JPS645611Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS645611Y2 JPS645611Y2 JP1982021108U JP2110882U JPS645611Y2 JP S645611 Y2 JPS645611 Y2 JP S645611Y2 JP 1982021108 U JP1982021108 U JP 1982021108U JP 2110882 U JP2110882 U JP 2110882U JP S645611 Y2 JPS645611 Y2 JP S645611Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel tank
- belt
- vehicle frame
- fastened
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 claims description 44
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 9
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はトラツクの車枠に取り付けられる燃料
タンクの保持装置に関するものである。
タンクの保持装置に関するものである。
実公昭56−8733号公報に開示される燃料タンク
の保持装置では、車枠に固定したL字形のブラケ
ツトに燃料タンクが載せられ、金属バンドにより
締結される。車両の衝突時燃料タンクが前後に移
動しないように、燃料タンクが前後方向の固定部
材により車枠に堅固に固定される。しかし、これ
は車両の衝突時燃料タンクに作用する衝撃によ
り、固定部材と燃料タンクとの結合部分に亀裂が
生じる恐れがある。
の保持装置では、車枠に固定したL字形のブラケ
ツトに燃料タンクが載せられ、金属バンドにより
締結される。車両の衝突時燃料タンクが前後に移
動しないように、燃料タンクが前後方向の固定部
材により車枠に堅固に固定される。しかし、これ
は車両の衝突時燃料タンクに作用する衝撃によ
り、固定部材と燃料タンクとの結合部分に亀裂が
生じる恐れがある。
本考案の目的は上述の問題に鑑み、車両の衝突
時燃料タンクに加わる衝撃を緩和し、燃料タンク
の前後移動を制限し得る、燃料タンクの保持装置
を提供することにある。
時燃料タンクに加わる衝撃を緩和し、燃料タンク
の前後移動を制限し得る、燃料タンクの保持装置
を提供することにある。
上記目的を達成するために、本考案の構成は車
枠に固定したL字形のブラケツトに燃料タンクを
載せ金属バンドにより締結し、燃料タンクの周囲
を前後方向に取り囲むベルトの両端を、燃料タン
クの後側で車枠に固定したものである。
枠に固定したL字形のブラケツトに燃料タンクを
載せ金属バンドにより締結し、燃料タンクの周囲
を前後方向に取り囲むベルトの両端を、燃料タン
クの後側で車枠に固定したものである。
車両の前面衝突時、燃料タンク10が前方に移
動すると、一対のベルト17が引つ張られ、燃料
タンク10に作用する衝撃が吸収され、同時に燃
料タンク10の移動量が制限される。
動すると、一対のベルト17が引つ張られ、燃料
タンク10に作用する衝撃が吸収され、同時に燃
料タンク10の移動量が制限される。
第1図に示すように、燃料タンク10は車枠側
壁に固定した前後1対のL字形のブラケツト3の
腕3aの上に載せられ、前後1対の金属バンド5
により燃料タンク10の上壁と側壁を押えるよう
に、金属バンド5の上端に結合したボルト6をブ
ラケツト3の上端部にナツトにより締結し、金属
バンド5の下端に結合したボルトを、ブラケツト
3の腕の端部にナツトにより締結して支持され
る。燃料タンク10の燃料は上壁から車枠2の穴
を貫通して延びる燃料ホース4により内燃機関へ
供給される。このような構成は従来例と同様であ
る。
壁に固定した前後1対のL字形のブラケツト3の
腕3aの上に載せられ、前後1対の金属バンド5
により燃料タンク10の上壁と側壁を押えるよう
に、金属バンド5の上端に結合したボルト6をブ
ラケツト3の上端部にナツトにより締結し、金属
バンド5の下端に結合したボルトを、ブラケツト
3の腕の端部にナツトにより締結して支持され
る。燃料タンク10の燃料は上壁から車枠2の穴
を貫通して延びる燃料ホース4により内燃機関へ
供給される。このような構成は従来例と同様であ
る。
第2図に示すように、燃料タンク10は幅の広
い板を断面ほぼ長方形の筒形に巻き込んで形成し
たドラム13の両端部に、端板11を嵌合しかつ
溶接により結合してなる。長方形をなす端板11
は周縁に筒形のフランジ8が絞り加工により形成
され、このフランジ8がドラムに嵌合される。
い板を断面ほぼ長方形の筒形に巻き込んで形成し
たドラム13の両端部に、端板11を嵌合しかつ
溶接により結合してなる。長方形をなす端板11
は周縁に筒形のフランジ8が絞り加工により形成
され、このフランジ8がドラムに嵌合される。
本考案によれば、燃料タンク10の周囲を前後
方向に囲むように、可撓性のベルト17が掛け回
され、ベルト17の両端が燃料タンク10の後側
で車枠2にボルト15により締結される。ベルト
17には、例えば車両用シートベルトの素材が用
いられる。ベルト17は燃料タンク10の下側へ
回し、ブラケツト3の腕3aの上側を通してもよ
いし、腕3aの下側へ回してもよい。
方向に囲むように、可撓性のベルト17が掛け回
され、ベルト17の両端が燃料タンク10の後側
で車枠2にボルト15により締結される。ベルト
17には、例えば車両用シートベルトの素材が用
いられる。ベルト17は燃料タンク10の下側へ
回し、ブラケツト3の腕3aの上側を通してもよ
いし、腕3aの下側へ回してもよい。
ベルト17が燃料タンク10から外れないよう
に、燃料タンク10の壁部、例えば端板11に結
合した断面コ字形の案内部材21に、ベルト17
の中間部分が挿通される。フランジ8に切欠14
を設けるか、フランジ8の一部を内方へ折り曲げ
て、ベルト17が保護される。
に、燃料タンク10の壁部、例えば端板11に結
合した断面コ字形の案内部材21に、ベルト17
の中間部分が挿通される。フランジ8に切欠14
を設けるか、フランジ8の一部を内方へ折り曲げ
て、ベルト17が保護される。
第2図に示すように、ベルト17の張りを調節
するために、ボルト15を挿通する穴15aを有
する締結金具16に開口18が設けられ、この開
口18を横切るように締結金具16に結合したピ
ン19に、ベルト17の端部が開口18を経て掛
け回され、端部17aとベルト17の中間部と
が、保持環20により重合せ状態に保持される。
するために、ボルト15を挿通する穴15aを有
する締結金具16に開口18が設けられ、この開
口18を横切るように締結金具16に結合したピ
ン19に、ベルト17の端部が開口18を経て掛
け回され、端部17aとベルト17の中間部と
が、保持環20により重合せ状態に保持される。
本考案によると、車両の衝突時、燃料タンク1
0に作用する衝撃がベルト17により吸収され、
燃料タンク10の前方移動が最小限に抑えられ
る。
0に作用する衝撃がベルト17により吸収され、
燃料タンク10の前方移動が最小限に抑えられ
る。
以上の実施例では、ベルトを燃料タンクの前端
側へ掛け回したが、さらに第2のベルトを後端側
へ掛け回し、両端部を燃料タンクの前側で車枠に
締結すれば、燃料タンクの前・後両方向の移動が
抑えられる。
側へ掛け回したが、さらに第2のベルトを後端側
へ掛け回し、両端部を燃料タンクの前側で車枠に
締結すれば、燃料タンクの前・後両方向の移動が
抑えられる。
本考案は上述のように、車枠に固定したL字形
のブラケツトに燃料タンクを載せ金属バンドによ
り締結し、燃料タンクの周囲を前後方向に取り囲
むベルトの両端を、燃料タンクの後側で車枠に固
定したから、燃料タンクがブラケツトの上に金属
バンドにより捕縛されるだけでなく、燃料タンク
に掛け回したベルトにより、燃料タンクの前後移
動が抑えられる。
のブラケツトに燃料タンクを載せ金属バンドによ
り締結し、燃料タンクの周囲を前後方向に取り囲
むベルトの両端を、燃料タンクの後側で車枠に固
定したから、燃料タンクがブラケツトの上に金属
バンドにより捕縛されるだけでなく、燃料タンク
に掛け回したベルトにより、燃料タンクの前後移
動が抑えられる。
従来の保持装置の構造変更が最小限に留めら
れ、ベルトにシートベルトの素材を利用できるの
で、コストが節減される。
れ、ベルトにシートベルトの素材を利用できるの
で、コストが節減される。
本考案によれば、車両の衝突時、燃料タンクに
作用する衝撃がベルトにより吸収され、燃料タン
クの前方移動が最小限に抑えられるので、燃料ホ
ースの外れによる燃料洩れが防止され、車両火災
が回避される。
作用する衝撃がベルトにより吸収され、燃料タン
クの前方移動が最小限に抑えられるので、燃料ホ
ースの外れによる燃料洩れが防止され、車両火災
が回避される。
第1図は本考案に係る燃料タンクの保持装置の
斜視図、第2図は同装置のベルトの斜視図であ
る。 2:車枠、3:ブラケツト、3a:腕、5:金
属バンド、10:燃料タンク、15:ボルト、1
6:締結金具、17:ベルト。
斜視図、第2図は同装置のベルトの斜視図であ
る。 2:車枠、3:ブラケツト、3a:腕、5:金
属バンド、10:燃料タンク、15:ボルト、1
6:締結金具、17:ベルト。
Claims (1)
- 車枠に固定したL字形のブラケツトに燃料タン
クを載せ金属バンドにより締結し、燃料タンクの
周囲を前後方向に取り囲むベルトの両端を、燃料
タンクの後側で車枠に固定したことを特徴とする
燃料タンクの保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2110882U JPS58124324U (ja) | 1982-02-17 | 1982-02-17 | 燃料タンクの保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2110882U JPS58124324U (ja) | 1982-02-17 | 1982-02-17 | 燃料タンクの保持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58124324U JPS58124324U (ja) | 1983-08-24 |
JPS645611Y2 true JPS645611Y2 (ja) | 1989-02-13 |
Family
ID=30033239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2110882U Granted JPS58124324U (ja) | 1982-02-17 | 1982-02-17 | 燃料タンクの保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58124324U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011052661A1 (ja) * | 2009-10-29 | 2011-05-05 | 八千代工業株式会社 | 部品の取付構造及びプッシュナット |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008183967A (ja) * | 2007-01-29 | 2008-08-14 | Komatsu Ltd | 建設機械用樹脂製タンク |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4813603B1 (ja) * | 1969-05-13 | 1973-04-28 | ||
JPS5616469U (ja) * | 1979-07-18 | 1981-02-13 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4813603U (ja) * | 1971-06-29 | 1973-02-15 |
-
1982
- 1982-02-17 JP JP2110882U patent/JPS58124324U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4813603B1 (ja) * | 1969-05-13 | 1973-04-28 | ||
JPS5616469U (ja) * | 1979-07-18 | 1981-02-13 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011052661A1 (ja) * | 2009-10-29 | 2011-05-05 | 八千代工業株式会社 | 部品の取付構造及びプッシュナット |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58124324U (ja) | 1983-08-24 |
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