JPH0126810Y2 - - Google Patents

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JPH0126810Y2
JPH0126810Y2 JP12575284U JP12575284U JPH0126810Y2 JP H0126810 Y2 JPH0126810 Y2 JP H0126810Y2 JP 12575284 U JP12575284 U JP 12575284U JP 12575284 U JP12575284 U JP 12575284U JP H0126810 Y2 JPH0126810 Y2 JP H0126810Y2
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wall component
wall
rim
component mounting
fixed
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JP12575284U
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JPS6139711U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、たとえば既存家屋の横に存在する
空間を利用した補助組立建物における壁構成部材
取付装置に関する。
従来技術とその問題点 頻繁に出入れする自転車、三輪車などの物を収
納する物置や、日曜大工などの作業を行う小屋な
どの補助組立建物においては、従来前壁および側
壁を構成する部材は、屋外側から支柱間に取付け
られていた。ところが、スペースの関係で屋外側
から壁構成部材を取付けることができない場合が
あり、その結果補助組立建物を組立てることがで
きないという問題があつた。この考案の目的は、
上記の問題を解決した補助組立建物における壁構
成部材取付装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 この考案による補助組立建物における壁構成部
材取付装置は、隣り合う支柱の互いに対向する面
に、上下方向にのびる壁構成部材取付溝が設けら
れ、壁構成部材取付溝の溝幅が、少なくとも壁構
成部材の厚さに胴縁の屋内外方向の幅を加えたも
のと等しくされ、胴縁の両端が、胴縁と壁構成部
材取付溝の屋内側壁または屋外側壁との間に壁構
成部材の厚さ以上の幅の壁構成部材嵌入れ間隙が
形成されるように壁構成部材取付溝内に入れら
れ、胴縁が支柱に固定されるとともに壁構成部材
が上記間隙内に嵌入れられて胴縁に固定されるよ
うになされているものである。
実施例と作用 以下の説明において、前後は第4図を基準に
し、前とは第4図左側を指し、後とは同図右側を
指すものとする。
第3図に示すように、補助組立建物1は、屋根
2と、前壁3と、左右の側壁4とよりなり、屋根
2および側壁4の後端がそれぞれ既存家屋の垂直
壁Wに固定されている。
屋根2は、アルミニウム押出型材製屋根枠5に
乳白色塩化ビニル製波板からなる屋根板6が張ら
れ、屋根桟7に固定フツク(図示略)により固定
されたものである。屋根2の前縁部は左右両端部
において地面に立設されたアルミニウム押出型材
製主支柱8によつて支持され、左右の中央部にお
いて同じく地面に立設されたアルミニウム押出型
材製前部補助支柱9によつて支持されている。屋
根2の側縁部は、後端において地面に立設される
とともに垂直壁Wに固定されたアルミニウム押出
型材製後支柱11およびその前端よりも若干後方
の部分において地面に立設されたアルミニウム押
出型材製側部補助支柱12によつて支持されてい
る。屋根枠5の前枠部材10は、水平壁10a
と、水平壁10aの後縁に設けられた垂直立上り
壁10bとよりなり、水平壁10aの前縁に横断
面略U形の軒樋30が一体的に設けられている。
軒樋30内の雨水は左右両端部から主支柱8内に
流入する。
前壁3は、左側の主支柱8と前部補助支柱9と
の間および右側の主支柱8と補助支柱9との間に
それぞれ乳白色塩化ビニル製波板からなる前壁構
成部材13が張られたものであり、その上端部に
有色または無色透明の障子14を備えた引違い窓
15が設けられている。前壁構成部材13は、左
右の主支柱8と前部補助支柱9との間に上下に所
定間隔をおいて渡し止められた複数のアルミニウ
ム押出型材製胴縁16に固定フツク31を用いて
固定されている(第4図参照)。前壁構成部材1
3の厚さは、波板の谷の深さに肉厚を加えたもの
である。第1図に示すように、主支柱8は、横断
面略コ字形で、互いに平行な左右一対の壁8a
と、壁8aの後縁どうしを連結する連結壁8bと
よりなり、その開放部を前方に向けて配置されて
いる。前部補助支柱9は、互いに平行な左右一対
の壁9aと、壁9aどうしを連結する前後一対の
連結壁9bとよりなる。主支柱8および補助支柱
9の互いに対向する壁8a,9aには、それぞれ
上下方向にのびる壁構成部材取付溝18,19が
設けられている。壁構成部材取付溝18,19の
溝幅W1,W2は、互いに等しくかつ前壁構成部
材13の厚さに胴縁16の屋内外方向の幅を加え
たものに合致している。胴縁16は横断面略コ字
形で前方に開口させられており、その下壁16a
に上方に向つて後方に湾曲した係合舌片16bが
設けられている。そして、胴縁16はその両端が
それぞれ溝18,19内に入れられて、溝18,
19の後側面に沿わされ、溝18,19の後側壁
18a,19aを貫通したねじ20によつて固定
されている。胴縁16と溝18,19の前側壁1
8b,19bとの間には、前壁構成部材嵌入れ間
隙21が形成されている。前壁構成部材13は、
側端部が溝18,19内における胴縁16よりも
前方に存在する前壁構成部材嵌入れ間隙21に屋
外側から嵌め入れられている。固定フツク31
は、前壁構成部材13の山部に貫通させられ、そ
の先端鉤部31aが胴縁16の係合舌片16bに
係合させられている(第4図参照)。また、前壁
構成部材13の上端部は、引違い窓15の窓下枠
部材32の下面の前縁部および後縁部にそれぞれ
設けられ、かつ下方に開口した前後2つの前壁構
成部材嵌入溝33,34のうち前側の嵌入溝33
に嵌め入れられている。前壁構成部材13は、胴
縁16を支柱8,9に固定し、ついで前壁構成部
材13の側端部を前壁構成部材嵌入れ間隙21内
に嵌め入れるとともに上端を嵌入溝33に嵌め入
れた後、固定フツク31によつて胴縁16に固定
される。
引違い窓15の窓下枠部材32上面の前縁部に
は、上方に開口しかつ左右方向にのびる前後2つ
の案内溝35が設けられている。前側の案内溝3
5の前側壁は、透明障子14の前方への脱落を防
止するために他の壁よりも若干高くなつている。
引違い窓15の窓上枠部材には、屋根枠5の前枠
部材10が兼用されている。そして、前枠部材1
0の下面の前縁部に、下方に開口しかつ左右方向
にのびる前後2つの案内溝36が設けられてい
る。引違い窓15の窓側枠部材は主支柱8および
前部補助支柱9が兼用せしめられている。透明障
子14としては、透明アクリル板などの透明プラ
スチツク板や透明ガラス板が用いられる。但し、
無色透明であつてもよいし、有色透明であつても
よい。透明障子14は、窓下枠部材32および前
枠部材10の前後の案内溝35,36にそれぞれ
1枚ずつ摺動自在に嵌められている。透明障子1
4を閉じたさいに、2枚の障子14の互いに重な
つた部分においては振動防止のために両者間にク
ツシヨン部材(図示略)を入れておくことが好ま
しい。また、透明障子14は交換自在である。
側壁4における側部補助支柱12と主支柱8と
の間には、上端部付近で水平中桟23が渡し止め
られている。そして、水平中桟23よりも上方の
部分に、透明障子14と同色の、すなわち透明障
子14が有色であればそれと同色で、無色であれ
ば無色である透明板からなる側壁構成部材24が
嵌め止められている。また、水平中桟23よりも
下方における側部補助支柱12と主支柱8との
間、および側部補助支柱12と後支柱11との間
にはそれぞれ乳白色塩化ビニル製波板からなる側
壁構成部材25が張られている。側壁構成部材2
5の張設は、前壁構成部材13の場合とほぼ同様
に行なわれる。すなわち、側端部が支柱8,1
1,12に設けられた壁構成部材嵌入溝(図示
略)に嵌め入れられるとともに、主支柱8と側部
補助支柱12との間および側部補助支柱12と後
支柱11との間に上下に所定間隔をおいて渡し止
められた複数の胴縁26に固定フツク(図示略)
により固定されている。側壁構成部材25の下端
と地面との間には若干の間隙が存在する。支柱
8,11,12に設けられた壁構成部材嵌入溝の
溝幅も、側壁構成部材25の厚さに胴縁26の屋
内外方向の幅を加えたものに一致している。図示
しない側、すなわち右側の側壁4にはドア(図示
略)が設けられている。
第1図には、前壁構成部材13を屋外側から取
付けた場合が示されているが、スペースの関係で
前壁構成部材13を屋外側から取付けることがで
きない場合には、第2図に示されているように屋
内側から取付けることができる。
すなわち、胴縁16の両端を、胴縁16と壁構
成部材取付溝18,19の後側壁18a,19a
との間に前壁構成部材13の厚さと等しい幅の前
壁構成部材嵌入れ間隙29が形成されるように壁
構成部材取付溝18,19内に入れて溝18,1
9の前側面に沿わせ、溝18,19の前側壁18
b,19bを貫通したねじ28によつて固定す
る。ついで、前壁構成部材13の左右両側端部を
溝18,19内における胴縁16よりも後方の前
壁構成部材嵌入れ間隙29に屋内側から嵌め入れ
るとともに前壁構成部材13の上端部を窓下枠部
材32の後側の嵌入溝34に嵌め入れる。その
後、フツク(図示略)によつて胴縁16に固定す
る。
上記実施例においては、壁構成部材13,25
として乳白色塩化ビニル製波板からなるものが用
いられているが、波板の材質は、塩化ビニルに限
らず他の合成樹脂でもよい。また、壁構成部材1
3,25としては平らな板を用いてもよい。この
場合、壁構成部材13,25の厚さとは、上記平
らな板の肉厚をいう。さらに、その他の断面形状
を有する板からなる壁構成部材を用いてもよい
が、この場合、壁構成部材の厚さとは、上記板の
最も屋外側にある部分を含みかつ胴縁と平行な垂
直面と、最も屋内側にある部分を含みかつ胴縁と
平行な垂直面との間隔をいうものである。
考案の効果 この考案によると、上述のようにして、壁構成
部材を屋外側および屋内側のいずれからでも補助
組立建物に取付けることができる。したがつて、
スペース的に屋外側から壁構成部材を取付けるこ
とができないような場所にも補助組立建物を設置
することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による壁構成部材取付装置に
よつて屋外側から前壁構成部材を取付けてなる補
助組立建物の前壁の一部省略水平断面図、第2図
はこの考案による壁構成部材取付装置によつて前
壁構成部材を屋内側から取付けてなる補助組立建
物の前壁の一部省略水平断面図、第3図は補助組
立建物全体の斜視図、第4図は第3図の−線
にそう中間を省略した拡大断面図である。 1……補助組立建物、8,9……支柱、13…
…前壁構成部材、16……胴縁、18,19……
壁構成部材取付溝、18a,19a……後側壁、
18b,19b……前側壁、21,29……前壁
構成部材嵌入れ間隙、W1,W2……溝幅。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 隣り合う支柱の互いに対向する面に、上下方向
    にのびる壁構成部材取付溝が設けられ、壁構成部
    材取付溝の溝幅が、少なくとも壁構成部材の厚さ
    に胴縁の屋内外方向の幅を加えたものと等しくさ
    れ、胴縁の両端が、胴縁と壁構成部材取付溝の屋
    内側壁または屋外側壁との間に壁構成部材の厚さ
    以上の幅の壁構成部材嵌入れ間隙が形成されるよ
    うに壁構成部材取付溝内に入れられ、胴縁が支柱
    に固定されるとともに壁構成部材が上記間隙内に
    嵌入れられて胴縁に固定されるようになされてい
    る補助組立建物における壁構成部材取付装置。
JP12575284U 1984-08-17 1984-08-17 補助組立建物における壁構成部材取付装置 Granted JPS6139711U (ja)

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JP12575284U JPS6139711U (ja) 1984-08-17 1984-08-17 補助組立建物における壁構成部材取付装置

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JPS6139711U JPS6139711U (ja) 1986-03-13
JPH0126810Y2 true JPH0126810Y2 (ja) 1989-08-10

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