JPWO2002098668A1 - Cd等の光ディスクのレーベルプリンタ - Google Patents
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Abstract
規格サイズの直径12cmの真円形ディスクはもとより名刺型光ディスクのレーベル印刷に好適なレーベルプリンターである。プリンタ本体(1)から出し入れ自在となされたディスク移送用トレー(2)に、直径12cm真円形ディスク載置用凹部(3)が設けられると共に、該真円形ディスク載置用凹部(3)の奥部に、底面が真円形ディスク載置用凹部(3)の底面よりも低位置にある名刺型ディスク載置用凹部(4)が設けられ、さらに、該名刺型ディスク載置用凹部(4)の奥部に、ディスク抑え付け手段(11)が設けられている。このディスク移送用トレー(2)に直径12cm真円形ディスク(D1)又は名刺型ディスク(D2)を載置して、ディスク抑え付け手段によって拘束状態に保持することにより、印刷ぶれのない良好なレーベル印刷が行える。
Description
技術分野
この発明は、いわゆるCD、DVD等の光ディスクのレーベル印刷を行うためのレーベルプリンタ、特に規格サイズの直径12cmの真円形ディスクはもとより名刺型光ディスクのレーベル印刷に好適なレーベルプリンタに関する。
背景技術
近時、情報記録媒体として不可欠のものとなった光ディスクの中でもいわゆるコンパクトディスク(以下「CD」と呼ぶが、いわゆる音楽CDのみならず、CD−ROM、CD−R、CD−RW等種々のCDの総称として用いることにする。)が広く用いられている。
而して、例えば、記録情報の読取り専用としてのCD−ROMは、いわゆるメタルマスター作成、メタルマスターの予備としてのメタルマザーの作成、スタンパーの作成、スタンパーによる型取り、反射層の形成、反射層への保護膜の形成、さらにはレーベル印刷を経て完成されるものである。
このような製造過程は、一挙に大量のCD−ROMを製造する場合にはコスト面において合理的であるが、数十枚〜二、三百枚程度のCD−ROMを製作する場合には、極めて割高となってしまうものである。
そこで、少量のCD−ROMを製造する場合には、パソコンに接続されたコピー機を用い、コピー機に投入された追記型と呼ばれる未記録のCD−Rに前記パソコンからの記録情報源をコピーする方法が採用されている。そして、記録情報がコピーされたCD−Rにレーベル印刷を行うために、レーベルプリンタが用いられている。
このレーベルプリンタは、実際は前記コピー機に接続され、かつこのコピー機は、単なるコピー機ではなく、ハンドアームを備え、コピー機へのCD−Rの投入〜記録情報の完了後の記録済みのCD−R(実質はCD−ROM)の取出〜該記録済みCD−Rのレーベルプリンタへの投入〜プリント完了後のCD−Rの取出、取出後のCD−Rの集積という一連の動作を連続的かつ自動的に行うものとなされた機械(以下、これを「自動機械」と呼ぶ。)が市販されている。
前記コピー機の詳細な説明は、この明細書の目的ではないので省略するが、第9図び第10図に基づいて前記レーベルプリンタの概略を説明すると、レーベルプリンタ(51)のプリンタ本体(52)にディスク移送用トレー(53)が出し入れ自在に装着されており、プリンタ本体(52)内に図示省略したインクヘッド等が装備されている。第9図は、前記ディスク移送用トレー(53)をプリンタ本体(52)から引き出した状態を示す概略平面図で、第10図は同トレー(53)を、ディスク(D1)を載置したままプリンタ本体(52)に格納した状態を示す概略平面図である。
前記ディスク移送用トレー(53)は、その長さ方向すなわちプリンタ本体(52)に対する前後方向の略々中央部に、12cmCDを若干の余裕を残して載置できる大きさに設定されたディスク載置用凹部(54)が設けられている。該ディスク載置用凹部(54)にディスク(D1)を載置してディスク移送用トレー(53)をプリンタ本体(52)に格納すると、ディスク移送用トレー(53)に装備されたディスク抑え手段としてのディスク抑え部材(55)が作動して、その先端突起部(55a)がディスク載置用凹部(54)の後方から後端部に亘って設けられた案内孔(56)を移動してきてディスク(D)をディスク載置用凹部(54)の前端部に抑えつける。実質的には、ディスク載置用凹部(54)前端部に設けられた左右一対の抑え爪(60)(60)の下方にディスクの周縁部が僅かに潜り込み、抑え爪(60)(60)の下面に圧接することになる。
これにより、ディスク(D)がディスク載置用凹部(54)内に拘束状態に保持され、プリンタ本体(52)内での印刷時にインクヘッドによる印字が正確に行われることになるのである。そして、印字が完了すると自動的にディスク移送用トレー(53)が、プリンタ本体(52)から押し出されるものとなされている。前記自動機械の場合は、ハンドアームがディスク移送用トレー(53)からディスク(D1)を取出し、手作業の場合は、ディスク移送用トレー(53)の下方からディスク載置用凹部(54)の中央に設けられた手指挿入孔(59)に指を差し入れて、ディスク(D1)を上方に軽く押し上げるとその取り出し操作もスムーズに行える。
なお、図中、(58)は、トレー格納時にディスク搭載の有無を判別するためにプリンタ本体内に設けられたセンサ用覗き窓、(57)は、抑え爪(60)(60)を成形するために不可欠な金型抜き穴である。
しかしながら、前記レーベルプリンタ(51)は、規格サイズの12cmCDのレーベル印刷には好適であるが、近時市販されるようになった名刺型(カード型)CDのレーベル印刷をこのままでは行うことができない。
もとより、名刺型(カード型)CDのレーベル印刷に際しては、例えば、日本国公開特許2000−11573号公報に開示されているような名刺型ディスク用アダプタを用い、該名刺型ディスク用アダプタに装着したCDをアダプタごとディスク載置用凹部(54)に載置して前記レーベルプリンタに名刺型CDのレーベル印刷を行わせることは可能である。
しかしながら、このようなディスクアダプタにCDを装着するためには、ディスクアダプタに設けられた係止爪等の係止手段を操作しなければならない。もとより、その操作も概して簡単なものであるが、数十枚、数百枚のCDを一々アダプタに装着し、かつレーベル印刷が完了するとアダプタからCDを取り外し、次のCDを新たに装着する作業はいささか面倒である。そして、何よりもCDのコピーからレーベル印刷を自動的に行う前記自動機械でこのようなアダプタを使用することはできない。
この発明は、上記のような技術背景の下でなされたもので、アダプタを用いることなく、名刺型光ディスクをディスク移送用トレーの所定位置に載置することにより、ディスク移送用トレーがプリンタ本体内に格納された状態のもとで、自動的にディスクを拘束して不動の印刷位置を保持し、所期するレーベル印刷を行うことができるCD等の光ディスクのレーベルプリンタを提供することを目的とする。
発明の開示
この発明は、上記目的を達成するために、レーベルプリンタのディスク移送用トレーに直径12cm真円形ディスク載置用凹部に加えて、名刺型ディスク載置用凹部を設け、該名刺型ディスク載置用凹部内に名刺型ディスクを拘束状態に保持するものとした。
すなわち、この発明は、直径12cm真円形ディスク載置用凹部を有しプリンタ本体から出し入れ自在となされたディスク移送用トレーと、CD等の光ディスクを前記真円形ディスク載置用凹部内に抑え付けて拘束状態に保持するディスク抑え付け手段とを備えてなるレーベルプリンタにおいて、前記ディスク移送用トレー内に、名刺型ディスク載置用凹部が設けられ、該名刺型ディスク載置用凹部に載置された名刺型ディスクが、ディスク抑え付け手段により名刺型ディスク載置用凹部内縁に抑え付けられて、拘束状態に保持されるものとなされていることを特徴とするCD等の光ディスクのレーベルプリンタ、を要旨とする。
この発明によれば、直径12cm真円形ディスクのレーベル印刷を行えることはもとより、名刺型ディスク載置用凹部に載置された名刺型ディスクが、ディスク抑え付け手段により名刺型ディスク載置用凹部内縁に抑え付けられて、拘束状態に保持されるものとなされているので、名刺型ディスクの良好なレーベル印刷が行える。
前記ディスク抑え付け手段は、従来のレーベルプリンタと同様に、ディスク移送用トレーに連動し、ディスク移送用トレーのプリンタ本体からの引き出し時に抑え付け解除方向に移動し、ディスク移送用トレーのプリンタ本体への格納時に、ディスク抑え付け方向に移動するものとなされていることが好ましい。
また、前記ディスク抑え付け手段は、名刺型ディスクを名刺型ディスク載置用凹部内に拘束保持するディスク抑え付け手段と、直径12cm真円形ディスクを直径12cm真円形ディスク載置用凹部内に拘束保持するディスク抑え付け手段とを兼用するものとなされていることが好ましい。部材点数の増加、別体であることの構造上の複雑さを回避できると共に、ディスク移送用トレーとの連動機構を可及的簡単なものとなしうるからである。
前記名刺型ディスク載置用凹部は、前記真円形ディスク載置用凹部の奥部に設けられ、かつその底面が真円形ディスク載置用凹部の底面よりも低位置にあるものと設定されてなることが望ましい。ディスク移送用トレーを従来のレーベルプリンタのディスク移送用トレーと略々同大とすることができ、ディスク移送用トレーの大型化防止、ひいてはレーベルプリンタの大型化を防止できるからである。
また、前記名刺型ディスク載置用凹部は、名刺型光ディスクの平面形状に対応する平面視略々長方形に形成され、その後端縁が真円形ディスク載置用凹部の仮想真円最奥部に近接する位置にあるものと設定されてなることが望ましい。ディスク抑え付け手段の真円形ディスクに対する抑え位置と名刺型ディスクに対する抑え位置とを同位置又は近接した位置に設定して、ディスク抑え付け手段の名刺型ディスク及び真円形ディスクに対する抑え付け力を略々一定のものとでき、いずれか一方のディスクに対する抑え過ぎあるいは抑え力不足のないものとなしうるからである。しかも、プリンタ本体内のインクヘッドの可動領域は、従来のレーベルプリンタと同じであるかあるいは僅かに増大させるだけですむので、従来のレーベルプリンタの基本構造をそのまま用いることができる。
さらに、名刺型光ディスクの平面形状に対応する平面視略々長方形に形成された前記名刺型ディスク載置用凹部は、その長辺がディスク移送用トレーの移送方向に直交するものと設定されてなることが望ましい。これによれば、名刺型ディスクが、その幅方向に抑え付けられることになって、長さ方向に抑え付けられるよりも抑え付けによる名刺型光ディスクの反りが発生し難いものとなる。しかも、真円形ディスク載置用凹部が名刺型ディスク載置用凹部に浸食される度合いを可及的小さくして、プリンタヘッドによる直径12cmディスクへの印字を安定良く行わせしめるものとなる。
前記真円形ディスク載置用凹部は、名刺型ディスク載置用凹部に連通するディスク取出用手指挿入孔が設けられてなることが望ましい。これにより、前記自動機械によらずに名刺型ディスクのディスク移送用トレーへの載置及び取り出しを手動により行う場合に、名刺型ディスクの取り出しが行いやすくなる。なお、その位置は特に限定されるものではないが、ディスクの中心孔との対応位置が好ましい。その部位は、インクヘッドによる印字が行われることがないからである。
また、前記真円形ディスク載置用凹部の周縁近傍に真円形ディスク載置用凹部に連通するディスク取出用手指挿入孔が設けられてなることが望ましい。前記名刺型ディスクと同様に、真円形ディスクを真円形ディスク載置用凹部から取りだしやすくするためである。
発明を実施するための最良の形態
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
第1図は、この発明に係るレーベルプリンタ(A)のプリンタ本体(1)からディスク移送用トレー(2)が引き出された状態の斜視図で、ディスク移送用トレー(2)は、直径12cm真円形ディスク載置用凹部(3)及び名刺型ディスク載置用凹部(4)のいずれの凹部(3)(4)にもディスクが載置されていない空の状態である。
前記直径12cm真円形ディスク載置用凹部(3)は、第2図に示すように、その内周が直径12cmよりも1mmほど大なる直径の仮想真円に一致し、かつその底面(3a)がトレー上面から約1mm下がった位置にあるものと設定される一方、その奥部に、底面(4a)が直径12cm真円形ディスク載置用凹部(3)の底面(3a)よりも低位置にある名刺型ディスク載置用凹部(4)が設けられ、名刺型ディスク載置用凹部(4)の三方の内縁が直径12cm真円形ディスク載置用凹部(3)との間の段部(4b)(4b)(4c)となっている。
従って、直径12cm真円形ディスク載置用凹部(3)に載置された直径12cm真円形ディスク(D1)は、名刺型ディスク載置用凹部(4)上にある部位がは、下方から支持されない状態となる。
前記名刺型ディスク載置用凹部(4)は、名刺型ディスク(D2)の平面形状に対応する平面視略々長方形に形成され、その長辺がディスク移送用トレー(2)の移送方向に直交するものと設定されている。また、その後端縁、すなわち奥側の長辺が真円形ディスク載置用凹部(3)の仮想真円最奥部に近接する位置にあるものと設定されている。この名刺型ディスク載置用凹部(4)の内周は、86mm×61mmに設定され、縦横約86mm×59mmの名刺型ディスク(D2)がその長さ方向には名刺型ディスク載置用凹部(4)との間に余裕がなく、、幅方向には余裕を残して載置されるものとなされている。
さらに、この名刺型ディスク載置用凹部(4)の奥部に、ディスク抑え付け手段(11)のプリンタ本体(1)前後方向への移動を許容する透孔(9)がトレー上面に連通する態様で設けられている。
ディスク抑え付け手段(11)は、第9図及び第10図に示される従来のディスク抑え付け手段(55)と同様に、ディスク移送用トレー(2)に連動し、ディスク移送用トレー(2)のプリンタ本体(1)からの引き出し時に抑え付け解除方向に移動し、ディスク移送用トレー(2)のプリンタ本体(1)への格納時に抑え付け方向に移動するものとなされているものであるので、その詳細な説明は省略する。
このディスク抑え付け手段(11)は、第3図等に示されるように、先端に突起部(11a)が突設されており、該突起部(11a)が前記透孔(5)から常に突出した状態で透孔(9)内をプリンタ本体(1)前後方向に移動するものとなされている。
前記真円形ディスク載置用凹部(3)の底面(3a)中央部には、ディスク取出用手指挿入孔(5)が設けられ、該ディスク取出用手指挿入孔(5)は、名刺型ディスク載置用凹部底面(4a)にも連通され、全体として平面視円形に近いディスク取出用手指挿入孔(5)が形成されている。また、名刺型ディスク載置用凹部底面(4a)におけるディスク取出用手指挿入孔(5)に連通してセンサ用覗き孔(8)が設けられている。このセンサ用覗き孔(8)は、ディスク移送用トレー(11)のプリンタ本体(1)への格納時に、ディスク搭載の有無を識別するためにプリンタ本体(1)内に配置されたセンサ(図示省略)の真上に位置することになるものである。
さらに、直径12cm真円形ディスク載置用凹部(3)の周縁近傍にも、真円形ディスク載置用凹部(3)の底面(3a)に連通するディスク取出用手指挿入孔(7)が設けられている。
プリンタ本体(1)は、従来のレーベルプリンタ(51)と同様にインクヘッドを備えており(図示省略)、前記センサが、ディスク移送用トレー(2)のディスク搭載の有無を識別し、ディスクが搭載されていることを確認すると、インクヘッドによるレーベル印刷が自動的に行われ、印刷が完了するとディスク移送用トレー(2)が自動的にプリンタ本体(1)から押し出されるものと設定されている。
而して、上記構成を有するプリンタ(A)の使用に際しては、上記の説明からも理解されるように、直径12cm真円形ディスク(D1)又は名刺型ディスク(D2)をディスク移送用トレー(2)の対応するディスク載置用凹部(3)(4)に載置して、ディスク移送用トレー(2)をプリンタ本体(1)に格納すると、所期するレーベル印刷が行われることになる。
すなわち、直径12cm真円形ディスク(D1)又は名刺型ディスク(D2)をディスク移送用トレー(2)の対応するディスク載置用凹部(3)(4)に載置して、ディスク移送用トレー(2)をプリンタ本体(1)に格納すると、ディスク抑え付け手段(11)がディスク移送用トレー(2)の走行に連動して、ディスク抑え付け方向に移動し、直径12cm真円形ディスク(D1)又は名刺型ディスク(D2)を対応するディスク載置用凹部(3)(4)の内縁に抑え付け、拘束状態に保持する。
そして、プリンタ本体(1)内のセンサがディスク搭載を確認すると、インクヘッドによる印字が開始されることになる。この印字は、ディスク(D1)(D2)の前記拘束状態の下で行われるので、印刷ぶれのない良好な仕上がりのレーベル印刷がなされることになる。
レーベル印刷完了後、ディスク移送用トレー(2)が自動的にプリンタ本体(1)から押し出されてくると、ディスク抑え付け手段(11)がディスク抑え付け位置から後退することにより、直径12cm真円形ディスク(D1)又は名刺型ディスク(D2)は、ディスク抑え付け手段(11)による対応凹部(3)(4)内における拘束状態が解除されることとなる。そこで、直径12cm真円形ディスク(D1)又は名刺型ディスク(D2)に対応するディスク取り出し用手指挿入孔(5)又は(7)に手指を挿入し、直径12cm真円形ディスク(D1)又は名刺型ディスク(D2)をディスク移送用トレー(2)から容易に摘み出すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施形態の斜視図である。
第2図は、同プリンタの本体からディスク移送用トレーを引き出した状態の概略平面図である。
第3図は、第2図のIII−III線拡大端面図である。
第4図は、第2図のIV−IV線拡大端面図である。
第5図は、名刺型CDを名刺型ディスク載置用凹部に載置したディスク移送用トレーをプリンタ本体内に格納した状態の概略平面図である。
第6図は、第5図のVI−VI線端面図である。
第7図は、直径12cmCDを真円形ディスク載置用凹部に載置したディスク移送用トレーをプリンタ本体内に格納した状態の概略平面図である。
第8図は、第7図のVIII−VIII線端面図である。
第9図は、従来のレーベルプリンタからディスク移送用トレーを引き出した状態の概略説明図である。
第10図は、従来のレーベルプリンタにディスク移送用トレーを格納した状態の概略説明図である。
この発明は、いわゆるCD、DVD等の光ディスクのレーベル印刷を行うためのレーベルプリンタ、特に規格サイズの直径12cmの真円形ディスクはもとより名刺型光ディスクのレーベル印刷に好適なレーベルプリンタに関する。
背景技術
近時、情報記録媒体として不可欠のものとなった光ディスクの中でもいわゆるコンパクトディスク(以下「CD」と呼ぶが、いわゆる音楽CDのみならず、CD−ROM、CD−R、CD−RW等種々のCDの総称として用いることにする。)が広く用いられている。
而して、例えば、記録情報の読取り専用としてのCD−ROMは、いわゆるメタルマスター作成、メタルマスターの予備としてのメタルマザーの作成、スタンパーの作成、スタンパーによる型取り、反射層の形成、反射層への保護膜の形成、さらにはレーベル印刷を経て完成されるものである。
このような製造過程は、一挙に大量のCD−ROMを製造する場合にはコスト面において合理的であるが、数十枚〜二、三百枚程度のCD−ROMを製作する場合には、極めて割高となってしまうものである。
そこで、少量のCD−ROMを製造する場合には、パソコンに接続されたコピー機を用い、コピー機に投入された追記型と呼ばれる未記録のCD−Rに前記パソコンからの記録情報源をコピーする方法が採用されている。そして、記録情報がコピーされたCD−Rにレーベル印刷を行うために、レーベルプリンタが用いられている。
このレーベルプリンタは、実際は前記コピー機に接続され、かつこのコピー機は、単なるコピー機ではなく、ハンドアームを備え、コピー機へのCD−Rの投入〜記録情報の完了後の記録済みのCD−R(実質はCD−ROM)の取出〜該記録済みCD−Rのレーベルプリンタへの投入〜プリント完了後のCD−Rの取出、取出後のCD−Rの集積という一連の動作を連続的かつ自動的に行うものとなされた機械(以下、これを「自動機械」と呼ぶ。)が市販されている。
前記コピー機の詳細な説明は、この明細書の目的ではないので省略するが、第9図び第10図に基づいて前記レーベルプリンタの概略を説明すると、レーベルプリンタ(51)のプリンタ本体(52)にディスク移送用トレー(53)が出し入れ自在に装着されており、プリンタ本体(52)内に図示省略したインクヘッド等が装備されている。第9図は、前記ディスク移送用トレー(53)をプリンタ本体(52)から引き出した状態を示す概略平面図で、第10図は同トレー(53)を、ディスク(D1)を載置したままプリンタ本体(52)に格納した状態を示す概略平面図である。
前記ディスク移送用トレー(53)は、その長さ方向すなわちプリンタ本体(52)に対する前後方向の略々中央部に、12cmCDを若干の余裕を残して載置できる大きさに設定されたディスク載置用凹部(54)が設けられている。該ディスク載置用凹部(54)にディスク(D1)を載置してディスク移送用トレー(53)をプリンタ本体(52)に格納すると、ディスク移送用トレー(53)に装備されたディスク抑え手段としてのディスク抑え部材(55)が作動して、その先端突起部(55a)がディスク載置用凹部(54)の後方から後端部に亘って設けられた案内孔(56)を移動してきてディスク(D)をディスク載置用凹部(54)の前端部に抑えつける。実質的には、ディスク載置用凹部(54)前端部に設けられた左右一対の抑え爪(60)(60)の下方にディスクの周縁部が僅かに潜り込み、抑え爪(60)(60)の下面に圧接することになる。
これにより、ディスク(D)がディスク載置用凹部(54)内に拘束状態に保持され、プリンタ本体(52)内での印刷時にインクヘッドによる印字が正確に行われることになるのである。そして、印字が完了すると自動的にディスク移送用トレー(53)が、プリンタ本体(52)から押し出されるものとなされている。前記自動機械の場合は、ハンドアームがディスク移送用トレー(53)からディスク(D1)を取出し、手作業の場合は、ディスク移送用トレー(53)の下方からディスク載置用凹部(54)の中央に設けられた手指挿入孔(59)に指を差し入れて、ディスク(D1)を上方に軽く押し上げるとその取り出し操作もスムーズに行える。
なお、図中、(58)は、トレー格納時にディスク搭載の有無を判別するためにプリンタ本体内に設けられたセンサ用覗き窓、(57)は、抑え爪(60)(60)を成形するために不可欠な金型抜き穴である。
しかしながら、前記レーベルプリンタ(51)は、規格サイズの12cmCDのレーベル印刷には好適であるが、近時市販されるようになった名刺型(カード型)CDのレーベル印刷をこのままでは行うことができない。
もとより、名刺型(カード型)CDのレーベル印刷に際しては、例えば、日本国公開特許2000−11573号公報に開示されているような名刺型ディスク用アダプタを用い、該名刺型ディスク用アダプタに装着したCDをアダプタごとディスク載置用凹部(54)に載置して前記レーベルプリンタに名刺型CDのレーベル印刷を行わせることは可能である。
しかしながら、このようなディスクアダプタにCDを装着するためには、ディスクアダプタに設けられた係止爪等の係止手段を操作しなければならない。もとより、その操作も概して簡単なものであるが、数十枚、数百枚のCDを一々アダプタに装着し、かつレーベル印刷が完了するとアダプタからCDを取り外し、次のCDを新たに装着する作業はいささか面倒である。そして、何よりもCDのコピーからレーベル印刷を自動的に行う前記自動機械でこのようなアダプタを使用することはできない。
この発明は、上記のような技術背景の下でなされたもので、アダプタを用いることなく、名刺型光ディスクをディスク移送用トレーの所定位置に載置することにより、ディスク移送用トレーがプリンタ本体内に格納された状態のもとで、自動的にディスクを拘束して不動の印刷位置を保持し、所期するレーベル印刷を行うことができるCD等の光ディスクのレーベルプリンタを提供することを目的とする。
発明の開示
この発明は、上記目的を達成するために、レーベルプリンタのディスク移送用トレーに直径12cm真円形ディスク載置用凹部に加えて、名刺型ディスク載置用凹部を設け、該名刺型ディスク載置用凹部内に名刺型ディスクを拘束状態に保持するものとした。
すなわち、この発明は、直径12cm真円形ディスク載置用凹部を有しプリンタ本体から出し入れ自在となされたディスク移送用トレーと、CD等の光ディスクを前記真円形ディスク載置用凹部内に抑え付けて拘束状態に保持するディスク抑え付け手段とを備えてなるレーベルプリンタにおいて、前記ディスク移送用トレー内に、名刺型ディスク載置用凹部が設けられ、該名刺型ディスク載置用凹部に載置された名刺型ディスクが、ディスク抑え付け手段により名刺型ディスク載置用凹部内縁に抑え付けられて、拘束状態に保持されるものとなされていることを特徴とするCD等の光ディスクのレーベルプリンタ、を要旨とする。
この発明によれば、直径12cm真円形ディスクのレーベル印刷を行えることはもとより、名刺型ディスク載置用凹部に載置された名刺型ディスクが、ディスク抑え付け手段により名刺型ディスク載置用凹部内縁に抑え付けられて、拘束状態に保持されるものとなされているので、名刺型ディスクの良好なレーベル印刷が行える。
前記ディスク抑え付け手段は、従来のレーベルプリンタと同様に、ディスク移送用トレーに連動し、ディスク移送用トレーのプリンタ本体からの引き出し時に抑え付け解除方向に移動し、ディスク移送用トレーのプリンタ本体への格納時に、ディスク抑え付け方向に移動するものとなされていることが好ましい。
また、前記ディスク抑え付け手段は、名刺型ディスクを名刺型ディスク載置用凹部内に拘束保持するディスク抑え付け手段と、直径12cm真円形ディスクを直径12cm真円形ディスク載置用凹部内に拘束保持するディスク抑え付け手段とを兼用するものとなされていることが好ましい。部材点数の増加、別体であることの構造上の複雑さを回避できると共に、ディスク移送用トレーとの連動機構を可及的簡単なものとなしうるからである。
前記名刺型ディスク載置用凹部は、前記真円形ディスク載置用凹部の奥部に設けられ、かつその底面が真円形ディスク載置用凹部の底面よりも低位置にあるものと設定されてなることが望ましい。ディスク移送用トレーを従来のレーベルプリンタのディスク移送用トレーと略々同大とすることができ、ディスク移送用トレーの大型化防止、ひいてはレーベルプリンタの大型化を防止できるからである。
また、前記名刺型ディスク載置用凹部は、名刺型光ディスクの平面形状に対応する平面視略々長方形に形成され、その後端縁が真円形ディスク載置用凹部の仮想真円最奥部に近接する位置にあるものと設定されてなることが望ましい。ディスク抑え付け手段の真円形ディスクに対する抑え位置と名刺型ディスクに対する抑え位置とを同位置又は近接した位置に設定して、ディスク抑え付け手段の名刺型ディスク及び真円形ディスクに対する抑え付け力を略々一定のものとでき、いずれか一方のディスクに対する抑え過ぎあるいは抑え力不足のないものとなしうるからである。しかも、プリンタ本体内のインクヘッドの可動領域は、従来のレーベルプリンタと同じであるかあるいは僅かに増大させるだけですむので、従来のレーベルプリンタの基本構造をそのまま用いることができる。
さらに、名刺型光ディスクの平面形状に対応する平面視略々長方形に形成された前記名刺型ディスク載置用凹部は、その長辺がディスク移送用トレーの移送方向に直交するものと設定されてなることが望ましい。これによれば、名刺型ディスクが、その幅方向に抑え付けられることになって、長さ方向に抑え付けられるよりも抑え付けによる名刺型光ディスクの反りが発生し難いものとなる。しかも、真円形ディスク載置用凹部が名刺型ディスク載置用凹部に浸食される度合いを可及的小さくして、プリンタヘッドによる直径12cmディスクへの印字を安定良く行わせしめるものとなる。
前記真円形ディスク載置用凹部は、名刺型ディスク載置用凹部に連通するディスク取出用手指挿入孔が設けられてなることが望ましい。これにより、前記自動機械によらずに名刺型ディスクのディスク移送用トレーへの載置及び取り出しを手動により行う場合に、名刺型ディスクの取り出しが行いやすくなる。なお、その位置は特に限定されるものではないが、ディスクの中心孔との対応位置が好ましい。その部位は、インクヘッドによる印字が行われることがないからである。
また、前記真円形ディスク載置用凹部の周縁近傍に真円形ディスク載置用凹部に連通するディスク取出用手指挿入孔が設けられてなることが望ましい。前記名刺型ディスクと同様に、真円形ディスクを真円形ディスク載置用凹部から取りだしやすくするためである。
発明を実施するための最良の形態
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
第1図は、この発明に係るレーベルプリンタ(A)のプリンタ本体(1)からディスク移送用トレー(2)が引き出された状態の斜視図で、ディスク移送用トレー(2)は、直径12cm真円形ディスク載置用凹部(3)及び名刺型ディスク載置用凹部(4)のいずれの凹部(3)(4)にもディスクが載置されていない空の状態である。
前記直径12cm真円形ディスク載置用凹部(3)は、第2図に示すように、その内周が直径12cmよりも1mmほど大なる直径の仮想真円に一致し、かつその底面(3a)がトレー上面から約1mm下がった位置にあるものと設定される一方、その奥部に、底面(4a)が直径12cm真円形ディスク載置用凹部(3)の底面(3a)よりも低位置にある名刺型ディスク載置用凹部(4)が設けられ、名刺型ディスク載置用凹部(4)の三方の内縁が直径12cm真円形ディスク載置用凹部(3)との間の段部(4b)(4b)(4c)となっている。
従って、直径12cm真円形ディスク載置用凹部(3)に載置された直径12cm真円形ディスク(D1)は、名刺型ディスク載置用凹部(4)上にある部位がは、下方から支持されない状態となる。
前記名刺型ディスク載置用凹部(4)は、名刺型ディスク(D2)の平面形状に対応する平面視略々長方形に形成され、その長辺がディスク移送用トレー(2)の移送方向に直交するものと設定されている。また、その後端縁、すなわち奥側の長辺が真円形ディスク載置用凹部(3)の仮想真円最奥部に近接する位置にあるものと設定されている。この名刺型ディスク載置用凹部(4)の内周は、86mm×61mmに設定され、縦横約86mm×59mmの名刺型ディスク(D2)がその長さ方向には名刺型ディスク載置用凹部(4)との間に余裕がなく、、幅方向には余裕を残して載置されるものとなされている。
さらに、この名刺型ディスク載置用凹部(4)の奥部に、ディスク抑え付け手段(11)のプリンタ本体(1)前後方向への移動を許容する透孔(9)がトレー上面に連通する態様で設けられている。
ディスク抑え付け手段(11)は、第9図及び第10図に示される従来のディスク抑え付け手段(55)と同様に、ディスク移送用トレー(2)に連動し、ディスク移送用トレー(2)のプリンタ本体(1)からの引き出し時に抑え付け解除方向に移動し、ディスク移送用トレー(2)のプリンタ本体(1)への格納時に抑え付け方向に移動するものとなされているものであるので、その詳細な説明は省略する。
このディスク抑え付け手段(11)は、第3図等に示されるように、先端に突起部(11a)が突設されており、該突起部(11a)が前記透孔(5)から常に突出した状態で透孔(9)内をプリンタ本体(1)前後方向に移動するものとなされている。
前記真円形ディスク載置用凹部(3)の底面(3a)中央部には、ディスク取出用手指挿入孔(5)が設けられ、該ディスク取出用手指挿入孔(5)は、名刺型ディスク載置用凹部底面(4a)にも連通され、全体として平面視円形に近いディスク取出用手指挿入孔(5)が形成されている。また、名刺型ディスク載置用凹部底面(4a)におけるディスク取出用手指挿入孔(5)に連通してセンサ用覗き孔(8)が設けられている。このセンサ用覗き孔(8)は、ディスク移送用トレー(11)のプリンタ本体(1)への格納時に、ディスク搭載の有無を識別するためにプリンタ本体(1)内に配置されたセンサ(図示省略)の真上に位置することになるものである。
さらに、直径12cm真円形ディスク載置用凹部(3)の周縁近傍にも、真円形ディスク載置用凹部(3)の底面(3a)に連通するディスク取出用手指挿入孔(7)が設けられている。
プリンタ本体(1)は、従来のレーベルプリンタ(51)と同様にインクヘッドを備えており(図示省略)、前記センサが、ディスク移送用トレー(2)のディスク搭載の有無を識別し、ディスクが搭載されていることを確認すると、インクヘッドによるレーベル印刷が自動的に行われ、印刷が完了するとディスク移送用トレー(2)が自動的にプリンタ本体(1)から押し出されるものと設定されている。
而して、上記構成を有するプリンタ(A)の使用に際しては、上記の説明からも理解されるように、直径12cm真円形ディスク(D1)又は名刺型ディスク(D2)をディスク移送用トレー(2)の対応するディスク載置用凹部(3)(4)に載置して、ディスク移送用トレー(2)をプリンタ本体(1)に格納すると、所期するレーベル印刷が行われることになる。
すなわち、直径12cm真円形ディスク(D1)又は名刺型ディスク(D2)をディスク移送用トレー(2)の対応するディスク載置用凹部(3)(4)に載置して、ディスク移送用トレー(2)をプリンタ本体(1)に格納すると、ディスク抑え付け手段(11)がディスク移送用トレー(2)の走行に連動して、ディスク抑え付け方向に移動し、直径12cm真円形ディスク(D1)又は名刺型ディスク(D2)を対応するディスク載置用凹部(3)(4)の内縁に抑え付け、拘束状態に保持する。
そして、プリンタ本体(1)内のセンサがディスク搭載を確認すると、インクヘッドによる印字が開始されることになる。この印字は、ディスク(D1)(D2)の前記拘束状態の下で行われるので、印刷ぶれのない良好な仕上がりのレーベル印刷がなされることになる。
レーベル印刷完了後、ディスク移送用トレー(2)が自動的にプリンタ本体(1)から押し出されてくると、ディスク抑え付け手段(11)がディスク抑え付け位置から後退することにより、直径12cm真円形ディスク(D1)又は名刺型ディスク(D2)は、ディスク抑え付け手段(11)による対応凹部(3)(4)内における拘束状態が解除されることとなる。そこで、直径12cm真円形ディスク(D1)又は名刺型ディスク(D2)に対応するディスク取り出し用手指挿入孔(5)又は(7)に手指を挿入し、直径12cm真円形ディスク(D1)又は名刺型ディスク(D2)をディスク移送用トレー(2)から容易に摘み出すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施形態の斜視図である。
第2図は、同プリンタの本体からディスク移送用トレーを引き出した状態の概略平面図である。
第3図は、第2図のIII−III線拡大端面図である。
第4図は、第2図のIV−IV線拡大端面図である。
第5図は、名刺型CDを名刺型ディスク載置用凹部に載置したディスク移送用トレーをプリンタ本体内に格納した状態の概略平面図である。
第6図は、第5図のVI−VI線端面図である。
第7図は、直径12cmCDを真円形ディスク載置用凹部に載置したディスク移送用トレーをプリンタ本体内に格納した状態の概略平面図である。
第8図は、第7図のVIII−VIII線端面図である。
第9図は、従来のレーベルプリンタからディスク移送用トレーを引き出した状態の概略説明図である。
第10図は、従来のレーベルプリンタにディスク移送用トレーを格納した状態の概略説明図である。
Claims (8)
- 直径12cm真円形ディスク載置用凹部(3)を有しプリンタ本体(1)から出し入れ自在となされたディスク移送用トレー(2)と、CD等の光ディスク(D)を前記真円形ディスク載置用凹部(3)内に抑え付けて拘束状態に保持するディスク抑え付け手段(11)とを備えてなるレーベルプリンタにおいて、
前記トレー(2)内に、名刺型ディスク載置用凹部(4)が設けられ、該名刺型ディスク載置用凹部(4)に載置された名刺型ディスク(D2)が、ディスク抑え付け手段(11)により名刺型ディスク載置用凹部(4)内縁に抑え付けられて、拘束状態に保持されるものとなされていることを特徴とするCD等の光ディスクのレーベルプリンタ。 - 前記名刺型ディスク載置用凹部(4)が、前記真円形ディスク載置用凹部(3)の奥部に設けられ、かつその底面(4a)が真円形ディスク載置用凹部(3)の底面(3a)よりも低位置にあるものと設定されてなる請求項1に記載のCD等の光ディスクのレーベルプリンタ。
- 前記ディスク抑え付け手段(11)が、名刺型ディスク(D2)を名刺型ディスク載置用凹部(4)内に拘束保持するディスク抑え付け手段と、直径12cm真円形ディスクを直径12cm真円形ディスク載置用凹部(3)内に拘束保持するディスク抑え付け手段とを兼用するものとなされている請求項2に記載のCD等の光ディスクのレーベルプリンタ。
- 前記名刺型ディスク載置用凹部(3)は、名刺型光ディスクの平面形状に対応する平面視略々長方形に形成され、その後端縁が真円形ディスク載置用凹部(3)の仮想真円最奥部に近接する位置にあるものと設定されてなる請求項2又は請求項3のいずれかに記載のCD等の光ディスクのレーベルプリンタ。
- 前記名刺型ディスク載置用凹部(3)は、その長辺がディスク移送用トレー(2)の移送方向に直交するものと設定されてなる請求項4に記載のCD等の光ディスクのレーベルプリンタ。
- 前記名刺型ディスク載置用凹部(4)の奥部に、ディスク抑え付け手段(11)のプリンタ本体(1)前後方向への移動を許容する透孔(5)が設けられてなる請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のCD等の光ディスクのレーベルプリンタ。
- 前記真円形ディスク載置用凹部(3)に名刺型ディスク載置用凹部(4)に連通するディスク取出用手指挿入孔(5)が設けられてなる請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のCD等の光ディスクのレーベルプリンタ。
- 前記真円形ディスク載置用凹部(3)の周縁近傍に真円形ディスク載置用凹部(3)に連通するディスク取出用手指挿入孔(7)が設けられてなる請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のCD等の光ディスクのレーベルプリンタ。
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