JP2000335335A - バンパーリィンホース並びにバンパーリィンホースの製造方法及びプレス加工型 - Google Patents

バンパーリィンホース並びにバンパーリィンホースの製造方法及びプレス加工型

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JP2000335335A
JP2000335335A JP2000013082A JP2000013082A JP2000335335A JP 2000335335 A JP2000335335 A JP 2000335335A JP 2000013082 A JP2000013082 A JP 2000013082A JP 2000013082 A JP2000013082 A JP 2000013082A JP 2000335335 A JP2000335335 A JP 2000335335A
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shape
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JP2000013082A
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Shoji Ando
将司 安藤
Yoichi Hisama
陽一 久間
Hideo Okada
秀夫 岡田
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Futaba Industrial Co Ltd
Original Assignee
Futaba Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は自動車のボディの剛性を向上させた
り、衝突時のエネルギを吸収することにより、自動車の
安全性を高めるため使用されるバンパーリィンホースに
係り、軽量で強度の高いバンパーリィンホース1、及び
バンパーリィンホース1の材料として有用な概略B字形
の閉断面を有する長尺材並びにバンパーリィンホース1
を製造する方法及びプレス加工型29を提供することに
ある。 【解決手段】 傘状断面75、帽状断面76、概略ω字
状断面77、ポット状断面78などを経て、概略B字形
の閉断面51にプレス加工する。また、上プレス型3
2、カムスライダ43、下プレス型42とで構成し、上
プレス型32のプレス面32aにシャッタ35を取付け
たプレス加工型29。及びそのようなプレス加工型29
を使用し、左右方向のプレス加工と上下方向のプレス加
工とを1工程で行うことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車のボディの剛
性を向上させたり、衝突時のエネルギを吸収することに
より、自動車の安全性を高めるため使用されるバンパー
リィンホースに係り、高張力鋼板からなる概略B字形の
閉断面を有するバンパーリィンホースを製造することに
より、軽量でかつ安全性の高いバンパーリィンホースを
提供することに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のバンパーリィンホースは厚肉の概
略C字形断面のものを使用する場合が多かった。また高
張力鋼板を使用し閉断面に加工した発明としては、特許
番号第2846983号が知られている。
【0003】厚肉の概略C字形断面のものは断面強度を
確保するため重量的に重くせざるを得ず、これを使用す
ると自動車に要求される加速性能や燃費経済性を低下さ
せるだけでなく、燃料エネルギを多量に消費することに
伴い大気汚染物質を多量に排出し、地球環境を保全しよ
うとする現代の社会的要請に反していた。また、厚肉の
概略C字形断面のものは水平フランジ部が挫屈すると急
激に破壊するため、正常にエアーバックを作動させるた
め高度の配慮を要し、適正に構成されなかった場合に
は、その性能を充分発揮することができなかった。
【0004】一方、特許番号第2846983号はロー
ル成形で概略D字形の閉断面を有するバンパーリィンホ
ースを提供するが、概略D字形の閉断面では前面と後面
を繋ぐ部材が2本しかなく断面強度が低くなる。そのた
め、同じ断面強度のバンパーリィンホースを得るために
は、板厚の厚い素材を使用する必要があり、重量的に重
いものにせざるを得なかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した従
来技術の欠点を除くためなされたものであって、その目
的とするところは、高張力鋼板からなる軽量で安全性の
高い概略B字形の閉断面を有するバンパーリィンホース
を提供すること、及びそのようなバンパーリィンホース
の材料として有用な長尺材を製造する方法、並びにその
ようなバンパーリィンホースを製造する方法及びプレス
加工型を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は高張力鋼板を使
用し所定の工程からなる、概略B字形の閉断面を有する
長尺材を製造すること、そのような長尺材からなるバン
パーリィンホースを提供するものであること、並びにそ
のようなバンパーリィンホースを製造する方法及びプレ
ス加工型であることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図面に示し
説明する。本発明に係る概略B字形の閉断面を有する長
尺材やバンパーリィンホース1は、高張力鋼板を材料と
し概略B字形の閉断面51を有するものである。また、
本発明にかかるプレス加工型29は、上プレス型32と
カムスライダ43と下プレス型42とからなるプレス加
工型である。通常プレス機械においては上型をスライド
30(図示せず。)に、下型をボルスタ40(図示せ
ず。)にそれぞれ取付け、スライドの往復移動によりプ
レス加工を行う。
【0008】まず、概略B字形の閉断面51を有する長
尺材に加工する第1実施例の工程について説明するが、
あらかじめ板の状態で、取付け穴や作業穴など、必要な
穴あけ加工を施しておくと効率的に加工ができる。上部
にハット形22を中間部に4カ所の折曲がり75aを有
し、下部に向かい末広がりの形状をもつ傘状断面75に
プレス加工する工程は、傘状断面75の外の形75bと
同じ形状の溝80aを持つ上型80と、傘状断面75の
内の形75cと同じ形状の突起81aを持つ下型81と
で鋼板をプレス加工する。折曲がり75aの角度H及び
Jは5度から45度までのあいだで製造することが可能
である。
【0009】中央にハット形22を有し両端に傾斜部7
6aを持つ帽状断面76にプレス加工する工程は、溝8
2aを有する上型82と下型83で、傘状断面75をは
さみプレス加工する。このとき上型82の溝82aをハ
ット形22の外の形22aに合わせ、下型83にハット
形22の内の形22bに合わせた突起を持たせることも
できる。このようにすると、ハット形22の形状がプレ
ス加工時に変形する場合に、変形を防止することができ
有効である。
【0010】中央部にハット形22を有し両側に屈曲し
た斜め立ち上がり77aを有する概略ω字状断面77に
プレス加工する工程は、溝84aを有する上型84と、
溝85aと両側に傾斜面85bを有する下型85とで、
帽状断面76をはさみプレス加工する。このとき上型8
4の溝84aをハット形22の外の形22aに合わせ、
下型85の溝85aにハット形22の内の形22bに合
わせた突起を持たせることもできる。このようにする
と、ハット形22の形状がプレス加工時に変形する場合
に、変形を防止することができ有効である。
【0011】中央部にハット形22を有し、両側に屈曲
した立ち上がり78aを有するポット状断面78にプレ
ス加工する工程は、左型86と右型87とで概略ω字状
断面77を左右方向からプレス加工する。断面を概略B
字形の閉断面51にプレス加工する工程は、上型61と
下型62とでポット状断面78を上下方向からプレス加
工する。
【0012】その後、断面形状がくずれないようにクラ
ンプした状態で、接合部52をかしめ接合又は仮溶接す
る。あらかじめかしめ接合や仮溶接を行った後に、本溶
接や平面視長手方向のキャンバー曲げ加工を行うのは、
本溶接のときに断面形状を一定に保つため及び平面視長
手方向のキャンバー曲げ加工により断面形状がくずれる
のを防止するために仮接合するものである。従って、か
しめ接合や仮溶接は通常100〜300mmのピッチで
行えばよい。
【0013】さらにその後、接合部52を本溶接し、概
略B字形の閉断面を有する長尺材を製造する。概略B字
形の閉断面を有する長尺材に平面視長手方向のキャンバ
ー曲げ加工をする場合は、キャンバー曲げ加工をプレス
加工で行ってもロール加工で行ってもよい。また、キャ
ンバー曲げ加工は本溶接の前に行っても本溶接の後に行
ってもよい。かしめ接合を採用し、プレス加工によるキ
ャンバー曲げ加工を本溶接の前に行うと、プレス工程の
すべてを完了した後に溶接加工をすることになり、多工
程のプレス加工を一台で行うことのできるトランスファ
プレスなどを使用することにより、設備のライン構成が
単純化されスペースの効率的な利用が可能となる。従っ
て、設備及びバンパーリィンホースの製作費用の低減が
可能となる。
【0014】概略B字形の閉断面51を有する長尺材に
加工する第2実施例の工程について説明するが、本実施
例においてもあらかじめ板の状態で、取付け穴や作業穴
など、必要な穴あけ加工を施しておくと効率的に加工が
できる。断面を概略U字形にプレス加工する工程は、断
面11の内幅と同じ幅を持つ上型14と、断面11の外
幅と同じ幅の溝16aを持つ下型16の間に鋼板をはさ
みプレス加工する。
【0015】断面中央にハット形22をプレス加工する
工程は、断面21のハット形22の外の形22aと同じ
形状の溝24aを持つ上型24と、ハット形22の内の
形22bと同じ形状の突起27aを持つ下型27との間
に、断面11をはさみプレス加工する。
【0016】断面両端に傾斜部76aを成形し断面を帽
状断面76に加工する工程は、溝88aと両側に傾斜面
88bとを有する上型88と、溝89aと両側に傾斜面
89bとを有する下型89とで断面21をはさみプレス
加工する。このとき上型の溝88aをハット形の外の形
22aに合わせ、下型89の溝89aにハット形の内の
形22bに合わせた突起を持たせることもできる。この
ようにすると、ハット形22の形状がプレス加工時に変
形する場合に、変形を防止することができ有効である。
第2実施例における以後の工程は第1実施例の場合にお
ける、断面を概略ω字状断面77にプレス加工する図7
と図8に示した工程、ポット状断面78にプレス加工す
る図9と図10に示した工程、断面を概略B字形の閉断
面51にプレス加工する図11に示した工程などと同じ
である。
【0017】請求項9及び請求項10に記載したプレス
加工型の1実施例は、上プレス型32と左右にそれぞれ
設置したカムスダイダ43と下プレス型42とからなる
プレス加工型29である。上プレス型32は両サイドに
突部32bを中央部にプレス面32aを有し上プレート
31を介してスライド30に取り付けられている。ま
た、上プレス型32はシャッタ35を取り付けるための
複数の空間を有している。カムスライダ43は垂直の横
プレス面43bと傾斜したカム面43aとを有し、下プ
レート41によりスライド可能にガイドされ、図示して
いないバネによりプレス方向と反対向きに押されてい
る。また、上プレート31に取り付けられたカムドライ
バ33が下降すると、カムドライバ33の斜面33a
が、カムスライダ43のカム面43aを押すように構成
されている。
【0018】上プレス型32に設けた空間には複数のシ
ャッタ35をガイド45を介し上プレス型32と相対的
に上下可動に取り付け、シャッタ35の先端は通常上プ
レス型32のプレス面32aより下側に突き出る位置に
あり、連結棒36を介して複数のピン37と連結してい
る。下プレス型42は突起42aを有し、下プレート4
1を介してボルスタ40に取り付けられている。下プレ
ート41には複数の穴41aが設けられており、その大
きさはピン37より少し大きな径を有し、位置はピン3
7の真下に配置してある。そして各穴41aにはバネ3
8が挿入されている。
【0019】それぞれの型や部品の位置関係は、スライ
ド30が下降するとまずカムドライバ33の斜面33a
がカムスライダ43のカム面43aを押し、カムスライ
ダ43が水平方向に移動し、横プレス面43bが左右方
向のプレス加工を開始する。続いて上プレス型32のプ
レス面32aが概略ω字状断面77の斜め立ち上がり7
7aの先端77bを押し下げ始める。概略ω字状断面7
7の斜め立ち上がり77aの先端77bがシャッタ35
に触れる頃にピン37の端面37aはバネ38に触れバ
ネ38を圧縮し始める。そしてスライド30が下死点に
到る少し前に、ピン37と連結棒36とシャッタ35の
重さの合計とバネ38の反力とが釣り合い、シャッタ3
5が下降しなくなるため上プレス型32に対し相対的に
上昇し、シャッタ35が上プレス型32のプレス面32
aより上に引き込むような位置になるように配置してあ
る。
【0020】続いて、プレス加工型29の作用について
説明する。概略ω字状断面77にプレス加工したものを
下型42にセットしプレス機械のスライド30を下降さ
せると、まずカムドライバ33の斜面33aがカムスラ
イダ43のカム面43aを押し、カムスライダ43が水
平方向に移動し、その横プレス面43bが概略ω字状断
面77の斜め立ち上がり77aを折り曲げ始める。続い
て上プレス型32のプレス面32aが、概略ω字状断面
77の斜め立ち上がり77aの先端77bを押し下げ始
める。上プレス型32には突部32bがあるので、斜め
立ち上がり77aの先端77bはこれに案内されスムー
スにプレス面32aに導かれる。概略ω字状断面77は
同時に左右方向と上下方向のプレス加工を受けることに
なり、その先端77bは上プレス型32のプレス面32
aを滑りながら中央方向に移動する。
【0021】カムスライダ43の横プレス面43bによ
る左右方向のプレス加工が終了した頃に、概略ω字状断
面77の斜め立ち上がり77aの先端77bはシャッタ
35に触れる。この頃にはピン37の端面37aはバネ
38に接触する。さらにスライド30が下降し上下方向
のプレス加工が終了するが、スライド30が下死点に到
る少し前に、バネ38の反力によりピン37の端面37
aが押されシャッタ35が下降しなくなり、上プレス型
32のプレス面32aより上にシャッタ35が引き込む
ため、左右の概略ω字状断面77の斜め立ち上がり77
aの先端77bは、プレス面32aを滑りながら中央で
合致し、左右両方の先端77bが重なり合うことはな
い。
【0022】なを、高張力鋼板としては引張強さ588
〜1177N/mmのものが適当であるが、特に引張
強さ981〜1177N/mmのものが軽量化の要
求に応えるため及び経済性の理由から好ましい。高張力
鋼板の板厚は0.7〜1.6mmのものが適当である
が、特に板厚0.9〜1.4mmのものが軽量化の要求
に応えるため及び経済性の理由から好ましい。
【0023】以上のように、高張力鋼板を使用した概略
B字形の閉断面51を有する長尺材及びそのような長尺
材を使用したバンパーリィンホース1、並びにそのよう
なバンパーリィンホースを容易に製造することができる
方法及びプレス加工型29を提供することができた。
【0024】以上の実施例では、プレス方向を上下ある
いは左右に記載したが、これに限定されるものではな
く、上下を逆にしても、上下を左右にあるいは左右を上
下に変更しても構わない。またプレスの型についても図
示したものはあくまでも1実施例にすぎず、図示したプ
レス型の形状に限定するものではない。また、プレス前
の板取の段階で穴明け加工を行うと、穴の位置が板の折
曲げのコーナから近い場合に変形を生じる場合がある
が、このような穴については帽状断面76や概略ω字状
断面77にプレス加工した後に、穴明け加工を行うこと
により変形を防止できる。なを、本発明にかかるプレス
加工型29は概略B字形の閉断面を有するバンパーリィ
ンホースのプレス加工に適しているが、横方向と上下方
向のプレス加工を同時に行うことによる効果が大きく、
自動車の左右のサイドメンバを繋ぐクロスメンバなどの
プレス加工にも適しており、その用途はバンパーリィン
ホースに限定されない。
【0025】
【発明の効果】本発明にかかる概略B字形の閉断面を有
する長尺材はバンパーリィンホースの材料として特に有
用であるが、断面係数が高く強度上優れているため、サ
イドメンバやクロスメンバなど、強度と軽量化とを同時
に要求される他の自動車部品の材料としても有用であ
る。本発明に係るバンパーリィンホースは、断面係数が
高く各部分も強度上優れた形状となっているため、より
薄い高張力鋼板を使用することができる。従って、必要
な強度と衝突時のエネルギ吸収などの機能を満足しつ
つ、軽量化の要請に応えたバンパーリィンホースを提供
することができた。
【0026】また、高張力鋼板を使用し、断面を傘状断
面にプレス加工する第1工程と、断面を帽状断面にプレ
ス加工する第2工程と、断面を概略ω字状断面にプレス
加工する第3工程と、断面をポット状断面にプレス加工
する第4工程と、上下方向からプレスし断面を概略B字
形に加工する第5工程と、接合部を本溶接する第6工程
とからなる、概略B字形の閉断面を有するバンパーリィ
ンホースを製造する方法を提供することができた。
【0027】また、高張力鋼板を使用し、断面を概略U
字形にプレス加工する第1工程と、断面中央にハット形
をプレス加工する第2工程と、断面両端に傾斜部を成形
し断面を帽状断面にプレス加工する第3工程と、断面を
概略ω字状断面にプレス加工する第4工程と、断面をポ
ット状断面にプレス加工する第5工程と、上下方向から
プレスし断面を概略B字形に加工する第6工程と、接合
部を本溶接する第7工程とからなる、概略B字形の閉断
面を有するバンパーリィンホースを製造する方法を提供
することができた。
【0028】また、断面を概略ω字状断面にプレス加工
した後に、左右方向のプレス加工と上下方向のプレス加
工とを1工程により行い、概略B字形の閉断面を有する
バンパーリィンホースのプレス加工に適したプレス加工
型及びプレス方法を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】概略B字形の閉断面を有するバンパーリィンホ
ースの右半分平面図である。
【図2】図1のA−A矢視断面図である。
【図3】本発明の第1実施例であって折曲がりの角度H
及びJを10度とした場合の傘状断面75にプレス加工
する工程の1実施例を示す図である。
【図4】本発明の第1実施例であって折曲がりの角度H
及びJを45度とした場合の傘状断面75にプレス加工
する工程の1実施例を示す図である。
【図5】第3図に続き帽状断面76にプレス加工する工
程の1実施例を示す図である。
【図6】第4図に続き帽状断面76にプレス加工する工
程の1実施例を示す図である。
【図7】第5図に続き概略ω字状断面77にプレス加工
する工程の1実施例を示す図である。
【図8】第6図に続き概略ω字状断面77にプレス加工
する工程の1実施例を示す図である。
【図9】第7図に続きポット状断面78にプレス加工す
る工程の1実施例を示す図である。
【図10】第8図に続きポット状断面78にプレス加工
する工程の1実施例を示す図である。
【図11】第9図及び第10図に続き上下方向からプレ
スし概略B字形の断面51に加工する工程の1実施例を
示す図である。
【図12】本発明の第2実施例であって、概略U字形の
断面11にプレス加工する工程の1実施例を示す図であ
る。
【図13】第12図に続き中央にハット形22を有する
断面21にプレス加工する工程の1実施例を示す図であ
る。
【図14】第13図に続き両端に傾斜部76aを成形し
帽状断面76に加工する工程の1実施例を示す図であ
る。
【図15】本発明の1実施例であるプレス加工型29
の、左右方向のプレス加工を開始した状態を示す図であ
る。
【図16】本発明の1実施例であるプレス加工型29
の、左右方向のプレス加工を終了した状態を示す図であ
る。
【図17】本発明の1実施例であるプレス加工型29
の、上下方向のプレス加工を終了した状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 ・・・ バンパーリィンホース 11 ・・・ 断面 14 ・・・ 上型 16 ・・・ 下型 16a・・・ 溝 21 ・・・ 断面 22 ・・・ ハット形 22a・・・ 外の形 22b・・・ 内の形 24 ・・・ 上型 24a・・・ 溝 27 ・・・ 下型 27a・・・ 突起 29 ・・・ プレス加工型 30 ・・・ スライド 31 ・・・ 上プレート 32 ・・・ 上プレス型 32a・・・ プレス面 32b・・・ 突部 33 ・・・ カムドライバ 33a・・・ 斜面 35 ・・・ シャッタ 36 ・・・ 連結棒 37 ・・・ ピン 37a・・・ 端面 38 ・・・ バネ 40 ・・・ ボルスタ 41 ・・・ 下プレート 41a・・・ 穴 42 ・・・ 下プレス型 42a・・・ 突起 43 ・・・ カムスライダ 43a・・・ カム面 43b・・・ 横プレス面 45 ・・・ ガイド 51 ・・・ 閉断面 52 ・・・ 接合部 61 ・・・ 上型 62 ・・・ 下型 75 ・・・ 傘状断面 75a・・・ 折曲がり 75b・・・ 外の形 75c・・・ 内の形 76 ・・・ 帽状断面 76a・・・ 傾斜部 77 ・・・ 概略ω字状断面 77a・・・ 斜め立ち上がり 77b・・・ 先端 78 ・・・ ポット状断面 78a・・・ 立ち上がり 80 ・・・ 上型 80a・・・ 溝 81 ・・・ 下型 81a・・・ 突起 82 ・・・ 上型 82a・・・ 溝 83 ・・・ 下型 84 ・・・ 上型 84a・・・ 溝 85 ・・・ 下型 85a・・・ 溝 85b・・・ 傾斜面 86 ・・・ 左型 87 ・・・ 右型 88 ・・・ 上型 88a・・・ 溝 88b・・・ 傾斜面 89 ・・・ 下型 89a・・・ 溝 89b・・・ 傾斜面 91 ・・・ サイドメンバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 秀夫 愛知県岡崎市橋目町字御茶屋1番地 フタ バ産業株式会社内 Fターム(参考) 4E063 AA01 BA01 DA02 DA03 DA06 MA19

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高張力鋼板を使用し、断面を傘状断面に
    プレス加工する第1工程と、断面を帽状断面にプレス加
    工する第2工程と、断面を概略ω字状断面にプレス加工
    する第3工程と、断面をポット状断面にプレス加工する
    第4工程と、上下方向からプレスし断面を概略B字形に
    加工する第5工程と、接合部を本溶接する第6工程とか
    らなる、概略B字形の閉断面を有する長尺材を製造する
    方法。
  2. 【請求項2】 高張力鋼板を使用し、断面を概略U字形
    にプレス加工する第1工程と、断面中央にハット形をプ
    レス加工する第2工程と、断面両端に傾斜部を成形し断
    面を帽状断面にプレス加工する第3工程と、断面を概略
    ω字状断面にプレス加工する第4工程と、断面をポット
    状断面にプレス加工する第5工程と、上下方向からプレ
    スし断面を概略B字形に加工する第6工程と、接合部を
    本溶接する第7工程とからなる、概略B字形の閉断面を
    有する長尺材を製造する方法。
  3. 【請求項3】 高張力鋼板を使用し、断面を傘状断面に
    プレス加工する工程と、断面を帽状断面にプレス加工す
    る工程と、断面を概略ω字状断面にプレス加工する工程
    と、断面をポット状断面にプレス加工する工程と、上下
    方向からプレスし断面を概略B字形に加工する工程と、
    接合部を本溶接する工程とにより製造された、概略B字
    形の閉断面を有するバンパーリィンホース。
  4. 【請求項4】 高張力鋼板を使用し、断面を概略U字形
    にプレス加工する工程と、断面中央にハット形をプレス
    加工する工程と、断面両端に傾斜部を成形し断面を帽状
    断面にプレス加工する工程と、断面を概略ω字状断面に
    プレス加工する工程と、断面をポット状断面にプレス加
    工する工程と、上下方向からプレスし断面を概略B字形
    に加工する工程と、接合部を本溶接する工程とにより製
    造された、概略B字形の閉断面を有するバンパーリィン
    ホース。
  5. 【請求項5】 請求項3又は請求項4に記載したバンパ
    ーリィンホースであって、断面を概略B字形にプレス加
    工した後に接合部を仮溶接する工程と、平面視長手方向
    のキャンバー曲げ加工する工程と、接合部を本溶接する
    工程とにより製造された、概略B字形の閉断面を有する
    バンパーリィンホース。
  6. 【請求項6】 請求項3又は請求項4に記載したバンパ
    ーリィンホースであって、断面を概略B字形にプレス加
    工した後に接合部をかしめ接合する工程と、平面視長手
    方向のキャンバー曲げ加工する工程と、接合部を本溶接
    する工程とにより製造された、概略B字形の閉断面を有
    するバンパーリィンホース。
  7. 【請求項7】 高張力鋼板を使用し、断面を傘状断面に
    プレス加工する第1工程と、断面を帽状断面にプレス加
    工する第2工程と、断面を概略ω字状断面にプレス加工
    する第3工程と、断面をポット状断面にプレス加工する
    第4工程と、上下方向からプレスし断面を概略B字形に
    加工する第5工程と、接合部を本溶接する第6工程とか
    らなる、概略B字形の閉断面を有するバンパーリィンホ
    ースを製造する方法。
  8. 【請求項8】 高張力鋼板を使用し、断面を概略U字形
    にプレス加工する第1工程と、断面中央にハット形をプ
    レス加工する第2工程と、断面両端に傾斜部を成形し断
    面を帽状断面にプレス加工する第3工程と、断面を概略
    ω字状断面にプレス加工する第4工程と、断面をポット
    状断面にプレス加工する第5工程と、上下方向からプレ
    スし断面を概略B字形に加工する第6工程と、接合部を
    本溶接する第7工程とからなる、概略B字形の閉断面を
    有するバンパーリィンホースを製造する方法。
  9. 【請求項9】 上プレス型と左右にそれぞれ設置したカ
    ムスライダと下プレス型とからなるプレス加工型であっ
    て、 該上プレス型はプレス面を有し上プレートを介してスラ
    イドに取り付けられ、該上プレス型に設けた空間にはシ
    ャッタを該上プレス型に対し上下可動に取付け、該シャ
    ッタは通常該上プレス型のプレス面より下側に突き出る
    位置にあるが、該スライドの下降ストローク中に該上プ
    レス型のプレス面より上に引き込むように構成し、 該カムスライダは横プレス面と傾斜したカム面とを有
    し、下プレートによりスライド可能にガイドされ、該上
    プレートに取り付けられたカムドライバの下降により、
    該カムドライバの斜面が該カム面を押し、左側の該カム
    スライダは右方向に右側の該カムスライダは左方向に移
    動する構成とし、 該下プレス型は該下プレートを介して、又は直接ボルス
    タに支持される構成とし、 該スライドの1ストロークの下降により、該カムシリン
    ダの該横プレス面による左右方向のプレス加工と、上プ
    レス型と下プレス型による上下方向のプレス加工との両
    方の加工を行うように構成したことを特徴とするプレス
    加工型。
  10. 【請求項10】 上プレス型と左右にそれぞれ設置した
    カムスライダと下プレス型とからなるプレス加工型であ
    って、 該上プレス型はプレス面を有し上プレートを介してスラ
    イドに取り付けられ、該上プレス型に設けた空間にはシ
    ャッタを該上プレス型に対し上下可動に取り付け、該シ
    ャッタは通常該上プレス型のプレス面より下側に突き出
    る位置にあり、 該カムスライダは横プレス面と傾斜したカム面とを有
    し、下プレートによりスライド可能にガイドされ、該上
    プレートに取り付けられたカムドライバの下降により、
    該カムドライバの斜面が該カム面を押し、左側の該カム
    スライダは右方向に右側の該カムスライダは左方向に移
    動する構成とし、 該下プレス型は該下プレートを介して、又は直接ボルス
    タに支持される構成とし、 該スライドが下降すると、まず該カムドライバに押され
    た該カムスライダの該横プレス面が左右方向のプレス加
    工を開始し、続いて該上プレス型の該プレス面が上下方
    向のプレス加工を開始し、該横プレス面が左右方向のプ
    レス加工を終了した後であって該スライドが下死点に到
    る少し前に、該シャッタは下降を停止し該上プレス型の
    プレス面より上に引き込み、その後に該スライドは下死
    点に達し、上下方向のプレス加工を終了するように構成
    したことを特徴とするプレス加工型。
  11. 【請求項11】 請求項3乃至請求項6に記載したバン
    パーリィンホースであって、断面を概略ω字状断面にプ
    レス加工した後に、断面をポット状断面にプレス加工す
    る工程と上下方向からプレスし断面を概略B字形に加工
    する工程に変えて、請求項9又は請求項10に記載した
    プレス加工型を使用し、左右方向のプレス加工と上下方
    向のプレス加工とを1工程により行い、断面を概略B字
    形に加工したことを特徴とするバンパーリィンホース。
  12. 【請求項12】 高張力鋼板を使用し、断面を傘状断面
    にプレス加工する第1工程と、断面を帽状断面にプレス
    加工する第2工程と、断面を概略ω字状断面にプレス加
    工する第3工程と、請求項9又は請求項10に記載した
    プレス加工型を使用し、左右方向のプレス加工と上下方
    向のプレス加工とを1工程により行い、断面を概略B字
    形に加工する第4工程と、接合部を本溶接する第5工程
    とからなる、概略B字形の閉断面を有するバンパーリィ
    ンホースを製造する方法。
  13. 【請求項13】 高張力鋼板を使用し、断面を概略U字
    形にプレス加工する第1工程と、断面中央にハット形を
    プレス加工する第2工程と、断面両端に傾斜部を成形し
    断面を帽状断面にプレス加工する第3工程と、断面を概
    略ω字状断面にプレス加工する第4工程と、請求項9又
    は請求項10に記載したプレス加工型を使用し、左右方
    向のプレス加工と上下方向のプレス加工とを1工程によ
    り行い、断面を概略B字形に加工する第5工程と、接合
    部を本溶接する第6工程とからなる、概略B字形の閉断
    面を有するバンパーリィンホースを製造する方法。
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