JPWO2004093091A1 - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents
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Abstract
Description
ワード線の電圧制御については、プログラム電圧生成回路が生成したプログラム用の高電圧は、Xデコーダ回路を介して選択セクタの選択ワード線に供給される構成となっている。またイレーズ電圧生成回路が生成したイレーズ用の負電圧は、Xデコーダ回路を介して選択セクタのワード線に供給される構成となっている。
図1は、Xデコーダ回路の概略構成を示す図である。このXデコーダ回路は1つのブロックに対応し、k個のブロックが存在するのであれば、図1に示すXデコーダ回路がk個設けられることになる。またこのXデコーダ回路は複数のセクタに対応するものであり、図1の例では2つのセクタS1及びS2が設けられる。
図1のXデコーダ回路は、高電圧スイッチ回路11、グローバルXデコーダ12、高電圧Xデコーダ13、サブXデコーダ(ワード線ドライバ)14、及びセクタスイッチ15を含む。高電圧スイッチ回路11及びグローバルXデコーダ12は、複数のセクタに対して1つずつ設けられる。また各セクタにおいて、1つの高電圧Xデコーダ13、1つのセクタスイッチ15、及び複数のサブXデコーダ14が設けられる。
図2は、高電圧スイッチ回路11の構成の一例を示す回路図である。
図2の高電圧スイッチ回路11は、AND回路21及び22、OR回路23、NMOSトランジスタ24乃至26、及びPMOSトランジスタ27乃至29を含む。信号SELqは当該ブロックを選択する信号であり、信号SELBqは信号SELqの反転信号である。また信号ERSELVTは通常はLOW(グラウンド電圧Vss)であり、イレース時にHIGH(電源電圧Vcc)になる信号である。信号ERSELBVTは通常はHIGH(電源電圧Vcc)であり、イレース時にLOW(グラウンド電圧Vss)になる信号である。更に信号SVPXは、リード/プログラム時にHIGHになる信号である。VPXGは入力高電圧である。
リード/プログラム時において選択されるブロックに対しては、SVPX=H、SELq=H、ERSELVT=Lにより、出力電圧VPXqは入力高電圧VPXGとなる。リード/プログラム時において非選択のブロックに対しては、SVPX=H、SELq=Lにより、出力電圧VPXqはERSELBVTの電圧が供給される。このERSELBVTの電圧はリード時にはVccである。
イレーズ時には、ERSELVT=H、SVPX=Lであり、選択ブロックにおいては出力電圧VPXqは0Vとなる。またイレーズ時の非選択ブロックにおいては、出力電圧VPXq=VPXG=Vccとなる。
図3は、グローバルXデコーダ12の構成の一例を示す回路図である。
図3のグローバルXデコーダ12は、NAND回路31及び32、インバータ33及び34、NMOSトランジスタ35及び36、及びPMOSトランジスタ37及び38を含む。リード/プログラム時の選択ブロックに対しては、GWLNqx=VPXq、GWLBqx=0Vとなるように動作する。またリード/プログラム時の非選択ブロックに対しては、GWLNqx=0V、GWLBqx=Vccとなるように動作する。出力信号GWLNqx及びGWLBqxは複数のセクタに対してグローバルな信号である。イレーズ時にはVPXq=0V、ERXTFB=0V、XTx=0Vにより、GWLNqx=0V及びGWLBqx=0Vとなる。
図3の回路が32本のGWLNq(31:0)及びGWLBq(31:0)のそれぞれに対して32個設けられ、これらの回路全体でグローバルXデコーダ12を構成する(図1参照)。なお上記説明したGWLNqx及びGWLBqxは、それぞれGWLNq(31:0)及びGWLBq(31:0)のうちの一本に対応する。
図4は、高電圧Xデコーダ13の構成の一例を示す回路図である。
図4の高電圧Xデコーダ13は、NAND回路41、NMOSトランジスタ42及び43、及びPMOSトランジスタ44及び45を含む。PMOSトランジスタ44及び45は、Vccレベルの論理をVpxレベルの論理に変換するレベルシフタとして機能する。信号ERXTFBは、イレーズ時にLOWになりパスゲートをオフにする信号である。信号VXTvは、アドレス信号を変換した信号であり、当該VWLのデコード選択時にHIGHになる。更に信号SELnは、セクタ選択時にHIGHになる信号である。またXDSnは、通常0Vでありイレーズ時に負電圧NEGP(例えば−6V)になる電圧信号である。
リード/プログラムの選択時には、VWLnv=VPXqとなり、非選択時にはVWLnv=0Vとなる。またイレーズ時にはVPXq=0V、VXTv=SELn=H、XDSn=NEGPにより、VWLnv=NEGPとなる。ここでNEGPは上記のようにイレーズ時の負電圧である。
図4に示す回路が16本のVWLn(15:0)のそれぞれに対して16個設けられ、これらの回路全体で高電圧Xデコーダ13を構成する(図1参照)。なお上記説明した図4のVWLnvは、VWLn(15:0)の1本に対応する。高電圧Xデコーダ13は各セクタに一つ存在する。
図5は、サブXデコーダ14の構成の一例を示す回路図である。
図5のサブXデコーダ(ワード線ドライバ)14は、NMOSトランジスタ51乃至53を含む。サブXデコーダ14は、高電圧Xデコーダ13からVWLnv、高電圧スイッチ回路11からVPXq、グローバルXデコーダ12からGWLNqx及びGWLBqx、セクタスイッチ15からXDSnを受け取る。これらの信号に基づいて、サブXデコーダ14はワード線ドライバとして動作してワード線を駆動する。
リード/プログラム時の選択ワード線においてはGWLNqx=VPXq、GWLBqx=0V、VWLnv=VPXqであり、ワード線P2WLniに高電圧が供給される。イレーズ時にはVPXq=0V、VWLnv=XDSn=NEGP、GWLNqx=GWLBqx=0Vにより、ワード線P2WLniに負電圧NEGPが供給される。
図6は、セクタスイッチ15の構成の一例を示す回路図である。
図6のセクタスイッチ15は、NAND回路61及び62、インバータ63及び64、NMOSトランジスタ65乃至71、及びPMOSトランジスタ72乃至77を含む。信号ENSSWはこの回路のEnable信号であり、信号SELnは前出のとおりセクタ選択信号である。またNEGPは、ポンプ回路から供給される負電圧である。信号NEGPLは負電圧検出信号であり、負電圧信号NEGPが所定の負電圧レベル以下になるとVccから0Vとなる。
出力電圧信号XDSnは、選択セクタでは負電圧、非選択セクタでは0Vとなる。即ち、選択セクタでは回路中の信号AEN及びNENがそれぞれNEGP及び0Vとなり、出力電圧信号XDSn=NEGPとなる。また非選択セクタでは、AEN及びNENがそれぞれVcc及びNEGPとなり、XDSn=0Vとなる。
このセクタスイッチ15は、各セクタに1つ設けられており、当該セクタがイレーズ時に選択されるとイレーズ用の負電圧をサブXデコーダ14に供給する。これにより当該セクタにおいてイレーズ動作が実行される。
図2に示した高電圧スイッチ回路11は、複数のセクタについて共通に設けられ、これにより回路面積を縮小することができる。このような共通化が可能なのは、高電圧スイッチ回路11が供給する高電圧を使用するリード/プログラム時には、GWL/VWLのデコード動作によってワード線を選択することができるからである。
それに対して図6に示すセクタスイッチ15は、各セクタに一つ設けられている。セクタスイッチ15は、選択セクタにおいて供給する負電圧を制御するためのレベルシフタや信号AEN及びNENを生成するためのデコード回路等を含み、回路規模が大きい。各セクタに一つずつ設ける構成では、セクタスイッチ15が専有する回路の面積は、セクタ数に比例して大きくなってしまう。
以上を鑑みて、本発明は、セクタスイッチが専有する回路面積が小さい不揮発性半導体記憶装置を提供することを目的とする。
上記不揮発性半導体記憶装置のセクタスイッチは、各セクタに1つずつ配置され、1つ以上のセクタに共通のデコーダ回路によりセクタが選択され、この選択されたセクタにおいてのみイレーズ用の負電圧を供給する。また各セクタスイッチは、負電圧を供給する出力信号線に直接に接続されるトランジスタのみを含み、それ以外のデコード機能は、1つ以上のセクタに共通のデコーダ回路としてセクタ外部に纏めて設けられる。従って、各セクタに設けられるセクタスイッチは、ドライバトランジスタのみを含む小規模の回路でよく、大幅な回路面積の縮小が実現できる。
図2は、高電圧スイッチ回路の構成の一例を示す回路図である。
図3は、グローバルXデコーダの構成の一例を示す回路図である。
図4は、高電圧Xデコーダの構成の一例を示す回路図である。
図5は、サブXデコーダの構成の一例を示す回路図である。
図6は、セクタスイッチの構成の一例を示す回路図である。
図7は、本発明を適用する不揮発性半導体記憶装置の構成を示す図である。
図8は、本発明によるセクタスイッチ回路の構成を示す図である。
図9は、セクタスイッチの回路構成の一例を示す図である。
図10は、各信号の電圧値の組み合わせと、その場合のセクタスイッチの出力信号XDSnの電圧値を示した図である。
図11は、水平デコーダの回路構成の一例を示す図である。
図12は、垂直デコーダの回路構成の一例を示す図である。
図13は、セクタスイッチの回路構成の別の一例を示す図である。
図14は、各信号の電圧値の組み合わせと、その場合のセクタスイッチの出力信号XDSnの電圧値を示した図である。
図7は、本発明を適用する不揮発性半導体記憶装置の構成を示す図である。
図7の不揮発性半導体記憶装置110は、制御回路111、入出力バッファ112、アドレスラッチ113、Xデコーダ114、Yデコーダ115、Yゲート115A、セルアレイ116、データラッチ117、プログラム電圧生成回路118、消去電圧生成回路119、及びチップイネーブル/出力イネーブル回路120を含む。
制御回路111は、制御信号を外部から受け取り、制御信号に基づいてステートマシンとして動作して、不揮発性半導体記憶装置110の各部の動作を制御する。
入出力バッファ112は、外部からデータを受け取り、このデータをデータラッチ117に供給する。アドレスラッチ113は、外部から供給されるアドレス信号を受け取りラッチすると共に、このアドレス信号をXデコーダ114及びYデコーダ115に供給する。Xデコーダ114は、アドレスラッチ113から供給されたアドレスをデコードして、セルアレイ116に設けられたワード線をデコード結果に応じて活性化させる。Yデコーダ115は、アドレスラッチ113から供給されたアドレスをデコードして、デコードアドレス信号に基づいてYゲート115Aを選択的に開閉する。これによりYゲート115Aは、セルアレイ116のビット線を選択的にデータラッチ117に接続する。
セルアレイ116は、メモリセルトランジスタの配列、ワード線、ビット線等を含み、各メモリセルトランジスタにデータを記憶する。データ読み出し時には、活性化ワード線で指定されるメモリセルからのデータが、ビット線に読み出される。プログラム或いはイレーズ時には、ワード線及びビット線をそれぞれの動作に応じた適当な電位に設定することで、メモリセルに対する電荷注入或いは電荷抜き取りの動作を実行する。セルアレイ116は、各々がメモリセル配列を含む複数のセクタに分割されており、セクタ毎にイレーズ動作が実行される構成となっている。
データラッチ117は、Yデコーダ115及びXデコーダ114によって指定されセルアレイ116から供給されるデータの電流を、リファレンス電流と比較することで、データが0であるか1であるかの判定を行う。判定結果は読み出しデータとして、入出力バッファ112に供給される。またプログラム動作及びイレーズ動作に伴うベリファイ動作は、Yデコーダ115及びXデコーダ114によって指定されセルアレイ116から供給されたデータの電流を、プログラムベリファイ用及びイレーズベリファイ用リファレンスセルの示すリファレンス電流と比較することで行われる。プログラム動作においては、データラッチ117のレジスタに書き込みデータが格納され、このデータに基づいてセルアレイ116のワード線及びビット線を適当な電位に設定することで、メモリセルに対する電荷注入を実行する
プログラム電圧生成回路118は、制御回路111の制御の下にプログラム用の高電圧を生成する。このプログラム用高電圧はXデコーダ114を介してセルアレイ116に供給され、データラッチ117に格納されている書き込みデータに基づいたデータ書き込み動作が実行される。消去電圧生成回路119は、制御回路111の制御の下にイレーズ用の負電位を生成する。このイレーズ用負電圧はXデコーダ114を介してセルアレイ116に供給され、セルアレイ116に対するセクタ単位の消去動作を実行する。
チップイネーブル/出力イネーブル回路120は、装置外部から制御信号としてチップイネーブル信号/CE及びアウトプットイネーブル信号/OEを受け取り、入出力バッファ112及びセルアレイ116の動作/非動作を制御する。
図8は、本発明によるセクタスイッチ回路の構成を示す図である。
図8のセクタスイッチ回路は、各セクタに1つずつ配置されるセクタスイッチ131、水平方向のセクタ列を選択する水平デコーダ132、垂直方向のセクタ列を選択する垂直デコーダ133を含む。複数のセクタは水平方向及び垂直方向にマトリックス状に配置され、セクタスイッチ131は、各セクタに1つずつ配置される。水平デコーダ132により水平方向のセクタ列を選択し、垂直デコーダ133により垂直方向のセクタ列を選択することで、縦横に配置されたセクタスイッチ131の1つを選択することができる。
図8では一例として、AENh/NENhは水平方向のセクタ列に共通に供給される信号、NEGPXv/NEGPXBvは垂直方向のセクタ列に共通に供給される信号としているが、水平方向及び垂直方向で信号が交換されてもよいことは当然である。また水平又は垂直の1つの方向に全ての水平デコーダ132及び垂直デコーダ133を並べ、同方向からデコードする構成としてもよい。
なお本発明においては、セクタスイッチ回路以外の構成は従来技術と同様でよく、Xデコーディング動作に関しては、図2乃至図5の回路を用いてよい。即ち本発明においては、図1においてセクタ毎に設けられるセクタスイッチ15の代わりに、セクタスイッチ131をセクタ毎に設ける構成となる。
図9は、セクタスイッチ131の回路構成の一例を示す図である。
図9のセクタスイッチ131は、NMOSトランジスタ141乃至143を含む。信号AENh/NENhは水平方向のセクタ列に共通の信号であり、水平デコーダ132から供給される。信号NEGPXv/NEGPXBvは垂直方向のセクタ列に共通の信号であり、垂直デコーダ133から供給される。
図10は、信号AENh/NENh及び信号NEGPXv/NEGPXBvが取る電圧値の組み合わせと、その場合のセクタスイッチ131の出力信号XDSnの電圧値を示したものである。信号AENh/NENhは、選択時はNEGP/Vssであり非選択時はVcc/NEGPである。信号NEGPXv/NEGPXBvは、選択時はNEGP/NEGPであり非選択時はVss/Vccである。図10に示されるように、信号AENh/NENhがNEGP/Vssで、信号NEGPXv/NEGPXBvがNEGP/NEGPの場合に、当該セクタがイレーズ対象として選択されて出力信号XDSnが負電圧NEGPとなる。
このように各セクタスイッチ131は、3つのトランジスタから構成される小規模の回路であるために、図1に示される従来技術のように図6の回路を各セクタに配置する場合と比較して、大幅な回路面積の縮小が実現できる。
図11は、水平デコーダ132の回路構成の一例を示す図である。
図11の水平デコーダ132は、NAND回路151及び152、インバータ153及び154、NMOSトランジスタ155乃至159、及びPMOSトランジスタ160乃至165を含む。信号ENSSWはこの回路のEnable信号であり、信号HSELhは水平方向のセクタ列の1つを選択する選択信号である(図8参照)。またNEGPは、ポンプ回路から供給される負電圧である。信号NEGPLは負電圧検出信号であり、負電圧信号NEGPが所定の負電圧レベル以下になるとVccから0Vとなる。
選択セクタ列に対しては、信号AEN及びNENがそれぞれNEGP及びVssとなり、非選択セクタ列に対しては、AEN及びNENがそれぞれVcc及びNEGPとなる。
図12は、垂直デコーダ133の回路構成の一例を示す図である。
図12の垂直デコーダ133は、NAND回路171及び172、インバータ173及び174、NMOSトランジスタ175乃至181、及びPMOSトランジスタ182乃至187を含む。信号ENSSWはこの回路のEnable信号であり、信号VSELvは垂直方向のセクタ列の1つを選択する選択信号である(図8参照)。またNEGPは、ポンプ回路から供給される負電圧である。信号NEGPLは負電圧検出信号であり、負電圧信号NEGPが所定の負電圧レベル以下になるとVccから0Vとなる。
選択セクタ列に対しては、信号NEGPXv/NEGPXBvがNEGP/NEGPとなり、非選択セクタ列に対しては、NEGPXv/NEGPXBvがVss/Vccとなる。
このようにして、図11の水平デコーダ132と図12の垂直デコーダ133により生成した電圧信号をセクタスイッチ131に供給することで、選択セクタにおいて、セクタスイッチ131からイレーズ用負電圧NEGPを供給することが可能となる。
図13は、セクタスイッチ131の回路構成の別の一例を示す図である。
図13のセクタスイッチ131Aは、NMOSトランジスタ191及び192を含む。信号AENh/NENhは水平方向のセクタ列に共通の信号であり、水平デコーダ132から供給される。信号NEGPXvは垂直方向のセクタ列に共通の信号であり、垂直デコーダ133から供給される。
図14は、信号AENh/NENh及び信号NEGPXvが取る電圧値の組み合わせと、その場合のセクタスイッチ131Aの出力信号XDSnの電圧値を示したものである。信号AENh/NENhは、選択時はNEGP/Vssであり非選択時はVcc/NEGPである。信号NEGPXvは、選択時はNEGPであり非選択時はVssである。図14に示されるように、信号AENh/NENhがNEGP/Vssで、信号NEGPXvがNEGPの場合に、当該セクタがイレーズ対象として選択されて出力信号XDSnが負電圧NEGPとなる。
この実施例のセクタスイッチ131Aは、2つのトランジスタから構成されるので、図9の場合よりも小さな回路規模である。但し、信号AENh/NENhがNEGP/Vssとなり当該水平列が選択された場合に、信号NEGPXvがVssであると、出力信号XDSnがFloating状態になる。
以上説明したように、本発明による不揮発性半導体記憶装置のセクタスイッチは、各セクタに1つずつ配置され、1つ以上のセクタに共通のデコーダ回路によりセクタが選択され、この選択されたセクタにおいてのみイレーズ用の負電圧を供給する。また各セクタスイッチは、負電圧を供給する出力信号線に直接に接続されるトランジスタのみを含み、それ以外のデコード機能は、1つ以上のセクタに共通のデコーダ回路としてセクタ外部に纏めて設けられる。従って、各セクタに設けられるセクタスイッチは、ドライバトランジスタのみを含む小規模の回路でよく、大幅な回路面積の縮小が実現できる。
以上、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載の範囲内で様々な変形が可能である。
Claims (7)
- それぞれがメモリセル配列を含む複数のセクタと、
各セクタに設けられワード線を駆動する複数のワード線ドライバと、
各セクタにおいて該複数のワード線ドライバに共通に接続され、選択セクタの消去時にワード線に印加する負電圧を該複数のワード線ドライバに供給し、該負電圧を該複数のワード線ドライバに供給する出力信号線に直接に接続されるトランジスタのみを含む、各セクタに1つずつ設けられるセクタスイッチと、
該セクタスイッチを制御し選択セクタにおいて該セクタスイッチから該負電圧を出力させ非選択セクタにおいて該セクタスイッチから該負電圧とは異なる別の電圧を出力させる、1つ以上のセクタに共有のデコード回路
を含むことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。 - 該セクタスイッチは、該デコード回路から該負電圧を受け取るための負電圧信号線に接続され、
該出力信号線と該別の電圧間に接続される第1のトランジスタと、
該出力信号線と該負電圧信号線間に接続される第2のトランジスタ
を含むことを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。 - 該セクタスイッチは、該第1及び第2のトランジスタが閉じた状態の時に該出力信号線を該別の電圧に接続する第3のトランジスタを更に含むことを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
- 該複数のセクタは第1の方向及び第2の方向に並ぶように配置され、該デコード回路は、
該第1の方向に並ぶ複数のセクタ列の1つを選択する第1の回路と、
該第2の方向に並ぶ複数のセクタ列の1つを選択する第2の回路
を含むことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の不揮発性半導体記憶装置。 - 該第1の回路は該第1及び第2のトランジスタの開閉を制御し、該第2の回路は該負電圧信号線の電位を制御することを特徴とする請求項4記載の不揮発性半導体記憶装置。
- 該第1の回路は該第1及び第2のトランジスタの開閉を制御し、該第2の回路は該第3のトランジスタの開閉と該負電圧信号線の電位を制御することを特徴とする請求項4記載の不揮発性半導体記憶装置。
- プログラム時及びリード時に該複数のワード線ドライバの1つを選択するXデコーダ回路を更に含むことを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
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