JPS647122Y2 - - Google Patents

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JPS647122Y2
JPS647122Y2 JP1981056714U JP5671481U JPS647122Y2 JP S647122 Y2 JPS647122 Y2 JP S647122Y2 JP 1981056714 U JP1981056714 U JP 1981056714U JP 5671481 U JP5671481 U JP 5671481U JP S647122 Y2 JPS647122 Y2 JP S647122Y2
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JP
Japan
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horizontal
support
girders
carport
right support
Prior art date
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JP1981056714U
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JPS57168607U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はカーポートに関し、特に左右対称アー
ル状カーポートに関する。
(背景技術) いわゆる家庭用等に用いられるカーポートは既
に規格化工場生産化されているが、これらはいず
れも一方向傾斜直線状の外観を呈する片持ち式の
ものであり、デザイン上画一化され、住宅の外観
に必ずしもマツチせず、ニーズの多様化に対応で
きなかつた。また、片持ち式のため、比較的安価
に得られるとはいえ、台風時或いは強風地域にお
いては煽り風を受けてこれが破損破壊したりする
こともあり、また、一般に塩化ビニール製の波板
が用いられるため、その劣化交換の作業を要し、
またこれを行わないと波板の破損が生じたりして
メンテナンス上の問題もあつた。
(考案の目的) 本考案は従来のこの種カーポートの欠点に鑑み
てなされたもので、その目的とするところは、強
度に優れ、メンテナンスを大幅に減少させ、且
つ、外観デザインに優れたカーポートを提供する
にある。
(考案の構成) 本考案は上記目的に添つて考案されたもので、
正面において、左右対称のアール状カーポート
(本考案においてアール状カーポートとは、屋根
が左右側部において下方湾曲してなる曲面を備え
てなるカーポートを意味する。)という形状及び
これに適した構造を備えたもので、即ち、本考案
はその登録請求の範囲に記載のとおり、長尺の左
右支持桁各前後方向中間位置に夫々前後の支柱を
備え、左右支持桁の前後端及びその前後方向中間
位置には夫々横桟を所定間隔に設けるとともに該
各横桟は左右支持桁近傍付近で夫々側部を下方に
湾曲せしめ、その各下端を支持桁に固定せしめて
これらを左右の支持桁間に平行且つ浮し状に横設
し、これら各横桟には夫々アクリル等の耐候性樹
脂製透光パネルを介装添設せしめるとともに横桟
湾曲部下端において該透光パネル縁部を弾発的に
支持桁に支承せしめ、且つ、横桟中央部にはこれ
らに直交する透光パネル受止桟又は横桟連結桟を
設ける一方、各支柱間において周側を開放してな
ることを特徴とする左右対称アール状カーポート
を要旨とするものである。
以下実施例に従つて本考案を更に説明すれば、
1は、本考案に係る左右対称アール状カーポート
であり、このカーポート1は、前後方向長尺の左
右支持桁2,2、4本の支柱3…、7本の横桟4
…、6枚のアクリル製透光パネル5…、中央部の
透光パネル受止桟6を備えて構成されている。
左右の支持桁2,2は、アルミニウム合金、鋼
材等の金属製で構成されるが、本例ではアルミニ
ウム合金製の押出型材が用いられて、L状の支承
固定部21、嵌入溝部22、外側樋部23を上方
に夫々並設して、断面中空状に長尺一体に形成さ
れている。
この支持桁2,2には、その長手方向の略1/6
づつ内方に入つた前後方向中間位置に夫々地中に
埋設される各前後の支柱3…が立設されて備えら
れている。この支柱3も上記金属製が用いられ、
断面中空状に長尺一体に形成されており、上記支
持桁2,2の底部内側の裏板24と、支柱3上方
に挿入固定された逆L字状固定板31とで各支持
桁2底部をボルトナツト32,32で挾着すると
ともに、これら各支持桁2と支柱3の当接部をそ
の左右両側において被覆する連結板7,7が設け
られ、これらがボルトナツト33…によつて、更
に、支持桁2、支柱3を挾着して、かかる構造に
より固定されてなる。
そして、上記左右の支持桁前後端及びその前後
方向中間位置には、前記多数の横桟4…が所定間
隔に単一材で架設状に横設されている。この各横
桟4も、上記と同じ金属製が用いられるが、本例
では、鋼材芯上に塩化ビニール樹脂を被嵌した中
空に構成された横桟本体41と挾圧板42とより
なるとともに、これら各横桟4…は夫々、第1図
に示される如く、支持桁2,2近傍付近で、その
側部、即ち、本例にあつては両側部43,43を
下方に湾曲せしめて他を略水平とするとともに、
その下端を支持桁2,2に固定して、左右支持桁
2,2間に平行且つ浮し状に横設されてなる。
その固定は前記支持桁2の上方のL字状の支承
固定部21上に横債4の下端が載置されるととも
に、側面のボルトナツト44によつて横桟4に固
定された、2面を開放した箱状の内側連結金具4
5の底面を支承固定部21に対接して、上下方向
のボルトナツト46によつて締結固定されて行わ
れている。
そして、この横桟4,4間には、夫々合成樹脂
中のアクリル等耐候性樹脂よりなる透光パネル5
が介装添設されている。即ち、上記横桟4の横桟
本体41、挾圧板42間の受入溝47に透光パネ
ル5の縁部が挾持されて、これに添設されてな
る。なお、図中48は、防水用のパツキング、4
9は挾圧板42固定用のネジ、51は透光パネル
5に設けられた縁材である。
この透光パネル5はまた、横桟4の側部湾曲部
下端においては、各支持桁2の嵌入溝部22内に
その縁部が挿入されて、固定用パツキング24に
よりその拡開が抑止されて、弾発的に支持桁2に
支承されている。
一方、上記横桟4…間の中央部には、前後方向
にこれらに直交して、透光パネル5をその下面で
受止する受止桟6が各横桟4…と連結して設けら
れており、また、支柱3…間においてはその前後
左右の周側が全て開放されて、これらの間に仕切
りやパネルが設置されない構造とされている。
なお、図中81は雨水導入管、82は筒形雨樋
を示す。また、第1図に図示したものにおいて支
柱3の高さは約165cmである。
第5図は、横桟4…間中央部に透光パネル受止
桟6に代えて横桟連結桟9を設けた場合を示し、
このとき、横桟連結桟9は、上記横桟4と同様に
透光パネル5の縁部を受入溝91に防水用パツキ
ング92を介して挿入保持する構成が採られてい
る。本例では透光パネル5は、前記実施例の如
く、左右支持桁間単一のものとされず、中央部分
で左右に分割された1/2長さものとして用いられ
るものであることは当然である。なお、93は横
桟4との連結用突設金具、94はボルトナツトを
示す。
なお、上記実施例は横桟側部のみを湾曲させ他
を水平としたが、更に全体的にも上方にやや湾曲
する形状を呈するものとしてもよいが、この場
合、横桟連結桟を用いると、その受入溝が傾斜状
になる等の構造上の差異が生じることは容易に知
得し得よう。
実施例は以上の如くに構成したが、本考案の実
施に当つては、その各具体的形状、構造、材質、
寸法、横桟や支柱の数、各連結固定装置等は考案
の要旨に反しない限り様々に実施し得て、上記に
限定されるものではない。
(考案の効果) 本考案は長尺の左右支持桁各前後方向中間位置
に夫々前後の支柱を備えたので、支柱は最低4本
となつて、これらが下方を埋設固定されて全体を
支えるので、煽り風に対しても耐風圧力を確保で
き、また支柱は前後方向中間位置である上、支柱
間において周側を開放したので、カーポートの平
面寸法を比較的大きくし得るに拘らず、花壇等従
来の設置物や、突出物があつても、これらを除去
しないで設置できる上、外観を向上し得る。
また、横桟は左右支持桁間で、その近傍付近で
側部を下方に湾曲せしめ、各下端を支持桁に固定
せしめてこれらを左右支持桁間に平行且つ浮し状
に横設する一方、その中央部に透光パネル受止桟
又は横桟連結桟を設け、且つこれら横桟に透光パ
ネルを介装添設したので、外観が前記左右対称の
アール状カーポートが得られて、そのデザインが
向上する上、強度も向上し、積雪にも耐荷重性を
充分に発揮し得て、且つ積雪の除去もし易い。ま
た透光パネルはアクリル等耐候性に優れた樹脂製
のものとしたから、カーポート内が明るい上、そ
の劣化が遅く、交換等のメンテナンスを大幅に減
少させられる上、これには着色も可能であるか
ら、より高級感を付与することができる。そし
て、透光パネルは、横桟に添つて湾曲されるとと
もに、その縁部を弾発的に支持桁に支承せしめた
ので、この部分の湾曲面を美しく出すことができ
るとともにその納まりを良好に維持できる。
このように本考案は、左右対称のアール状のカ
ーポートを得られ、その効果は極めて有用であ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は実施例を示すもので、第1図は本考案に
係る左右対称アール状カーポートの斜視図、第2
図は第1図A−A線断面図、第3図は支柱と支持
桁等の関係を示す要部拡大斜視図、第4図は第1
図B−B線断面図、第5図は透光パネルを連結桟
を用いた場合の他の実施例を示す要部断面図。 1……アール状カーポート、2……支持桁、3
……支柱、4……横桟、5……透光パネル、6…
…パネル受止桟、7……パネル連結桟。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 長尺の左右支持桁各前後方向中間位置に夫々前
    後の支柱を備え、左右支持桁の前後端及びその前
    後方向中間位置には夫々横桟を所定間隔に設ける
    とともに該各横桟は左右支持桁近傍付近で夫々側
    部を下方に湾曲せしめ、その各下端を支持桁に固
    定せしめてこれらを左右の支持桁間に平行且つ浮
    し状に横設し、これら各横桟には夫々アクリル等
    耐候性樹脂製透光パネルを介装添設せしめるとと
    もに横桟湾曲部下端において該透光パネル縁部を
    弾発的に支持桁に支承せしめ、且つ、横桟中央部
    にはこれらに直交する透光パネル受止桟又は横桟
    連結桟を設ける一方、各支柱間において周側を開
    放せしめてなることを特徴とする左右対称アール
    状カーポート。
JP1981056714U 1981-04-20 1981-04-20 Expired JPS647122Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981056714U JPS647122Y2 (ja) 1981-04-20 1981-04-20

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981056714U JPS647122Y2 (ja) 1981-04-20 1981-04-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57168607U JPS57168607U (ja) 1982-10-23
JPS647122Y2 true JPS647122Y2 (ja) 1989-02-27

Family

ID=29853208

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JP1981056714U Expired JPS647122Y2 (ja) 1981-04-20 1981-04-20

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6033238U (ja) * 1984-01-31 1985-03-07 立山アルミニウム工業株式会社 外付けルーフの無目
JPH069182Y2 (ja) * 1988-06-24 1994-03-09 株式会社丸八産業 天窓等の窓装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5654765Y2 (ja) * 1977-01-31 1981-12-21

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JPS57168607U (ja) 1982-10-23

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