JP2005350093A - ディスクケース及び該ディスクケースを用いる記録装置 - Google Patents

Abstract

【課題】ディスク及びディスクケースの両方に画像を記録することができ、ディスクケースにラベルを貼る必要性を無くし、記録終了後そのままの状態で保管することができるディスクケースを提供する。
【解決手段】ディスクＭに記録するために該ディスクを装着して記録装置２で搬送可能なディスクケース１、１００、１５０にインク受容層１１ａ、１０１ａ、１０２ａ、１５２ａ、１５２ｂを設けることにより、ディスクケースにも直接画像を記録できるようにする。
【選択図】 図１

Description

本発明は、ＣＤやＤＶＤ等のディスクに記録するために該ディスクを装着して記録装置で搬送可能なディスクケース、並びに該ディスクケースを用いる記録装置に関する。

プリンタ、ファクシミリ、複写機など、記録情報も基づいて用紙等の記録媒体に画像（文字や記号等も含む）を形成するために、種々の記録方式の記録装置が使用されている。記録装置は、記録方式の違いにより、例えばインクジェット記録装置、レーザービーム記録装置、熱転写記録装置、ワイヤドット記録装置などに分けることができる。そこで、近年パソコンの一般家庭への普及に伴い、記録媒体への記録を行う記録装置の普及も目覚ましい。記録装置においては、一般的な用紙への文字記録から、銀塩写真にも匹敵する写真画像まで記録できる装置が普及しており、その進歩は目覚ましい。その中で、使用者がデータを書き込みすることができるＣＤやＤＶＤ等の光ディスクから成るＣＤ−ＲやＤＶＤ−Ｒ等のディスクが普及を始めたことにより、ディスクの表面のレーベル面に文字や画像を記録できる記録装置が普及してきている。
特開２００４−４２３７２号公報

通常の記録装置で上記ディスクのレーベル面に記録を行う場合、該ディスクの表裏面を傷つけないために、該ディスクをプラスチック等の板材から成るトレイにセットし、該トレイを記録装置内に挿入しかつ記録部を通して搬送することで記録を行っていた。図１１は光ディスクから成るＣＤ−ＲやＤＶＤ−Ｒ等のディスクのレーベル面に記録を行うために該ディスクをトレイに装着する直前の状態を示す模式的斜視図であり、図１２はディスクが装着されたトレイを示す模式的斜視図であり、図１３は記録装置に図１２のトレイをセットする状態を示す模式的斜視図である。図１１に示すように、ディスクＭはトレイ５のディスク支持部５１に装着される。

ディスクＭが装着されたトレイ５は、図１３に示すように、記録装置２に取り付けられたトレイガイド３にセットされる。トレイガイド３は、記録装置２に対してトレイ５を容易にセットできるように用意されている補助手段である。すなわち、図１３に示す状態でトレイ５をトレイガイド３の開口部より矢印方向に挿入することにより、該トレイ５を記録装置に対して容易にかつ正確にセットすることができる。トレイガイド３にセットされたトレイが記録装置の内部を搬送される間に記録手段によるディスクＭに対する記録が行われる。

しかしながら、このようなトレイ５を用いてディスクＭに記録する方法では、記録を行う度にディスクＭをケースから取り出してトレイ５にセットする必要があり、操作が煩雑であるという不都合があった。また、ディスクＭに書き込まれたデータの種類等を判別できるように、その情報やイラスト等の画像をラベル紙に印刷し、ディスクを収納するディスクケースに該ラベル紙を貼り付けたり、はめ込んだりしていた。このようなトレイ印刷においては、印刷の度にラベルを作成し、該ラベルをケースに取り付ける作業が必要であった。

本発明はこのような技術的課題を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、ディスクケースを記録装置にセットすることでディスク及びディスクケースの両方に画像を記録することができ、ディスクケースにラベルを貼る必要性を無くし、記録終了後そのままの状態で保管することができるディスクケース及び該ディスクケースを用いる記録装置を提供することである。

本発明によるディスクケース及び記録装置は、上記目的を達成するため、ディスクに記録するために該ディスクを装着して記録装置で搬送可能なディスクケースの、記録手段により画像記録が可能な部位にインク受容層を設けることを特徴とする。

本発明によれば、ディスクケースの画像記録可能な部位にインク受容層を設けるので、ディスクケースを記録装置にセットすることでディスク及びディスクケースの両方に画像を記録することができ、ディスクケースにラベルを貼る必要性を無くし、記録終了後そのままの状態で保管することが可能になる。

以下、図面を参照して本発明の実施形態を具体的に説明する。なお、各図面を通して同一符号は同一又は対応部分を示すものである。図１は本発明の第１の実施形態に係るディスクケースを開いた状態で示す模式的斜視図である。図１において、ディスクケース１は、ケース本体１０と開閉蓋１１とをヒンジ部１２で開閉可能（回動可能）に連結して構成されている。ケース本体１０のディスク収納面には、ディスク支持面１０ａと規制面１０ｂが形成されている。ディスク支持面１０ａは装着されたディスクの下面（裏面）を支持する面である。規制面１０ｂは、ディスク支持面１０ａに装着されたディスクのレーベル面と略同じ高さになる面である。

ディスク支持面１０ａの中央部には、ディスクを保持・固定するためのディスク保持部１３が形成されている。また、規制面１０ｂには、基準マーク１０ｃ（図示の例では左右２箇所）が設けられている。この基準マーク１０ｃは、記録手段により画像等の記録を行う際にセンサによりディスクケース１の位置を検知することで、ディスクケース１及び該ディスクケースに装着されたディスクの正確な位置に記録を行うための基準となるものである。基準マーク１０ｃは、規制面１０ｂと反射率の異なるマーク、例えば白色や銀色の印刷又はホットスタンプ等によるマークで形成されている。さらに、開閉蓋１１のディスク対向面（閉じた状態での内面）には、後述する記録装置で記録を行う際にインクを受け取るためのインク受容層１１ａが形成されている。このようにディスクケース１の所定の部位に画像記録が可能なインク受容層１１ａを設けることにより、該ディスクケース１に直接画像を記録できるように構成されている。

図２は図１のディスクケース１をヒンジ１２の回りに回動させて閉じたときの状態を示す模式的斜視図である。図１及び図２において、開閉蓋１１は透明樹脂で形成されており、インク受容層１１ａは開閉蓋１１のディスク対向面に固着されている。本実施形態では、インク受容層１１ａは、開閉蓋１１の内面に沿って設けられるインク吸収層（下層）とその表面上に設けられるインク透過層（上層）とから成る２層構造になっている。インク受容層１１ａに記録された画像は、開閉蓋１１の表面（ディスク対向面の反対側の面）１１ｂ側から見ることができるいわゆるバックプリントになっている。すなわち、図１のように開いた状態でインク受容層１１ａに鏡像データに基づく画像が記録された後、閉じた状態では透明樹脂から成る開閉蓋１１の表面１１ｂが表側に出ており、ここから正しい記録画像を見ることができる。

図３は本発明の一実施形態に係る記録装置の模式的斜視図である。すなわち、図３に示す記録装置２は、ディスクケース１にセットされたディスクのレーベル面及びディスクケース１のインク受容層１１ａに対する記録を行うことができる記録装置である。記録装置２の外装は、主に、下ケース２０、上ケース２１、アクセスカバー２２、フロントカバー２３から構成されている。アクセスカバー２２は上ケース２１に回動（開閉）可能に取り付けられており、アクセスカバー２２を開放することにより装置内部に収納されている記録手段やインクタンクの交換が可能である。上ケース２１には、電源スイッチ２４と解除用スイッチ２５とＬＥＤ２６が取り付けられている。解除用スイッチ２５は記録の中断やエラー時にその状態を解除するためのスイッチである。ＬＥＤ２６は記録装置の状態を示すための表示器である。

上ケース２１には給紙トレイ２７が回動可能に取り付けられており、不使用時には給紙トレイ２７を閉じることで記録装置内部への埃等の侵入を抑制できる。これら外装の内部には、用紙やフィルムなどの記録媒体を搬送するための搬送手段、記録媒体に記録を行う記録手段（記録ヘッド）、記録媒体を排出するための排出手段、並びに、これらの搬送手段、記録手段及び排出手段を駆動制御するための制御手段から構成される記録装置エンジンが収納されている。本実施形態では、記録装置が、記録手段から記録媒体へインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置である場合が示されている。

以上のような記録装置においては、ＣＤ等のディスクＭに記録を行う場合、該ディスクＭが装着されたディスクケース１を搬送しながら該ディスクＭのレーベル面及びディスクケース１に記録を行うように構成されている。図４は図３の記録装置にトレイガイド３を装着する際の装着直前の状態を示す模式的斜視図であり、図５は図３の記録装置にトレイガイドを装着した状態を示す模式的斜視図である。図６は図５の記録装置にトレイガイドを利用してディスクケース１をセットするときの状態を示す模式的斜視図である。図４〜図６において、トレイガイド３はＣＤ等のディスクが装着されたディスクケース１を記録装置にセット（挿入）するためのガイド部材である。記録装置２のフロントカバー２３を開放すると、図４に示すように、装置内部に収納された引き出し式の排紙トレイ２８が装置前方から見える状態になる。

この排紙トレイ２８に向けてトレイガイド３を矢印方向から挿入すると、トレイガイド３は図５に示すように記録装置２のフロント部に不図示の係止部によって支持固定される。次に、図６に示すように、ＣＤ等のディスクＭがセットされたディスクケース１を図１に示すように開いた状態でトレイガイド３の開口部に挿入してセットする。そして、このディスクケース１を記録装置内部を通して搬送しながら、該ディスクケース１の表面、並びに該ディスクケース１に装着されたディスクＭのレーベル面に対する記録を行う。つまり、本実施形態に係るディスクケース１は、ディスクを装着した状態でトレイガイド３を利用して記録装置にセットされる。そして、記録装置２の搬送手段によってディスクケース１を搬送しながら、記録手段によるディスクＭのレーベル面及びディスクケース１のインク受容層１１ａに対する画像記録が行われる。

図７は本発明の第１の実施形態に係る記録装置においてディスク及びディスクケースに記録する際の動作を示すフローチャートである。次に図１〜図７を参照して第１の実施形態における記録動作を説明する。図７において、記録開始命令を受信すると（ステップＳ０１）、ディスクＭが装着されかつ開いた状態のディスクケース１をトレイガイド３にセットするとともに、トレイガイド３にセットされたディスクケース１を記録装置内に引き込む（ステップＳ０２）。次に記録位置を算出するためにディスクケース１の基準マーク１０ｃの検出を行い（ステップＳ０３）、検出された基準マーク１０ｃからインク受容層１１ａ（本実施形態では開閉蓋１１のディスク対向面に形成されている）までの距離を算出し、ディスクケース１を記録位置まで搬送する（ステップＳ０４）。そして、記録位置において該ディスクケース１のインク受容層１１ａに対する記録を行う（ステップＳ０５）。このときの記録動作では、記録を終了してディスクケース１を取り出した後に開閉蓋１１を閉じた状態で表面（外側）から正しい記録画像が見られるように、画像を反転させた鏡像のデータに基づく記録が実行される。

次に、ディスクケース１の搬送方向を反転させ（排出方向へ向かう搬送を開始し）、ディスクケース１にセットされたディスクＭのレーベル面が記録位置にくるまでディスクケース１を排出方向に向けて搬送する（ステップＳ０６）。ディスクＭのレーベル面が記録位置にきたところで該レーベル面に対する画像記録を行う（ステップＳ０７）。ディスクＭのレーベル面に対する記録が終了すると、ディスクケース１を記録装置より排出する（ステップＳ０８）。排出されたディスクケース１はそのまま容易に保管することができる。

なお、本実施形態ではトレイガイド３を記録装置に着脱可能に装着したが、このトレイガイドは記録装置内部に一体的に取り付けても良く、また、記録装置の記録媒体搬送手段のみでディスクケース１を搬送できる場合は、トレイガイド３は不要である。以上説明した第１の実施形態によれば、ディスクＭが装着されたディスクケース１を記録装置にセットすることで、ディスクＭのレーベル面及びディスクケース１の両方に画像を記録することができ、記録装置に挿入されるディスクケースにラベルを貼る必要性を無くすことができ、記録が終わるとそのままの状態（ディスクＭをディスクケース１に収納したままの状態）で保管することができるディスクケース及び該ディスクケースを用いる記録装置が提供される。

図８は第２の実施形態に係るディスクケースを開いた状態で示す模式的斜視図である。図８において、ディスクケース１００は、ケース本体１０１に対してヒンジ１０３を介して開閉蓋１０２を回動可能（開閉可能）に接続して構成されている。ケース本体１０１のディスク装着側の面（内面）にはディスク保持ケース１１０が着脱可能に取り付けられている。ディスク保持ケース１１０は、ディスクＭが装着されるディスク支持面１１１と、装着されるディスクを位置決めするためのディスク保持部１１２と、ディスクをディスク保持面１１に装着したときに該ディスクのレーベル面と高さが略同一になる規制面１１３と、を有する。ケース本体１０１のディスク保持ケース１１０が取り付けられる面には、インク受容層１０１ａが形成されている。また、開閉蓋１０２のディスク対向面にもインク受容層１０２ａが形成されている。これらのインク受容層１０１ａ、１０２ａも、前述の第１の実施形態におけるインク受容層の場合と同様のインク吸収層（下層）とインク透過層（上層）とから成る２層構造になっている。

本実施形態のディスクケース１００を用いてディスク及びディスクケースへ記録する場合は、ディスクＭをディスク保持ケース１１０に取り付けた状態で該ディスク保持ケースごと記録装置にセットして記録しても良く、また、ディスク保持ケース１１０をケース本体１０１に取り付けた状態でディスクケース１００ごと記録装置にセットしても良い。さらに、ディスクケース１００への記録は、ケース本体１０１のインク受容層１０１ａ及び開閉蓋１０２のインク受容層１０２ａの両方に同時に記録する場合は、ディスク保持ケース１１０をケース本体１０１から取り外してケース本体１０１及び開閉蓋１０２のみの状態で記録装置にセットして記録することができる。

図８の第２の実施形態は、以上説明した点で前述の第１の実施形態と相違するが、その他の点では実質的に同じ構成を有している。そして、この第２の実施形態によっても、前述の第１実施形態の場合と同様の作用、効果を奏することができる。

図９は第３の実施形態に係るディスクケースを開いた状態で示す模式的斜視図であり、図１０は第３の実施形態に係るディスクケースを閉じた状態で示す模式的斜視図である。図９及び図１０において、ディスクケース１５０は、第１の実施形態の場合と同様に、ケース本体１５１と開閉蓋１５２とをヒンジ１５３を介して回動（開閉）可能に接続して構成されている。ケース本体１５１のディスク収納面には、ディスク支持面１５１ａと規制面１５１ｂが形成されている。ディスク支持面１５１ａは装着されたディスクの下面（裏面）を支持する面であり、規制面１５１ｂは、ディスク支持面１５１ａに装着されたディスクＭのレーベル面と略同じ高さになる面である。

ディスク支持面１５１ａの中央部には、ディスクＭを保持・固定するためのディスク保持部１５４が形成されている。また、規制面１５１ｂには、基準マーク１５１ｃ（図示の例では左右２箇所）が設けられている。この基準マーク１５１ｃは、記録手段により画像等の記録を行う際にセンサによりディスクケース１５０の位置を検知することで、ディスクケース１５０及び該ディスクケースに装着されたディスクＭの正確な位置に記録を行うための基準となるものである。基準マーク１５１ｃは、規制面１５１ｂと反射率の異なるマーク、例えば白色や銀色の印刷又はホットスタンプ等によるマークで形成されている。さらに、開閉蓋１５２のディスク対向面（閉じた状態での内面）には、記録装置で記録を行う際にインクを受け取るためのインク受容層１５２ａが形成されている。

前述の第１実施形態の場合のインク受容層１１ａはバックプリントに対応するように２層の受容層で構成されているが、本実施形態では、ケース本体１５１及び開閉蓋１５２は不透明な樹脂で形成されているため、バックプリントに対応することができない通常の画像記録が可能なインク受容層が形成されている。また、開閉蓋１５２を閉じたときに外側から見えるおもて面１５２ｂ及びその反対側のうら面１５２ｃにも同様の画像記録が可能なインク受容層が形成されており、ケース本体１５１及び開閉蓋１５２の外側から見える面にも画像を記録することができる。つまり、本実施形態においては、開閉蓋１５２を開いた状態と閉じた状態のいずれでも画像を記録できるように構成されている。

本実施形態において、ディスクＭ及び該ディスクケース１５０に記録を行う場合は、先ず、第１の実施形態と同様に、開閉蓋１５２を開放し、ディスクＭのレーベル面及び開閉蓋１５２のディスク対向面のインク受容層１５２ａへの記録を行う。次に、開閉蓋１５２を閉じるかあるいは開放した状態で裏返しをして、ケース本体１５１のおもて面及び開閉蓋１５２のおもて面１５２ｂ及びうら面１５２ｃのインク受容層に対する記録を行うことができる。図９及び図１０の第３の実施形態は、以上説明した点で前述の第１の実施形態と相違するが、その他の点では実質的に同じ構成を有している。そして、この第３の実施形態によっても、前述の第１実施形態の場合と同様の作用、効果を奏することができる。

なお、本発明は、単色記録を行う記録装置、１個または複数個の記録手段を用いて複数の異なる色で記録するカラー記録装置、同一色彩で異なる濃度の複数濃度で記録する階調記録装置、さらには、これらを組み合わせた記録装置などの場合にも、同様に適用することができ、同様の効果を達成しうるものである。また、本発明は、記録手段を主走査方向に移動させながら記録するシリアル型記録装置、あるいは、記録媒体の全幅または一部をカバーする長さのラインタイプの記録手段を用いて副走査のみで記録するライン型記録装置など、走査方法が異なる種々の記録装置においても、同様に適用することができ、同様の効果を達成し得るものである。

また、本発明は、インクジェット記録装置の場合、例えば、ピエゾ素子等の電気機械変換体等を用いる記録手段を使用するものにも適用できるが、中でも、熱エネルギーを利用してインクを吐出する方式の記録手段を使用するインクジェット記録装置において優れた効果をもたらすものである。かかる方式によれば、記録の高密度化、高精細化が達成できるからである。

本発明の第１の実施形態に係るディスクケースを開いた状態で示す模式的斜視図である。 図１のディスクケースを閉じた状態で示す模式的斜視図である。 本発明の一実施形態に係る記録装置の模式的斜視図である。 図３の記録装置にトレイガイドを装着する際の装着直前の状態を示す模式的斜視図である。 図３の記録装置にトレイガイドを装着した状態を示す模式的斜視図である。 図５の記録装置にトレイガイドを利用してディスクケースをセットするときの状態を示す模式的斜視図である。 本発明の一実施形態に係る記録装置においてディスクケース及びディスクに記録する際の動作を示すフローチャートである。 本発明の第２の実施形態に係るディスクケースを開いた状態で示す模式的斜視図である。 本発明の第３の実施形態に係るディスクケースを開いた状態で示す模式的斜視図である。 本発明の第３の実施形態に係るディスクケースを閉じた状態で示す模式的斜視図である。 トレイにディスクを装着する直前の状態を示す模式的斜視図である。 ディスクが装着されたトレイを示す模式的斜視図である。 記録装置にトレイをセットする状態を示す模式的斜視図である。

符号の説明

１、１００、１５０ ディスクケース
２ 記録装置
３ トレイガイド
１０、１０１、１５１ ケース本体
１０ａ、１１１、１５１ａ ディスク支持面
１０ｂ、１１３、１５１ｂ 規制面
１０ｃ、１５１ｃ 基準マーク
１１、１０２、１５２ 開閉蓋
１１ａ、１０１ａ、１０２ａ、１５２ａ、１５２ｂ インク受容層
１１ｂ、１５２ｂ おもて面
１２、１０３、１５３ ヒンジ
１３、１１２、１５４ ディスク保持部
２０ 下ケース
２１ 上ケース
２２ アクセスカバー
２３ フロントカバー
２４ 電源スイッチ
２５ レジュームスイッチ
２６ ＬＥＤ
２７ 給紙トレイ
２８ 排紙トレイ

Claims (11)

1. ディスクに記録するために該ディスクを装着して記録装置で搬送可能なディスクケースにおいて、記録手段により画像記録が可能な部位にインク受容層を設けることを特徴とするディスクケース。
2. ディスクが装着されるケース本体と、該ケース本体に回動可能に連結された開閉蓋と、を有し、前記開閉蓋のディスク対向面にインク受容層を設けることを特徴とする請求項１に記載のディスクケース。
3. ディスクが装着されるケース本体と、該ケース本体に回動可能に連結された開閉蓋と、前記ケース本体に着脱可能に取り付けられるディスク保持ケースと、を有し、前記ケース本体の前記ディスク保持ケース側の面に前記インク受容層を設けることを特徴とする請求項１に記載のディスクケース。
4. インク受容層はインク透過層とインク吸収層との２層構造から成ることを特徴とする請求項１〜３のいずれか１項に記載のディスクケース。
5. 前記ディスク及び前記インク受容層から所定の位置に記録位置を算出するために検出可能な基準マークを設けることを特徴とする請求項１〜４のいずれか１項に記載のディスクケース。
6. 前記開閉蓋の両面に前記インク受容層を設けることを特徴とする請求項２〜５のいずれか１項に記載のディスクケース。
7. 前記開閉蓋を閉じた状態で搬送可能であることを特徴とする請求項６に記載のディスクケース。
8. 記録媒体を搬送する搬送手段と、該記録媒体に記録を行う記録手段と、該記録媒体を排出するための排出手段と、を有する記録装置において、請求項１〜７のいずれかに記載のディスクケースを使用し、前記記録手段により前記ディスクの表面及び前記ディスクケースのインク受容層に画像記録を行うことを特徴とする記録装置。
9. 前記ディスクケースを第１の方向へ搬送するときに前記ディスクへの記録を行い、前記ディスクケースを第１の方向と逆の方向へ搬送するときに前記ディスクケースへの記録を行うことを特徴とする請求項８に記載の記録装置。
10. 前記開閉蓋は透明な材質で形成され、該開閉蓋のディスク対向面のインク受容層に対する記録は記録データを反転させた鏡像データで記録することを特徴とする請求項８又は９に記載の記録装置。
11. 記録媒体へ記録手段によりインクを吐出して記録することを特徴とする請求項８〜１０のいずれか１項に記載の記録装置。

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