JPS645442B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS645442B2
JPS645442B2 JP58217544A JP21754483A JPS645442B2 JP S645442 B2 JPS645442 B2 JP S645442B2 JP 58217544 A JP58217544 A JP 58217544A JP 21754483 A JP21754483 A JP 21754483A JP S645442 B2 JPS645442 B2 JP S645442B2
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JP
Japan
Prior art keywords
resistance value
trimming
target
resistor
speed
Prior art date
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Expired
Application number
JP58217544A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60110103A (ja
Inventor
Eiji Hata
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP58217544A priority Critical patent/JPS60110103A/ja
Publication of JPS60110103A publication Critical patent/JPS60110103A/ja
Publication of JPS645442B2 publication Critical patent/JPS645442B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、厚膜抵抗体のトリミング装置におい
て、抵抗体の目標抵抗値を与えるだけで、初期抵
抗値途中の抵抗値変化の経過等により、刻々適正
なトリミング速度に自動制御することを可能とし
た抵抗トリミング装置に関するものである。
従来のこの種抵抗トリミング装置は、個々のト
リミングにおいて、抵抗目標値、高速度トリミン
グ設定、低速度トリミング設定および高速度から
抵速度への変換点設定の各機能しか持つていなか
つた。例えば、第2図に示すように、抵抗体1の
両端に電極2,3を設けてなる厚膜抵抗体におい
て、抵抗体1の巾方向に(図示矢印方向)にレー
ザとか細砂吹付けにより切削4を施こしつつ目標
抵抗値にトリミングする場合、第1図に示すよう
な初期抵抗値RIのものでは、まず、目標抵抗値
R0の80%(0.8R0)に達するまでは、一定の高速
度でトリミングし、80%を超すと一定の低速度で
トリミングして目標値R0までトリミングする。
ところが、切削速度に対する抵抗値の変化は第1
図の曲線Aに示すように次第に大きくなる傾向に
ある。このことは、目標値R0に近づくに従い、
わずかな切削速度でありながら抵抗値が急激に増
大する。そこで、目標値80%に達したとき低速度
に切換えてトリミングを行なうようにしている。
しかし、目標値に近づけば再び同じ現象が起る。
したがつて、目標値に正確に一致させることが困
難でトリミングの精度が低下する。トリミング速
度を遅くすれば精度は向上するが、トリミング時
間が長くなり、それにも限度がある。また、第1
図において、点線の特性Bにて示すような初期抵
抗値RI′の高い場合も同様である。
ただし、初期抵抗値RIが低い場合は同じ目標
抵抗値R0の80%(0.8R0)であつても、第2図に
示される未切削部分の巾dが狭くなつているた
め、第1図に示すように、0.8R0からR0までの抵
抗値変化速度は実線の曲線Aでは点線の曲線Bよ
りも大きくなる。すなわち、初期抵抗値RIによ
つて抵抗値変化速度が大きく変る。
本発明は、以上のような問題点を解決するため
になされたもので、抵抗値の初期値に応じて切削
速度に変化をもたせ、抵抗値の変化速度を一定か
または逆に時間の経過とともに減少するようにし
たものである。具体的には、第3図において、初
期値RIの抵抗を目標値R0までトリミングする場
合には、トリミング速度を刻々と変化させ、特性
線Oのように抵抗値が略直線的に変化させるか、
好ましくは特性線PまたはQのようにむしろ目標
値R0に近づくに従い抵抗値の変化の速度を遅く
なるように制御しようとするものである。初期値
がRI′の場合にも点線に示すような特性R等をも
つた変化速度に制御しようとするものである。
以下、本発明の一実施例を図面について説明す
る。
第4図において、1は第2図に示すような厚膜
抵抗体などのトリミング調整対象としての抵抗
体、5はレーザ、細砂噴射などにより切削するた
めの切削装置、6は切削装置5のノズルと抵抗体
1との相対的な位置関係を設定するために、少な
くともいずれか一方を移動せしめるX−Y移動装
置、7は抵抗体1の抵抗値を刻々と測定する測定
器であり、以上の構成は従来より一般的に使用さ
れているトリミング装置である。
本発明では、さらに各抵抗体の目標抵抗値用メ
モリ8、初期抵抗値用メモリ9、演算器10およ
び各装置間を制御するコントローラ11とを具備
し、このコントローラ11には目標値入力端子1
2が結合されている。
つぎに、本発明による抵抗トリミング装置の作
用を説明する。
目標値入力端子12からトリミングすべき目標
抵抗値R0がコントローラ11に入力し、さらに
このコントローラ11を介して目標抵抗値用メモ
リ8に記憶される。この目標抵抗値用メモリ8の
目標抵抗値R0のデータが演算器10へ送られる。
また、測定器7では、初期抵抗値RIが測定さ
れ、そのデータがコントローラ11を経て初期抵
抗値用メモリ9へ送られ、さらに演算器10へ送
られる。演算器10では、次式によつて速度Vが
演算される。
V(R0−R)/R0・RI/R0・F …(1) ここで、Rは切削中に効々と変化しているその
時々の抵抗値であるが、初期状態ではRIとなる。
またFは速度を指数関数的に変化をもたせるなど
のバリエーシヨンを得るための係数である。した
がつて、上記(1)式は、初期状態では V(R0−RI)/R0・RI/R0・F の速度の速度データがコントローラ11へ送ら
れ、このコントローラ11からは、切削装置5へ
切削のオンデータが送られ、同時にX−Y移動装
置6へ移動速度データが送られる。そして、抵抗
体1のトリミングが開始される。トリミングが開
始されると、測定器7からは、刻々と変化する抵
抗値Rの測定データが出力し、これがコントロー
ラ11を経て演算器10で上記(1)式が演算され
る。その演算結果、つまりトリミング速度データ
がコントローラ11を介して切削装置5とX−Y
移動装置6へ送られて速度を連続的に変化させな
がらトリミングが行なわれる。このときの速度
は、当初は速くし、切削が進むにつれて次第に遅
くすることにより、抵抗値の変化は、第2図の略
直線的特性Oのように変化することとなる。係数
Fを適当に選ぶことによつて第3図の特性PやQ
のようにすることもできる。抵抗値と切削速度の
関係はFが整数であるなら具体的には第5図のよ
うな関係となる。ここで、縦軸は切削速度Vをあ
らわし、横軸はR/R0をあらわす。
例えば、RI/R0=0.2の場合は特性線A1で示さ
れ、RI/R0=0.3,0.4,0.5,0.6,0.7,0.8および
0.9の場合は、それぞれ特性線A2,A3,A4,A5
A6,A7,A8のようになる。
本発明は上述のように構成したので、抵抗体の
個々の初期抵抗値により切削速度に変化をもたせ
ることができ、したがつて、抵抗値の変化速度を
初期抵抗値の如何に拘らず一定にしたり、時間と
ともに小さくしたりできる。そのため、トリミン
グ精度の向上、トリミング時間の短縮、プログラ
ムの容易性などの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のトリミング方法による抵抗値変
化の特性図、第2図は厚膜抵抗体の正面図、第3
図は本発明のトリミング装置による抵抗値変化の
特性図、第4図は本発明による抵抗トリミング装
置の一実施例を示すブロツク図、第5図は抵抗値
の切削速度の関係を示す特性図である。 1……抵抗体、2,3……電極、4……切削、
5……切削装置、6……X−Y移動装置、7……
測定器、8……目標抵抗値用メモリ、9……初期
抵抗値用メモリ、10……演算器、11……コン
トローラ、12……目標抵抗値入力端子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 抵抗体と切削装置とをX−Y移動装置により
    相対的に移動せしめながら該抵抗体を該切削装置
    で切削し、測定器による測定値が目標抵抗値
    R0となるようにトリミングする抵抗トリミング
    装置において、 該抵抗体の目標抵抗値R0 を記憶する目標抵抗
    値用メモリと、 該抵抗体の初期抵抗値RIを記憶する初期抵抗
    値用メモリと、 該測定値の切削中の抵抗値、目標抵抗値R0
    および初期抵抗値RIに基づき、かつ特定の切削
    速度を得るための係数Fとによつて切削速度 V=(R0−R)/R0・RI/R0・F を演算する演算器と、 測定器、目標抵抗値用メモリ、初期抵抗値用メ
    モリおよび演算器相互間の制御をするコントロー
    ラと からなる抵抗トリミング装置。
JP58217544A 1983-11-18 1983-11-18 抵抗トリミング装置 Granted JPS60110103A (ja)

Priority Applications (1)

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JP58217544A JPS60110103A (ja) 1983-11-18 1983-11-18 抵抗トリミング装置

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JP58217544A JPS60110103A (ja) 1983-11-18 1983-11-18 抵抗トリミング装置

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Publication Number Publication Date
JPS60110103A JPS60110103A (ja) 1985-06-15
JPS645442B2 true JPS645442B2 (ja) 1989-01-30

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JP58217544A Granted JPS60110103A (ja) 1983-11-18 1983-11-18 抵抗トリミング装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9327548B2 (en) 2011-09-22 2016-05-03 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Wheel for motorcycle

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5738165A (en) * 1980-08-18 1982-03-02 Seiko Epson Corp Serial dot printer

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JPS60110103A (ja) 1985-06-15

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