JPWO2002064277A1 - プレス成形後に焼入処理した概略b字形の閉断面を有するバンパーリィンホース - Google Patents
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Abstract
本発明は、自動車のボディの剛性を向上させたり衝突時のエネルギを吸収することにより、自動車の安全性を高めるため使用されるバンパーリィンホースに係り、軽量で安全性の高い概略B字形の閉断面を有するバンパーリィンホースを提供することを目的とした。本発明にかかるバンパーリィンホースは、鋼板を深絞りし断面中央にハット形を形成する工程と、不要な部分を取り除く外形トリム加工工程と、断面両端に立ち上がりをプレス加工する工程と、断面両側にL字形状の斜立上をプレス加工する工程と、断面両側からプレス加工しさらに上からプレス加工する工程と、接合部を溶接する工程などにより成形した後に、焼入処理を行い材料の引張強さを高めたことを特徴とする。
Description
技術分野
本発明は自動車のボディの剛性を向上させたり、衝突時のエネルギを吸収することにより、自動車の安全性を高めるため使用されるバンパーリィンホースに係り、深絞り工程を有するプレス成形により概略B字形の閉断面を成形した後に焼入処理を施したバンパーリィンホースとすることにより、従来品と比べさらに軽量でかつ安全性の高いバンパーリィンホースを提供することに関する。
背景技術
バンパーリィンホースには、自動車が衝突した時のエネルギを吸収し乗員を保護する機能を満足しつつ自動車の走行性能や燃費性能を向上するため、さらなる軽量化の要請があったがなかなか達成できなかった。
また、例えば正面衝突した場合に大きな力のかかる中央部や、オフセット衝突したときに大きな力のかかる部分の強度を特に高くして、比較的小さな力のかかる両端部では適度な加重で座屈させるなどの要請もあった。
例えば米国やカナダのように、バンパーリィンホースの中央部に約400mm幅の振子を5マイル/時間の速度で衝突させて変形を測定する試験(以下単に「振子試験」という。)を行ったり、欧州のように自動車の中央から少しずれた位置にオフセット衝突させ(以下単に「オフセット試験」という。)、破損した交換部品の費用のデータを保険料算定の資料とするなど、バンパーリィンホースの評価方法も多様であり、これらの評価試験において優れた性能を有するバンパーリィンホースが求められている。
中央部やオフセット衝突部の強度を上げるためには、強度を増加したい部分の断面を大きくする方法が考えられるが、外観形状とのバランスから制限を受けたり部材の加工性から制限を受けたりして容易ではない。また、部分的に強度の高い材料を使用する方法も考えられるが、加工工程が複雑で高価なバンパーリィンホースとなる問題があった。
本発明の目的とするところは、従来より板厚を下げた鋼板を使用して、深絞り工程を有するプレス成形により概略B字形の閉断面を成形し、その後に焼入処理して鋼板を高強度化してなる、軽量で安全性の高い概略B字形の閉断面を有する、バンパーリィンホースを提供することにある。
また、例えば正面衝突した場合に大きな力のかかる中央部やオフセット衝突したときに大きな力のかかる部分の強度を特に高くした、バンパーリィンホースを提供することにある。
発明の開示
本発明は鋼板を深絞り加工し断面中央にハット形を形成する工程と、不要な部分を取り除く外形トリム加工工程と、断面両端に立上をプレス加工する工程と、断面両側にL字形状の斜立上をプレス加工する工程と、断面を両側からプレス加工しさらに上からプレス加工する工程とにより、概略B字形の閉断面を有するバンパーリィンホースを成型し、その後に焼入処理をしたバンパーリィンホースであることを特徴とする。
また、バンパーリィンホースの全長に渡り焼入処理したバンパーリィンホース、中央部約400mmのみを焼入処理したバンパーリィンホース、中心から左右に200mm離れた位置からそれぞれ200mmの間のみを焼入処理したバンパーリィンホース、中央部800mmの間のみを焼き入れ処理したバンパーリィンホースなどであることを特徴とする。
発明を実施するための最良の形態
本実施例では板厚が1.4mmで引張強さが490N/mm2である焼入性の高い高張力鋼板を材料として使用した。
鋼板を深絞り加工し断面中央にハット形22を形成する工程は、ハット形22の外幅と同じ幅b3であってハット形22の高さと同じ深さh1の溝25を持つ上型24と、ハット形22の内幅と同じ幅b4であってハット形22の高さと同じ高さh2の突起28を持つ下型27との間に鋼板をはさみ、上型24を押し下げプレス加工し深絞断面20に加工する。
平面視の長手方向において外側面61や取付面65に滑らかな曲面形状を与える場合は、ハット形上面23とハット形下面19とがそれぞれ曲面となるように、上型24の下面24aと下型27の上面27a及び溝25の底面25aと突起28の先端面28aの形状をそれぞれ曲面形状とする。
また、h1とh2は全幅の寸法Hより板厚tの2倍の寸法だけ小さくする。長手方向中央部における全幅の寸法Hを最大とし両端部における全幅の寸法Hを小さくする場合は、長手方向の位置により変化するH寸法に合わせh1及びh2寸法も変化させる。
深絞断面20を外形トリム加工する工程では、FIG.4のD−Dで切断すること、ハット形下面19に工具穴、配線取付け穴、自動車のボディへの取付け穴、バンパーカバの取付け穴などをあけること、板幅寸法b8が全幅の寸法Hの変化に応じた適切な寸法になるように切断することなどを行い、トリム断面21に加工する。
断面両端に立上32をプレス加工する工程は、立上32の下部の内幅と同じ幅の寸法b5を持ち溝35を有する上型34と、立上32下部の外幅と同じ幅寸法b6の溝であってその中央に突起38cを有する溝38を持つ下型37との間にトリム断面21をはさみ、上型34を押し下げプレス加工し立上断面31に加工する。
ここで、溝38の立上面38bの角度Eは35度から90度の範囲の適当な値とする。FIG.8に示すようにバンパーリィンホースの高さ寸法Bに対し全幅の寸法Hが大きい場合は角度Eを90度にしても上型44と斜立上42は干渉しないが、高さ寸法Bに対し全幅の寸法Hが小さくなると角度Eを小さくしないと上型44と斜立上42は干渉するからである。なおFIG.1の実施例ではバンパーリィンホース1の中央部において角度Eを80度とし端部において角度Eを45度とした。
平面視の長手方向において外側面61と取付面65に滑らかな曲面形状を与える場合は、溝35の底面35aと突起38cの先端面38d及び上型34の下面34aと溝38の底面38aをそれぞれ曲面形状とする。
また、長手方向中央部における全幅の寸法Hを最大とし両端部における全幅の寸法Hを小さくする場合は、b5寸法とb6寸法とを全幅の寸法Hの変化に対応して変化させる。
断面両側にL字形状の斜立上42をプレス加工する工程は、溝45を有する上型44と、底面47aと傾斜面47bとからなる溝であってその中央に突起47cを有する溝47を持つ下型46との間に立上断面31をはさみ、上型44を押し下げプレス加工しL斜断面41に加工する。
ここで溝47の斜面47bの角度FはFIG.10に示す断面両側からプレス加工し始めるときに右型54の押面54a、左型55の押面55aに対して斜立上42の接触面42bが矢印J方向へ滑る角度とする。
この角度の下限値は型や鋼板の材質、表面硬度、表面粗さ、油脂の有無と種類などにより変化するので実験して決定する必要がある。なおFIG.1の実施例では角度Fを60度とした。
平面視の長手方向において外側面61と取付面65に滑らかな曲面形状を与える場合は、溝45の底面45aと突起47cの先端面47d及び上型44の下面44aと溝47の底面47aをそれぞれ曲面形状とする。
上型43の移動する軌跡とワークの一部である斜立上42の先端42aとが干渉する場合における、断面両側にL字形状の斜立上42をプレス加工するプレス型とプレス加工方法についての発明の1実施例をFIG.9に示し説明する。
まず、上型43に切欠43aを設けプレス加工を行ったときに上型43と斜立上42の先端42aが干渉しないようにする。さらにキッカ48を設けてプレス型を構成する。
このようなプレス型を使用し、上型43を押下げてプレス加工するときは上型43と、ワークの一部である斜立上42の先端42aは干渉しない。また、キッカ48の先端を押出しながらワークの一部たるハット形上面23を押しつつ上型43を引上げると、L斜断面41を上型から容易に分離させることができる。
断面両側からプレス加工しさらに上からプレスする工程は、右型54と左型55との間にL斜断面41をはさみ断面両側からプレス加工した後に、上型56により上からプレス加工する。
平面視の長手方向において外側面61や取付面65に滑らかな曲面形状を与える場合は、上型56の下面56aと右型54と左型55の受面54b、55bをそれぞれ曲面形状とする。
また、長手方向中央部における全幅の寸法Hを最大とし両端部における全幅の寸法Hを小さくする場合は、上型56を押下げた位置における下面56aと受面54b、55bとの寸法h3を全幅の寸法Hの変化に対応して変化させる。
接合部52を仮溶接する場合は断面形状がくずれないようにクランプした状態でスポット溶接をする。また、接合部52を本溶接する工程はシーム溶接、レーザー溶接、プラズマ溶接などが好ましい。これにより概略B字型の閉断面51を有するバンパーリィンホース1の成形は完成する。
次に、焼入処理として本実施例では高周波焼入を行う。高周波焼入は、概略B字形の閉断面の外周面に沿ってコイルを構成し、前記コイルに高周波電流を流しつつバンパーリィンホースの長手方向に相対的に移動させ、焼入部分を約800℃まで加熱した後に水冷する。この焼入により材料の引張強さは1300N/mm2に向上した。
なお、本発明において引張強さ440〜590N/mm2の鋼板を使用するとプレス加工性がよく適当である。これ以上に引張強さの高い材料を使用すると中央部の全幅Hが大きく両端部における全幅Hが小さい場合などに、鋼板を深絞り加工し断面中央にハット形22を形成するプレス加工が困難となる場合があるからである。
また、引張強さ440〜590N/mm2の材料を高周波焼入して、焼入後の引張強さ1180〜1470N/mm2とすることが軽量化の要求に応えるため及び経済性の理由から好ましい。焼入れにより材料の引張強さが全体的に向上し、同じ強度のバンパーリィンホースを得る場合には、引張強さが上がった分だけ材料の板厚を薄くすることができからである。
また、鋼板の板厚は0.7〜1.6mmのものが適当であるが、特に板厚0.9〜1.4mmのものが軽量化の要求に応えるため及び経済性の理由から好ましい。
以上の実施例では、プレス方向を上下あるいは左右に記載したが、これに限定されるものではなく、上下を逆にしても、上下を左右にあるいは左右を上下に変更しても構わない。またプレスの型についても図示したものはあくまでも1実施例にすぎず、図示したプレス型の形状に限定するものではない。
また、上記実施例では言及していないが、必要に応じプレス加工後に生じるスプリングバックを考慮したプレス型を使用する。
また本実施例では、概略B字形の閉断面51の外側面61を自動車の外側とし取付面65を車体へ取付けるように構成したが、これに限定するものではなく逆の構成も考えられる。
上記実施例ではバンパーリィンホースの全長に渡り高周波焼入した例を記載したが、部分的に強度を向上させたい場合であって、振子試験の成績のみ良くしたい場合は中央部約400mmの範囲のみ、オフセット試験のみの成績を良くしたい場合は中心から左右に200mm離れた位置からそれぞれ両端部に向かって200mmの間のみ、振子試験とオフセット試験の両方とも成績を良くしたい場合は中央部800mmの範囲を高周波焼入すればよい。
産業上の利用可能性
本発明に係るバンパーリィンホースは、鋼板を焼入処理して引張強度を高くした材料を使用し、断面係数が高く強度上優れた形状となっているため、従来よりさらに薄い鋼板を使用することができる。従って、必要な強度と衝突時のエネルギ吸収などの機能を満足しつつ、軽量化の要請に応えたバンパーリィンホースであり、本発明の産業上の利用性は高い。
また、比較的プレス加工性の良い材料を使用しプレス加工後に焼入処理して強度を高めたバンパーリィンホースとしたため、従来の加工法では加工困難であった断面形状にも加工することが可能となり、製品形状の自由度が増して客先の要求にも容易に答えることができるようになり、本発明の産業上の利用性は高い。
また、衝突した場合に大きな力のかかる中央部では、大きな断面2次モーメントを有すると共に焼入処理により引張強さを高め、比較的小さな力のかかる両端部では小さな断面2次モーメントを有すると共に焼入処理をしない構成とし、強度上最適なバランスを有するバンパーリィンホースを提供することができたので、本発明の産業上の利用性は高い。
【図面の簡単な説明】
FIG.1は本発明にかかるバンパーリィンホースの1実施例の右半分平面図である。FIG.2はFIG.1のA−A矢視断面図である。
FIG.3は鋼板を深絞り加工し断面中央にハット形を形成しつつハット形上面とハット形下面を平面視において曲面形状にプレス加工する工程の1実施例を示す図である。FIG.4はFIG.3の深絞断面のC−C矢視の右半分断面図である。
FIG.5は外形トリム加工後であるトリム断面の断面図である。FIG.6は断面両側に立上をプレス加工する工程の1実施例を示す図である。
FIG.7は断面両側にL字形状の斜立上をプレス加工する工程の1実施例を示す図である。FIG.8は断面の高さ寸法Bに対し全幅Hの寸法が大きな場合における、断面両側にL字形状の斜立上をプレス加工する工程の1実施例を示す図である。
FIG.9はその一部に切欠を設けたプレス型とキッカとからなるプレス型の発明におけるプレス加工工程の1実施例を示す図である。
FIG.10は断面両側からプレス加工し始める状態の1実施例を示す図である。FIG.11は断面を両側からプレス加工しさらに上からプレス加工する工程の1実施例を示す図である。
本発明は自動車のボディの剛性を向上させたり、衝突時のエネルギを吸収することにより、自動車の安全性を高めるため使用されるバンパーリィンホースに係り、深絞り工程を有するプレス成形により概略B字形の閉断面を成形した後に焼入処理を施したバンパーリィンホースとすることにより、従来品と比べさらに軽量でかつ安全性の高いバンパーリィンホースを提供することに関する。
背景技術
バンパーリィンホースには、自動車が衝突した時のエネルギを吸収し乗員を保護する機能を満足しつつ自動車の走行性能や燃費性能を向上するため、さらなる軽量化の要請があったがなかなか達成できなかった。
また、例えば正面衝突した場合に大きな力のかかる中央部や、オフセット衝突したときに大きな力のかかる部分の強度を特に高くして、比較的小さな力のかかる両端部では適度な加重で座屈させるなどの要請もあった。
例えば米国やカナダのように、バンパーリィンホースの中央部に約400mm幅の振子を5マイル/時間の速度で衝突させて変形を測定する試験(以下単に「振子試験」という。)を行ったり、欧州のように自動車の中央から少しずれた位置にオフセット衝突させ(以下単に「オフセット試験」という。)、破損した交換部品の費用のデータを保険料算定の資料とするなど、バンパーリィンホースの評価方法も多様であり、これらの評価試験において優れた性能を有するバンパーリィンホースが求められている。
中央部やオフセット衝突部の強度を上げるためには、強度を増加したい部分の断面を大きくする方法が考えられるが、外観形状とのバランスから制限を受けたり部材の加工性から制限を受けたりして容易ではない。また、部分的に強度の高い材料を使用する方法も考えられるが、加工工程が複雑で高価なバンパーリィンホースとなる問題があった。
本発明の目的とするところは、従来より板厚を下げた鋼板を使用して、深絞り工程を有するプレス成形により概略B字形の閉断面を成形し、その後に焼入処理して鋼板を高強度化してなる、軽量で安全性の高い概略B字形の閉断面を有する、バンパーリィンホースを提供することにある。
また、例えば正面衝突した場合に大きな力のかかる中央部やオフセット衝突したときに大きな力のかかる部分の強度を特に高くした、バンパーリィンホースを提供することにある。
発明の開示
本発明は鋼板を深絞り加工し断面中央にハット形を形成する工程と、不要な部分を取り除く外形トリム加工工程と、断面両端に立上をプレス加工する工程と、断面両側にL字形状の斜立上をプレス加工する工程と、断面を両側からプレス加工しさらに上からプレス加工する工程とにより、概略B字形の閉断面を有するバンパーリィンホースを成型し、その後に焼入処理をしたバンパーリィンホースであることを特徴とする。
また、バンパーリィンホースの全長に渡り焼入処理したバンパーリィンホース、中央部約400mmのみを焼入処理したバンパーリィンホース、中心から左右に200mm離れた位置からそれぞれ200mmの間のみを焼入処理したバンパーリィンホース、中央部800mmの間のみを焼き入れ処理したバンパーリィンホースなどであることを特徴とする。
発明を実施するための最良の形態
本実施例では板厚が1.4mmで引張強さが490N/mm2である焼入性の高い高張力鋼板を材料として使用した。
鋼板を深絞り加工し断面中央にハット形22を形成する工程は、ハット形22の外幅と同じ幅b3であってハット形22の高さと同じ深さh1の溝25を持つ上型24と、ハット形22の内幅と同じ幅b4であってハット形22の高さと同じ高さh2の突起28を持つ下型27との間に鋼板をはさみ、上型24を押し下げプレス加工し深絞断面20に加工する。
平面視の長手方向において外側面61や取付面65に滑らかな曲面形状を与える場合は、ハット形上面23とハット形下面19とがそれぞれ曲面となるように、上型24の下面24aと下型27の上面27a及び溝25の底面25aと突起28の先端面28aの形状をそれぞれ曲面形状とする。
また、h1とh2は全幅の寸法Hより板厚tの2倍の寸法だけ小さくする。長手方向中央部における全幅の寸法Hを最大とし両端部における全幅の寸法Hを小さくする場合は、長手方向の位置により変化するH寸法に合わせh1及びh2寸法も変化させる。
深絞断面20を外形トリム加工する工程では、FIG.4のD−Dで切断すること、ハット形下面19に工具穴、配線取付け穴、自動車のボディへの取付け穴、バンパーカバの取付け穴などをあけること、板幅寸法b8が全幅の寸法Hの変化に応じた適切な寸法になるように切断することなどを行い、トリム断面21に加工する。
断面両端に立上32をプレス加工する工程は、立上32の下部の内幅と同じ幅の寸法b5を持ち溝35を有する上型34と、立上32下部の外幅と同じ幅寸法b6の溝であってその中央に突起38cを有する溝38を持つ下型37との間にトリム断面21をはさみ、上型34を押し下げプレス加工し立上断面31に加工する。
ここで、溝38の立上面38bの角度Eは35度から90度の範囲の適当な値とする。FIG.8に示すようにバンパーリィンホースの高さ寸法Bに対し全幅の寸法Hが大きい場合は角度Eを90度にしても上型44と斜立上42は干渉しないが、高さ寸法Bに対し全幅の寸法Hが小さくなると角度Eを小さくしないと上型44と斜立上42は干渉するからである。なおFIG.1の実施例ではバンパーリィンホース1の中央部において角度Eを80度とし端部において角度Eを45度とした。
平面視の長手方向において外側面61と取付面65に滑らかな曲面形状を与える場合は、溝35の底面35aと突起38cの先端面38d及び上型34の下面34aと溝38の底面38aをそれぞれ曲面形状とする。
また、長手方向中央部における全幅の寸法Hを最大とし両端部における全幅の寸法Hを小さくする場合は、b5寸法とb6寸法とを全幅の寸法Hの変化に対応して変化させる。
断面両側にL字形状の斜立上42をプレス加工する工程は、溝45を有する上型44と、底面47aと傾斜面47bとからなる溝であってその中央に突起47cを有する溝47を持つ下型46との間に立上断面31をはさみ、上型44を押し下げプレス加工しL斜断面41に加工する。
ここで溝47の斜面47bの角度FはFIG.10に示す断面両側からプレス加工し始めるときに右型54の押面54a、左型55の押面55aに対して斜立上42の接触面42bが矢印J方向へ滑る角度とする。
この角度の下限値は型や鋼板の材質、表面硬度、表面粗さ、油脂の有無と種類などにより変化するので実験して決定する必要がある。なおFIG.1の実施例では角度Fを60度とした。
平面視の長手方向において外側面61と取付面65に滑らかな曲面形状を与える場合は、溝45の底面45aと突起47cの先端面47d及び上型44の下面44aと溝47の底面47aをそれぞれ曲面形状とする。
上型43の移動する軌跡とワークの一部である斜立上42の先端42aとが干渉する場合における、断面両側にL字形状の斜立上42をプレス加工するプレス型とプレス加工方法についての発明の1実施例をFIG.9に示し説明する。
まず、上型43に切欠43aを設けプレス加工を行ったときに上型43と斜立上42の先端42aが干渉しないようにする。さらにキッカ48を設けてプレス型を構成する。
このようなプレス型を使用し、上型43を押下げてプレス加工するときは上型43と、ワークの一部である斜立上42の先端42aは干渉しない。また、キッカ48の先端を押出しながらワークの一部たるハット形上面23を押しつつ上型43を引上げると、L斜断面41を上型から容易に分離させることができる。
断面両側からプレス加工しさらに上からプレスする工程は、右型54と左型55との間にL斜断面41をはさみ断面両側からプレス加工した後に、上型56により上からプレス加工する。
平面視の長手方向において外側面61や取付面65に滑らかな曲面形状を与える場合は、上型56の下面56aと右型54と左型55の受面54b、55bをそれぞれ曲面形状とする。
また、長手方向中央部における全幅の寸法Hを最大とし両端部における全幅の寸法Hを小さくする場合は、上型56を押下げた位置における下面56aと受面54b、55bとの寸法h3を全幅の寸法Hの変化に対応して変化させる。
接合部52を仮溶接する場合は断面形状がくずれないようにクランプした状態でスポット溶接をする。また、接合部52を本溶接する工程はシーム溶接、レーザー溶接、プラズマ溶接などが好ましい。これにより概略B字型の閉断面51を有するバンパーリィンホース1の成形は完成する。
次に、焼入処理として本実施例では高周波焼入を行う。高周波焼入は、概略B字形の閉断面の外周面に沿ってコイルを構成し、前記コイルに高周波電流を流しつつバンパーリィンホースの長手方向に相対的に移動させ、焼入部分を約800℃まで加熱した後に水冷する。この焼入により材料の引張強さは1300N/mm2に向上した。
なお、本発明において引張強さ440〜590N/mm2の鋼板を使用するとプレス加工性がよく適当である。これ以上に引張強さの高い材料を使用すると中央部の全幅Hが大きく両端部における全幅Hが小さい場合などに、鋼板を深絞り加工し断面中央にハット形22を形成するプレス加工が困難となる場合があるからである。
また、引張強さ440〜590N/mm2の材料を高周波焼入して、焼入後の引張強さ1180〜1470N/mm2とすることが軽量化の要求に応えるため及び経済性の理由から好ましい。焼入れにより材料の引張強さが全体的に向上し、同じ強度のバンパーリィンホースを得る場合には、引張強さが上がった分だけ材料の板厚を薄くすることができからである。
また、鋼板の板厚は0.7〜1.6mmのものが適当であるが、特に板厚0.9〜1.4mmのものが軽量化の要求に応えるため及び経済性の理由から好ましい。
以上の実施例では、プレス方向を上下あるいは左右に記載したが、これに限定されるものではなく、上下を逆にしても、上下を左右にあるいは左右を上下に変更しても構わない。またプレスの型についても図示したものはあくまでも1実施例にすぎず、図示したプレス型の形状に限定するものではない。
また、上記実施例では言及していないが、必要に応じプレス加工後に生じるスプリングバックを考慮したプレス型を使用する。
また本実施例では、概略B字形の閉断面51の外側面61を自動車の外側とし取付面65を車体へ取付けるように構成したが、これに限定するものではなく逆の構成も考えられる。
上記実施例ではバンパーリィンホースの全長に渡り高周波焼入した例を記載したが、部分的に強度を向上させたい場合であって、振子試験の成績のみ良くしたい場合は中央部約400mmの範囲のみ、オフセット試験のみの成績を良くしたい場合は中心から左右に200mm離れた位置からそれぞれ両端部に向かって200mmの間のみ、振子試験とオフセット試験の両方とも成績を良くしたい場合は中央部800mmの範囲を高周波焼入すればよい。
産業上の利用可能性
本発明に係るバンパーリィンホースは、鋼板を焼入処理して引張強度を高くした材料を使用し、断面係数が高く強度上優れた形状となっているため、従来よりさらに薄い鋼板を使用することができる。従って、必要な強度と衝突時のエネルギ吸収などの機能を満足しつつ、軽量化の要請に応えたバンパーリィンホースであり、本発明の産業上の利用性は高い。
また、比較的プレス加工性の良い材料を使用しプレス加工後に焼入処理して強度を高めたバンパーリィンホースとしたため、従来の加工法では加工困難であった断面形状にも加工することが可能となり、製品形状の自由度が増して客先の要求にも容易に答えることができるようになり、本発明の産業上の利用性は高い。
また、衝突した場合に大きな力のかかる中央部では、大きな断面2次モーメントを有すると共に焼入処理により引張強さを高め、比較的小さな力のかかる両端部では小さな断面2次モーメントを有すると共に焼入処理をしない構成とし、強度上最適なバランスを有するバンパーリィンホースを提供することができたので、本発明の産業上の利用性は高い。
【図面の簡単な説明】
FIG.1は本発明にかかるバンパーリィンホースの1実施例の右半分平面図である。FIG.2はFIG.1のA−A矢視断面図である。
FIG.3は鋼板を深絞り加工し断面中央にハット形を形成しつつハット形上面とハット形下面を平面視において曲面形状にプレス加工する工程の1実施例を示す図である。FIG.4はFIG.3の深絞断面のC−C矢視の右半分断面図である。
FIG.5は外形トリム加工後であるトリム断面の断面図である。FIG.6は断面両側に立上をプレス加工する工程の1実施例を示す図である。
FIG.7は断面両側にL字形状の斜立上をプレス加工する工程の1実施例を示す図である。FIG.8は断面の高さ寸法Bに対し全幅Hの寸法が大きな場合における、断面両側にL字形状の斜立上をプレス加工する工程の1実施例を示す図である。
FIG.9はその一部に切欠を設けたプレス型とキッカとからなるプレス型の発明におけるプレス加工工程の1実施例を示す図である。
FIG.10は断面両側からプレス加工し始める状態の1実施例を示す図である。FIG.11は断面を両側からプレス加工しさらに上からプレス加工する工程の1実施例を示す図である。
Claims (1)
- 鋼板を深絞り加工し断面中央にハット形を形成する工程と、不要な部分を取り除く外形トリム加工工程と、断面両端に立上をプレス加工する工程と、断面両側にL字形状の斜立上をプレス加工する工程と、断面を両側からプレス加工しさらに上からプレス加工する工程と、接合部を本溶接する工程とにより成形した後に、焼入処理したことを特徴とする概略B字形の閉断面を有するバンパーリィンホース。
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