JP2002264740A - 車両用ビーム - Google Patents

車両用ビーム

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大幅な軽量化及び小型化を図ることができる
と共に、高い強度及び耐衝撃性を有する車両用ビームを
提供する。 【解決手段】 略鉛直な取付側の底辺を有する略二等辺
三角形の等辺である一側辺と、略鉛直な圧壊側の底辺を
有する略三角形の内側辺が、略二等辺三角形の両側辺で
各々共有されている形状を、少なくとも断面形状に有す
るバンパービームなどの車両用ビーム。前記車両用ビー
ムは、前記略二等辺三角形の底辺の両端近傍に各々両側
端を位置させ、一体形成すると好適である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車のバンパー構
造等に用いられる車両用ビームに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、追突時等の衝撃吸収を図るため自
動車のバンパー構造に於いてバンパービームが用いられ
ている。バンパービームには高度な耐衝撃性が要求され
ると共に、燃費向上の観点から軽量化が求められ、重量
に対してより大きな強度を有することが重要となる。
【0003】バンパービームとしては、バンパービーム
をステーに取り付け、バンパーカバーとバンパービーム
の間にウレタン等の緩衝材を配設するバンパー構造で用
いる、アルミニウム合金等からなる閉断面略長方形或い
は開断面略コ字形等のバンパービームが提案されてい
る。更にその改良として特開平5−85286号には上
壁と下壁とを第一中間壁にて連結すると共に前壁と後壁
とを第二中間壁にて連結した閉断面略長方形のもので、
車両衝突時の荷重による上壁及び下壁の座屈変形を抑制
したものが開示されている。
【0004】そして、近年では特開平7−246894
号等にようにハイテン鋼からなる閉断面略長方形或いは
開断面略コ字形等のバンパービームも提案されている。
【0005】ハイテン鋼からなるバンパービームの例を
図6に示す。図6に於けるバンパービーム1は開断面略
コ字形で、中央に凸部1aが形成されており、サイド部
材4の先端に設けられているステー3に補助具2を介し
て溶接W等により取り付けられている。バンパー構造で
用いる場合、取り付けられたバンパービーム1は図に省
略したバンパーカバーで被覆されることになる。なお図
6の矢印はバンパービーム1に対する荷重方向である。
かようなバンパービームは軽量で且つ高度な強度を有
し、高い耐衝撃性を発揮することが可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記閉断面略
長方形や開断面略コ字形のバンパービームでは、未だそ
の強度及び耐衝撃性に対する社会的要求に対して十分な
ものとは言えない。他方、例えば閉断面略長方形のバン
パービームに上記のように第一中間壁や第二中間壁のよ
うな補強部を設けると軽量化の要請に逆行することにな
る。そのため、軽量化及び小型化の要請に応え、且つ高
度な耐衝撃性を有するバンパービームなど車両用ビーム
が切望されていた。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あって、大幅な軽量化及び小型化を図ることができると
共に低コストで製造可能で、高い強度及び耐衝撃性を有
する車両用ビームを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の車両用ビーム
は、その断面形状が略三角形状を基本として構成されて
いるものである。例えば本発明の車両用ビームは、略鉛
直な取付側の一辺を有する略三角形の他の一辺と、略鉛
直な圧壊側の一辺を有する略三角形の他の一辺が共有さ
れている形状を、少なくとも断面形状に有することを特
徴とし、複数の略三角形状を有する。
【0009】また、本発明の車両用ビームは、略鉛直な
取付側の底辺を有する略二等辺三角形の等辺である一側
辺と、略鉛直な圧壊側の底辺を有する略三角形の内側辺
が、略二等辺三角形の両側辺で各々共有されている形状
を、少なくとも断面形状に有することを特徴とする。
【0010】更に前記車両用ビームは、前記略二等辺三
角形の底辺の両端近傍に各々両側端が位置していること
を特徴とする。
【0011】更に上記車両用ビームは、支点対応位置が
負荷方向に対して圧壊しやすい構成であることを特徴と
する。
【0012】更に上記車両用ビームは、一体形成されて
いることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の車両用ビームとし
て、図に於けるバンパービームの具体的な実施形態につ
いて説明する。なお本発明の車両用ビームはドアのビー
ムなどバンパービーム以外にも適用可能である。図1は
本発明によるバンパービームの縦断面図、図2は本発明
によるバンパービームを用いたバンパー構造を示す縦断
面図である。
【0014】図1に於いてバンパービーム10は、略鉛
直な取付側の底辺11と等辺である二本の側辺12・1
2とからなる略二等辺三角形と、略鉛直な圧壊側の底辺
13と内側辺14と外側辺15とからなる略三角形を二
つ有し、前記略二等辺三角形の両側辺12・12におい
て、各側辺12と前記各略三角形の内側辺14が共有さ
れている断面形状を有する閉断面であり、長手方向には
弓形或いは直線形であって、バンパー構造で使用する際
には図示矢印の方向から荷重が加わるものである。
【0015】バンパービーム10は一体形成されてな
り、前記略二等辺三角形の底辺11から側辺12に至る
曲部16、前記略三角形の内側辺14(側辺12)から
底辺13に至る曲部17、前記略三角形の底辺13から
外側辺15に至る曲部18が各々例えば5mmなど所定
の曲率半径で形成されている。バンパービーム10の両
側端19・19は、各々前記略二等辺三角形の底辺11
の両端にある曲部16・16の外側の位置で底辺11に
到達する長さで形成され、各側端19は曲部16の外側
に溶接W1等で固着されている。溶接W1はスポット溶
接若しくはMIG溶接など適宜に行うことが可能である
が、例えばMIG溶接のl=15mm×5箇所(センタ
ー振り分け等ピッチ)とする。なお側端19は底辺11
に到達しない長さ、例えば曲部16に到達する長さと
し、適宜固着してもよい。
【0016】前記各略三角形の各曲部17・17相互間
には所定間隔の間隙dが設けられているが、間隙dを設
けずに曲部17・17相互が当接するようにしてもよ
い。そして、バンパービーム10に於いては更なる強度
向上のため、各側端19が各曲部16の外側へ固着され
ることに加え、間隙dの両側に位置する曲部17・17
の外側相互が溶接W2等で固着され、断面形状で三点の
固着が行われる。溶接W2も溶接W1と同様に、例えば
MIG溶接のl=15mm×7箇所(センター振り分け
等ピッチ)とする。なお側端19と曲部16或いは曲部
17・17相互は固着しない構成とすることも可能であ
る。
【0017】バンパービーム10の大きさや寸法は適宜
のものとすることが可能である。また、本実施形態のバ
ンパービーム10はハイテン鋼からなるものであるが、
アルミニウム合金若しくはマグネシウム合金で形成して
もよく、その形成方法はハイテン鋼等のロール成形若し
くはプレス成形する、或いはアルミニウム合金若しくは
マグネシウム合金等を押出成形するなど適宜である。
【0018】バンパービーム10をバンパー構造に用い
る場合には、例えば図2に示すように、バンパービーム
10の底辺11側の底面がサイド部材21の先端に設け
られているステー21aに固定して取り付けられ、バン
パービーム10はサイド部材21に保持される。取り付
けられているバンパービーム10の前方にはウレタン等
の吸収体である緩衝材22が配設され、バンパービーム
10及び緩衝材22はバンパーカバー23で被覆され
る。
【0019】ここでバンパービーム10の圧壊特性につ
いて説明する。図3は本発明によるバンパービームのバ
リア試験に於ける荷重と変位の関係を示すグラフ、図4
は本発明によるバンパービームのペンデュラム試験に於
けるペンデュラム侵入量と時間の関係を示すグラフであ
る。
【0020】試験対象のバンパービーム10は、高さ方
向略80mm、荷重方向略50mmの所定寸法で上述し
た断面形状に形成されていると共に、長手方向にはキャ
ンバーを有する弓形に形成され、所定箇所を固着されて
いる。その素材は降伏応力YP:1060N/mm
引張強さTS:1205N/mmの材料特性を有する
ハイテン鋼であって、負荷方向幅20mm程度のステー
に取り付けられている。また比較対象のバンパービーム
1は、高さ方向略90mm、荷重方向略70mmの所定
寸法で図6に示す断面形状に形成されていると共に、長
手方向にはキャンバーを有する弓形に形成され、所定箇
所を固着されている。その素材は降伏応力YP:780
N/mm、引張強さTS:1010N/mmの材料
特性を有するハイテン鋼であって、負荷方向幅20mm
程度のステーに取り付けられている。なお試験対象及び
比較対象の長さ及び厚さは略同一である。
【0021】バリア試験ではバンパービーム10、1の
両端を自由支持して平板で荷重を負荷して圧壊し、その
際の荷重−変位関係を測定して測定値を取得した。ペン
デュラム試験では質量1500kgのペンデュラムを速
度8.0465km/hでバンパービーム10、1に衝
突させ、ペンデュラム侵入量を最大値まで測定して測定
値を取得した。
【0022】図3のバリア試験のグラフに於いて、横軸
は負荷方向のバンパービーム10、1の変位(mm)
で、縦軸は負荷した荷重(kN)であり、実線は試験対
象のバンパービーム10、破線は比較対象のバンパービ
ーム1を示す。その結果として、試験対象のバンパービ
ーム10も比較対象のバンパービーム1も、変位40m
m程度までの荷重に大きな相違はないが、変位40mm
程度を越えると同一変位に対する荷重が急激に増加して
おり、その強度特性は非常に優れている。
【0023】図4のペンデュラム試験のグラフに於い
て、横軸は測定時間(s)で、縦軸はペンデュラム侵入
量(m)であり、実線は試験対象のバンパービーム1
0、破線は比較対象のバンパービーム1を示している。
その結果として、試験対象のペンデュラムの最大侵入量
は比較対象に比して明らかに小さく、さらには変形量自
体も少ないことが時間経過に伴って明らかになってい
る。従って、高い強度と衝撃吸収性を有し圧壊特性に優
れていることが理解される。
【0024】次に本発明によるバンパービームの他の実
施形態について説明する。図5はバンパービームの他の
実施形態を示す縦断面図である。
【0025】図5に於いてバンパービーム30は、略鉛
直な取付側の底辺31と等辺である二本の側辺32・3
2とからなる略二等辺三角形と、略鉛直な圧壊側の底辺
33と内側辺34と外側辺35とからなる略三角形を二
つ有し、前記略二等辺三角形の両側辺32・32におい
て、各側辺32と前記略三角形の内側辺34が共有され
ている断面形状を有するものであり、長手方向には弓形
或いは直線形であって、バンパー構造で使用する際には
図示矢印の方向から荷重が加わるものである。
【0026】バンパービーム30は一体形成されてな
り、前記略二等辺三角形の底辺31から前記略三角形の
外側辺35に至る曲部36、前記略三角形の外側辺35
から底辺33に至る曲部37、前記略三角形の底辺33
から内側辺34(側辺32)に至る曲部38が各々例え
ば5mmなど所定の曲率半径で形成されている。バンパ
ービーム30の両側端39・39は、各々前記略二等辺
三角形の底辺31の両端にある曲部36・36に接触し
て或いは近傍に位置して形成されており、必要に応じて
側端39を曲部36の内側にMIG溶接等で固着するこ
とが可能である。
【0027】前記略三角形の両曲部38・38相互間に
は所定間隔の間隙jが設けられているが、間隙jを設け
ずに両曲部38・38相互が当接するようにしてもよ
い。間隙jの両側に位置する曲部38・38は、例えば
MIG溶接のl=15mm×7箇所(センター振り分け
等ピッチ)など溶接W3で必要に応じて固着されている
が、曲部38・38相互を固着しない構成にすることも
可能である。
【0028】バンパービーム30の大きさや寸法は適宜
のものとすることが可能である。また、バンパービーム
30はハイテン鋼からなるものであるが、アルミニウム
合金若しくはマグネシウム合金で形成してもよく、その
形成方法はハイテン鋼等のロール成形若しくはプレス成
形する、或いはアルミニウム合金若しくはマグネシウム
合金等を押出成形するなど適宜である。
【0029】尚、図3に於いて、本発明のバンパービー
ム10の強度特性の高さが示されているが、採用される
車両により、図2のサイド部材21の耐荷重を超えてし
まう場合がある。その場合、サイド部材21との締結部
分であるステー21aの対応位置に適宜加工を加えるこ
とにより、サイド部材21の耐荷重のオーバーを抑制す
ることが可能である。これにより、幅広い種類の車両に
対応することも可能である。その実施形態を以下に示
す。図7は図5のバンパービームの加工例を示す斜視
図、図8は図5のバンパービームの他の加工例を示す斜
視図である。
【0030】図7に於けるバンパービーム30は、上方
及び下方に位置する側辺32(内側辺34)の両端が、
横辺32a(34a)と斜辺32b(34b)からなる
略く形の所定形状にカットされている。なお前記所定形
状のカットは必要に応じて上方位置の側辺32のみ若し
くは下方位置の側辺32のみに形成し、或いはこれらの
カットをバンパービーム30の片側のみに形成すること
も可能である。
【0031】図8に於けるバンパービーム30は、側辺
32(内側辺34)及び外側辺35の両端にそれぞれ各
2箇所のピアス孔40が穿設されている。なお前記ピア
ス孔40を設ける辺、位置、数は上記に限定されず、例
えば上方の側辺32のみ、上方の外側辺35のみ、若し
くは上方の側辺32及び外側辺35のみ、或いは下方の
側辺32、外側辺35のみに設けるなど本発明の趣旨の
範囲内で適宜である。
【0032】上記加工例のバンパービーム30のよう
に、上記実施形態で支点対応位置となるバンパービーム
の両端を略く形にカットする或いは両端にピアス孔を設
ける等所定形状に加工すること等で、バンパービームの
支点対応位置を負荷方向に対して圧壊しやすい構造にす
ることにより、バンパービームの支点対応位置の反力が
減少し、前記支点対応位置はより潰れやすくなる。これ
により、同一断面形状のバンパービームで、大型車や中
型車だけではなく、小型車等に於いても衝突時に車体へ
かかる負荷を極力軽減することができて、幅広い車種へ
の対応が可能となり、更なるコスト低減が期待できる。
【0033】上記のようにバンパービーム10、30等
は、略三角形状を基本にするので荷重の分散を図ること
ができ、高い強度を有し衝撃吸収性に非常に優れてい
る。例えば断面略四角形及び断面略円形のバンパービー
ムでは、圧壊時に圧壊方向の縦壁を外側に開く力が作用
するので縦壁が倒れて座屈し易い。これに対して例えば
図1のバンパービーム10では、圧壊時に内側の曲部1
8が外側に膨らむのを側端19が防止すると共に、圧壊
時に間隙d等の部分で支持する際に曲部17・17相互
が両側から押され両者が当接する方向の力が加わり、縦
壁である側辺12・12同士が突っ張る。このように各
辺の端部等で突っ張ることで縦壁が倒れにくくなり、変
形が防止されて荷重に対する圧壊強度が向上する。
【0034】さらに、バンパービーム10等の断面形状
は略三角形状を基本にすることから、例えば略四角形状
のバンパービームでは圧壊方向に対する縦壁が二つであ
るのに対し略三角形状のバンパービーム10等では四つ
であるなど、圧壊方向に対する縦壁の数を容易に多くす
ることが可能で強度を向上できる。
【0035】また、バンパービーム10等は、断面形状
が円形や四角形等のバンパービームは延長を図るのが困
難であるのに対し、略三角形状を断面形状の基本にする
ことで、連続して略三角形状を形成して容易に延長し、
簡単に大型化を図ることができる。
【0036】また同一の大きさではより高い強度及び衝
撃吸収性を発揮でき、同一強度では小型化して軽量化を
図ることができるので、例えば小スペースでも小型化す
ることで設置できる。さらには圧壊方向のバンパービー
ムの寸法を最小限にできるので、緩衝材等の設置も容易
に行える。
【0037】
【発明の効果】本発明によるバンパービームなど車両用
ビームは上記構成であるから、車両用ビーム及びこれを
用いるバンパー構造等の大幅な軽量化及び小型化を図る
ことができると共に、高い強度及び耐衝撃性を発揮する
ことができる効果がある。さらには低コストで製造する
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるバンパービームの縦断面図。
【図2】本発明によるバンパービームを用いたバンパー
構造を示す縦断面図。
【図3】本発明によるバンパービームのバリア試験に於
ける荷重と変位の関係を示すグラフ。
【図4】本発明によるバンパービームのペンデュラム試
験に於けるペンデュラム侵入量と時間の関係を示すグラ
フ。
【図5】バンパービームの他の実施形態を示す縦断面
図。
【図6】従来のハイテン鋼からなるバンパービームを示
す縦断面図。
【図7】図5のバンパービームの変形例を示す斜視図。
【図8】図5のバンパービームの他の変形例を示す斜視
図。
【符号の説明】
10、30 バンパービーム 11、13、31、33 底辺 12、32 側辺 14、34 内側辺 15、35 外側辺 16、17、18、36、37、38 曲部 19、39 側端 21 サイド部材 22 緩衝材 23 バンパーカバー 21a ステー d、j 間隙 W1、W2、W3 溶接

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略鉛直な取付側の一辺を有する略三角形
    の他の一辺と、略鉛直な圧壊側の一辺を有する略三角形
    の他の一辺が共有されている形状を、少なくとも断面形
    状に有する車両用ビーム。
  2. 【請求項2】 略鉛直な取付側の底辺を有する略二等辺
    三角形の等辺である一側辺と、略鉛直な圧壊側の底辺を
    有する略三角形の内側辺が、略二等辺三角形の両側辺で
    各々共有されている形状を、少なくとも断面形状に有す
    る車両用ビーム。
  3. 【請求項3】 前記略二等辺三角形の底辺の両端近傍に
    各々両側端が位置していることを特徴とする請求項2記
    載の車両用ビーム。
  4. 【請求項4】 支点対応位置が負荷方向に対して圧壊し
    やすい構成であることを特徴とする請求項1、2又は3
    記載の車両用ビーム。
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