、変速機70のハウジングから上方に突出する出力軸73の上端に固着したブレーキディスク131と、このブレーキディスク131の周縁部に上下に位置して配置された一対のブレーキパッド132を有している。そして、例えば駆動機非常停止信号や駆動機軸に設置して該駆動機軸の回転速度を検出する低速検出器からの停止信号により、ブレーキパッド132を互いに近接する方向に移動させ、ブレーキディスク131の周縁部に圧接させて変速機70の出力軸73の回転を停止させることで、駆動手段60の逆転を防止するようになっている。
【0027】 この例では、駆動手段60の逆転を防止する逆転防止手段としてのブレーキ130を備えることで、駆動手段60として、大きな逆転を許容できない、ディーゼル機関やガスタービン等の、自家発電装置を別途必要としない内燃機関を使用することができる。駆動手段60として、電動機を用いてもよく、この場合、電動機の回転速度は、例えば、VVVFや二次抵抗方式により制御される。また、駆動手段60の逆転を防止する逆転防止手段としてブレーキ130を備えることによって、機関及び軸受けの構造等の原因で逆転を許容できない電動機の使用が可能となる。
【0028】 なお、羽根車31として、翼角度を調整可能な可動翼機構を備えたものを使用しても良く、この場合、羽根車の翼角を制御することにより、ポンプの回転速度が一定の状態においても、揚程を低下させ、ポンプの回転速度を低下させた時と同じ効果を得て、落水差を低減させることができる。
【0029】 吐出配管50は、ポンプ30から上方に伸びて吐出槽20にその吐出口を上向きに開
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の水位の水位差:H1)となるようにする。この実施の形態では、吐出配管50の吐出口の高さと堰81の高さが一致しているので、吐出配管50内の水位は、堰81によって吐出槽20内に残された水の水位と同じ水位となる。言い換えれば、吐出配管50内の水位が吐出口を満たす水位と同じになるように、羽根車31の回転速度を制御装置90によって制御する。これによって、吐出配管50内で吐出側及び吸込側に向かって移動する水の流量Q1はQ1=±0となる。
【0034】 吐出配管50内の水位と吸水槽10の水位の水位差がH1になったことを圧力検出器55が検出すると、図4Bに示すように、制御装置90はポンプ30の羽根車31の回転速度をN1(正転)からN2(正転)に減少させ(N1>N2)、これによって、吐出配管50内の水の水位を、吐出配管50の吐出口よりも落水差h2分だけ低下させ、この落水差h2分の水(総逆流容量V2)を落水流量Q2として吸水槽10に逆流させる。これによって、吐出配管50内の水の水位と吸水槽10内の水の水位との水位差はH2(H1>H2)になる。このとき、逆流する総逆流容量V2は、吐出配管50内にある水の総量に比べてかなり少ないので、落水流量Q2は少なく、例え正転しているポンプ30内を水が逆流しても問題は生じない。言い換えれば、正転しているポンプ30内を水が逆流しても問題ない落水流量Q2となるように、ポンプ30の羽根車31の回転速度を制御する。
【0035】 同様に、吐出配管50内の水位と吸水槽10の水位の水位差がH2になったことを圧力検出器55が検出すると、図5Aに示すように、制御装置90は、ポンプ30の羽根車31の回転速度をN2(正転)からN3(正転)に減少させ(N2>N3)、これにょって、吐出配管50内の水の水位を、さらに落水差h3分だけ低下させ、落水差h3分の水(総逆流容量V3)を落水流量Q3として吸水槽10に逆流させる。これによって、吐出配管50内の水の水位と吸水槽10内の水の水位との水位差はH3(H2>H3)になる。このとき逆流する総逆流容量V3は、吐出配管50内にある水の総量に比べてかなり少ないので、落水流量Q3は少なく、たとえ正転しているポンプ30内を水が逆流しても問題は生じない。言い換えれば、正転しているポンプ30内を水が逆流しても問題ない落水流量Q3となるように、ポンプ30の羽根車31の回転速度を制御する。
【0036】 そして、吐出配管50内の水位と吸水槽10の水位の水位差がH3になったことを圧
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キの代わりに、図19に示すように、変速機70の出力軸73に固定される内輪140と、この内輪140の周囲を囲繞する位置に固定して配置される外輪141と、この内輪140と外輪141との間に内輪140の一方向への回転を許容し、他方向への回転を阻止するスプラグ142を配置したスプラグクラッチ143等の一方向クラッチで逆転防止機構を構成してもよい。この場合、ポンプ30が逆転しようとすると、変速機70の出力軸73がスプラグクラッチ143等の一方向クラッチでロックされて回転を停止し、これによって、内燃機関や原動機からなる駆動手段60の逆転が防止される。
【0064】 また、図20に示すように、変速機70として、変速機70の入力軸71と出力軸73との間に、逆転防止機構としてクラッチ145を配置してものを使用し、前述のブレーキの場合と同様に、例えば駆動機非常停止信号や駆動機軸に設置して該駆動機軸の回転速度を検出する低速検出器からの停止信号により、クラッチ145を切り、変速機70の出力軸73から入力軸71に回転が伝わらないようにして、内燃機関や原動機からなる駆動手段60の逆転を防止するようにしてもよい。
【0065】 以上本発明の実施の形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載がない何れの形状や構造であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。例えば、上記実施の形態では駆動手段60として内燃機関を用いたが、その代わりに電動機等、他の駆動手段を用いても良い。
【0066】 また上記実施の形態では、逆流規制機構として、吐出配管50から吐出槽20内に吐出された水がオーバーフローするオーバーフロー機構80等を用いたが、これら以外の各種構造の逆流規制機構を設置しても良い。要は、吐出槽内に揚水した水の吐出配管内へのへの逆流を規制する機構であればどのような機構であってもよい。
産業上の利用の可能性
【0067】 本発明は、雨水排水ポンプ場等に使用され、吐出弁や逆止弁を省略することができて低コスト化が図れると共に、揚水運転終了後の落水による振動、騒音を抑制できる揚水ポンプ装置及びその運転制御方法に関する。
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Claims (14)
- 吸水槽と、
吐出槽と、
前記吸水槽内の水を前記吐出槽に揚水するポンプ及びポンプの吐出側に接続される吐出配管と、
前記ポンプを駆動する駆動手段と、
前記吐出槽に揚水した水の前記吐出配管方向への逆流を規制する逆流規制機構と、
揚水運転が終了した際に前記吐出配管から前記吸水槽に落水してくる水の落水流量を制御する落水流量制御手段とを具備することを特徴とする揚水ポンプ装置。 - 前記逆流規制機構は、前記吐出槽内に設けた堰を有するオーバーフロー機構からなることを特徴とする請求項1に記載の揚水ポンプ装置。
- 前記逆流規制機構は、前記吐出配管の末端に設けた逆流防止弁からなることを特徴とする請求項1に記載の揚水ポンプ装置。
- 前記逆流規制機構は、前記吐出配管に設けたサイフォン配管部からなることを特徴とする請求項1に記載の揚水ポンプ装置。
- 前記落水流量制御手段は、前記ポンプの正回転を維持しつつ該ポンプの回転速度を制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の揚水ポンプ装置。
- 前記ポンプをバイパスして該ポンプの上流側と下流側とを接続するバイパス配管を更に有し、
前記落水流量制御手段は、前記バイパス配管を通過する落水流量を調整し、前記ポンプの正回転を維持しつつ該ポンプの回転速度を制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の揚水ポンプ装置。 - 前記ポンプの回転速度を、落水が該ポンプ内を通過しないように制御することを特徴とする請求項6に記載の揚水ポンプ装置。
- 前記ポンプとして、羽根車の翼角度を調整可能な可動翼機構を備えたものを使用し、前記落水流量制御手段は、前記羽根車の翼角度を調整することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の揚水ポンプ装置。
- 前記駆動手段が逆転するのを防止する逆転防止装置を更に有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の揚水ポンプ装置。
- 吸水槽内の水を、ポンプ及びポンプの吐出側に接続される吐出配管によって吐出槽に揚水する揚水ポンプ装置の運転制御方法において、
前記揚水運転終了後に、前記ポンプの正回転を維持しつつ該ポンプの回転速度を制御することで、前記吐出配管から前記吸水槽に落水する水の落水流量を制御することを特徴とする揚水ポンプ装置の運転制御方法。 - 前記揚水運転終了後に正回転させるポンプの回転速度を減少していくことで、前記吐出配管内または前記吐出槽内の水の水位を低くしていくことを特徴とする請求項10に記載の揚水ポンプ装置の運転制御方法。
- 吸水槽内の水を、ポンプ及びポンプの吐出側に接続される吐出配管によって吐出槽に揚水する揚水ポンプ装置の運転制御方法において、
揚水運転終了後に前記ポンプの上流側と下流側とを接続するバイパス配管を通じて前記吐出配管内の水を前記吸水槽に落水させると同時に、前記ポンプの正回転を維持しつつ該ポンプの回転速度を制御することを特徴とする揚水ポンプ装置の運転制御方法。 - 前記ポンプの回転速度を、落水が該ポンプ内を通過しないように制御することを特徴とする請求項12に記載の揚水ポンプ装置の運転制御方法。
- 前記揚水運転終了後に正回転させるポンプの回転速度は、低下していく吐出配管内の水位をその都度維持する回転速度であることを特徴とする請求項13に記載の揚水ポンプ装置の運転制御方法。
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