JPS645814Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS645814Y2
JPS645814Y2 JP11520583U JP11520583U JPS645814Y2 JP S645814 Y2 JPS645814 Y2 JP S645814Y2 JP 11520583 U JP11520583 U JP 11520583U JP 11520583 U JP11520583 U JP 11520583U JP S645814 Y2 JPS645814 Y2 JP S645814Y2
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JP
Japan
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core
dividing
groove
deflection yoke
parting line
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JP11520583U
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JPS6022744U (ja
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  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、テレビジヨン受像機等に使用される
陰極線管(CRT)に装着される電磁偏向ヨーク
用のコアに関するものである。
偏向ヨークには様々な構造、形状のものがある
が、その最もポピユラーなものの一つに、2分割
構造のものがある。これは、コアへのコイル類の
装着を容易化するために案出されたもので、それ
に用いるコアは、陰極線管のネツク部外周を包囲
するラツパ状部を有するリング形状をなし、その
中心軸から対称位置の内面及び外面に、その高さ
方向のほぼ全体にわたつて2分割用のV字型分割
溝を刻設するとともに、その分割溝の両側に締着
金具取付溝を形成した構造をなす。このような偏
向ヨーク用コアは、所定形状の金型内にバインダ
を含むフエライト磁性顆粒を充填し、プレス成型
した後、焼成することによつて得られる。焼成さ
れたコアは、その後、機械的手段もしくは熱的手
段等により前記分割溝を利用して2個の半リング
コアに分割し、コイル巻線を施してから元の状態
に分割面を合わせ、前記締付金具を取付溝に締付
金具を装着して一体化される。
ここで問題となるのは、分割面での半リングコ
アの合わせ作業である。コアの高性能化の要求に
伴い、材料や製法が進歩し、その結果、機械的あ
るいは熱的衝撃を加えてコアを割つたとき、その
分割面が極めて滑らかな面となつてしまう。その
ため、半リングコア同士を合わせたとき、互いに
ひつかかりがなく滑り易く、元の状態に分割面を
合わせて締付金具を取付けるという作業を迅速に
行なえないという欠点が生じていた。
この欠点は、コアのユーザー側にとつてみれば
非常に重大である。作業性の低下ばかりでなく、
合わせ面のずれによる偏向特性の変化等が生じる
虞もあるからである。
本考案の目的は、上記のような従来技術の欠点
を解消し、2個の半リングコアを分割面にて元の
状態にコア合わせするとき、迅速かつ正確に行な
えるような偏向ヨーク用コアを提供することにあ
る。
かかる目的を達成することのできる本考案は、
偏向ヨーク用の2分割型コアにおいて、分割溝
に、該溝の底部が隆起した如き形状の分割線欠落
部を形成した構造の偏向ヨーク用コアである。
以下、図面に基づき本考案について詳述する。
第1図は本考案に係る偏向ヨーク用コアの一実施
例を示す説明図、第2図はその分割線欠落部の拡
大図である。図から明らかなように、本考案に係
る偏向ヨーク用コア1は、陰極線管のネツク部外
周を包囲するラツパ状部を有するリング形状をな
し、その中心軸から対称位置の内面及び外面に2
分割葉の分割溝2が刻設され、該分割溝2に、該
溝2の底部が若干隆起した如き分割線欠落部3を
有する構造のものである。なお、図中、符号4
は、締付金具取付溝を表わしている。
分割溝2は、コアの内面及び外面の高さ方向の
ほぼ全体にわたつて形成される断面V字型もしく
は半V字型のものである。本実施例では、この外
面の分割溝の中央に1個、内面の分割溝に2個の
計3個の分割線欠落部3が片側にそれぞれ設けら
れる。分割線欠落部3は、第3図、第4図断面形
状から判るように、溝の底部が鋭角状ではなく、
多少盛り上がつて鈍角状となつた部分である。こ
の部分は、成型において、分割溝を形成するため
の突条の頂稜部の一部を切欠した金型を用いるこ
とによつて容易に成型することができる。
このような構造とすると、機械的衝撃等を加え
てこのコアを2分割したとき、第5図に示すよう
に、この分割線欠落部3によつて分割面に微小な
凹凸5が形成される。つまり、通常、第2図にお
いて、符号aもしくはbのいずれかの線に沿つて
割れるからである。かくして、コイル装着後の2
個の半リングコアを接合するとき、前記微小な凹
凸5が嵌合し、合わせミスを防止でき、位置合わ
せを確実にしうるとともに、合わせ時間を大幅に
短縮することができるのである。
分割線欠落部3の位置や個数、大きさは、特に
限定されるものではないが、少なくとも分割面に
つき1個以上必要である。種々実験した結果によ
れば、内面と外面の両方に分割線欠落部を形成す
るのが好ましく、特に実施例の如く、位置をずら
せて外側に1個、内側に2個(あるいはその逆)
というように設けると、分割面に凹凸の変化が生
じやすく、好ましい結果が得られた。
本考案は上記のように構成した偏向ヨーク用コ
アであるから、2個の半リングコアを組合わせる
際、合わせミスを防止でき、位置合わせを迅速か
つ正確・確実にできるなど、作業性の向上と製品
品質の安定化を実現できるし、従来用いられてい
た金型の一部を多少切削するだけでそのまま使用
することができるので、設備コストがかからず、
実用的効果は非常に大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る偏向ヨーク用コアの一実
施例を示す説明図、第2図はその分割溝部分の拡
大図、第3図、第4図はそれぞれ第2図の−
,−断面図、第5図は半リングコアの説明
図である。 1……偏向ヨーク用コア、2……分割溝、3…
…分割線欠落部、4……凹凸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 陰極線管のネツク部外周を包囲するラツパ状部
    を有するリング形状をなし、その中心軸から対称
    位置の内面及び外面に2分割用の分割溝が刻設さ
    れた偏向ヨーク用コアにおいて、該分割溝に、該
    溝の底部が隆起した分割線欠落部を形成してなる
    偏向ヨーク用コア。
JP11520583U 1983-07-25 1983-07-25 偏向ヨ−ク用コア Granted JPS6022744U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11520583U JPS6022744U (ja) 1983-07-25 1983-07-25 偏向ヨ−ク用コア

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11520583U JPS6022744U (ja) 1983-07-25 1983-07-25 偏向ヨ−ク用コア

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6022744U JPS6022744U (ja) 1985-02-16
JPS645814Y2 true JPS645814Y2 (ja) 1989-02-14

Family

ID=30266019

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11520583U Granted JPS6022744U (ja) 1983-07-25 1983-07-25 偏向ヨ−ク用コア

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6022744U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000055883A1 (fr) * 1999-03-15 2000-09-21 Tdk Corporation Noyau de collier de deviation et procede de production correspondant

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000055883A1 (fr) * 1999-03-15 2000-09-21 Tdk Corporation Noyau de collier de deviation et procede de production correspondant

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6022744U (ja) 1985-02-16

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