JPWO2002082435A1 - 記憶装置及びそのフォーカス制御方法 - Google Patents

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JPWO2002082435A1
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Abstract

対物レンズを目標位置付近まで移動させるための指示を出力するフォーカスサーチ制御部は、対物レンズを徐々に目標位置にまで接近するように移動させる位置軌道を発生する軌道生成部とを備える。軌道生成部から出力される位置軌道は、レンズ移動部により移動する対物レンズの加速度変化を滑らかにしてレンズ移動部の有する共振周波数成分が除去あるいは減衰されている。位置軌道は、例えば時間の3次以上の関数で定義される。

Description

技術分野
本発明は、ディスクのトラック上に情報の記録及び又は再生を行う記憶装置及びそのフォーカス制御方法に関し、特に、対物レンズを焦点位置付近に引き込むフォーカスサーチ制御機能を備えた記憶装置及びフォーカス制御方法に関する。
背景技術
従来のカートリッジ型光ディスクを使用する光ディスク装置では、正確な記録再生を行なうため、レーザー光の焦点がディスクの記録膜面上に結ぶように、フォーカスサーボが行なわれる。フォーカスサーボでは、フォーカスエラー信号をフィードバックすることにより、対物レンズと光ディスクとの距離を一定に保つよう対物レンズが制御される。
ところが、フォーカスエラー信号が、光ディスクに対する対物レンズの軸方向相対位置を表わす線形な誤差信号として機能するのは、±1μm程度と非常に狭い領域であり、この領域内に機構部をあらかじめ精度よく設置することは非常に困難である。
したがって、光ディスクを投入した時にフォーカスサーボを行なうためには、フォーカスエラー信号の線形領域にまで対物レンズを移動させるためのフォーカスサーチ制御を行なう必要がある。
従来は、フォーカスエラー信号の線形領域から十分に離れた位置から、対物レンズを徐々にフォーカス点に近づけていき、フォーカスエラー信号が所定の範囲内に入ったところでフォーカスサーボループを閉じるという方法でフォーカスサーチ制御を行なっていた。
図1は、従来の光ディスク装置のフォーカス機構およびフォーカス制御系の概要を示すブロック図である。光ディスク264は、図示しないスピンドルモータによって矢印X−X方向を軸とした回転運動を行なう。可動ヘッド262は、矢印Y−Y方向、即ち光ディスク264の径方向に移動可能となっており、その内部には、例えば1対の板ばね266を介して、レンズホルダ268に固定された対物レンズ270が搭載されている。レンズホルダ268にはフォーカスコイル272が取り付けられており、可動ヘッド内部に固定された図示しない永久磁石から発生される磁界と、フォーカスコイル272に流れる電流との相互作用により、対物レンズ270を矢印X−Xの方向に移動させる。立ち上げミラー274は、光ディスク264の径方向に照射される固定ヘッド276からのビーム光を、軸方向へと反射させる。そのビーム光は、対物レンズ270によって光ディスク264の記録膜面上に集光される。光ディスク264からの反射光は、再び立ち上げミラー274で反射され、固定ヘッド276へと戻される。
固定ヘッド276は、内部にレーザーダイオード278、コリメータレンズ280、ビームスプリッタ284、検出レンズ286、フォトディテクタ288を有している。レーザーダイオード278から出射したレーザー光は、コリメータレンズ280を介してビームスプリッタ284で反射され、可動ヘッド262へと入射される。また、可動ヘッド262からの出射光は、ビームスプリッタ284を透過し、検出レンズ286を介してフォトディテクタ288上に集光される。フォトディテクタ288は例えば4分割フォトダイオードで構成され、そこから出力される電流が、フォーカスエラー信号生成回路290にてフォーカスエラー信号となる。
フォーカスエラー信号は、一般に図2の点線のようになり、対物レンズ270からのレーザー光が光ディスク264の記録膜面上で焦点を結ぶ時、S字カーブと呼ばれる信号となって発生する。図2の横軸方向は、焦点位置312を基準として、対物レンズ270が光ディスク264から遠ざかる向きを示している。ここで、図2の点310−点314の部分、即ちフォーカスエラー信号におけるS字のピーク間においてほぼ線形となる部分を、対物レンズ270と焦点位置312との誤差信号として使用することができる。
フォーカスサーチを行なう際、初期状態として、焦点位置から十分に離れた位置に対物レンズ270を定位させておく。例えば、板ばね266のつりあい位置において対物レンズ270が焦点位置付近に存在する場合、フォーカス電流駆動回路304にフォーカスコイル272の駆動電流を指示して、焦点位置付近から遠ざけておく。また、板ばね266のつりあい位置において、対物レンズ270が焦点位置付近から十分に離れた位置に存在する場合は、フォーカス電流駆動回路304にゼロを入力すれば良い。このときの初期電流値は、ランプ回路300から指示され、選択回路302は、ランプ回路300の出力を選択した状態となっている。
フォーカスサーチが開始されると、対物レンズ270が一定速度で焦点位置312に近づくように、ランプ回路300から、時間に対する一次関数信号が出力され、選択回路302を介してフォーカス電流駆動回路304によって、フォーカスコイル272の電流が制御される。ここで、フォーカスコイル272を備えたフォーカスアクチュエータは、直流電流に対して比例した変位を出力する周波数特性を有しているため、ランプ回路300からの指示どおり、入力時間に対する一次関数で変位することになる。したがって、対物レンズ270は一定速度で焦点位置に接近して行き、やがて焦点位置付近でフォーカスエラー信号生成回路290から、図2のようなフォーカスエラー信号のS字カーブが出力されることになる。
ここで、まず第1の比較器294がフォーカスエラー信号を監視し、これが図2の点306で示されるような一定電圧レベルを上回った時に、第2の比較器296に対して動作開始の指示を出力する。第2の比較器296では続いてフォーカスエラー信号を監視し、点308のような一定電圧レベルを下回った時に、第3の比較器298に対して動作開始の指示を出力する。第3の比較器298では続いてフォーカスエラー信号を監視し、点312となる焦点位置に相当する電圧レベルを下回った時に選択回路302に対して切り替え指示を出力する。ここでフォーカス電流駆動回路304への入力は、ランプ回路300の出力から位相補償回路292の出力へと切り替えられる。位相補償回路292では、焦点付近のフォーカスエラー信号、即ち対物レンズ270の位置誤差信号が入力され、閉ループとなった際に制御系が安定となるように位相進み遅れなどの位相補償フィルタ処理やゲイン処理が施され、対物レンズ270が常に焦点位置に定位するようなフォーカスサーボ制御系が構成される。
このようなフォーカスサーチ制御を行なった場合、ランプ回路300からの指示は、対物レンズ270を一定速度で移動させる指示となっている。しかしながら、この方法では、フォーカスサーチ開始時において、速度がステップ状に変化するため、加速度がインパルス状になる。これを図3に示す。図3(A)(B)(C)の横軸は時間を表わし、縦軸は図3(C)が対物レンズの変位、図3(B)が対物レンズの速度、図3(C)が対物レンズの加速度である。
時刻ゼロにおいてフォーカスサーチが開始となり、ランプ回路300から図3(A)のランプ状の電流指示が出力される。この瞬間、図3(B)対物レンズ270の速度はゼロからνにステップ変化し、これによって対物レンズ270に作用する加速度は図3(C)のようにインパルス信号となる。このことは、フォーカスアクチュエータの発生加速度が、高周波成分を含むことを意味している。
図4はフォーカスアクチュエータの周波数特性であり、図4(A)の横軸は周波数、縦軸は単位電流入力に対する変位のゲイン(感度)であり、。また図4(B)の横軸は周波数、縦軸は位相角である。フォーカスアクチュエータの周波数特性における70Hzでのピークは、アクチュエータの主共振を示しており、これより低い周波数では電流に対して一定ゲイン、即ち電流に比例した変位を出力する。これに対し70Hzの電流入力があると、それ以下の周波数の電流入力よりも15dB以上の感度となり、対物レンズは発振を起こしてしまう。
この様子を図5に示す。図5(A)はフォーカスエラー信号、図5(B)はフォーカス電流、図5(C)は対物レンズ相対位置、図5(D)は対物レンズ相対速度を示している。図5(B)の点316はフォーカスサーチ開始時、点318は焦点検出時を表わしており、また、図中の実線は点318においてフォーカスサーボを開始した場合の軌道、点線は点318においてフォーカスサーボを開始しなかった場合の軌道、更に図5(C)、(D)における一点鎖線はそれぞれ目標としていた位置軌道および速度軌道を表わしている。このようにフォーカスサーチ電流はランプ変化であっても、実際の位置軌道および速度軌道にはフォーカスアクチュエータの共振が大きく影響を及ぼしてしまい、目標軌道からは大きく隔たってしまうことが分かる。このことは、安定したフォーカスサーチに対して多大なる悪影響を及ぼす。フォーカスエラー信号は、誤差信号として使用できる範囲が限られているため、設計値を超えた初期速度の影響により、フォーカスサーボ開始時の過渡応答で大きなオーバーシュートが発生してしまうと、正常なフィードバック制御が動作しなくなる。このことは、将来的に光ディスク装置の大容量化の要素として短波長光源が採用された場合に、さらなるフォーカスエラー信号使用範囲の狭隘化が進むことを考慮すると、致命的な問題になると言える。
本発明は、共振を持ったフォーカスアクチュエータであっても、その影響を最小限にとどめ、目標とした速度で対物レンズの移動を行なうことのできるフォーカスサーチ制御機能を備えた光ディスク装置などの記憶装置及びそのフォーカス制御方法を提供することを目的とする。
発明の開示
本発明は、光軸方向に対物レンズを移動させるレンズ移動部と、対物レンズの目標位置誤差を検知するフォーカス誤差検出部と、対物レンズを目標位置付近まで移動させるための指示を出力するフォーカスサーチ制御部と、対物レンズを目標位置に対して追従させるためのフォーカスサーボ制御部と、フォーカスサーチ制御部に設けられ、前記対物レンズを徐々に目標位置にまで接近するように移動させる位置軌道を発生する軌道生成部とを備えた記憶装置であって、軌道生成部から出力される位置軌道は、レンズ移動部により移動する対物レンズの加速度変化を滑らかにしてレンズ移動部の有する共振周波数成分が除去あるいは減衰されていることを特徴とする。
また本発明は、対物レンズを光軸方向に移動させるフォーカスアクチュエータと、焦点付近での前記対物レンズの変位を検出するフォーカスエラー信号検出回路と、対物レンズを焦点付近まで移動させるための指示を出力するフォーカスサーチ制御部と、対物レンズを焦点位置に対して追従させるためのフォーカスサーボ制御部と、フォーカスサーチ制御部に設けられ、対物レンズを徐々に目標位置にまで接近するように移動させる位置軌道を発生する軌道生成部とを備えた記憶装置であって、軌道生成部から出力される位置軌道は、レンズ移動部により移動する対物レンズの加速度変化を滑らかにしてレンズ移動部の有する共振周波数成分が除去あるいは減衰されていることを特徴とする。
ここで軌道生成部から出力される位置軌道は、時間の3次以上の関数で定義される。また軌道生成部から出力される位置軌道は、三角関数の組み合わせで定義されるものであっても良い。更に、軌道生成部から出力される位置軌道は、より一般的には、時間の2階微分が連続となる任意の関数で定義される。
このように本発明は、フォーカスアクチュータに入力するフォーカスサーチ電流を、対物レンズの目標加速度が連続的に変化するような目標軌道で定義してフォーカス引き込み制御を行うため、フォーカスアクチュエータに対して高周波成分の外力が作用するのを避けることが可能となり、フォーカスアクチュエータの共振の影響を最小限にとどめる。このためフォーカス点検出時における対物レンズの速度を予定した最適値にでき、安定したフォーカスサーボへの移行を行なうことができる。
また本発明は、光軸方向に対物レンズを移動させるレンズ移動部と、対物レンズの目標位置誤差を検知するフォーカス誤差検出部と、対物レンズを目標位置付近まで移動させるための指示を出力するフォーカスサーチ制御部と、対物レンズを目標位置に対して追従させるためのフォーカスサーボ制御部とを備えた記憶装置のフォーカス制御方法を提供するものであり、対物レンズを徐々に目標位置にまで接近するように移動させる位置軌道を発生し、この位置軌道はレンズ移動部により移動する対物レンズの加速度変化を滑らかにしてレンズ移動部の有する共振周波数成分が除去あるいは減衰されていることを特徴とする。
更に本発明は、対物レンズを光軸方向に移動させるフォーカスアクチュエータと、焦点付近での前記対物レンズの変位を検出するフォーカスエラー信号検出回路と、対物レンズを焦点付近まで移動させるための指示を出力するフォーカスサーチ制御部と、対物レンズを焦点位置に対して追従させるためのフォーカスサーボ制御部とを備えた記憶装置のフォーカス制御方法を提供するものであり、対物レンズを徐々に目標位置にまで接近するように移動させる位置軌道を発生し、この位置軌道は対物レンズ移動部により移動する対物レンズの加速度変化を滑らかにして前記レンズ移動部の有する共振周波数成分が除去あるいは減衰されていることを特徴とする。
発明を実施するための最良の形態
図6及び図7は、本発明の記憶装置としての光ディスクドライブのブロック図であり、記憶媒体として光磁気ディスク(MO)カートリッジを例にとっている。光ディスクドライブは、コントローラ10とエンクロージャ12で構成される。コントローラ10には全体的な制御を行うMPU14、ホストとの間のやり取りを行うインタフェースコントローラ16、媒体のリード、ライトに必要なフォーマッタやECC機能を備えた光ディスクコントローラ(ODC)18及びバッファメモリ20を備える。光ディスクコントローラ18に対しては、ライト系統としてエンコーダ22、レーザダイオード制御回路24、レーザダイオードユニット30が設けられる。また光ディスクコントローラ18に対するリード系統としてディテクタ32、ヘッドアンプ34、リードLSI回路28、デコーダ26が設けられる。ディテクタ32は光磁気ディスクからの戻り光を受光し、ヘッドアンプ34を介してID信号とMO信号をリードLSI回路28に出力する。リードLSI回路28は入力したID信号及びMO信号からリードクロックとリードデータを作成し、デコーダ26に出力する。
MPU14に対しては温度センサ36で検出した装置内の環境温度が入力され、環境温度に基づきレーザダイオードユニット30における発光パワーを最適化する。更にMPU14はドライバ38を介してスピンドルモータ40を制御し、またドライバ42を介して電磁石44を制御する。電磁石44はMOカートリッジを使用した記録及び消去時に外部磁界を供給し、また1.3GBのMOカートリッジにおける超解像度光磁気媒体(MSR媒体)の場合には再生時にも外部磁界を供給する。
DSP15はサーボエラー信号に基づいてヘッドアクチュエータに搭載した対物レンズを光磁気ディスクに対しての目標位置に位置付けるサーボ制御を行う。このサーボ制御は、対物レンズを媒体の目標トラック位置に位置付けるトラック制御と、対物レンズを媒体に対し焦点位置に制御するフォーカス制御の2つの機能を持つ。フォーカス制御には、媒体投入時に対物レンズを焦点位置付近に引き込むフォーカスサーチ制御が含まれる。このサーボ制御に対応してフォトディテクタ46、フォーカスエラー信号生成回路90、トラックエラー信号生成回路50、トラックゼロクロス回路(TZC回路)52が設けられる。フォーカスエラー生成回路90は、例えばフォーカス光学系としてナイフエッジ法によってフォーカスエラー信号を作成する。DSP15は、フォーカス制御についてはフォーカス電流駆動回路104によりフォーカスアクチュエータ56を駆動し、対物レンズを光軸方向の焦点位置付近に引き込むフォーカスサーチ制御を経てフォーカスサーボをオンすることで対物レンズを焦点位置に制御する。またトラック制御についてはドライバ58によりVCMを用いたヘッドアクチュエータ60を駆動し、対物レンズを媒体上の目標トラックセンタに位置付ける。
図8は、図6及び図7の光ディスクドライブにおけるフォーカス機構およびフォーカス制御系のブロック図である。光ディスク64は、図示しないスピンドルモータよって矢印X−X方向を軸とした回転運動を行なう。可動ヘッド62は、矢印Y−Y方向、即ち光ディスク64の径方向に移動可能となっており、その内部には、例えば1対の板ばね66を介して、レンズホルダ68に固定された対物レンズ70が搭載されている。レンズホルダ68にはフォーカスコイル72が取り付けられており、可動ヘッド内部に固定された図示しない永久磁石から発生される磁界と、フォーカスコイル72に流れる電流との相互作用により、対物レンズ70を矢印X−Xの方向に移動させる。また、立ち上げミラー74は、光ディスク64の径方向に照射される固定ヘッド76からのビーム光を、軸方向へと反射させる。そのビーム光は、対物レンズ70によって光ディスク64の記録膜面上に集光される。光ディスク64からの反射光は、再び立ち上げミラー74で反射され、固定ヘッド76へと戻される。
固定ヘッド76は、内部にレーザーダイオード78、コリメータレンズ80、ビームスプリッタ84、検出レンズ86、フォトディテクタ46を有している。レーザーダイオード78から出射したレーザー光は、コリメータレンズ80を介してビームスプリッタ84で反射され、可動ヘッド62へと入射される。また、可動ヘッド62からの出射光は、ビームスプリッタ84を透過し、検出レンズ86を介して、フォトディテクタ46上に集光される。フォトディテクタ46はたとえば4分割フォトダイオードで構成され、そこから出力される電流が、フォーカスエラー信号生成回路90にてフォーカスエラー信号となる。フォーカスエラー信号は、図2に示したようにS字カーブと呼ばれる信号となって発生し、点310−点314の部分、即ちフォーカスエラー信号におけるS字のピーク間においてほぼ線形となる部分を、対物レンズ70と焦点位置との誤差信号として使用する。
フォーカスサーチ制御及びフォーカス制御は、DSP15のプログラム制御で実現される位相補償回路92、第1の比較器94、第2の比較器96、第3の比較器98、軌道生成回路100、選択回路102により行われ、フォーカス電流駆動回路104によりフォーカスアクチュエータのフォーカスコイル72に駆動電流を流し、対物レンズ70をX−X軸方向に移動する。
光ディスクドライブに対するMOカートリッジの投入直後に行われるフォーカスサーチ制御は、初期状態として焦点位置から十分に離れた位置に対物レンズ70を定位させておく。例えば、板ばね66のつりあい位置において対物レンズ70が焦点位置付近に存在する場合、フォーカス電流駆動回路104にフォーカスコイル72の駆動電流を指示して、焦点位置付近から遠ざけておく。また、板ばね66のつりあい位置において、対物レンズ70が焦点位置付近から十分に離れた位置に存在する場合は、フォーカス電流駆動回路104にゼロを入力すれば良い。このときの初期電流値は、軌道生成回路100から指示され、選択回路102は、軌道生成回路100の出力を選択した状態となっている。
フォーカスサーチが開始されると、対物レンズ70が焦点位置に近づくように、軌道生成回路100から、時間に対する例えば3次関数信号が出力され、選択回路102を介してフォーカス電流駆動回路104によって、フォーカスコイル72の電流が制御される。ここで、フォーカスコイル72を備えたフォーカスアクチュエータは、直流電流に対して比例した変位を出力する周波数特性を有しているため、軌道生成回路100からの指示どおり、入力時間に対する3次関数で変位することになる。したがって、対物レンズ70は加速度を滑らかに変化させながら焦点位置に接近して行き、やがて焦点位置付近でフォーカスエラー信号生成回路90から、図2のようなフォーカスエラー信号のS字カーブが出力されることになる。ここで第1の比較器94がフォーカスエラー信号を監視し、これが図2の点306で示されるような一定電圧レベルを上回った時に、第2の比較器96に対して動作開始の指示を出力する。第2の比較器96では続いてフォーカスエラー信号を監視し、点308のような一定電圧レベルを下回った時に、第3の比較器98に対して動作開始の指示を出力する。第3の比較器98では続いてフォーカスエラー信号を監視し、点312となる焦点位置に相当する電圧レベルを下回った時に選択回路102に対して切り替え指示を出力する。ここでフォーカス電流駆動回路104への入力は、軌道生成回路100の出力から位相補償回路92の出力へと切り替えられる。位相補償回路92では、焦点付近のフォーカスエラー信号、即ち対物レンズ70の位置誤差信号が入力され、閉ループとなった際に制御系が安定となるように位相進み遅れなどの位相補償フィルタ処理やゲイン処理が施され、対物レンズ70が常に焦点位置に定位するようなフォーカスサーボ制御系が構成される。このように本発明では、フォーカスサーチを開始してからフォーカスエラー信号のS字カーブを検知してフォーカスサーボ制御に入るまでの動作は、軌道生成回路100による位置軌道の生成を除き、基本的に従来装置と同じになる。
続いて、軌道生成回路100で出力される位置軌道について、図9を用いて説明する。ここで図9(A)は対物レンズの変位、図9(B)は速度、図9(C)は加速度である。対物レンズの最終的な目標速度は、従来例と同じくνと設定し、フォーカスサーチ開始後、時間T経過後に、目標速度νに到達するような軌道を考える。加速度軌道は時間に対して連続変化するようにするため、図9(C)のように、時刻t=T/2で加速度αに達し、時刻t=Tで加速度ゼロとなるような三角波形状の加速度軌道を設定する。
時刻t=Tでの目標速度をνとすると、時刻T/2での目標速度はν/2なので、加速度αは、αT/2=νから、α=2ν/Tとなる。よって、0<t<T/2での加速度軌道・速度軌道・位置軌道はそれぞれ、
Figure 2002082435
となる。
次に時間がT/2<t<Tの範囲での軌道を考える。時刻t=T/2での到達速度および位置が、ν(T/2)=ν/2,χ(T/2)=νT/12となることから、T/2<t<Tでの加速度軌道・速度軌道・位置軌道はそれぞれ、t=t−T/2として、
Figure 2002082435
と表わされる。これで、時刻t=T/2、すなわち時刻t=Tでの到達速度は、目標速度νとなる。
これより先の時間領域すなわちT<tの領域では、従来と同じく一定速度軌道を指示する。したがって、加速度軌道・速度軌道・位置軌道はそれぞれ、t=t−Tとして、
Figure 2002082435
と表わされる。
以上まとめると、このような軌道を指示するには、
Figure 2002082435
とした式で表現される電流指示を行なえばよい。
以上の位置軌道の生成に則り、フォーカスサーチ制御を行なった場合の対物レンズの軌道を図10に示す。ここで、図10(A)はフォーカスエラー信号、図10(B)はフォーカスアクチュエータ電流、図10(C)は対物レンズの相対位置、10(D)は対物レンズの相対速度であり、破線が従来のフォーカスサーチ制御装置による軌道、実線が本発明のフォーカスサーチ制御装置による軌道を表わしている。
まず本発明の装置ではフォーカス点の検出時となる図10(B)の点112において、図10(C)、(D)の相対位置及び相対速度ともゼロに収束し、安定にフォーカスサーボへの移行が行われている。これに対し従来の装置ではフォーカス点の検出時となる図10(B)の点108において相対速度が発散してしまっていることが分かる。
また図10の点106よりフォーカスサーチ動作が開始される。従来装置では、点106から点108に至るまでフォーカスアクチュエータ電流の傾きが一定である。これに対し本発明の装置では、図9のT=0.3msとして、点106から点110までの間、時間の3次関数による電流制御が行なわれ、その後、従来装置と同様な傾き一定の電流制御に移行する。従来装置でのフォーカス点の検出時点108も、本発明の装置でのフォーカス点の検出時点112も、フォーカスサーチ電流の時間変化率は等しくなっているにもかかわらず、図10(C)、(D)を見るとの対物レンズの相対変位と相対速度の挙動は甚だ異なったものになっていることが分かる。この実施形態では図10(D)の一転鎖線のように目標速度を−25mm/sとしている。従来装置では、フォーカスアクチュエータの共振による振動のために、フォーカス点の検出時点108における対物レンズの相対速度が−40mm/sとなっている。これに対し本発明のフォーカスサーチ制御装置では、フォーカスアクチュエータの共振の影響が現れず、フォーカス点検出時点112における対物レンズの相対速度が目標速度−25mm/sに一致していることが分かる。
この実施形態では、等速制御に移行するまでの間、時間の3次関数によってフォーカスサーチ制御を行なうものであるが、これは例えば4次以上の関数であっても良く、また、三角関数の組み合わせを用いても良い。あるいは任意の関数であっても、その2階微分が連続関数となっていれば良い。
図11は、軌道生成回路100で出力される位置軌道について、時間の三角関数の組み合わせを用いた場合である。ここで図11(A)は対物レンズの変位、図11(B)は速度、図11(C)は加速度である。
まず時刻t<0で加速度,速度,変位は次のようになる。
Figure 2002082435
また時刻0≦t≦Tで加速度,速度,変位は次のようになる。
Figure 2002082435
更に時刻T≦tでは加速度,速度,変位は次のようになる。
Figure 2002082435
以上をまとめると、このような軌道を指示するには,
Figure 2002082435
とした式で表現される電流指示を行えば良い。
尚、上記の実施形態は、光ディスクからの反射光を元に焦点ずれを検知する光ディスク装置を例に採っているが、追従目標との相対位置誤差を検知することが可能な装置であれば、このようなフォーカス位置誤差検知手段を用いた装置に適用が限られるものではない。
また上記の実施形態は、記憶媒体として光ディスクを例に取るものであったが、本発明はこれに限定されず、光ガードや磁気ディスクなどを記憶媒体を含み、また光ディスク装置以外の他の光学装置にも適用可能である。
産業上の利用可能性
以上説明したように、本発明のフォーカスサーチ制御によれば、対物レンズの加速度を連続的に変化させることができるので、フォーカスアクチュエータに対して高周波成分の外力が作用するのを避けることが可能となり、フォーカスアクチュエータの共振の影響を最小限にとどめることができる。したがって、フォーカス点検出時における対物レンズの速度を目標速度に制御することが可能となり、安定したフォーカスサーボへの移行を行なうことができる。このため、本発明のフォーカスサーチ制御機能を搭載した光ディスク装置等の記憶装置において、フォーカス引込みとこれに続くフォーカスサーボ制御について迅速性や安定性が大幅に向上し、装置全体のパフォーマンス向上に貢献するところが大きい。
特に本発明のフォーカスサーチ制御は、用途が限定されるものではないが、例えば光ディスクに代表されるような光情報記憶媒体に対して出射レーザー光が焦点を結ぶように、一定の距離を保ったまま追従するような対物レンズを制御対象とし、その移動を制御するためのフォーカス制御装置として好適である。
【図面の簡単な説明】
図1は従来の光ディスク装置におけるフォーカスサーチ制御機能を備えたフォーカス制御部のブロック図;
図2はフォーカスエラー信号の波形説明図;
図3は図1の従来のフォーカスサーチによる変位、速度及び加速度のタイムチャート;
図4はフォーカスアクチュエータの機械特性となる周波数及び位相の特性図;
図5は従来のフォーカスサーチによるフォーカスエラー信号、フォーカス電流、対物レンズ相対位置及び対物レンズ相対速度の時間変化のタイムチャート;
図6は本発明が適用される光ディスクドライブの一部のブロック図;
図7は本発明が適用される光ディスクドライブの残り部分のブロック図;
図8は本発明によるフォーカスサーチ制御機能を搭載したフォーカス制御系のブロック図;
図9は時間の3次関数となる軌道位置を生成する本発明のフォーカスサーチによる変位,速度及び加速度のタイムチャート;
図10は本発明のフォーカスサーチによるフォーカスエラー信号、フォーカス電流、対物レンズ相対位置及び対物レンズ相対速度のタイムチャート;
図11は時間に対する三角関数の組合わせとなる軌道位置を生成する本発明のフォーカスサーチによる変位,速度及び加速度のタイムチャート;

Claims (10)

  1. 記憶装置において、
    光軸方向に対物レンズを移動させるレンズ移動部と、
    前記対物レンズの目標位置誤差を検知するフォーカス誤差検出部と、
    前記対物レンズを目標位置付近まで移動させるための指示を出力するフォーカスサーチ制御部と、
    前記対物レンズを目標位置に対して追従させるためのフォーカスサーボ制御部と、
    前記フォーカスサーチ制御部に設けられ、前記対物レンズを徐々に目標位置にまで接近するように移動させる位置軌道を発生する軌道生成部と、を備え、前記軌道生成部から出力される位置軌道は、前記レンズ移動部により移動する対物レンズの加速度変化を滑らかにして前記レンズ移動部の有する共振周波数成分が除去あるいは減衰されていることを特徴とする記憶装置。
  2. 記憶装置において、
    対物レンズを光軸方向に移動させるフォーカスアクチュエータと、
    焦点付近での前記対物レンズの変位を検出するフォーカスエラー信号検出回路と、
    前記対物レンズを焦点付近まで移動させるための指示を出力するフォーカスサーチ制御部と、
    前記対物レンズを焦点位置に対して追従させるためのフォーカスサーボ制御部と、
    前記フォーカスサーチ制御部に設けられ、前記対物レンズを徐々に目標位置にまで接近するように移動させる位置軌道を発生する軌道生成部と、を備え、前記軌道生成部から出力される位置軌道は、前記レンズ移動部により移動する対物レンズの加速度変化を滑らかにして前記レンズ移動部の有する共振周波数成分が除去あるいは減衰されていることを特徴とする記憶装置。
  3. 請求の範囲1又は2の記憶装置において、前記軌道生成部から出力される位置軌道は、時間の3次以上の関数で定義されることを特徴とする記憶装置。
  4. 請求の範囲1又は2の記憶装置において、前記軌道生成部から出力される位置軌道は、三角関数の組み合わせで定義されることを特徴とする記憶装置。
  5. 請求の範囲1又は2の記憶装置において、前記軌道生成部から出力される位置軌道は、時間の2階微分が連続となる任意の関数で定義されることを特徴とする記憶装置。
  6. 光軸方向に対物レンズを移動させるレンズ移動部と、前記対物レンズの目標位置誤差を検知するフォーカス誤差検出部と、前記対物レンズを目標位置付近まで移動させるための指示を出力するフォーカスサーチ制御部と、前記対物レンズを目標位置に対して追従させるためのフォーカスサーボ制御部とを備えた記憶装置のフォーカス制御方法において、
    前記対物レンズを徐々に目標位置にまで接近するように移動させる位置軌道を発生し、前記位置軌道は前記レンズ移動部により移動する対物レンズの加速度変化を滑らかにして前記レンズ移動部の有する共振周波数成分が除去あるいは減衰されていることを特徴とする記憶装置のフォーカス制御方法。
  7. 対物レンズを光軸方向に移動させるフォーカスアクチュエータと、焦点付近での前記対物レンズの変位を検出するフォーカスエラー信号検出回路と、前記対物レンズを焦点付近まで移動させるための指示を出力するフォーカスサーチ制御部と、前記対物レンズを焦点位置に対して追従させるためのフォーカスサーボ制御部とを備えた記憶装置のフォーカス制御方法において、
    前記対物レンズを徐々に目標位置にまで接近するように移動させる位置軌道を発生し、前記位置軌道は前記対物レンズ移動部により移動する対物レンズの加速度変化を滑らかにして前記レンズ移動部の有する共振周波数成分が除去あるいは減衰されていることを特徴とする記憶装置のフォーカス制御方法。
  8. 請求の範囲6又は7の記憶装置のフォーカス制御方法において、前記位置軌道は、時間の3次以上の関数で定義されることを特徴とする記憶装置のフォーカス制御方法。
  9. 請求の範囲6又は7の記憶装置のフォーカス制御方法において、前記位置軌道は、三角関数の組み合わせで定義されることを特徴とする記憶装置のフォーカス制御方法。
  10. 請求の範囲6又は7の記憶装置のフォーカス制御方法において、前記位置軌道は、時間の2階微分が連続となる任意の関数で定義されることを特徴とする記憶装置のフォーカス制御方法。
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