JPWO2002075853A1 - アンテナ装置 - Google Patents

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Abstract

小型で、広帯域な周波数特性を有し移動体通信機器への搭載に適したアンテナ装置。このアンテナ装置は、板状放射素子(放射板)とそれに平行に対向する接地板を含む。さらに、給電部は、放射板の縁端部の略中央に位置し、高周波信号を供給する。短絡部は、給電部の近傍で、放射板と接地板とを短絡する。さらに、放射板上において、2つの共振器が、給電部と略対向する縁端部にスリット部を設けることにより、形成される。このスリット部の形状や寸法を調整することにより、またはスリット部にリアクタンス素子や導体板を装荷することにより、2つの共振器間の結合度が最適化される。こうして、適切な特性を有する小型・低背化アンテナが得られる。

Description

技術分野
本発明は、携帯電話などの移動体通信システムや近距離無線通信などに使用される表面実装型アンテナに関する。
背景技術
携帯電話などの移動体通信システムやなどの近距離無線通信システムには、専らUHF帯やマイクロ波帯の周波数が使用されている。これらに用いられる機器は、より広い周波数帯域をカバーし、小型軽量で持ち運びがし易く低価格なものが望ましい。
これらの機器に搭載されるアンテナも、広帯域・高利得・小型軽量・低価格なもの望ましい。
これらのアンテナの代表的な実用例として、従来、図28に示すような板状逆F型アンテナと称するマイクロストリップ導体を用いたアンテナがある。
図28に示したアンテナは、機器の回路基板に表面実装される低背型アンテナとしてよく知られている。
このアンテナでは、板状導体からなる放射素子100(以下、板状の放射素子を放射板と称する)および接地板101が図28のように適当な間隔をあけて平行に配置されている。
通常は、図28に示すように接地板101の大きさは放射板100の大きさより大きい。
高周波信号は、放射板100の任意の縁端部に設けた点(以下、給電点と称する)に給電線102を介して給電される。
放射板100上で給電点近傍にある点と接地板101を短絡板103により接続して高周波的に接地する。
逆F型という名称はこのアンテナを側面から見た形状に由来している。
このような構成の板状逆F型アンテナは、アンテナの放射素子が接地板101の片側の面に存在する。したがって、機器に内蔵する場合に放射素子が、機器の構成部品により遮蔽されることが余りない。よって、このアンテナは、回路基板に表面実装して機器に内蔵するのに適している。
しかしながら上記の構成のアンテナは、放射板100と接地板101との間隔や、接地板101への放射板100の投影面積が小さくなるとアンテナの周波数特性が狭帯域になる傾向にある。そこで、これらの寸法はある程度以上に小さくできない。したがって大幅な小型化・低背化が困難である。
発明の開示
本発明は、小型・低背を保持しつつ周波数特性の広帯域化を図ったアンテナを提供することを目的とする。
本発明のアンテナ装置は、
放射板と、
放射板と対向する接地板と、
放射板の側辺部または端部に設けた給電部と、
給電部の近傍と接地板を接続する短絡部とを含む。
さらに、給電部と略対向する側の側辺部または端部に、スリット部がを設けられる。このことにより、放射板に2つの共振器が形成される。
この2つの共振器間の結合度および給電部と短絡部の位置が調整される。
また、本発明は以下の態様を有する。
(1) スリット部を略T字状または舌片状に形成して各共振器の形状をSIR(Stepped Impedance Resonator)構造とすることにより、アンテナの小型化を図ることができる。
(2) スリット部の一部を連続的に長く形成することにより、アンテナを小型化することができる。
(3) 導電性を有する結合板を絶縁部材を介してスリット部をまたぐように設けることにより、2つの共振器間の結合度の調整範囲を広げることができる。
(4) スリット部の幅を部分的に変えることにより、2つの共振器間の結合度を調整することができる。
(5) 結合板の大きさを部分的に変えることにより、2つの共振器間の結合度を調整することができる。
(6) 誘電体または磁性体またはそれらの混合体の表面および裏面にそれぞれ放射板および接地板を形成することにより、アンテナの小型化および表面実装化ができる。
(7) 放射板と接地板との間の空間を空気にすることにより、アンテナの放射効率を高めることができる。
(8) スリット部を互いに独立に複数個形成することにより、アンテナの広帯域化および小型化ができる。
(9) 2つの共振器の一方または両方の一部と接地板との間にリアクタンス素子を付加または形成することにより、アンテナの放射抵抗の変化に柔軟に対応できる。
(10) スリット部の一部にリアクタンス素子を付加または形成することにより、アンテナの広帯域化に必要な結合度を容易に得られるようにできる。
(11) リアクタンス素子を結合板、または櫛の歯形状をしたエレメント、またはマイクロストリップ線路、またはチップコンデンサ、またはチップインダクタにて構成する。このことにより、アンテナの構造を簡略化することができるとともにアンテナの放射抵抗のより大きな変化に対応できる。
(12) 結合板と2つの共振器の少なくとも一方を短絡することにより、共振器間の結合度の調整範囲を広げることができる。
(13) 櫛の歯形状をしたエレメントをレーザーや研摩機を用いて変形して、エレメントの容量値を調整することにより、製造時のアンテナ特性のばらつきを抑えることができる。
(14) スリット部を途中で略T字状に分岐し、さらに少なくとも一方の共振器上において、
高周波電界が支配的な領域に付加または形成される容量素子および高周波磁界が支配的な領域に付加または形成されるインダクタンス素子の少なくとも一方を備える。このことにより、必要な素子値を小さくし素子サイズおよび素子での損失を小さくすることができる。
(15) スリット部を途中で略T字状に分岐し、分岐されたそれぞれのスリットの少なくとも一方が放射板の側辺部近傍で略直角にかつスリット部の始点側に折り曲げる。さらに少なくとも一方の共振器上において、
高周波電界が支配的な領域に付加または形成される容量素子および高周波磁界が支配的な領域に付加または形成されるインダクタンス素子の少なくとも一方を備える。このことにより、必要な素子値を小さくし素子サイズおよび素子での損失を小さくすることができる。
(16) 放射板をスリット部の始点がある領域(第1領域)と短絡点または給電点がある領域(第2領域)に分ける。スリット部の終点が第2領域にある場合、第1領域および第2領域にそれぞれ容量素子およびインダクタンス素子を付加または形成する。このことにより、必要な素子値を小さくし素子サイズおよび素子での損失を小さくすることができる。
(17) 放射板をスリット部の始点がある領域(第1領域)と短絡点または給電点がある領域(第2領域)に分ける。スリット部を連続的に長く形成し第2領域を通ってその終点が第1領域にある場合、第2領域に容量素子を付加または形成する。このことにより、必要な素子値を小さくし素子サイズおよび素子の損失を小さくすることができる。
(18) スリット部を途中で第1共振器側と第2共振器側に分岐させて、それぞれ第1スリットおよび第2スリットとする。かつ放射板をスリット部の始点がある領域(第1領域)と短絡点または給電点がある領域(第2領域)に分ける。第1スリットの終点が第2領域にある場合、第1共振器において、第1領域および第2領域にそれぞれ容量素子およびインダクタンス素子を付加または形成する。第2スリットが第2領域を通って終点が第1領域にある場合、第2共振器において第2領域に容量素子を付加または形成する。このことにより必要な素子値を小さくし素子サイズおよび素子での損失を小さくすることができる。
(19)スリット部の間および放射板と接地板との間の少なくとも一方に、容量素子およびインダクタンス素子の少なくとも一方を付加または形成する。このことにより、共振器の所望のインピーダンス特性および共振器間の所望の結合度を実現することができる。
(20) 前記共振器の形状をメアンダ形状とすることにより、アンテナの小型化ができる。
発明を実施するための最良の形態
(実施例1)
図1は本発明の実施例1におけるアンテナ装置を示す。
放射板1は、接地板2と適当な距離を隔てて対向して配置されている。放射板1の側辺部の略中央には給電部3が設けられて、高周波信号を放射板1に供給している。
一方、給電部3の近傍にその一端が接続され他端が接地板2に接続された短絡部4が設けられて、その位置において放射板1を短絡状態にしている。
さらに、放射板1の側辺部で給電部3と略対向する側に、スリット部7の始点が設けられる。このスリット部7により、放射板1が2つに分割されて共振器型放射素子(以下、単に共振器と称する)5および6を形成している。
以下、共振器5および6をそれぞれ第1および第2共振器と称する。
本実施例のアンテナ装置ではその設計をフィルタ回路設計とのアナロジーから行っている。
フィルタを構成する共振器は、電磁波を外部空間へ放射するアンテナの放射素子とは異なり、電磁波を外部空間へ放射しないように設計されるのが普通である。したがって、フィルタとアンテナとの完全な等価性は成立しないが、周波数特性などの傾向はかなり類似性があるのが一般的である。
つまり、アンテナの周波数特性を広帯域化するためにフィルタの周波数特性を広帯域化する手法を参考にしている。
図22は、2段梯子型バンドパスフィルタの回路構成を示す。
ここでは、負荷抵抗1002に対して、共振器1001が直列に、共振器1000が並列に接続されている。
図23はそれを並列同調型BPFに等価変換した回路を示す。
両図において負荷抵抗1002は、アンテナの放射抵抗に対応している。
図23の並列同調型フィルタの利点は、その共振器を分布定数線路で構成した場合、その共振器長を4分の1波長にできるので、フィルタの寸法を小さくすることができることである。
フィルタの場合における1/4波長共振器と同じ形式の共振器をアンテナの放射素子とすることができれば、フィルタの通過帯域を広帯域化するのと同じ設計手法をアンテナの場合にも用いることができるだけでなく、アンテナの小型化をも実現することができる。
図23における共振器1006および1007を、それぞれ仮想的にアンテナの放射素子とすれば、入力された信号は、本来それぞれの共振器から外部空間へ放射される。したがって、等価回路的にはそれぞれの共振器に放射抵抗が付加されることになる。
そこで、若干厳密性に欠けるが、これらの放射抵抗をまとめて図23の負荷抵抗1002に置き換える。
一方、図23における共振器1006および1007は図1における第1共振器5および第2共振器6に対応する。
図23のコンデンサ1003は、図1のスリット部7によって共振器5と6を結合させるコンデンサに、図23のコンデンサ1004は、図1の給電部3および短絡部4との間の距離“d”に関係する容量値をもつコンデンサに対応づけることができる。
なお、抵抗1005は、アンテナに接続された信号源の内部抵抗をあらわす。
このようにして、本実施例のアンテナ装置を広帯域化するのにそれと類似した図23のBPF回路を広帯域化する手法を用いる。
図23におけるコンデンサ1004は、その容量値を適切な値にすることにより、フィルタの入力インピーダンスを50Ωに整合させることができる。
コンデンサ1004の容量値に対応する給電部3と短絡部4との間の距離“d”を変化させたときのアンテナの入力インピーダンスの周波数特性を測定した結果を図24に示す。
図24に示すように、入力インピーダンスの周波数特性はスミスチャート上で円の軌跡を描く。
この図から距離“d”を小さくすることにより、この円は図24の1010のように小さくなり、アンテナの入力インピーダンスは小さくなることが分かる。
逆に、距離“d”を大きくすることにより、この円は図24の1009のように大きくなり、アンテナの入力インピーダンスは大きくなることが分かる。
つまり、距離“d”を調節することによりアンテナの入力インピーダンスを50Ωに近づけることが可能となる。
図23におけるコンデンサ1003はその容量値を適切な値にすることによりフィルタの通過帯域幅を広帯域化することができる。
コンデンサ1003の容量値に対応するスリット部7の幅“w”を変化させたときのアンテナの入力インピーダンスの周波数特性を測定した結果を図25に示す。
アンテナの入力インピーダンスの周波数特性は、共振器5および6の形状・寸法を適当に定めた条件下で、スリット幅を適切な範囲で変化させたとき図25に示したような複円の軌跡を描く。
これは、フィルタの共振器間の結合度を変化させたときに得られる周波数特性に類似している。
本実施例のアンテナの入力インピーダンスの周波数特性は、下記のとおりとなる。
図1における、スリット部7の幅を変化させると、図25に示した破線の複円1010、1013のようにアンテナの入力インピーダンスの周波数特性の軌跡を変化させることができる。
このような特長を利用して図1のスリット部7の幅を最適化することにより、図25における所望のVSWRの円1012(図25においてはVSWR=3の円)内で最大のサイズとなるような入力インピーダンスの周波数特性の軌跡を実現することが可能となる。結果として、非常に広帯域な周波数特性を有するアンテナを設計することが可能となる。
なお、図25におけるインピーダンス特性1011のような良好な状態を容易に実現するためには、図1における共振器5と6の共振周波数をほぼ同一となるように、つまり共振器5と6の形状はほぼ同一となるようにアンテナ形状の設計を行う。
図2(a)に従来例として説明した板状逆F型アンテナのVSWRの周波数特性を示し、図2(b)に本実施例のアンテナ装置のVSWRの周波数特性を示す。
VSWR<3を満たす周波数範囲をアンテナの帯域幅として定義すると、本実施例のアンテナ装置の帯域幅は従来例に比べ約3倍の帯域幅を有していることが分かる。
なお、本実施例のアンテナは、1つの帯域を有するアンテナであるが、共振器5と6の結合度を調整することにより2つの帯域を有するアンテナを設計することもできる。
(実施例2)
図3は本発明の実施例2によるアンテナ装置を示す。
スリット部7の形状を略T字状とすることにより、共振器5と6の形状が、図1に示したUIR(Uniform Impedance Resonator)形状からSIR(Stepped Impedance Resonator)形状へ変更されている。共振器の幅が一定なUIR形状の場合と比較して、共振器の幅を途中で変更したSIR形状の場合においては、共振器長を短くすることができる。結果として、アンテナサイズを縮小することが可能となる。実験による解析を行った結果、共振器形状をSIR形状とすることにより、アンテナサイズが約半分になることが確認された。
(実施例3)
図4は本発明の実施例3によるアンテナ装置を示す。
結合板8が、共振器5および6の上面にスリット部7をまたぐように配設されている。
ただし、結合板8とスリット部7との間には絶縁材料が介在している。本実施例では結合板8の配設位置を変えることにより共振器5と6間の結合度を調整することができる。
また、共振器5および6のうち少なくとも一方と結合板8との間隔を狭くすることにより、共振器5と6間の結合度を大きくすることができる。
このように結合板の配設位置または結合板と共振器との間隔を変えることにより、図25におけるアンテナ入力インピーダンスの周波数特性を調整することが可能となる。
(実施例4)
図5は本発明の実施例4によるアンテナ装置を示す。
結合板8を放射板1と同一面上に配置することにより量産し易いアンテナ構成とすることができる。
また、図5のようにスリット部を延長してアンテナ装置の側面にも配置することによっても、共振器5と6間の結合度を調整することができる。
(実施例5)
図6は本発明の実施例5によるアンテナ装置を示す。
スリット部7の幅を部分的に変更することにより、共振器5と6間の結合度を変更することができる。
(実施例6)
図7は本発明の実施例6によるアンテナ装置を示す。
このアンテナ装置は、実施例3で配設した結合板8の形状を部分的に変更したものであり、共振器5と結合板8間の結合度を変更することができる。その結果、アンテナ装置の特性を調整することが可能となる。
(実施例7)
図8は本発明の実施例7によるアンテナ装置を示す。
スリット部7が、図8のように連続的に延長されて、共振器5と6の形状が舌片形状とされる。このことにより、共振器5と6それぞれの共振周波数を低く設計することができる。
その結果、アンテナを小型化することが可能となる。
図26に示すアンテナ装置において、スリット部7の長さが両共振器上で等しい場合に、スリット部7の長さをΔLmm変更したときの共振周波数の変化を図27に示す。
この図から、スリット部7の長さを1mm変化させたとき、アンテナの共振周波数が約70MHz変化することが分かる。
(実施例8)
図9(a)および図9(b)は本発明の実施例8によるアンテナ装置を示す。
共振器5と6をメアンダ形状の導体板で構成することにより、各共振器の共振周波数を低く設計することが可能となる。結果としてアンテナの小型化を図ることができる。
なお、各共振器をヘリカル形状やスパイラル形状にしても同様の結果を得ることができる。
(実施例9)
図10は本発明の実施例9によるアンテナ装置を示す。
放射板1上に、図のように2つのスリット部9および10を設けることにより、3つの共振器5、6および11を形成する。共振器間の結合度は、結合板8やスリット部9と10の幅を変えて調整できる。
その結果、広帯域なアンテナ特性を得ることができる。
(実施例10)
図11は、本発明の実施例10によるアンテナ装置を示す。
誘電体12の上面に放射板1を下面に接地板2をそれぞれ形成する。誘電体の側面に線路3および短絡部とする線路4を形成し、これらを基板15上に設けた給電用ランド13および短絡用ランド14にそれぞれ電気的に接続する。
ただし、接地板2と基板15は接合されて高周波的に同電位にある。
このようにすれば、線路3も放射板1の一部であると見なすことができる。したがって、このアンテナ装置は、図1のアンテナと等価になるので、図1と同様のアンテナとして動作させることができる。
また、上述の形態で、誘電体12を磁性体におきかえても、アンテナとして動作させることができる。
さらに、上述の形態で、誘電体12を、誘電体と磁性体の混合体におきかえても、アンテナとして動作させることができる。
(実施例11)
図12は、本発明の実施例11によるアンテナ装置を示す。
共振器5と6間の所望の結合度を、スリット部7の間隔を調整したり、第1のリアクタンス素子16を付加したりして得ている。
このようにして、スリット部7の形状のみでは実現できないような結合度を実現することができる。
さらに、共振器5と接地板2との間に第2のリアクタンス素子17を付加し、共振器6と接地板2との間に第3のリアクタンス素子18を付加する。このことにより、各共振器の共振周波数ならびにQ値を調整することもでき、広帯域なアンテナ特性を容易に実現することができる。
(実施例12)
図14は、本発明の実施例12によるアンテナ装置を示す。
共振器5と6間の所望の結合度を第1の櫛の歯形状のコンデンサ21を形成することにより得ている。
同様に、共振器5と接地板2の間に第2の櫛の歯形状のコンデンサ22を形成し、共振器6と接地板2の間に第3の櫛の歯形状のコンデンサ23を形成する。このことにより、広帯域なアンテナ特性を容易に実現することができる。
図13に櫛の歯形状のコンデンサの一例を示す。
図13における櫛の歯形状のコンデンサ21の寸法、歯の長さl,歯と歯の間のギャップs,歯の幅wおよび誘電体12の比誘電率により、櫛の歯形状のコンデンサの容量値が決定される。
なお、図13に示した櫛の歯形状のコンデンサの櫛の歯は直線エレメントにより構成されているが、曲線または屈曲線により構成されても同様の効果が得られる。
歯の長さlは、レーザーや研磨機などにより、調整できる。こうして、特性のばらつきの小さいアンテナが製造できる。
(実施例13)
図15は本発明の実施例13によるアンテナ装置を示す。
このアンテナ装置においては、共振器5と6間の結合度は、第1のマイクロストリップライン24の長さおよび幅を変更することにより調整される。共振器5の端部と接地板2との間に、第2のマイクロストリップライン25が付加されることにより、共振器5のインピーダンス特性が調整される。それとともに、共振器6の端部に、先端開放のマイクロストリップライン(オープンスタブ)26が付加される。その長さおよび幅を変更することにより、共振器6のインピーダンス特性が調整できる。結果として広帯域なアンテナ特性を有するアンテナ装置が容易に実現することができる。
(実施例14)
図16は本発明の実施例14によるアンテナ装置を示す。
このアンテナ装置においては、共振器5と6の間にチップ部品27が図のように実装される。このことにより、広帯域なアンテナ特性を実現するために、共振器間に非常に大きな素子値をもつリアクタンスの付加または形成が必要な場合にも対応が可能となる。
また、チップ部品の実装位置を変えることによっても、共振器間の結合度の調整が可能である。実際のアンテナ設計において、共振器間の所望の結合度を得るために、スリット部7の幅を調整するよりも、チップ部品のリアクタンス値および実装位置を変更して調整する方がより効率的であると同時に有効な方法である。
(実施例15)
図17(a)および図17(b)は、本発明の実施例15によるアンテナ装置を示す。
ここでは、共振器5または共振器6の端部近傍と結合板8の一端を短絡することにより、共振器の実効長を長くすることができる。こうして、アンテナの小型化を図ることができる。
(実施例16)
図18は本発明の実施例16によるアンテナ装置を示す。
ここでは、誘電体12の表面に共振器5および6が配置される。さらに、誘電体の端面に共振器5および6の幅に比べて狭い線路幅を有する短絡部4を配置し、各共振器の端部と短絡部4の一端を接続する。これにより誘電体12の端面をも共振器として、使用できることになる。こうして、共振器の実効長を長くすることができる。それとともに、短絡部4と共振器5および共振器6を構成する線路幅が異なることになり、共振器をSIR形状とすることができる。したがって、アンテナ装置を小型化することができる。
(実施例17)
図19は本発明の実施例17によるアンテナ装置を示す。
ここでは、放射板に設けたスリット部7が途中でT字形状に分岐し、第1および第2スリットを形成する。第1および第2スリットのそれぞれが放射板端部近傍に終点31および32を有している。
スリット部7の始点28と放射板上の給電点29を結ぶ線分を直角に2等分する線分で、放射板を2つの領域に分け、始点28および給電点29が存在する領域をそれぞれ第1領域33および第2領域34とする。
また、短絡部は短絡点30で、放射板2に接している。
図19において、第1および第2スリットのそれぞれの終点31および32が第2領域34に存在する場合、接地板2に対する放射板の高周波電位差は第1領域33側の方が、第2領域34側より大きい。したがって、この領域に容量素子35を装荷することにより、より小さな容量値で所望のアンテナ特性が得られる。それとともに、放射板上の高周波電流値の大きい第2領域34に、インダクタンス素子36を装荷することにより、より小さなインダクタンス値で所望のアンテナ特性が得られる。
(実施例18)
図20は本発明の実施例18によるアンテナ装置を示す。
ここでは、放射板に設けたスリット部が途中でT字形状に分岐し、第1および第2スリットを形成する。それぞれのスリットが、さらに放射板端部近傍で、図20に示すように、略直角に折れ曲がり、終点31および32を有している。
スリット部の始点28と放射板上の給電点29を結ぶ線分を直角に2等分する線分で、放射板を2つの領域に分ける。
始点28および給電点29が存在する領域をそれぞれ第1領域33および第2領域34とする。
第1および第2スリットのそれぞれの終点31および32が第1領域に存在する場合、接地板2に対する放射板の高周波電位差は、第2領域34側の方が、第1領域33側より大きい。したがって、領域34に容量素子35を装荷することにより、より小さな容量値で所望のアンテナ特性を得ることができる。
(実施例19)
図21は本発明の実施例19によるアンテナ装置を示す。
ここでは、放射板に設けたスリット部7が途中でT字形状に分岐し、第1および第2スリットを形成する。第1および第2スリットのそれぞれが終点31および32を有している。
ただし、それぞれのスリットの一方だけがさらに放射板端部近傍で、図21に示すように、略直角に折れ曲がっている。
また、スリット部7の始点28と放射板上の給電点29を結ぶ線分を直角に2等分する線分で、放射板を2つの領域に分け、始点28および給電点29が存在する領域をそれぞれ第1領域33および第2領域34とする。
図21において、第1スリットの終点31が第1領域33に存在するので、共振器5上で接地板2に対する高周波電位差が、より大きい第2領域34に容量素子35を装荷する。
一方、第2スリットの終点32は第2領域34に存在するので、第2領域34における共振器6上の高周波電流値が、より大きい。したがって、第2領域34にインダクタンス素子36を装荷することにより、より小さな素子値を有するリアクタンス素子を用いて所望のアンテナ特性を得ることができる。
産業上の利用の可能性
本発明のアンテナ装置は、板状逆F型アンテナの放射素子にスリットを設けて2つの共振器型放射素子を形成している。
このスリット部によって放射素子を互いに結合させて、複共振状態を生起させアンテナの周波数特性の広帯域化を可能にしている。
このようにして、小型低背化かつ広帯域化アンテナ装置を実現できる。さらに、このアンテナ装置は、アンテナ特性を調整するための多様な構成を有する。したがって、このアンテナ装置は、各種通信機器に柔軟かつ迅速に搭載することができる。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明の実施例1におけるアンテナ装置の斜視図である。
図2(a)は、従来例のアンテナ装置の入力VSWRの周波数特性である。
図2(b)は、本発明の実施例1におけるアンテナ装置の入力VSWRの周波数特性である。
図3は、本発明の実施例2におけるアンテナ装置の斜視図である。
図4は、本発明の実施例3におけるアンテナ装置の斜視図である。
図5は、本発明の実施例4におけるアンテナ装置の斜視図である。
図6は、本発明の実施例5におけるアンテナ装置の斜視図である。
図7は、本発明の実施例6におけるアンテナ装置の斜視図である。
図8は、本発明の実施例7におけるアンテナ装置の斜視図である。
図9(a)および図9(b)は、本発明の実施例8におけるアンテナ装置の斜視図である。
図10は、本発明の実施例9におけるアンテナ装置の斜視図である。
図11は、本発明の実施例10におけるアンテナ装置の斜視図である。
図12は、本発明の実施例11におけるアンテナ装置の斜視図である。
図13は、櫛の歯形状をしたエレメントの外観図である。
図14は、本発明の実施例12におけるアンテナ装置の斜視図である。
図15は、本発明の実施例13におけるアンテナ装置の斜視図である。
図16は、本発明の実施例14におけるアンテナ装置の斜視図である。
図17(a)および図17(b)は、本発明の実施例15におけるアンテナ装置の斜視図である。
図18は、本発明の実施例16におけるアンテナ装置の斜視図である。
図19は、本発明の実施例17におけるアンテナ装置の斜視図である。
図20は、本発明の実施例18におけるアンテナ装置の斜視図である。
図21は、本発明の実施例19におけるアンテナ装置の斜視図である。
図22は、2段梯子型バンドパスフィルタの回路図である。
図23は、並列同調型の2段梯子型バンドパスフィルタの回路図である。
図24は、短絡部と給電部間の距離を変化させたときのアンテナの入力インピーダンス特性を表す図である。
図25は、共振器間の距離を変化させたときのアンテナの入力インピーダンス特性を表す図である。
図26は、図27に示した特性の測定に供した本発明のアンテナ装置の斜視図である。
図27は、スリット部の長さを変化させたときの共振周波数の偏移を表す図である。
図28は、従来例のアンテナ装置の斜視図である。
図面の参照符号の一覧表
1 放射板
2 接地板
3 給電線
4 短絡線
5 共振器
6 共振器
7 スリット部
8 結合板
9 スリット部
10 スリット部
11 共振器
12 誘電体
13 給電用ランド
14 短絡用ランド
15 基板
16 第1のリアクタンス素子
17 第2のリアクタンス素子
18 第3のリアクタンス素子
19 櫛の歯形状のエレメント
20 櫛の歯
21 第1の櫛の歯形状のエレメント
22 第2の櫛の歯形状のエレメント
23 第3の櫛の歯形状のエレメント
24 第1のマイクロストリップライン
25 第2のマイクロストリップライン
26 第3のマイクロストリップライン
27 チップ部品
28 スリット部の始点
29 給電部接続点
30 短絡部接続点
31 スリット部の終点
32 スリット部の終点
33 第1領域
34 第2領域
35 容量素子
36 インダクタンス素子
100 放射板
101 接地板
102 給電線
1000、1006 共振器
1001、1007 共振器
1002 負荷抵抗
1003 コンデンサ
1004 コンデンサ
1005 信号源の内部抵抗
1008〜1011 入力インピーダンス特性の周波数特性
1012 VSWR=3の円

Claims (24)

  1. 放射板と、
    前記放射板の側辺部または端部に設けられた給電部と、
    前記放射板と対向して設けられた接地板と、
    前記給電部の近傍にその一端が設けられ、他端が前記接地板に接続された短絡部と、
    とを含み、
    前記放射板上で、前記給電部と略対向する側の側辺部または端部にスリット部を設けることにより、前記放射板に、第1共振器と第2共振器と含む2つの共振器を形成する
    アンテナ装置。
  2. スリット部が略T字状または舌片状に形成する
    請求項1記載のアンテナ装置。
  3. 導電性の結合板が、前記放射板に近接して、絶縁部材を介して、前記スリット部をまたぐように設けられた
    請求項1記載のアンテナ装置。
  4. 前記スリット部の幅を部分的に変えることにより、前記2つの共振器間の結合度が調整される
    請求項1記載のアンテナ装置。
  5. 前記結合板の大きさを部分的に変えることにより、前記2つの共振器間の結合度が調整される
    請求項3記載のアンテナ装置。
  6. 前記スリット部の一部を連続的に長く形成することにより、前記共振器の共振周波数を下げる
    請求項1記載のアンテナ装置。
  7. 前記放射板および前記接地板が、誘電体、磁性体、誘電体と磁性体の混合体とのうちのいずれかの表面に形成された
    請求項1記載のアンテナ装置。
  8. 前記放射板と前記接地板との間に空間が存在する
    請求項1記載のアンテナ装置。
  9. 放射板と、
    前記放射板の側辺部または端部に設けられた給電部と、
    前記放射板と対向して設けられた接地板と、
    前記給電部の近傍にその一端が設けられ他端が前記接地板に接続された短絡部と、
    を含み、
    前記放射板上で、前記給電部と略対向する側の側辺部または端部に複数のスリット部を設けることにより、前記放射板に複数の共振器を形成する
    アンテナ装置。
  10. 前記2つの共振器の少なくとも一方の共振器の一部分と前記接地板との間にリアクタンス素子を付加または形成した
    請求項1に記載のアンテナ装置。
  11. 前記スリット部の一部分にリアクタンス素子を付加または形成した
    請求項1に記載のアンテナ装置。
  12. 前記リアクタンス素子を結合板、櫛の歯形状のエレメント、マイクロストリップ線路、チップコンデンサ、チップインダクタの少なくとも一つにて構成した
    請求項10および請求項11に記載のアンテナ装置。
  13. 前記結合板と、前記2つの共振器の少なくとも一方を短絡した請求項4に記載のアンテナ装置。
  14. 前記エレメントの櫛の歯形状を変えることにより、前記エレメントの容量値が調整される
    請求項12に記載のアンテナ装置。
  15. 前記スリット部が途中で略T字状に分岐され、かつ前記2つの共振器の少なくとも一方の共振器上において、
    高周波電界が支配的な領域に付加または形成される容量素子および
    高周波磁界が支配的な領域に付加または形成されるインダクタンス素子
    の少なくとも一つを含む
    請求項1に記載のアンテナ装置。
  16. 前記スリット部が途中で略T字状に分岐され、分岐されたそれぞれのスリットの少なくとも一方が前記放射板の側辺部近傍で略直角にかつ前記スリット部の始点側に折り曲げられ、かつ前記2つの共振器の少なくとも一方の共振器上において、
    高周波電界が支配的な領域に付加または形成される容量素子および
    高周波磁界が支配的な領域に付加または形成されるインダクタンス素子
    の少なくとも一つを含む
    請求項1に記載のアンテナ装置。
  17. 前記放射板上において、前記短絡部を設けた点(短絡点)と前記スリット部の始点とを結んだ線分を略直角に2分する線分で、前記放射板を、前記始点がある領域(第1領域)と前記短絡点がある領域(第2領域)との2つの領域に分け、
    前記スリット部の終点が前記第2領域にある場合、
    前記第1領域に容量素子が付加または形成され、
    前記第2領域にインダクタンス素子が付加または形成された
    請求項1記載のアンテナ装置。
  18. 前記放射板上において、前記短絡部を設けた点(短絡点)と前記スリット部の始点とを結んだ線分を略直角に2分する線分で、前記放射板を、前記始点がある領域(第1領域)と前記短絡点がある領域(第2領域)との2つの領域に分け、
    前記スリット部が、連続的に長く形成され、前記第2領域を通って、その終点が前記第1領域にある場合、
    前記第2領域に、容量素子を付加または形成された
    請求項1記載のアンテナ装置。
  19. 前記放射板上において、前記給電部を設けた点(給電点)と前記スリット部の始点とを結んだ線分を略直角に2分する線分で、前記放射板を、前記始点がある領域(第1領域)と前記給電点がある領域(第2領域)との2つの領域に分け、
    前記スリット部の終点が前記第2領域にある場合、
    前記第1領域に容量素子が付加または形成され、
    前記第2領域にインダクタンス素子が付加または形成された
    請求項1記載のアンテナ装置。
  20. 前記放射板上において、前記給電部を設けた点(給電点)と前記スリット部の始点とを結んだ線分を略直角に2分する線分で、前記放射板を、前記始点がある領域(第1領域)と前記給電点がある領域(第2領域)との2つの領域に分け、
    前記スリット部を連続的に長く形成し、前記第1領域を通って、その終点が前記第1領域にある場合、
    前記第2領域に容量素子が付加または形成された
    請求項1記載のアンテナ装置。
  21. 前記スリット部を途中で前記第1共振器側と前記第2共振器側に分岐させて、それぞれ第1スリットおよび第2スリットとし、かつ前記放射板上において短絡部を設けた点(短絡点)と前記スリット部の始点とを結んだ線分を略直角に2分する線分で、前記放射板を、前記始点がある領域(第1領域)および前記短絡点のある領域(第2領域)との2つの領城に分け、
    前記第1スリットの終点が第2領域にある場合、
    前記第1共振器において、前記第1領域に容量素子が付加または形成され、第2領域にインダクタンス素子が付加または形成され、
    前記第2スリットが第2領域を通って終点が第1領域にある場合、
    前記第2共振器において、前記第2領域に容量素子が付加または形成された
    請求項1記載のアンテナ装置。
  22. 前記スリット部を途中で前記第1共振器側と前記第2共振器側に分岐させて、それぞれ第1スリットおよび第2スリットとし、かつ前記放射板上において給電部を設けた点(給電点)と前記スリット部の始点とを結んだ線分を、略直角に2分する線分で、前記放射板を、前記始点がある領域(第1領域)および前記給電点のある領域(第2領域)との2つの領域に分け、
    前記第1スリットの終点が前記第2領域にある場合、
    前記第1共振器において、前記第1領域に容量素子が付加または形成され、前記第2領域にインダクタンス素子が付加または形成され、
    前記第2スリットが前記第2領域を通ってその終点が前記第1領域にある場合、
    前記第2共振器において、前記第2領域に容量素子が付加または形成される
    請求項1記載のアンテナ装置。
  23. 前記スリット部の間および前記放射板と前記接地板との間の少なくとも一つに、容量素子およびインダクタンス素子の少なくとも一つが付加または形成された
    請求項15から請求項22のいずれかに記載のアンテナ装置。
  24. 前記共振器の形状をメアンダ形状とした
    請求項1または請求項9に記載のアンテナ装置。
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