JPWO2002030802A1 - エレベータ装置 - Google Patents
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Abstract
エレベータ装置では、合成繊維ロープからなる主索と、スチールロープからなる主索とを含む主索群により、かごが昇降路内に吊り下げられている。スチールロープの本数は、最大荷重をスチールロープのみで支持するための必要最小限となるように設定されている。
Description
技術分野
この発明は、合成繊維ロープからなる主索を含む主索群によりかごが吊り下げられているエレベータ装置に関するものである。
背景技術
従来、例えば特開平8−261972号公報には、合成繊維ロープからなる主索を用いることにより、主索を軽量化したエレベータ装置が示されている。このエレベータ装置では、合成繊維ロープのみによりかごが吊り下げられている。
また、例えば実開昭63−45759号公報には、建物内やエレベータ装置の昇降路内に複数の火災検知器が配置され、それらの火災検知器からの出力に応じて運転が制御されるエレベータ装置が示されている。
図5は従来のエレベータ装置の一例を示す構成図である。図において、昇降路1の上部には、機械室2が配置されている。機械室2内には、駆動装置(巻上機)3及びそらせ車4が設置されている。駆動装置3は、駆動シーブ3aを有している。
駆動シーブ3a及びそらせ車4には、1組の主索群5が巻き掛けられている。主索群5の一端部には、かご6が吊り下げられている。主索群5の他端部には、釣合重り7が吊り下げられている。かご6及び釣合重り7は、駆動装置3により昇降路1内を昇降される。
各階の乗場には、それぞれ火災検知器8a〜8cが設置されている。例えば火災検知器8bで火災が検出されると、検出信号が制御装置(図示せず)に送られ、かご6が最寄り階又は下層の避難階9に移動される。
図6は図5の駆動装置3を示す側面図である。駆動装置3は、駆動シーブ3aと、この駆動シーブ3aを回転させるモータ3bとを有し、支持台10により支持されている。主索群5は、駆動シーブ3aに巻き掛けられた複数本の主索11を有している。全ての主索11は、合成繊維ロープにより構成されている。
しかし、合成繊維ロープからなる主索11は、従来一般的に使用されていたスチールロープに比べると耐熱性が低いため、火災発生時にかご6を最寄り階や避難階9により確実に移動させるためには、主索群5の耐熱性を向上させることが望まれている。
発明の開示
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、合成樹脂ロープの特性を利用しつつ、主索群の耐熱性を向上させることができるエレベータ装置を得ることを目的とする。
この発明によるエレベータ装置は、駆動シーブを有する駆動装置、駆動シーブに巻き掛けられた複数本の主索を有する1組の主索群、及び主索群により吊り下げられ、駆動装置により昇降されるかごを備え、主索群には、合成繊維ロープからなる主索と、スチールロープからなる主索とが含まれているものである。
発明を実施するための最良の形態
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータ装置の要部を示す側面図であり、エレベータ装置全体の構成は図5と同様である。
図において、駆動装置3は、駆動シーブ3aと、この駆動シーブ3aを回転させるモータ3bとを有し、支持台10により支持されている。駆動シーブ3aには、主索群31が巻き掛けられている。かご6及び釣合重り7(図5)は、主索群31により昇降路1内に吊り下げられている。
また、主索群31には、合成繊維ロープからなる複数本の主索(以下、合成繊維ロープと略称する)12と、スチールロープからなる1本の主索(以下、スチールロープと略称する)13とが含まれている。スチールロープ13の径d2は、合成繊維ロープ12の径d1以下である(d2≦d1)。スチールロープ13の本数は、最大荷重をスチールロープ13のみで支持するための必要最小限となるように設定されており、ここでは1本である。
図2は図1の合成繊維ロープ12の構造を示す斜視図である。図において、心線21の周囲には、複数本の内部ストランド22と、これらの内部ストランド22間の間隙に配置されている充填ストランド23とを有する内部ストランド層24が配置されている。各内部ストランド22は、複数本のアラミド繊維とポリウレタン等の含浸材とにより構成されている。充填ストランド23は、例えばポリアミドにより構成されている。
内部ストランド層24の外周には、複数本の外部ストランド25を有する外部ストランド層26が配置されている。各外部ストランド25は、内部ストランド22と同様に、複数本のアラミド繊維とポリウレタン等の含浸材とにより構成されている。
内部ストランド層24と外部ストランド層26との間には、駆動シーブ3a等の綱車におけるストランド22,25相互間の摩擦によるストランド22,25の摩耗を避けるための摩擦低減被覆層27が配置されている。また、外部ストランド層26の外周部には、保護被覆層28が配置されている。合成繊維ロープは、スチールロープに比べて、高い摩擦係数を持ち可撓性に優れている。
上記のようなエレベータ装置では、複数本(ここでは3本)の合成繊維ロープ12と1本のスチールロープ13とが主索群31に含まれているため、火災時に万一合成繊維ロープ12が溶断されたり、摩擦熱等により合成繊維ロープ12が損傷したりした場合でも、スチールロープ13は溶断、損傷無しで残ることになる。
通常、エレベータ装置の主索12,13の強度は、10倍程度の安全率を要求されているため、スチールロープ13のみであってもかご6及び釣合重り7を吊り続けることができ、かご6を最寄り階や待避階9に移動させることができる。従って、合成樹脂ロープ12の特性を利用しつつ、主索群31全体としての耐熱性を向上させることができる。
また、従来のスチールロープでは、駆動シーブ3aの径Dとロープ径dとの比D/dが40以上であることが要求されていた。しかし、合成繊維ロープ12の場合、その特性上、D/dを小さくすることが可能となる。従って、駆動シーブ3aの径を従来より小さくすることができる。これに伴って、スチールロープ13の径d1は、合成繊維ロープ12の径d1以下となる。
なお、スチールロープ13の本数は2本以上とすることもできるが、最大荷重をスチールロープ13のみで支持するための必要最小限とすることにより、合成樹脂ロープ12の特性を十分に生かすことができる。
実施の形態2.
次に、図3はこの発明の実施の形態2によるエレベータ装置の要部を示す構成図である。図において、駆動シーブ3aには、主索群32が巻き掛けられている。主索群32には、複数本(ここでは4本)の合成繊維ロープ12と、1本のスチールロープ13とが含まれている。合成繊維ロープ12の本数は、主索群32に設計上要求される強度が合成繊維ロープ12のみで達成されるように設定されている。
即ち、主索群32全体の強度としては、スチールロープ13は余分に付加されたものであり、通常運転時にスチールロープ13に荷重がかからなくてもよい状態である。勿論、スチールロープ13は、最大荷重をスチールロープ13のみで支持するための必要最小限以上の強度を有している。他の構成は、実施の形態1と同様である。
このような構成により、通常運転時にスチールロープ13にかかる荷重を低減することができるとともに、合成樹脂ロープ12の特性を十分に生かすことができる。
実施の形態3.
次に、図4はこの発明の実施の形態3によるエレベータ装置の要部を示す構成図である。図において、駆動シーブ3aには、スチールロープ13に含まれた油が合成繊維ロープ12に飛散し付着するのを防止する油遮蔽手段としてのバリア33が固定されている。バリア33は、駆動シーブ3aのスチールロープ13用の溝と合成繊維ロープ12用の溝との間に配置されている。
また、駆動シーブ3aの周囲には、駆動シーブ3aの回転及びスチールロープ13の移動を許容しつつ、スチールロープ13に含まれた油が合成繊維ロープ12に飛散し付着するのを防止する油遮蔽手段としてのロープカバー34が配置されている。他の構成は、実施の形態2と同様である。
ここで、スチールロープ13は油を含んだ麻芯を有しており、特に駆動シーブ3aを通過する際にはスチールロープ13に圧縮荷重がかかるとともに回転による遠心力を受けるため、スチールロープ13内の油が周囲に飛散する可能性がある。このように、油が飛散し合成繊維ロープ12に付着すると、トラクション能力が低下するなどの不具合が生じる。
これに対して、実施の形態3では、バリア33やロープカバー34が設けられているため、合成繊維ロープ12に油が付着するのをより確実に防止することができる。
なお、実施の形態3では、2種類の油遮蔽手段、即ちバリア33やロープカバー34を用いたが、合成繊維ロープ12に油が付着するのを防止できれば、いずれか一方のみであってもよい。
また、実施の形態1〜3では1:1ローピング方式のエレベータ装置について示したが、合成繊維ロープを含む主索群によりかごを吊り下げるエレベータ装置であれば、あらゆるタイプのエレベータ装置にこの発明を適用できる。
【図面の簡単な説明】
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータ装置の要部を示す構成図、
図2は図1の合成繊維ロープの構造を示す斜視図、
図3はこの発明の実施の形態2によるエレベータ装置の要部を示す構成図、
図4はこの発明の実施の形態3によるエレベータ装置の要部を示す構成図、
図5は従来のエレベータ装置の一例を示す構成図、
図6は図5の駆動装置を示す側面図である。
この発明は、合成繊維ロープからなる主索を含む主索群によりかごが吊り下げられているエレベータ装置に関するものである。
背景技術
従来、例えば特開平8−261972号公報には、合成繊維ロープからなる主索を用いることにより、主索を軽量化したエレベータ装置が示されている。このエレベータ装置では、合成繊維ロープのみによりかごが吊り下げられている。
また、例えば実開昭63−45759号公報には、建物内やエレベータ装置の昇降路内に複数の火災検知器が配置され、それらの火災検知器からの出力に応じて運転が制御されるエレベータ装置が示されている。
図5は従来のエレベータ装置の一例を示す構成図である。図において、昇降路1の上部には、機械室2が配置されている。機械室2内には、駆動装置(巻上機)3及びそらせ車4が設置されている。駆動装置3は、駆動シーブ3aを有している。
駆動シーブ3a及びそらせ車4には、1組の主索群5が巻き掛けられている。主索群5の一端部には、かご6が吊り下げられている。主索群5の他端部には、釣合重り7が吊り下げられている。かご6及び釣合重り7は、駆動装置3により昇降路1内を昇降される。
各階の乗場には、それぞれ火災検知器8a〜8cが設置されている。例えば火災検知器8bで火災が検出されると、検出信号が制御装置(図示せず)に送られ、かご6が最寄り階又は下層の避難階9に移動される。
図6は図5の駆動装置3を示す側面図である。駆動装置3は、駆動シーブ3aと、この駆動シーブ3aを回転させるモータ3bとを有し、支持台10により支持されている。主索群5は、駆動シーブ3aに巻き掛けられた複数本の主索11を有している。全ての主索11は、合成繊維ロープにより構成されている。
しかし、合成繊維ロープからなる主索11は、従来一般的に使用されていたスチールロープに比べると耐熱性が低いため、火災発生時にかご6を最寄り階や避難階9により確実に移動させるためには、主索群5の耐熱性を向上させることが望まれている。
発明の開示
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、合成樹脂ロープの特性を利用しつつ、主索群の耐熱性を向上させることができるエレベータ装置を得ることを目的とする。
この発明によるエレベータ装置は、駆動シーブを有する駆動装置、駆動シーブに巻き掛けられた複数本の主索を有する1組の主索群、及び主索群により吊り下げられ、駆動装置により昇降されるかごを備え、主索群には、合成繊維ロープからなる主索と、スチールロープからなる主索とが含まれているものである。
発明を実施するための最良の形態
以下、この発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータ装置の要部を示す側面図であり、エレベータ装置全体の構成は図5と同様である。
図において、駆動装置3は、駆動シーブ3aと、この駆動シーブ3aを回転させるモータ3bとを有し、支持台10により支持されている。駆動シーブ3aには、主索群31が巻き掛けられている。かご6及び釣合重り7(図5)は、主索群31により昇降路1内に吊り下げられている。
また、主索群31には、合成繊維ロープからなる複数本の主索(以下、合成繊維ロープと略称する)12と、スチールロープからなる1本の主索(以下、スチールロープと略称する)13とが含まれている。スチールロープ13の径d2は、合成繊維ロープ12の径d1以下である(d2≦d1)。スチールロープ13の本数は、最大荷重をスチールロープ13のみで支持するための必要最小限となるように設定されており、ここでは1本である。
図2は図1の合成繊維ロープ12の構造を示す斜視図である。図において、心線21の周囲には、複数本の内部ストランド22と、これらの内部ストランド22間の間隙に配置されている充填ストランド23とを有する内部ストランド層24が配置されている。各内部ストランド22は、複数本のアラミド繊維とポリウレタン等の含浸材とにより構成されている。充填ストランド23は、例えばポリアミドにより構成されている。
内部ストランド層24の外周には、複数本の外部ストランド25を有する外部ストランド層26が配置されている。各外部ストランド25は、内部ストランド22と同様に、複数本のアラミド繊維とポリウレタン等の含浸材とにより構成されている。
内部ストランド層24と外部ストランド層26との間には、駆動シーブ3a等の綱車におけるストランド22,25相互間の摩擦によるストランド22,25の摩耗を避けるための摩擦低減被覆層27が配置されている。また、外部ストランド層26の外周部には、保護被覆層28が配置されている。合成繊維ロープは、スチールロープに比べて、高い摩擦係数を持ち可撓性に優れている。
上記のようなエレベータ装置では、複数本(ここでは3本)の合成繊維ロープ12と1本のスチールロープ13とが主索群31に含まれているため、火災時に万一合成繊維ロープ12が溶断されたり、摩擦熱等により合成繊維ロープ12が損傷したりした場合でも、スチールロープ13は溶断、損傷無しで残ることになる。
通常、エレベータ装置の主索12,13の強度は、10倍程度の安全率を要求されているため、スチールロープ13のみであってもかご6及び釣合重り7を吊り続けることができ、かご6を最寄り階や待避階9に移動させることができる。従って、合成樹脂ロープ12の特性を利用しつつ、主索群31全体としての耐熱性を向上させることができる。
また、従来のスチールロープでは、駆動シーブ3aの径Dとロープ径dとの比D/dが40以上であることが要求されていた。しかし、合成繊維ロープ12の場合、その特性上、D/dを小さくすることが可能となる。従って、駆動シーブ3aの径を従来より小さくすることができる。これに伴って、スチールロープ13の径d1は、合成繊維ロープ12の径d1以下となる。
なお、スチールロープ13の本数は2本以上とすることもできるが、最大荷重をスチールロープ13のみで支持するための必要最小限とすることにより、合成樹脂ロープ12の特性を十分に生かすことができる。
実施の形態2.
次に、図3はこの発明の実施の形態2によるエレベータ装置の要部を示す構成図である。図において、駆動シーブ3aには、主索群32が巻き掛けられている。主索群32には、複数本(ここでは4本)の合成繊維ロープ12と、1本のスチールロープ13とが含まれている。合成繊維ロープ12の本数は、主索群32に設計上要求される強度が合成繊維ロープ12のみで達成されるように設定されている。
即ち、主索群32全体の強度としては、スチールロープ13は余分に付加されたものであり、通常運転時にスチールロープ13に荷重がかからなくてもよい状態である。勿論、スチールロープ13は、最大荷重をスチールロープ13のみで支持するための必要最小限以上の強度を有している。他の構成は、実施の形態1と同様である。
このような構成により、通常運転時にスチールロープ13にかかる荷重を低減することができるとともに、合成樹脂ロープ12の特性を十分に生かすことができる。
実施の形態3.
次に、図4はこの発明の実施の形態3によるエレベータ装置の要部を示す構成図である。図において、駆動シーブ3aには、スチールロープ13に含まれた油が合成繊維ロープ12に飛散し付着するのを防止する油遮蔽手段としてのバリア33が固定されている。バリア33は、駆動シーブ3aのスチールロープ13用の溝と合成繊維ロープ12用の溝との間に配置されている。
また、駆動シーブ3aの周囲には、駆動シーブ3aの回転及びスチールロープ13の移動を許容しつつ、スチールロープ13に含まれた油が合成繊維ロープ12に飛散し付着するのを防止する油遮蔽手段としてのロープカバー34が配置されている。他の構成は、実施の形態2と同様である。
ここで、スチールロープ13は油を含んだ麻芯を有しており、特に駆動シーブ3aを通過する際にはスチールロープ13に圧縮荷重がかかるとともに回転による遠心力を受けるため、スチールロープ13内の油が周囲に飛散する可能性がある。このように、油が飛散し合成繊維ロープ12に付着すると、トラクション能力が低下するなどの不具合が生じる。
これに対して、実施の形態3では、バリア33やロープカバー34が設けられているため、合成繊維ロープ12に油が付着するのをより確実に防止することができる。
なお、実施の形態3では、2種類の油遮蔽手段、即ちバリア33やロープカバー34を用いたが、合成繊維ロープ12に油が付着するのを防止できれば、いずれか一方のみであってもよい。
また、実施の形態1〜3では1:1ローピング方式のエレベータ装置について示したが、合成繊維ロープを含む主索群によりかごを吊り下げるエレベータ装置であれば、あらゆるタイプのエレベータ装置にこの発明を適用できる。
【図面の簡単な説明】
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータ装置の要部を示す構成図、
図2は図1の合成繊維ロープの構造を示す斜視図、
図3はこの発明の実施の形態2によるエレベータ装置の要部を示す構成図、
図4はこの発明の実施の形態3によるエレベータ装置の要部を示す構成図、
図5は従来のエレベータ装置の一例を示す構成図、
図6は図5の駆動装置を示す側面図である。
Claims (5)
- 駆動シーブを有する駆動装置、上記駆動シーブに巻き掛けられた複数本の主索を有する1組の主索群、及び上記主索群により吊り下げられ、上記駆動装置により昇降されるかごを備えているエレベータ装置であって、
上記主索群には、合成繊維ロープからなる主索と、スチールロープからなる主索とが含まれているエレベータ装置。 - 上記スチールロープの本数は、最大荷重を上記スチールロープのみで支持するための必要最小限となるように設定されている請求項1記載のエレベータ装置。
- 上記スチールロープの径は、上記合成繊維ロープの径以下である請求項1記載のエレベータ装置。
- 上記主索群に設計上要求される強度が上記合成繊維ロープのみで達成されるように、上記合成繊維ロープの本数が設定されている請求項1記載のエレベータ装置。
- 上記駆動シーブの周辺には、上記スチールロープに含まれた油が上記合成繊維ロープに付着するのを防止する油遮蔽手段が設けられている請求項1記載のエレベータ装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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PCT/JP2000/007027 WO2002030802A1 (fr) | 2000-10-10 | 2000-10-10 | Dispositif d'elevateur |
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Publication Number | Publication Date |
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JPWO2002030802A1 true JPWO2002030802A1 (ja) | 2004-02-19 |
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JPH02231385A (ja) * | 1989-03-02 | 1990-09-13 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータ用主索 |
FR2707309B1 (fr) * | 1993-07-09 | 1995-08-11 | Trefileurope France Sa | Câble de levage. |
IL133736A (en) * | 1999-01-22 | 2003-10-31 | Inventio Ag | Synthetic fibre cable |
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2000
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080108 |