JPH0230345Y2 - - Google Patents

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JPH0230345Y2
JPH0230345Y2 JP16810283U JP16810283U JPH0230345Y2 JP H0230345 Y2 JPH0230345 Y2 JP H0230345Y2 JP 16810283 U JP16810283 U JP 16810283U JP 16810283 U JP16810283 U JP 16810283U JP H0230345 Y2 JPH0230345 Y2 JP H0230345Y2
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JP
Japan
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band
fuel tank
tightening
support member
shaped support
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JP16810283U
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JPS6075122U (ja
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  • Clamps And Clips (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車輌の前後方向においてタンク等、例
えば燃料タンクを可及的に不動とするようにした
タンクの支持装置に関するものである。
従来、この種のものとして実開昭53−19114号
に開示された装置がある。この装置は、燃料タン
クの端縁隅角部に固定部材を引掛け、この固定部
材を水平支持部材に緊締する。このため、車輌衝
突時等における大なる慣性力が作用した場合に燃
料タンクが前後方向に動く等して車輌の前後方向
における燃料タンクの支持状態は不完全である。
車輌における燃料タンクの支持は時速50Kmで前
面衝突・後面衝突等の事故があつても燃料タンク
の脱落、破損を来たさぬこと、支持機構は燃料タ
ンク本体の強度を損なわしめないこと、製作・組
付けが容易かつ安価であること等が要求され、特
に車輌の前後方向における燃料タンクを可及的に
不動とする締付け装置が要望された。
本考案は前記のような事情から車輌の前後方向
における燃料タンクを可及的に不動とするように
したものであつて、L形支持部材の一端部を取付
けた基部バンドの他端部と、ボルトを一端部に固
着した締め上げバンドの他端部と、一端部に前記
L形支持部材に載置されたタンクの端縁に係合す
る引掛け部を有する引掛けバンドの他端部とを、
ピンにより連結してなるタンク締付け装置であ
る。
本考案の実施例を図面について説明する。
第1図乃至第5図に示すように、燃料タンクイ
を支持する支持装置1は車体2に車輌の前後方向
所要間隔を距て前L形支持部材3、後L形支持部
材4を並設し、これら前L形支持部材3、後L形
支持部材4のそれぞれ起立部の上部に各々一対の
対向するブラケツト5,5,6,6を固着し、ブ
ラケツト5,5間に架設した支軸7に前締付けバ
ンド8の一端を取付け、前L形支持部材3の水平
部端に貫設した通孔9に前締付けバンド8の他端
に固着したボルト10を挿通自在としてあり、ブ
ラケツト6,6間に架設した支軸11に後締付け
バンド12の一端を取付け、後L形支持部材4の
水平端に貫設した通孔13に後締付けバンド12
の他端に固着したボルト14を挿通自在としてあ
る。
前記の前締付けバンド8は基部バンド15と、
締め上げバンド16と、引掛けバンド17とから
なる。基部バンド15は一端に形成した取着部1
5aを支軸7に僅かな遊びを有して回動可能かつ
離脱不能に取付け、かつブラケツト5,5内の基
部バンド15の両側端面とブラケツト5,5のそ
れぞれ対向面との間には基部バンド15の微動を
許すよう極く僅かな隙間を形成させてある。
締め上げバンド16は一端に前記ボルト10を
固着してある。
引掛けバンド17は先端に爪状の引掛け部17
aを形成してあり、この引掛け部17aは燃料タ
ンクイの前端フランジ部の上縁に引掛け係止させ
るものである。
これら基部バンド15、締め上げバンド16、
引掛けバンド17のそれぞれ他端をピン18によ
つて連結して前締付けバンド8を形成してある。
前記の後締付けバンド12は締め上げバンド1
9に、直交状の引掛けバンド20を連設してな
り、前記支軸11に締め上げバンド19の一端を
取付け、他端にボルト14を固着してある。引掛
けバンド20の先端には爪状の引掛け部20aを
形成し、この引掛け部20aは燃料タンクイの後
端フランジ部の上縁に引掛け係止させるものであ
る。
前記の前締付けバンド8を燃料タンクイに当て
緊締する際、基部バンド15と、締め上げバンド
16とが後方に開拡するく字状となるよう引掛け
バンド17の長さを選定してある。
本考案装置は前記のように構成したので、燃料
タンクイを前L形支持部材3、後L形支持部材4
のそれぞれ水平部に亘つて載せるとともに起立部
に後側面を当て、後締付けバンド12の引掛けバ
ンド20の引掛け部20aを燃料タンクイの後端
フランジ部の上縁に引掛けるとともにボルト14
を通孔13に挿通し、ナツトロにより締め上げて
緊締し、前締付けバンド8の引掛けバンド17の
引掛け部17aを燃料タンクイの前端フランジ部
の上縁に引掛け、締め上げバンド16のボルト1
0を通孔9に挿通し、ナツトロにより締め上げ緊
締する。
この際、基部バンド15と締め上げバンド16
とは後方開拡のく字状とする。
このように、燃料タンクイを支持装置1に支持
させると、車輌の前後方向における燃料タンクイ
の支持状態は確固となり、しかも車輌の前面衝突
あるいは後面衝突時等における大なる慣性力は基
部バンド15と締め上げバンド16のく字状状態
の僅かな変形動によつて吸収され、燃料タンクイ
の車輌前後方向動を防止し得るから、燃料タンク
の急激な動きによる燃料漏れを来たさない。
本考案は車輌の前面、後面衝突時における燃料
タンクの移動を抑止して燃料漏れの恐れを無くす
ことができるし、燃料タンク本体の形状構造を変
えることなくして、燃料タンクに影響はなく、し
かも燃料タンクの支持作業も容易であり、装置も
簡単かつ安価である等の実用的効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は燃料タンクを支持させた状態における
本考案支持装置の斜視図、第2図は同・端面図、
第3図は前締付けバンドの取着部とブラケツトと
の関連構造を示す要部平面図、第4図は支軸と取
着部との取付け構造を示す要部断面図、第5図は
燃料タンクと前締付けバンド・後締付けバンドの
締め付け状態説明図である。 1……支持装置、2……車体、3……前L形支
持部材、4……後L形支持部材、5,6……ブラ
ケツト、7,11……支軸、8……前締付けバン
ド、10,14……ボルト、12……後締付けバ
ンド、15……基部バンド、16,19……締め
上げバンド、17,20……引掛けバンド、18
……ピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. L形支持部材に一端部を取付けた基部バンドの
    他端部と、ボルトを一端部に固着した締め上げバ
    ンドの他端部と、一端部に前記L形支持部材に載
    置されたタンクの端縁に係合する引掛け部を有す
    る引掛けバンドの他端部とを、ピンにより連結し
    てなるタンク締付け装置。
JP16810283U 1983-10-29 1983-10-29 タンク締付け装置 Granted JPS6075122U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16810283U JPS6075122U (ja) 1983-10-29 1983-10-29 タンク締付け装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16810283U JPS6075122U (ja) 1983-10-29 1983-10-29 タンク締付け装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6075122U JPS6075122U (ja) 1985-05-27
JPH0230345Y2 true JPH0230345Y2 (ja) 1990-08-15

Family

ID=30367587

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16810283U Granted JPS6075122U (ja) 1983-10-29 1983-10-29 タンク締付け装置

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JP (1) JPS6075122U (ja)

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JPS6075122U (ja) 1985-05-27

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