JPS647454B2 - - Google Patents
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- JPS647454B2 JPS647454B2 JP54005488A JP548879A JPS647454B2 JP S647454 B2 JPS647454 B2 JP S647454B2 JP 54005488 A JP54005488 A JP 54005488A JP 548879 A JP548879 A JP 548879A JP S647454 B2 JPS647454 B2 JP S647454B2
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- core
- coil
- main body
- relay
- electromagnet
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 5
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000012778 molding material Substances 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H50/00—Details of electromagnetic relays
- H01H50/02—Bases; Casings; Covers
- H01H50/04—Mounting complete relay or separate parts of relay on a base or inside a case
- H01H50/041—Details concerning assembly of relays
- H01H50/045—Details particular to contactors
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Electromagnets (AREA)
- Linear Motors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明分野
本発明は継電器に関する。
背景技術
継電器としてその本体ケースが2つの互いに平
行な壁部材に連結された共通基板よりなり、各壁
部材がその内側面に取りはずし可能な電磁石を構
成する被固定部材(コア及びコイルを含む)を案
内しかつ支持するリブを有し、この電磁石が当該
リブと係合するに適した部材を具備すると共に可
動アーマチユアを吸引してコンタクトを動作させ
る如き構造のものがある。かかる継電器は大電流
が流れるような多相回路の制御に用いて好適なも
のであつて、フランス国特許第2284971号公報明
細書により公知である。
行な壁部材に連結された共通基板よりなり、各壁
部材がその内側面に取りはずし可能な電磁石を構
成する被固定部材(コア及びコイルを含む)を案
内しかつ支持するリブを有し、この電磁石が当該
リブと係合するに適した部材を具備すると共に可
動アーマチユアを吸引してコンタクトを動作させ
る如き構造のものがある。かかる継電器は大電流
が流れるような多相回路の制御に用いて好適なも
のであつて、フランス国特許第2284971号公報明
細書により公知である。
ところで、電磁石を構成する被固定部材が非対
称な場合、例えばコイルが補助接点又は接続端子
を有するような構造の場合、その被固定部材が本
体ケース内の所定位置以外に誤つて配設されるこ
とは避けなければならない。
称な場合、例えばコイルが補助接点又は接続端子
を有するような構造の場合、その被固定部材が本
体ケース内の所定位置以外に誤つて配設されるこ
とは避けなければならない。
従来、電磁石のコイルを修理、或いは取替えの
作業のためには被固定部材全てを本体ケースから
取出す必要があつた。従つて、固定される部材の
最も重いもの、例えば、電磁石のコアがコイルを
分離できるような箇所で本体ケースと係合したま
まのような構造が作業上望ましい。
作業のためには被固定部材全てを本体ケースから
取出す必要があつた。従つて、固定される部材の
最も重いもの、例えば、電磁石のコアがコイルを
分離できるような箇所で本体ケースと係合したま
まのような構造が作業上望ましい。
更には、本体ケースへ被固定部材を係合させる
方法をこれら各部材が衝撃を受けるか受けないか
に応じて定めることも重要なことである。すなわ
ち、搬送等の際に重いが故に生ずる電磁石のコア
の衝撃がコイルに伝わつてコイルを損傷させない
ように本体ケースに被固定部材を係合させる必要
がある。
方法をこれら各部材が衝撃を受けるか受けないか
に応じて定めることも重要なことである。すなわ
ち、搬送等の際に重いが故に生ずる電磁石のコア
の衝撃がコイルに伝わつてコイルを損傷させない
ように本体ケースに被固定部材を係合させる必要
がある。
発明の概要
そこで、本発明の目的は、電磁石のコイルをコ
アから容易に分離でき、この電磁石を構成する被
固定部材を本体ケースの所定位置に容易に配設で
きると共に電磁石のコアの衝撃によりコイルを損
傷させることが防止できる継電器を提供すること
である。
アから容易に分離でき、この電磁石を構成する被
固定部材を本体ケースの所定位置に容易に配設で
きると共に電磁石のコアの衝撃によりコイルを損
傷させることが防止できる継電器を提供すること
である。
本発明の継電器においては、共通基板及び該共
通基板に連結して互いに平行な2つの壁部材から
なる本体ケースと、本体ケース内に配設されるコ
ア及び該コアから分離可能なコイルを含む電磁石
と、本体ケースに可動自在に設けられ電磁石の磁
力により吸引されてコンタクトを動作させる可動
アーマチユアと、電磁石を本体ケース内へ案内す
るために壁部材に設けられたリブと、コアを支持
してリブに移動自在に係合する第1の支持手段
と、コアに対して離間した状態でコイルを支持し
てリブに移動自在に係合する第2の支持手段と、
壁部材に設けられて第1及び第2の係合位置を定
める停止手段と、コアに設けられ第1及び第2の
係合位置において停止手段に係合する弾性ロツキ
ング手段とを含み、第1の係合位置において弾性
ロツキング手段が停止手段に係合するときコアと
可動アーマチユアが対向し、第2の係合位置にお
いて弾性ロツキング手段が停止手段に係合すると
き電磁石の少なくともコイルが本体ケース外に突
出して第2の支持手段の前記リブへの係合が解除
されることを特徴としている。
通基板に連結して互いに平行な2つの壁部材から
なる本体ケースと、本体ケース内に配設されるコ
ア及び該コアから分離可能なコイルを含む電磁石
と、本体ケースに可動自在に設けられ電磁石の磁
力により吸引されてコンタクトを動作させる可動
アーマチユアと、電磁石を本体ケース内へ案内す
るために壁部材に設けられたリブと、コアを支持
してリブに移動自在に係合する第1の支持手段
と、コアに対して離間した状態でコイルを支持し
てリブに移動自在に係合する第2の支持手段と、
壁部材に設けられて第1及び第2の係合位置を定
める停止手段と、コアに設けられ第1及び第2の
係合位置において停止手段に係合する弾性ロツキ
ング手段とを含み、第1の係合位置において弾性
ロツキング手段が停止手段に係合するときコアと
可動アーマチユアが対向し、第2の係合位置にお
いて弾性ロツキング手段が停止手段に係合すると
き電磁石の少なくともコイルが本体ケース外に突
出して第2の支持手段の前記リブへの係合が解除
されることを特徴としている。
実施例
以下、本発明について図面を用いて説明する。
第1図は本発明の実施例の一部断面を含む側面
図であり、コイル、コア及びアーマチユアが取付
けられている状態を示している。第2図は第1図
の鎖線Pに沿つた断面を正面から見た図であり、
第3図は本体ケースから電磁石のコイルを含む部
分を突出させた状態を示す。
図であり、コイル、コア及びアーマチユアが取付
けられている状態を示している。第2図は第1図
の鎖線Pに沿つた断面を正面から見た図であり、
第3図は本体ケースから電磁石のコイルを含む部
分を突出させた状態を示す。
第1図に示されるように継電器本体は支持部や
壁部上に取付けられるに適した金属基板1と、図
示しない手段によりこの基板1に取付けられかつ
15で示す様な底部溝を有する2つの平行な金属
壁部材2及び3と、コア9及び励磁コイル8を有
する固定された電磁石と、更には所定形状部材1
2に取付けられた可動アーマチユア61とを含ん
でおり、この部材12に図示しないコンタクト
(接触器)の動作のための手段が連結され上部溝
14により壁部上でそのケースが固定されること
になる。アーマチユア61の動きは例えば13で
示す壁部の円筒ハウジング内で枢支された図示し
ないレバー等により案内される。なお、かかるア
ーマチユアの駆動機構については特開昭51−
42967号公報に詳細に開示されている。
壁部上に取付けられるに適した金属基板1と、図
示しない手段によりこの基板1に取付けられかつ
15で示す様な底部溝を有する2つの平行な金属
壁部材2及び3と、コア9及び励磁コイル8を有
する固定された電磁石と、更には所定形状部材1
2に取付けられた可動アーマチユア61とを含ん
でおり、この部材12に図示しないコンタクト
(接触器)の動作のための手段が連結され上部溝
14により壁部上でそのケースが固定されること
になる。アーマチユア61の動きは例えば13で
示す壁部の円筒ハウジング内で枢支された図示し
ないレバー等により案内される。なお、かかるア
ーマチユアの駆動機構については特開昭51−
42967号公報に詳細に開示されている。
コイル8のケースはコイル素材を包囲するモー
ルド材により好ましくは構成されており、本体ケ
ースにコイル8を連結する第2の支持手段が設け
られている。この支持手段は2つの摺動部材5
1,52(第1,2及び3図参照)からなつてお
り、各々はそれぞれ溝10,11を有している。
これら2つの溝10,11はリブ6,7に係合し
て摺動する如き位置及び形状とされており、これ
らリブ6,7は対向する内壁面4,5にそれぞれ
取付けられており、基板1に平行な壁部材2,3
に各々属するものである。これらリブ6,7は両
壁部材2,3の製造工程中において押出し成型よ
り形成されるのが好ましく、従つて、溝14とハ
ウジング13に平行となるように形成される。コ
イル8はこうして摺動部材51,52によつて本
体ケース中の長軸方向に沿つて摺動しかつ支持さ
れることになる。
ルド材により好ましくは構成されており、本体ケ
ースにコイル8を連結する第2の支持手段が設け
られている。この支持手段は2つの摺動部材5
1,52(第1,2及び3図参照)からなつてお
り、各々はそれぞれ溝10,11を有している。
これら2つの溝10,11はリブ6,7に係合し
て摺動する如き位置及び形状とされており、これ
らリブ6,7は対向する内壁面4,5にそれぞれ
取付けられており、基板1に平行な壁部材2,3
に各々属するものである。これらリブ6,7は両
壁部材2,3の製造工程中において押出し成型よ
り形成されるのが好ましく、従つて、溝14とハ
ウジング13に平行となるように形成される。コ
イル8はこうして摺動部材51,52によつて本
体ケース中の長軸方向に沿つて摺動しかつ支持さ
れることになる。
特に第2図から分るように、右側に一部断面に
て示されているコイル8のケースはスイツチ16
や接続端子17を担持するために横方向伸長部5
3を含んでいる。スイツチ16は、アーマチユア
61が吸引されて上記のコンタクトを動作させる
と部材12の圧接によりオンとなり、アーマチユ
ア61の吸引状態を保持可能な電流値までコイル
8に流れる電流を減少させるための電流制限回路
(図示せず)を動作させるのである。このスイツ
チ16はコイル巻線62と接続端子17との間に
配置されるのが良く、そうすれば下記の如き位置
関係が得られる。
て示されているコイル8のケースはスイツチ16
や接続端子17を担持するために横方向伸長部5
3を含んでいる。スイツチ16は、アーマチユア
61が吸引されて上記のコンタクトを動作させる
と部材12の圧接によりオンとなり、アーマチユ
ア61の吸引状態を保持可能な電流値までコイル
8に流れる電流を減少させるための電流制限回路
(図示せず)を動作させるのである。このスイツ
チ16はコイル巻線62と接続端子17との間に
配置されるのが良く、そうすれば下記の如き位置
関係が得られる。
コイル8のケースにスイツチ16及び接続端子
17を設けることによつて電磁石アセンブリが非
対称となつており、第3図に示すように矢印Fの
方向にかかるアセンブリを導入して本体ケース内
部の適正な位置に容易に配置せしめることが可能
となる。
17を設けることによつて電磁石アセンブリが非
対称となつており、第3図に示すように矢印Fの
方向にかかるアセンブリを導入して本体ケース内
部の適正な位置に容易に配置せしめることが可能
となる。
電磁石のコア9は、外側アーム18,20、中
央アーム部19及び横方向部材21を含むE字状
の磁気回路を形成しており、上述したリブ6及び
7により本体ケースに担持されつつ摺動自在とな
つてい。そのために、外側アーム18及び20が
第1の支持手段としてそれぞれ一対の摺動子2
5,25′を有している。各対の2つの摺動子2
5,25′はコア9の両側部にそれぞれ配置され
ており、それと近接するリブ6,7と係合可能と
なつている。
央アーム部19及び横方向部材21を含むE字状
の磁気回路を形成しており、上述したリブ6及び
7により本体ケースに担持されつつ摺動自在とな
つてい。そのために、外側アーム18及び20が
第1の支持手段としてそれぞれ一対の摺動子2
5,25′を有している。各対の2つの摺動子2
5,25′はコア9の両側部にそれぞれ配置され
ており、それと近接するリブ6,7と係合可能と
なつている。
第2図において、アーム18に設けられた摺動
子25は、断面のために図中では見えないリブ6
と溝26により係合しており、一方、第3図に示
されかつアーム20に設けられた摺動子25′は
同じリブ6と係合する。この両係合はコア9が矢
印Fの方向に本体ケース内へ導入されたときに生
じる。
子25は、断面のために図中では見えないリブ6
と溝26により係合しており、一方、第3図に示
されかつアーム20に設けられた摺動子25′は
同じリブ6と係合する。この両係合はコア9が矢
印Fの方向に本体ケース内へ導入されたときに生
じる。
互いに関連した摺動子25とアーム18との間
の関係は第4図及び第5図により詳細に示されて
いる。
の関係は第4図及び第5図により詳細に示されて
いる。
図を参照するに、アーム18は円筒ピン22が
貫通挿入されており、ピン22の一端54がコア
9の全幅を越えて開口46を有する弾性ブロツク
24と嵌合している。第4図に示すように大略逆
U字状をした金属スターラツプ(stirrup)23
は第1の壁部27とこの壁部27に平行な2本の
脚部30,31とを有している。これら脚部3
0,31は下方向を向いた内面を有する湾曲連結
部28,29によりそれぞれ壁部27と連結して
いる。コア9の外側アーム18,20の各々はス
ターラツプ23により囲まれる状態になり、この
コア9の対称中心面がQで示されている。
貫通挿入されており、ピン22の一端54がコア
9の全幅を越えて開口46を有する弾性ブロツク
24と嵌合している。第4図に示すように大略逆
U字状をした金属スターラツプ(stirrup)23
は第1の壁部27とこの壁部27に平行な2本の
脚部30,31とを有している。これら脚部3
0,31は下方向を向いた内面を有する湾曲連結
部28,29によりそれぞれ壁部27と連結して
いる。コア9の外側アーム18,20の各々はス
ターラツプ23により囲まれる状態になり、この
コア9の対称中心面がQで示されている。
当該面Qの同一側では、脚部30と壁部27は
それぞれ上端40及び41、更には下端38及び
39により画定された切欠き37及び36をそれ
ぞれ有している。
それぞれ上端40及び41、更には下端38及び
39により画定された切欠き37及び36をそれ
ぞれ有している。
摺動子25は2つの上部凸部55及び56と2
つの底部凹部42及び43を有しており、これら
凹凸部はリブ6,7の方向に向いた溝26の外側
に各々設けられている。
つの底部凹部42及び43を有しており、これら
凹凸部はリブ6,7の方向に向いた溝26の外側
に各々設けられている。
凸部55と56との間には座面44が形成され
ていることになる。
ていることになる。
これら各部品が(第2,3及び5図に示すよう
に)取付けられる際には、弾性ブロツク24がス
ターラツプ23の面45と摺動子25の面44と
の間に押しつけられ、下端38及び39が凹部4
2及び43とそれぞれ嵌合することになる。
に)取付けられる際には、弾性ブロツク24がス
ターラツプ23の面45と摺動子25の面44と
の間に押しつけられ、下端38及び39が凹部4
2及び43とそれぞれ嵌合することになる。
このように異なる各部材がコア9を弾性的にサ
ポートしており、また上端部40,41,更には
凸部55,56が、溝26の面とリブ6の面とを
正しく接触せしめる役割を果している。ピン22
の軸を中心にしてスターラツプ23と摺動子25
により成るアセンブリを僅かに動かすことが常に
可能であり、そうすることにより大きな取付許容
誤差を有する部品を用いても溝26の方向定位が
可能となる。
ポートしており、また上端部40,41,更には
凸部55,56が、溝26の面とリブ6の面とを
正しく接触せしめる役割を果している。ピン22
の軸を中心にしてスターラツプ23と摺動子25
により成るアセンブリを僅かに動かすことが常に
可能であり、そうすることにより大きな取付許容
誤差を有する部品を用いても溝26の方向定位が
可能となる。
電磁石が本体ケース内部へ配置される際、第3
図に示すようにこの電磁石アセンブリが本体ケー
ス外側に距離lだけ突出可能となつているから、
この位置(第2の係合位置)でコイル8とコア9
とを係合せしめることができる。
図に示すようにこの電磁石アセンブリが本体ケー
ス外側に距離lだけ突出可能となつているから、
この位置(第2の係合位置)でコイル8とコア9
とを係合せしめることができる。
本体ケース内に挿入される電磁石の側部に位置
する摺動子25,25′の溝26,26′はリブ
6,7と対向しており、電磁石アセンブリは矢印
Fの方向になされる移動により行われる。
する摺動子25,25′の溝26,26′はリブ
6,7と対向しており、電磁石アセンブリは矢印
Fの方向になされる移動により行われる。
スプリング49の押圧力でもつてピン22の端
部54で弾性的にボルト47が摺動可能となつて
おり、第3図及び第5図に示す如く、移動時にお
いては壁部材2,3の表面4に沿つてボルト47
が移動して、第2の係合位置において壁2,3の
一端64の近傍に設けられた第1の開口48と係
合する。更に移動が続けられると第1の係合位置
においてボルト47は壁部材2,3の他端65の
近傍に設けられた第2の開口70に嵌合すること
になり、コア9はその各アーム18〜20のポー
ル部分とアーマチユア61のそれらと対向する如
き位置において固定されることになる。かかる移
動時においては、摺動子25,摺動部材51及び
摺動子25′は順次リブ6,7と向い合いかつ係
合状態となつている。
部54で弾性的にボルト47が摺動可能となつて
おり、第3図及び第5図に示す如く、移動時にお
いては壁部材2,3の表面4に沿つてボルト47
が移動して、第2の係合位置において壁2,3の
一端64の近傍に設けられた第1の開口48と係
合する。更に移動が続けられると第1の係合位置
においてボルト47は壁部材2,3の他端65の
近傍に設けられた第2の開口70に嵌合すること
になり、コア9はその各アーム18〜20のポー
ル部分とアーマチユア61のそれらと対向する如
き位置において固定されることになる。かかる移
動時においては、摺動子25,摺動部材51及び
摺動子25′は順次リブ6,7と向い合いかつ係
合状態となつている。
かかる構成により、コイル8のケースは案内溝
26,26′及び10がリブ6,7と係合した状
態ではコア9より支えられてはいないので、コア
9による衝撃がコイル8に伝わることはない。こ
れは第2図に示されるように摺動子25,25′
間に摺動部材51,52を設けているためであつ
て、距離j,k,gがコイル8のケースとコア9
との分離距離となつている(第6図参照)。
26,26′及び10がリブ6,7と係合した状
態ではコア9より支えられてはいないので、コア
9による衝撃がコイル8に伝わることはない。こ
れは第2図に示されるように摺動子25,25′
間に摺動部材51,52を設けているためであつ
て、距離j,k,gがコイル8のケースとコア9
との分離距離となつている(第6図参照)。
カバー59は本体ケースの開口64をほぼ覆う
ためのものであり、このカバー59の開口60は
接続端子17をケース外に突出させるためのもの
である。
ためのものであり、このカバー59の開口60は
接続端子17をケース外に突出させるためのもの
である。
発明の効果
以上の如く、本発明の継電器においては、電磁
石を構成する被固定部材が本体ケース内にて正し
く配置された時に本体ケースの停止手段に係合す
る弾性ロツキング手段が設けられているので被固
定部材を本体ケースの所定位置に容易に配設でき
る。また、電磁石が本体ケース内に正しく配置さ
れた第1の係合位置においてコアと可動アーマチ
ユアが対向し、コア及びコイルは離間された状態
で個別に支持されるので継電器の搬送時等に電磁
石のコアの衝撃によりコイルを損傷させることが
防止できる。更に、本体ケースからコイルが突出
する第2の係合位置においてコイルの本体ケース
との係合が解除されるので、電磁石のコイルをコ
アから容易に分離でき、電磁石のコイルの修理、
或いは取替えの作業が容易となる。
石を構成する被固定部材が本体ケース内にて正し
く配置された時に本体ケースの停止手段に係合す
る弾性ロツキング手段が設けられているので被固
定部材を本体ケースの所定位置に容易に配設でき
る。また、電磁石が本体ケース内に正しく配置さ
れた第1の係合位置においてコアと可動アーマチ
ユアが対向し、コア及びコイルは離間された状態
で個別に支持されるので継電器の搬送時等に電磁
石のコアの衝撃によりコイルを損傷させることが
防止できる。更に、本体ケースからコイルが突出
する第2の係合位置においてコイルの本体ケース
との係合が解除されるので、電磁石のコイルをコ
アから容易に分離でき、電磁石のコイルの修理、
或いは取替えの作業が容易となる。
第1図は本発明の実施例の一部断面を含む側面
図、第2図は第1図の鎖線Pに沿つた断面を正面
から見た図、第3図は本体ケースから電磁石を突
出したときの継電器の正面図、第4図は本体ケー
ス内部でコアを案内しかつ支持するための部材の
斜視図、第5図は第2図の面Rにおける半分の断
面を示し、本体ケース内部でコアを案内し、支持
しかつ固定する部材の状態を示す図、第6図はコ
イルを備えたコアの上面図である。 主要部分の符号の説明 1……基板、2,3…
…壁部材、6,7……リブ、8……コイル、9…
…コア、18,20……コアアーム、25,2
5′……摺動子、51,52……摺動部材、61
……アーマチユア。
図、第2図は第1図の鎖線Pに沿つた断面を正面
から見た図、第3図は本体ケースから電磁石を突
出したときの継電器の正面図、第4図は本体ケー
ス内部でコアを案内しかつ支持するための部材の
斜視図、第5図は第2図の面Rにおける半分の断
面を示し、本体ケース内部でコアを案内し、支持
しかつ固定する部材の状態を示す図、第6図はコ
イルを備えたコアの上面図である。 主要部分の符号の説明 1……基板、2,3…
…壁部材、6,7……リブ、8……コイル、9…
…コア、18,20……コアアーム、25,2
5′……摺動子、51,52……摺動部材、61
……アーマチユア。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 共通基板及び該共通基板に連結して互いに平
行な2つの壁部材からなる本体ケースと、前記本
体ケース内に配設されるコア9及び該コアから分
離可能なコイル8を含む電磁石と、前記本体ケー
スに可動自在に設けられ前記電磁石の磁力により
吸引されてコンタクトを動作させる可動アーマチ
ユア61と、前記電磁石を本体ケース内へ案内す
るために前記壁部材に設けられたリブ6,7と、
前記コアを支持して前記リブに移動自在に係合す
る第1の支持手段25,25′と、前記コアに対
して離間した状態で前記コイルを支持して前記リ
ブに移動自在に係合する第2の支持手段51,5
2と、前記壁部材に設けられて第1及び第2の係
合位置を定める停止手段48,70と、前記コア
に設けられ前記第1及び第2の係合位置において
前記停止手段に係合する弾性ロツキング手段47
とを含み、前記第1の係合位置において前記弾性
ロツキング手段が前記停止手段に係合するとき前
記コアと前記可動アーマチユアが対向し、前記第
2の係合位置において前記弾性ロツキング手段が
前記停止手段に係合するとき前記電磁石の少なく
とも前記コイルが前記本体ケース外に突出して前
記第2の支持手段の前記リブへの係合が解除され
ることを特徴とする継電器。 2 前記コア9は、少なくとも2つの外側アーム
18,20を含んでおり、前記第1の支持手段は
各々溝26,26′を有する摺動子25,25′よ
り構成されかつこれら摺動子は前記コアが前記本
体内を移動する方向に沿つてこのコアの対称とな
る面Qの両側の各々においてそれぞれ一対ずつ計
4ケ所で各弾性部材24及び24′により前記ア
ームに連結されていることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の継電器。 3 前記4ケ所は前記外側アーム18及び20の
各々を貫通して設けられた2ケのピン22,2
2′の各両側部分に相当することを特徴とする特
許請求の範囲第2項記載の継電器。 4 前記コア9の外側アーム18,20上の各々
にはその断面がU字状に形成されたスターラツプ
(stirrup)23,23′が設けられ、またそれぞ
れ関連する前記摺動子25,25′各々の方向を
向いて開口が設けられており、前記U字状のスタ
ーラツプのアーム部の1つは大きめの壁部27か
らなり、他のアーム部は第1のアーム部に平行な
2つの部分30,31からなり、これら2つの部
分の各々と前記第1のアーム部とをそれぞれ連結
する2つの連結部28,29が設けられており、
前記2つの部分の端部と前記大きめの壁部の端部
とにより、前記摺動子25を受けるためのハウジ
ング36,37が形成されており、前記摺動子の
座面44とこれと対向した前記スターラツプの連
結部28の座面45との間に弾性ブロツク24が
位置して、このブロツクの開口46にはピン22
の隣接端が挿入されていることを特徴とする特許
請求の範囲第3項記載の継電器。 5 前記壁部材2の両側端部に設けられ前記停止
手段を構成するの2ケの停止用開口48,70が
前記コア9に担持されたボルト47と係合して前
記第1及び第2の係合位置を定めることを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の継電器。 6 前記第2の係合位置において、接続端子17
を担持するコイルの伸長部53が前記本体ケース
の外部に位置し、他の回路に用いる補助のスイツ
チ16が前記端子と前記コイルの巻線部分との間
の前記伸長部により担持されていることを特徴と
する特許請求の範囲第1項記載の継電器。 7 前記ボルト47は前記ピン22を中心に設け
られたスプリング49によつて前記ピンの端部5
4上で摺動自在となつており、前記スプリングは
前記壁部材2の内面4へ前記ボルトを附勢するよ
うになされていることを特徴とする特許請求の範
囲第5項記載の継電器。 8 前記第2の支持手段51,52は摺動部材で
あつて、これらはそれぞれ溝10及び11を有し
かつ前記第1の支持手段25,25′の間に設け
られていることを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の継電器。
Applications Claiming Priority (1)
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