JPH11306551A - フォーカス引き込み装置 - Google Patents

フォーカス引き込み装置

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JPH11306551A
JPH11306551A JP10972198A JP10972198A JPH11306551A JP H11306551 A JPH11306551 A JP H11306551A JP 10972198 A JP10972198 A JP 10972198A JP 10972198 A JP10972198 A JP 10972198A JP H11306551 A JPH11306551 A JP H11306551A
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JP
Japan
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lens
pickup
focus
signal
sine wave
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JP10972198A
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English (en)
Inventor
Takeshi Tanaka
猛 田中
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フォーカス引き込み装置において、ピックア
ップのレンズの振動を抑えて、確実にかつ短時間でフォ
ーカスを引き込み、フォーカスONさせる。 【解決手段】 フォーカスサーボの引き込み時に、ピッ
クアップ3に対して、電圧が経時的に正弦波状に変化す
る駆動信号を送る。この駆動信号の電圧に応じて、レン
ズが上昇から下降へと転じるときに、レンズの速度が経
時的に正弦波状に緩やかに変化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク等の光
記録媒体に対する記録再生装置におけるフォーカスサー
ボの引き込みを行うフォーカス引き込み装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来技術について図5、図6を用いて説
明する。31はレンズアップダウン信号発生器である。
図6中、曲線A、B、Cはそれぞれ、切替スイッチ37
の信号、ドライバ回路32のフォーカスドライブ信号、
ピックアップ33により検出されるフォーカスエラー信
号である。
【0003】レンズアップダウン信号発生器31で発生
された信号は、ドライバ回路32を介してピックアップ
33に送られる。ピックアップ33は、ディスク等の光
記録媒体に光ビームを集光させる図示しないレンズを備
えており、レンズアップダウン信号発生器31で発生さ
れたアップ信号により光記録媒体に向かって上昇を始め
る。このときフォーカスエラー信号には、レンズの合焦
点でS字カーブ(図6中、aで示す)と呼ばれる変化が
現れ、RF(高周波)アンプ34を通してイコライザ回
路35やフォーカスON検出回路36へと送られる。
【0004】続いて、レンズアップダウン信号発生器3
1から今度はダウン信号が送られ、ピックアップ33は
下降し始める。ピックアップ33のレンズがちょうど合
焦点に達したとき、フォーカスON検出回路36が働い
て、切替スイッチ37がレンズアップダウン信号発生器
31からイコライザ回路35に切り替わり、フォーカス
サーボがONし、再生動作になる。
【0005】なお、このレンズアップダウン信号は、通
常、図6に示したフォーカスドライブ信号からわかるよ
うに、単純に電圧を上げてレンズを上昇させ、単純に電
圧を下げてレンズを下降させるものである。すなわち、
時間とともに、電圧が直線的に増加し、電圧のピークか
らまた直線的に減少する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術においては、ピックアップ33の移動中、上昇から
下降へと急激な速度変化を伴う。そのために、図6中、
bで示すように、ピックアップ33が振動し、レンズが
振動してしまう。このため、フォーカス引き込みに時間
がかかったり、最悪の場合には、引き込みに失敗してし
まうという欠点がある。
【0007】従来は、これをできるだけ避けるために、
ピックアップの上昇・下降をゆっくり行うようにする方
法、すなわち、単位時間あたりのピックアップの移動量
を小さくし、低速でピックアップを移動させることによ
り、振動をできるだけ抑えるという方法がとられてい
る。しかし、このように速度を落とすと、今度は、フォ
ーカスが合う位置へピックアップがなかなか達しないこ
とになり、フォーカスサーボがON(開始)するまでの
時間がかかるという問題がある。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的は、ピックアップのレンズの振動を抑
えて、確実にかつ短時間で、フォーカスを引き込んでフ
ォーカスサーボをONさせることのできるフォーカス引
き込み装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1記載のフォーカス引き込み装置は、光記録
媒体上へ光ビームを集光するレンズのフォーカスサーボ
を引き込むフォーカス引き込み装置において、フォーカ
スサーボの引き込み時に、光記録媒体との距離方向にお
ける上記レンズの変位が経時的に正弦波状に変化するよ
うに上記レンズを移動させるレンズ駆動部を備えたこと
を特徴としている。
【0010】上記の構成により、レンズ駆動部が、フォ
ーカスサーボの引き込み時に、光記録媒体との距離方向
における上記レンズの変位が経時的に正弦波状に変化す
るように上記レンズを移動させる。レンズが例えば上昇
つまり光記録媒体へ近づくときには、レンズの変位がや
がて正弦波形状のピークに達し、次いで減少する。すな
わちレンズが上昇から下降へと転じる。ここで、レンズ
の変位の経時的変化が上記のように正弦波状であり、レ
ンズの速度変化も経時的に正弦波状である。このため、
移動方向を変えるときのレンズの速度変化を緩やかにす
ることができる。
【0011】この構成のためには、例えば、時間ととも
に正弦波状に電圧が変化する駆動信号を正弦波発生部が
発生し、この駆動信号によって上記レンズを駆動する。
この結果、レンズの加速度は経時的に余弦波状に変化
し、レンズの速度が経時的に正弦波状に変化する。例え
ばレンズの上昇時には、駆動信号電圧が増加して正弦波
形状のピークに達し、次いで減少すると、レンズが上昇
から下降へと転じる。ここで、駆動信号電圧が上記のよ
うに正弦波状であるため、直線的に電圧を増減するのと
異なり、電圧が時間とともに一つのピークに近づいたと
きからそのピークを過ぎたときまでの電圧変化が緩やか
である。このため、移動方向が変わるときのレンズの速
度変化を緩やかにすることができる。
【0012】したがって、レンズの振動を極端に抑える
ことができる。それゆえ、レンズの振動を抑えて、確実
にかつ短時間でフォーカスを引き込み、フォーカスサー
ボをONさせることができる。
【0013】請求項2記載のフォーカス引き込み装置
は、請求項1の構成に加えて、上記レンズ駆動部が、時
間とともに正弦波状に電圧が変化する、上記レンズを駆
動するための駆動信号を発生させる正弦波発生部を備
え、上記正弦波発生部が、上記駆動信号を発生させるた
めの正弦波テーブルをROM(リードオンリーメモリ)
内に備えていることを特徴としている。
【0014】上記の構成により、上記正弦波発生部に
て、上記正弦波テーブルに基づいて正弦波を発生させ、
フォーカス引き込みを行う。したがって、複雑な演算が
不要になる。また、上記ROMは、従来のサーボ用DS
P(デジタルシグナルプロセッサ)にて、ソフトウエア
にて実施することができるので、ハードウエアの増加が
不要である。
【0015】それゆえ、請求項1の構成による効果に加
えて、コストアップを防ぐことができる。
【0016】請求項3記載のフォーカス引き込み装置
は、請求項2の構成に加えて、上記ROM内の正弦波テ
ーブルに基づいて出力された信号が入力されるローパス
フィルタ(LPF)を備えていることを特徴としてい
る。
【0017】上記の構成により、上記正弦波テーブルに
示された通りの信号から、上記ローパスフィルタによっ
て、低い周波数成分のみが取り出される。そのため、よ
り完全な正弦波状に近づいた信号電圧波形が生成され
る。したがって、ROM内の正弦波テーブルの粗さを緩
和し、カバーすることができる。
【0018】また、上記ローパスフィルタは、従来のサ
ーボ用DSPにて、ソフトウエアにて実施することがで
きるので、ハードウエアの増加が不要である。
【0019】それゆえ、請求項2の構成による効果に加
えて、コストアップを防ぎながら、さらに精密にフォー
カスを制御することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図
1ないし図4に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。まず、図1を用いて、本実施形態に係るフォーカス
引き込み装置の構成を説明する。ピックアップ3は、C
D(コンパクトディスク)やMD(ミニディスク)のよ
うな図示しない光記録媒体へ、記録再生等用の光ビーム
を集光させるための図示しないレンズを備えている。本
装置は、上記レンズが光記録媒体の記録面上に光ビーム
を合焦させるように、ピックアップ3を駆動してレンズ
のフォーカス引き込みを行うものである。
【0021】正弦波発生回路1は、このフォーカス引き
込みのために、ピックアップ3と光記録媒体の記録面と
の距離を制御する信号を発生させるものである。上記信
号は電圧が時間とともに正弦波状に変化するようになっ
ている。正弦波発生回路1は、その内部にROM(リー
ドオンリーメモリ)1aを持ち、ROM1a内に正弦波
テーブルが格納されている。上記正弦波テーブルは、正
弦波発生回路1からの出力信号電圧が上記した正弦波形
状となるように、あらかじめ、各時刻とその時刻に出力
すべき出力電圧との対応を記述したものである。
【0022】LPF(ローパスフィルタ)8は、正弦波
発生回路1の出力信号が入力され、LPF8で処理され
た信号は、切替スイッチ7を通してドライバ回路2に出
力されるようになっている。
【0023】ドライバ回路2は、上記正弦波発生回路1
の出力信号に基づいて、光記録媒体に上記光ビームを集
光・合焦させるべく、ピックアップ3を光記録媒体に対
して近づくように、また遠ざかるように駆動するための
フォーカスドライブ信号(駆動信号)をピックアップ3
へ出力するものである。
【0024】ピックアップ3は、上述のように、上記レ
ンズにより光記録媒体に光ビームを照射し、また光記録
媒体から出力される光を検出して、記録や再生を行うも
のである。ピックアップ3は、光記録媒体への距離方向
に、上記駆動信号に比例した加速度を生じるようになっ
ている。
【0025】RFアンプ4は、ピックアップ3が光記録
媒体からの検出光に応じて出力する検出信号が入力さ
れ、それをイコライザ回路5およびフォーカスON検出
回路6へ出力するようになっている。
【0026】上記切替スイッチ7は、LPF8からの入
力と、フォーカスON検出回路6からの入力とを切り替
えるものである。
【0027】上記正弦波発生回路1、LPF8、切替ス
イッチ7、フォーカスON検出回路6およびイコライザ
回路5は、DSP(デジタルシグナルプロセッサ)10
内に設けられている。また、上記正弦波発生回路1およ
びLPF8によって正弦波発生部が構成され、正弦波発
生回路1、LPF8、ドライバ回路2およびピックアッ
プ3によってレンズ駆動部が構成されている。
【0028】次に、上記構成によるピックアップ3の駆
動動作について説明する。図2中、曲線A〜Dは、以下
の各信号電圧の経時変化の対応を説明するものである。
縦軸のスケールは信号により異なる。曲線A、B、C、
Dは、それぞれ、切替スイッチ7の出力信号、正弦波発
生回路1の出力信号、LPF8の出力信号、ピックアッ
プ3により検出されるフォーカスエラー信号である。
【0029】まず、切替スイッチ7を、図2の曲線Aに
示すようにHIGHにして、入力側をLFP8側に設定
する。
【0030】正弦波発生回路1が、ROM1a内の正弦
波テーブルを参照しながら、図2の曲線Bに示すような
階段状の信号を出力する。
【0031】この信号は、LPF8に入力され、低い周
波数成分のみが駆動成分として取り出されて、図2の曲
線Cに示すような正弦波状の電圧波形を有する信号とな
る。そして、切替スイッチ7を介してドライバ回路2へ
出力され、フォーカスドライブ信号としてピックアップ
3に送られる。図2に示すように、LPF8の出力電圧
は、上記正弦波テーブルに基づく正弦波発生回路1の出
力信号に従って、時間とともに正弦波状に増加し、ピー
クを迎え、正弦波状に減少に転じ、ピークを迎える。こ
れを繰り返す。
【0032】ピックアップ3は、このフォーカスドライ
ブ信号によって余弦波状の加速度を生み、光記録媒体の
記録面に対して垂直に、つまり光記録媒体の記録面との
距離が変わる方向に、経時的に正弦波状に変化する速度
を有することとなり、このため、時間とともに正弦波状
に移動、すなわち単振動する。
【0033】上記のように、ピックアップ3の運動が単
振動であり、ピックアップ3の駆動成分に高調波成分が
含まれない。そのため、ピックアップ3の固有周波数と
上記単振動の周波数とが合致しない限り、ピックアップ
3が共振することはありえない。したがって、本構成は
ピックアップ3の共振に強い。すなわち、ピックアップ
3の共振が発生しにくい。
【0034】上記動作について、より詳しくは、まず、
正弦波発生回路1からの信号電圧が時間とともに正弦波
形状に従って増加し、それに伴いLPF8からの出力電
圧が正弦波状の増加を開始すると、ピックアップ3は、
それにより駆動されて、光記録媒体の下方から、光記録
媒体に向かって近づくべく上昇を始める。
【0035】LPF8の出力電圧の増加の途中で、レン
ズが光ビームを光記録媒体の記録面上に合焦させる位置
(合焦点)に達するところまでピックアップ3が上昇し
てくると、フォーカスエラー信号にはS字カーブ(図2
中、aで示す)と呼ばれる変化が現れる。そして、この
S字カーブが現れたという情報が、RFアンプ4を通し
てイコライザ回路5やフォーカスON検出回路6へと送
られる。
【0036】LPF8の出力電圧はさらに増加を続け、
レンズが上記合焦点に達した時点を過ぎてしばらくする
と上述のようにピークを迎え、減少に転じる。それに従
って、ピックアップ3は光記録媒体から離れるべく下降
し始める。
【0037】その後、レンズがちょうど上記合焦点に再
び達したとき、フォーカスON検出回路6がそれを検出
し、切替スイッチ7の信号を図2の曲線Aに示すように
LOW側に変更させ、切替スイッチ7の入力側を正弦波
発生回路1側(LPF8側)からイコライザ回路5に切
り替えさせる。そうしてフォーカスサーボがONし、再
生動作に入る。
【0038】従来では、ピックアップは、上昇中はほぼ
一定の高速を保ち、フォーカスドライブ信号の電圧がピ
ークに達すると急激に減速し、フォーカスドライブ信号
の電圧がピークを過ぎると急激に向きを変えて急激に加
速し、ただちにほぼ一定の高速となる。
【0039】一方、上記本実施形態では、ピックアップ
3を上下移動させるフォーカスドライブ信号の電圧の経
時変化が正弦波状である。すなわち、ピックアップ3の
上昇駆動時には、フォーカスドライブ信号の電圧が時間
とともに正弦波状に、ピークに近づき、ピークに達し、
ピークから離れる。このため、ピックアップ3の加速度
は経時的に余弦波状に変化し、それに伴って、ピックア
ップ3の速度が経時的に正弦波状に変化する。すなわ
ち、ピックアップ3の変位が、上昇側のピーク、つまり
光記録媒体との距離方向におけるピックアップ3の移動
範囲のなかで光記録媒体に最も近い位置に近づくにつれ
て、ピックアップ3の上昇速度が時間とともに正弦波形
状に従って徐々にすなわち緩やかに減少していく。そし
て、ピックアップ3の変位が上記ピークに来た時点で、
速度がゼロになる。次いで、向きを変え、ピックアップ
3の変位がそのピークから離れるにつれて、ピックアッ
プ3の下降速度が時間とともに正弦波形状に従って徐々
にすなわち緩やかに増加していく。ピックアップ3の速
度は、ピックアップ3の変位が正弦波形状の上記ピーク
と他方のピークつまり上記移動範囲のなかで光記録媒体
から最も遠い位置との間の中央にあるときに最大にな
る。
【0040】なお、ここでは、ピックアップ3が上昇か
ら下降に転じる場合について説明しているが、下降から
上昇に転じる際についても同様に、ピックアップ3およ
びレンズは、レンズが変位のピークに近づくと、徐々に
減速していき、次いでレンズが変位のピークから遠ざか
り始めると、徐々に加速していく。
【0041】このように、本実施形態では、ピックアッ
プ3の上昇から下降に転じる際や下降から上昇に転じる
際の速度変化が緩やかである。そのため、ピックアップ
3が上昇から下降、下降から上昇に転じるときの、ピッ
クアップ3の揺れ、したがってレンズの揺れを著しく抑
え、迅速にフォーカス引き込みを行ってフォーカスサー
ボ状態へと移ることができる。
【0042】また、ピックアップ3は上記のように経時
的に正弦波状に変化する速度で移動するため、ピックア
ップ3の変位の正弦波形状の上記ピークとピークとの中
間では、ピックアップ3は十分高速に移動する。このた
め、従来のようにピックアップの速度を一様に落として
常に低速で移動させるのとは異なり、本実施形態では、
ピックアップ3のレンズを上記合焦点へ十分迅速に到達
させることが可能となっている。
【0043】図3は、上記説明に基づいて、正弦波状の
フォーカスドライブ信号にてピックアップ3の共振を測
定した結果を示し、図4は、図3について、フォーカス
サーボ状態へ移る部分(図3中、中央)を拡大したもの
である。図3および図4中、曲線A〜Cは、以下の各信
号電圧の経時変化の対応を説明するものである。縦軸の
スケールは信号により異なる。曲線A、B、Cは、それ
ぞれ、ピックアップ3により検出されるフォーカスエラ
ー信号、ピックアップ3を駆動するフォーカスドライブ
信号、切替スイッチ7の出力信号である。切替スイッチ
7の出力信号のHIGH、LOWはそれぞれフォーカス
サーボのOFF、ONに相当する。図3および図4から
わかるように、ピックアップ3の振動が抑えられ、すば
やくフォーカスサーボをONにすることができる。
【0044】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載のフォー
カス引き込み装置は、光記録媒体上へ光ビームを集光す
るレンズのフォーカスサーボを引き込むフォーカス引き
込み装置において、フォーカスサーボの引き込み時に、
光記録媒体との距離方向における上記レンズの変位が経
時的に正弦波状に変化するように上記レンズを移動させ
るレンズ駆動部を備えた構成である。
【0045】それゆえ、ピックアップの振動を抑えて、
確実にかつ短時間でフォーカスを引き込み、フォーカス
ONさせることができるという効果を奏する。
【0046】請求項2に記載のフォーカス引き込み装置
は、請求項1の構成に加えて、上記レンズ駆動部が、時
間とともに正弦波状に電圧が変化する、上記レンズを駆
動するための駆動信号を発生させる正弦波発生部を備
え、上記正弦波発生部が、上記駆動信号を発生させるた
めの正弦波テーブルをROM内に備えている構成であ
る。
【0047】それゆえ、請求項1の構成による効果に加
えて、コストアップを防ぐことができるという効果を奏
する。
【0048】請求項3に記載のフォーカス引き込み装置
は、請求項2の構成に加えて、上記ROM内の正弦波テ
ーブルに基づいて出力された信号が入力されるローパス
フィルタを備えている構成である。
【0049】それゆえ、請求項2の構成による効果に加
えて、コストアップを防ぎながら、さらに精密にフォー
カスを制御することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフォーカス引き込み装置の一構成
例を示すブロック図である。
【図2】各信号電圧の経時変化を示すグラフである。
【図3】各信号電圧の経時変化を示すグラフである。
【図4】各信号電圧の経時変化を示すグラフである。
【図5】従来のフォーカス引き込み装置の構成例を示す
ブロック図である。
【図6】各信号電圧の経時変化を示すグラフである。
【符号の説明】
1 正弦波発生回路(レンズ駆動部、正弦波発生部) 1a ROM 2 ドライバ回路(レンズ駆動部) 3 ピックアップ(レンズ駆動部) 4 RFアンプ 5 イコライザ回路 6 フォーカスON検出回路 7 切替スイッチ 8 LPF(レンズ駆動部、正弦波発生部) 10 DSP

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光記録媒体上へ光ビームを集光するレンズ
    のフォーカスサーボを引き込むフォーカス引き込み装置
    において、 フォーカスサーボの引き込み時に、光記録媒体との距離
    方向における上記レンズの変位が経時的に正弦波状に変
    化するように上記レンズを移動させるレンズ駆動部を備
    えたことを特徴とするフォーカス引き込み装置。
  2. 【請求項2】上記レンズ駆動部が、時間とともに正弦波
    状に電圧が変化する、上記レンズを駆動するための駆動
    信号を発生させる正弦波発生部を備え、上記正弦波発生
    部が、上記駆動信号を発生させるための正弦波テーブル
    をROM内に備えていることを特徴とする請求項1記載
    のフォーカス引き込み装置。
  3. 【請求項3】上記ROM内の正弦波テーブルに基づいて
    出力された信号が入力されるローパスフィルタを備えて
    いることを特徴とする請求項2記載のフォーカス引き込
    み装置。
JP10972198A 1998-04-20 1998-04-20 フォーカス引き込み装置 Pending JPH11306551A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002082435A1 (fr) * 2001-03-30 2002-10-17 Fujitsu Limited Dispositif de stockage
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