JP3709819B2 - 携帯電話機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は携帯電話機に関し、特に持ち運びに便利な折り畳み型の携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の携帯電話機をその構造面で分類すると、一体型と折り畳み型とに分けられる。一体型は、受話部、送話部、表示部、操作部を1つの筐体に実装したタイプであり、収納時と同じ状態で通話やボタン操作が行える。但し、受話部、送話部、表示部、操作部が同一面に配設されているため、キーピッチを広くとれない、表示部の大画面化が困難、表示部や操作部の機械的な衝撃に対する保護が不十分、といった課題がある。
【0003】
他方、従来の折り畳み型の携帯電話機は、受話部及び表示部と送話部及び操作部を別々の筐体に実装し、2つの筐体をヒンジで折り畳み自在に構成したタイプであり、折り畳んで収納し、開いて通話やボタン操作、表示の確認を行う。折り畳んだ状態では、操作部及び表示部が他方の筐体で覆われる為、それらの保護が可能であり、また操作部及び表示部として使用できる面積を同サイズの一体型携帯電話機に比べて2倍近く確保できるため、キーピッチを広くとれ、表示部の大画面化が可能であるという利点がある。
【0004】
なお、一体型の携帯電話機における操作部にフリップと呼ばれる開閉自在な蓋を設けたフリップ型と呼ばれる携帯電話機では、フリップを閉じることで操作部を保護することができるようになっている。しかし、表示部や応答ボタン等の一部のファンクションキーは常に露出しているため、それらに対する保護は充分でなく、また、キーピッチを広くとれない、表示部の大画面化が困難といった一体型本来の課題を内在している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
昨今の携帯電話機は、音声通信としての単なる電話機としての機能以外に、電話機能に関連する付加機能や電話機能以外の機能を内蔵している。例えば電話機能に関連する付加機能の例として、電話帳として電話番号と名前を登録し、後の操作で電話帳を呼び出して電話をかけれるようにする電話帳機能、短縮ダイヤル機能、オリジナルな着信音の作曲機能など多種多用なものが知られている。また、電話機能以外の機能の例として、NTTドコモのiモード(登録商標)に代表されるようなコンテンツ配信サービスを利用するためのブラウザ機能、電子メール機能、テレビゲーム機能、携帯テレビ機能、電子手帳機能、パソコン機能などがある。
【0006】
このように携帯電話機が多機能化してくると、ユーザインタフェースの良否が装置の使い勝手の良さを左右する鍵になる。ユーザインタフェースの主要部は表示部及び操作部であり、その使い良さはキーピッチの拡大、大画面化にあるため、今後は今以上に上述した折り畳み型の携帯電話機が注目されるものと予想される。
【0007】
しかしながら、従来の折り畳み型の携帯電話機は、開いた状態で通話を行う形態をとっているため、図に示すように上側筐体51の内面に受話部52と表示部53とが上下に配設されている。このため、表示部53の表示面積を拡大するためには、上側筐体51自体のサイズを拡大するしか手だてがなく、それでは携帯電話機の小型化が阻害されるという課題があった。
【0008】
本発明の目的は、小型化を阻害することなしに表示部の面積の拡大を可能にした折り畳み型の携帯電話機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
第1の発明の携帯電話機は、上側筐体及び下側筐体をヒンジにより折り畳み自在に結合した折り畳み型携帯電話機であって、前記上側筐体の外面における前記ヒンジ近傍に受話部を備え、前記上側筐体の前記ヒンジから遠い端部に切り欠き部を備え、折り畳んだ状態で前記切り欠き部に対向する前記下側筐体の面に送話部を備え、前記上側筐体の内面のほぼ全体を表示面としている。
【0010】
第2の発明にかかる携帯電話機は、上側筐体と下側筐体とがヒンジを介して折り畳み自在に結合されており、前記上側筐体は、折り畳んだ状態で前記下側筐体に対向する面である内面に該内面のほぼ全体を表示面とする表示部を備えると共に前記内面の反対面である外面における前記ヒンジの近傍に受話部を備え且つ前記ヒンジから遠い端部に切り欠き部を備え、前記下側筐体は、折り畳んだ状態で前記上側筐体に対向する面である内面に主操作部を備えると共に前記切り欠き部に対向する面に送話部を備え、且つ、折り畳んだ状態で外部から操作可能な任意の箇所に着信に対する応答操作を行う副操作部を備えている。
【0011】
第3の発明の携帯電話機は、上側筐体と下側筐体とがヒンジを介して折り畳み自在に結合されており、前記上側筐体は、折り畳んだ状態で前記下側筐体に対向する面である内面に該内面のほぼ全体を表示面とする主表示部を備えると共に前記内面の反対面である外面に副表示部と前記ヒンジの近傍に配設された受話部を備え且つ前記ヒンジから遠い端部に切り欠き部を備え、前記下側筐体は、折り畳んだ状態で前記上側筐体に対向する面である内面に主操作部を備えると共に前記切り欠き部に対向する面に送話部を備え、且つ、折り畳んだ状態で外部から操作可能な任意の箇所に、着信に対する応答操作、内蔵記憶装置に記憶された発信先相手情報を前記副表示部に順次表示させてその何れか1つを選択する操作、選択した発信先相手に対する発信操作を行う副操作部を備えている。
【0012】
ここで、主操作部は、0から9までの数字キーと#キーと*キーを含む数字・記号キー群及び幾つかのファンクションキーを含んで構成される。副操作部は、押しボタンやダイヤルキーやロータリースイッチ等の何れか、またはその組み合わせで構成される。ロータリースイッチを含んで構成される場合、このロータリースイッチは、開いた状態で前記主表示部に表示されるデータのスクロール操作用として使用するのが好ましい。
【0013】
第4の発明にかかる携帯電話機は、第1乃至第3の発明にかかる携帯電話機において、音声通信としての電話機能以外に、電話機能に関連する付加機能を1以上備えている。
【0014】
第5の発明にかかる携帯電話機は、第1乃至第3の発明にかかる携帯電話機において、音声通信としての電話機能以外に、電話機能以外の機能を1以上備えている。
【0015】
【作用】
第1の発明にあっては、折り畳んだ状態の携帯電話機を、下側筐体が手のひらに接しヒンジが上側に位置するように把持すると、上側筐体に設けられた受話部と、折り畳んだ状態で外部に露出する箇所であってヒンジから離れた箇所に設けられた送話部とを送受話部として使って、折り畳んだ状態で通話が行える。また、上側筐体を開くと、上側筐体のほぼ内面全体を表示面とする大型の表示部を利用することができる。
【0016】
第2の発明にあっては、第1の発明と同様に折り畳んだ状態で通話でき、開いた状態で大型の表示部を利用することができると共に、着信があった場合に副操作部を操作することで応答できるため、折り畳んだ状態で応答し即通話が可能となる。
【0017】
第3の発明にあっては、第1の発明と同様に折り畳んだ状態で通話でき、開いた状態で大型の表示部を利用することができると共に、第2の発明と同様に着信があった場合に折り畳んだ状態で応答し即通話することができ、更に、副操作部の操作によって、装置本体に内蔵された記憶装置に記憶された発信先相手情報を副表示部に順次表示して1つを選択し且つ発信を指示することで、折り畳んだ状態で発信操作が行える。
【0018】
第4の発明にあっては、音声通信として電話機能以外に、電話機能に関連する付加機能として、電話帳機能、短縮ダイヤル機能、オリジナルな着信音の作曲機能などを1以上備え、これらの付加機能に関し、大きなサイズの表示部、キーピッチの広い主操作部による使い勝手の良いユーザインタフェースを利用者に提供する。
【0019】
第5の発明にあっては、音声通信として電話機能以外に、電話機能以外の機能として、ブラウザ機能、電子メール機能、テレビゲーム機能、携帯テレビ機能、電子手帳機能、パソコン機能などを1以上備え、これらの付加機能に関し、大きなサイズの表示部、キーピッチの広い主操作部による使い勝手の良いユーザインタフェースを利用者に提供する。
【0020】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態の例について図面を参照して詳細に説明する。
【0021】
図1は本発明の携帯電話機の前提例にかかる外観図であり、(a)は折り畳んだ状態の外観斜視図、(b)は折り畳んだ状態の左側面図、(c)は開いた状態の外観斜視図である。図1に示されるように、本前提例にかかる携帯電話機1は、上側筐体2とそれより若干長尺な下側筐体3とをヒンジ4を介して折り畳み自在に結合した折り畳み型携帯電話機である。
【0022】
上側筐体2は、折り畳んだ状態で下側筐体3に対向する面である内面に主表示部5を備え、従来の折り畳み型携帯電話機のように受話部は配設されていない。従って、主表示部5は、上側筐体2の内面のほぼ全体を表示面とする大型の表示部として設けられている。主表示部5は、例えば液晶表示器(LCD)で構成される。
【0023】
また、上側筐体2は、折り畳んだ状態で下側筐体3に対向しない面(外面)に受話部7と副表示部8と応答ボタン9とを備える。受話部7は、後述する送話部11との距離を長くするためにヒンジ4の近傍に配設するのが望ましい。応答ボタン9は、折り畳んだ状態の携帯電話機1を片手で把持したときに親指で操作し易い箇所に配設するのが望ましい。副表示部8は、携帯電話機1を把持して操作する手で覆われず、且つ見やすい箇所に配設するのが望ましい。このようなことを考慮し、本例では、ヒンジ4の近傍に受話部7を、外面の中央より若干上側に応答ボタン9を、受話部7と応答ボタン9の間に小型の副表示部8を配設している。受話部7は、音孔、内蔵されたレシーバ等を含んで構成される。副表示部8は、例えば小型の液晶表示器で構成される。応答ボタン9は、例えば押しボタン型のスイッチで構成される。
【0024】
他方、下側筐体3は、折り畳んだ状態で上側筐体2に対応する面(内面)に主操作部10と送話部11とを備える。送話部11は、折り畳んだ状態で露出させる必要があるため、折り畳んだときに上側筐体2で覆われない部分である先端付近(ヒンジ4から遠い側)に配設される。送話部11は、音孔、内蔵されたマイクロフォン等を含んで構成される。他方、主操作部10は、使わないときの保護のために折り畳んだときに上側筐体2で覆われる部分に配設される。主操作部10は、0から9までの数字キーと#キーと*キーを含む数字・記号キー群12、各種のファンクションキーを含むファンクションキー群13を含んで構成される。ファンクションキー群13には、電話の発信、着信時に使用する開始キー14、終話するときや携帯電話機1の電源をオン,オフするときに使用する終了キー15、その他のキーが含まれる。その他のキーとしては、メニューの呼び出しに使用するメニューキー、iモードメニューの表示などに使用するiモードキー、上下左右へのスクロール、電話帳の呼出し、着信履歴の表示、リダイヤル時や操作の決定時などに使用するコマンドキー等、本携帯電話機1の有する機能や機種に応じて適宜設けられている。なお、ファンクションキー群13のキーのうち、使用頻度の高いキーは操作性を高めるためにヒンジ4に近い側に配設される。
【0025】
また、下側筐体3は、その左側面にロータリー&プッシュスイッチ(略してRPスイッチと称す)16が配設されている。RPスイッチ16は、回転させると回転方向に応じた回転信号を出力し、またプッシュするとプッシュ信号を出力するスイッチである。PRスイッチ16は、折り畳んだ状態の携帯電話機1を左手で把持したときに親指で操作し易い箇所に配置するのが望ましい。本例の場合、このRPスイッチ16と前述した応答ボタン9とで副操作部が構成される。
【0026】
その他、携帯電話機1の外面には、アンテナ17、着信ランプ18等、必要な他の部品が幾つか実装されている。アンテナ17は、折り畳んだ状態でも開いた状態でも上方を向くように、下側筐体3の外面におけるヒンジ4近傍に設けられている。着信ランプ18は、上側筐体2の内面上端部以外に外面下端部(ヒンジ側端部)にも設け、折り畳んだ状態でも視認し易くしている。また、図1では図示されていないが、着信音を発するサウンダーが下側筐体3の背面に設けられている。
【0027】
上側筐体2に実装された上記の各構成要素は上側筐体2の内部に収納された回路基板の回路要素に接続され、同じく下側筐体3に実装された上記の各構成要素は下側筐体3の内部に収納された回路基板の回路要素に接続され、上側筐体2の回路基板と下側筐体3の回路基板とがヒンジ4の内部を経由する多数の信号線によって相互に接続され、上側筐体2及び下側筐体3が物理的かつ電気的に一体となって携帯電話機1を構成している。下側筐体3の背面には電池パックを収納するケースがあり、内蔵された電池パックの電力が各部に供給される。
【0028】
図2は本前提例にかかる携帯電話機1の電気的な構成を示すブロック図である。携帯電話機1の全体を制御する制御部21はMPU等を含んで構成され、この制御部21にEEPROM22、RAM23、無線部24、主操作部10、副操作部25、報知駆動部26、受話用の駆動部27、送話用の駆動部29、表示用の主及び副駆動部30及び31が接続されている。また、無線部24にはアンテナ17が、報知駆動部26には着信ランプ18、サウンダー33及びバイブレータ34が、受話用の駆動部27には受話部7が、送話用の駆動部29には送話部11が、表示用の主及び副駆動部30及び31には主及び副表示部5及び8が、それぞれ接続されている。更に、上側及び下側筐体2及び3が折り畳まれた状態か否かを検出する開閉検知器36が備えられ、その検知信号が表示用の主駆動部30に出力されている。
【0029】
EEPROM22は、各種のプログラム及びデータを記憶する。制御部21はEEPROM22に記憶されたプログラムを実行することにより、携帯電話機1の主たる制御を行う。記憶されるプログラムは、本携帯電話機1を音声通信としての電話機として機能させるプログラム、本携帯電話機1に電話機能に関連する付加機能や電話機能以外の機能を持たせるための1以上のプログラムを含む。電話機能に関連する付加機能を持たせるためのプログラムとしては、電話帳機能を実現するプログラム、短縮ダイヤル機能を実現するプログラム等がある。また、電話機能以外の機能を実現するプログラムとしては、ブラウザ機能を実現するプログラム、電子メール機能を実現するプログラム、テレビゲーム機能を実現するプログラム、電子手帳機能を実現するプログラム、パソコン機能を実現するプログラム等がある。記憶されるデータは、電話帳、発信履歴、着信履歴等のデータである。
【0030】
RAM23は、制御部21の制御に際して一時的に保持するデータの記憶用に使用される。無線部24は、アンテナ17を介して基地局と無線信号を送受信する部分である。この無線部24は、本携帯電話機1を電話として使用する際に必要な基地局との間のダイヤル信号等の制御データや送受話信号を無線電波に変換して送受信する機能と、電子メールの送受信やコンテンツの受信を例えばパケット通信で行うデータ通信機能とを有している。
【0031】
主操作部10は、図1に示した数字・記号キー群12及びファンクションキー群13で構成され、副操作部25は、図1に示した応答ボタン9及びRRスイッチ16で構成される。
【0032】
報知駆動部26は、着信があった旨を着信ランプ18の点滅、サウンダー33の鳴動、バイブレータ34の振動の何れか1つ又はその組み合わせで利用者に通知する部分である。何れの形態で報知を行うかは利用者による事前の設定に従う。
【0033】
開閉検知器36は、例えば上側筐体2の内面の空き部分に埋め込まれたマグネットと、折り畳まれたときにマグネットに対向する下側筐体3に設けられた磁力検知センサで構成され、上及び下側筐体2及び3が折り畳まれた状態か否かの検知信号を出力する。マグネット方式でなく、上及び下側筐体2及び3の何れか一方の内面に、折り畳まれたときに他方の筐体で押下されるスイッチを用いた機械的なもの等、任意の構成とすることができる。検知信号は、例えば折り畳まれているときは論理“1”、開いているときは論理“0”となる1ビットで構成される。
【0034】
受話用の駆動部27は、制御部21から送出される受話信号を増幅して受話部7を駆動する。送話用の駆動部29は、送話部11からの送話信号を増幅して制御部21へ出力する。
【0035】
表示用の駆動部30は、制御部21から出力される主表示部用の画像情報を受け取って内蔵の表示メモリを更新し、この表示メモリから画像情報を読み出して主表示部5に表示する。但し、開閉検知器36の検知出力が携帯電話機1が折り畳まれていることを示す場合、表示メモリの更新は続行するが、主表示部5は非表示状態とする(消灯する)。従って、携帯電話機1が再び開かれると、最新の画像情報が主表示部5に表示される。
【0036】
表示用の副駆動部31は、制御部21から出力される副表示部用の画像情報を受け取って内蔵の表示メモリを更新し、この表示メモリから画像情報を読み出して副表示部8に表示する。
【0037】
次に本前提例にかかる携帯電話機1の動作を説明する。
【0038】
電源が投入された直後においては、携帯電話機1は待ち受け状態に遷移している。待ち受け状態では、制御部21は、主駆動部30を通じて主表示部5に主表示部用の待ち受け画面を表示すると共に副駆動部31を通じて副表示部8に副表示部用の待ち受け画面を表示し、イベントの発生を監視している。主及び副表示部用の待ち受け画面には、例えば現在日時及び時刻、電池レベル等を表示する。主及び副表示部に同じ情報を表示するのではなく、異なる情報を表示するようにしても良い。監視するイベントの主なものは、主及び副操作部10及び25からの入力、基地局からの着信信号の受信などである。
【0039】
何らかのイベントが発生した場合、発生したイベントに応じた状態へ遷移し、制御部21の制御の下で必要な処理が行われた後、再び待ち受け状態へ戻る。以下、代表的な動作例について説明する。
【0040】
(1)着信
着信があった際の制御部21の処理例を図3に示す。アンテナ17を通じて基地局から発信者電話番号を含む自携帯電話機1宛の着信信号が無線部24で受信されると、制御部21は、報知駆動部26を起動して着信ランプ18、サウンダー33、バイブレータ34によって着信報知を行い(ステップS1)、主及び副駆動部30及び31を通じて主及び副表示部5及び8の画面を待ち受け画面から着信時画面に更新する(ステップS2)。着信時画面では、例えば発信者電話番号が表示される。次に制御部21は、携帯電話機1の利用者が応答したか否か、利用者が応答せず発信者側が切断してしまったか否かを監視する(ステップS3、S4)。本携帯電話機1では、利用者は、応答ボタン9またはRPスイッチ16のプッシュ、開始キー14のプッシュの何れかによって応答することができる。なお、エニーアンサー機能を持つ携帯電話機では、その他の任意のキーによる応答が可能である。
【0041】
利用者が応答した場合(ステップS3でYES)、制御部21は着信報知を停止させ(ステップS5)、通話制御を実施することにより発信者との通話を可能にする(ステップS6)。そして、通話が終了すると、EEPROM22の着信履歴領域に、今回の発信者電話番号を記録し(ステップS7)、待ち受け状態へ戻る。他方、利用者が応答せずに相手が回線を切断した場合(ステップS4でYES)、制御部21は、今回の発信者電話番号をEEPROM22の着信履歴領域に「不在」の印を付けて記録し(ステップS7)、待ち受け状態へ戻る。
【0042】
ステップS6の通話制御では、制御部21は、無線部24で受信される発信者の音声信号を受話用の駆動部27に送出し、また送話用の駆動部29から入力される音声信号を無線部24に出力することで、発信者との通話を可能にしている。また、終話したか否かを発信者側からの回線断、着信者側の入力操作によって監視し、終話した場合、通話制御を終了する。本携帯電話機1では、利用者は、応答ボタン9またはRPスイッチ16のダブルプッシュ、終了キー15のプッシュの何れかによって終話することができる。ここで、ダブルプッシュとは、短時間の間にプッシュを2回行う操作を意味する。また、制御部21は、通話制御中、主及び副表示部5及び8の画面に通話時間などの情報を適宜表示する制御を実施する。
【0043】
図4に、待ち受け状態で着信があった際の副表示部8の画面の遷移と利用者の操作例を示す。この例では副表示部8が3行分の表示エリアを有するものとしている。以下、図4を参照して、携帯電話機1を折り畳んだ状態で利用者が応答、通話、終話する際の動作を説明する。
【0044】
待ち受け状態において、副表示部8には、1行目に電池レベル及び無線レベルが、2行目に現在日時と曜日がそれぞれ表示されている。着信があると、着信時画面に切り替わり、発信者電話番号が3行目に表示される。利用者は着信報知で着信があったことを認識でき、この発信者電話番号で発信者を認識できる。利用者が応答ボタン9をプッシュするか、またはRPスイッチ16をプッシュして応答すると、通話状態となり、受話部7を耳に当て、送話部11を口元に近付けることで通話が行える。このとき、副表示部8の2行目は通話時間に切り替わっており、時々刻々と通話時間がカウント表示される。なお、携帯電話機1が折り畳まれているので、表示用の主駆動部30は主表示部5を消灯している。終話する際、利用者は応答ボタン9をダブルプッシュするか、またはRPスイッチ16をダブルプッシュする。終話すると、副表示部8は待ち受け画面に戻る。このように本携帯電話機1では、着信があった場合、着信携帯電話機1を折り畳んだ状態のまま一度も開くことなく、応答、通話、終話することができる。
【0045】
図4で示したような画面の遷移と同様な遷移は主表示部5でも実施されているため、携帯電話機1を開けた状態で着信があった場合、主表示部5で発信先相手の電話番号を確認することができる。そして、利用者が応答ボタン9またはRPスイッチ16をプッシュするか、開始キー14をプッシュして応答すると、通話状態となり、携帯電話機1を折り畳んで受話部7を耳に当て、送話部11を口元に近付ければ通話が行える。
【0046】
(2)発信
本携帯電話機1には、副操作部25の操作により、EEPROM22に記憶された発信先相手情報を主及び副表示部5及び8に順次表示させてその何れか1つを選択し、この選択した発信先相手に対して発信することができる機能が備えられている。この機能を副操作部起動式発信機能と呼ぶ。ここで、EEPROM22に記憶された発信先相手情報として、本例では着信履歴、発信履歴、電話帳の3つのうち、事前に利用者が選択したものを使用する。この選択はメニューキーによって主表示部5に発信先相手情報選択画面を呼び出し、着信履歴、発信履歴、電話帳の中から1つを選択することで行える。
【0047】
図5に副操作部起動式発信機能にかかる制御部21の処理例を示す。待ち受け状態において、利用者がRPスイッチ16をプッシュすると、制御部21は副操作部起動式発信機能が起動されたものと認識し、図5に示す処理を開始する。先ず、着信履歴、発信履歴、電話帳の3つの発信先相手情報のうちの事前に設定された発信先相手情報に登録された3件分の情報を主及び副表示部5及び8に表示し、その中央の1つを選択中を示す反転表示とする(ステップS11)。ここで、表示する情報は、電話帳の場合には電話番号に対応して登録された相手名称、着信履歴及び発信履歴の場合には電話番号である。次に制御部21は、利用者の入力を待ち合わせ(ステップS12)、次の入力がスクロール指示であった場合、その指示方向に従って表示する3件分の情報のスクロールを行い、新たに中央に表示されることになった1つを選択中を示す反転表示とする(ステップS13)。スクロールの指示は、RPスイッチ16の回転によって入力でき、また開いているときは主操作部10におけるスクロール用のファンクションキーでも行える。
【0048】
次の利用者の入力が終了指示であった場合は、制御部21は副操作部起動式発信機能を停止し、待ち受け状態に戻る。副操作部起動式発信機能の起動中における終了指示は、本携帯電話機1ではRPスイッチ16または応答ボタン9のダブルプッシュで行え、また開いているときは主操作部10における終了キー15でも行える。
【0049】
他方、利用者からの次の入力が発信指示であった場合、制御部21は、現に反転表示されている中央の情報が選択されたものと判断し、選択された相手の電話番号を無線部24を通じて基地局へ送信することで発信処理を行う(ステップS14)。発信の指示は、RPスイッチ16または応答ボタン9のプッシュで行え、また開いているときは主操作部10の開始キー14のプッシュでも行える。
【0050】
次に制御部21は発信先が話中か否かを無線部24を通じて基地局から受信する信号によって判定し(ステップS15)、話中でなく相手が応答すれば、通話制御を実施することにより発信先との通話を可能にする(ステップS16)。この通話制御は図3のステップS6と同様に無線部24で受信される相手の音声信号を受話用の駆動部27に送出し、また送話用の駆動部29から入力される音声信号を無線部24に出力することで、相手との通話を可能にする。また、終話したか否かを相手からの回線断、本携帯電話機1の入力操作によって監視し、終話した場合、通話制御を終了する。本携帯電話機1では、利用者は、応答ボタン9またはRPスイッチ16のダブルプッシュ、終了キー15のプッシュの何れかによって終話することができる。そして、通話が終了すると、EEPROM22の発信履歴領域に、今回の発信先相手の電話番号を記録し(ステップS17)、待ち受け状態へ戻る。他方、利用者が話中であった場合(ステップS15でYES)、制御部21は、今回の発信先相手の電話番号をEEPROM22の発信履歴領域に「不在」の印を付けて記録し(ステップS17)、待ち受け状態へ戻る。
【0051】
図6に、副操作部起動式発信機能を使って発信を行った際の副表示部8の画面の遷移と利用者の操作例を示す。この例では副表示部8が3行分の表示エリアを有するものとしている。以下、図6を参照して、携帯電話機1を折り畳んだ状態で利用者が発信、通話、終話する際の動作を説明する。
【0052】
待ち受け状態において、副表示部8には、1行目に電池レベル及び無線レベルが、2行目に現在日時と曜日がそれぞれ表示されている。RPスイッチ16のプッシュ操作によって副操作部起動式発信機能が起動されると、発信履歴、着信履歴および電話帳の3つの発信先相手情報のうち事前に設定された発信先相手情報に登録された3件分の情報が副表示部8に表示される。図6の例は電話帳の場合を示し、中央の×××商店が反転表示されている。この状態でRPスイッチ16を手前方向に回転させると、3件分の情報が手前側に1件分ずつスクロールされ、新たに中央に位置する□□□会社が反転表示される。因みに、RPスイッチ16を反対方向に回転させると3件分の情報が反対側に1件分ずつスクロールされ、新たに中央に位置する○○○会社が反転表示される。
【0053】
□□□会社の情報が反転表示されている状態で、RPスイッチ16または応答ボタン9がプッシュされると、発信処理が行われ、□□□会社に対応して電話帳に登録されている電話番号を用いて発信が行われる。そして、相手が応答し通話状態になると、受話部7を耳に当て、送話部11を口元に近付けることで通話が行える。このとき、副表示部8の1行目は電池レベル及び無線レベルに、2行目は通話時間に、3行目は発信した電話番号にそれぞれ切り替わっており、時々刻々と通話時間がカウント表示される。なお、携帯電話機1が折り畳まれているので、表示用の主駆動部30は主表示部5を消灯している。利用者が終話するために応答ボタン9をダブルプッシュするか、またはRPスイッチ16をダブルプッシュすると、副表示部8は待ち受け画面に戻る。このように本携帯電話機1では、携帯電話機1を折り畳んだ状態のまま一度も開くことなく、発信、通話、終話することができる。
【0054】
副操作部起動式発信機能では、図6で示したような画面の遷移と同様な遷移は主表示部5でも実施されているため、携帯電話機1を開けた状態でも前述と同様の操作で発信、通話、終話することができる。但し、通話時には携帯電話機1を折り畳む必要がある。その他、折り畳んだ状態で発信、通話し、開いて終話する利用形態や、開いた状態で発信し、折り畳んで通話、終話する利用形態など各種の利用形態が可能である。
【0055】
本携帯電話機1は、副操作部起動式発信機能以外に、既存の折り畳み型携帯電話機と同様な発信操作でも発信が行える。即ち、携帯電話機1を開いて、数字・記号キー群12によるダイヤル番号入力と開始キー14のプッシュによって任意の相手への発信が可能であり、また、ファンクションキー群13の操作によって、電話帳、着信履歴、発信履歴の何れかを主表示部5に呼出し、画面のスクロール、該当する相手の選択、開始キー14のプッシュによって、事前に登録された任意の相手への発信も可能である。但し、通話時には携帯電話機1を折り畳む必要がある。
【0056】
(3)電話機能に関連する付加機能
本携帯電話機1では、既存の折り畳み型携帯電話機と同じ方法で、電話機能に関連する付加機能を利用することができる。例えば、付加機能の1つとして電話帳登録機能を例にすると、携帯電話機1を開き、ファンクションキー群13の操作で電話帳登録機能プログラムを起動すると、主表示部5に電話帳登録用画面が表示され、一連の操作を行うことで相手名称、電話番号の対をEEPROM22の電話帳領域に登録することができる。その他、短縮ダイヤル機能、着信報知形態の設定等、各種の付加機能が利用可能である。これらの付加機能は、主表示部5を出力インタフェースとして、主操作部10を入力インタフェースとして利用することで、使い勝手の良いユーザインタフェースを利用者に提供することができる。また、電話機能に関連する付加機能の起動中、RPスイッチ16は例えば主表示部5の画面のスクロール用に利用可能になっている。
【0057】
(4)電話機能以外の機能
本携帯電話機1には、電話機能以外の機能として、ブラウザ機能、電子メール機能、テレビゲーム機能、携帯テレビ機能、電子手帳機能、パソコン機能などの電話機能以外の機能が搭載されており、これらの機能は、主表示部5を出力インタフェースとして、主操作部10を入力インタフェースとして利用者に提供される。例えば、iモードを例に説明すると、携帯電話機1を開き、ファンクションキー群13の操作でiモード機能プログラムを起動すると、主表示部5にiモードメニューが表示され、その任意の項目を選択することで各種のサービスを利用することができるようになっている。また、電話機能以外の機能の起動中、RPスイッチ16は例えば主表示部5の画面のスクロール用に利用可能になっている。
【0058】
述した前提例では、下側筐体3を上側筐体2より若干長尺にし、折り畳んだ状態で上側筐体2で覆われない下側筐体3の内面部分に送話部11を設けたが、本発明の実施の形態にかかる携帯電話機においては、折り畳んだ状態の正面図を示す図7のように、上側筐体2の先端部分(ヒンジ4から遠い側)に略U字状等の切り欠き部(孔を含む)41を設け、折り畳まれた状態で切り欠き部41に対向する下側筐体3の内面に送話部11を設ける点で前提例と相違し、その他の点は前提例と同じである。この場合、下側筐体3は上側筐体2より長尺にしても良いし、同じか若干短くすることも可能である。
【0060】
以上本発明の実施の形態について説明したが、本発明は以上の実施の形態にのみ限定されず、その他各種の付加変更が可能である。例えば、副操作部25をRPスイッチ16だけで構成したり、RPスイッチ16の代わりに幾つかの押しボタンを使ったり等、任意の構成を採用することができる。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、以下のような効果が得られる。
【0062】
小型化を阻害することなしに表示部の面積の拡大が可能である。その理由は、上側筐体の内面のほぼ全体が表示面になっているからである。
【0063】
着信時の操作性が向上する。その理由は、副操作部を操作することで折り畳んだ状態で応答でき、且つ折り畳んだまま通話できるため、従来の折り畳み型携帯電話機のように一々開く必要がないためである。
【0064】
事前に登録してある相手に対する発信時の操作性が向上する。その理由は、副操作部を操作することにより、折り畳んだ状態で、内蔵記憶装置に記憶してある発信先相手情報の表示と選択、この選択した相手先への発信指示が行え、且つ折り畳んだまま通話できるため、従来の折り畳み型携帯電話機のように一々開く必要がないためである。現状の携帯電話機の利用状況を見ると、ダイヤルキーで相手先を指定するより電話帳、発信履歴、着信履歴に登録されている相手を指定して電話をかける場合の方が圧倒的に多いため、殆どの場合、折り畳んだ状態のままで利用できることになる。なお、ダイヤルキーで相手先を指定する場合には、携帯電話機を開いて主操作部からダイヤルし、閉じて通話することになり、従来の折り畳み型携帯電話機と比べて、閉じる操作が1度介在するだけで、操作性はそれほど悪化することはない。
【0065】
電話帳機能、短縮ダイヤル機能などの電話機能に関連する付加機能を使い勝手の良いユーザインタフェースで利用者に提供できる。その理由は、サイズの大きな主表示部、キーピッチの広い主操作部によるユーザインタフェースが利用できるからである。
【0066】
ブラウザ機能、電子メール機能などの電話機能以外の機能を使い勝手の良いユーザインタフェースで利用者に提供できる。その理由は、サイズの大きな主表示部、キーピッチの広い主操作部によるユーザインタフェースが利用できるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の携帯電話機の前提例にかかる外観図であり、(a)は折り畳んだ状態の外観斜視図、(b)は折り畳んだ状態の左側面図、(c)は開いた状態の外観斜視図である。
【図2】 本発明の前提例にかかる携帯電話機の電気的な構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の前提例にかかる携帯電話機に着信があった際の制御部の処理例を示すフローチャートである。
【図4】 本発明の前提例にかかる携帯電話機において、待ち受け状態で着信があった際の副表示部の画面の遷移と利用者の操作例を示す図である。
【図5】 本発明の前提例にかかる携帯電話機を有する副操作部起動式発信機能にかかる制御部の処理例を示すフローチャートである。
【図6】 本発明の前提例にかかる携帯電話機を有する副操作部起動式発信機能を使って発信を行った際の副表示部の画面の遷移と利用者の操作例を示す図である。
【図7】 本発明の携帯電話機の実施の形態にかかる折り畳んだ状態の正面図である。
【図】 従来の折り畳み型携帯電話機における上側筐体の内面の正面図である。
【符号の説明】
1…携帯電話機
2…上側筐体
3…下側筐体
4…ヒンジ
5…主表示部
7…受話部
8…副表示部
9…応答ボタン
10…主操作部
11…送話部
12…数字・記号キー群
13…ファンクションキー群
14…開始キー
15…終了キー
16…RPスイッチ
17…アンテナ
18…着信ランプ
21…制御部
22…EEPROM
23…RAM
24…無線部
25…副操作部
26…報知駆動部
27…駆動部
29…駆動部
30…主駆動部
31…副駆動部
33…サウンダー
34…バイブレータ
36…開閉検知器

Claims (6)

  1. 上側筐体及び下側筐体をヒンジにより折り畳み自在に結合した折り畳み型携帯電話機であって、前記上側筐体の外面における前記ヒンジ近傍に受話部を備え、前記上側筐体の前記ヒンジから遠い端部に切り欠き部を備え、折り畳んだ状態で前記切り欠き部に対向する前記下側筐体の面に送話部を備え、前記上側筐体の内面のほぼ全体を表示面とした携帯電話機。
  2. 上側筐体と下側筐体とがヒンジを介して折り畳み自在に結合されており、前記上側筐体は、折り畳んだ状態で前記下側筐体に対向する面である内面に該内面のほぼ全体を表示面とする表示部を備えると共に前記内面の反対面である外面における前記ヒンジの近傍に受話部を備え且つ前記ヒンジから遠い端部に切り欠き部を備え、前記下側筐体は、折り畳んだ状態で前記上側筐体に対向する面である内面に主操作部を備えると共に前記切り欠き部に対向する面に送話部を備え、且つ、折り畳んだ状態で外部から操作可能な任意の箇所に着信に対する応答操作を行う副操作部を備えた携帯電話機。
  3. 上側筐体と下側筐体とがヒンジを介して折り畳み自在に結合されており、前記上側筐体は、折り畳んだ状態で前記下側筐体に対向する面である内面に該内面のほぼ全体を表示面とする主表示部を備えると共に前記内面の反対面である外面に副表示部と前記ヒンジの近傍に配設された受話部を備え且つ前記ヒンジから遠い端部に切り欠き部を備え、前記下側筐体は、折り畳んだ状態で前記上側筐体に対向する面である内面に主操作部を備えると共に前記切り欠き部に対向する面に送話部を備え、且つ、折り畳んだ状態で外部から操作可能な任意の箇所に、着信に対する応答操作、内蔵記憶装置に記憶された発信先相手情報を前記副表示部に順次表示させてその何れか1つを選択する操作、選択した発信先相手に対する発信操作を行う副操作部を備えた携帯電話機。
  4. 前記副操作部は前記下側筐体の側面に設けられたロータリースイッチを含んで構成され、前記ロータリースイッチは、開いた状態で前記主表示部に表示されるデータのスクロール操作用として使用される請求項2または3記載の携帯電話機。
  5. 音声通信としての電話機能以外に、電話機能に関連する付加機能を1以上備えた請求項1乃至の何れか1項に記載の携帯電話機。
  6. 音声通信としての電話機能以外に、電話機能以外の機能を1以上備えた請求項1乃至の何れか1項に記載の携帯電話機。
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