JPS645405Y2 - - Google Patents

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JPS645405Y2
JPS645405Y2 JP12036981U JP12036981U JPS645405Y2 JP S645405 Y2 JPS645405 Y2 JP S645405Y2 JP 12036981 U JP12036981 U JP 12036981U JP 12036981 U JP12036981 U JP 12036981U JP S645405 Y2 JPS645405 Y2 JP S645405Y2
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JP
Japan
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handset
telephone
lever
push
locking
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JP12036981U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、送受器の着脱操作性の向上をはかる
とともにガタつきの防止をはかつた電話機に関す
る。
近時、車載用の電話機には、走行時に送受器を
電話機本体に安定に固定保持するため、送受器の
ロツク機構を設けたものがある。ところが従来の
ロツク機構は、引張ばねで付勢されたロツクレバ
ーの爪を送受器の係止凹部に引掛けることにより
固定保持し、解除時には解除レバーを操作して上
記ロツクレバーの爪を係止凹部から外すことによ
り解除するものであつた。このため送受器を持ち
上げる場合には、解除レバーの操作と送受器の持
ち上げとを同時に、例えば一方の手で解除レバー
を操作しながら他方の手で送受器を持ち上げると
いつた操作を行なわなければならず、操作が著し
く面倒だつた。
また、この種のロツク機構付電話機は、、電話
機の小形化をはかる必要から、一般に唯1個のロ
ツク機構を用いて送受器の送話器側もしくは受話
器側のいずれか一方のみを固定保持するように構
成することが多い。第1図a,bはその構成の一
例を示すもので、aは電話機の斜視図、bはその
要部断面図である。同図において、この電話機
は、電話機本体100のセツト凹部101上側端
にひさし状の突起102を設けてこの突起102
により送受器200の例えば送話器側の上端部を
押えるとともに、送受器200の受話器側に係止
凹部201を設けてこれに図示しないロツク機構
の爪202を係合させることにより送受器200
の固定保持を行なうものである。なお、203は
ロツク機構の解除レバーを示している。ところ
が、このような構造の電話機にあつては、送受器
200の着脱時に、その送話器側を逐一突起10
2を有するセツト凹部101に挿入したり、ある
いはセツト凹部101から引き出さなければなら
ない。このため、前記ロツク機構自身の操作性の
欠点と相まつて、送受器200の着脱操作が著し
く煩雑となり、場合によつては突起102を折損
する等の障害を招き易かつた。
一方、上記第1図a,bの電話機において、操
作性を優先させるために突起102を除去したも
のもあるが、このようにするとロツク時に振動や
衝撃等により送受器200がガタつき易くなり、
上記振動や衝撃が大きい場合にはロツクが外れる
等の不具合を生じるおそれがあつて、好ましくな
かつた。
本考案は上記事情に着目してなされたもので、
その目的とするところは、送受器の着脱操作を容
易にして操作性の向上をはかり、かつロツク時に
おける送受器のガタつきを防止した電話機を提供
することにある。
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。第2図a,bは同実施例における電話機の
構造を示すもので、aは正面図、bは要部を断面
して示した側面図である。
同図において、本電話機は押しボタンダイヤル
等を上面に配設した電話機本体1のセツト凹部1
1に送受器2をセツトするようにしたもので、そ
のセツト状態において送受器2は電話機本体1と
略一体化されるようになつている。
ところで、この電話機の電話機本体1内には、
送受器2が所定の位置にセツトされたとき送受器
2を電話機本体1に固定保持するためのロツク機
構3と、送受器2に対して上方へ押し上げる力を
付与する押し上げ機構4とがそれぞれ設置してあ
る。第3図a,bはこれらの各機構3,4の構成
を示す斜視図および上面図である。
同図において、ロツク機構3はロツクレバー3
1と解除レバー32とを備えている。ロツクレバ
ー31は、前記送受器2の係止凹部(第2図bの
21)に係合する爪33と、取着部34と、解除
レバー32に当接する操作部35とをそれぞれ形
成したものである。そして、取着部34が筐体5
の側板51,52間に軸支された軸53に枢着さ
れている。またロツクレバー31は、そのリブ3
6と筐体5の側板52上端に張出した張出部54
との間に架設された引張ばね37により、常に矢
印C′方向へ付勢されている。一方解除レバー32
は、一端をL字状に折曲して作用端部38とする
とともに他端を屈曲して操作端部39としたもの
で、中間部が筐体5の取付板55上端部において
矢印A−A′方向に揺動可能に軸着されている。
そして、作用端部38の先端が前記ロツクレバー
31の操作端35の上面と当接し、かつ作用端部
38の基端が前記筐体5の張出部54に当接して
いる。
一方押し上げ機構4は、押し上げレバー41を
備えている。この押し上げレバー41は、断面略
コ字形に形成して各端部をそれぞれ作用端部4
2、操作端部43としたもので、中間部が前記軸
53に枢着してある。なお、図中6a及び6bは
上記押し上げレバー41及びロツクレバー31の
枢着位置を規定するために軸53に設けられたス
ペーサである。また、押し上げレバー41の操作
端部43には突出部44が形成してあり、この突
出部44と前記取付板55に設けた突出部56と
の間には引張ばね45が架設されている。この引
張ばね45は、操作端部43を引張ることにより
押し上げレバー41を軸53を中心にして、作用
端部42を矢印B方向に付勢するものである。
ところで、本実施例の電話機は、第4図に拡大
して示す如く送受器2の受話器側をセツトするた
めのセツト凹部の一端部側面に、例えば合成ゴム
からなる弾性部材7を貼着している。この弾性部
材7は、送受器2のロツク時にその受話器側の内
方側端部側面に当接するように厚さ、形状および
貼着位置が定められており、これにより振動や衝
撃により発生するロツクレバー31の爪33を回
動中心とする送受器2の受話器側の浮き上がり
(第2図bの矢印D方向)を抑制するとともに、
この浮き上がりの復帰(矢印D′方向)時に生じ
る本体1への衝突を緩衝している。
次に、以上のような構成の作用を説明する。先
ず、送受器2を電話機本体1にセツトしてオンフ
ツクする場合には、送受器2をセツト凹部11内
に収容したのちこの状態で強く押し込む。そうす
ると、送受器2の送話器側筐体がロツクレバー3
1の爪33に形成してある斜面上に摺動当接して
ロツクレバー31が矢印C方向に後退する。この
とき、押し上げレバー41も送話器側筐体で押圧
された矢印Bとは反対の方向に回動する。そして
送受器2が所定量以上押し込まれると、ロツクレ
バー31が引張ばね37により矢印C′方向に復帰
して爪33が送受器2に形成してある係止凹部2
1に係合し、以後この係合により送受器2は電話
機本体1に固定保持される。第2図bはその状態
を示している。
一方送受器2を持ち上げてオフフツクとする場
合には、解除レバー32の操作端部39を上方
(矢印A方向)に引き上げる。そうすると、解除
レバー32が揺動してその作用端部38によりロ
ツクレバー31の操作端35が上方に押し下げら
れ、この結果ロツクレバー31は矢印C方向に回
動して爪33が送受器2の係止凹部21から外
れ、送受器2のロツクが解除される。そうする
と、この解除により押し上げレバー41が引張ば
ね45の復元力によつて矢印B方向に回動し、こ
の回動動作により送受器2の送話器側は電話機本
体1のセツト凹部11底面から押し上げられる。
つまり、第5図に示すような状態となる。そし
て、以後手によつて送受器2を把持し持ち上げる
ことにより、発信もしくは着信応答が可能とな
る。
なお、上記送受器2を押し上げた状態は、使用
者が持ち上げるまでそのまま保持され、解除レバ
ー32から手を離しても再度ロツクされることは
ない。したがつて一旦ロツクを解除してしまえ
ば、送受器2は極めて簡単に持ち上げることがで
きる。またその際、送受器2は押し上げレバー4
1により押し上げられているので、容易に把持し
得る。
ところで、以上のロツク機構3および押し上げ
機構4は送受器2の送話器もしくは受話器のいず
れか一方にのみ設けてあるため、振動や衝撃によ
り非ロツク側、つまり受話器側がガタつきを起こ
し易い。これを防ぐには、押し上げレバー41の
押し上げ力を高めてロツクレバー31の爪33を
中心とする矢印D′方向の回動力を増加させ、こ
れにより送受器2の受話器側を強制的に電話機本
体1に押し付ければよいわけであるが、上記押し
上げレバー41の押し上げ力を高めることは解除
レバー32の操作力が増大したり、解除時に送受
器2が本体1から飛び上がつて脱落する等の不具
合を生じ好ましくない。
そこで本実施例では、電話機本体1のセツト凹
部における送受器2の受話器側の内方側一端部側
面と対向する位置に弾性部材7を設け、この弾性
部材7により送受器2のガタつきを防止してい
る。すなわち、振動や衝撃が加わると送受器2に
は押し上げレバー41の押し上げ力に対応する矢
印D方向の回動モーメントが発生し、このモーメ
ントにより送受器2の受話器側が本体1から浮き
上がろうとする。そしてこの浮き上がりの復帰時
に送受器2が本体1に衝突して、その繰り返しが
ガタつきとなる。ところが本実施例の電話機で
は、弾性部材7が送受器2に当接しているため、
その摩擦により送受器2の浮き上がりが抑制され
る。そして、仮に浮き上がりが生じたとしても、
この浮き上がりの復帰時の本体1への衝突は上記
弾性部材7により緩衝される。このとき、送受器
2の上記浮き上がり復帰方向(矢印D′方向)に
は、押し上げレバー41による押し上げ力に対応
する回動モーメントが常時正方向に付与されてい
るため、上記復帰時の本体1に対する衝突は比較
的大きなものとなる。したがつてその衝突時の衝
撃を緩衝することは、非常に有効である。
このように、本実施例の電話機であれば次の如
き各種効果を奏する。
(i) ロツク解除後押し上げ機構4により送受器2
を押し上げて電話機本体1から浮かすようにし
ているので、ロツク解除操作と送受器2の持ち
上げ操作とを別途行うことができ、従来のよう
に解除レバーを操作しながら送受器2の持ち上
げ操作を行なう必要がなくなる。したがつて、
送受器2の持ち上げ操作を簡単にすることがで
き、操作性を大幅に向上させることができる。
特に自動車電話では、運転中に着信が発生する
こともあり、このような着信に対して運転に支
障を及ぼすことなく簡単かつ迅速に応答するこ
とができる。したがつて、交通安全のためにも
有効である。
(ii) 弾性部材7を設けて、ロツク時における送受
器2の受話器側の浮き上がりを抑制し、かつて
その復帰時の衝突を緩衝するようにしているの
で、振動や衝撃等による送受器2のガタつきを
実用上支障のない程度に抑えることができる。
また弾性部材7によりガタつき防止を実現して
いるので、従来のようにひさし状の突起102
(第1図a,bを設ける必要がなくなり、この
結果送受器2の着脱操作を容易にし得、前記押
し上げレバー41の押し上げ動作による操作性
向上と相まつて着脱操作性を大幅に高めること
ができる。さらに、押し上げレバー41の押し
上げ力を高めて送受器2の受話器側の浮き上が
りを防止する必要がないので、ロツク解除時に
大きな操作力を駆使する必要がなく、この結果
ロツク解除操作を円滑に行ない得る利点があ
る。また、ロツク解除時における送受器2の飛
び上がりが生じないので、送受器2が電話機本
体1から脱落する等の不具合も生じない。
(iii) 弾性部材7を送受器2の受話器側の内方側端
部側面に当接するように設けているので、ロツ
ク解除後(第5図の状態)において送受器2の
載置状態をより安全に保持することができる。
特に、電話機本体1を傾斜して設置するような
場合には、ロツク解除時における送受器2の滑
落を生じ難くすることができ、極めて有用であ
る。
なお、本考案は上記実施例に限定されるもので
はない。例えば、弾性部材は第6図に示す如く送
受器2の受話器側における外側端部側面に当接す
るように設けてもよい。このようにすると、送受
器2を電話機本体1にセツトする場合に、送受器
2の受話器側と弾性部材7aとの当接位置を支点
として送受器2の送話器側を回動させてロツク機
構3に係止させることができるので、セツト操作
を一層円滑にかつ簡単にできる。また、弾性部材
は第7図に示す如く弾性体7bを板ばね7cに取
着して送受器2に対し押圧させるものであつても
よい。第8図は第7図に示した弾性部材を送受器
2の受話器側における外側端部側面に当接させる
ように設けた場合である。さらに前記実施例で
は、自動車電話以外に船舶や列車、壁掛式等のロ
ツクを行なつた方が望ましい電話機に適用しても
よい。その他、電話機本体や送受器の構造、押し
上げ機構やロツク機構の構成および弾性部材の形
状や大きさ、材質、設置位置等についても、本考
案の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施で
きる。
以上詳述したように本考案は、ロツク機構の解
除時に送受器を電話機本体から押し上げてロツク
機構の解除状態を保持する押し上げ機構を設ける
とともに、ロツク時においてロツク機構の係止部
材を回動中心として発生する送受器の非ロツク側
の浮き上がりを抑制し、かつその復帰による衝撃
を緩衝する弾性部材を設けたものである。
したがつて、送受器の着脱操作を容易にして操
作性の向上をはかり、かつロツク時における送受
器のガタつきを防止した電話機を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは従来における電話機の構造を示
す図で、aは斜視図、bは要部断面図、第2図
a,b〜第5図は本考案の一実施例を示すもの
で、第2図aは電話機の平面図、同図bはその要
部を断面して示した側面図、第3図aは要部斜視
図、同図bはその上面図、第4図は別の要部を示
す断面図、第5図は第2図bの異なる動作状態を
示す側面図、第6図〜第8図はそれぞれ本考案の
他の異なる実施例を示す要部断面図である。 1……電話機本体、11……セツト凹部、2…
…送受器、21……係止凹部、3……ロツク機
構、31……ロツクレバー、32……解除レバ
ー、33……爪、37……引張ばね、4……押し
上げ機構、41……押し上げレバー、45……引
張ばね、7……弾性部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電話機本体の所定の位置に送受器をセツトした
    とき送受器の送話器側もしくは受話器側のいずれ
    か一方の内側面部に設けた係止凹部に係止部材を
    係合して送受器を電話機本体に固定保持するロツ
    ク機構と、このロツク機構の解除時に送受器の送
    話器側もしくは受話器側のうち前記係止凹部を設
    けた側の底面に予め付与してある押し上げ力によ
    り送受器を電話機本体から押し上げて前記ロツク
    機構の解除状態を保持せしめる押し上げ機構と、
    電話機本体に設けられ送受器のロツク時に送受器
    の送話器側もしくは受話器側のうち前記係合凹部
    を設けていない側の側面に当接して前記ロツク機
    構の係止部材と前記係止凹部との係合部を支点と
    して発生する送受器の送話器側もしくは受話器側
    のうち前記係止凹部を設けていない側の電話機本
    体からの浮き上りおよびその復帰を緩衝する弾性
    部材とを具備したことを特徴とする電話機。
JP12036981U 1981-08-13 1981-08-13 電話機 Granted JPS5826255U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12036981U JPS5826255U (ja) 1981-08-13 1981-08-13 電話機

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JP12036981U JPS5826255U (ja) 1981-08-13 1981-08-13 電話機

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Publication Number Publication Date
JPS5826255U JPS5826255U (ja) 1983-02-19
JPS645405Y2 true JPS645405Y2 (ja) 1989-02-10

Family

ID=29914379

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12036981U Granted JPS5826255U (ja) 1981-08-13 1981-08-13 電話機

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JPS5826255U (ja) 1983-02-19

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