JPH0112368Y2 - - Google Patents

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JPH0112368Y2
JPH0112368Y2 JP4645882U JP4645882U JPH0112368Y2 JP H0112368 Y2 JPH0112368 Y2 JP H0112368Y2 JP 4645882 U JP4645882 U JP 4645882U JP 4645882 U JP4645882 U JP 4645882U JP H0112368 Y2 JPH0112368 Y2 JP H0112368Y2
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JP
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coil
coil body
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electromagnetic
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電磁コイル装置、特に電動機等の電路
の開閉制御を行なう電磁接触器に含まれ、該電磁
接触器の電磁石鉄心用電磁石として機能する電磁
コイル装置に関するものである。
電磁接触器は可動鉄心と電磁石鉄心、すなわち
固定鉄心とを有し、固定鉄心を励磁または消磁す
ることにより可動鉄心が固定鉄心に接離するよう
形成されており、該可動鉄心への接離に伴つて可
動鉄心に連結形成される接点が接離され電路の開
閉制御が行なわれる。
電磁コイル装置は電磁接触器を構成する固定鉄
心を含み、可動鉄心を接離するための電磁石とし
て機能する。従つて電磁コイル装置は電磁接触器
の重要な構成要素であり、電磁接触器の信頼性を
継続維持するために点検保守の容易な電磁コイル
装置が要望されている。
第1図には従来の電磁コイル装置が示され、絶
縁性を有する箱状のコイルケース10の底壁部か
ら保持筒12が突設されており、この保持筒12
の外面に操作コイル体14が装着されている。
この操作コイル体14は中心部に鉄心挿入孔1
6を有するコイル枠18と該コイル枠18に巻線
が巻回されたコイル20とから成つており、鉄心
挿入孔16を前記保持筒12に嵌合することによ
つて操作コイル体14は保持筒12に装着されコ
イルケース10に収容保持されている。
一方、コイルケース10の隅部位置には前記操
作コイル体14に励磁電流を供給或いは遮断する
ための制御回路装置22が配設され励磁電流の制
御が行なわれる。
前記コイルケース10の保持筒12へは図示さ
れていない固定鉄心の磁化脚が挿入されており、
操作コイル体の励磁電流を制御することにより固
定鉄心が励磁され可動鉄心の固定鉄心への接離が
達成される。
従来装置においては前記可動鉄心の接離時に伴
なう衝撃振動によつて操作コイル体14がコイル
ケース内で乱動するのを防止するため、および制
御回路装置22を外力から防護するためコイルケ
ース10内に熱可塑性樹脂等のモールド材24が
注入され前記操作コイル体14および制御回路装
置22は共に前記モールド材24によつて埋設固
定されている。
しかしながら、この種の従来装置にあつては操
作コイル体14がモールド材24によつて埋設固
定されているためこの操作コイル体14に故障等
の事故が発生したときに電磁コイル装置から該コ
イル体14を取り出して点検できないという欠点
があり、また操作コイル体のみを交換すれば故障
が解消する場合にもこれができず電磁コイル装置
全体を交換しなければならないという欠点があつ
た。
本考案は前述した従来の課題に鑑みなされたも
のであり、その目的は可動鉄心の固定鉄心への接
離に伴なう衝撃によつても乱動することがなく、
かつ操作コイル体の点検・交換が容易な電磁コイ
ル装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本考案は中心部に
鉄心挿入孔を有するコイル枠に巻線が巻回された
操作コイル体と、磁化脚を有する電磁石鉄心と、
箱状の底壁部から前記操作コイル体装着用の保持
筒が突設されたコイルケースと、を含み、前記操
作コイル体が前記保持筒に装着されることにより
コイルケース内に操作コイル体が収容されると共
に該コイルケースの保持筒へは前記電磁石鉄心の
磁化脚が挿通され操作コイル体がコイルケースを
介して電磁石鉄心に装着される電磁コイル装置に
おいて、前記コイル枠の鉄心挿入孔上部周面には
係止部が設けられ、前記コイルケースの保持筒に
は上端部から下方に伸張する切込みにより弾性係
合片が形成され更に該係合片には前記コイル枠の
係止部に対応する係合部が設けられ、前記係止部
と係合部との弾圧係合により前記操作コイル体が
コイルケースに収容固定されることを特徴とす
る。
以下、図面に基づいて本考案の好適な実施例を
説明する。
第2図、第3図には本考案に係る電磁コイル装
置の第1実施例、第2実施例がそれぞれ示され、
従来装置と同一部材には同一符号を付してその説
明を省略する。
第2図には本考案装置の第1実施例が示され、
コイルケース10には隔壁26が設けられてお
り、ケース内が2室に区画されている。そしてこ
の一方の室には図示されていない制御回路装置が
モールド材24によつて埋設固定されており、他
方の室には底壁から保持筒12が突出形成されて
いる。
本考案において特徴的なことは、操作コイル体
を構成するコイル枠の鉄心挿入孔上部周面には係
止部が設けられ、前記コイルケースの保持筒には
上端部から下方に伸張する切込みにより弾性係合
片が形成され更に該係合片には前記コイル枠の係
止部に対応する係合部が設けられ、前記係止部と
係合部との弾圧係合により前記操作コイル体がコ
イルケースに収容固定されるように構成されてい
ることである。
本第1実施例においては、コイル枠18の鉄心
挿入孔16が角型孔に形成されており、この角形
孔における一対の対向面上部位置にはそれぞれ突
起状の係止部28a,28b、本実施例において
は台形状の突起が突設されている。
一方、コイルケース10の保持筒12は前記鉄
心挿入孔16に対応して角型筒に形成されてお
り、相対向する一対の筒壁30a,30bには弾
性係合片32a,32bがそれぞれ形成されてい
る。この弾性係合片32a,32bは筒壁30
a,30bの上端から下方に伸張する切込み34
a,34bを設けることによつて形成されてお
り、この係合片32a,32bには既述係止部2
8a,28bと対応する係合部36a,36bが
それぞれ設けられている。前記係合部36a,3
6bは本実施例においては前記係止部28a,2
8bが係合するための係合孔を設けることによつ
て形成され例えば第2図装置に示される如く筒壁
30a,30bの下端から前記係合片32a,3
2bの上端部に伸張するスリツト溝38a,38
bによつて形成される。
本第1実施例は上記構成から成り、以下に操作
コイル体14を保持筒12へ装着する際の前記係
止部28a,28bと係合部36a,36bとの
係合作用について説明する。
すなわち、まず操作コイル体14は保持筒12
へ嵌合され下方へ押圧摺動される。そして操作コ
イル体14の係止部28a,28bが保持筒12
の上端面に当接されたときに弾性係合片32a,
32bは係止部28a,28bによつて押圧され
内方へ撓み変形される。そして操作コイル体14
が更に下方へ移動され該操作コイル体14の下端
面がコイルケース10の底壁上面に当接するとき
に前記係止部28a,28bがスリツト溝38
a,38bにはまり込む。そしてこのとき弾性係
合片32a,32bの前記撓み変形が復元され係
止部28a,28bが係合部36a,36bと弾
圧係合する。この結果、操作コイル体14はコイ
ルケース内に確実に収容保持され、可動鉄心の固
定鉄心への接離時に伴なう衝撃振動に起因する操
作コイル体14の乱動は確実に防止される。
前述のようにして操作コイル体14が保持筒1
2へ装着された後に、操作コイル体14の端子と
制御回路装置の端子との接続が行なわれる。本実
施例においては操作コイル体14におけるコイル
20の端末に雌型或いは雄型のコネクタ端子40
a,40bが設けられており、一方、制御回路装
置22には前記コネクタ端子40a,40bに対
応するコネクタ端子42a,42bがモールド材
24から表出されており、これら両端子40a,
40b,42a,42bがそれぞれ結合され操作
コイル体14と制御回路装置22との接続が行な
われる。
操作コイル体14を保持筒12から外すときは
まず電磁石鉄心、すなわち固定鉄心の磁化脚44
からコイルケースを抜き出した後既述コネクタ端
子40a,40b,42a,42bそれぞれの結
合を解除する。次に弾性係合片32a,32bを
内方へ押圧弾性変形させて係止部28a,28b
と係合部36a,36bとの係合を解き操作コイ
ル体14を上方へ引き上げることにより保持筒1
2から容易に取り出すことが可能である。このた
め電磁コイル装置において操作コイル体14のみ
を交換する場合においてもこの交換を極めて容易
に行なうことができる。
尚、保持筒12に固定鉄心の磁化脚44が挿入
された後には弾性係合片32a,32bの内方へ
の弾性変形が阻止され操作コイル体14の保持筒
12からの自然抜け出しが確実に防止される。
第3図には本考案に係る電磁コイル装置の第2
実施例が示され、前述の第1実施例と異なる特徴
的なことは操作コイル体14のコイル枠18とコ
イルケース10の底壁面間にゴム等から形成され
た緩衝材46が設けられていることである。従つ
て、操作コイル体14の保持筒12への装着の際
には前記緩衝材46が圧縮弾性変形された状態で
既述係止部28a,28bと係合部36a,36
bとの係合が達成される。この結果操作コイル体
14はガタつきなく確実に保持筒12に装着され
ることとなる。また緩衝材46を設けることによ
り可動鉄心の固定鉄心への接離時の衝撃を緩衝す
ることが可能である。
以上説明したように、本考案によれば操作コイ
ル体には係止部が設けられ、一方コイルケースの
保持筒には係合部を有する弾性係合片が形成さ
れ、前記係止部と係合部の弾性係合により操作コ
イル体がコイルケース内に収容固定されるので可
動鉄心の固定鉄心への接離時に発生する衝撃振動
によつて操作コイル体がコイルケース内で乱動す
るという弊害は確実に防止される。
また操作コイル体の交換は前記係止部と係合部
との係合を解除することによつて極めて容易に行
なうことができ、操作コイル体の点検・交換等の
作業性が改善され本装置を使用した電磁接触器の
信頼性を継続維持することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電磁コイル装置を示す構成図、
第2図は本考案に係る電磁コイル装置の第1実施
例を示す分解斜視図、第3図は本考案に係る電磁
コイル装置の第2実施例を示す構成図である。 各図中同一部材には同一符号を付し、10はコ
イルケース、12は保持筒、14は操作コイル
体、16は鉄心挿入孔、18はコイル枠、28
a,28bは係止部、32a,32bは弾性係合
片、34a,34bは切込み、36a,36bは
係合部、44は電磁石鉄心の磁化脚、46は緩衝
材である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 中心部に鉄心挿入孔を有するコイル枠に巻線
    が巻回された操作コイル体と、磁化脚を有する
    電磁石鉄心と、箱状の底壁部から前記操作コイ
    ル体装着用の保持筒が突設されたコイルケース
    と、を含み、前記操作コイル体が前記保持筒に
    装着されることによりコイルケース内に操作コ
    イル体が収容されると共に該コイルケースの保
    持筒へは前記電磁石鉄心の磁化脚が挿通され操
    作コイル体がコイルケースを介して電磁石鉄心
    に装着される電磁コイル装置において、前記コ
    イル枠の鉄心挿入孔上部周面には係止部が設け
    られ、前記コイルケースの保持筒には上端部か
    ら下方に伸張する切込みにより弾性係合片が形
    成され更に該係合片には前記コイル枠の係止部
    に対応する係合部が設けられ、前記係止部と係
    合部との弾圧係合により前記操作コイル体がコ
    イルケースに収容固定されることを特徴とする
    電磁コイル装置。 (2) 実用新案登録請求の範囲(1)記載の電磁コイル
    装置において、コイル枠とコイルケース底壁面
    間には緩衝材が設けられ、該緩衝材が圧縮弾性
    変形された状態で係止部と係合部が係合され操
    作コイル体がコイルケースに収容固定されるこ
    とを特徴とする電磁コイル装置。
JP4645882U 1982-03-31 1982-03-31 電磁コイル装置 Granted JPS58148855U (ja)

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JP4645882U JPS58148855U (ja) 1982-03-31 1982-03-31 電磁コイル装置

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JP4645882U JPS58148855U (ja) 1982-03-31 1982-03-31 電磁コイル装置

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JPS58148855U JPS58148855U (ja) 1983-10-06
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JP4645882U Granted JPS58148855U (ja) 1982-03-31 1982-03-31 電磁コイル装置

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JP6461034B2 (ja) * 2016-03-28 2019-01-30 三菱電機株式会社 電磁開閉器

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JPS58148855U (ja) 1983-10-06

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