JPS647142Y2 - - Google Patents

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JPS647142Y2
JPS647142Y2 JP1980074171U JP7417180U JPS647142Y2 JP S647142 Y2 JPS647142 Y2 JP S647142Y2 JP 1980074171 U JP1980074171 U JP 1980074171U JP 7417180 U JP7417180 U JP 7417180U JP S647142 Y2 JPS647142 Y2 JP S647142Y2
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JP
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plate
plate material
frame
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edge
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JP1980074171U
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JPS56174624U (ja
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  • Panels For Use In Building Construction (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、既存家屋の前壁を利用して組立て
られ、既存家屋の前に存在する空間を利用し、自
転車、三輪車等を置いたり、洗濯や物干しをした
りすることのできるパネルに関する。
従来の技術 最近、積雪地方においては、自転車、三輪車等
を置いたり、洗濯や物干しをしたりするのに、後
端において家屋の壁に固定された屋根と、屋根の
前縁部を支持する複数の支柱と、支柱間に配置さ
れたパネルとよりなる補助組立建物が用いられて
いる。従来、上記パネルとしては、枠に一枚の板
材が取付けられたものが用いられていた。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、従来のパネルでは、降雪期以
外、特に夏期には、風通しをよくするためにパネ
ル全体を取りはずさなければならないが、そうす
ると組立建物内や既存家屋内の目隠しをすること
ができないという問題があつた。また、従来のパ
ネルでは、板材の強度が十分ではなく、降雪期に
雪の圧力等により板材が簡単に破損するおそれが
あつた。さらに、破損した場合には、板材全部を
取替える必要があるため、修理費が高くつくうら
みがあつた。
この考案は、上記の問題点を一挙に解消しうる
補助組立建物用パネルを提供することを目的とす
る。
課題を解決するための手段 この考案による補助組立建物用パネルは、縦長
方形の枠と、枠に嵌め止められた大きさの異なる
上下2枚の硬質塩ビ製板材とからなり、上下の板
材どうしの近接部分において枠の側枠部材間に板
材縁部固定用中桟が渡し止められ、両板材の縁部
が、枠および板材縁部固定用中桟における板材側
を向いた面に着脱自在に取付けられた押え部材に
より枠および板材縁部固定用中桟に固定され、ま
た大きいほうの板材と対応する部分において、枠
の側枠部材間に該板材の片面を支える板材補強用
中桟が設けられ、板材補強用中桟と対応する位置
において、板材における該中桟に支えられている
面と反対側の面に密着するように押え部材が配置
され、押え部材および板材を貫通したタツピング
ねじを板材補強用中桟にねじ嵌めることにより大
きいほうの板材の中間部が板材補強用中桟に固定
されているものである。
実施例 以下、この考案を図示の実施例に基いて具体的
に説明する。なお、この明細書において、前後方
向については、第2図を基準とし、矢印A方向を
前方とし、逆方向を後方とする。また、左右とは
後方に向かつていうものとする。
第1図において、補助組立建物1の屋根25は
後端が既存家屋に固定されたものであつて、アル
ミニウム(アルミニウム合金も含む。以下同じ)
製屋根枠2に硬質塩ビ製波板からなる屋根板3が
張りわたされてなる。屋根枠2の前枠部材26
は、その前縁部に樋部を備えている。樋部の底壁
には通水孔が形成されており、この通水孔に水流
下用鎖4の上端が挿入され、ピン等で掛け止める
ことなどにより固定されている。そして、屋根板
3の上面を流下した雨水等は樋部に流れ落ち、水
流下用鎖4を伝つて地上に流れ落ちる。屋根25
の前縁部は、複数本の横断面略方形のアルミニウ
ム押出型材製主支柱5と複数本の横断面略方形の
アルミニウム押出型材製補助支柱6とによつて支
えられている。主支柱5は、取外せないように地
面に立てられている。補助支柱6は主支柱5の間
に配置され、取外し自在に地面に立てられてい
る。主支柱5および補助支柱6の上端に屋根枠2
の前枠部材26が固定されている。
そして、主支柱5と補助支柱6との間、および
補助支柱6どうしの間にこの考案による補助組立
建物用パネル7が配置され、これらの柱5,6に
着脱自在に取付けられている。
パネル7は、第2図に示すように、アルミニウ
ム押出型材からなる縦長方形の枠8に、大きさの
異なる上下2枚のガラスネツト入り硬質塩ビ製板
材9a,9bが嵌め止められてなるものである。
枠8は上枠部材10と、下枠部材11と、一対の
側枠部材12とで構成され、両側枠部材12間に
4本の中桟13A〜13Dが上下方向に所定間隔
をおいて渡し止められたものである。上枠部材1
0、下枠部材11および側枠部材12は、いずれ
も同様な横断面形状をしている。この形状を側枠
部材12について説明すると、側枠部材12は、
第3図に示すように、外部に開口した横断面略コ
字形であつて、前面部は後面部よりも外方に張り
出しており、この張り出し部は、後述するよう
に、柱5,6の前面側縁部に係合させるための係
合用張出し縁部14となされている。側枠部材1
2の前面部12aの幅方向の中央には、その全長
にわたつて前方に開口したタツピングねじねじ込
み用凹溝15が設けられている。また、側枠部材
12の前面部12aの凹溝15よりも内側には、
板材嵌め込み用凹部16が全長にわたつて設けら
れている。最も上方の中桟13Aは、隣り合う板
材9a,9bどうしの近接部分において枠8の左
右側枠部材12間に渡し止められたものであつ
て、板材縁部固定用中桟13Aである。板材縁部
固定用中桟13Aは、第5図に示すように横断面
略方形で、その前面部の幅方向中央にタツピング
ねじねじ込み用凹溝15が全長にわたつて設けら
れ、この凹溝15の上下両側に板材嵌め込み用凹
部16が全長にわたつて設けられている。他の3
本の中桟13B,13C,13Dは、大きいほう
の下部板材9bの後面を支える板材補強用中桟1
3B,13C,13Dであつて、第5図に示すよ
うに、横断面略方形で、その前面部の幅方向中央
にもタツピングねじねじ込み用凹溝15が全長に
わたつて設けられている。なお、これらの中桟1
3B,13C,13Dには、板材嵌め込み用凹部
は設けられていない。板材補強用中桟13B,1
3C,13Dの前面は、各枠部材10,11,1
2および板材縁部固定用中桟13Aの凹部16の
底面と同一垂直面内に位置している。上部板材9
aは枠8内の上側4分の1の部分に嵌められ、下
部板材9bはその残りの部分に嵌められている。
そして、上部板材9aは、周縁が上枠部材10、
両側枠部材12および板材縁部固定用中桟13A
の上側の板材嵌め込み用凹部16に嵌め込まれて
いる。また、下部板材9bは、周縁が下枠部材1
1、両側枠部材12および板材縁部固定用中桟1
3Aの下側の板材嵌め込み用凹部16に嵌め込ま
れている。上下両板材9a,9bの縁部は、上枠
部材10、下枠部材11、両側枠部材12および
板材縁部固定用中桟13Aの前面に着脱自在に取
付けられている帯状の板材押え部材17Aにより
固定されている。押え部材17Aはその幅方向の
中央にて押え部材17を貫通したタツピングねじ
18を凹溝15にねじ込むことにより枠部材1
0,11,12および板材縁部固定用中桟13A
に着脱自在に取付けられており、上部板材9aお
よび下部板材9bの縁部を押えるようになされて
いる。一方、板材補強用中桟13B,13C,1
3Dと対応する位置において、下部板材9bの前
面に密着するように帯状押え部材17Bが配置さ
れ、この押え部材17Bおよび板材9bを貫通し
たタツピングねじ18を板材補強用中桟13B,
13C,13Dの凹溝15にねじ嵌めることによ
り板材補強用中桟13B,13C,13Dに固定
されている。
側枠部材12の後面部12bに上下に所定間隔
をおいて長円形の止め金具19が複数個設けられ
ている。止め金具19は、その一端部が、ボルト
20により後面部12bが枢着されている。ボル
ト20は外側から後面部12bの内側所定個所に
装着された板ナツト21にねじ嵌められている。
前パネル7を主支柱5と補助支柱6との間、ある
いは補助支柱6どうしの間に取付けるには、まず
止め金具19を、第4図に鎖線Aで示すように垂
下させた状態にしておき、前パネル7を、前方か
ら主支柱5と補助支柱6との間、あるいは補助支
柱6どうしの間にはめ込む。すると、側枠部材1
2の張出し縁部14が主支柱5または補助支柱6
の前面の側縁部に係り合う。つぎに、前パネルの
裏面より止め金具19を回して、これらを主支柱
5または補助支柱6の後面両側縁部に係合させ
る。なお、前パネル9の取外しは、上記と逆の手
順により行なう。
上記構成において、夏期には、上枠部材10、
両側枠部材12および板材縁部固定用中桟13A
の前面に取付けられている帯状の板状押え部材1
7Aを外して上部板材9aを取り外した後、押え
部材17Aを上枠部材10、側枠部材12および
板材縁部固定用中桟13Aに取り付けておく。す
ると、左右両側枠部材12間における上枠部材1
0と板材縁部固定用中桟13Aとの間に通風口が
形成され、組立建物1内および既存家屋内の風通
しが良くなる。しかも、下部板材9bによつて組
立建物1内および既存家屋内が目隠しされる。ま
た、冬期には、上部板材9aも枠8に嵌め止めて
おく。
上記実施例では、補助組立建物の前パネルのみ
が示されているが、側パネルもこれと同様な構造
である。
考案の効果 この考案による補助組立建物用パネルによれ
ば、上下両板材9a,9bの縁部が、枠8および
板材縁部固定用中桟13Aに着脱自在に取付けら
れた押え部材17Aによつて枠8および板材縁部
固定用中桟13Aに固定されているので、両板材
9a,9bはそれぞれ着脱自在となる。したがつ
て、夏期においては、小さいほうの板材9aだけ
を取り外しておけば、組立建物1内および既存家
屋内の風通しを良くすることができ、かつ大きい
ほうの板材9bにより組立建物1内および既存家
屋内を目隠しすることも可能となる。また、冬期
において、降雪の圧力等により一方の板材が破損
した場合には、その板材だけを取替えればよく、
修理費は安価になる。
また、大きいほうの板材9bと対応する部分に
おいて、枠8の側枠部材12間に該板材9bの片
面を支える板材補強用中桟13B,13C,13
Dが設けられ、板材補強用中桟13B,13C,
13Dと対応する位置において、板材9bにおけ
る該中桟13B,13C,13Dに支えられてい
る面と反対側の面に密着するように押え部材17
Bが配置され、押え部材17Bおよび板材9bを
貫通したタツピングねじ18を板材補強用中桟1
3B,13C,13Dにねじ嵌めることにより大
きいほうの板材9bの中間部が板材補強用中桟1
3B,13C,13Dに固定されているので、大
きいほうの板材9bの強度が大きくなり、例えば
降雪期において建物1の屋根の上に積もつた雪の
重みにより破損するのが防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案のパネルを取付けた補助組
立建物の正面図、第2図はこの考案のパネルの分
解斜視図、第3図は第1図の−線にそう拡大
断面図、第4図は第3図の−線矢視図、第5
図はパネルの中間省略縦断面図である。 1……補助組立建物、7……補助組立建物用パ
ネル、8……枠、9a……小さいほうの板材、9
b……大きいほうの板材、12……側枠部材、1
3A……板材縁部固定用中桟、13B,13C,
13D……板材補強用中桟、17A,17B……
押え部材、18……タツピングねじ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 縦長方形の枠8と、枠8に嵌め止められた大き
    さの異なる上下2枚の硬質塩ビ製板材9a,9b
    とからなり、上下の板材9a,9bどうしの近接
    部分において枠8の側枠部材12間に板材縁部固
    定用中桟13Aが渡し止められ、両板材9a,9
    bの縁部が、枠8および板材縁部固定用中桟13
    Aにおける板材9a,9b側を向いた面に着脱自
    在に取付けられた押え部材17Aにより枠8およ
    び板材縁部固定用中桟13Aに固定され、また大
    きいほうの板材9bと対応する部分において、枠
    8の側枠部材12間に該板材9bの片面を支える
    板材補強用中桟13B,13C,13Dが設けら
    れ、板材補強用中桟13B,13C,13Dと対
    応する位置において、板材9bにおける該中桟1
    3B,13C,13Dに支えられている面と反対
    側の面に密着するように押え部材17Bが配置さ
    れ、押え部材17Bおよび板材9bを貫通したタ
    ツピングねじ18を板材補強用中桟13B,13
    C,13Dにねじ嵌めることにより大きいほうの
    板材9bの中間部が板材補強用中桟13B,13
    C,13Dに固定されている補助組立建物用パネ
    ル。
JP1980074171U 1980-05-28 1980-05-28 Expired JPS647142Y2 (ja)

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JP1980074171U JPS647142Y2 (ja) 1980-05-28 1980-05-28

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JPS56174624U JPS56174624U (ja) 1981-12-23
JPS647142Y2 true JPS647142Y2 (ja) 1989-02-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4944937B2 (ja) 2008-12-25 2012-06-06 株式会社大気社 建屋組立構造、及び、その組立構造を用いた建屋組立方法

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JPS4932021U (ja) * 1972-06-28 1974-03-20

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS547865Y2 (ja) * 1975-04-30 1979-04-12

Patent Citations (1)

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JPS4932021U (ja) * 1972-06-28 1974-03-20

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