JP2011003255A - レーベルプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ドライブ駆動手段と、ディスクのレーベル面の印刷機構とを一体化したレーベルプリンタにおいて、レーベル面の印刷を、ディスクを筐体外に突出させることなく実行可能であり、しかも、構成が簡単で、レーベル印刷の品質が高いレーベルプリンタを提供する。
【解決手段】 ドライブ駆動手段2と、記録媒体2のレーベル面DLの印刷機構3とを一体化したレーベルプリンタ1において、キャリア昇降手段63とキャリッジ搬送手段70の駆動を制御するとともに、ディスク解放機構57を用いて、ディスク装着部2Aに装着されている記録媒体Dを印刷機構3の平盤状プラテン3Aへ載せ替える制御を行ない、さらには、ヘッド昇降手段37と印刷手段30の駆動を制御するとともに、キャリッジ搬送手段70の駆動を制御することで、印刷手段30によるレーベル面DLに対する印刷を実行する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、円盤状の記録媒体を読み書きするディスクドライブ(駆動装置)と一体に形成され、前記ディスクドライブに挿入される円盤状の記録媒体のレーベル面に所望の画像を印刷するレーベルプリンタに関する。
近年、CD−R(Compact Disk Recordable)やDVD−R(Digital Versatile Disk Recordable)、CD−RW(Compact Disk ReWritable)、DVD−RW(Digital Versatile Disk ReWritable)等の円盤状の記録媒体(以下、ディスクという)に対し、それぞれ対応する駆動装置(ディスクドライブ)を用いて必要な情報を記憶させ、オリジナルの音楽アルバムや写真アルバム、さらにはDVDアルバム等を簡単に作成することができるようになっている。
これに伴い、作成されたディスクのレーベルをオリジナルのデザインで印刷するニーズが高まり、その結果、ディスクの印刷面の印刷可能領域に、所望のレーベルの画像を印刷可能とされたレーベルプリンタが種々開発されている。
出願人も、従来よりレーベルプリンタの開発には鋭利努力をしており、近年では、筐体の前面に設けられたスロットからディスクを挿入するだけでディスクが自動的にディスク装着部に配置される、いわゆるスロットインタイプのドライブ駆動手段と一体に形成され、ドライブ駆動手段に挿入されるディスクのレーベル面に所望の画像を印刷するレーベルプリンタを開発している(例えば、特許文献1参照)。
このレーベルプリンタは、ディスクを挿入排出するためのスロットが形成された筐体内に、ディスク搬送手段のローディング動作により前記スロットから前記筐体の内部へと引き込まれるディスク装着部に装着されたディスクに対して情報の書き込みおよび読み出しの少なくとも一方を行うドライブ駆動手段、および、前記スロットと前記ドライブ駆動手段間における前記ディスクの搬送経路上であって、前記筐体内におけるスロット近傍に配設され、前記ディスクのレーベル面に所望の画像を印刷するサーマルヘッドを有する印刷機構を備えている。
そして、ディスクに対してレーベルを印刷する場合は、ディスク搬送手段により、ディスクをスロットから筐体の外部へと送り出すイジェクト動作が実行されるときに、スロットとドライブ駆動手段間におけるディスクの搬送経路上に配設された印刷機構のサーマルヘッドとプラテンローラがディスクを圧接挟持し、サーマルヘッドによりディスクのレーベル面に所望の画像を印刷するようになっている。
前述の構成のレーベルプリンタにおいては、ディスクをイジェクト動作に合わせてレーベルの印刷を行なうため、印刷中から印刷後にかけて、ディスクは筐体外に一部を延出させた状態で保持されることとなり使用感が悪く、印刷中に延出するディスクに何かが接触するようなことがあれば、印刷結果に影響が及ぶこともあった。
そこで、レーベルの印刷時には、サーマルヘッドの平行移動を妨げるドライブ駆動手段のスピンドルを退避させるべく、ディスクを筐体内の円盤状のプラテン上に載置し直すとともに、サーマルヘッドをプラテン上に載置されたディスクに当接させた状態で平行駆動させることで、ディスクを筐体外に飛び出させずに所望のレーベルを印刷するレーベルプリンタを別途開発することとした。
そして、このレーベルプリンタの開発にあたり、ディスクをドライブ駆動手段若しくはプラテンからピックアップし、プラテン若しくはドライブ駆動手段にプルダウンするディスク保持・解放機構、長尺なサーマルヘッドをディスクの上面に適切に圧接させる構成を備えた印刷機構、およびディスク保持・解放機構と印刷機構をドライブ駆動手段とプラテンとの配列方向に搬送する搬送機構のそれぞれについては、新しく発明したり、従来技術が抱える問題点を解消する機構とする必要がある。
詳しくは、従来技術のディスク保持・解放機構としては、ディスクの中心孔に少なくとも3本の把持爪を挿入し、これら把持爪を半径方向に拡開し、前記中心孔の内周面に押し付けることで、ディスクを把持する機構がある(特許文献2参照)。しかし、このようにディスクの中心孔に挿入した把持爪でディスクを保持する構成のディスク保持・解放機構では、少なくともディスクの中心孔にスピンドルが嵌挿されるドライブ駆動手段から該ディスクをピックアップすることはできないので、別の機構を発明する必要があった。
また、従来の印刷機構としては、第1と第2のレバー部材を一端部と他端部との間の軸支持部により交叉状に組み合わせ、前記一端部をフレームに支持させるとともに、他端部には、ラインヘッドを取り付けるヘッド取付台を支持させ、ヘッドアップ状態のヘッド取付台を押圧部材により押圧することにより、第1と第2のレバー部材が前記軸支持部を支点として回動し、交叉状に組みあわせた交叉角度を小さくするとともに、ヘッド取付台が下降してヘッドがヘッドダウン状態となるように構成された、支点回動式のヘッド圧接機構を備えた印刷機構がある(特許文献3参照)。
しかしながら、前記印刷機構においては、ディスクの厚み公差による厚み違いで、ヘッドの当たり角(開き角)が異なり、印刷濃度にムラが生じるという不具合があった。
また、この印刷機構と相俟って印刷を実行する従来の印刷機構の搬送機構として、印刷機構(ヘッドユニット)に走行ベルトを張架し、この走行ベルトを牽引することにより、印刷機構を移動させるように構成された印刷機構がある(特許文献4参照)。しかしながら、前述のように所定の圧力を以てヘッドダウン状態にある印刷機構を、ヘッドの長手方向に直交する方向においてぶれないように平行にベルト搬送することは難しく、特に、約12cm(5インチ)以上の長さのサーマルヘッドを平行にベルト搬送するための機構はなかった。
特開2009−16012号公報 特開2007−310922号公報 特開2004−74664号公報 特開2004−160893号公報
本発明はこのような点に鑑み、ドライブ駆動手段と、ディスクのレーベル面の印刷機構とを一体化したレーベルプリンタであって、レーベル面の印刷を筐体内において実行可能であり、しかも、構成が簡単で、レーベル印刷の品質が高いレーベルプリンタを提供することを目的とする。
前述した目的を達成する本発明のレーベルプリンタの特徴は、矩形平板状とされたトレイ本体の上面における一端側に、円盤状の記録媒体に対して情報の記録/再生を実行するドライブ駆動手段のディスク装着部が配設され、他端側に、前記記録媒体のレーベル面に所望の画像を印刷する際に前記記録媒体を載置する平盤状プラテンが配設されたトレイと、プリンタ筐体の端壁に形成された開口部から外方へ前記トレイの一端側を延出させて前記ディスク装着部に記録媒体を着脱可能とする延出位置と前記プリンタ筐体内において前記記録媒体に対する情報の記録/再生または前記記録媒体のレーベル面に対する所望の画像の印刷を可能とする収納位置との間で、前記トレイ本体を搬送するトレイ搬送手段と、サーマルヘッドに通電可能とされた印刷手段、前記サーマルヘッドを前記平盤状プラテンに載置された記録媒体のレーベル面に接離させるヘッド昇降手段を有し、プリンタ筐体内におけるトレイ本体の収納位置の上方に配設される印刷機構と、該記録媒体の前記トレイ本体の搬送方向と直交する方向に対向配置され、付勢部材によって互いに近接する方向へ付勢され、ディスクを保持可能とされた一対の爪部材を備え、ディスクを保持可能とするキャリア、および、前記キャリアを筐体内に収納された前記トレイ本体の上面に対して昇降移動させるキャリア昇降手段を有するディクス保持機構と、前記爪部材に対する付勢部材の付勢力に抗してディスクの保持を解放させるディスク解放機構と、前記印刷機構およびディスク保持機構を備えたキャリッジを、前記トレイ本体の搬送方向に延在させて配設された2本のシャフトに案内されて往復移動させるキャリッジ搬送手段と、前記各手段の駆動を制御する制御手段とを備える点にある。
本発明によれば、前記制御手段により、印刷手段によるレーベル面に対する印刷前に、キャリア昇降手段とキャリッジ搬送手段の駆動を制御するとともに、ディスク解放機構を用いて、ディスク装着部に装着されている記録媒体を平盤状プラテンへ載せ替える制御を行ない、さらには、ヘッド昇降手段と印刷手段の駆動を制御するとともに、キャリッジ搬送手段の駆動を制御することで、印刷手段によるレーベル面に対する印刷を実行することができる。さらに言えば、レーベルの印刷前に、ディスク装着部に装着されているディスクを、キャリア昇降手段によりキャリアを降下させ、一対の爪部材をディスクの外周縁に押し当てることで保持することができ、ディスクを保持した状態のキャリアを搭載したキャリッジをキャリッジ搬送手段により平盤状プラテンまで搬送し、ディスク解放機構によりディスクの保持を解放することで、ディスクを筐体内で載置し直すことができる。また、ヘッド昇降手段によりサーマルヘッドを降下させ、ディスクのレーベル面に押圧させ、その状態で印刷手段によりサーマルヘッドに選択的に通電するとともに、印刷機構を搭載したキャリッジをキャリッジ搬送手段により搬送することで、サーマルヘッドがドライブ駆動手段のスピンドルに邪魔されずに、ディスクを筐体外に飛び出させることもなく、所望のレーベル印刷を行うことができる。
そして、本発明のレーベルプリンタの他の特徴は、前記印刷機構のヘッド昇降手段は、正逆回転するヘッド昇降用モータと、先端部をヘッド取付台の中央に接続され、伝達される前記ヘッド昇降用モータの回転力により正逆方向に回転に伴いヘッド取付台をキャリッジから接離させるスクリューギアとを備える点にある。
このようなヘッド昇降手段により、サーマルヘッドを確実にアップダウンさせることが可能となる。
また、本発明のレーベルプリンタの他の特徴は、前記印刷機構のヘッド昇降手段は、サーマルヘッドを下方へ向けて取り付けたヘッド取付台を水平状態で保持する水平保持機構を備える点にあり、具体的には、前記水平保持機構は、ヘッド取付台の長手方向両端部上面のラインヘッド配設側にそれぞれ形成された第1リンク取付面と、対応する前記第1リンク取付面と同一の仮想面上に位置するようにしてキャリッジの上面に垂設された第2リンク取付面との間にそれぞれ2枚ずつ平行に配設されたリンク板とからなるリンク機構であって、前記リンク板は、長手方向の一端部側を前記各第1リンク取付面に回動自在に軸支され、他端部側を第2リンク取付面に回動自在に軸支されることにより、第2リンク取付面の回動軸を中心として、ヘッド取付台を昇降可能とされている。
このようなリンク機構を設けることにより、サーマルヘッドを水平状態に保ったまま昇降させることが可能となる。
また、本発明のレーベルプリンタの他の特徴は、ヘッド取付台の長手方向両端部に配設され、ヘッド取付台をキャリッジ側へ付勢するとともに、ヘッド取付台の長手方向両端部におけるバランスを調整する付勢部材を備える点にある。
ヘッド取付台の両端部に配設された付勢部材により、スクリューギアが配設されたヘッド取付台の中央部と中央から離間した位置との間でヘッド取付台が上下方向に対して斜めになり、圧接圧の差が生じるような不具合を解消することができる。そして、サーマルヘッドをレーベル面に対して平行かつ均等な荷重をかけて圧接すれば、印画濃度にばらつきが生じることもなく、良好な印刷結果を得ることができる。
また、本発明のレーベルプリンタの他の特徴は、前記ディスク解放機構には、前記キャリッジ搬送手段によりキャリッジを水平移動させることにより、一対の爪部材を付勢部材の付勢力に抗して互いに離間する方向へ拡開させるように形成された拡開案内部が形成されている点にあり、各爪部材は、具体的には、前記拡開案内部を摺動する解放用係合爪と、ディスクの外周縁に係合してディスクを保持可能とされた保持用可動爪とからなる。
このように、一対の爪部材を、キャリッジの水平移動により拡開案内部を摺動させつつ互いに離間する方向へ拡開させることにより、キャリッジの保持を解放させることができる。
また、本発明のレーベルプリンタの他の特徴は、前記ディスク保持機構のキャリア昇降手段は、正逆回転するキャリア昇降用モータと、先端部をキャリアの中央に接続され、伝達される前記キャリア昇降用モータの回転力により正逆方向に回転に伴い、キャリアをキャリッジから接離させるように伸縮するリードスクリューギアとを備える点にある。
このようなキャリア昇降手段により、キャリアを確実にアップダウンさせることが可能となり、キャリアの一対の爪部材にディスクを確実に保持させることができる。
さらに、本発明のレーベルプリンタの他の特徴は、前記キャリッジ搬送手段は、複数個のプーリと、前記複数個のプーリに掛け回された無端状の走行ベルトと、走行ベルトに噛合するギアを回転させることにより走行ベルトを正逆方向に搬送可能とされた駆動手段とからなり、前記走行ベルトは、前記トレイ本体の搬送方向に沿って、キャリッジの往復動距離以上の距離で、同時に同方向へ平行に移動する2本の引き回し経路が、前記2本のシャフトの近傍にそれぞれ1本ずつ形成されるようにプーリ間に配設されており、前記キャリッジは、キャリッジの往復動距離以上の距離で、同時に同方向へ平行に移動する2本の引き回し経路を搬送される走行ベルトに対し、サーマルヘッドがキャリッジの搬送方向に直交し、一対の爪部材を結ぶ仮想線がキャリッジの搬送方向に直交するようにして固定されている点にある。
このような多軸取り回し経路で走行ベルトを搬送し、該走行ベルトにキャリッジを固定し、同時に同方向へ搬送される構成とすることにより、キャリッジをその両端において、同じスピードで同じ搬送量だけ牽引して、平行に搬送することが可能となる。また、シャフト近傍を走行ベルトで牽引することで、走行ベルトとシャフトとの間でモーメントの作用を極小化することができ、シャフトに対するこじりも防止することができる。
また、本発明のレーベルプリンタは、前記プーリの内1つのプーリが、付勢部材によって、巻回された走行ベルトを張設させる方向へ付勢させるようにして配設されている点も特徴とする。
これにより、走行ベルトはプーリ間に適切な緊張状態で巻回されるので、走行ベルトとキャリッジの搬送をスムーズなものとすることができる。
このように構成された、本発明のレーベルプリンタによれば、レーベル面の印刷を筐体内において実行することで使用感を良好とすることができ、しかも、構成が簡単で、レーベル面の良好な印刷結果を得ることができるといった優れた効果を奏することができる。
本発明の実施形態のレーベルプリンタの要部斜視図 本発明の実施形態のレーベルプリンタにおけるトレイの要部斜視図 本発明の実施形態のレーベルプリンタにおける筐体内の要部斜視図 本発明の実施形態のレーベルプリンタにおける筐体内の要部平面図 本発明の実施形態のレーベルプリンタにおいて、(a)ディスク装着部に対するディスク保持/解放動作時のキャリッジの位置を示す斜視図、(b)平盤状プラテンに対するディスク保持/解放動作時のキャリッジの位置を示す斜視図 本発明の実施形態のレーベルプリンタにおけるキャリッジの上面要部斜視図 本発明の実施形態のレーベルプリンタにおける印刷手段の要部斜視図 本発明の実施形態のレーベルプリンタにおける印刷手段のキャリッジに対する配置を示す要部平面図 本発明の実施形態のレーベルプリンタにおける印刷手段のキャリッジに対する配置を示す要部斜視図 本発明の実施形態のレーベルプリンタにおける、(a)ヘッドアップ状態の水平保持機構およびヘッド昇降機構を示す要部斜視図、(b)ヘッドダウン状態の水平保持機構およびヘッド昇降機構を示す要部斜視図 本発明の実施形態のレーベルプリンタにおける、(a)ヘッドアップ状態の水平保持機構およびヘッド昇降機構を示す要部側面図、(b)ヘッドダウン状態の水平保持機構およびヘッド昇降機構を示す要部側面図 本発明の実施形態のレーベルプリンタにおけるキャリアの下面要部斜視図 本発明の実施形態のレーベルプリンタにおけるキャリアのキャリッジに対する配置と、ディスクの保持状態を示す下面要部斜視図 本発明の実施形態のレーベルプリンタにおける、(a)キャリアにディスクを保持した状態の爪部材を示す要部拡大図、(b)キャリアにディスクを保持した状態から解放に至る途中の爪部材の状態を示す要部拡大図 本発明の実施形態のレーベルプリンタにおける、(a)キャリアにディスクを保持する直前の、爪部材とディスクとが当接した状態を示す要部拡大図、(b)キャリアにディスクを保持する直前の、爪部材が拡開する状態を示す要部拡大図、(c)キャリアにディスクを保持した状態を示す要部拡大図 本発明の実施形態のレーベルプリンタにおける、(a)キャリアアップ状態のキャリア昇降機構を示す要部側面図、(b)キャリアダウン状態のキャリア昇降機構を示す要部側面図 本発明の実施形態のレーベルプリンタにおける、(a)キャリアがディスクを保持した状態のディスクと爪部材との位置関係を示す説明図、(b)キャリアがディスクの保持を解放した状態のディスクと爪部材との位置関係を示す説明図
本実施形態のレーベルプリンタ1は、円盤状の記録媒体である光学ディスクD(以下、単に「ディスクD」と表記する)に必要な情報を記録し、あるいは、ディスクDから必要な情報を読み出して再生する、公知のディスク駆動装置2(光学ディスクドライブ。以下、単に「ODD2」と表記する)と、ディスクDのレーベル面DLに所望の印刷を施す印刷機構3とを一体化したレーベルプリンタ1であって、パーソナルコンピュータ等の電気機器に装着されるように構成されており、図1に示すような、幅寸法144mm、奥行き寸法215mm、高さ寸法40mm(ハーフハイトサイズ)とされた筐体4を具備している。
筐体4内の底面上には、該レーベルプリンタ1内において、ODD2の駆動時あるいは印刷機構3の駆動時にディスクDを載置するトレイ5が、公知のトレイ搬送手段により、筐体4の一端壁に形成された開口部4Aから筐体内外に移動可能に配設されている。また、筐体4の天面には開口4Bが形成され、後述するキャリッジ7の上面に配設された部品の一部が筐体外へ突出した状態で、前記キャリッジ7が移動するように形成されている。(なお、以下の説明において、開口部4Aが形成された筐体4の一端壁方向を前方とし、他端壁方向を後方あるいは奥側とする。)
トレイ5は、図2に示すように、矩形平板状とされたトレイ本体5Aを有しており、トレイ本体5Aの上面における一端側には、ディスクDに対して情報の記録/再生を実行する際に前記ディスクDを装着するODD2のディスク装着部2Aが配設され、他端側には、前記ディスクDのレーベル面DLに所望の画像を印刷する際に前記ディスクDを載置する印刷機構3の円盤状とされた平盤状プラテン3Aが配設されている。本実施形態において、前記ディスク装着部2Aと平盤状プラテン3Aは、ディスク装着部2Aの中央に回転可能に突設され、ディスクDの中央に形成された孔を嵌着させるように形成されたスピンドル2Bが、平盤状プラテン3Aに載置されたディスクDに対する印刷に影響しない程度に互いの中心を近接させて形成されている。
なお、前記平盤状プラテン3Aには、後述するキャリア51に形成されたディスク保持用の保持用可動爪53Bが進入する切欠き3Bが形成されている。
そして、トレイ5は、図示しないトレイ搬送モータを備えた公知のトレイ搬送手段により、前記開口部4Aから筐体4の外方へ前記トレイ本体5Aの一端側(前方)を片持ち状に延出させてディスク装着部2AにディスクDを着脱可能とする延出位置と、前記プリンタ筐体4内において前記ディスクDに対する情報の記録/再生または前記ディスクDのレーベル面DLに対する所望の画像の印刷を可能とする収納位置との間を移動可能とされている。
筐体4内における前記トレイ5の上方となる空間部には、図3に示すように、前記トレイ本体5Aに形成されたディスク装着部2Aと平盤状プラテン3Aの並び方向に延在する2本のキャリッジ搬送用のシャフト6に懸架されたキャリッジ7が、キャリッジ搬送モータ70Mを備えたキャリッジ搬送手段70により、前記シャフト6に沿って筐体4内のODD2のディスク装着部2Aの上方と、印刷機構3の平盤状プラテン3A上方との間を移動可能に配設されている。
ここで、キャリッジ搬送手段70は、図3および図4に示すように、トレイ5の上方空間部に筐体の底部と平行に延出する取付フランジ部4Cに配設された、複数個のプーリ71…76と、前記複数のプーリに掛け回された無端状の走行ベルト77と、走行ベルト77を正逆方向に走行させる前記キャリッジ搬送モータ70Mを備えている。
前記走行ベルト77は、並行させて配置された2本のシャフト6間において、ディスク装着部2Aと平盤状プラテン3Aの並び方向に延在し、キャリッジ7の往復動距離以上の距離とされ、同時に、同方向へ平行に移動する2本の引き回し経路が、前記2本のシャフト6の近傍にそれぞれ1本ずつ形成されるようにプーリ71…76間に張力を駆けた状態で配設(張設)されている。
ここで、走行ベルト77の引き回し経路を形成する駆動プーリギア78および第1乃至第6プーリ71…76の配設位置について説明する。
筐体4内における開口部4Aの近傍に配設された取付フランジ部4Cには、正逆回転可能とされたキャリッジ搬送モータ70Mが配設されており、筐体4内におけるトレイ5の配設空間上方であって、一方(開口部方向視野おいて左側)のシャフト6の前記開口部側4Aには、前記キャリッジ搬送モータ70Mの回転力がギア列70Gを介して伝達され、正逆回転可能とされた駆動プーリギア78が配設されている。
この一方のシャフト6の反開口部側近傍には、駆動プーリギア78との間で巻回され、張設される走行ベルト77を開口部方向へ折り返す第1プーリ71が回転自在に配設されている。また、他方のシャフト6の反開口部側近傍には、第4プーリ74が配設されており、該他方のシャフト6の開口部側近傍であって、駆動プーリギア78より筐体4内方となる位置には、第5プーリ75が回転自在に配設されている。
これらの駆動プーリギア78、第1プーリ71、第4プーリ74、および第5プーリ75には無端状の走行ベルト77の内側の面が巻回され、走行ベルト77を走行させる。そして、以下の第2プーリ72、第3プーリ73および第6プーリ76には、走行ベルト77の外側の面が巻回され、走行ベルト77を走行させる。すなわち、第2プーリ72は、前記駆動プーリギア78、第1プーリ71、第4プーリ74、第5プーリ75に巻回させる走行ベルト77を、前記駆動プーリギア78と第1プーリ71との間に張設される走行ベルト77と平行して張設させるとともに、他のシャフト6側へ方向を転換して案内するように、第1プーリ71から筐体4の前方へキャリッジ7の移動距離以上に離間させた位置に回転自在に配設されている。また、第3プーリ73は、走行ベルト77を、第2プーリ72との間に前記開口部4Aが形成された筐体4の端面と平行に張設させ、且つ、第4プーリ74との間で前記第4プーリ74と第5プーリ75との間に張設される走行ベルト77と平行して張設させるように、前記第5プーリ75の近傍で筐体4の奥側となる位置に回転自在に配設されている。また、第6プーリ76は、前記第5プーリ75と駆動プーリギア78との間で、走行ベルト77を前記開口部4Aが形成された筐体4の端面と平行して張設させるとともに、前記駆動プーリギア78側へ方向を転換して案内するように、第2プーリ72および駆動プーリギア78の近傍の位置に回転自在に配設されている。
そして、本実施形態において、第1乃至第6のプーリ71…76のうち、第4プーリ74は、前記取付フランジ部7Cと平行移動可能とされたプーリ取付板(図示せず)に回転自在に配設されており、前記プーリ取付板は、付勢ばね79により、常に、走行ベルト77を張設させるように第4プーリ74を外方へ向かって付勢するように構成されている。よって、第4プーリ74は走行ベルト77の弛み取りプーリとして作用する。
このように配設された駆動プーリギア78および第1乃至第6プーリ71…76の間で展張設された走行ベルト77は、並行して延在する2つのベルト走行経路、すなわち、駆動プーリギア78と第1プーリ71との間のベルト走行経路と、第3プーリ73と第4プーリ74との間のベルト走行経路において、前記キャリッジ搬送モータ70Mの回転方向に基づく搬送方向が同一となる。なお、同様に、並行に張設された第1プーリ71と第2プーリ72との間のベルト走行経路と、第4プーリ74と第5プーリ75との間のベルト走行経路においても、その搬送方向は同一である。
そして、本実施形態においては、駆動プーリギア78と第1プーリ71との間のベルト走行経路と、第3プーリ73と第4プーリ74との間のベルト走行経路を往復移動する走行ベルト77が、キャリッジ7に形成された後述のベルト固定部7Cにより、それぞれ固定されており、走行ベルト77を正逆搬送することにより、キャリッジ7をディスク装着部2Aと平盤状プラテン3Aの並び方向において、ディスク装着部2Aの上方(図5(a)参照)と平盤状プラテン3Aの上方(図5(b)参照)との間で移動可能に構成されている。
ここで、キャリッジ7は、図6に示すように、矩形板状のキャリッジ本体7Aを有している。キャリッジ本体7Aの上面における、該キャリッジ7の移動方向に延在する2辺の近傍にはそれぞれ、前記シャフト6を嵌挿させる軸受け7Bが2つずつ形成されている。また、キャリッジ本体7Aの上面には、駆動プーリギア78と第1プーリ71との間の走行経路を走行されるベルト部分と、第3プーリと第4プーリとの間の走行経路を走行される走行ベルト部分とをそれぞれ嵌着させ、固定させるベルト固定部7Cが立設されている。
また、キャリッジ7は、印刷機構3およびディスク保持機構50を備えている。
印刷機構3は、図7乃至図10に示すように、長尺なヘッド取付台31に取り付けられたサーマルヘッド32に選択的に通電可能とされた印刷手段30と、前記サーマルヘッド32を平盤状プラテン3Aに載置されたディスクDのレーベル面DLに接離させるヘッド昇降手段37とを有し、筐体4の奥側となるキャリッジ本体7Aの後方において、サーマルヘッド32をキャリッジ7の搬送方向に対し直交させるようにして配設されている。
詳しくは、印刷手段30は、図7に示すように、印刷に供されるディスクDに対する最大印画直径寸法以上の長さで発熱素子がライン状に配列され、前記レーベル面DLに接離可能に対向させて配設されたサーマルヘッド32を備え、このサーマルヘッド32は、ヘッド取付台31に取り付けられている。そして、ヘッド取付台31の上面中央部には、板状のばねプレート34が配設されている。
ばねプレート34の上面中央には矩形状の開口部が形成されており、この開口部を塞ぐようにして、矩形板状のスクリュースライドプレート35がサーマルヘッド32の延在方向に並ぶ2辺に形成されたスライドレール部34Aに配設されている。
ばねプレート34の下面には上下方向に弾性付勢力を作用させるコイルばね36が固定されており、コイルばね36の下端部は、前記サーマルヘッド32が配設されたヘッド取付台31の上面に接続され、サーマルヘッド32を印刷位置となる下方へ付勢するようになっている。なお、前記サーマルヘッド32の発熱素子には印刷情報に合わせて選択的に通電される。
そして、前記印刷機構3のヘッド昇降手段37は、図8および図9に示すように、正逆回転するヘッド昇降用モータ37Mと、ギア群38を介して伝達される前記ヘッド昇降用モータ37Mの回転力により正逆方向に回転し、ヘッド取付台31をキャリッジ7から接離させるように伸縮するスクリューギア39とを備えている。スクリューギア39は前記ばねプレート34上の中央に配設されたスクリュースライドプレート35の裏面に固定されたスクリューナット(図示せず)に先端を螺合させている。
さらに、印刷機構3のヘッド昇降手段37は、図9および図10に示すように、サーマルヘッド32を下方へ向けて取り付けたヘッド取付台31を水平状態で保持する水平保持機構40を備えている。
前記水平保持機構40は、ヘッド取付台31の長手方向両端部上面のラインヘッド配設側にそれぞれ形成された第1リンク取付面41と、対応する前記第1リンク取付面41と同一の仮想面上に位置するようにしてキャリッジ7の上面に垂設された第2リンク取付面42との間にそれぞれ2枚ずつ平行に配設されたリンク板43とからなるリンク機構である。
前記リンク板43は、長手方向の一端部側を前記各第1リンク取付面41に回動自在に軸支され、他端部側を第2リンク取付面42に回動自在に軸支されることにより、第1リンク取付面41の回動軸を中心として、ヘッド取付台31を揺動可能とされている。
また、ヘッド取付台31の長手方向両端部には、図10および図11に示すように、ヘッド取付台31をキャリッジ7側へ付勢するとともに、ヘッド取付台31の長手方向両端部におけるバランスを調整する付勢部材としてのコイルばね44が配設されている。
このように構成された印刷機構3は、サーマルヘッド32をヘッドダウン状態とする際には、ヘッド昇降用モータ37Mを正回転させ、スクリューギア39を回転させることで、コイルばね44によりサーマルヘッド32の長手方向でバランスを保ちながら、ばねプレート34とともにヘッド取付台31を下方へ移動させる。このとき、リンク機構により、ヘッド取付台31が水平状態を保ちつつ若干後方へ引っ張られ、ヘッド取付台31はばねプレート34をスクリュースライドプレート35に対し後方へ摺動させつつ降下することとなる(図10(b)、図11(b)参照)。
逆に、ヘッドアップ状態とする際には、ヘッド昇降用モータ37Mを逆回転し、スクリューギア39を回転させることで、ばねプレート34とともにヘッド取付台31を上方へ移動させる。その際、ヘッド取付台31はばねプレート34をスクリュースライドプレート35に対し前方へ摺動させつつ元の状態に復元することとなる(図10(a)、図11(a)参照)。
また、ディスク保持機構50は、ディスクDを保持するべく、対向配置された一対の爪部材53を備えるキャリア51と、前記キャリア51を筐体4内に収納された前記トレイ本体5Aの上面に対して昇降移動させるキャリア昇降手段63とを有している。
前記キャリア51は、キャリッジ7の前記印刷機構3の前方下面に、一対の爪部材53を結ぶ仮想線をキャリッジ7の搬送方向に直交させるようにして配設されている。
図12および図13に示すように、キャリア51は、ディスクDの直径寸法以上とされた長尺な板状に形成されており、長手方向両端には、それぞれ2つずつの昇降案内孔52が形成され、キャリッジ7の下面に形成された対応する昇降案内ピン8を貫挿させて、キャリア51の昇降が案内するように構成されている。
また、図14に示すように、キャリア51の面内における長手方向両端部近傍にはそれぞれ、キャリア51の幅方向において回動可能に軸部を軸支された爪部材53と、この爪部材53を互いに近接する方向へ付勢する付勢部材としてのコイルばね54とを配設する、略T字状の開口部55が形成されている。
そして、図15に示すように、前記各爪部材53にはそれぞれ、1本の解放用係合爪53Aと2本の保持用可動爪53Bが、コイルばね54により付勢された状態においてトレイ本体5Aが位置する下方へ真っ直ぐに延出するように形成されている。各爪部材53に形成された解放用係合爪53Aは、略円柱状とされ、保持用可動爪よりも長く形成されており、一対の爪部材53に形成された解放用係合爪間の寸法がディスクDの直径寸法以上となるようにして配設されている。また、2本の保持用可動爪53Bは、各爪部材53において、前記両解放用係合爪間を結ぶ仮想線を以て線対称であって、ディスクDの外周縁を係止可能な位置に形成されている。この保持用可動爪53Bの先端は、図15に示すように、ディスクDを爪部材53間に案内可能な傾斜面とする鈎状に形成されている。
そして、各爪部材53は、前記保持用可動爪53Bの先端に形成された傾斜面を、後述するキャリア昇降手段63の駆動によりディスクDの外周縁に対し押圧されることで、図15(a)乃至図15(c)に示すように、爪部材53がコイルばね54の付勢力に抗して互いに離間する方向へ回動して拡開し、ディスクDを鈎部に納める。その後、再び、コイルばね54の付勢力で互いに近接する方向へ回動することで、ディスクDを爪部材53間に保持する。また、印刷機構3の平盤状プラテン3Aの上でディスクDを解放するときは、図15(b)に示すように、前記解放用係合爪53Aを、後述するディスク解放機構57により外方へ開くように案内することで、爪部材53が軸部を以て回動し、ディスクDの外周縁との係合を解除する。
ここで、本実施形態においては、平盤状プラテン3A上で、前記一対の爪部材53によるディスクDの保持を解放させるディスク解放機構57として、ディスクDを保持する前記爪部材53の前記解放用係合爪53Aを係合させる係合部58と、解放用係合爪53Aを当接させた状態で前記キャリア51が水平移動することにより、付勢部材の付勢力に抗して前記爪部材53を互いに離間する方向へ拡開させるように形成された拡開案内部59と、ディスクDを解放した爪部材53が再びコイルばね54により互いに近接する方向へ付勢される復元部60とが形成されている。
本実施形態において、ディスク解放機構57は、図2に示すように、トレイ本体5Aの両側辺に形成されており、前記係合部58は両側辺における前記平盤状プラテン3Aのトレイ5の搬送方向に直交する直径の仮想ライン上に形成された三角形状の切り欠きである。また、前記復元部60は係合部58より前方に位置し、爪部材53とディスクDとの係合が解除される位置に形成された三角形状の切り欠きであり、前記係合部58の切り欠きの開口部側の傾斜辺と、両切り欠き58,60間の側辺部分は前記拡開案内部59として作用する。
ディスク保持機構50のキャリア昇降手段63は、図13および図16に示すように、正逆回転するキャリア昇降用モータ63Mと、先端を前記キャリア51の長手方向中央に形成されたねじ穴に固定されたスクリューナット(図示せず)に螺合させ、ギア群を介して伝達される前記キャリア昇降用モータ63Mの回転力により正逆方向に回転し、キャリア51をキャリッジ7から接離させるスクリューギア65とを備えている。
なお、ディスク装着部2Aを有するドライブ駆動手段は、ディスク装着部2Aに装着されたディスクDの有無を検出可能なセンサ(図示せず)と、前記ディスク装着部2Aに装着されたディスクDを回転駆動するディスク回転駆動機構と、前記ディスク回転駆動機構により回転駆動されるディスクDに対して情報の記録/再生を行うピックアップ機構と、前記ピックアップ機構を前記ディスクDの内外周に亘って送り動作させるピックアップ送り機構とを具備した公知の構成とされている。
そして、本実施形態のレーベルプリンタ1は、トレイ搬送手段、ドライブ駆動手段、印刷手段30の他、ヘッド昇降手段37のヘッド昇降用モータ37Mと、キャリア昇降手段63のキャリア昇降用モータ63M、および、キャリッジ搬送手段70のキャリッジ搬送モータ70M等の駆動を制御する制御手段(図示せず)とを備えている。制御手段とは、ユーザからの操作入力等に基づいて前記各手段に対して情報を生成して送るものであり、例えば装置の空隙部に配設されたCPUや制御ボードである。
本実施形態のレーベルプリンタ1の制御手段は、該レーベルプリンタ1が組み入れられる電子機器のCPUをシステム制御部として利用する。前記制御手段は、トレイ搬送手段の駆動を制御するトレイ制御部、ドライブ駆動手段の駆動を制御するODD制御部、前記印刷手段30のサーマルヘッド32への通電を制御するプリンタ制御部、ヘッド昇降用モータ37Mの駆動を制御するヘッド昇降制御部、キャリア昇降用モータ63Mの駆動を制御するキャリア昇降制御部、および、キャリッジ搬送モータ70Mの駆動を制御するキャリッジ搬送制御部と接続されている。
また、本実施形態において用いるディスクDは、そのレーベル面DLに、透明シートからなる基材に異なる温度域での加熱でそれぞれ発色する複数の発色層が設けられた公知の構成のカラー記録用の感熱ディスクDが貼設されている。この感熱ディスクDとしては、例えば、特表2004−570576号公報や特開2002−370455号公報に開示されるような、シート状の感熱ディスクDを用いることができる。
以下、本実施形態における印刷指令時のディスク移送に関する制御を説明する。なお、本実施形態のレーベルプリンタ1で所望の画像を印刷する場合は、レーベル面DLにシート状のカラー記録用の感熱ディスクDが貼設されたディスクDが筐体4内のディスク装着部2Aに装着された状態となっていることを前提とする。
すなわち、該レーベルプリンタ1のピックアップ機構を用いて前記ディスクDに対する情報の記録/再生を行った後に、続けて所望の画像を印刷する場合には、ディスク装着部2Aには既にディスクDが装着されている。よって、プリンタ制御部は、前記ODD制御部から、ディスクDが装着されている旨の情報を受信し、この状態から印刷の為の制御を開始する。
また、該レーベルプリンタ1を用いた所望の画像の印刷のみを行なう場合には、制御手段は、トレイ制御部により、前記トレイ搬送手段を駆動させ、トレイ本体5Aを筐体4外に延出させ、ユーザーがディスク装着部2AにディスクDを装着した後、再び、前記トレイ搬送手段を駆動させて、トレイ本体5Aを筐体4内に収納する。そして、プリンタ制御部は、前記ODD制御部から、ディスクDが装着されている旨の情報を受信し、この状態から印刷の為の制御を開始する。
ディスクDをディスク装着部2Aから平盤状プラテン3Aに載せ替えるための制御:
前記制御手段は、ユーザから所望の記録情報に基づく印刷指令を受け、ディスク装着部2AにディスクDが装着されていることを確認すると、キャリッジ搬送制御部によりキャリッジ搬送モータ70Mを正回転させ、走行ベルト7を搬送することにより、前記キャリア51の爪部材53がディスク装着部2Aの直上部に位置するようにキャリッジ7を前方へ向けて搬送する。なお、キャリッジ7の待機位置(キャリッジ原点)は、筐体4の最奥部とし、その搬送量の制御は、キャリッジ搬送モータ70Mの回転数(ステップ数)に基づいてで管理する。
続いて、キャリア昇降制御部により、キャリア昇降手段63のキャリア昇降用モータ63Mを正回転させて、スクリューギア65を回転させ、キャリッジ7の裏面に最も近接した位置であるキャリア原点にあるキャリア51を、前記トレイ本体5Aのディスク装着部2Aに装着されたディスクDの上面へ下降させる。そして、一対の爪部材53における保持用可動爪53Bの先端に形成された傾斜面をディスクDの外周縁に押圧し、爪部材53をコイルばね54の付勢力に抗して互いに離間する方向へ回動させ、爪部材53間を拡開させて、保持用可動爪53BにディスクDを納め、再び、コイルばね54の付勢力で爪部材53を互いに近接する方向へ回動させることで、図14(a)、図17(a)に示すように、ディスクDを爪部材53間に保持する。なお、このときの下降量は、予め、ディスクDに前記爪部材53が係合するように定められた下降量とする。
続いて、キャリア昇降制御部により、キャリア昇降手段63のキャリア昇降用モータ63Mを逆回転させて、スクリューギア65を回転させ、爪部材53によりディスクDを保持したキャリア51をキャリア原点にまで上昇させる。その際に、ディスクDのディスク装着部2Aに配設されたスピンドル2Aに対する嵌合を解く。
そして、キャリッジ搬送制御部によりキャリッジ搬送モータ70Mを逆回転させ、走行ベルト77を逆搬送することにより、前記キャリア51が平盤状プラテン3Aの直上に位置するように、キャリッジ7を筐体4の後方へ向けて搬送する。
続いて、キャリア昇降制御部により、キャリア昇降手段63のキャリア昇降用モータ63Mを正回転させて、スクリューギア65を回転させ、ディスクDを保持したキャリア51を、前記トレイ本体5Aの平盤状プラテン3Aの上面へ下降させる。このとき、ディスクDを保持する保持用可動爪53Bは、平盤状プラテン3Aに形成された切り欠き3Bに進入し、解放用係合爪53Aは解放機構の係合部58としての切欠き内に位置する。
この状態で、キャリッジ搬送制御部によりキャリッジ搬送モータ70Mを正回転させて走行ベルト77を正搬送させ、キャリッジ7を、ディスク解放機構57の復元部60が形成されている、筐体4の前方へ搬送する。
このとき、解放用係合爪53Aが係合部58から拡開案内部59へと案内され、前記キャリア51が水平移動することにより、図14(b)に示すように、一対の爪部材53はそれぞれ付勢部材の付勢力に抗して前記爪部材53を互いに離間する方向へ拡開する。そして、キャリッジ7が前記復元部60が形成された位置まで搬送されたときには、図17(b)に示すように、保持用可動爪53BによるディスクDの保持は完全に解放される。前記解放用係合爪53Aが復元部60に係合し、ディスクDを解放した爪部材53が再び付勢部材により互いに近接する方向へ付勢される。
そして、キャリア昇降制御部により、キャリア昇降手段63のキャリア昇降用モータ63Mを逆回転させて、スクリューギア65を回転させ、爪部材53によるディスクDの保持を解放したキャリア51をキャリア原点にまで上昇させるとともに、キャリッジ搬送制御部によりキャリッジ搬送モータ70Mを逆回転させて走行ベルト77を逆搬送させ、キャリッジ7をキャリッジ原点に戻す。
印刷に関する制御:
平盤状プラテン3AにディスクDが載置されたら、キャリッジ7搬送制御部によりキャリッジ搬送モータ70Mを正回転させ、走行ベルト77を搬送することにより、前記印刷手段30のサーマルヘッド32が平盤状プラテン3Aに戴置されたディスクDの後方端部近傍の印刷頭出し位置の直上に位置するようにキャリッジ7を後方へ向けて搬送する。
続いて、ヘッド昇降制御部により、ヘッド昇降手段37のヘッド昇降用モータ37Mを正回転させて、スクリューギア39を回転させ、キャリッジ7の裏面に最も近接した位置であるヘッド原点にあるヘッド取付台31を下降させ、前記トレイ本体5Aの平盤状プラテン3Aに戴置されたディスクDのレーベル面DLに対し、サーマルヘッド32を当接させる。
そして、キャリッジ搬送制御部によりキャリッジ搬送モータ70Mを正回転させ、走行ベルト77を搬送することにより、キャリッジ7を前方へ向けて搬送するとともに、前記プリンタ制御部によりサーマルヘッド32に対する通電を制御することにより、所望の印刷を得る。
このとき、本実施形態においては、リンク機構を設けたことによりサーマルヘッド32は水平状態を保ったまま下降し、しかも、ヘッド取付台31の両端部に配設された付勢部材により、スクリューギア39が配設されたヘッド取付台31の中央部と中央から離間した位置との間でヘッド取付台が上下方向に対して斜めになり、圧接圧の差が生じるような不具合を解消して、サーマルヘッド32はレーベル面DLに平行かつ均等な荷重をかけて圧接するので、印画濃度にばらつきが生じることもなく、良好な印刷結果を得ることができる。また、キャリッジ7は、自らが支承されている2本のシャフト6の近傍を、走行ベルト77により引っ張られて搬送される。このとき、キャリッジ7はその両端において、同じスピードで同じ搬送量だけ引っ張られ、平行に搬送されることとなる。このように、シャフト6近傍を走行ベルト77で牽引することで、走行ベルト77とシャフト6との間でモーメントの作用を極小化することができ、シャフト6に対するこじりなども防止することができる。
ディスクDを平盤状プラテン3Aからディスク装着部2Aに載せ替えるための制御:
印刷が終了したら、ヘッド昇降制御部により、ヘッド昇降手段37のヘッド昇降用モータ逆回転させて、スクリューギア39を逆回転させ、ヘッド取付台31を上昇させてヘッド原点へ戻す。
そして、キャリッジ搬送制御部によりキャリッジ搬送モータ70Mを逆回転させ、走行ベルト77を逆搬送することにより、前記キャリア51が平盤状プラテン3Aの直上に位置するように、キャリッジ7を筐体4の後方へ向けて搬送する。
続いて、キャリア昇降制御部により、キャリア昇降手段63のキャリア昇降用モータ63Mを正回転させてスクリューギア65を回転させ、キャリア51を、前記トレイ本体5Aの平盤状プラテン3Aの上面へ下降させる。そして、一対の爪部材53における保持用可動爪53Bの先端に形成された傾斜面を、印刷が施されたディスクDの外周縁に押圧し、爪部材53をコイルばね54の付勢力に抗して互いに離間する方向へ回動させ、爪部材間を拡開させて、保持用可動爪53BにディスクDを納め、再び、コイルばね54の付勢力で爪部材53を互いに近接する方向へ回動させ、ディスクDを爪部材53間に保持する。
このとき、ディスクDを保持する保持用可動爪53Bは、平盤状プラテン3Aに形成された切欠き3Bに進入し、解放用係合爪53Aはディスク解放機構57の係合部58としての切欠き内に位置する。
そして、キャリア昇降制御部により、キャリア昇降手段63のキャリア昇降用モータ63Mを逆回転させて、スクリューギア65を回転させ、爪部材53によりディスクDを保持したキャリア51をキャリア原点にまで上昇させる。
次に、キャリッジ搬送制御部によりキャリッジ搬送モータ70Mを正回転させ、走行ベルト77を正搬送することにより、前記キャリア51がディスク装着部2Aの直上に位置するように、キャリッジ7を筐体4の前方へ向けて搬送する。
続いて、キャリア昇降制御部により、キャリア昇降手段63のキャリア昇降用モータ63Mを正回転させて、スクリューギア65を回転させ、ディスクDを保持したキャリア51を、前記トレイ本体5Aのディスク装着部2Aの上面へ下降させるとともに、前記スクリューギア65の推力でキャリア51を下方へ押しつけ、ディスクDの中心孔をドライブ駆動手段のスピンドル2Aに嵌着させる。
この状態で、キャリッジ搬送制御部によりキャリッジ搬送モータ70Mを逆回転させて走行ベルト77を逆搬送させ、キャリッジ7を、筐体4の後方へ一定の搬送量だけ搬送する。
このとき、一対の爪部材53は、キャリッジ7の移動により、ディスクDの外周縁を保持している保持用可動爪53B53Bのうち、前方に位置する保持用可動爪53Bは、外周縁に沿って付勢部材の付勢力に抗して互いに離間する方向へ拡開し、ディスクDの保持を解放する。
そして、キャリア昇降制御部により、キャリア昇降手段63のキャリア昇降用モータ63Mを逆回転させて、スクリューギア65を回転させ、爪部材53によるディスクDの保持を解放したキャリア51をキャリア原点にまで上昇させるとともに、キャリッジ搬送制御部によりキャリッジ搬送モータ70Mを逆回転させて走行ベルト77を逆搬送させ、キャリッジ7をキャリッジ原点に戻す。
その後、トレイ制御部によりトレイ搬送手段を駆動させ、トレイ本体5Aを筐体4外に排出させ、印刷が施されたディスクDを回収する。
なお、本発明は、前述した実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
例えば、本発明のレーベルプリンタは、USB等によって前記電気機器と接続される外部接続型のレーベルプリンタとしてもよい。
また、本実施形態においては、印刷後のディスクの回収を、ディスクを再びディスク装着部に戻した状態で行なう制御としたが、印刷が終了し、平盤状プラテン上にディスクが載置されている状態でトレイの排出を行うようにすることも可能である。
1 レーベルプリンタ
2 ODD(ディスク駆動装置)
2A ディスク装着部
2B スピンドル
3 印刷機構
3A平盤状プラテン
3B 切欠き
4 筐体
5 トレイ
5A トレイ本体
6 シャフト
7 キャリッジ
7A キャリッジ本体
7B 軸受け
7C ベルト固定部
7M キャリッジ搬送モータ
8 昇降案内ピン
30 印刷手段
31 ヘッド取付台
32 サーマルヘッド
34 ばねプレート
34A スライドレール部
35 スクリュースライドピレート
36 コイルばね
37 ヘッド昇降手段
37M ヘッド昇降用モータ
38ギア群
39スクリューギア
40 水平保持機構
41 第1リンク取付面
42 第2リンク取付面
43 リンク板
44 コイルばね
50 ディスク保持機構
51 キャリア
52 昇降案内孔
53 爪部材
53A 解放用係合爪
53B 保持用可動爪
54 コイルばね
55 開口部
57 ディスク解放機構
58 係合部
59 拡開案内部
60 復元部
63 キャリア昇降手段
63M キャリア昇降用モータ
64 ギア群
65 スクリューギア
70 キャリッジ搬送手段
71…76 プーリ
77 走行ベルト
78 駆動プーリギア
D ディスク
DL レーベル面

Claims (10)

  1. 矩形平板状とされたトレイ本体の上面における一端側に、円盤状の記録媒体に対して情報の記録/再生を実行するドライブ駆動手段のディスク装着部が配設され、他端側に、前記記録媒体のレーベル面に所望の画像を印刷する際に前記記録媒体を載置する平盤状プラテンが配設されたトレイと、
    プリンタ筐体の端壁に形成された開口部から外方へ前記トレイの一端側を延出させて前記ディスク装着部に記録媒体を着脱可能とする延出位置と前記プリンタ筐体内において前記記録媒体に対する情報の記録/再生または前記記録媒体のレーベル面に対する所望の画像の印刷を可能とする収納位置との間で、前記トレイ本体を搬送するトレイ搬送手段と、
    サーマルヘッドに通電可能とされた印刷手段、前記サーマルヘッドを前記平盤状プラテンに載置された記録媒体のレーベル面に接離させるヘッド昇降手段を有し、プリンタ筐体内におけるトレイ本体の収納位置の上方に配設される印刷機構と、
    該記録媒体の前記トレイ本体の搬送方向と直交する方向に対向配置され、付勢部材によって互いに近接する方向へ付勢され、ディスクを保持可能とされた一対の爪部材を備え、ディスクを保持可能とするキャリア、および、前記キャリアを筐体内に収納された前記トレイ本体の上面に対して昇降移動させるキャリア昇降手段を有するディクス保持機構と、
    前記爪部材に対する付勢部材の付勢力に抗してディスクの保持を解放させるディスク解放機構と、
    前記印刷機構およびディスク保持機構を備えたキャリッジを、前記トレイ本体の搬送方向に延在させて配設された2本のシャフトに案内されて往復移動させるキャリッジ搬送手段と、
    前記各手段の駆動を制御する制御手段とを備えていることを特徴とするレーベルプリンタ。
  2. 前記印刷機構のヘッド昇降手段は、正逆回転するヘッド昇降用モータと、先端部をヘッド取付台の中央に接続され、伝達される前記ヘッド昇降用モータの回転力による正逆方向への回転に伴いヘッド取付台をキャリッジから接離させるスクリューギアとを備えている請求項1に記載のレーベルプリンタ。
  3. 前記印刷機構のヘッド昇降手段は、サーマルヘッドを下方へ向けて取り付けたヘッド取付台を水平状態で保持する水平保持機構を備えている請求項1または請求項2に記載のレーベルプリンタ。
  4. 前記水平保持機構は、ヘッド取付台の長手方向両端部上面のラインヘッド配設側にそれぞれ形成された第1リンク取付面と、対応する前記第1リンク取付面と同一の仮想面上に位置するようにしてキャリッジの上面に垂設された第2リンク取付面との間にそれぞれ2枚ずつ平行に配設されたリンク板とからなるリンク機構であって、前記リンク板は、長手方向の一端部側を前記各第1リンク取付面に回動自在に軸支され、他端部側を第2リンク取付面に回動自在に軸支されることにより、第2リンク取付面の回動軸を中心として、ヘッド取付台を昇降可能とされている請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のレーベルプリンタ。
  5. ヘッド取付台の長手方向両端部に配設され、ヘッド取付台をキャリッジ側へ付勢するとともに、ヘッド取付台の長手方向両端部におけるバランスを調整する付勢部材を備えている請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のレーベルプリンタ。
  6. 前記ディスク解放機構には、前記キャリッジ搬送手段によりキャリッジを水平移動させることにより、一対の爪部材を付勢部材の付勢力に抗して互いに離間する方向へ拡開させるように形成された拡開案内部が形成されている請求項1乃至5のいずれか1項に記載のレーベルプリンタ。
  7. 前記爪部材は、前記拡開案内部を摺動する解放用係合爪と、ディスクの外周縁に係合してディスクを保持可能とされた保持用可動爪とからなることを特徴とする請求項6に記載のレーベルプリンタ。
  8. 前記ディスク保持機構のキャリア昇降手段は、正逆回転するキャリア昇降用モータと、先端部をキャリアの中央に接続され、伝達される前記キャリア昇降用モータの回転力による正逆方向への回転に伴い、キャリアをキャリッジに対し接離させるように伸縮するリードスクリューギアとを備えている請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載のレーベルプリンタ。
  9. 前記キャリッジ搬送手段は、複数個のプーリと、前記複数個のプーリに掛け回された無端状の走行ベルトと、走行ベルトに噛合するギアを回転させることにより走行ベルトを正逆方向に搬送可能とされた駆動手段とからなり、前記走行ベルトは、前記トレイ本体の搬送方向に沿って、キャリッジの往復動距離以上の距離で、同時に同方向へ平行に移動する2本の引き回し経路が、前記2本のシャフトの近傍にそれぞれ1本ずつ形成されるようにプーリ間に配設されており、
    前記キャリッジは、キャリッジの往復動距離以上の距離で、同時に同方向へ平行に移動する2本の引き回し経路を走行される走行ベルトに対し、サーマルヘッドがキャリッジの搬送方向に直交し、爪部材を結ぶ仮想線がキャリッジの搬送方向に直交するようにして固定されている請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載のレーベルプリンタ。
  10. 前記プーリの内1つのプーリは、付勢部材によって、巻回された走行ベルトを張設させる方向へ付勢させるように配設されている請求項9に記載のレーベルプリンタ。
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