JPWO2003107233A1 - レシピ提供システムおよびレシピ提供方法 - Google Patents
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Abstract
Description
日本国特許出願2002−172478号(平成14年6月13日出願)の明細書、請求の範囲、図面および要約を含む全開示内容は、これら全開示内容を参照することによって本出願に合体される。
技術分野
この発明は、レシピ提供システムおよびレシピ提供方法に関し、特に、ユーザに適したレシピを提供することに関する。
さらに、この発明は、相互に関連する複数のデータについて、それらのデータ間の関連性の特徴を考慮したデータベースの構造、およびそのデータベースを利用した処理に関する技術を含む。
背景技術
以下、背景技術と併せて、本発明が採用するデータベースの作成技術の概略を具体例によって説明する。
完成品と、その完成品に含まれる部品とを含むデータベースを作成する場合、従来は、完成品のデータ中にその部品の情報を含めて記録するのが一般的であった。
しかしながら、詳細は後述するが、例えば料理のレシピ情報のように完成品のデータ数のほうが部品のデータ数よりも多くなるのが一般的な場合には、すなわち、同一の部品を利用することで様々なバリエーションの完成品が得られる場合には、データベース全体に含まれる部品の情報に重複が生じ、データベースの管理に関する作業に無駄生じてしまうという問題があった。
本発明では、そのような問題に対処するために、完成品のデータと部品のデータとを、それぞれ、上位階層のデータと下位階層のデータとして別々のデータとすることを1つの特徴としている。
さらに、本発明では、部品(下位階層)のデータに、完成品(上位階層)のデータに対する関連づけを記録することを1つの特徴としている。この点、従来であれば、完成品と部品とを別々のデータとした場合には、完成品のデータに、部品のデータに対する関連づけを記録するのが一般的であった。このような本発明のデータベース構造の意義については後述する。
次に、本発明が対象としているレシピ提供に関連する従来技術を、上記のようなデータベース作成等の技術分野の観点に基づいて説明する。
インターネットやインターネット対応の家電機器等を利用することにより、ユーザが選択する料理のジャンル等に応じてレシピを送信するシステムが運営されている。
従来のレシピの提供システムで用いるレシピデータは、例えば、一つのレシピについて、食材の紹介から盛り付け例までに至る調理工程を一つの単位としてデータベース化されているのが一般的であった。そのようなレシピデータを利用する例として、登録された献立情報から、使用者の設定条件に合致した最適な献立を検索して提示する献立支援装置等に関する技術がある(特許文献:特開2000−67029参照)。
しかしながら、従来のように全ての調理工程を一つの単位としてデータベース化する場合(調理工程一貫型データベース)、以下のような課題があった。
(1)調理工程一貫型データベースでは、1つのレシピに含まれる内容が固定されているから、そのレシピに含まれる個々の要素(食材、調理器具等)についてのバリエーションの要請に対応しにくい。
そのようなバリエーションの要請の例として、例えばレシピに含まれる所定の食材のみを別の食材に変更したレシピ(食材“塩”を、その代替である“レモン汁”に変更する場合など)が要求される場合がある。
(2)調理工程一貫型データベースでは、食材の紹介から盛り付けまでの全ての調理工程を一つの単位としているから、そのレシピに含まれる個々の工程のみを選択して提示する要請に対応しにくい。
そのような要請の例として、例えばレシピに含まれる所定の部品の調理工程のレシピ(完成料理“ハンバーグ”の中の、“ハンバーグ生地”の調理工程など)が要求される場合がある。
発明の開示
この発明は、従来の調理工程一貫型データベースでは実現が困難であった上記のような課題に鑑みて、食材単位・調理工程単位のユーザの要請に適合したレシピを作成することのできるレシピ提供システムおよびレシピ提供方法を提供することを目的とする。
1)本発明のレシピ提供システムは、
レシピの提供を行うレシピ提供装置と、
前記レシピ提供装置と通信可能なクライアント装置と、
を備えたレシピ提供システムであって、
クライアント装置は、
レシピ提供装置に対してレシピ提供条件を指定してレシピの提供を要求するレシピ要求手段と、
レシピ提供装置からのレシピを受信するレシピ受信手段と、
を備えており、
レシピ提供装置は、
レシピを生成するための複数のレシピ要素データを記録するレシピ要素記録部と、
クライアント装置からの前記レシピ提供条件に基づいて、前記レシピ要素記録部からレシピ要素データを抽出し、レシピを生成するレシピ生成手段と、
生成したレシピをクライアント装置に送信するレシピ送信手段と、
を備えており、
前記複数のレシピ要素データは、
少なくとも2つの階層に分けられ、上位階層として完成料理のレシピ要素データ、下位階層として素材のレシピ要素データを持っており、
前記素材のレシピ要素データは、その素材が用いられる1以上の前記完成料理のレシピ要素データに対するリンクを有していること、
を特徴としている。
これらの特徴により、前記レシピ要素データは、完成料理名を基準にしてグループ化(集合化)される。よって、前記レシピ生成手段は、例えば完成料理名の情報を参照することにより、その完成料理のテーブルとリンク(対応付け)されているレシピ要素データ(すなわち、レシピの部品情報)を検索・抽出してレシピを完成させることができる。
また、前記レシピ生成手段は、調理工程中で調理対象として扱われる要素を示す前記レシピ要素データの選択、あるいは選択した前記レシピ要素データの組み合わせによって前記レシピを完成させることができる。よって、本発明のレシピ提供システムは、前記レシピに含まれるレシピ要素データを代替、変更することにより、複数のバリエーションのレシピを提供することができる。
以上のような特徴により、本発明のレシピ提供システムは、ユーザの要求に合致した個別対応性の高いレシピを提供することができる。
2)本発明のレシピ提供装置は、
レシピの提供を行うレシピ提供装置であって、
レシピを生成するための複数のレシピ要素データを記録するレシピ要素記録部と、
入力されたレシピ提供条件に基づいて、前記レシピ要素記録部からレシピ要素データを抽出し、レシピを生成するレシピ生成手段と、
生成したレシピを出力するレシピ出力手段と、
を備えており、
前記複数のレシピ要素データは、
少なくとも2つの階層に分けられ、上位階層として完成料理のレシピ要素データ、下位階層として素材のレシピ要素データを持っていること、
を特徴としている。
これらの特徴により、前記レシピ生成手段は、調理工程中で調理対象として扱われる要素を示す前記レシピ要素データの選択、あるいは選択した前記レシピ要素データの組み合わせによって前記レシピを完成させることができる。したがって、本発明のレシピ提供システムは、前記レシピに含まれるレシピ要素データを代替、変更することにより、複数のバリエーションのレシピを提供することができる。
7)本発明の前記複数のレシピ要素データは、さらに、
中位階層として、調理工程において完成料理と素材との中間に位置する中間素材のレシピ要素データを持っており、各階層の前記レシピ要素データは、自分より上位の階層のレシピ要素データに対するリンクを有していることを特徴としている。
この特徴により、前記レシピ生成手段は、調理の初期工程から最終工程までを含む一般的なレシピだけではなく、例えば調理の中間工程までに限定した、前記中間素材のレシピを完成させることができる。
8)本発明の前記レシピ要素データは、さらに、
調理器具のレシピ要素データを持っていることを特徴としている。
9)本発明の前記レシピ提供条件には、
完成料理名が含まれることを特徴としている。
10)本発明の前記レシピ要素データには、
その要素の地域性を示す情報が含まれており、
前記レシピ提供条件には、
地域情報が含まれており、
前記レシピ生成手段は、さらに、
前記地域性を示す情報および前記地域情報も考慮して、前記レシピ要素データを抽出し、レシピを生成することを特徴としている。
11)本発明の前記レシピ要素データには、
その要素のベンダーを示す情報が含まれており、
前記レシピ提供条件には、
ベンダー情報が含まれており、
前記レシピ生成手段は、さらに、
前記ベンダーを示す情報および前記ベンダー情報も考慮して、前記レシピ要素データを抽出し、レシピを生成することを特徴としている。
12)本発明の前記レシピ要素データには、
その要素の季節性を示す情報が含まれており、
前記レシピ生成手段は、さらに、
前記季節性を示す情報も考慮して、前記レシピ要素データを抽出し、レシピを生成することを特徴としている。
13)本発明の前記レシピ要素データには、
その要素の調理工程を、音または映像またはそれら双方によって示す調理工程情報を含むことを特徴としている。
14)本発明の前記レシピ要素データは、
同一階層に属するレシピ要素データが複数存在し、かつ、それら複数のレシピ要素データが同一の上位階層のレシピ要素データに対するリンクを有する場合には、それら複数の要素間の工程順序を示す工程順序情報が含まれていることを特徴としている。
15)本発明の前記レシピ提供条件には、
置換基礎情報が含まれており、
前記レシピ提供装置は、さらに、
レシピ要素置換データを記録するレシピ要素置換データ記録部を備えており、
前記レシピ生成手段は、さらに、
前記レシピ提供条件に基づいて抽出した前記レシピ要素データを、前記置換基礎情報と前記レシピ要素置換データとに基づいて、他のレシピ要素データに置換して、レシピを生成することを特徴としている。
これらの特徴により、前記レシピ生成手段は、前記置換基礎情報によって限定あるいは特定されたレシピ要素データを含んだレシピを生成することができる。したがって、前記置換基礎情報として例えばユーザの疾患、適性エネルギー量、アレルギー食材、制限事項等(身体状態情報)を用いた場合には、レシピ要素データの置換によってそれらの身体状態に合致した適切なレシピを生成することができる。
以下、用語の定義について説明する。
この発明において、
「レシピ」とは、料理の作り方(調理方法)に関連する情報のことをいい、例えば、食材、または材料、または調理器具、または作り方、または調理時間、または料理の栄養価等のそれぞれを示す情報が含まれる。
「要素」とは、料理を作成する際に、その作成の各過程において料理作業者が扱う対象または事象を含む概念である。この概念には、例えば、食器、または調理器具、または食材、または食材を下処理したもの、あるいは、食材を加工または合成したもの、または食材等を盛り付けしたもののそれぞれが含まれる。
「レシピ提供条件」とは、料理名、または完成料理名、または年齢、または持病、またはユーザの適性摂取エネルギー量、または必要な栄養素、または料理時間、または咀嚼能力等の、レシピまたはレシピの内容の選定のために考慮される事項を含む概念である。実施形態では、ユーザの入力によって記録されるクライアントデータ400(図14参照)に記録される情報が「レシピ提供条件」に対応する。
「リンク」とは、何らかの関連付け(例えば、参照情報)を含む概念である。接続先を指定する情報や、リンク先のファイルを読み込むための情報等のように、所定の処理を実行する情報を含んだ関連づけ(例えば、HTML言語によって記述されたリンク情報)に限らず、所定の処理の実行を含まない単なる参照情報も、この「リンク」の概念に含まれる。したがって、「素材のレシピ要素データは、その素材が用いられる1以上の前記完成料理のレシピ要素データに対するリンクを有している」とは、その素材のレシピ要素データが、完成料理のレシピデータに対して関係付けられている場合のほか、素材のレシピ要素データ中に完成料理名(参照情報)がリストアップされている場合も含まれる。
「置換基礎情報」とは、適性摂取エネルギー量、または生活活動強度、または体質、またはアレルギー食材、または食材の制限事項、または症状、または妊娠の有無等の、レシピまたはレシピの内容の選定のために考慮される事項を含む概念である。
「調理工程」とは、料理の作り方に関連する事項を含む概念であり、食材・材料の使用量、または料理の作り方がこの概念に含まれる。
本発明の特徴は、上記のように広く示すことができるが、その構成や内容は、それらの特徴および効果とともに、図面を考慮に入れた上で以下の開示によりさらに明らかになるであろう。
発明を実施するための最良の形態
−−1.システム概略およびハードウェア構成等−−
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本発明に係るレシピ提供システムとしてのレシピ提供サービスシステムは、図1に示すように、レシピ提供装置としてのレシピサービスサーバ200と、クライアント装置としてのクライアントコンピュータ100とがインターネット300を介して接続された構成となっている。
レシピサービスサーバ200は、レシピデータベース22(以下、レシピDB22とする)、コンテンツデータベース23(以下、コンテンツDB23とする)、クライアントデータベース24(以下、クライアントDB24とする)を備えている。
図2は、クライアントコンピュータ100のハードウェア構成を示す。クライアントコンピュータ100は、CPU2、メモリ4、ハードディスク6、モニタインターフェイス8、サウンドインターフェイス10、通信インターフェイス12、キーボード14、外部記憶装置7を備えている。
CPU2は、クライアントコンピュータ100全体を制御する。ハードディスク6は、クライアントコンピュータ100を制御するためのプログラムを記録する。メモリ4は、CPU2のワーク領域等を提供する。モニタインターフェイス8、サウンドインターフェイス10は、クライアントコンピュータ100のユーザに対して音声、文字、映像(静止画、動画等)を出力する。クライアントコンピュータ100は、通信インターフェイス12によってインターネット300と接続される。
図3は、レシピサービスサーバ200の全体構成を示す。レシピ要素記録部101は、レシピに関するデータを記録するためのものである。レシピ生成手段103は、ユーザによるレシピの提供の要求に応じて、レシピ要素記録部101を参照することによってレシピ要素データを検索、抽出してレシピを生成するためのものである。レシピ送信手段105は、レシピ生成手段103が生成したレシピをユーザに対して送信するためのものである。
図4は、図3のレシピサービスサーバ200をCPU40を用いて実現した場合のハードウェア構成を示す。レシピサービスサーバ200は、CPU40、メモリ42、ハードディスク44、通信回路46、ディスプレイ48、キーボード50、CD−ROMドライブ52を備えている。
CPU40は、後述するレシピ生成処理を行うほか、レシピサービスサーバ200全体を制御する。ハードディスク44は、レシピサービスサーバ200を制御するためのプログラムのほか、レシピDB22、コンテンツDB23、クライアントDB24を記録する。メモリ42は、CPU40のワーク領域等を提供する。レシピサービスサーバ200は、通信回路46によってインターネット300と接続される。
実施形態におけるクライアントコンピュータ100およびレシピサービスサーバ200のオペレーティングシステム(OS)は、例としてマイクロソフト社のWindows(登録商標)XP等を利用する。実施形態のプログラムは、OSと共働して各機能を実現しているが、これに限らず、プログラム単独で各機能を実現するようにしてもよい。
−−2.データベース構成等−−
2−1.クライアントDB
図14に、クライアントDB24の構造の一例を示す。クライアントDB24は、本システムのユーザ毎の情報を記録したクライアントデータ400によって構成されている。
各クライアントデータ400には、主に2つのプロファイル情報として、個人ユーザ用のデータを記録するユーザプロファイル、および、団体ユーザ(法人ユーザを含む)用のデータを記録するベンダープロファイルが記録されている。
各プロファイル情報は、ユーザを特定するために用いられる場合のほか、後述する特定の実施形態(例えば、第3実施形態)によっては、レシピ生成処理における検索キー情報として用いられる。これらの処理の詳細は後述する。
以下、各プロファイルの内容について説明する。
ベンダープロファイルは、企業情報(食品/飲料品メーカー、外食産業企業等の情報)、病院・学校情報等が記録される。これらのベンダープロファイルに基づいて、例えば所定の企業向けのレシピ、病院食、学校給食向けのレシピを生成するようにすることができる。ここで、特許請求の範囲に記載に記載する「ベンダー」とは、料理の提供元、または提供先(ユーザ)の概念を含む。例えば、料理の提供元として、企業、または食品/飲料品メーカー、または商品情報、または広告情報、または販促情報がこの概念に含まれる。一方、料理の提供先として、病院、または学校等がこの概念に含まれる。
ユーザプロファイルは、身長、または体重、または性別、または年齢、またはBMI(肥満指数:BMI=体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))の式によって算出される)、または1日の適性摂取エネルギー量、または生活活動強度(エネルギー消費量からみた日常生活の活動の強さを区分けしたもの)、または体質、またはアレルギー食材、または制限事項、または症状、または妊娠の有無等が記録される。これらのユーザプロファイルに基づいて、例えば所定のカロリー量以下のレシピを生成するようにすることができる。
次に、ユーザプロファイルの項目の詳細について説明する。
BMIや適性摂取エネルギー量については、クライアントコンピュータ100のユーザが直接入力することによって記録するようにしてもよいが、本実施形態では、入力された身長等の情報に基づいてレシピサービスサーバ200のCPU40がBMIや適性摂取エネルギー量を算出するようにしている。
適性摂取エネルギー量とは、そのユーザが1度の食事に摂取するカロリーとして適性であるとして算出されるものである。例えば、CPUが、BMI値や年齢等の情報に基づいて標準エネルギー量を算出し、さらに、この標準エネルギー量を基準として、“やせすぎ”であればエネルギー量を増やすような適性摂取エネルギー量を算出し、逆に、“肥満”であればエネルギー量を減らすような適性摂取エネルギー量を算出する処理を行うようにすればよい。その他、適正接種エネルギー量をユーザが入力するようにしてもよい。標準エネルギー量は、BMI値、または身長、または体重、または年齢の各値のいずれか一部、あるいは全部と対応づけてハードディスク44に記録しておくようにしてもよい。
なお、この適性摂取エネルギー量の算出については、この例に限られるものではない。その他の実施形態として、既にそのユーザの過去のクライアント情報(データ履歴)が入力されているならば、その体重の経時的変化の傾向を算出することにより、その傾向を適性摂取エネルギー量計算のためのファクターとして加えることによって、ユーザにとって無理のない適性摂取エネルギー量を算出するようにすることもできる。また、1日の中で既に採った食事のエネルギー量や過去の食事のエネルギー量を履歴情報としてクライアントデータ400に記録したり、あるいは、“育ち盛り”“女性”等のユーザプロファイルを適性摂取エネルギー量計算のためのファクターとして加えてもよい。さらに、同じ料理であっても、咀嚼の程度や食事にかける時間によって最終的に消化されるエネルギー量に変化があるため、ユーザの食事時間の情報を適性摂取エネルギー量計算のためのファクターとして加えることもできる。その他、BMIではなく、体脂肪率から適性摂取エネルギー量を算出するようにしてもよい。
クライアントデータ400に記録する情報はこれらに限られず、各プロファイルとして、例えば以下の情報を利用してもよい。ただし、これらの情報は例示であって、当該分野の当業者に周知な手段によって変形可能である。
ユーザプロファイルとして、嗜好、または咀嚼力、または調理技術レベル、または行事情報(運動会など)、または離乳食の必要性、または予算、または病歴、または通院歴、または理想体重等を利用することもできる。
ベンダープロファイルとして、企業が提供するレシピの嗜好に関するユーザ統計情報、または企業が販売している食事等の商品情報、または食材に含まれる広告情報、または販促情報、または食材のコスト情報、または食材の保存期間情報等を利用することもできる。
2−2.レシピDB
レシピDB22は、レシピを構成する4つのデータベースとして完成料理DB、プロダクツDB、パーツDB、ベースDBを含んでいる。これらの4つの各データベースは、レシピの調理工程を時系列順に分割し、分割した各工程の対象をデータとして記録するものである。
実施形態では、それらのデータを、例示として「ベーステーブル」、「パーツテーブル」、「プロダクツテーブル」、「完成料理テーブル」のそれぞれに記録している(各テーブルに記録されるデータは、特許請求の範囲に記載する「レシピ要素データ」に対応)。以下、各テーブルの概念を説明する。
「ベース」は、食材や材料(野菜、肉類、スパイス等)、および(または)それらの調理に利用する調理器具が含まれる。
「パーツ」は、下処理されたベース(みじん切りされた野菜、下味の付いた魚や肉等)、および(または)その下処理に用いる調理器具が含まれる。
「プロダクツ」は、パーツを合成・加工等したもの、および(または)その合成・加工に用いる調理器具が含まれる。具体的には、煮る、焼く、蒸す、揚げる、炒める等の処理を行う際の対象、事象であり、焼いたハンバーグ単品、フライパンなどがプロダクツに含まれる。なお、下処理されることなくプロダクツの対象とされる場合(例えば、スパイスなど)は、「パーツ」に含めることとしている。したがって、例えばスパイス等は、「ベース」として記録するとともに、別に「パーツ」として記録してもよい。
「完成料理」は、完成した料理、および(または)その料理の盛り付けの際に利用する食器、または器具、または盛り付け工程(食器への盛り付け、ソースをかける、付け合せを添える等)が含まれる。
なお、ソースや付け合せとなりうる料理は、レシピの内容に応じて「完成料理」としてもよいし、「プロダクツ」としてもよい。具体的には、完成料理を“ポテトフライ”とする場合は、ポテトフライは完成料理であるが、一方、完成料理を“ポテトフライ付きハンバーグ”とする場合は、ポテトフライは「プロダクツ」とするのが一般的である。
以下、レシピDB22に含まれる完成料理テーブル70、プロダクツテーブル72、パーツテーブル74、ベーステーブル76、ベーステーブル(調理器具)78のそれぞれのデータ構造を図面に基づいて説明する。ここでは、完成料理として「おろしハンバーグ」を例示して説明する。
各データテーブルには、主として、そのデータが対象としている食材名、完成料理名等を記録する領域(特許請求の範囲に記載の「レシピ要素データ記録領域」に対応)のほか、その食材等を使用する量やカロリーの情報を記録する領域、そのテーブルの食材が利用される上位階層のテーブルへのリンク情報を記録する領域(特許請求の範囲に記載の「リンク情報記録領域」に対応)、作り方等のコンテンツを特定するためのフィルタリング情報を記録する領域(レシピ特定情報記録領域)が記録される。
2−2−1.完成料理テーブル
図15は、完成料理テーブル70の構造の一例である。完成料理テーブル70は、「おろしハンバーグ」のデータであり、そのテーブルには、量(g/4人分)、カロリー(kcal/1人分)、栄養価(一人当たり)、フィルタリング情報として、企業情報、地域情報、調理時間が記録されている。また、各フィルタリング情報に対応づけて、その作り方等を記録したコンテンツへのリンク情報(コンテンツリンク)が記録されている。コンテンツの詳細は、後述する。
2−2−2.プロダクツテーブル
図16は、プロダクツテーブル72の構造の一例である。プロダクツテーブル72は、「ハンバーグ単品(焼く)」のデータであり、そのテーブルには、完成料理へ使用されるプロダクツの使用量(プロダクツ使用量)、カロリー、栄養価、フィルタリング情報、上位階層のテーブルへのリンク情報(テーブルリンク情報、すなわち、「ハンバーグ単品(焼く)」が使用される完成料理のテーブルへのリンク情報)、コンテンツ優先度が記録される。リンク情報は、図16では、テーブルリンク情報の完成料理名のカラムに記録された、「おろしハンバーグ」、または「トマトソース煮込みハンバーグ」、または「ポテトフライ付きトマトソースハンバーグ」という各情報に対応する。コンテンツ優先度(特許請求の範囲に記載する「工程順序情報」に対応)は、レシピ生成処理において、1つのレシピについて同じ階層のテーブルが含まれて抽出された場合の、コンテンツの提示の順番、すなわち、作り方等の提示の順番を記録するものである。コンテンツ優先度の詳細については後述する。
2−2−3.パーツテーブル
図17は、パーツテーブル74の構造の一例である。パーツテーブル74は、「ハンバーグ生地(こね)」のデータであり、そのテーブルには、上記テーブルと同様の項目の情報が記録される。テーブルリンク情報は、パーツの上位階層である完成料理およびプロダクツテーブルへのリンク情報である。リンク情報は、図17では、テーブルリンク情報の完成料理名のカラムに記録された、「おろしハンバーグ」、または「トマトソース煮込みハンバーグ」、または「ポテトフライ付きトマトソースハンバーグ」という各情報、あるいは、テーブルリンク情報のプロダクツ名のカラムに記録された、「ハンバーグ単品(焼く)」、または「ハンバーグ単品(煮る)」という各情報に対応する。なお、リンク情報は、1つ上の階層であるプロダクツ名の情報だけでもよく、あるいは、プロダクツ名の情報と完成料理名の情報とを含む、パーツよりも上位階層の全ての情報を含めてもよい。
2−2−4.ベーステーブル
図18は、ベーステーブル76の構造の一例である。ベーステーブル76は、「豚ミンチ」のデータであり、そのテーブルには、上記テーブルと同様の項目の情報が記録される。テーブルリンク情報は、ベースの上位階層である完成料理およびプロダクツおよびパーツテーブルへのリンク情報である。
なお、図面では省略しているが、上述した各テーブルの栄養価の情報は、例えば以下の情報を含んでもよい。
栄養価情報の例:エネルギー(kcal)、たんぱく質(g)、脂質(g)、炭水化物(g)、食物繊維(g)、カリウム(mg)、カルシウム(mg)、マグネシウム(mg)、鉄(mg)、食塩相当量(g)、レチノール当量(μg)、ビタミンD(μg)、ビタミンE(mg)、ビタミンB1(mg)、ビタミンB2(mg)、ビタミンC(mg)、コレステロール(mg)。
以上、レシピを構成する要素の情報を記録したものとして、例示としてベース、パーツ、プロダクツ、完成料理の4階層のテーブルデータを説明したが、各階層の区分けの概念、階層数等は当該分野の当業者に周知な手段によって変形可能である。
2−3.コンテンツDB
上記各テーブルには、調理方法、作り方等を記録したコンテンツへのリンク情報(コンテンツリンク)が、フィルタリング情報と対応づけて記録されている。コンテンツは、コンテンツDB23(図1参照)に記録されている。以下、コンテンツDB23に記録されるコンテンツについて説明する。
図20は、コンテンツDB23に記録されるコンテンツの構造の一例である。図20Aは、「豚ミンチ」のベーステーブル76(図18)に記録されるコンテンツリンクによって対応づけられたコンテンツ80である。このコンテンツには、動画情報として「豚ミンチ」を紹介するための動画ファイルのファイル名が記録される。
図20Bは、「ハンバーグ生地(こね)」のパーツテーブル74(図17)に記録されたコンテンツリンクによって対応づけられたコンテンツ81である。このコンテンツには、パーツ制作工程として、「ハンバーグ生地(こね)」の作り方を紹介するための文字情報と、動画情報として「ハンバーグ生地(こね)」の作り方を紹介するための動画ファイルのファイル名が記録される。
図20Cは、「ハンバーグ単品(焼く)」のプロダクツテーブル72(図16)に記録されたコンテンツリンクによって対応づけられたコンテンツ82である。このコンテンツには、プロダクツ制作工程として、「ハンバーグ単品(焼く)」の作り方を紹介するための文字情報と、動画情報として「ハンバーグ単品(焼く)」の作り方を紹介するための動画ファイルのファイル名が記録される。
図20Dは、「おろしハンバーグ」の完成料理テーブル70(図15)に記録されたコンテンツリンクによって対応づけられたコンテンツ83である。このコンテンツには、完成料理の制作工程(アッセンブル工程)として、「おろしハンバーグ」の盛り付けを紹介するための文字情報および静止画情報と、動画情報として「おろしハンバーグ」のアッセンブル工程を紹介するための動画ファイルのファイル名が記録される。
図20Eは、調理器具のベーステーブル(図19)に記録されたコンテンツリンクによって対応づけられたコンテンツ84である。コンテンツ84については、第2実施形態において説明する。
以上のコンテンツを制作する際には、MPEG等の規格に基づいた動画データを利用すればよい。ただし、上記のコンテンツの制作手法、テーブルとコンテンツとの間の対応づけの方法、動画ファイルの記録の方法等は例示であって、当業者にとって周知な手段によって変形可能である。また、調理工程等の出力は、動画データに限らず、音声データを含んだ動画データ、または音声データのみ(食材名や制作工程の読み上げ)、または静止画データ、または文字データ、あるいはそれらの組み合わせによる方法を採用してもよい。
コンテンツに含まれる動画等の情報は、対応するテーブルの内容の作り方を全て含んだ一つのファイルとしもよいし、作り方を分割して複数のファイルとしてもよい。また、ユーザの選択に応じて、作り方の動画等を順番に再生してもよいし、あるいは、ユーザが必要とする調理工程の部分のみを再生できるようにしてもよい。
−−3.特許請求の範囲に記載した用語と実施形態との対応−−
特許請求の範囲に記載した用語と実施形態との対応は以下の通りである。
「レシピ提供装置」は、図1のレシピサービスサーバ200に対応する。「クライアント装置」は、図1のクライアントコンピュータ100に対応する。「レシピ提供システム」は、図1のレシピ提供サービスシステムに対応する。
「レシピ」は、図7C等のモニタ表示によって表される情報に対応する。「レシピ要素データ」は、図15〜図19に例示する各テーブルに対応する。
「レシピ提供条件」は、図6ステップS601で入力される検索キー情報、または、図14に例示するクライアントデータ400に記録されるユーザプロファイル、またはベンダープロファイル、または第1実施形態の検索キー情報として入力されるレシピプロファイル、または「9−2」の項で説明する特定プロファイル等の情報に対応する。
「レシピ要求手段」および「レシピ受信手段」は、図6のレシピ生成処理中に、レシピサービスサーバ200と接続する処理を行うクライアントコンピュータ100のCPU2に対応する。
「レシピ要素記録部」は、図4のレシピサービスサーバ200のハードディスク44に対応する。「レシピ生成手段」は、図6のフローチャートで示す処理を行うレシピサービスサーバ200のCPU40に対応する。「レシピ送信手段」は、図6ステップS615の処理を行うCPU40に対応する。
「調理器具」は、図19に示す「スピードカッター」等に対応する。「素材」は、図18に示す「豚ミンチ」等に対応する。「中間素材」は、図17に示す「ハンバーグ生地(こね)」、および、図16に示す「ハンバーグ単品(焼く)」等に対応する。「完成料理」は、図15に示す「おろしハンバーグ」等に対応する。
「自分より上位の階層のレシピ要素データ」は、図16に示すプロダクツの場合は、完成料理テーブルに対応する。また、図17に示すパーツの場合は、完成料理、またはプロダクツのそれぞれのテーブルに対応し、図18および図19に示すベースの場合は、完成料理、またはプロダクツ、またはパーツのそれぞれのテーブルに対応する。したがって、「上位の階層」とは、1つ上位の階層のみの場合、あるいは、上位2つ(または2つ以上)の階層の場合、あるいは、上位の全ての階層の場合のいずれの場合も含む。
「調理工程」は、図15〜図19に示す各テーブルに記録される使用量(g/4人分)の情報内容、または図20に示すコンテンツの情報内容に対応する。
「地域性を示す情報」は、図15に示す完成料理テーブル70等における地域情報として記録される情報に対応する。
「ベンダーを示す情報」は、図15に示す完成料理テーブル70等における企業情報として記録される情報に対応する。
−−4.実施形態のデータテーブルの構成概念−−
本発明の第1〜第3実施形態で利用するデータテーブルの構成概念について説明する。レシピの生成は、上述したベーステーブル、パーツテーブル、プロダクツテーブル、完成料理テーブルを組み合わせることによって行われる。本発明では、1つのレシピを調理工程順に分割してデータテーブルとして記録するとともに、それらのデータテーブル同士の関係を記録することを一つの特徴としている。
図5は、レシピ生成処理で利用するテーブル同士の関係の概念図である。図5に示す各テーブルは、上述した完成料理テーブル、プロダクツテーブル、パーツテーブル、ベーステーブルである。各テーブルには、テーブルリンク情報として、上位階層テーブルをリンク先とする情報(図15〜図19に記録するテーブルリンク情報に対応)が記録されている(矢印マーク参照)。このように上位階層へのリンクを指定することによって、そのテーブルの食材等を利用する完成料理を指定することができる(完成料理への指向)。
具体的には、図5に示すように、ベーステーブルである「豚ミンチ」を利用する完成料理として、「おろしハンバーグ」、「ポテトフライ付きトマトソースハンバーグ」、「トマト煮込みハンバーグ」等を指定する。図5では省略しているが、パーツ、プロダクツの各テーブルも、ベーステーブルと同様に上位階層へのリンク情報が記録されている。
以上のようなテーブル構造により、完成料理を基準として、その完成料理をリンク先としている下位階層のテーブル(プロダクツ、パーツ、ベース)を抽出することができ、結果としてその完成料理のためのレシピを完成させることができる。また、下位階層の情報(ベース等)よりも、上位階層の情報(完成料理等)の数が多い場合には、テーブル情報の保守が容易になるというメリットもある。
−−5.第1実施形態−−
本発明の第1実施形態として、レシピサービスサーバ200のCPU40が行うレシピ生成処理を説明する。このレシピ生成処理は、レシピサービスサーバ200のCPU40が、入力された検索キー情報に基づいて、レシピDB22を参照しながらそのクライアントコンピュータ100のユーザに合致するレシピを生成することを内容とするものである。
以下、第1実施形態によるレシピ生成処理のプログラムのフローチャートを示す図6と、第1実施形態によるレシピ生成処理中のクライアントコンピュータ100のモニタ表示の一例を示す図7に基づいて第1実施形態を説明する。なお、以下に説明する実施形態の前提として、本システムを利用するユーザは、あらかじめ図14に例示するクライアントデータをクライアントDB24に入力しているものとする。
レシピサービスサーバ200のCPU40は、クライアントコンピュータ100から検索キー情報の入力があるか否かを判断する(図6ステップS601)。第1実施形態では、検索キー情報は、レシピプロファイル(レシピの属性)を含む。レシピプロファイルは、具体的には、料理名の指定のことをいう。このレシピプロファイルに基づいて、例えば所定の料理名のグループに属するレシピ、あるいは所定の食材を利用するレシピを生成するようにすることができる。なお、レシピプロファイルのその他の例として、食材、またはレトルト食品、または缶詰、または冷凍食材、またはお惣菜等の利用の必要性の有無、または食材の賞味期限の情報等を利用することもできる。
CPU40は、入力された検索キー情報をメモリ42(またはハードディスク44、以下同様)に記録する。本実施形態では、例示として、「ハンバーグ」の検索キー情報が入力されたものとする。図7Aは、ステップS601におけるクライアントコンピュータ100のモニタ表示例を示す。実施形態における検索キー情報の入力や後述する完成料理の選択操作等のユーザインターフェイスは、例示としてGraphical User Interface(GUI)を利用する。
CPU40は、ステップS601において検索キー情報の入力があったと判断した場合には、レシピDB22に含まれる完成料理DBより、入力された検索キー情報に合致する完成料理テーブルを抽出する(ステップS603)。具体的には、図15に例示する完成料理テーブル70に記録された完成料理名の情報の中から、「ハンバーグ」を少なくとも一部に含む完成料理テーブルを抽出する。図15の例では、CPU40は、「おろしハンバーグ」、「ポン酢たれ和風ハンバーグ」、「トマトソース煮込みハンバーグ」の各テーブルの情報(または各テーブルを指定する情報、以下同様)をメモリ42に記録する。CPU40は、抽出した完成料理テーブルの内容、具体的には、完成料理名および盛り付け例を示す静止画情報を出力する(ステップS605)。具体的には、図15に示す各テーブルに記録された「おろしハンバーグ」、「ポン酢たれ和風ハンバーグ」、「トマトソース煮込みハンバーグ」の各完成料理名と、それら各テーブルに記録されたコンテンツリンクに基づいて静止画情報を出力する。静止画情報の出力は、図15の場合、コンテンツリンク「D15101」の情報に基づき、図20DのコンテンツID「D151(D15101の親番号)」で示されるコンテンツ83を参照し、さらに、そのコンテンツ83が参照する静止画ファイル「D151001.jpg」を読み込むことによって行えばよい。図7Bは、ステップS605におけるクライアントコンピュータ100のモニタ表示例を示す。
CPU40は、クライアントコンピュータ100のユーザより、出力した完成料理の選択があるか否かを判断する(ステップS607)。ここでは、ユーザは「おろしハンバーグ」を選択したものとする。CPU40は、完成料理の選択があったと判断した場合には、選択された完成料理テーブルをリンク先としているプロダクツテーブル、パーツテーブル、ベーステーブル(各テーブルの構成は図16〜図18を参照)を抽出する(ステップS609)。具体的には、図16〜図18の各テーブルの中で、テーブルリンク情報の完成料理名のカラムに「おろしハンバーグ」が記録されているテーブルを検索し、検索されたテーブルの情報をメモリ42に記録する。ここでは、プロダクツテーブルとして「ハンバーグ単品(焼く)」、パーツテーブルとして「ハンバーグ生地(こね)」および「玉葱みじん切り」、ベーステーブルとして「豚ミンチ」等の各テーブルの情報がメモリ42に記録される。
CPU40は、検索キー情報に基づいてコンテンツをフィルタリングする(ステップS611)。具体的には、図15〜図18の各テーブルのフィルタリング情報のカラムに記録された情報の中に、ユーザが入力された検索キー情報と一致する(または類似する)フィルタリング情報が有るか否かを検索し、一致する場合には、そのコンテンツリンク情報をメモリ42に記録する。一方、検索キー情報と一致するフィルタリング情報がない場合は、”デフォルト”のコンテンツリンク情報をメモリ42に記録する。ここでは、図15の完成料理テーブルに対応するコンテンツリンク情報として「D15101」等が記録され、図16のプロダクツテーブルについては「C27401」等が記録され、図17のパーツテーブルについては「B10501」等が記録され、図18のベーステーブルについては「A02501」等が記録される。フィルタリングによってデフォルト以外のコンテンツを選択する処理については、後述する。
CPU40は、メモリ42に記録した各テーブルの情報と、対応するコンテンツリンク情報とに基づいてレシピのWebページを生成する(ステップS613)。具体的には、コンテンツリンク情報に基づいて得られるコンテンツを、例えばWebページの上から下にかけて、ベース、パーツ、プロダクツ、完成料理の順番で各コンテンツが表示されるようにレシピのWebページ(HTMLファイル)を完成させる。各テーブルの組み合わせによるレシピのWebページの合成は、図15〜図19に示す各テーブルに記録される食材等の名称、使用量、カロリー量等の各情報、および図20に示す各コンテンツの情報を組み合わせてHTMLを作成することによって行われる。
ステップS613におけるレシピのWebページの生成処理を、図22の模式図に基づいて説明する。以下、図22に基づき、レシピを構成する一部のコンテンツを例示してレシピのWebページの生成処理を説明する。図22では、パーツテーブルに関するデータ75として、「ハンバーグ生地(こね)」のテーブルの情報およびコンテンツリンク情報「B10501」がメモリ42に記録されている。また、完成料理テーブルに関するデータ71として、「おろしハンバーグ」のテーブルの情報およびコンテンツリンク情報「D15101」がメモリ42に記録されている。
CPU40は、データ75に記録されたコンテンツリンク情報「B10501」の親番号「B105」に基づいてコンテンツ81をメモリ42に記録し、一方、データ71に記録されたコンテンツリンク情報「D15101」の親番号「D151」に基づいてコンテンツ83をメモリ42に記録する。CPU40は、完成料理のコンテンツ83等に基づいて、完成料理名「おろしハンバーグ」の文字等と、「おろしハンバーグ」の静止画ファイル「D15101.jpg」とをWebページ220の上部に埋め込むためのHTMLを生成する。CPU40は、以下、Webページ220の上から、ベース、パーツ、プロダクツ、完成料理の順に所定のコンテンツが整列するように、各テーブルのコンテンツリンク情報等に基づいてレシピのWebページを完成させる。
図22の例では、CPU40は、パーツのコンテンツ81等に基づいて、パーツ名「ハンバーグ生地」の文字等と、「ハンバーグ生地」の制作工程を表示する動画ファイル「B10501.wmv」とをWebページ220に埋め込むためのHTMLを続けて記述する。同様に、盛りつけ例は、コンテンツ83等に基づいて、「おろしハンバーグ」の盛り付け工程を表示する動画ファイル「D15101.wmv」をWebページ220の下部に埋め込むためのHTMLを続けて記述する。以上のようにして、CPU40は、レシピのWebページを表示するためのHTMLを記述する。
CPU40は、生成したレシピのWebページ(HTMLファイル)をクライアントコンピュータ100に対して出力してレシピ生成処理を終了する(ステップS615)。
図7Cは、ステップS615におけるクライアントコンピュータ100のモニタ表示例を示す。レシピのWebページに含まれる動画等のファイルの再生は、例示としてプラグインモジュールを利用してウィンドウズ(登録商標)・メディア・プレーヤを動作させることとしている。Webページに含まれる各動画ファイルの再生は、再生ボタンのクリック等、ユーザの指示に基づいて行えばよい。
以上、第1実施形態の処理内容を説明した。実施形態では、調理工程順に4段階に分割して階層化されたデータベースを組み合わせて一つのレシピのWebページを生成している。
ただし、レシピの内容によっては4階層よりも複雑な階層となる場合もある。例えば、図17ではパーツとして「ハンバーグ生地(こね)」を挙げているが、このハンバーグ生地には、他のパーツ、すなわち、下処理された食材としての「玉葱みじん切り」や、「牛乳でひたした食パン」等も含まれる。したがって、この場合、パーツ(ハンバーグ生地)の中に他のパーツ(玉葱みじん切り、牛乳でひたした食パン)が含まれていることになる。
このように同じ階層に複数のテーブルが含まれて抽出される場合には、レシピにおけるその複数のテーブルの組み合わせ順序を決定しておく必要がある。なぜならば、組み合わせ順序を決定せずに、例えば「ハンバーグ生地(こね)」のコンテンツの後に「玉葱みじん切り」のコンテンツを再生してしまうと、ユーザは「ハンバーグ生地(こね)」とは別に「玉葱みじん切り」が必要となるのではないかと混乱する可能性があるからである。
実施形態では、各テーブルに、そのような同階層におけるテーブルの組み合わせ順序を、コンテンツ優先度として記録している(図16〜図19参照)。このコンテンツ優先度は、同一階層のテーブルであって、かつ、同一の上位階層テーブルをテーブルリンク情報として記録しているテーブルが複数ある場合に、各テーブルがそれら複数のテーブルの全体の中で何番目に組み込まれるかということをCPU40に判断させるためのものである。すなわち、レシピのWebページを表示するためのHTMLは、Webページの上から順番に、ベース、パーツ、プロダクツ、完成料理の順番で各コンテンツを表示し、さらに、それらの各階層で複数のコンテンツがある場合には、コンテンツ優先優先度に従う順番で各コンテンツを表示するように作成される。パーツテーブルを例示して具体的に説明すると、完成料理として「おろしハンバーグ」をリンク先とするパーツテーブルを抽出する場合、「卵」、「玉葱みじん切り」、「牛乳でひたした食パン」、「ハンバーグ生地(こね)」等が選択される。これらは、上位階層のプロダクツテーブル「ハンバーグ単品(焼く)」をリンク先としている。そして、その「ハンバーグ単品(焼く)」に対応させて、コンテンツ優先度をそれぞれ(1/4)、(2/4)、(3/4)、(4/4)として記録する(X番目/全体数)。これにより、レシピのWebページ上で、それらのパーツの提示順序(コンテンツの配置順序)を、ページ上から下にかけて「卵」、「玉葱みじん切り」、「牛乳でひたした食パン」、「ハンバーグ生地(こね)」の順序としてユーザに提示することができる。
以上説明したコンテンツ優先度の記録方法については、その他の方法として以下のような記録方法を採用してもよい。例えば、上述した「卵」、「玉葱みじん切り」、「牛乳でひたした食パン」、「ハンバーグ生地(こね)」の場合、これらは同一階層であり、かつ包含関係にあるグループであるから、コンテンツ優先度と併せてそれらが同じグループに属することを記録する。具体的には、「玉葱みじん切り」のコンテンツ優先度を、(2/4/2)として記録する(X番目/全体数/グループ番号)。これにより、同階層中に複数の包含関係がある場合に、それらの各包含関係にあるグループを他と識別することができる。
なお、コンテンツ優先度に基づくコンテンツの提示順序等は、一般的なWebページの場合、図7Cに示すように、コンテンツ優先度が高いものから低いものにしたがって上から下あるいは左から右の順番に表示してもよいし、あるいは、各階層のコンテンツを独立のWebページとするとともにそれらのページをコンテンツ優先度の順番に並べるようにしてもよい。
以上の説明では、完成料理を基準としてテーブルを抽出するために、完成料理のテーブルをリンク先として記録することとした。しかしながら、料理の現場においては、完成料理ではなく、より細分化された要素を基準としたレシピが必要となる場合もある。具体的には、完成料理の段階ではなく、プロダクツとしての「ハンバーグ単品(焼く)」を調理するためのレシピが必要となる場合や、パーツとしての「ハンバーグ生地」を調理するためのレシピだけが要求される場合もある。したがって、各テーブルには、完成料理へのリンク情報だけでなく、全ての上位階層へのリンク情報を記録している。
具体的には、図5に示すように、「豚ミンチ」のベーステーブルは、その「豚ミンチ」を利用するパーツである「ハンバーグ生地」へのリンク情報、その「豚ミンチ」を利用するプロダクツである「ハンバーグ単品(焼く)」、「ハンバーグ単品(煮る)」へのリンク情報も併せて記録する。
図5に基づいて説明した以上のようなテーブル構成により、完成料理だけでなく、プロダクツ、パーツの各段階でのレシピ(レシピ部分)を抽出することができる。
以下、パーツのレシピを生成する処理を後述する図6のレシピ生成処理のプログラムのフローチャートに基づいて簡単に説明する。図6ステップS601において、クライアントコンピュータ100のユーザは、検索キー情報として例えば「ハンバーグ生地」のパーツ名(中間素材情報、加工素材情報)を入力する。レシピサービスサーバ200のCPU40は、その「ハンバーグ生地」のパーツをリンク先とする他のパーツ、ベーステーブル等を抽出し(図6ステップS609に対応)、その後ステップS611、S613、S615の処理を行うことにより、パーツとしての「ハンバーグ生地」のレシピを生成する。なお、以上の処理内容は、プロダクツの階層でのレシピを生成する場合も同様である。
−−6.第2実施形態(ベーステーブル(調理器具)が含まれる場合)−−
本発明の第2実施形態として、レシピサービスサーバ200のCPU40が行うレシピ生成処理を説明する。第1実施形態との相違は、第2実施形態では、ベーステーブルとして調理器具を記録したものが含まれる点である。レシピの情報として調理器具のバリエーションをユーザに対して提示することにより、ユーザが使用する調理器具に合致した調理方法の提示が可能となる。
以下、調理器具を記録したベーステーブルを説明し、第1実施形態と異なる部分についての第2実施形態のフローチャートを説明する。
6−1.ベーステーブル(調理器具)
図19は、調理器具を記録したベーステーブル78の構造の一例である。ベーステーブル78は、「包丁」のテーブルであり、そのテーブルには、上述した食材等のベーステーブルと同様に、フィルタリング情報、上位階層のテーブルへのリンク情報(テーブルリンク情報、すなわち「包丁」を調理器具として利用するベース(食材)が含まれる完成料理のテーブルへのリンク情報)、コンテンツ優先度が記録される。
本実施形態では食材の調理に利用する調理器具をベーステーブルとして示したが、パーツ(下処理した食材)の調理に利用される調理器具であればパーツテーブルとして記録し、プロダクツの調理に利用される調理器具(例えばフライパン等)であれば、プロダクツテーブルとして記録すればよい。
6−2.第2実施形態によるレシピ生成処理
第2実施形態として、レシピサービスサーバ200のCPU40が行うレシピ生成処理を説明する。以下の説明では、ある食材に対して使用可能な調理器具が複数ある場合に、それらをユーザに提示して適切な調理器具を選択させることができる例を説明する。
以下、図8を用いて第2実施形態によるレシピ生成処理の概念を説明し、続いて、第2実施形態の詳細を説明する。
6−2−1.第2実施形態の概要
図8は、第2実施形態によるレシピ生成処理の概念図である。レシピサービスサーバ200のCPU40は、第1実施形態と同様の処理によって完成料理、プロダクツ、パーツ、ベースの各テーブルを抽出した後、ベーステーブル(食材、調理器具)の候補をクライアントコンピュータ100のユーザに対して出力する(図8記号1)。図では、ベース(食材)として「玉ねぎ」、および、「玉ねぎ」を調理するためのベース(調理器具)の候補として「包丁」、「スピードカッター」を出力している。ユーザは、複数のベース(調理器具)の中から所望のベースを選択する(記号2)。図では、ユーザは「包丁」を選択している。CPU40は、選択されたベース(食材、調理器具)に基づいてレシピを生成する(記号3)。ユーザは包丁を選択したのであるから、図では、”玉ねぎは包丁で切る”という調理工程が表示されたレシピとされている。
6−2−2.第2実施形態の処理内容
レシピ生成処理のプログラムのフローチャートを示す図9と、第2実施形態によるレシピ生成処理中のクライアントコンピュータ100のモニタ表示の一例を示す図10とに基づいて第2実施形態を説明する。第2実施形態は、ベースとして調理器具の提示がある点が第1実施形態と相違する。したがって、以下の説明では第1実施形態と相違する部分を中心に説明する。
レシピサービスサーバ200のCPU40は、レシピ生成処理を開始した後、選択された完成料理をリンク先とするプロダクツ、パーツ、ベースの各テーブルを抽出する処理までを行う(図6ステップS601、S603、S605、S607、S609参照)。
CPU40は、抽出したベーステーブルについて、複数のベーステーブル(調理器具)の候補が有るか否かを判断する(図9ステップS901)。複数のベーステーブルの候補が有る場合とは、例えば図8に示すように「玉ねぎ」を切るための調理器具として、「包丁」または「スピードカッター」の選択対象が有る場合をいう。
このように選択対象となるベースが存在するか否かをCPU40に判断させるために、実施形態では、選択対象となる各ベーステーブルのコンテンツ優先度に同一のコンテンツ優先度を記録する。具体的には、「スピードカッター」のベーステーブルには、コンテンツ優先度として(3/7)を記録するとともに(コンテンツ優先度X番/全体数)、スピードカッターの代替調理器具となる「包丁」のベーステーブルのコンテンツ優先度にも(3/7)を記録しておく。CPU40は、このように同一のコンテンツ優先度が存在する場合に、複数のベーステーブル(調理器具)の候補が有ると判断する。
CPU40は、ステップS901において複数のベーステーブル(調理器具)の候補が無いと判断すれば、図6ステップS611以降の処理を行い、この場合はユーザによる調理器具の選択は行われない。
CPU40は、ステップS901において複数のベーステーブル(調理器具)の候補が有ると判断すれば、それらのベーステーブル(調理器具)の候補をクライアントコンピュータ100に対して出力する(ステップS903)。具体的には、図20Eのコンテンツ84に記録された動画情報等を出力する。図10Aは、ステップS903の処理の後のクライアントコンピュータ100のモニタ表示例を示す。
CPU40は、ユーザによるベース(調理器具)の選択が有るか否かを判断し(ステップS905)、ユーザの選択があれば、レシピを構成する全てのテーブルが決定されることとなる。CPU40は、その選択したテーブルに基づいて図6ステップS611以降の処理を行う。CPU40は、図6ステップS611、S613の処理を行い、生成したレシピのWebページをクライアントコンピュータ100に対して出力してレシピ生成処理を終了する(図6ステップS615)。
図10Bは、第2実施形態における図6ステップS615におけるクライアントコンピュータ100のモニタ表示例を示す。図では、ベース(調理器具)として「包丁」が選択された場合のレシピを示している。
−−7.第3実施形態(置換処理を行う場合)−−
本発明の第3実施形態として、レシピサービスサーバ200のCPU40が行うレシピ生成処理を説明する。第1実施形態との相違は、第2実施形態では、レシピ生成処理中にテーブルの置換処理を行う点である。具体的には、例えば「塩分」を控える必要があるユーザに対しては、レシピに含まれる食材として「塩」が選択された場合にそれを「レモン汁」に置換することにより、「塩分」を控えつつ味覚として同程度の料理のレシピを提供する。
以下、レシピサービスサーバ200のCPU40が置換処理を行うために利用する置換データを説明し、続いて第3実施形態の詳細を説明する。
7−1.置換データ
図21は、置換データ90の構造の一例である。置換データは、レシピサービスサーバ200のハードディスク44に記録される。置換データ90には、プロダクツ、パーツ、ベースの各階層の置換情報として、検索キー情報を記録する領域(特許請求の範囲に記載の「置換基礎情報記録領域」)、置換元データと置換先データとを示す情報を記録する領域(特許請求の範囲に記載の「レシピ要素データ置換情報記録領域」に対応)が記録される。具体的には、例えば図に示す「階層:パーツ、検索キー情報:制限事項/塩分控えめ、置換元データ:塩、置換先データ:レモン汁」の場合には、制限事項として「塩分控えめ」の検索キー情報がユーザより入力された場合、レシピサービスサーバ200のCPU40は抽出した「塩」のパーツテーブルを「レモン汁」のパーツテーブルに置換する。
なお、パーツ「塩」を「レモン汁」に置換する場合には、その下位階層であるベースの置換処理も併せて行う必要がある。具体的には、パーツ「塩」を「レモン汁」に置換する場合には、それぞれのベースである「塩」を「レモン」に置換しておかないと、置換処理後のベースとパーツの一貫性がなくってしまう。したがって、本実施形態では、プロダクツやパーツテーブルについての置換データを記録する場合には、そのプロダクツやパーツテーブルのそれぞれに対応する下位階層(パーツ、ベース)のテーブルも同様に置換データを記録することとする。
7−2.第3実施形態によるレシピ生成処理
第2実施形態として、レシピサービスサーバ200のCPU40が行うレシピ生成処理を説明する。以下の説明では、ユーザが「塩分控えめ」の検索キー情報を入力した場合に、「塩」の代わりに「レモン汁」を用いたレシピを出力する例を説明する。
以下、図11を用いて第3実施形態によるレシピ生成処理の概念を説明し、続いて、第3実施形態の詳細を説明する。
7−2−1.第3実施形態の概要
図11は、第3実施形態によるレシピ生成処理の概念図である。クライアントコンピュータ100のユーザは、検索キー情報の一つとして「制限事項:塩分控えめ」を入力する(図11記号1)。レシピサービスサーバ200のCPU40は、第1実施形態と同様の処理によって完成料理、プロダクツ、パーツ、ベースの各テーブルを抽出する。このとき、抽出したパーツテーブルには、「塩」が含まれている(記号2)。CPU40は、置換データに基づいて「塩」のパーツテーブルを「レモン汁」のパーツテーブルに置換する(記号3)。
7−2−2.第3実施形態の処理内容
次に、レシピ生成処理のプログラムのフローチャートを示す図12と、第3実施形態によるレシピ生成処理中のクライアントコンピュータ100のモニタ表示の一例を示す図13とに基づいて第3実施形態を説明する。第3実施形態は、テーブルの置換処理が行われる点が第1実施形態と相違する。したがって以下の説明では第1実施形態と相違する部分を中心に説明する。
レシピサービスサーバ200のCPU40は、レシピ生成処理を開始した後、選択された完成料理をリンク先とするプロダクツ、パーツ、ベースの各テーブルを抽出する処理までを行う(図6ステップS601、S603、S605、S607、S609参照)。
CPU40は、図6ステップS609で抽出したテーブル名、および、図6ステップS601においてユーザが入力した検索キー情報の両者を含む置換データが有るか否かを判断する(図12ステップS201)。抽出したテーブル名および入力した検索キー情報の両者を含む置換データが有る場合とは、図21に示す置換データ90を例にすると、ユーザが「制限事項:塩分控えめ」の検索キー情報を入力した場合に、図6ステップS609で抽出したテーブルが「塩」のパーツテーブルを含んでいるときが該当する。より具体的には、CPU40は、図21に示す置換データ90において、検索キー情報である「塩分控えめ」と図6ステップS609で抽出した各テーブル名との組み合わせが同一の列に記録されているか否かを検索処理する。検索キー情報としての「制限事項」の入力の受け付けは、例えば、図7Aのモニタ表示例において「制限事項」の項目を追加すればよい。
CPU40は、ステップS201において置換データが有ると判断した場合には、置換データ90の情報にしたがい、置換元テーブルを置換先テーブルに置換する(ステップS203)。具体的は、図6ステップS609で抽出した「塩」のパーツテーブルを、「レモン汁」のパーツテーブルに変更する。
CPU40は、ステップS203の処理の後、その置換処理後のテーブルに基づいて図6ステップS611以降の処理を行う。CPU40は、図6ステップS611、S613の処理を行い、生成したレシピのWebページをクライアントコンピュータ100に対して出力してレシピ生成処理を終了する(図6ステップS615)。
図13は、第3実施形態における図6ステップS615の処理におけるクライアントコンピュータ100のモニタ表示例を示す。図では、ユーザが「制限事項:塩分控えめ」の検索キー情報を入力した場合に、抽出した「塩」のパーツテーブルを「レモン汁」のパーツテーブルに置換した場合のレシピを示している。
以上、本発明の実施形態を、第1〜第3実施形態によって説明した。実施形態で説明したレシピサービスサーバ200に対する検索キー情報入力、またはレシピ生成段階におけるユーザインターフェイス、テーブルリンク情報の記録方法、レシピ生成処理のアルゴリズム(プログラム)、フィルタリング処理アルゴリズム(プログラム)、置換処理アルゴリズム(プログラム)、調理工程を提示するためのコンテンツ出力方法を含むレシピの出力方法等のそれぞれは、例として示したのであって、それらは当該分野の当業者にとって周知な手段によって変形可能である。
例えば、レシピ生成処理アルゴリズムにおいて利用するテーブルリンク情報の記録は、実施形態で説明したようにテーブル名を記録する場合に限らず、関連付けするテーブルのメモリ領域を指し示すポインタ(アドレス情報)を記録するようにしてもよい。
−−8.実施形態による効果−−
第1〜第3の実施形態では、一つのレシピを、調理工程に応じて、ベーステーブル、パーツテーブル、プロダクツテーブル、完成料理テーブルの各階層にテーブル分割している(調理工程を下位階層から上位階層へ細分化)。また、各階層のテーブルを完成料理テーブルとリンクすることにより、完成料理を基準にして、その完成料理を構成する各階層のテーブルをグルーピングしている。(図15〜図19参照)。
このような特徴のあるデータベースを構築している点で、本実施形態のデータベースは、調理工程の最初から最後までを示すレシピを一つの単位とする従来のレシピのデータベースの構築方法と大きく相違する。以上のような本実施形態のデータベースの構築手法は、以下の(1)〜(3)で述べる料理の特性とその特性をデータベース化するための発明者独自の知見によってもたらされた。
(1)素材、材料、食材、またはそれらの加工品・合成品等の組み合わせを変えることによって、完成料理のレパートリー(バリエーション)を増やすことができる。具体的には、例えばハンバーグ生地の素材である「豚ミンチ」、「玉葱みじん切り」等の組み合わせ中の、「豚ミンチ」を「豆腐」に変えることによって、完成料理としてヘルシーな「豆腐ハンバーグ」のレシピを得ることができる。したがって、レシピに含まれる素材等をそれぞれ素材等の単位でデータ化することで、(素材の組み合わせを変更することによって多数の完成料理ができあがるという)料理の特性に合致したデータベースを構築することができる。
(2)素材、材料、食材、またはそれらの加工品・合成品は、複数の完成料理において汎用的に利用されているのが一般的である。具体的には、例えば食材としての「豚ミンチ」は、おろしハンバーグや煮込みハンバーグ等の同じカテゴリーに属する複数のハンバーグ料理のほか、ぎょうざ等の他のカテゴリーに属する料理にも汎用的に利用される。したがって、汎用的に利用される素材、食材等について、その素材、食材単位でデータ化し、かつ、その汎用性をリンク情報を用いて表現する(すなわち、素材自体に、その素材を利用する完成料理を指定しておく)ことで、(多くの完成料理は共通した食材を利用して制作されているという)料理の特性に合致したデータベースを構築することができる。
(3)レシピの提供を受けるユーザは、完成料理に限らず、所定の素材、あるいは加工素材単位でのレシピを必要とする場合もある。具体的には、例えば完成料理としての「ハンバーグ」ではなく、お惣菜用や作り置き料理用に中間加工素材である「ハンバーグ生地」のレシピが必要となる場合もある(調理の中間過程料理部品、料理サブユニットのためのレシピ)。したがって、上記(2)で述べるように汎用的に利用される素材、食材単位でデータ化し、かつ、その素材等を利用する中間加工素材へのリンクを記録する(すなわち、素材自体に、その素材を利用する中間加工素材を指定しておく)ことで、(所定の加工素材単位でのレシピが要求されうるという)料理の特性に合致したデータベースを構築することができる。
以上のように、本実施形態は、料理の特性を利用した独自のデータベースを構築する点を一つの特徴としている。
また、第1〜第3の実施形態では、検索キー情報に基づいて、調理方法や食材等を示すコンテンツを検索、特定することとしている(図6ステップS611で示すフィルタリング処理参照)。したがって、ユーザの要請にマッチした個別対応性の高いレシピを提供することができる。具体的には、ユーザの入力した検索キー情報に基づいてコンテンツをフィルタリングすることで、例えばユーザの調理時間短縮の要請に合致した調理方法を示したコンテンツを選択することができる。また、特定企業の食材商品等のコンテンツを選択することで、食材ビジネス、お惣菜ビジネス用途へ適用することができる。これらのフィルタリング処理の詳細については、後述する。
第2実施形態では、調理器具も含めてデータベース化することで、ユーザが利用する調理器具をも考慮した個別対応性の高いレシピを提供することができる。具体的には、「玉葱みじん切り」を制作するために、調理器具として「包丁」を選択したユーザに対しては、玉葱を包丁でみじん切りする動画等がレシピの情報として提供され、一方、調理器具として「スピードカッター」を選択したユーザに対しては、玉葱をスピードカッターでみじん切りする動画等がレシピの情報として提供される。
また、調理器具メーカーに対するレシピの提供や、特定の調理器具を宣伝することをレシピ提供の目的とする場合は、レシピ提供中に特定の調理器具のコンテンツを優先的に出力することもできる。
第3実施形態では、アレルギー食材や、適正摂取エネルギー量、制限事項等の検索キー情報の入力に応じてテーブルを置換することにより、ユーザの身体の具合に合わせたメニューの提供が可能となる。具体的には、例えば制限事項として「塩分控えめ」の検索キー情報を入力したユーザに対しては、レシピの構成要素である「塩」を「レモン汁」に置換するようにテーブルの置換処理を行う。これにより、置換前の完成料理と同程度の味であり、かつ、ユーザの健康状態を考慮したレシピを提供することができる。また、置換データをより詳細にすることで、おいしい病院食のためのビジネスへ応用も可能である。
−−9.本発明のその他の実施形態−−
9−1.レシピ生成処理等の変形例
実施形態では、ユーザによる完成料理名の指定に基づき、レシピサービスサーバ200のCPU40が完成料理のレシピを生成する例を示したが、これに限られるものではない。その他の実施形態として、完成料理名の指定をユーザ必須入力項目とせず、プロダクツ階層以下の階層の指定に基づき、その指定された階層のレシピを生成するようにしてもよい。具体的には、例えば検索キー情報として「ハンバーグ生地」の入力に基づき、CPU40は、その「ハンバーグ生地」の調理のためのレシピを生成する。これにより、お惣菜ビジネスへの応用が可能であり、一方、個人向けの場合は、作り置き素材用のレシピとして利用することができる。
このようなレシピの中間的な素材(レシピ部品)のレシピの生成が可能となるのは、各テーブルは、完成料理だけではなく、テーブルの素材が用いられる上位階層のテーブルについてのテーブルリンク情報を記録しているからである(図16〜図19参照)。
実施形態では、各テーブルに、上位階層のすべてのテーブルに対するテーブルリンク情報を記録しているが、これに限らず、レシピ提供の目的に応じて所定の階層へのテーブルリンク情報に限定してもよい。例えば、完成料理のレシピのみを提供するのであれば、完成料理テーブルに対するリンク情報のみを記録すればよい。
9−2.フィルタリング処理、置換処理変形例
第1〜第3実施形態では、ユーザによる検索キー情報の入力として「料理名」の指定を必須としたが、これに限られるものではない。
その他の実施形態として、「料理名」以外の検索キー情報によってレシピの決定を行ってもよい。例えば、検索キー情報としてのベンダープロファイル(特許請求の範囲に記載する「ベンダー情報」に対応)を基準に、その企業、食品メーカー等の食材商品が使用されているレシピ(またはコンテンツ)を検索、抽出するようにすることもできる。
具体的には、CPU40は、検索キー情報としての「ベンダープロファイル」の情報を取得する。CPU40は、図15〜図19のフィルタリング情報における「企業情報」のカラムに記録された情報に、ユーザによって入力された検索キー情報と一致(または類似)するものがあるか否かの判断に基づいてレシピの抽出を行う。
例えば、図17のパーツテーブルの場合、検索キー情報として「食品会社Y」(または「食品会社Y」に類似する情報)が入力された場合、レシピWebページにおいて「ハンバーグ生地(こね)」を紹介するコンテンツとして、(デフォルトの「B10501.wmv」ではなく)動画ファイル「B10502.wmv」が再生される。
また、検索キー情報としての特定プロファイル(特許請求の範囲に記載する「地域情報」に対応)を基準に、特定の国の料理、地方料理、所定の産地に由来する食材を利用した料理が生産地、地方、企業、食品メーカー等の食材商品が使用されているレシピ(またはコンテンツ)を検索、抽出するようにすることもできる。
具体的には、図6ステップS601において、検索キー情報としての「地域情報」の入力を受け付ける。CPU40は、図15〜図19のフィルタリング情報における「地域情報」のカラムに記録された情報に、ユーザによって入力された検索キー情報と一致(または類似)するものがあるか否かの判断に基づいてレシピの抽出を行う。
例えば、図18のベーステーブルの場合、検索キー情報として「産地Z」(または「産地Z」に類似する情報)が入力された場合、レシピWebページにおいて「豚ミンチ」を紹介するコンテンツとして、(デフォルトの「A02501.wmv」ではなく)動画ファイル「A02503.wmv」が再生される。
これらの特定プロファイルに基づいて、例えば所定の地域(国、地方、産地等)向けのレシピ、あるいは所定の地域にちなんだレシピを生成するようにすることができる。ここで、特許請求の範囲に記載に記載する「地域」とは、料理に関連づけられる土地一般の概念を含み、例えば、料理に関連づけられる国、または都市、または地方、または産地、または原産地、または生産地等がこの概念に含まれる。
特定プロファイルの情報のその他の例として、レシピの提供に適した季節情報、またはレシピの提供の手段に関するメディア依存情報(ブロードバンドまたは衛星放送を利用するか)、またはイベント情報(節句、正月など)、またはキッチン情報(ガスまたは電気を利用するか)等を利用することもできる。
その他、ユーザによる調理時間の長短の要請に合致した調理方法を示したコンテンツを選択することもできる。具体的には、図6ステップS601において、検索キー情報としての「調理時間」の入力を受け付ける。CPU40は、図15〜図19のフィルタリング情報における「調理時間」のカラムに記録された情報に、ユーザによって入力された検索キー情報と一致(または類似)するものがあるか否かの判断に基づいてレシピの抽出を行う。
例えば、図16のプロダクツテーブルの場合、検索キー情報として「急ぐ」(または「急ぐ」に類似する情報)が入力された場合、レシピWebページにおいて「ハンバーグ単品(焼く)」を紹介するコンテンツとして、(デフォルトの「C27401.wmv」ではなく)動画ファイル「C27402.wmv」が再生される。
また、ユーザの入力した検索キー情報以外の情報を利用してレシピを生成するようにしてもよい。例えば、レシピサービスサーバ200のCPU40が、季節に関する情報を利用してその季節にマッチした季節料理を自動検索するようにすることもできる。具体的には、レシピの各テーブル(図15〜図19)に季節情報(特許請求の範囲に記載する「季節性を示す情報」に対応)を記録しておき、CPU40は、ユーザからのレシピ提供の要求があったときに、リアルタイムクロック(RTC)を利用して入力時のカレンダー情報(またはイベント情報)を取得して、テーブルの季節情報とカレンダー情報とをマッチングすることによって季節料理に関連するテーブルを抽出する。ただし、CPU40は、RTCを利用することなくユーザの入力する季節情報に基づいて季節料理に関連するテーブルを抽出するようにしてもよい。
なお、特許請求の範囲に記載する「季節」とは、料理に関連づけて観念されうる時節一般の概念を含み、例えば、四季、または、正月、クリスマス、節句、お花見、運動会などの季節行事がこの概念に含まれる。
9−3.システム構成変形例
本発明では、実施形態として、レシピサービスサーバ200とクライアントコンピュータ100とがインターネット300を介して接続された構成を採用したが、これに限られるものではない。
その他の実施形態として、例えば、クライアントコンピュータ100として、携帯電話やPHS等のモバイル、インターネットに接続可能なカーナビゲーション、パーソナルコンピュータ、PDA等を使用することもできる。そのほか、クライアントコンピュータ100を、電子レンジ、オーブン、冷蔵庫等(それぞれ、特許請求の範囲における「家電機器」に対応)に組み込んでもよい。この場合、メモリカードを介してレシピデータをそれらの家電機器にインプットしたり、あるいはインターネットに接続可能とすることにより(いわゆるネット家電)、レシピの提供を受けることができる。さらに、「レシピ提供装置」としての家電機器にレシピサービスサーバ200のCPU40と同等の機能を備えることにより、ユーザは、インターネットに接続することなくレシピの提供(特許請求の範囲に記載の「レシピ出力手段」に対応)を受けることもできる。この場合、図14〜図21に示すデータベースは、クライアントコンピュータ100の外部記憶装置7に記憶すればよい。
実施形態では、レシピサービスサーバ200とクライアントコンピュータ100とを接続するものとしてインターネット300を例示したが、これに限られず、放送(BSデジタル、CSデジタル、地上波、CATV、双方方向TV等)の手段による接続を利用してもよい。
9−4.プログラム実行方法等の変形例
本実施形態では、レシピサービスサーバ200のCPU40の動作のためのプログラムをハードディスク44に記憶させているが、このプログラムは、プログラムが記憶されたCD−ROMから読み出してハードディスク等にインストールすればよい。また、CD−ROM以外に、フレキシブルディスク(FD)、ICカード等のプログラムをコンピュータ可読の記録媒体からインストールするようにしてもよい。さらに、通信回線を用いてプログラムをダウンロードさせることもできる。また、CD−ROMからプログラムをインストールすることにより、CD−ROMに記憶させたプログラムを間接的にコンピュータに実行させるようにするのではなく、CD−ROMに記憶させたプログラムを直接的に実行するようにしてもよい。
なお、コンピュータによって、実行可能なプログラムとしては、そのままインストールするだけで直接実行可能なものはもちろん、一旦他の形態等に変換が必要なもの(例えば、データ圧縮されているものを解凍する等)、さらには、他のモジュール部分と組合して実行可能なものも含む。
上記各実施形態では、レシピ提供装置およびクライアント装置の各機能をCPUおよびプログラムによって実現することとしているが、各機能の一部または全部をハードウェアロジック(論理回路)によって構成してもよい。その他、装置のハードウェア構成、CPUの構成も、当業者に周知の手段によって変形可能である。
レシピDB22、コンテンツDB23、置換データ90については、それらが記憶されたCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、ICカード等のコンピュータ可読の記録媒体から読み出すようにしたり、通信回線を用いてダウンロードするようにすることもできる。さらに、DVD−ROM、CD−ROM等に各データベースの内容を記憶することによって、それらをパーケージとして提供するようにしてもよい。
以上、本発明の概要および本発明の好適な実施形態を説明したが、各用語は、限定のために用いたのではなく説明のために用いたのであって、本発明に関連する技術分野の当業者は、本発明の説明の範囲内でのシステム、装置、及び方法のその他の変形を認め実行することができる。したがって、そのような変形は、本発明の範囲内に入るものとみなされる。
【図面の簡単な説明】
図1は、レシピ提供サービスシステムの構成図である。
図2は、クライアントコンピュータのハードウェア構成図である。
図3は、レシピサービスサーバの機能ブロック図である。
図4は、レシピサービスサーバのハードウェア構成図である。
図5は、レシピ生成処理で利用するテーブル同士の関係の概念図である。
図6は、第1実施形態によるレシピ生成処理のプログラムのフローチャートである。
図7A、図7B、図7Cは、第1実施形態によるレシピ生成処理中のクライアントコンピュータのモニタ表示の一例を示す図である。
図8は、第2実施形態によるレシピ生成処理の概念図である。
図9は、第2の実施形態によるレシピ生成処理のプログラムのフローチャートである。
図10A、図10Bは、第2実施形態によるレシピ生成処理中のクライアントコンピュータのモニタ表示の一例を示す図である。
図11は、第3実施形態によるレシピ生成処理の概念図である。
図12は、第3の実施形態によるレシピ生成処理のプログラムのフローチャートである。
図13は、第3実施形態によるレシピ生成処理中のクライアントコンピュータのモニタ表示の一例を示す図である。
図14は、クライアントデータベースの構造の一例である。
図15は、レシピデータベースに記録される完成料理テーブルの構造の一例である。
図16は、レシピデータベースに記録されるプロダクツテーブルの構造の一例である。
図17は、レシピデータベースに記録されるパーツテーブルの構造の一例である。
図18は、レシピデータベースに記録されるベーステーブルの構造の一例である。
図19は、レシピデータベースに記録されるベーステーブル(調理器具)の構造の一例である。
図20A、図20B、図20C、図20D、図20Eは、コンテンツデータベースに記録されるコンテンツの構造の一例である。
図21は、置換データの構造の一例である。
図22は、レシピWebページの生成処理を説明する模式図である。
Claims (19)
- レシピの提供を行うレシピ提供装置と、
前記レシピ提供装置と通信可能なクライアント装置と、
を備えたレシピ提供システムであって、
クライアント装置は、
レシピ提供装置に対してレシピ提供条件を指定してレシピの提供を要求するレシピ要求手段と、
レシピ提供装置からのレシピを受信するレシピ受信手段と、
を備えており、
レシピ提供装置は、
レシピを生成するための複数のレシピ要素データを記録するレシピ要素記録部と、
クライアント装置からの前記レシピ提供条件に基づいて、前記レシピ要素記録部からレシピ要素データを抽出し、レシピを生成するレシピ生成手段と、
生成したレシピをクライアント装置に送信するレシピ送信手段と、
を備えており、
前記複数のレシピ要素データは、
少なくとも2つの階層に分けられ、上位階層として完成料理のレシピ要素データ、下位階層として素材のレシピ要素データを持っており、
前記素材のレシピ要素データは、その素材が用いられる1以上の前記完成料理のレシピ要素データに対するリンクを有していること、
を特徴とするレシピ提供システム。 - レシピの提供を行うレシピ提供装置であって、
レシピを生成するための複数のレシピ要素データを記録するレシピ要素記録部と、
入力されたレシピ提供条件に基づいて、前記レシピ要素記録部からレシピ要素データを抽出し、レシピを生成するレシピ生成手段と、
生成したレシピを出力するレシピ出力手段と、
を備えており、
前記複数のレシピ要素データは、
少なくとも2つの階層に分けられ、上位階層として完成料理のレシピ要素データ、下位階層として素材のレシピ要素データを持っていること、
を特徴とするレシピ提供装置。 - レシピの提供を行うレシピ提供装置であって、
レシピを生成するための複数のレシピ要素データを記録するレシピ要素記録部と、
入力されたレシピ提供条件に基づいて、前記レシピ要素記録部からレシピ要素データを抽出し、レシピを生成するレシピ生成手段と、
生成したレシピを出力するレシピ出力手段と、
を備えており、
前記複数のレシピ要素データは、
少なくとも2つの階層に分けられ、上位階層として完成料理のレシピ要素データ、下位階層として素材のレシピ要素データを持っており、
前記素材レシピ要素データは、その素材が用いられる1以上の前記完成料理のレシピ要素データに対するリンクを有していること、
を特徴とするレシピ提供装置。 - レシピの提供を行うレシピ提供装置であって、
前記レシピ提供装置は、
レシピを生成するための複数のレシピ要素データを記録するメモリを備え、
前記レシピ提供装置のCPUは、
入力されたレシピ提供条件に基づいて、前記メモリからレシピ要素データを抽出し、レシピを生成する処理、
生成したレシピを出力する処理を行い、
前記複数のレシピ要素データは、
少なくとも2つの階層に分けられ、上位階層として完成料理のレシピ要素データ、下位階層として素材のレシピ要素データを持っており、
前記素材レシピ要素データは、その素材が用いられる1以上の前記完成料理のレシピ要素データに対するリンクを有していること、
を特徴とするレシピ提供装置。 - 請求の範囲第2項〜第4項のいずれかにおいて、前記レシピ提供装置は、
家電機器に組み込まれていることを特徴とするもの。 - コンピュータを、レシピの提供を行うレシピ提供装置として機能させるための、コンピュータ読取可能なプログラム、またはそのプログラムを記録した記録媒体であって、
前記レシピは、
レシピを生成するための複数のレシピ要素データを有しており、
前記複数のレシピ要素データは、
少なくとも2つの階層に分けられ、上位階層として完成料理レシピ要素データ、下位階層として素材レシピ要素データを持っており、
前記素材レシピ要素データは、その素材が用いられる1以上の前記完成料理レシピ要素データに対するリンクを有していること、
を特徴としており、
前記プログラムは、前記コンピュータを以下の、
前記レシピ要素データを記録するレシピ要素記録部と、
入力されたレシピ提供条件に基づいて、前記レシピ要素記録部からレシピ要素データを抽出し、レシピを生成するレシピ生成手段と、
生成したレシピを出力するレシピ出力手段と、
を備えたレシピ提供装置として機能させるためのプログラム、またはそのプログラムを記録した記録媒体。 - 請求の範囲第1項〜第6項のいずれかのレシピ提供システム、レシピ提供装置、そのレシピ提供装置を機能させるためのプログラム、またはそのプログラムを記録した記録媒体において、
前記複数のレシピ要素データは、さらに、中位階層として、調理工程において完成料理と素材との中間に位置する中間素材のレシピ要素データを持っており、各階層の前記レシピ要素データは、自分より上位の階層のレシピ要素データに対するリンクを有していることを特徴とするもの。 - 請求の範囲第1項〜第7項のいずれかのレシピ提供システム、レシピ提供装置、そのレシピ提供装置を機能させるためのプログラム、またはそのプログラムを記録した記録媒体において、
前記レシピ要素データは、さらに、
調理器具のレシピ要素データを持っていることを特徴とするもの。 - 請求の範囲第1項〜第8項のいずれかのレシピ提供システム、レシピ提供装置、そのレシピ提供装置を機能させるためのプログラム、またはそのプログラムを記録した記録媒体において、
前記レシピ提供条件には、
完成料理名が含まれることを特徴とするもの。 - 請求の範囲第1項〜第9項のいずれかのレシピ提供システム、レシピ提供装置、そのレシピ提供装置を機能させるためのプログラム、またはそのプログラムを記録した記録媒体において、
前記レシピ要素データには、
その要素の地域性を示す情報が含まれており、
前記レシピ提供条件には、
地域情報が含まれており、
前記レシピ生成手段は、さらに、
前記地域性を示す情報および前記地域情報も考慮して、前記レシピ要素データを抽出し、レシピを生成することを特徴とするもの。 - 請求の範囲第1項〜第10項のいずれかのレシピ提供システム、レシピ提供装置、そのレシピ提供装置を機能させるためのプログラム、またはそのプログラムを記録した記録媒体において、
前記レシピ要素データには、
その要素のベンダーを示す情報が含まれており、
前記レシピ提供条件には、
ベンダー情報が含まれており、
前記レシピ生成手段は、さらに、
前記ベンダーを示す情報および前記ベンダー情報も考慮して、前記レシピ要素データを抽出し、レシピを生成することを特徴とするもの。 - 請求の範囲第1項〜第11項のいずれかのレシピ提供システム、レシピ提供装置、そのレシピ提供装置を機能させるためのプログラム、またはそのプログラムを記録した記録媒体において、
前記レシピ要素データには、
その要素の季節性を示す情報が含まれており、
前記レシピ生成手段は、さらに、
前記季節性を示す情報も考慮して、前記レシピ要素データを抽出し、レシピを生成することを特徴とするもの。 - 請求の範囲第1項〜第12項のいずれかのレシピ提供システム、レシピ提供装置、そのレシピ提供装置を機能させるためのプログラム、またはそのプログラムを記録した記録媒体において、
前記レシピ要素データは、
その要素の調理工程を、音または映像またはそれら双方によって示す調理工程情報を含むことを特徴とするもの。 - 請求の範囲第1項〜第13項のいずれかのレシピ提供システム、レシピ提供装置、そのレシピ提供装置を機能させるためのプログラム、またはそのプログラムを記録した記録媒体において、
前記レシピ要素データは、
同一階層に属するレシピ要素データが複数存在し、かつ、それら複数のレシピ要素データが同一の上位階層のレシピ要素データに対するリンクを有する場合には、それら複数の要素間の工程順序を示す工程順序情報が含まれていることを特徴とするもの。 - 請求の範囲第1項〜第14項のいずれかのレシピ提供システム、レシピ提供装置、そのレシピ提供装置を機能させるためのプログラム、またはそのプログラムを記録した記録媒体において、
前記レシピ提供条件には、
置換基礎情報が含まれており、
前記レシピ提供装置は、さらに、
レシピ要素置換データを記録するレシピ要素置換データ記録部を備えており、
前記レシピ生成手段は、さらに、
前記レシピ提供条件に基づいて抽出した前記レシピ要素データを、前記置換基礎情報と前記レシピ要素置換データとに基づいて、他のレシピ要素データに置換して、レシピを生成することを特徴とするもの。 - レシピを生成するための複数のレシピ要素データを記録したコンピュータ読み取り可能なレシピデータ、またはそのレシピデータを記録した記録媒体であって、
前記レシピデータは、
前記複数のレシピ要素データを、上位階層として完成料理のレシピ要素データ、下位階層として素材のレシピ要素データとして少なくとも2つの階層に分けて記録するレシピ要素データ記録領域、
前記素材のレシピ要素データを記録するレシピ要素データ記録領域に対応づけて、その素材が用いられる1以上の前記完成料理のレシピ要素データに対するリンクを記録するリンク情報記録領域、
を備えたことを特徴とするレシピデータ、またはそのレシピデータを記録した記録媒体。 - レシピを生成するための複数のレシピ要素データの置換関係を示すデータを記録したコンピュータ読み取り可能な置換データ、またはその置換データを記録した記録媒体であって、
前記置換データは、
置換基礎情報を記録する置換基礎情報記録領域、
前記置換情報記録領域と対応づけて、レシピ要素データの置換関係を示すレシピ要素データ置換情報を記録するレシピ要素データ置換情報記録領域、
を備えたことを特徴とする置換データ、またはその置換データを記録した記録媒体。 - コンピュータを利用してレシピの提供を行うレシピ提供方法であって、
前記レシピは、
レシピを生成するための複数のレシピ要素データを有しており、
前記複数のレシピ要素データは、
前記レシピの調理における工程を分割することにより、少なくとも2つの階層に分けられ、上位階層として完成料理のレシピ要素データ、下位階層として素材のレシピ要素データを持っており、
前記素材のレシピ要素データは、その素材が用いられる1以上の前記完成料理のレシピ要素データに対するリンクを有しており、
前記レシピ提供方法は、
完成料理名の指定と前記リンクとに基づいて、完成料理のレシピ要素データと、そのレシピ要素データに対するリンクを有する素材のレシピ要素データとを抽出し、
前記抽出した完成料理のレシピ要素データと、前記抽出した素材のレシピ要素データとに基づいてレシピを生成し、
生成したレシピを出力すること、
を特徴とするレシピ提供方法。 - コンピュータを利用してレシピの提供を行うレシピ提供方法であって、
前記レシピは、
レシピを生成するための複数のレシピ要素データを有しており、
前記レシピ提供方法は、
ユーザの身体状態を示す情報に対応づけて、前記レシピ要素データをその身体状態に適する別のレシピ要素データに置換するための置換情報を記録しておき、
レシピの要求に応じて前記レシピ要素データを抽出し、
与えられた身体情報と、前記置換情報とに基づいて、抽出したレシピ要素データを、別のレシピ要素データに置換してレシピを生成し、
生成したレシピを出力すること、
を特徴とするレシピ提供方法。
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