JPH04208639A - 自動車のパワープラント支持構造 - Google Patents

自動車のパワープラント支持構造

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JPH04208639A
JPH04208639A JP33956390A JP33956390A JPH04208639A JP H04208639 A JPH04208639 A JP H04208639A JP 33956390 A JP33956390 A JP 33956390A JP 33956390 A JP33956390 A JP 33956390A JP H04208639 A JPH04208639 A JP H04208639A
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Japan
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power plant
steering rack
cross member
bracket
support structure
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JP33956390A
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Seiichi Tsuji
誠一 辻
Yoshikazu Ide
芳和 井出
Mitsuru Fujinaka
充 藤中
Masayoshi Sannomiya
三宮 正義
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Mazda Motor Corp
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Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車のパワープラント支持構造、特に、パ
ワープラント後方側におけるその支持構造に関するもの
である。
(従来の技術) エンジン、トランスミッション等のパワープラントは、
一般に、複数箇所において車体に支持されるようになっ
ている(例えば実開昭60−40836号公報参照)。
これら複数箇所の支持構造のうち、パワープラント後方
側に位置する箇所の支持構造は、第5A図に側面図で示
すように構成される場合が多い。
すなわち、この支持構造は、パワープラント110の後
方において車幅方向に延設されたクロスメンバ112と
、このクロスメンバ112の上方近傍において車幅方向
に延設されたステアリングラック114と、このステア
リングラック114の上方近傍においてパワープラント
110をブラケット116を介して支持するマウント部
材118と、胴部120aおよび脚部120b、120
cからなり、胴部120aがマウント部材118に固着
されるとともに脚部120b、 L20cがステアリン
グラック114の前後両側においてクロスメンバ112
に取り付けられたブラケット120とを備えてなってい
る。
(発明が解決しようとする課題) このような従来のパワープラント支持構造においては、
ブラケット120の脚部120b、120cの長さを短
くしてパワープラント支持剛性を向上させるよう、クロ
スメンバ112のステアリングラック114前後近傍に
取付座112a、112bが設けられている。
このため、第5B図に示すように、車両衝突により車両
前方からの衝撃荷重入力があると、パワープラント11
0は後方へ変位するが、この後方変位の際、パワープラ
ント110後端部かステアリングラック114に当接す
ると、このステアリングラック114はクロスメンバ1
12の後方側の取付座112bによりその後方変位を規
制されることから、パワープラント110の後方変位も
これ以上は行われないこととなる。したがって、車両衝
突時に発生する衝撃エネルギを吸収するためのクラッシ
ュスペースを、パワープラント110のさらなる後方変
位によって、より有効的に確保することが望まれる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、車両衝突時におけるパワープラントの後方変位によ
るクラッシュスペースをより一層大きく確保することの
できる自動車のパワープラント支持構造を提供すること
を目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明に係る自動車のパワープラント支持構造は、マウ
ント部材とクロスメンバとの間に設けられるブラケット
の、クロスメンバへの取付構造に工夫を施すことにより
、上記目的達成を図るようにしたものである。
すなわち、パワープラントの後方において車幅方向に延
設されたクロスメンバと、このクロスメンバの上方近傍
において車幅方向に延設されたステアリングラックと、
このステアリングラックの上方近傍において前記パワー
プラントを支持するマウント部材と、胴部および脚部か
らなり、前記胴部が前記マウント部材に固着されるとと
もに前記脚部が前記ステアリングラックの前後両側にお
いて前記クロスメンバに取り付けられたブラケットと、
を備えてなる自動車のパワープラント支持構造において
、 前記クロスメンバ上面の前記ステアリングラック下方お
よび後方部分か、該ステアリングラックの後方変位を許
容するよう略平面状に形成され、前記ステアリングラッ
ク後方側に位置する前記ブラケットの前記脚部が、前記
クロスメンバ上面の前記略平面状に形成された部分に取
り付けられていることを特徴とするものである。
(発明の作用および効果) 上記構成に示すように、クロスメンバ上面のステアリン
グラック下方および後方部分が、該ステアリングラック
の後方変位を許容するよう略平面状に形成されるととも
に、ステアリングラック後方側に位置するブラケット脚
部が、クロスメンバ上面の略平面状に形成された部分に
取り付けられているので、車両衝突により車両前方から
衝撃荷重入力があったとき、これに伴ってパワープラン
トが後退してステアリングラックに当接しても、ステア
リングラックはクロスメンバにより後方変位を阻害され
ることがないので、パワープラントも後方変位を阻害さ
れることがない。
したがって、本発明によれば、車両衝突時に発生する衝
撃エネルギを吸収するためのクラッシュスペースをより
一層大きく確保することができる。
(実 施 例) 以下添付図面を参照しながら本発明の実施例について詳
述する。
第1Aおよび18図は、本発明に係る自動車のパワープ
ラント支持構造の一実施例を示す概要側面図である。
第1A図に示すように、このパワープラント支持構造は
、パワープラント10の後方において車幅方向に延設さ
れたクロスメンバ12(サスペンションクロスメンバ)
と、このクロスメンバ12の上方近傍において車幅方向
に延設されたステアリングラック14と、このステアリ
ングラック14の上方近傍においてパワープラント10
をブラケット16を介して支持するマウント部材18と
、胴部20aおよび脚部20b、20cからなり、胴部
20aがマウント部材18に固着されるとともに脚部2
0b、20cがステアリングラック14の前後両側にお
いてボルト22によりクロスメンバ12に取り付けられ
たブラケット20とを備えてなっている。
上記クロスメンバ12のステアリングラック14前方近
傍には、取付座12aが設けられており、上記ブラケッ
ト20の前方側脚部20bはこの取付座12aにおいて
クロスメンバ12に取り付けられている。
一方、クロスメンバ12上面のステアリングラック14
下方および後方部分は平面状に形成されており、これに
よりステアリングラック14の後方変位を許容するよう
になっている。そして、ブラケット20の後方側脚部2
0cは、上記平面状に形成された部分においてクロスメ
ンバ12に取り付けられている。
このような取り付けを可能ならしめるべく、上記ブラケ
ット20は、第2図に斜視図で示すように、前方側脚部
20bは短く、1対の後方側脚部20cは長く形成され
ている。また、前方側脚部20b先端に形成されたボル
ト穴24の前方側にはスリット26が形成されている。
第3および4図は、本実施例に係る自動車のパワープラ
ント支持構造を詳細に示す側面図および平面図である。
これらの図に示すように、パワープラント10はエンジ
ンIOAおよびトランスミッションIOBからなり、そ
の後方側のマウント部材18のほか、前方側および左右
両側のマウント部材2g、30.32によって車体に支
持されている。そして、パワープラント10後部の車幅
方向略中夫に、該パワープラント10をマウント部材1
8に支持する上記ブラケット16がボルト34により取
り付けられている。また、マウント部材18をクロスメ
ンバ12に支持するブラケット20の前方側脚部20b
がクロスメンバ12の取付座12aに取り付けられるこ
とはすでに述べたが、この取付座12aは、クロスメン
バ12に溶着されたブラケットから構成されている。な
お、図中、36はステアリングシャフト、38はダツシ
ュロアパネルである。
次に本実施例の作用について説明する。
第1B図に示すように、車両衝突により車両前方からの
衝撃荷重入力があると、パワープラントlOが後方に変
位してステアリングラック14に当接するが、ステアリ
ングラック14はクロスメンバ12により後方変位を阻
害されることがないので、パワープラントlOはステア
リングラック14と共に、衝撃エネルギ吸収がなされる
まで後方に変位する。
すなわち、本実施例によれば、車両衝突時に発生する衝
撃エネルギを吸収するためのクラッシュスペースをより
一層大きく確保することができる。
しかも、本実施例によれば、ブラケット2oの前方側脚
部20bにはスリット26が形成されているので、該前
方側脚部20bはパワープラン)10が当接することに
よりボルト22がら容易に離脱し、パワープラント10
の後方変位がよりスムーズに行われることとなる。
さらに、本実施例によれば、ブラケット20の後方側脚
部20cは、パワープラント10の後方変位を可能なら
しめるべくクロスメンバ12上面が平面状に形成されて
いることから長く形成されているが、前方側脚部20b
は短く形成されているので、必要なパワープラント支持
剛性を確保することができる。これは、ブラケット20
に作用するパワープラントlOの重量による荷重の大半
は、その前半部分に作用するため、後方側脚部20cの
強度を多少小さくしてもパワープラント支持剛性に与え
る影響が少ないことに基づくものである。
【図面の簡単な説明】
第1Aおよび18図は、本発明に係る自動車のパワープ
ラント支持構造の一実施例を示す概要側面図、 第2図は、上記実施例のブラケットを単品で示す斜視図
、 第3および4図は、上記実施例を詳細に示す側面図およ
び平面図、 第5Aおよび5B図は、従来例を示す、第1Aおよび1
8図と同様の図である。 10・・・パワープラント  12・・・クロスメンバ
14・・・ステアリングラック 18・・・マウント部材   20・・・ブラケット2
0a・・・胴部      20b、20c・・・脚部
第1A図 第18図 第2図 第3図 第5八図 第58図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 パワープラントの後方において車幅方向に延設されたク
    ロスメンバと、このクロスメンバの上方近傍において車
    幅方向に延設されたステアリングラックと、このステア
    リングラックの上方近傍において前記パワープラントを
    支持するマウント部材と、胴部および脚部からなり、前
    記胴部が前記マウント部材に固着されるとともに前記脚
    部が前記ステアリングラックの前後両側において前記ク
    ロスメンバに取り付けられたブラケットと、を備えてな
    る自動車のパワープラント支持構造において、 前記クロスメンバ上面の前記ステアリングラック下方お
    よび後方部分が、該ステアリングラックの後方変位を許
    容するよう略平面状に形成され、前記ステアリングラッ
    ク後方側に位置する前記ブラケットの前記脚部が、前記
    クロスメンバ上面の前記略平面状に形成された部分に取
    り付けられていることを特徴とする自動車のパワープラ
    ント支持構造。
JP33956390A 1990-10-08 1990-11-30 自動車のパワープラント支持構造 Expired - Lifetime JP2802404B2 (ja)

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