JPWO2003093156A1 - エレベータ装置の昇降機構及び昇降方法 - Google Patents
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Abstract
エレベータ装置の昇降機構において、エレベータ用乗りかご(8)及び釣合錘(10)を昇降する2組の巻上機(22、24)と、この2組の巻上機(22、24)のそれぞれの回転を、独立して制御する制御装置(26、28)と、2組の巻上機(22、24)のそれぞれに巻きかけられたループ状のロープ(30)とを備える。また、ロープ(30)は、2組の巻上機(22、24)の間に挟まれた対向する2箇所のうち1箇所において、前記乗りかご(8)の滑車(14)に巻きかけられて、前記乗りかご(8)を釣り下げ、他の1箇所において前記釣合錘(10)の滑車(16)に巻きかけられて、釣合錘(10)を釣り下げる。
Description
技術分野
この発明は、エレベータ装置の昇降機構及び昇降方法に関する。具体的には、エレベータ用かごを昇降する際に用いられる昇降機構及び昇降方法に関するものである。
背景技術
図5は、従来のエレベータ装置200の昇降機構210を示す模式図である。
図5に示すように、エレベータ装置200には、昇降機構210が備えられている。昇降機構210のワイヤロープ30の両端は、昇降路2上方の機械室床4の背面に設けられたロープ固定部54に固定されている。固定部54に固定されたワイヤロープ30は、釣合錘10に設けられた釣合錘釣車16に巻きかけられて釣合錘10を釣り下げている。釣合錘釣車16に巻きかけられたワイヤロープ30は、次に、機械室6内に設けられた巻上機50に巻きかけられ、再び、機械室床4の下方に垂れ下がり、乗りかご8の下部に設けられた釣車14に巻きかけられて、乗りかご8を釣り下げている。乗りかご8の釣車14に巻きかけられたワイヤロープ30の端部は、固定部54に固定されている。
また、巻上機50には、制御盤52が設けられている。この制御盤52により、巻上機の速度を設定したり、巻上機50の回転を停止したりすることができる。
このように構成されたエレベータ装置200においては、巻上機50が、図5の矢印▲1▼に示す方向に回転すると、これに伴って、ワイヤロープ30が移動し、釣合錘釣車16と、巻上機50の間におけるワイヤロープ30の長さは短くなって、釣合錘10は矢印▲2▼方向に引き上げられる。一方、巻上機50と、乗りかご釣車14との間におけるワイヤロープ30の長さは長くなり、乗りかご8は、矢印▲3▼の方向に、下げられる。また、巻上機50を図5における矢印▲1▼と逆の方向に回転させれば、釣合錘10は下げられ、乗りかご8は引き上げられる。このように昇降機構210により、昇降路2内を乗りかご8及び釣合錘10が、昇降する。
ところで、昇降機構210において、巻上機50、あるいは制御盤52を停止し、巻上機50の回転を一時的に停止した状態で、安全点検や、定期点検等を行う必要がある場合がある。このような場合、乗りかご8の昇降ができないため、作業中は、エレベータ自体を停止しなければならない。また、故障等により、巻上機の回転を停止せざるをえない場合にも、同様に、エレベータ自体が停止してしまう。このように、点検や故障等によりエレベータ自体が停止すれば、エレベータの利用者に不便を強いることとなる。
また、エレベータ装置200においては、設置される建物の環境等により、必要な輸送能力が確保されるように考慮して、エレベータの速度、容量を設定し、この設定に合わせて、制御盤52によって巻上機50の回転を設定速度に制御する。しかし、通常、待ち客が集中する時、即ち、乗りかご8の昇降において最も負荷の大きい時に合わせてエレベータの輸送能力を設定するため、時間帯によっては、輸送能力が過剰になっている場合があり、無駄にエネルギーが消費されることになることがある。
発明の概要
従って、この発明は、安全点検等の検査や、故障により巻上機の回転を停止する場合にも、エレベータの昇降をすることができる改良されたエレベータ装置の昇降機構を提案するものである。また、この発明は、エレベータ装置の昇降における負荷に合わせて、輸送能力を調整できる、改良されたエレベータ装置の昇降機構を提案するものである。
この発明におけるエレベータ装置の昇降機構は、エレベータ用乗りかご及び釣合錘を昇降する2組の巻上機と、
前記2組の巻上機のそれぞれの回転を、独立して制御する制御装置と、
前記2組の巻上機に巻きかけられたループ状のロープとを備え、
前記ロープは、2組の巻上機の間に挟まれた対向する2箇所のうち1箇所において、前記乗りかごに備えられた滑車に巻きかけられて、前記乗りかごを釣り下げ、
前記ロープの他の1箇所において、前記釣合錘に備えられた滑車に巻きかけられて、前記釣合錘を釣り下げるものである。
この昇降機構によれば、一方の巻上機の回転を停止する状況にあっても、他方の巻上機を稼動させることにより、乗りかごの昇降を続けることができ、エレベータのサービス向上を図ることができる。また、この昇降機構によれば、一方の巻上機を、選択的に、回転あるいは停止させることにより、エレベータの昇降能力を調整することができ、無駄なエネルギー消費を抑えてエレベータを運行することができる。
また、この発明におけるエレベータ装置の昇降方法は、エレベータ装置の昇降路に設けられた2組の巻上機と、前記巻上機に巻きかけられ、エレベータ用乗りかごを昇降するループ状のロープを備えたエレベータ装置の昇降機構において、
前記ロープの、前記2組の巻上機の間に挟まれた対向する2個所のうち、一箇所において、前記乗りかごの滑車を巻きかけて前記乗りかごをつるし、
他の一個所において、前記釣合錘の滑車を巻きかけて前記釣合錘をつるし、
前記2組の巻上機を、それぞれ選択的に回転あるいは停止させることにより、前記乗りかご及び前記釣合錘を昇降させるものである。
この方法によれば、巻上機のそれぞれを選択的に停止あるいは回転させることにより、エレベータの昇降能力を調整できるため、無駄なエネルギー消費を抑えてエレベータを運行することができる。
発明を実施するための最良の形態
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において、同一または相当する部分には同一符号を付してその説明を簡略化ないし省略する。
図1は、この発明の実施の形態におけるエレベータ装置100を示す斜視図である。また、図2は、エレベータ装置100の昇降機構110における巻上車22、24を示す模式図である。
図1に示すように、エレベータ装置100には、昇降路2が備えられている。昇降路2の上方は、機械室床4により仕切られ、機械室6が設けられている。
昇降路2には、乗りかご8及び釣合錘10が釣り下げられている。乗りかご8には、乗りかご枠12が取り付けられ、乗りかご枠12の上方には乗りかご釣車14が設けられている。また、釣合錘10の上部には、釣合錘釣車16が設けられている。
機械室床4には、2つのワイヤロープ通し穴18、20が設けられている。
機械室6には、昇降機構110が設置されている。
昇降機構110は、主巻上機22及び補助巻上機24を備える。また、主巻上機22に対応して主制御盤26が設けられ、補助巻上機24に対応して、補助制御盤28が設けられている。
また、図2に示すように、主巻上機22は、大滑車32と小滑車34とを、固定盤36に回転可能に取り付けることにより構成されている。また、同様に、補助巻上機24は、大滑車38と、小滑車40とを、回転盤42に回転可能に取り付けることにより構成されている。
図1及び図2を参照して、ワイヤロープ30はループ状に構成され、対向する2個所のうち、一箇所は、主巻上機22の大小滑車32、34に巻きかけられ、他の一箇所は、補助巻上機24の大小滑車38、40に巻きかけられている。ワイヤロープ30は、十分に強度の強いロープである。
また、ループ状に繋がっているワイヤロープ30において、主巻上機22と、補助巻上機24とに挟まれた2箇所のうち一個所は、機械室床4のワイヤロープ通し穴18を通して昇降路2に垂れ下げられている。また、他の一箇所は、ワイヤループ通し穴20から、昇降路2に垂れ下げられている。
ワイヤロープ30の、ワイヤロープ通し穴18から昇降路2に垂れ下げられた部分は、乗りかご釣車14に巻きかけられ、乗りかご8を釣り下げて支持している。また、他方、ワイヤロープ通し穴20から垂れ下げられた部分は、釣合錘釣車16に巻きかけられ、釣合錘10を釣り下げて支持している。
図3は、ワイヤロープ30と、巻上車22、24及び釣車14、16との配置関係を説明するための模式図である。
図2に示すように、ワイヤロープ30は、ループ状に1つの輪になって、主巻上機22の小滑車34、大滑車32から、乗りかご釣車14に続き、補助巻上機24の大滑車38、小滑車40、更に、釣合錘釣車16の順に巻かれ、主巻上車22の小滑車34に戻るようになっている。
このように、昇降機構110のワイヤロープ30は、従来のエレベータ装置の昇降機構のように端部を固定されることはなく、ループ状に、巻上機、あるいは釣車に巻きかけられて構成されている。
なお、上述したように、この実施の形態の昇降機構110は、主巻上機22、補助巻上機24、主制御盤26、補助制御盤28及びワイヤロープ30を含んで構成される。
図4は、昇降機構110によって、乗りかご8を昇降させる場合について説明するための模式図である。
例えば、ここで、主巻上機22の大小滑車32、34が、図4に矢印▲1▼で示す方向に所定速度で回転すると、大滑車32と乗りかご釣車14との間のワイヤロープ30が、単位時間に、矢印▲2▼方向に、α下がり、小滑車34と、釣合錘釣車16との間のワイヤロープ30は、単位時間に、矢印▲3▼方向に、α引き上がるとする。一方、補助巻上機24の滑車が、図4に矢印▲4▼で示す方向に所定速度で回転すると、大滑車38と乗りかご釣車14との間のワイヤロープ30が、単位時間に、矢印▲5▼方向に、β下がり、小滑車40と、釣合錘釣車16との間のワイヤロープ30は、単位時間に、矢印▲6▼方向に、β上がるとする。
この場合、単位時間において、乗りかご8は全体で、矢印▲7▼方向に、α+β、引き下げられ、釣合錘10は全体で、矢印▲8▼方向に、α+β、引き上げられる。
また、乗りかご8を引き上げる場合には、滑車32、34、38、40を逆の方向に同じように回転させることにより、単位時間当たり、α+β引き上げることができる。
この実施の形態においては、制御盤26により、主巻上機22の所定の回転速度を大きく設定し、制御盤28により、補助巻上機24の所定の回転速度を小さく設定している。従って、単位時間における移動量αはある程度大きく、βはある程度小さく設定されている。
従って、エレベータ稼動時において、特に待ち客が集中するような時には、主巻上機22及び補助巻上機24を同時に稼動させる。これによって、乗りかご8が、単位時間にα+β移動する速度で、エレベータの運行を行うことができる。
また、通常時は、補助巻上機24の回転を停止し、主巻上機22のみを動かす。この場合、β=0となり、主巻上機22の回転のみで、単位時間に乗りかご8をα、昇降させることができる。なお、ここでは、ワイヤロープ30は、補助巻上機24に固定されているような状態で、1組の巻上機22と制御盤26とにより、エレベータを運行させている状態になる。
一方、待ち客が特に少ないような時には、補助巻上機24のみを動かし、主巻上機22を停止させる。この場合、α=0となり、補助巻上機24の回転のみで、単位時間に乗りかご8をβ、昇降させることができる。
このようにすれば、エレベータの混雑状況にあわせて、エレベータの昇降能力が設定できるため、無駄なエネルギー消費を押さえることができる。
また、安全点検等、検査の際には、点検する巻上機の回転のみを停止し、他方の巻上機を回転させた状態で、点検を行う。これにより、点検時においても、少なくとも、単位時間に、乗りかご8が、αあるいはβ移動する速度でのエレベータの運行を確保することができ、エレベータ利用者の不便を緩和することができる。
また、故障により、一方の巻上機22あるいは24を回転させることができないときであっても、点検時と同様に、他方の巻上機の回転により、少なくとも、単位時間に、乗りかご8が、αあるいはβ移動する速度でのエレベータの運行を確保することができ、エレベータ利用者の不便を緩和することができる。
なお、この実施の形態においては、定格速度の異なる主巻上機と、補助巻上機とを設けた。しかし、これに限るものではなく、同じ速度を有する巻上機を2つ設けるものであってもよい。これによれば、点検や故障などにおいて一方が停止した場合にも、最速の運行速度の半分の運行速度を確保することができる。
また、この実施の形態においては、機械室6に巻上機22、24及び制御盤26、28、を配置した場合について説明した。しかし、配置位置は、これに限るものではなく、例えば、昇降路2に直接巻上機22、24や制御盤26、28を設ける等、他の場所に巻上機を設けたものであっても良い。
また、この実施の形態においては、2つの巻上機に対応して、それぞれ、制御盤を設けたが、それぞれの巻上機を独立した状態で制御できるものであれば、1の制御盤を用いて制御するものであってもよい。
また、乗りかごや、乗りかご釣車、釣合錘や釣合錘釣車の配置位置や、構造は、この実施の形態において説明したものに限るものではない。
なお、この発明において、2組の巻上機には、例えば、この実施の形態における主巻上機22と補助巻上機24とが該当し、ループ状のロープには、例えば、ワイヤロープ30が該当する。また、この発明において制御装置には、例えばこの実施の形態における、制御盤26、28が該当する。また、この発明において、滑車には、例えば、乗りかご釣車14及び釣合錘釣車16が該当する。
産業上の利用可能性
以上説明したように、この発明によれば、エレベータ装置の昇降機構は、二組の巻上機と制御装置とを有し、これらはそれぞれに独立で稼動させることができる。
従って、点検作業の際、あるいは故障により、一方の巻上機が停止するような状態においても、乗りかごの昇降を続けることができ、エレベータのサービスの向上を図ることができる。
また、この発明によれば、2つの巻上機を選択的に稼動しあるいは停止することができる。従って、エレベータの混雑状況等にあわせて、昇降速度を調整することができ、過剰なエネルギー消費を抑えて、経済的なエレベータの運行を図ることができる。
また、この発明によれば、それぞれ、2組の巻上機は独立して設けられているため、巻上機同士で、駆動開始停止時や、駆動の速度を一致させるなど、複雑で制度の高い制御を必要としない。従って、より簡単に、利便性の高いエレベータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図1は、この発明の実施の形態におけるエレベータ装置を示す斜視図である。
図2は、この発明の実施の形態におけるエレベータ装置の昇降機構に用いられる巻上車を示す模式図である。
図3は、この発明の実施の形態におけるエレベータ装置の昇降機構の、ワイヤロープと、巻上車及び釣車との配置関係を説明するための模式図である。
図4は、この発明の実施の形態におけるエレベータ装置の昇降機構によって、乗りかごを昇降させる場合について説明するための模式図である。
図5は、従来のエレベータ装置の昇降機構を示す模式図である。
この発明は、エレベータ装置の昇降機構及び昇降方法に関する。具体的には、エレベータ用かごを昇降する際に用いられる昇降機構及び昇降方法に関するものである。
背景技術
図5は、従来のエレベータ装置200の昇降機構210を示す模式図である。
図5に示すように、エレベータ装置200には、昇降機構210が備えられている。昇降機構210のワイヤロープ30の両端は、昇降路2上方の機械室床4の背面に設けられたロープ固定部54に固定されている。固定部54に固定されたワイヤロープ30は、釣合錘10に設けられた釣合錘釣車16に巻きかけられて釣合錘10を釣り下げている。釣合錘釣車16に巻きかけられたワイヤロープ30は、次に、機械室6内に設けられた巻上機50に巻きかけられ、再び、機械室床4の下方に垂れ下がり、乗りかご8の下部に設けられた釣車14に巻きかけられて、乗りかご8を釣り下げている。乗りかご8の釣車14に巻きかけられたワイヤロープ30の端部は、固定部54に固定されている。
また、巻上機50には、制御盤52が設けられている。この制御盤52により、巻上機の速度を設定したり、巻上機50の回転を停止したりすることができる。
このように構成されたエレベータ装置200においては、巻上機50が、図5の矢印▲1▼に示す方向に回転すると、これに伴って、ワイヤロープ30が移動し、釣合錘釣車16と、巻上機50の間におけるワイヤロープ30の長さは短くなって、釣合錘10は矢印▲2▼方向に引き上げられる。一方、巻上機50と、乗りかご釣車14との間におけるワイヤロープ30の長さは長くなり、乗りかご8は、矢印▲3▼の方向に、下げられる。また、巻上機50を図5における矢印▲1▼と逆の方向に回転させれば、釣合錘10は下げられ、乗りかご8は引き上げられる。このように昇降機構210により、昇降路2内を乗りかご8及び釣合錘10が、昇降する。
ところで、昇降機構210において、巻上機50、あるいは制御盤52を停止し、巻上機50の回転を一時的に停止した状態で、安全点検や、定期点検等を行う必要がある場合がある。このような場合、乗りかご8の昇降ができないため、作業中は、エレベータ自体を停止しなければならない。また、故障等により、巻上機の回転を停止せざるをえない場合にも、同様に、エレベータ自体が停止してしまう。このように、点検や故障等によりエレベータ自体が停止すれば、エレベータの利用者に不便を強いることとなる。
また、エレベータ装置200においては、設置される建物の環境等により、必要な輸送能力が確保されるように考慮して、エレベータの速度、容量を設定し、この設定に合わせて、制御盤52によって巻上機50の回転を設定速度に制御する。しかし、通常、待ち客が集中する時、即ち、乗りかご8の昇降において最も負荷の大きい時に合わせてエレベータの輸送能力を設定するため、時間帯によっては、輸送能力が過剰になっている場合があり、無駄にエネルギーが消費されることになることがある。
発明の概要
従って、この発明は、安全点検等の検査や、故障により巻上機の回転を停止する場合にも、エレベータの昇降をすることができる改良されたエレベータ装置の昇降機構を提案するものである。また、この発明は、エレベータ装置の昇降における負荷に合わせて、輸送能力を調整できる、改良されたエレベータ装置の昇降機構を提案するものである。
この発明におけるエレベータ装置の昇降機構は、エレベータ用乗りかご及び釣合錘を昇降する2組の巻上機と、
前記2組の巻上機のそれぞれの回転を、独立して制御する制御装置と、
前記2組の巻上機に巻きかけられたループ状のロープとを備え、
前記ロープは、2組の巻上機の間に挟まれた対向する2箇所のうち1箇所において、前記乗りかごに備えられた滑車に巻きかけられて、前記乗りかごを釣り下げ、
前記ロープの他の1箇所において、前記釣合錘に備えられた滑車に巻きかけられて、前記釣合錘を釣り下げるものである。
この昇降機構によれば、一方の巻上機の回転を停止する状況にあっても、他方の巻上機を稼動させることにより、乗りかごの昇降を続けることができ、エレベータのサービス向上を図ることができる。また、この昇降機構によれば、一方の巻上機を、選択的に、回転あるいは停止させることにより、エレベータの昇降能力を調整することができ、無駄なエネルギー消費を抑えてエレベータを運行することができる。
また、この発明におけるエレベータ装置の昇降方法は、エレベータ装置の昇降路に設けられた2組の巻上機と、前記巻上機に巻きかけられ、エレベータ用乗りかごを昇降するループ状のロープを備えたエレベータ装置の昇降機構において、
前記ロープの、前記2組の巻上機の間に挟まれた対向する2個所のうち、一箇所において、前記乗りかごの滑車を巻きかけて前記乗りかごをつるし、
他の一個所において、前記釣合錘の滑車を巻きかけて前記釣合錘をつるし、
前記2組の巻上機を、それぞれ選択的に回転あるいは停止させることにより、前記乗りかご及び前記釣合錘を昇降させるものである。
この方法によれば、巻上機のそれぞれを選択的に停止あるいは回転させることにより、エレベータの昇降能力を調整できるため、無駄なエネルギー消費を抑えてエレベータを運行することができる。
発明を実施するための最良の形態
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において、同一または相当する部分には同一符号を付してその説明を簡略化ないし省略する。
図1は、この発明の実施の形態におけるエレベータ装置100を示す斜視図である。また、図2は、エレベータ装置100の昇降機構110における巻上車22、24を示す模式図である。
図1に示すように、エレベータ装置100には、昇降路2が備えられている。昇降路2の上方は、機械室床4により仕切られ、機械室6が設けられている。
昇降路2には、乗りかご8及び釣合錘10が釣り下げられている。乗りかご8には、乗りかご枠12が取り付けられ、乗りかご枠12の上方には乗りかご釣車14が設けられている。また、釣合錘10の上部には、釣合錘釣車16が設けられている。
機械室床4には、2つのワイヤロープ通し穴18、20が設けられている。
機械室6には、昇降機構110が設置されている。
昇降機構110は、主巻上機22及び補助巻上機24を備える。また、主巻上機22に対応して主制御盤26が設けられ、補助巻上機24に対応して、補助制御盤28が設けられている。
また、図2に示すように、主巻上機22は、大滑車32と小滑車34とを、固定盤36に回転可能に取り付けることにより構成されている。また、同様に、補助巻上機24は、大滑車38と、小滑車40とを、回転盤42に回転可能に取り付けることにより構成されている。
図1及び図2を参照して、ワイヤロープ30はループ状に構成され、対向する2個所のうち、一箇所は、主巻上機22の大小滑車32、34に巻きかけられ、他の一箇所は、補助巻上機24の大小滑車38、40に巻きかけられている。ワイヤロープ30は、十分に強度の強いロープである。
また、ループ状に繋がっているワイヤロープ30において、主巻上機22と、補助巻上機24とに挟まれた2箇所のうち一個所は、機械室床4のワイヤロープ通し穴18を通して昇降路2に垂れ下げられている。また、他の一箇所は、ワイヤループ通し穴20から、昇降路2に垂れ下げられている。
ワイヤロープ30の、ワイヤロープ通し穴18から昇降路2に垂れ下げられた部分は、乗りかご釣車14に巻きかけられ、乗りかご8を釣り下げて支持している。また、他方、ワイヤロープ通し穴20から垂れ下げられた部分は、釣合錘釣車16に巻きかけられ、釣合錘10を釣り下げて支持している。
図3は、ワイヤロープ30と、巻上車22、24及び釣車14、16との配置関係を説明するための模式図である。
図2に示すように、ワイヤロープ30は、ループ状に1つの輪になって、主巻上機22の小滑車34、大滑車32から、乗りかご釣車14に続き、補助巻上機24の大滑車38、小滑車40、更に、釣合錘釣車16の順に巻かれ、主巻上車22の小滑車34に戻るようになっている。
このように、昇降機構110のワイヤロープ30は、従来のエレベータ装置の昇降機構のように端部を固定されることはなく、ループ状に、巻上機、あるいは釣車に巻きかけられて構成されている。
なお、上述したように、この実施の形態の昇降機構110は、主巻上機22、補助巻上機24、主制御盤26、補助制御盤28及びワイヤロープ30を含んで構成される。
図4は、昇降機構110によって、乗りかご8を昇降させる場合について説明するための模式図である。
例えば、ここで、主巻上機22の大小滑車32、34が、図4に矢印▲1▼で示す方向に所定速度で回転すると、大滑車32と乗りかご釣車14との間のワイヤロープ30が、単位時間に、矢印▲2▼方向に、α下がり、小滑車34と、釣合錘釣車16との間のワイヤロープ30は、単位時間に、矢印▲3▼方向に、α引き上がるとする。一方、補助巻上機24の滑車が、図4に矢印▲4▼で示す方向に所定速度で回転すると、大滑車38と乗りかご釣車14との間のワイヤロープ30が、単位時間に、矢印▲5▼方向に、β下がり、小滑車40と、釣合錘釣車16との間のワイヤロープ30は、単位時間に、矢印▲6▼方向に、β上がるとする。
この場合、単位時間において、乗りかご8は全体で、矢印▲7▼方向に、α+β、引き下げられ、釣合錘10は全体で、矢印▲8▼方向に、α+β、引き上げられる。
また、乗りかご8を引き上げる場合には、滑車32、34、38、40を逆の方向に同じように回転させることにより、単位時間当たり、α+β引き上げることができる。
この実施の形態においては、制御盤26により、主巻上機22の所定の回転速度を大きく設定し、制御盤28により、補助巻上機24の所定の回転速度を小さく設定している。従って、単位時間における移動量αはある程度大きく、βはある程度小さく設定されている。
従って、エレベータ稼動時において、特に待ち客が集中するような時には、主巻上機22及び補助巻上機24を同時に稼動させる。これによって、乗りかご8が、単位時間にα+β移動する速度で、エレベータの運行を行うことができる。
また、通常時は、補助巻上機24の回転を停止し、主巻上機22のみを動かす。この場合、β=0となり、主巻上機22の回転のみで、単位時間に乗りかご8をα、昇降させることができる。なお、ここでは、ワイヤロープ30は、補助巻上機24に固定されているような状態で、1組の巻上機22と制御盤26とにより、エレベータを運行させている状態になる。
一方、待ち客が特に少ないような時には、補助巻上機24のみを動かし、主巻上機22を停止させる。この場合、α=0となり、補助巻上機24の回転のみで、単位時間に乗りかご8をβ、昇降させることができる。
このようにすれば、エレベータの混雑状況にあわせて、エレベータの昇降能力が設定できるため、無駄なエネルギー消費を押さえることができる。
また、安全点検等、検査の際には、点検する巻上機の回転のみを停止し、他方の巻上機を回転させた状態で、点検を行う。これにより、点検時においても、少なくとも、単位時間に、乗りかご8が、αあるいはβ移動する速度でのエレベータの運行を確保することができ、エレベータ利用者の不便を緩和することができる。
また、故障により、一方の巻上機22あるいは24を回転させることができないときであっても、点検時と同様に、他方の巻上機の回転により、少なくとも、単位時間に、乗りかご8が、αあるいはβ移動する速度でのエレベータの運行を確保することができ、エレベータ利用者の不便を緩和することができる。
なお、この実施の形態においては、定格速度の異なる主巻上機と、補助巻上機とを設けた。しかし、これに限るものではなく、同じ速度を有する巻上機を2つ設けるものであってもよい。これによれば、点検や故障などにおいて一方が停止した場合にも、最速の運行速度の半分の運行速度を確保することができる。
また、この実施の形態においては、機械室6に巻上機22、24及び制御盤26、28、を配置した場合について説明した。しかし、配置位置は、これに限るものではなく、例えば、昇降路2に直接巻上機22、24や制御盤26、28を設ける等、他の場所に巻上機を設けたものであっても良い。
また、この実施の形態においては、2つの巻上機に対応して、それぞれ、制御盤を設けたが、それぞれの巻上機を独立した状態で制御できるものであれば、1の制御盤を用いて制御するものであってもよい。
また、乗りかごや、乗りかご釣車、釣合錘や釣合錘釣車の配置位置や、構造は、この実施の形態において説明したものに限るものではない。
なお、この発明において、2組の巻上機には、例えば、この実施の形態における主巻上機22と補助巻上機24とが該当し、ループ状のロープには、例えば、ワイヤロープ30が該当する。また、この発明において制御装置には、例えばこの実施の形態における、制御盤26、28が該当する。また、この発明において、滑車には、例えば、乗りかご釣車14及び釣合錘釣車16が該当する。
産業上の利用可能性
以上説明したように、この発明によれば、エレベータ装置の昇降機構は、二組の巻上機と制御装置とを有し、これらはそれぞれに独立で稼動させることができる。
従って、点検作業の際、あるいは故障により、一方の巻上機が停止するような状態においても、乗りかごの昇降を続けることができ、エレベータのサービスの向上を図ることができる。
また、この発明によれば、2つの巻上機を選択的に稼動しあるいは停止することができる。従って、エレベータの混雑状況等にあわせて、昇降速度を調整することができ、過剰なエネルギー消費を抑えて、経済的なエレベータの運行を図ることができる。
また、この発明によれば、それぞれ、2組の巻上機は独立して設けられているため、巻上機同士で、駆動開始停止時や、駆動の速度を一致させるなど、複雑で制度の高い制御を必要としない。従って、より簡単に、利便性の高いエレベータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図1は、この発明の実施の形態におけるエレベータ装置を示す斜視図である。
図2は、この発明の実施の形態におけるエレベータ装置の昇降機構に用いられる巻上車を示す模式図である。
図3は、この発明の実施の形態におけるエレベータ装置の昇降機構の、ワイヤロープと、巻上車及び釣車との配置関係を説明するための模式図である。
図4は、この発明の実施の形態におけるエレベータ装置の昇降機構によって、乗りかごを昇降させる場合について説明するための模式図である。
図5は、従来のエレベータ装置の昇降機構を示す模式図である。
Claims (3)
- エレベータ用乗りかご及び釣合錘を昇降する2組の巻上機と、
前記2組の巻上機のそれぞれの回転を、独立して制御する制御装置と、
前記2組の巻上機に巻きかけられたループ状のロープとを備え、
前記ロープは、前記二組の巻上機の間に挟まれた対向する2箇所のうち一箇所において、前記乗りかごの滑車に巻きかけられて、前記乗りかごを釣り下げ、
他の一箇所において前記釣合錘の滑車に巻きかけられて、前記釣合錘を釣り下げることを特徴とするエレベータ装置の昇降機構。 - 前記2組の巻上機は、一方を主巻上機とし、他方を補助巻上機として、
前記主巻上機は、前記補助巻上機に対して、大きな昇降能力をもつことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置の昇降機構。 - エレベータ装置の昇降路に設けられた2組の巻上機と、前記巻上機に巻きかけられ、エレベータ用乗りかごを昇降するループ状のロープを備えたエレベータ装置の昇降機構において、
前記ロープの、前記2組の巻上機の間に挟まれた対向する2個所のうち、一箇所において、前記乗りかごの滑車を巻きかけて前記乗りかごを釣り下げ、
他の一個所において、前記釣合錘の滑車を巻きかけて前記釣合錘を釣り下げ、
前記2組の巻上機を、それぞれ選択的に回転あるいは停止させることにより、前記乗りかご及び前記釣合錘を昇降させることを特徴とするエレベータ装置の昇降方法。
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