JPS649159B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS649159B2
JPS649159B2 JP8894080A JP8894080A JPS649159B2 JP S649159 B2 JPS649159 B2 JP S649159B2 JP 8894080 A JP8894080 A JP 8894080A JP 8894080 A JP8894080 A JP 8894080A JP S649159 B2 JPS649159 B2 JP S649159B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
plate
ceramic green
green sheet
punch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8894080A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5715698A (en
Inventor
Juzo Shimada
Kazuaki Uchiumi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP8894080A priority Critical patent/JPS5715698A/ja
Publication of JPS5715698A publication Critical patent/JPS5715698A/ja
Publication of JPS649159B2 publication Critical patent/JPS649159B2/ja
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  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、セラミツクグリーンシートの孔開け
方法に関するものである。
従来セラミツクグリーンシートの層間の上下導
通を行なうスルーホールの孔開けは、打抜金型を
用いた所謂板抜き加工によつて行なわれていた。
この方法では打抜金型を作る際、機械加工により
スルーホールパターンのポンチを作るため、スル
ーホール径の限界が機械加工の精度に依存し微細
な孔を開けることが困難であり、0.2mmφ以下の
孔を開けることは困難であつた。さらにこのよう
な打抜金型は技術的に精度の高いものが要求さ
れ、価格的にも高価なものにつく欠点があつた。
一方近年、セラミツクグリーンシートの孔開け
にプリント板のスルーホール開けと同様にドリル
マシンを使う方法も行なわれているが、この場合
も微細加工に対し限界があり困難であり、さらに
装置が大がかりなものになる欠点があつた。
またレーザ加工や電子ビーム加工も採用されて
いるがこれらの場合、微細加工は可能である反
面、グリーンシートの材質を変質させる心配があ
り、さらに装置が大がかりになる欠点があつた。
本発明の目的はこのような従来の欠点を除去せ
しめ0.2mmφ以下の微細なスルーホールをセラミ
ツクグリーンシートに開け、さらには孔開けの低
価格化を実現せしめ、多品種生産になることの多
いセラミツクグリーンシートに効率よい孔開けが
可能な新規なセラミツクグリーンシートの孔開け
方法を提供することにある。
本発明は、かかる目的を達成する手段として、
孔開けを板抜き加工によつてすることとし、この
ときにセラミツクグリーンシートから見てポンチ
とは反対の側に加工すべきセラミツクグリーンシ
ートと同等以上の面積を有する板状のゴム状物質
およびグリーンシートとゴム状物質の間にポンチ
に対応する孔を有した板状ダイを配することとし
たものである。
以下本発明を実施の一例に基いて詳細に説明す
る。
本発明が特にその効果を発揮するのは、孔開け
の対象となるセラミツクグリーンシートが従来使
用されていた厚み0.2mm以上のものに比らべては
るかに薄い例えば0.01〜0.2mmといつた極めて薄
いセラミツクグリーンシートの場合である。また
シートの孔開けに用いるポンチ突起部高さと板状
ダイの厚みは、後の図に示すとおりシートの厚み
と同じ範囲の0.01mmから0.2mm程度がよい。また
ポンチ突起部高さは板状ダイ厚みに対して同等以
上である。
本発明の最も好ましい実施態様は、それに使用
するポンチおよびダイをエツチング法によつて製
造することである。そしてこのポンチの上にセラ
ミツクグリーンシートを置き、その上にポンチに
対応する孔を有した板状ダイを置き、更にその上
に板状のゴム状物質を置き、その上から圧力をセ
ラミツクグリーンシート上に均等に加えることで
ある。このダイの使用は板抜き加工の精度を格段
に向上させる効果がある。
実施例 1 第1図に模式的断面図を示したように、0.1mm
の厚さのセラミツクグリーンシート1をフオトエ
ツチング法によつて作つたポンチ2の上に置き、
その上から板状のダイ11、および板状のゴム状
物質3を置き上下動するラム4などにより圧力を
加えてセラミツクグリーンシート1に孔開けを行
なう。この実施例で使用したポンチおよびダイ1
1は次の方法で製作した。すなわちステンレス板
にアクリル系フオトレジストをエツチングしたい
面に塗布する。次にスルーホールパターンのポジ
フイルムをこの板面上に真空密着して可視〜紫外
領域の光を照射する。こうして光の照射された部
分のレジストを硬化させ、他の未硬化部分を洗い
流す。さらにこのようにして出来た板30℃〜50℃
の塩化第2鉄溶液によつてエツチングを行ない所
望のスルーホールパターンのポンチ2を作成し
た。ダイ11は薄いステンレス板にアクリル系フ
オトレジストを板の片面に塗布し、次にスルーホ
ールパターンのネガフイルムをこの面上に真空蒸
着して可視〜紫外領域の光を照射し、未硬化部分
を洗い流す。さらに同様の処理を板の反対面にも
スルーホールパターンが重なるように施し、30℃
〜50℃の塩化第二鉄溶液によつて両面エツチング
を行ない所望の孔12の開いたダイ11を作成す
る。
第1図に示したように、その突起がダイの孔と
相補の位置関係にあるポンチ2、厚さ0.01〜0.15
mmのセラミツクグリーンシート1、孔12の開い
たダイ11、ブタジエンの板状のゴム状物質3に
対して上下動するラム4により圧力を加えると、
ポンチの突起部がダイの孔12に差し込まれ、さ
らに、この孔12中にめり込んだセラミツクグリ
ーンシートの部分と板状のゴム状物質3とが強く
密着する。
板状のゴム状物質3の構成材料としては、ブタ
ジエンラバーやシリコーンラバーを使用した。こ
のような物質からなる板状のゴム状物質3を使用
する目的は、圧力を加えてセラミツクグリーンシ
ート1に孔開けを施す際、ポンチにより開けたい
スルーホール部分とこの板状のゴム状物質3とが
強く圧着される結果、ゴム状物質3がスルーホー
ル部分のセラミツクグリーンシート1と強く密着
し、次工程でラム4と共に板状のゴム状物質3を
引き離すときにスルーホール部分のみが確実に板
状のゴム状物質にくつついて離れ、所望通りのス
ルーホールパターンを開けることが出来るからで
ある。又、この板状のゴム状物質3は適度な弾性
を有するため、力を均等に分配して掛ける効果も
ある。
このようにフオトエツチングによつて作つたポ
ンチおよびダイを使用し更に本発明を実施した第
1図に示した孔開け方法は、以前になく微細なス
ルーホールパターンをセラミツクグリーンシート
上に開けることを可能ならしめた。また本発明に
おいては、どのような複雑なスルーホールパター
ンでも同様の孔開け方法により安価にしかも作業
性を向上しつつ実施することができる。
なお実施例1で用いたポンチやダイ、それにゴ
ム状物質としては、次に示すような材質もそれぞ
れの特質に応じて本発明に採用することができ
る。
ポンチやダイの材質としては前記ステンレス板
以外に、例えばAl、Ti、Cr、Fe、Ni、Cu、
Mo、Sn、W、Pb等の金属板やそれらの金属中の
少なくとも1種以上を含む合金板等が使用でき、
やはりエツチング法により充分微細なパターンを
有する板抜き型を作成することができる。このと
き使用すべきエツチング液も多種に及び、例えば
塩化第二鉄溶液の他に塩化第2銅溶液等も使用す
ることができる。
ゴム状物質としては、実施例で示したブタジエ
ンラバーやシリコーンラバー以外に、例えば天然
ゴムやニトリルゴム、スチレンブタジエンゴム、
アクリルゴム、カルボニルゴム、フツ素ゴム、ク
ロロプレンゴム、イソプレンゴム、エチレンプロ
ピレンゴム、ウレタンゴム、プロピレンオキシド
ゴム、ヒドリンゴム、ブチルゴムなどの各種のゴ
ム状物質が有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の典型的な実施の一例を模式
的に示した断面図である。 図中の各記号はそれぞれ次のものを示す。両図
共通のものはそれぞれが同等のものであることを
示している。1……グリーンシート、2……フオ
トエツチング法によつて作つたポンチ、3……板
状のゴム状物質、4……ラム、11……両面フオ
トエツチング法により作つたダイ、12……孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 セラミクグリーンシートの孔開けを板抜き加
    工によつてするに、セラミツクグリーンシートか
    ら見てポンチとは反対の側に加工すべきセラミツ
    クグリーンシートと同等以上の面積を有する板状
    のゴム状物質およびグリーンシートとゴム状物質
    の間にポンチに対応する孔を有した板状ダイを配
    し、前記ポンチ突起部高さを前記板状ダイの厚み
    と同じか又は高くし、かつ当該ポンチ突起部高さ
    と板状ダイ厚みを0.01mmから0.2mmの範囲とする
    ことを特徴とするセラミツクグリーンシートの孔
    開け方法。
JP8894080A 1980-06-30 1980-06-30 Method of boring ceramic green sheet Granted JPS5715698A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8894080A JPS5715698A (en) 1980-06-30 1980-06-30 Method of boring ceramic green sheet

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8894080A JPS5715698A (en) 1980-06-30 1980-06-30 Method of boring ceramic green sheet

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Publication Number Publication Date
JPS5715698A JPS5715698A (en) 1982-01-27
JPS649159B2 true JPS649159B2 (ja) 1989-02-16

Family

ID=13956876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8894080A Granted JPS5715698A (en) 1980-06-30 1980-06-30 Method of boring ceramic green sheet

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62157799A (ja) * 1985-12-27 1987-07-13 松下電器産業株式会社 セラミックグリ−ンシ−トの孔加工方法
CA2011099A1 (en) * 1989-04-19 1990-10-19 Stephen C. Wardlaw Determination of lymphocyte reactivity to specific antigens in blood
JP2006297509A (ja) * 2005-04-18 2006-11-02 Alps Electric Co Ltd グリンシートの孔開け金型
JPWO2013039102A1 (ja) * 2011-09-16 2015-03-26 松陽産業株式会社 板状材料の孔開け方法および孔開け装置

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Publication number Publication date
JPS5715698A (en) 1982-01-27

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