JPWO2005009012A1 - 折り畳み式携帯電話装置 - Google Patents

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Abstract

着信履歴を記憶する記憶部と、着信履歴読み出し部と、表示部と、筐体の開閉検出部と、前記開閉検出部が筐体が開いたことを検出したときに自動的に発呼する自動発呼部とを有し、着信履歴を記憶部から読み出して表示部に表示した状態で、開閉検出部が筐体が開いたことを検出すると、表示部に表示した相手先に自動的に発呼するようにした。また、筐体を開けたときに自動的に発呼する相手を、予め電話帳データとして登録されているメンバーに限定したり、電話帳データ中の一部のメンバーだけに限定したりできるようにしている。

Description

本発明は、自動発呼機能を有する折り畳み式携帯電話装置に関する。
既に一部で実用化されている折り畳み式携帯電話装置は次のような通話制御方法を備えている。この折り畳み式携帯電話装置は、筐体の開閉状態を検出する開閉検出部を有しており、筐体が閉じた状態で着信しているときに開閉検出部が筐体が開いたことを検出すると通話を開始する。また、通話中に開閉検出部が筐体が閉じたことを検出すると、この折り畳み式携帯電話装置は終話する(例えば、特開平1−80145号)。
図14は上記従来の折り畳み式携帯電話装置の着信時および終話時のタイミングチャートである。
図14は上から順に、着信信号の有/無の状態と、筐体の開/閉の状態、通話有/無の状態を示している。図14で筐体が閉じているときに発呼者がAのタイミングからCのタイミングに至る時間、例えば10秒間だけ電話をかけてくるとして説明する。従来の折り畳み式携帯電話装置がAのタイミングで着信を受け、着信状態が続いているBのタイミングで折り畳み式携帯電話装置の使用者が筐体が開くと、開閉検出部が状態を検出して、折り畳み式携帯電話装置は着信状態から通話状態に切り替わる。
その後、使用者が通話中のDのタイミングで筐体を閉じると、開閉検出部が状態を検出して終話処理を行い、通話が終了する。
このように開閉検出部が通常の電話機のフックスイッチの代わりをするので、従来の折り畳み式携帯電話装置では、使用者がいちいち筐体を開いて通話開始ボタンや終話ボタンを押さずに通話することが可能であった。
しかし、着信状態が続いているときに使用者が筐体を開かなければ通話を開始することができないため、使用者の筐体を開くタイミングが遅れたときは、既に着信が切れていたということがあった。
使用者が筐体を開くタイミングが遅れたときは、筐体を開けた状態で使用者は着信履歴を読み出し、相手を確認して、通話開始ボタンを押して電話をかけ直すという一連の操作を必要とした。
本発明は、折り畳み式携帯電話装置が筐体を閉じた状態で着信があり、使用者が筐体を開く前に着信が切れたとしても、使用者は筐体を開くだけで、表示部に表示している着信履歴の電話番号に自動的に発呼することができるという使い勝手の良い折り畳み式携帯電話装置を提供することを第一の目的としている。
また本発明は、使用者が筐体を閉じた状態で電話帳データを読み出して表示部に表示し、使用者が筐体を開くことによって表示している電話番号に自動的に発呼することができる携帯電話装置を提供することを第二の目的としている。
また本発明は、筐体を閉じた状態で折り畳み式携帯電話装置が着信した相手の着信履歴を表示したとしても、着信した相手の電話番号が折り畳み式携帯電話装置の電話帳記憶部の電話帳データに登録されていない場合には、筐体を開いても折り畳み式携帯電話装置が自動的に発呼しないようにして、見ず知らずの発呼者からの着信に対して自動的に発呼することのない折り畳み式携帯電話装置を提供することを第三の目的としている。
また本発明は、筐体を閉じた状態で着信した相手の着信履歴あるいは電話帳データを折り畳み式携帯電話装置が表示したとしても、その着信した相手の着信履歴あるいは電話帳データが、筐体を開くことによって自動的に発呼してよい相手であるとして電話帳記憶部に登録した自動発呼用電話番号でない場合には、使用者が筐体を開いても自動的に発呼しないようにした折り畳み式携帯電話装置を提供することを第四の目的としている。
本発明の折り畳み式携帯電話装置は、着信履歴を記憶する記憶部と、着信履歴読み出し部と、表示部と、筐体の開閉状態を検出する開閉検出部と、前記開閉検出部が筐体が開いたことを検出したときに自動的に発呼する自動発呼部とを有し、着信履歴を記憶部から読み出して表示部に表示した状態で開閉検出部が筐体が開いたことを検出すると、表示部に表示した着信履歴の電話番号に自動的に発呼する。
また本発明の折り畳み式携帯電話装置は、電話帳データを記憶する電話帳記憶部と、電話帳データ読み出し部と、表示部と、筐体の開閉検出部と、開閉検出部が筐体が開いたことを検出したときに自動的に発呼する自動発呼部とを有し、電話帳データを電話帳記憶部から読み出して表示部に表示した状態で開閉検出部が筐体が開いたことを検出すると、表示部に表示した電話帳データの電話番号に自動的に発呼する。
更に本発明の折り畳み式携帯電話装置は、着信履歴を記憶する記憶部と、電話帳データを記憶する電話帳記憶部と、記憶部から読み出した着信履歴の電話番号を電話帳記憶部に記憶してある電話帳データと照合する電話番号照合部とを設け、記憶部から読み出した着信履歴の電話番号が電話帳記憶部に記憶してある電話帳データと一致することが確認された状態で開閉検出部が筐体が開いたことを検出すると、表示部に表示した着信履歴の電話番号に自動的に発呼する。
そして本発明の折り畳み式携帯電話装置は、使用者が筐体を開いたときに自動的に発呼する電話番号が自動発呼用電話番号として登録された電話帳記憶部と、記憶部または電話帳記憶部から読み出されて表示部に表示されている電話番号を自動発呼用電話番号と照合する自動発呼用電話番号照合部とを有し、表示部に表示されている電話番号が自動発呼用電話番号であることが確認された状態で開閉検出部が筐体が開いたことを検出すると、表示部に表示された電話番号に自動的に発呼する。
本発明の折り畳み式携帯電話装置は、着信履歴が記憶部から読み出されて表示部に表示された状態で、開閉検出部が筐体が開いたことを検出すると、表示部に表示された着信履歴の電話番号に自動的に発呼するよう構成している。
したがって、着信中に使用者が筐体を開かなかったとしても、筐体を閉じた状態で使用者が着信履歴を見て着信した相手を確認してから筐体を開くことによって自動的に発呼することができるという利点がある。
また本発明の折り畳み式携帯電話装置は、電話帳データを電話帳記憶部から読み出して表示部に表示した状態で開閉検出部が筐体が開いたことを検出すると、表示部に表示された電話帳データの電話番号に自動的に発呼するよう構成している。
したがって、筐体を閉じた状態で使用者は電話帳データを読み出して表示し、使用者が筐体を開くことによって表示部に表示された相手に折り畳み式携帯電話装置は自動的に発呼することができるという利点がある。
更に本発明の折り畳み式携帯電話装置は、記憶部から読み出された着信履歴の電話番号が電話帳記憶部に記憶してある電話帳データであることが確認された状態で開閉検出部が筐体が開いたことを検出すると、表示部に表示された着信履歴の電話番号に自動的に発呼するよう構成している。
したがって、使用者が筐体を開くことにより見知らぬ相手からの着信に対して折り畳み式携帯電話装置が簡単に自動発呼してしまわないようにすることができる。特に、無差別に電話をかけてきたいたずら電話の電話番号を表示しているときに筐体を開けたとしても折り畳み式携帯電話装置は自動的に発呼しないという利点がある。
そして本発明の折り畳み式携帯電話装置は、記憶部または電話帳記憶部から読み出されて表示部に表示されている電話番号が自動発呼用電話番号であることが確認された状態で開閉検出部が筐体が開いたときに自動的に発呼するよう構成している。
したがって、自動発呼用電話番号として登録した電話番号に対してだけ使用者は筐体を開いて自動的に発呼でき、登録した電話番号でないときには自動的に発呼しないという使い方ができるという利点がある。
図1は本発明の実施例1の折り畳み式携帯電話装置の筐体を閉じた状態の外観図である。
図2は本発明の実施例1の折り畳み式携帯電話装置の筐体を開いた状態の外観図である。
図3は本発明の実施例1の折り畳み式携帯電話装置の断面図である。
図4は本発明の実施例1の折り畳み式携帯電話装置のブロック図である。
図5は本発明の実施例1の折り畳み式携帯電話装置の動作を示したフローチャートである。
図6は本発明の実施例1の折り畳み式携帯電話装置の筐体を閉じた状態の外観図である。
図7は本発明の実施例2の折り畳み式携帯電話装置のブロック図である。
図8は本発明の実施例2の折り畳み式携帯電話装置の筐体を閉じた状態の外観図である。
図9は本発明の実施例2の折り畳み式携帯電話装置の動作を示したフローチャートである。
図10は本発明の実施例3の折り畳み式携帯電話装置のブロック図である。
図11は本発明の実施例3の折り畳み式携帯電話装置の記憶部の記憶内容を示す図である。
図12は本発明の実施例4の折り畳み式携帯電話装置の筐体を開いた状態の外観図である。
図13は本発明の実施例4の折り畳み式携帯電話装置の筐体を閉じた状態の外観図である。
図14は従来の折り畳み式携帯電話装置の着信時のタイミングチャートである。
図面の参照符号の一覧表
17 第一のキー操作部
18 全体制御部
21 ヒンジ
22 第一の筐体
23 第二の筐体
19 記憶部
25 第一の表示部
27 第二の表示部
40 電話番号照合部
50 自動発呼用電話番号照合部
190 無線制御部
191 受信部
192 送信部
193 アンテナ
217 第二のキー操作部
219 電話帳記憶部
221 開閉検出部
222 磁石
223 スピーカー
224 マイクロフォン
以下、本発明の実施例について、図面を用いて説明する。
以下、本発明の実施例1の折り畳み式携帯電話装置100について、図面を参照して具体的に説明する。図1は、本発明の実施例1の折り畳み式携帯電話装置100の筐体を閉じた状態の外観図である。図2は筐体を開いた状態の外観図である。
折り畳み式携帯電話装置100は、図1と図2に示す通り、第一の筐体22の上方に第二の筐体23はヒンジ21で開閉自在に支承されている。第一の筐体22は、電話番号等を入力するためのテンキーなどの第一のキー操作部17と送話器として機能するマイクロフォン224を有している。
また、第一の筐体22の側面は、第二の筐体23を閉じた状態でも外から操作することができる第二のキー操作部217を有している。第二の筐体23は、受話器として機能するスピーカー223と第二の筐体23の内側にカラー液晶表示装置などを用いた第一の表示部25を、そして外側に第二の表示部27を有している。
折り畳み式携帯電話装置100を携行するときは、第一の筐体22に対して第二の筐体23を閉じて折り畳んだ形でポケットや鞄等に入れて携行する。
折り畳み式携帯電話装置100が折り畳まれた状態で着信を受信すると、第二の筐体23に内蔵されているスピーカー223が着信音を発し着信を知らせる。また、第二の筐体23の第二の表示部27は、電話をかけてきた相手(発呼者)の電話番号を表示する。
なお、着信した相手が折り畳み式携帯電話装置100の電話帳記憶部に登録されている相手であり、電話番号に対応する名前や顔画像のデータが記憶されていれば、折り畳み式携帯電話装置100は電話番号とともにあるいは電話番号の代わりに名前や顔画像を表示する。
図3は本発明の実施例1の折り畳み式携帯電話装置100の概略断面図である。
折り畳み式携帯電話装置100は、第一の筐体22から延びているアームの先のヒンジ21に、第二の筐体23を開閉自在に支承している。第一の筐体22は、折り畳み式携帯電話装置100の本体基板215を有している。
本体基板215は、全体制御部18、記憶部19、無線部220の各回路や第一のキー操作部17、マイクロフォン224、ホール素子等を用いた開閉検出部221、図示しない電話帳記憶部219等を実装している。
第二の筐体23は、内側に第一の表示部25と、開閉検出用の永久磁石222と、受話器として機能するスピーカー223を有し、外側に第二の表示部27を有している。第一の表示部25と第二の表示部27の間には、照明用のバックライト9を備えている。
なお、接続用フレキシブル基板3は第一の表示部25と第二の表示部27を接続し、共通のドライバー回路4は第一の表示部25と第二の表示部27を駆動している。
第一の表示部25と、バックライト9と、スピーカー223は、一部図示していないが、先端が分岐した制御用フレキシブル基板216にそれぞれ接続されており、制御用フレキシブル基板216の他端は第一の筐体22内の本体基板215に接続している。
図4は上記本発明の実施例1の折り畳み式携帯電話装置100の概略ブロック図である。
図4で破線の枠は、第一の筐体22と第二の筐体23をそれぞれ示す。全体制御部18は、折り畳み式携帯電話装置100の全体的な動作を制御する。
また、全体制御部18は、第一の表示部25と第二の表示部27、開閉検出部221、第一のキー操作部17、第二のキー操作部217、無線部220に接続されている。無線部220は、無線通信を制御する無線制御部190、受信部191、送信部192,アンテナ193から構成される。
さらに、全体制御部18は、着信した発呼者電話番号の着信履歴等を記憶する記憶部19、電話番号と名前そして電話番号に対応する顔画像等の電話帳データを記憶する電話帳記憶部219、音声処理部230に接続されている。
音声処理部230は、無線制御部190、着信報知器や受話器として機能するスピーカー223、送話器として機能するマイクロフォン224に接続されている。
本発明の実施例1の折り畳み式携帯電話装置100は、使用者が第一のキー操作部17を押すことによって、図示しない電池電源から電源が全体制御部18と無線部220に供給されると、無線部220が、図示しない携帯電話網の基地局と制御信号を間欠送受信し、折り畳み式携帯電話装置100は着信待ち受け状態になる。
第二の筐体が閉じているときに折り畳み式携帯電話装置100が着信を受信すると、全体制御部18は、着信した電話番号を記憶部19に記憶するとともに、折り畳み式携帯電話装置100は、着信している発呼者の電話番号を第二の筐体23の第二の表示部27に表示する。また、その電話番号に対応する電話帳データが電話帳記憶部219に存在すれば、折り畳み式携帯電話装置100は第二の筐体23の第二の表示部27に、着信している発呼者の名前、顔画像を表示する。
折り畳み式携帯電話装置100が着信を受信しているときに使用者が第二の筐体23を開けば、開閉検知部221が状態を検出し折り畳み式携帯電話装置100は通話を開始する。着信しているときに使用者が第二の筐体23が開かなければ、折り畳み式携帯電話装置100は第二の筐体23の第二の表示部27に「着信あり」と表示する。折り畳み式携帯電話装置100が第二の筐体2を閉じた状態であって、且つ着信を受信していない状態である場合に、使用者が第二のキー操作部217を押すと、全体制御部18は着信履歴を記憶部19から読み出して第二の表示部27に表示する。
折り畳み式携帯電話装置100が着信履歴を複数有すれば、使用者が第二のキー操作部217を一回押す毎に、折り畳み式携帯電話装置100は着信履歴データを順次表示する。
折り畳み式携帯電話装置100が第二の表示部27に記憶部19から読み出した着信履歴を表示しているときに開閉検出部221が第二の筐体23が開いたことを検出すると、全体制御部18は、無線部220を用いて、表示していた相手の電話番号に発呼する。
また、本発明の実施例1の折り畳み式携帯電話装置100は、筐体を閉じた状態で使用者が第二のキー操作部217を押して電話帳記憶部219から電話帳データを読み出し、第二の筐体23の第二の表示部27に表示する。
折り畳み式携帯電話装置100が電話帳データを複数有すれば、使用者が第二のキー操作部217を一回押す毎に、折り畳み式携帯電話装置100は電話帳のデータを順送りして表示する。そして、希望する相手が折り畳み式携帯電話装置100に表示されたときに、使用者が第二の筐体23を開くと、折り畳み式携帯電話装置100は自動的に表示された相手の電話番号に発呼する。
図5は折り畳み式携帯電話装置100が第二の筐体23を閉じた状態で、着信する動作と発呼する動作を示すフローチャートである。
使用者が折り畳み式携帯電話装置100の電源を入れると、無線部220が起動し、折り畳み式携帯電話装置100は図示しない基地局との間で制御信号の間欠受信を行い、着信待ち受け状態になる(ステップS1)。
第二の筐体23が閉じているときに折り畳み式携帯電話装置100が着信を受信すると、スピーカー223は着信音を発し、折り畳み式携帯電話装置100は第二の表示部27に着信した発呼者電話番号などの着信表示をする(ステップS2)。
使用者が第二の筐体23を開くと(ステップS3)、開閉検出部221は第二の筐体23が開いたことを検出し、全体制御部18は、無線制御部190に通話を開始させる(ステップS4)。
相手が終話するか、使用者が折り畳み式携帯電話装置100の第二の筐体23を閉じると終話し(ステップS5)、折り畳み式携帯電話装置100はステップS1の着信待ち受け状態に戻る。
ステップS2で折り畳み式携帯電話装置100が着信を受信しないときに、使用者が第二のキー操作部217を用いて、第二の表示部27が電話帳データを表示するモードを選択すると(ステップS6)、電話帳記憶部219から電話帳データが読み出されて、第二の表示部27に電話番号、名前、顔画像等の電話帳データが表示される(ステップS7)。
折り畳み式携帯電話装置100が電話帳データを複数記憶しているときは、使用者が第二のキー操作部217を押す毎に電話帳データが順送りされる形で次々と表示されるので、第二の表示部27に発呼したい相手が表示されるまで使用者は第二のキー操作部217を押す。
折り畳み式携帯電話装置100が発呼したい相手を表示した状態で、使用者が第二の筐体23を開くと(ステップS8)、開閉検出部221が第二の筐体23が開いたことを検知して、全体制御部18は、無線制御部190に、表示していた電話帳データの電話番号に自動的に発呼する制御を行う(ステップS9)。
相手が電話に出れば、折り畳み式携帯電話装置100は通話が始まる(ステップS4)。折り畳み式携帯電話装置100は終話操作がなされれば(ステップS5)、ステップS1の着信待ち受け状態に戻る。
図5のフローチャートのステップS2で折り畳み式携帯電話装置100が着信を受信したきに、使用者が第二の筐体23を開かず着信に応答しないと(ステップS3)、全体制御部18は、第二の表示部27に「着信あり」の表示を行う(ステップS10)。
折り畳み式携帯電話装置100が「着信あり」の表示をしているときに使用者が第二のキー操作部217を押すと、全体制御部18は、第二の表示部27に着信履歴を表示する(ステップS11)。
折り畳み式携帯電話装置100は、第二の表示部27に、記憶部19から読み出された着信した電話番号、着信した相手の名前または顔画像等の着信履歴を表示する(ステップS12)。
折り畳み式携帯電話装置100が着信履歴を表示しているときに、開閉検出部221が第二の筐体23が開いたことを検出すると(ステップS13)、折り畳み式携帯電話装置100は表示している着信履歴の電話番号に発呼する(ステップS14)。
このように、第二の筐体23を閉じた状態で使用者が着信に応答しなかったとしても、第二の筐体23を閉じたまま、使用者が第二のキー操作部217を押して、着信した相手の電話番号等の着信履歴を第二の表示部27に表示してまず確認し、その後第二の筐体23を開くという操作で簡単に電話をかけ直すことができる。
なお、着信した相手の電話番号、名前または顔画像を表示して相手を確認した結果、使用者は電話をかけ直さない場合もあることから、折り畳み式携帯電話装置100が着信履歴を表示している状態で、使用者が第二のキー操作部217を所定時間、例えば1秒間、長押し操作することにより、図6のように着信した相手に自動的に発呼するか否かを使用者が選択できる選択画面を、折り畳み式携帯電話装置100は第二の表示部27に表示する。
そして、使用者が第二のキー操作部217を再び押すことにより、カーソル枠28を自動発呼する側(YES)あるいは自動発呼をキャンセルする側(NO)に切り替えて、そのまま長押しすることにより、第二の筐体23を閉じたまま折り畳み式携帯電話装置100が自動的に発呼するのを個別的にキャンセルするようにしてもよい。
次に、本発明の実施例2の折り畳み式携帯電話装置200について、説明する。
図7は本発明の実施例2の折り畳み式携帯電話装置200のブロック図である。
折り畳み式携帯電話装置200は、図4で示した実施例1の構成に加えてさらに電話番号照合部40を備えている。電話番号照合部40は全体制御部18の中に組み入れられた構成としても良いが、機能と構成を明確に説明するため、独立した機能ブロックとして示している。
なお、折り畳み式携帯電話装置200の外観は既に説明した実施例1の折り畳み式携帯電話装置100と同じであるので説明を省略する。
電話番号照合部40は、折り畳み式携帯電話装置200が着信を受信して表示部に表示している電話番号が電話帳記憶部219の電話帳データとして登録されているか対比して照合し、あるいは使用者が電話帳データを1件づつ読み出して表示部に表示している電話番号と対比して照合し、照合結果を全体制御部18に伝える。
そして全体制御部18は、着信した電話番号が電話帳データと一致するときは、折り畳み式携帯電話装置200は、着信した電話番号が登録したメンバーからの着信であり自動発呼できることを示す図8のような表示と着信履歴の表示を交互に表示する。図8の表示または着信履歴の表示がされている状態で使用者が第二の筐体23を開くと、折り畳み式携帯電話装置200は表示した着信履歴の電話番号に自動的に発呼する。
なお、着信した電話番号が電話帳記憶部219の電話帳データと一致しないときは、折り畳み式携帯電話装置200は図8の表示を行わず、使用者が第二の筐体23を開いても自動的に発呼しないようにしている。
図9は本発明の実施例2の折り畳み式携帯電話装置200の動作を示すフローチャートである。
なお、図5で示した本発明の実施例1のフローチャートと同じステップについては、同じステップ番号を表示して説明を省略する。
図9において、着信待ち受け状態で(ステップS1)、折り畳み式携帯電話装置200が着信を受信したときに(ステップS2)、第二の筐体23を開けずに使用者が着信に応答しないと(ステップS3)、着信した発呼者の電話番号は記憶部19に記憶され、折り畳み式携帯電話装置200は第二の表示部27に「着信あり」の表示を行なう(ステップS10)。
折り畳み式携帯電話装置200が「着信あり」の表示をした状態で使用者が第二のキー操作部217を押すと、折り畳み式携帯電話装置200は着信履歴を表示する指示を行なう(ステップS11)。
そして、折り畳み式携帯電話装置200は第二の表示部27に着信した電話番号、着信した相手の名前または顔画像等の着信履歴を表示する(ステップS12)。
折り畳み式携帯電話装置200が着信した相手の電話番号を表示すると、全体制御部18は電話番号照合部40を用いて、表示している着信した相手の電話番号が折り畳み式携帯電話装置200の電話帳記憶部219の電話帳データに登録されているかを照合する(ステップS15)。
着信した相手の電話番号が電話帳データとして登録されていると、既に示した図8のように、折り畳み式携帯電話装置200は、第二の表示部27に、電話帳データに登録された登録メンバーからの着信であることを表示するとともに、このまま使用者が第二の筐体23が開くと自動発呼する旨のメッセージを着信履歴と交互に表示する(ステップS16)。
この状態で使用者が第二の筐体23を開くと(ステップS17)、折り畳み式携帯電話装置200は表示していた着信履歴の電話番号に自動的に発呼する(ステップS18)。
ステップS17で第二の筐体23を閉じたまま、使用者が第二のキー操作部217を用いて、自動発呼をキャンセルすると(ステップS19)、折り畳み式携帯電話装置200はステップS1の着信待ち受け状態に戻る。
本発明の実施例2の折り畳み式携帯電話装置200は、第二の筐体23を閉じた状態で着信履歴を表示すると、表示している電話番号が電話帳データに登録されているかどうかを電話番号照合部40で照合して結果を提示する。
そして登録されていない着信相手であるときは、使用者が筐体を開いても折り畳み式携帯電話装置200が自動発呼しないようにしているので、電話帳データに登録されていない相手に不用意に電話をかけてしまうことがないという利点がある。
次に、本発明の実施例3の折り畳み式携帯電話装置300について説明する。
図10は本発明の実施例3の折り畳み式携帯電話装置300を示すブロック図である。
折り畳み式携帯電話装置300の外観は既に説明した実施例1の折り畳み式携帯電話装置100と同じであるので、外観図とその説明は省略する。折り畳み式携帯電話装置300は、実施例2の折り畳み式携帯電話装置200の電話番号照合部40の代わりに自動発呼用電話番号照合部50を有している。
なお、全体制御部18が自動発呼用電話番号照合部50をその中に組み入れた構成としても良い。
自動発呼用電話番号照合部50は、表示部に表示している電話番号が電話帳記憶部219の電話帳データの中の自動発呼用電話番号、すなわち使用者が筐体を開けたときに自動的に発呼して良い電話番号として登録されているかどうかを照合し、照合結果を全体制御部18に伝える。
図11は、本発明の実施例3の折り畳み式携帯電話装置300の電話帳記憶部219に記憶された記憶内容の概念図である。
電話帳記憶部219は、記憶テーブル60のアドレス61毎に電話番号62と、名前63と、顔画像64と、自動発呼可否情報65とをワンセットのデータとして記憶する。
図11では、使用者が予め筐体23を開いたときに自動的に発呼して良い電話番号について、自動発呼用電話番号として○マークを付す。使用者が筐体23を開いたときに自動的に発呼しない電話番号、例えば迷惑電話として登録された電話番号等には自動発呼しないことを示す×マークを付す。
迷惑電話の電話番号を電話帳データとして記憶してあるのは、予め迷惑電話として登録した電話番号からの着信があったときに折り畳み式携帯電話装置300が着信を自動的に拒否する、いわゆる電話帳を用いた着信拒否機能のためである。
本発明の実施例3の折り畳み式携帯電話装置300では、使用者が筐体を開くことによって折り畳み式携帯電話装置300は自動発呼用電話番号に対してのみ自動発呼し、迷惑電話等の自動発呼用電話番号でない電話番号に対して自動的に発呼しないようにしている。
折り畳み式携帯電話装置300が着信を受信すると、自動発呼用電話番号照合部50は、着信した電話番号が筐体を開くことによって自動的に発呼してよい相手であるとして登録されているか否かを照合する。
着信した電話番号が自動発呼可の○マークの付された相手であれば、既に示した図8のように、折り畳み式携帯電話装置300は、着信した電話番号が自動発呼可として登録されているメンバーであることを第二の表示部27に表示する。そして、使用者が筐体23が開くと折り畳み式携帯電話装置300は自動的に発呼する。
上記の迷惑電話のように、着信した電話番号が自動発呼しない×マークの付いている相手のときは、使用者が筐体23を開いても折り畳み式携帯電話装置300は発呼しない。
このように、電話帳データに記憶されている電話番号の中で自動発呼可能とした自動発呼用電話番号についてだけ、使用者が筐体23を開ける操作で折り畳み式携帯電話装置300は自動的に発呼し、自動発呼用電話番号でない電話番号については、使用者が筐体23を開けても折り畳み式携帯電話装置300は自動的に発呼しない。
なお、上記の説明では、折り畳み式携帯電話装置300が着信履歴を表示して自動的に発呼する場合を説明した。しかし、折り畳み式携帯電話装置300が電話帳データを表示して自動的に発呼する場合は、自動発呼用電話番号照合部50は表示部に表示している電話番号が自動発呼用電話番号かどうかをチェックし、自動発呼用電話番号のときだけ、使用者が筐体23が開ける操作で自動的に発呼し、自動発呼用電話番号でないときは使用者が筐体23を開けても自動的に発呼しないようにすることができる。
次に、本発明の実施例4の折り畳み式携帯電話装置400について説明する。
図12は本発明の実施例4の折り畳み式携帯電話装置400の外観図である。
折り畳み式携帯電話装置400は、回転軸41を有する第一の筐体42と、回転軸41を回転中心として、E矢印のように水平方向に回転する第二の筐体43とを備えている。回転軸41の中には図示しない開閉検出部を有し、開閉検出部は第二の筐体43が開いているのか閉じているのかを検出する。
第二の筐体43を第一の筐体42の上に重ねても使用者は表示部45を外部から見ることができるので、第二の筐体43は第二の表示部を備えていない。
図13は第二の筐体43を回転して、第一の筐体42の上に重ねた状態の外観図である。
なお、折り畳み式携帯電話装置400の内部の構成は第二の筐体43が一つの表示部45しか有していない以外は、既に説明した実施例1ないし実施例3とほぼ同じであるので説明を省略する。
また、第一のキー操作部17、スピーカー223、マイクロフォン224等の各構成部分も既に説明した実施例1ないし実施例3と同じであることから、同一の部分については、同一の番号を付して説明を省略する。
実施例4の折り畳み式携帯電話装置400によれば、図13のように、第二の筐体43が閉じられた状態で折り畳み式携帯電話装置400が着信を受信すると、折り畳み式携帯電話装置400は着信した発呼者の電話番号を表示部45に表示する。
さらに、折り畳み式携帯電話装置400は、着信した発呼者の電話番号が電話帳記憶部に予め登録してある電話番号か否かを照合し、登録してある電話番号と一致すれば登録してあることを示す表示を表示部25で行い、使用者が第二の筐体43を開くと自動的に発呼する。
なお、折り畳み式携帯電話装置400が図13に示す表示をしているときに、使用者が第二のキー操作部217を用いて、カーソル枠を「発呼」から「キャンセル」に移して、使用者が第二の筐体43を開いても折り畳み式携帯電話装置400が発呼しないようにしてもよい。
このように第一の筐体42の上を第二の筐体43が水平回転するタイプの折り畳み式携帯電話装置であっても本発明を適用することができる。
また実施例1から実施例4では、開閉動作を回転によって実現した折り畳み式携帯電話装置を説明した。しかし、第一の筐体の上に第二の筐体をスライドさせる、いわゆるスライドタイプの携帯電話装置にも、折り畳み式携帯電話装置の一態様として本発明を適用することができる。スライドタイプの携帯電話装置の開閉検出部は、第一の筐体に対する第二の筐体の重なりの状態を検出して開閉を検出する。
なお、上記の説明では、開閉検出部は、永久磁石222の接近を検出するホール素子221で構成される例を示した。しかし、第一の筐体22に対して閉じている第二の筐体23をヒンジ21に内蔵したコイルバネのバネ力をボタンによって開放して第一の筐体22と第二の筐体23とが自動的に開閉するようにした折り畳み式携帯電話装置や、開閉用の駆動モーターで閉じていた第二の筐体23を自動的に開くようにした折り畳み式携帯電話装置では、永久磁石222の接近を検出するホール素子221の代わりに、コイルバネのバネ力を解除するボタンや、開閉用の駆動モーターを動作させるスイッチを開閉検出部として用いることができる。
以上のように、本発明は、着信履歴または電話帳の電話番号が読み出されて表示されている状態において、簡単な操作で自動的に発呼する折り畳み式携帯電話装置に適用できる。
また、電話帳に登録されていない電話番号や、電話帳に登録されていても自動発呼する対象から除外されている電話番号については自動発呼しないように制限することができる折り畳み式携帯電話装置に適用することができる。
【書類名】明細書
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動発呼機能を有する折り畳み式携帯電話装置に関する。
【背景技術】
【0002】
既に一部で実用化されている折り畳み式携帯電話装置は次のような通話制御方法を備えている。この折り畳み式携帯電話装置は、筐体の開閉状態を検出する開閉検出部を有しており、筐体が閉じた状態で着信しているときに開閉検出部が筐体が開いたことを検出すると通話を開始する。また、通話中に開閉検出部が筐体が閉じたことを検出すると、この折り畳み式携帯電話装置は終話する(例えば、特開平1−80145号)。
【0003】
図14は上記従来の折り畳み式携帯電話装置の着信時および終話時のタイミングチャートである。
【0004】
図14は上から順に、着信信号の有/無の状態と、筐体の開/閉の状態、通話有/無の状態を示している。図14で筐体が閉じているときに発呼者がAのタイミングからCのタイミングに至る時間、例えば10秒間だけ電話をかけてくるとして説明する。従来の折り畳み式携帯電話装置がAのタイミングで着信を受け、着信状態が続いているBのタイミングで折り畳み式携帯電話装置の使用者が筐体が開くと、開閉検出部が状態を検出して、折り畳み式携帯電話装置は着信状態から通話状態に切り替わる。
【0005】
その後、使用者が通話中のDのタイミングで筐体を閉じると、開閉検出部が状態を検出して終話処理を行い、通話が終了する。
【0006】
このように開閉検出部が通常の電話機のフックスイッチの代わりをするので、従来の折り畳み式携帯電話装置では、使用者がいちいち筐体を開いて通話開始ボタンや終話ボタンを押さずに通話することが可能であった。
【0007】
しかし、着信状態が続いているときに使用者が筐体を開かなければ通話を開始することができないため、使用者の筐体を開くタイミングが遅れたときは、既に着信が切れていたということがあった。
【0008】
使用者が筐体を開くタイミングが遅れたときは、筐体を開けた状態で使用者は着信履歴を読み出し、相手を確認して、通話開始ボタンを押して電話をかけ直すという一連の操作を必要とした。
【0009】
本発明は、折り畳み式携帯電話装置が筐体を閉じた状態で着信があり、使用者が筐体を開く前に着信が切れたとしても、使用者は筐体を開くだけで、表示部に表示している着信履歴の電話番号に自動的に発呼することができるという使い勝手の良い折り畳み式携帯電話装置を提供することを第一の目的としている。
【0010】
また本発明は、使用者が筐体を閉じた状態で電話帳データを読み出して表示部に表示し、使用者が筐体を開くことによって表示している電話番号に自動的に発呼することができる携帯電話装置を提供することを第二の目的としている。
【0011】
また本発明は、筐体を閉じた状態で折り畳み式携帯電話装置が着信した相手の着信履歴を表示したとしても、着信した相手の電話番号が折り畳み式携帯電話装置の電話帳記憶部の電話帳データに登録されていない場合には、筐体を開いても折り畳み式携帯電話装置が自動的に発呼しないようにして、見ず知らずの発呼者からの着信に対して自動的に発呼することのない折り畳み式携帯電話装置を提供することを第三の目的としている。
【0012】
また本発明は、筐体を閉じた状態で着信した相手の着信履歴あるいは電話帳データを折り畳み式携帯電話装置が表示したとしても、その着信した相手の着信履歴あるいは電話帳データが、筐体を開くことによって自動的に発呼してよい相手であるとして電話帳記憶部に登録した自動発呼用電話番号でない場合には、使用者が筐体を開いても自動的に発呼しないようにした折り畳み式携帯電話装置を提供することを第四の目的としている。
【発明の開示】
【0013】
本発明の折り畳み式携帯電話装置は、着信履歴を記憶する記憶部と、着信履歴読み出し部と、表示部と、筐体の開閉状態を検出する開閉検出部と、前記開閉検出部が筐体が開いたことを検出したときに自動的に発呼する自動発呼部とを有し、着信履歴を記憶部から読み出して表示部に表示した状態で開閉検出部が筐体が開いたことを検出すると、表示部に表示した着信履歴の電話番号に自動的に発呼する。
【0014】
また本発明の折り畳み式携帯電話装置は、電話帳データを記憶する電話帳記憶部と、電話帳データ読み出し部と、表示部と、筐体の開閉検出部と、開閉検出部が筐体が開いたことを検出したときに自動的に発呼する自動発呼部とを有し、電話帳データを電話帳記憶部から読み出して表示部に表示した状態で開閉検出部が筐体が開いたことを検出すると、表示部に表示した電話帳データの電話番号に自動的に発呼する。
【0015】
更に本発明の折り畳み式携帯電話装置は、着信履歴を記憶する記憶部と、電話帳データを記憶する電話帳記憶部と、記憶部から読み出した着信履歴の電話番号を電話帳記憶部に記憶してある電話帳データと照合する電話番号照合部とを設け、記憶部から読み出した着信履歴の電話番号が電話帳記憶部に記憶してある電話帳データと一致することが確認された状態で開閉検出部が筐体が開いたことを検出すると、表示部に表示した着信履歴の電話番号に自動的に発呼する。
【0016】
そして本発明の折り畳み式携帯電話装置は、使用者が筐体を開いたときに自動的に発呼する電話番号が自動発呼用電話番号として登録された電話帳記憶部と、記憶部または電話帳記憶部から読み出されて表示部に表示されている電話番号を自動発呼用電話番号と照合する自動発呼用電話番号照合部とを有し、表示部に表示されている電話番号が自動発呼用電話番号であることが確認された状態で開閉検出部が筐体が開いたことを検出すると、表示部に表示された電話番号に自動的に発呼する。
【0017】
本発明の折り畳み式携帯電話装置は、着信履歴が記憶部から読み出されて表示部に表示された状態で、開閉検出部が筐体が開いたことを検出すると、表示部に表示された着信履歴の電話番号に自動的に発呼するよう構成している。
【0018】
したがって、着信中に使用者が筐体を開かなかったとしても、筐体を閉じた状態で使用者が着信履歴を見て着信した相手を確認してから筐体を開くことによって自動的に発呼することができるという利点がある。
【0019】
また本発明の折り畳み式携帯電話装置は、電話帳データを電話帳記憶部から読み出して表示部に表示した状態で開閉検出部が筐体が開いたことを検出すると、表示部に表示された電話帳データの電話番号に自動的に発呼するよう構成している。
【0020】
したがって、筐体を閉じた状態で使用者は電話帳データを読み出して表示し、使用者が筐体を開くことによって表示部に表示された相手に折り畳み式携帯電話装置は自動的に発呼することができるという利点がある。
【0021】
更に本発明の折り畳み式携帯電話装置は、記憶部から読み出された着信履歴の電話番号が電話帳記憶部に記憶してある電話帳データであることが確認された状態で開閉検出部が筐体が開いたことを検出すると、表示部に表示された着信履歴の電話番号に自動的に発呼するよう構成している。
【0022】
したがって、使用者が筐体を開くことにより見知らぬ相手からの着信に対して折り畳み式携帯電話装置が簡単に自動発呼してしまわないようにすることができる。特に、無差別に電話をかけてきたいたずら電話の電話番号を表示しているときに筐体を開けたとしても折り畳み式携帯電話装置は自動的に発呼しないという利点がある。
【0023】
そして本発明の折り畳み式携帯電話装置は、記憶部または電話帳記憶部から読み出されて表示部に表示されている電話番号が自動発呼用電話番号であることが確認された状態で開閉検出部が筐体が開いたときに自動的に発呼するよう構成している。
【0024】
したがって、自動発呼用電話番号として登録した電話番号に対してだけ使用者は筐体を開いて自動的に発呼でき、登録した電話番号でないときには自動的に発呼しないという使い方ができるという利点がある。
【発明の効果】
【0025】
以上のように、本発明は、着信履歴または電話帳の電話番号が読み出されて表示されている状態において、簡単な操作で自動的に発呼する折り畳み式携帯電話装置に適用できる。
【0026】
また、電話帳に登録されていない電話番号や、電話帳に登録されていても自動発呼する対象から除外されている電話番号については自動発呼しないように制限することができる折り畳み式携帯電話装置に適用することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0027】
以下、本発明の実施例について、図面を用いて説明する。
【実施例1】
【0028】
以下、本発明の実施例1の折り畳み式携帯電話装置100について、図面を参照して具体的に説明する。図1は、本発明の実施例1の折り畳み式携帯電話装置100の筐体を閉じた状態の外観図である。図2は筐体を開いた状態の外観図である。
【0029】
折り畳み式携帯電話装置100は、図1と図2に示す通り、第一の筐体22の上方に第二の筐体23はヒンジ21で開閉自在に支承されている。第一の筐体22は、電話番号等を入力するためのテンキーなどの第一のキー操作部17と送話器として機能するマイクロフォン224を有している。
【0030】
また、第一の筐体22の側面は、第二の筐体23を閉じた状態でも外から操作することができる第二のキー操作部217を有している。第二の筐体23は、受話器として機能するスピーカー223と第二の筐体23の内側にカラー液晶表示装置などを用いた第一の表示部25を、そして外側に第二の表示部27を有している。
【0031】
折り畳み式携帯電話装置100を携行するときは、第一の筐体22に対して第二の筐体23を閉じて折り畳んだ形でポケットや鞄等に入れて携行する。
【0032】
折り畳み式携帯電話装置100が折り畳まれた状態で着信を受信すると、第二の筐体23に内蔵されているスピーカー223が着信音を発し着信を知らせる。また、第二の筐体23の第二の表示部27は、電話をかけてきた相手(発呼者)の電話番号を表示する。
【0033】
なお、着信した相手が折り畳み式携帯電話装置100の電話帳記憶部に登録されている相手であり、電話番号に対応する名前や顔画像のデータが記憶されていれば、折り畳み式携帯電話装置100は電話番号とともにあるいは電話番号の代わりに名前や顔画像を表示する。
【0034】
図3は本発明の実施例1の折り畳み式携帯電話装置100の概略断面図である。
【0035】
折り畳み式携帯電話装置100は、第一の筐体22から延びているアームの先のヒンジ21に、第二の筐体23を開閉自在に支承している。第一の筐体22は、折り畳み式携帯電話装置100の本体基板215を有している。
【0036】
本体基板215は、全体制御部18、記憶部19、無線部220の各回路や第一のキー操作部17、マイクロフォン224、ホール素子等を用いた開閉検出部221、図示しない電話帳記憶部219等を実装している。
【0037】
第二の筐体23は、内側に第一の表示部25と、開閉検出用の永久磁石222と、受話器として機能するスピーカー223を有し、外側に第二の表示部27を有している。第一の表示部25と第二の表示部27の間には、照明用のバックライト9を備えている。
【0038】
なお、接続用フレキシブル基板3は第一の表示部25と第二の表示部27を接続し、共通のドライバー回路4は第一の表示部25と第二の表示部27を駆動している。
【0039】
第一の表示部25と、バックライト9と、スピーカー223は、一部図示していないが、先端が分岐した制御用フレキシブル基板216にそれぞれ接続されており、制御用フレキシブル基板216の他端は第一の筐体22内の本体基板215に接続している。
【0040】
図4は上記本発明の実施例1の折り畳み式携帯電話装置100の概略ブロック図である。
【0041】
図4で破線の枠は、第一の筐体22と第二の筐体23をそれぞれ示す。全体制御部18は、折り畳み式携帯電話装置100の全体的な動作を制御する。
【0042】
また、全体制御部18は、第一の表示部25と第二の表示部27、開閉検出部221、第一のキー操作部17、第二のキー操作部217、無線部220に接続されている。無線部220は、無線通信を制御する無線制御部190、受信部191、送信部192,アンテナ193から構成される。
【0043】
さらに、全体制御部18は、着信した発呼者電話番号の着信履歴等を記憶する記憶部19、電話番号と名前そして電話番号に対応する顔画像等の電話帳データを記憶する電話帳記憶部219、音声処理部230に接続されている。
【0044】
音声処理部230は、無線制御部190、着信報知器や受話器として機能するスピーカー223、送話器として機能するマイクロフォン224に接続されている。
【0045】
本発明の実施例1の折り畳み式携帯電話装置100は、使用者が第一のキー操作部17を押すことによって、図示しない電池電源から電源が全体制御部18と無線部220に供給されると、無線部220が、図示しない携帯電話網の基地局と制御信号を間欠送受信し、折り畳み式携帯電話装置100は着信待ち受け状態になる。
【0046】
第二の筐体が閉じているときに折り畳み式携帯電話装置100が着信を受信すると、全体制御部18は、着信した電話番号を記憶部19に記憶するとともに、折り畳み式携帯電話装置100は、着信している発呼者の電話番号を第二の筐体23の第二の表示部27に表示する。また、その電話番号に対応する電話帳データが電話帳記憶部219に存在すれば、折り畳み式携帯電話装置100は第二の筐体23の第二の表示部27に、着信している発呼者の名前、顔画像を表示する。
【0047】
折り畳み式携帯電話装置100が着信を受信しているときに使用者が第二の筐体23を開けば、開閉検知部221が状態を検出し折り畳み式携帯電話装置100は通話を開始する。着信しているときに使用者が第二の筐体23が開かなければ、折り畳み式携帯電話装置100は第二の筐体23の第二の表示部27に「着信あり」と表示する。折り畳み式携帯電話装置100が第二の筐体2を閉じた状態であって、且つ着信を受信していない状態である場合に、使用者が第二のキー操作部217を押すと、全体制御部18は着信履歴を記憶部19から読み出して第二の表示部27に表示する。
【0048】
折り畳み式携帯電話装置100が着信履歴を複数有すれば、使用者が第二のキー操作部217を一回押す毎に、折り畳み式携帯電話装置100は着信履歴データを順次表示する。
【0049】
折り畳み式携帯電話装置100が第二の表示部27に記憶部19から読み出した着信履歴を表示しているときに開閉検出部221が第二の筐体23が開いたことを検出すると、全体制御部18は、無線部220を用いて、表示していた相手の電話番号に発呼する。
【0050】
また、本発明の実施例1の折り畳み式携帯電話装置100は、筐体を閉じた状態で使用者が第二のキー操作部217を押して電話帳記憶部219から電話帳データを読み出し、第二の筐体23の第二の表示部27に表示する。
【0051】
折り畳み式携帯電話装置100が電話帳データを複数有すれば、使用者が第二のキー操作部217を一回押す毎に、折り畳み式携帯電話装置100は電話帳のデータを順送りして表示する。そして、希望する相手が折り畳み式携帯電話装置100に表示されたときに、使用者が第二の筐体23を開くと、折り畳み式携帯電話装置100は自動的に表示された相手の電話番号に発呼する。
【0052】
図5は折り畳み式携帯電話装置100が第二の筐体23を閉じた状態で、着信する動作と発呼する動作を示すフローチャートである。
【0053】
使用者が折り畳み式携帯電話装置100の電源を入れると、無線部220が起動し、折り畳み式携帯電話装置100は図示しない基地局との間で制御信号の間欠受信を行い、着信待ち受け状態になる(ステップS1)。
【0054】
第二の筐体23が閉じているときに折り畳み式携帯電話装置100が着信を受信すると、スピーカー223は着信音を発し、折り畳み式携帯電話装置100は第二の表示部27に着信した発呼者電話番号などの着信表示をする(ステップS2)。
【0055】
使用者が第二の筐体23を開くと(ステップS3)、開閉検出部221は第二の筐体23が開いたことを検出し、全体制御部18は、無線制御部190に通話を開始させる(ステップS4)。
【0056】
相手が終話するか、使用者が折り畳み式携帯電話装置100の第二の筐体23を閉じると終話し(ステップS5)、折り畳み式携帯電話装置100はステップS1の着信待ち受け状態に戻る。
【0057】
ステップS2で折り畳み式携帯電話装置100が着信を受信しないときに、使用者が第二のキー操作部217を用いて、第二の表示部27が電話帳データを表示するモードを選択すると(ステップS6)、電話帳記憶部219から電話帳データが読み出されて、第二の表示部27に電話番号、名前、顔画像等の電話帳データが表示される(ステップS7)。
【0058】
折り畳み式携帯電話装置100が電話帳データを複数記憶しているときは、使用者が第二のキー操作部217を押す毎に電話帳データが順送りされる形で次々と表示されるので、第二の表示部27に発呼したい相手が表示されるまで使用者は第二のキー操作部217を押す。
【0059】
折り畳み式携帯電話装置100が発呼したい相手を表示した状態で、使用者が第二の筐体23を開くと(ステップS8)、開閉検出部221が第二の筐体23が開いたことを検知して、全体制御部18は、無線制御部190に、表示していた電話帳データの電話番号に自動的に発呼する制御を行う(ステップS9)。
【0060】
相手が電話に出れば、折り畳み式携帯電話装置100は通話が始まる(ステップS4)。折り畳み式携帯電話装置100は終話操作がなされれば(ステップS5)、ステップS1の着信待ち受け状態に戻る。
【0061】
図5のフローチャートのステップS2で折り畳み式携帯電話装置100が着信を受信したきに、使用者が第二の筐体23を開かず着信に応答しないと(ステップS3)、全体制御部18は、第二の表示部27に「着信あり」の表示を行う(ステップS10)。
【0062】
折り畳み式携帯電話装置100が「着信あり」の表示をしているときに使用者が第二のキー操作部217を押すと、全体制御部18は、第二の表示部27に着信履歴を表示する(ステップS11)。
【0063】
折り畳み式携帯電話装置100は、第二の表示部27に、記憶部19から読み出された着信した電話番号、着信した相手の名前または顔画像等の着信履歴を表示する(ステップS12)。
【0064】
折り畳み式携帯電話装置100が着信履歴を表示しているときに、開閉検出部221が第二の筐体23が開いたことを検出すると(ステップS13)、折り畳み式携帯電話装置100は表示している着信履歴の電話番号に発呼する(ステップS14)。
【0065】
このように、第二の筐体23を閉じた状態で使用者が着信に応答しなかったとしても、第二の筐体23を閉じたまま、使用者が第二のキー操作部217を押して、着信した相手の電話番号等の着信履歴を第二の表示部27に表示してまず確認し、その後第二の筐体23を開くという操作で簡単に電話をかけ直すことができる。
【0066】
なお、着信した相手の電話番号、名前または顔画像を表示して相手を確認した結果、使用者は電話をかけ直さない場合もあることから、折り畳み式携帯電話装置100が着信履歴を表示している状態で、使用者が第二のキー操作部217を所定時間、例えば1秒間、長押し操作することにより、図6のように着信した相手に自動的に発呼するか否かを使用者が選択できる選択画面を、折り畳み式携帯電話装置100は第二の表示部27に表示する。
【0067】
そして、使用者が第二のキー操作部217を再び押すことにより、カーソル枠28を自動発呼する側(YES)あるいは自動発呼をキャンセルする側(NO)に切り替えて、そのまま長押しすることにより、第二の筐体23を閉じたまま折り畳み式携帯電話装置100が自動的に発呼するのを個別的にキャンセルするようにしてもよい。
【実施例2】
【0068】
次に、本発明の実施例2の折り畳み式携帯電話装置200について、説明する。
【0069】
図7は本発明の実施例2の折り畳み式携帯電話装置200のブロック図である。
【0070】
折り畳み式携帯電話装置200は、図4で示した実施例1の構成に加えてさらに電話番号照合部40を備えている。電話番号照合部40は全体制御部18の中に組み入れられた構成としても良いが、機能と構成を明確に説明するため、独立した機能ブロックとして示している。
【0071】
なお、折り畳み式携帯電話装置200の外観は既に説明した実施例1の折り畳み式携帯電話装置100と同じであるので説明を省略する。
【0072】
電話番号照合部40は、折り畳み式携帯電話装置200が着信を受信して表示部に表示している電話番号が電話帳記憶部219の電話帳データとして登録されているか対比して照合し、あるいは使用者が電話帳データを1件づつ読み出して表示部に表示している電話番号と対比して照合し、照合結果を全体制御部18に伝える。
【0073】
そして全体制御部18は、着信した電話番号が電話帳データと一致するときは、折り畳み式携帯電話装置200は、着信した電話番号が登録したメンバーからの着信であり自動発呼できることを示す図8のような表示と着信履歴の表示を交互に表示する。図8の表示または着信履歴の表示がされている状態で使用者が第二の筐体23を開くと、折り畳み式携帯電話装置200は表示した着信履歴の電話番号に自動的に発呼する。
【0074】
なお、着信した電話番号が電話帳記憶部219の電話帳データと一致しないときは、折り畳み式携帯電話装置200は図8の表示を行わず、使用者が第二の筐体23を開いても自動的に発呼しないようにしている。
【0075】
図9は本発明の実施例2の折り畳み式携帯電話装置200の動作を示すフローチャートである。
【0076】
なお、図5で示した本発明の実施例1のフローチャートと同じステップについては、同じステップ番号を表示して説明を省略する。
【0077】
図9において、着信待ち受け状態で(ステップS1)、折り畳み式携帯電話装置200が着信を受信したときに(ステップS2)、第二の筐体23を開けずに使用者が着信に応答しないと(ステップS3)、着信した発呼者の電話番号は記憶部19に記憶され、折り畳み式携帯電話装置200は第二の表示部27に「着信あり」の表示を行なう(ステップS10)。
【0078】
折り畳み式携帯電話装置200が「着信あり」の表示をした状態で使用者が第二のキー操作部217を押すと、折り畳み式携帯電話装置200は着信履歴を表示する指示を行なう(ステップS11)。
【0079】
そして、折り畳み式携帯電話装置200は第二の表示部27に着信した電話番号、着信した相手の名前または顔画像等の着信履歴を表示する(ステップS12)。
【0080】
折り畳み式携帯電話装置200が着信した相手の電話番号を表示すると、全体制御部18は電話番号照合部40を用いて、表示している着信した相手の電話番号が折り畳み式携帯電話装置200の電話帳記憶部219の電話帳データに登録されているかを照合する(ステップS15)。
【0081】
着信した相手の電話番号が電話帳データとして登録されていると、既に示した図8のように、折り畳み式携帯電話装置200は、第二の表示部27に、電話帳データに登録された登録メンバーからの着信であることを表示するとともに、このまま使用者が第二の筐体23が開くと自動発呼する旨のメッセージを着信履歴と交互に表示する(ステップS16)。
【0082】
この状態で使用者が第二の筐体23を開くと(ステップS17)、折り畳み式携帯電話装置200は表示していた着信履歴の電話番号に自動的に発呼する(ステップS18)。
【0083】
ステップS17で第二の筐体23を閉じたまま、使用者が第二のキー操作部217を用いて、自動発呼をキャンセルすると(ステップS19)、折り畳み式携帯電話装置200はステップS1の着信待ち受け状態に戻る。
【0084】
本発明の実施例2の折り畳み式携帯電話装置200は、第二の筐体23を閉じた状態で着信履歴を表示すると、表示している電話番号が電話帳データに登録されているかどうかを電話番号照合部40で照合して結果を提示する。
【0085】
そして登録されていない着信相手であるときは、使用者が筐体を開いても折り畳み式携帯電話装置200が自動発呼しないようにしているので、電話帳データに登録されていない相手に不用意に電話をかけてしまうことがないという利点がある。
【実施例3】
【0086】
次に、本発明の実施例3の折り畳み式携帯電話装置300について説明する。
【0087】
図10は本発明の実施例3の折り畳み式携帯電話装置300を示すブロック図である。
【0088】
折り畳み式携帯電話装置300の外観は既に説明した実施例1の折り畳み式携帯電話装置100と同じであるので、外観図とその説明は省略する。折り畳み式携帯電話装置300は、実施例2の折り畳み式携帯電話装置200の電話番号照合部40の代わりに自動発呼用電話番号照合部50を有している。
【0089】
なお、全体制御部18が自動発呼用電話番号照合部50をその中に組み入れた構成としても良い。
【0090】
自動発呼用電話番号照合部50は、表示部に表示している電話番号が電話帳記憶部219の電話帳データの中の自動発呼用電話番号、すなわち使用者が筐体を開けたときに自動的に発呼して良い電話番号として登録されているかどうかを照合し、照合結果を全体制御部18に伝える。
【0091】
図11は、本発明の実施例3の折り畳み式携帯電話装置300の電話帳記憶部219に記憶された記憶内容の概念図である。
【0092】
電話帳記憶部219は、記憶テーブル60のアドレス61毎に電話番号62と、名前63と、顔画像64と、自動発呼可否情報65とをワンセットのデータとして記憶する。
【0093】
図11では、使用者が予め筐体23を開いたときに自動的に発呼して良い電話番号について、自動発呼用電話番号として○マークを付す。使用者が筐体23を開いたときに自動的に発呼しない電話番号、例えば迷惑電話として登録された電話番号等には自動発呼しないことを示す×マークを付す。
【0094】
迷惑電話の電話番号を電話帳データとして記憶してあるのは、予め迷惑電話として登録した電話番号からの着信があったときに折り畳み式携帯電話装置300が着信を自動的に拒否する、いわゆる電話帳を用いた着信拒否機能のためである。
【0095】
本発明の実施例3の折り畳み式携帯電話装置300では、使用者が筐体を開くことによって折り畳み式携帯電話装置300は自動発呼用電話番号に対してのみ自動発呼し、迷惑電話等の自動発呼用電話番号でない電話番号に対して自動的に発呼しないようにしている。
【0096】
折り畳み式携帯電話装置300が着信を受信すると、自動発呼用電話番号照合部50は、着信した電話番号が筐体を開くことによって自動的に発呼してよい相手であるとして登録されているか否かを照合する。
【0097】
着信した電話番号が自動発呼可の○マークの付された相手であれば、既に示した図8のように、折り畳み式携帯電話装置300は、着信した電話番号が自動発呼可として登録されているメンバーであることを第二の表示部27に表示する。そして、使用者が筐体23が開くと折り畳み式携帯電話装置300は自動的に発呼する。
【0098】
上記の迷惑電話のように、着信した電話番号が自動発呼しない×マークの付いている相手のときは、使用者が筐体23を開いても折り畳み式携帯電話装置300は発呼しない。
【0099】
このように、電話帳データに記憶されている電話番号の中で自動発呼可能とした自動発呼用電話番号についてだけ、使用者が筐体23を開ける操作で折り畳み式携帯電話装置300は自動的に発呼し、自動発呼用電話番号でない電話番号については、使用者が筐体23を開けても折り畳み式携帯電話装置300は自動的に発呼しない。
【0100】
なお、上記の説明では、折り畳み式携帯電話装置300が着信履歴を表示して自動的に発呼する場合を説明した。しかし、折り畳み式携帯電話装置300が電話帳データを表示して自動的に発呼する場合は、自動発呼用電話番号照合部50は表示部に表示している電話番号が自動発呼用電話番号かどうかをチェックし、自動発呼用電話番号のときだけ、使用者が筐体23が開ける操作で自動的に発呼し、自動発呼用電話番号でないときは使用者が筐体23を開けても自動的に発呼しないようにすることができる。
【実施例4】
【0101】
次に、本発明の実施例4の折り畳み式携帯電話装置400について説明する。
【0102】
図12は本発明の実施例4の折り畳み式携帯電話装置400の外観図である。
【0103】
折り畳み式携帯電話装置400は、回転軸41を有する第一の筐体42と、回転軸41を回転中心として、E矢印のように水平方向に回転する第二の筐体43とを備えている。回転軸41の中には図示しない開閉検出部を有し、開閉検出部は第二の筐体43が開いているのか閉じているのかを検出する。
【0104】
第二の筐体43を第一の筐体42の上に重ねても使用者は表示部45を外部から見ることができるので、第二の筐体43は第二の表示部を備えていない。
【0105】
図13は第二の筐体43を回転して、第一の筐体42の上に重ねた状態の外観図である。
【0106】
なお、折り畳み式携帯電話装置400の内部の構成は第二の筐体43が一つの表示部45しか有していない以外は、既に説明した実施例1ないし実施例3とほぼ同じであるので説明を省略する。
【0107】
また、第一のキー操作部17、スピーカー223、マイクロフォン224等の各構成部分も既に説明した実施例1ないし実施例3と同じであることから、同一の部分については、同一の番号を付して説明を省略する。
【0108】
実施例4の折り畳み式携帯電話装置400によれば、図13のように、第二の筐体43が閉じられた状態で折り畳み式携帯電話装置400が着信を受信すると、折り畳み式携帯電話装置400は着信した発呼者の電話番号を表示部45に表示する。
【0109】
さらに、折り畳み式携帯電話装置400は、着信した発呼者の電話番号が電話帳記憶部に予め登録してある電話番号か否かを照合し、登録してある電話番号と一致すれば登録してあることを示す表示を表示部25で行い、使用者が第二の筐体43を開くと自動的に発呼する。
【0110】
なお、折り畳み式携帯電話装置400が図13に示す表示をしているときに、使用者が第二のキー操作部217を用いて、カーソル枠を「発呼」から「キャンセル」に移して、使用者が第二の筐体43を開いても折り畳み式携帯電話装置400が発呼しないようにしてもよい。
【0111】
このように第一の筐体42の上を第二の筐体43が水平回転するタイプの折り畳み式携帯電話装置であっても本発明を適用することができる。
【0112】
また実施例1から実施例4では、開閉動作を回転によって実現した折り畳み式携帯電話装置を説明した。しかし、第一の筐体の上に第二の筐体をスライドさせる、いわゆるスライドタイプの携帯電話装置にも、折り畳み式携帯電話装置の一態様として本発明を適用することができる。スライドタイプの携帯電話装置の開閉検出部は、第一の筐体に対する第二の筐体の重なりの状態を検出して開閉を検出する。
【0113】
なお、上記の説明では、開閉検出部は、永久磁石222の接近を検出するホール素子221で構成される例を示した。しかし、第一の筐体22に対して閉じている第二の筐体23をヒンジ21に内蔵したコイルバネのバネ力をボタンによって開放して第一の筐体22と第二の筐体23とが自動的に開閉するようにした折り畳み式携帯電話装置や、開閉用の駆動モーターで閉じていた第二の筐体23を自動的に開くようにした折り畳み式携帯電話装置では、永久磁石222の接近を検出するホール素子221の代わりに、コイルバネのバネ力を解除するボタンや、開閉用の駆動モーターを動作させるスイッチを開閉検出部として用いることができる。
【産業上の利用可能性】
【0114】
以上のように、本発明は、着信履歴または電話帳の電話番号が読み出されて表示されている状態において、簡単な操作で自動的に発呼する折り畳み式携帯電話装置に適用できる。
【0115】
また、電話帳に登録されていない電話番号や、電話帳に登録されていても自動発呼する対象から除外されている電話番号については自動発呼しないように制限することができる折り畳み式携帯電話装置に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0116】
【図1】本発明の実施例1の折り畳み式携帯電話装置の筐体を閉じた状態の外観図
【図2】本発明の実施例1の折り畳み式携帯電話装置の筐体を開いた状態の外観図
【図3】本発明の実施例1の折り畳み式携帯電話装置の断面図
【図4】本発明の実施例1の折り畳み式携帯電話装置のブロック図
【図5】本発明の実施例1の折り畳み式携帯電話装置の動作を示したフローチャート
【図6】本発明の実施例1の折り畳み式携帯電話装置の筐体を閉じた状態の外観図
【図7】本発明の実施例2の折り畳み式携帯電話装置のブロック図
【図8】本発明の実施例2の折り畳み式携帯電話装置の筐体を閉じた状態の外観図
【図9】本発明の実施例2の折り畳み式携帯電話装置の動作を示したフローチャート
【図10】本発明の実施例3の折り畳み式携帯電話装置のブロック図
【図11】本発明の実施例3の折り畳み式携帯電話装置の記憶部の記憶内容を示す図
【図12】本発明の実施例4の折り畳み式携帯電話装置の筐体を開いた状態の外観図
【図13】本発明の実施例4の折り畳み式携帯電話装置の筐体を閉じた状態の外観図
【図14】従来の折り畳み式携帯電話装置の着信時のタイミングチャート
【符号の説明】
【0117】
17 第一のキー操作部
18 全体制御部
21 ヒンジ
22 第一の筐体
23 第二の筐体
19 記憶部
25 第一の表示部
27 第二の表示部
40 電話番号照合部
50 自動発呼用電話番号照合部
190 無線制御部
191 受信部
192 送信部
193 アンテナ
217 第二のキー操作部
219 電話帳記憶部
221 開閉検出部
222 磁石
223 スピーカー
224 マイクロフォン

Claims (5)

  1. 着信履歴を記憶する記憶部と、
    着信履歴読み出し部と、
    表示部と、
    筐体の開閉状態を検出する開閉検出部と、
    前記開閉検出部が筐体が開いたことを検出したときに自動的に発呼する自動発呼部とを有し、
    着信履歴を前記記憶部から読み出して前記表示部に表示した状態で前記開閉検出部が筐体が開いたことを検出すると、前記表示部に表示した着信履歴の電話番号に自動的に発呼するように構成したことを特徴とする折り畳み式携帯電話装置。
  2. 電話帳データを記憶する電話帳記憶部と、
    着信した電話番号を前記電話帳記憶部に記憶してある電話帳データと照合する電話番号照合部を更に有し、
    前記記憶部から読み出して前記表示部に表示している着信履歴の電話番号が前記電話帳記憶部に記憶してある電話帳データと一致することが確認された状態で前記開閉検出部が筐体が開いたことを検出すると、前記表示部に表示した着信履歴の電話番号に自動的に発呼するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式携帯電話装置。
  3. 筐体を開いたときに自動的に発呼する電話番号を自動発呼用電話番号として前記電話帳記憶部に登録しておくとともに、前記記憶部または前記電話帳記憶部から読み出して前記表示部に表示している電話番号を前記自動発呼用電話番号と照合する自動発呼用電話番号照合部を設け、
    前記表示部に表示している電話番号が前記自動発呼用電話番号であることが確認された状態で前記開閉検出部が筐体が開いたことを検出すると、表示部に表示した電話番号に自動的に発呼するように構成したことを特徴とする請求項2に記載の折り畳み式携帯電話装置。
  4. 電話帳データを記憶する電話帳記憶部と、
    電話帳データ読み出し部と、
    表示部と、
    筐体の開閉検出部と、
    前記開閉検出部が筐体が開いたことを検出したときに自動的に発呼する自動発呼部とを有し、
    電話帳データを前記電話帳記憶部から読み出して前記表示部に表示した状態で前記開閉検出部が筐体が開いたことを検出すると、前記表示部に表示した電話帳データの電話番号に自動的に発呼するように構成したことを特徴とする折り畳み式携帯電話装置。
  5. 筐体を開いたときに自動的に発呼する電話番号を自動発呼用電話番号として前記電話帳記憶部に登録しておくとともに、前記記憶部または前記電話帳記憶部から読み出して前記表示部に表示している電話番号を前記自動発呼用電話番号と照合する自動発呼用電話番号照合部を設け、
    前記表示部に表示している電話番号が前記自動発呼用電話番号であることが確認された状態で前記開閉検出部が筐体が開いたことを検出すると、表示部に表示した電話番号に自動的に発呼するように構成したことを特徴とする請求項4に記載の折り畳み式携帯電話装置。
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