JPS645089B2 - - Google Patents
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- JPS645089B2 JPS645089B2 JP7255880A JP7255880A JPS645089B2 JP S645089 B2 JPS645089 B2 JP S645089B2 JP 7255880 A JP7255880 A JP 7255880A JP 7255880 A JP7255880 A JP 7255880A JP S645089 B2 JPS645089 B2 JP S645089B2
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- sintering
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Landscapes
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、焼結の焼成過程で排出される排ガス
の潜熱及び顕熱回収方法に関する。
の潜熱及び顕熱回収方法に関する。
焼成過程で生ずる排ガスは、温度約130℃程度
で、その組成は、例えばCO27％、O215％、
CO1.2％、H2O10％、SOX200ppm、NOX
200ppm、残りN2である。この排ガスは、SOX、
NOXを含むため脱硫、脱硝処理後放出する必要
があるが、その処理量が多い問題がある。
で、その組成は、例えばCO27％、O215％、
CO1.2％、H2O10％、SOX200ppm、NOX
200ppm、残りN2である。この排ガスは、SOX、
NOXを含むため脱硫、脱硝処理後放出する必要
があるが、その処理量が多い問題がある。
また排ガスは、約130℃と低い温度であるため、
この熱を有効に回収できない欠点がある。
この熱を有効に回収できない欠点がある。
更に排ガス中に含まれる未燃COはそのまま放
出され、CO潜熱が利用されない場合が多い。利
用する例として、排ガス加熱炉での燃焼用空気の
代替とし、あるいは希釈用として用いる場合があ
るが、この場合にはCO潜熱の約８〜10％利用す
るにすぎない。
出され、CO潜熱が利用されない場合が多い。利
用する例として、排ガス加熱炉での燃焼用空気の
代替とし、あるいは希釈用として用いる場合があ
るが、この場合にはCO潜熱の約８〜10％利用す
るにすぎない。
このことから本発明者は、排ガスの温度及び組
成につき研究した結果、焼結排ガスの内、焼成完
了〜落鉱間で生ずる排ガスは300〜450℃と高く、
又酸素濃度は19〜21％と通常の空気に匹敵し、又
ダスト含有量も0.1ｇ/Nm3と少なく、更にNOX
30ppm、SOX50ppm程度で、脱硫、脱硝を必要と
しない性状であり、一方、焼成完了前のものは、
温度が低く、SOX、NOXも多いが一酸化炭素
（CO）が約1.2％含まれCO潜熱があることを見出
した。
成につき研究した結果、焼結排ガスの内、焼成完
了〜落鉱間で生ずる排ガスは300〜450℃と高く、
又酸素濃度は19〜21％と通常の空気に匹敵し、又
ダスト含有量も0.1ｇ/Nm3と少なく、更にNOX
30ppm、SOX50ppm程度で、脱硫、脱硝を必要と
しない性状であり、一方、焼成完了前のものは、
温度が低く、SOX、NOXも多いが一酸化炭素
（CO）が約1.2％含まれCO潜熱があることを見出
した。
本発明は、排ガスの性状の相違に着目してなさ
れたもので、その目的とするところは、性状の異
なる排ガスを分離して、排ガスの顕熱及びCO潜
熱をいずれも有効に回収することができる焼結排
ガスの排熱回収方法を得んとするものである。
れたもので、その目的とするところは、性状の異
なる排ガスを分離して、排ガスの顕熱及びCO潜
熱をいずれも有効に回収することができる焼結排
ガスの排熱回収方法を得んとするものである。
すなわち本発明は、焼結鉱の製造工程で生ずる
排ガスを焼成完了前のものと焼成完了後のものと
に分離し、主に焼成完了前の排ガスを脱硫後昇温
して一酸化炭素酸化触媒及び脱硝触媒に流通接触
した後排熱回収装置に流通せしめるとともに、焼
成完了後の排ガスの全部又は一部を排熱回収装置
に流通して熱回収をおこなう方法である。
排ガスを焼成完了前のものと焼成完了後のものと
に分離し、主に焼成完了前の排ガスを脱硫後昇温
して一酸化炭素酸化触媒及び脱硝触媒に流通接触
した後排熱回収装置に流通せしめるとともに、焼
成完了後の排ガスの全部又は一部を排熱回収装置
に流通して熱回収をおこなう方法である。
更に本発明は、排ガス流通後の一酸化炭素酸化
触媒に300℃以上の空気又は420℃以上の焼結排ガ
スを再生用ガスとして流通せしめる方法である。
触媒に300℃以上の空気又は420℃以上の焼結排ガ
スを再生用ガスとして流通せしめる方法である。
以下本発明を図面を参照して説明する。
図中１は焼結機で、この焼結機１で焼結鉱を製
造する際排ガスが生じる。この排ガスの内焼成完
了前の排ガス２は、風箱３からブロワ４を通つて
熱交換器５を経て脱硫装置６で脱硫される。この
場合焼成完了後の排ガス７の一部をここに流入せ
しめてもよい。脱硫後の排ガス２は熱交換器８で
昇温され、更に加熱炉９からの排ガスと混合して
昇温され、一方の酸化反応器１０に流入する。酸
化反応器１０内には白金、パラジウム等の白金系
貴金属がCOを酸化する触媒として充填され、こ
の触媒に接触したCOが酸化される。COの酸化に
より昇温した排ガスは熱回収装置１１で一部の熱
が回収された後脱硝最適温度となつて脱硝装置１
２で脱硝される。
造する際排ガスが生じる。この排ガスの内焼成完
了前の排ガス２は、風箱３からブロワ４を通つて
熱交換器５を経て脱硫装置６で脱硫される。この
場合焼成完了後の排ガス７の一部をここに流入せ
しめてもよい。脱硫後の排ガス２は熱交換器８で
昇温され、更に加熱炉９からの排ガスと混合して
昇温され、一方の酸化反応器１０に流入する。酸
化反応器１０内には白金、パラジウム等の白金系
貴金属がCOを酸化する触媒として充填され、こ
の触媒に接触したCOが酸化される。COの酸化に
より昇温した排ガスは熱回収装置１１で一部の熱
が回収された後脱硝最適温度となつて脱硝装置１
２で脱硝される。
次いで上記熱交換器８を通り、熱回収装置１３
を経て外部に放出される。
を経て外部に放出される。
ここで他方の酸化反応器１４には300℃以上の
空気又は420℃以上の焼結排ガスが触媒再生用ガ
スとして流通し、触媒の再生をおこなつている。
この温度の再生用ガスは、第２図に示すように触
媒の再生率が高く、CO活性を元の状態に戻すこ
とができる。なお図中ａは空気の場合、ｂは焼結
排ガスの場合を示す。
空気又は420℃以上の焼結排ガスが触媒再生用ガ
スとして流通し、触媒の再生をおこなつている。
この温度の再生用ガスは、第２図に示すように触
媒の再生率が高く、CO活性を元の状態に戻すこ
とができる。なお図中ａは空気の場合、ｂは焼結
排ガスの場合を示す。
この場合、排ガスと再生用ガスの切替えは、切
替弁１５により繰返しておこなわれ、排ガスが流
通する触媒のCO活性を常に良好に維持している。
替弁１５により繰返しておこなわれ、排ガスが流
通する触媒のCO活性を常に良好に維持している。
一方のうち焼成完了後〜落鉱間の排ガス７は、
全部又は一部が蒸気のスーパーヒータである排熱
回収装置１６により顕熱が回収され、外部に排出
される。この場合、脱硫、脱硝は必要としない。
上記排熱回収装置１６では水等の媒体が蒸気とな
り、この蒸気が発電機１７を作動するようになつ
ている。
全部又は一部が蒸気のスーパーヒータである排熱
回収装置１６により顕熱が回収され、外部に排出
される。この場合、脱硫、脱硝は必要としない。
上記排熱回収装置１６では水等の媒体が蒸気とな
り、この蒸気が発電機１７を作動するようになつ
ている。
なお排熱回収装置は、スーパーヒータに限ら
ず、加熱炉でもよい。この場合排ガス７は燃焼用
空気として用いることにより、燃料の使用量を節
約できる。
ず、加熱炉でもよい。この場合排ガス７は燃焼用
空気として用いることにより、燃料の使用量を節
約できる。
以上の如く本発明方法によれば、顕熱を有する
排ガスと潜熱を有する排ガスとに分離して、それ
ぞれから効率よく熱回収することができる。しか
も顕熱を有する排ガスについては脱硫、脱硝の負
荷を軽減できる。
排ガスと潜熱を有する排ガスとに分離して、それ
ぞれから効率よく熱回収することができる。しか
も顕熱を有する排ガスについては脱硫、脱硝の負
荷を軽減できる。
ここで熱回収の計算例を挙げれば、排ガスの顕
熱を電力化するに際し、脱硝処理比率58％、排ガ
ス顕熱46.5×1106kcal/Hr、熱回収装置効率ηe＝
0.9、輸送効率0.85とすると、180kWH/T-stea
ｍ換算で、9.2×103kWHの電力が得られる。
熱を電力化するに際し、脱硝処理比率58％、排ガ
ス顕熱46.5×1106kcal/Hr、熱回収装置効率ηe＝
0.9、輸送効率0.85とすると、180kWH/T-stea
ｍ換算で、9.2×103kWHの電力が得られる。
第１図は本発明の一実施例を示す説明図、第２
図は再生用ガス温度と触媒再生率との関係を示す
特性図である。 １…焼結機、２…排ガス、３…風箱、４…ブロ
ワ、５…熱交換器、６…脱硫装置、７…排ガス、
８…熱交換器、９…加熱炉、１０，１４…酸化反
応器、１１，１３…熱回収装置、１２…脱硝装
置、１５…切換弁１６…排熱回収装置、１７…発
電機。
図は再生用ガス温度と触媒再生率との関係を示す
特性図である。 １…焼結機、２…排ガス、３…風箱、４…ブロ
ワ、５…熱交換器、６…脱硫装置、７…排ガス、
８…熱交換器、９…加熱炉、１０，１４…酸化反
応器、１１，１３…熱回収装置、１２…脱硝装
置、１５…切換弁１６…排熱回収装置、１７…発
電機。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 焼結鉱の製造工程で生ずる排ガスの内、主に
焼成完了前の排ガスを脱硫後昇温し、一酸化炭素
酸化触媒及び脱硝触媒に流通接触せしめた後排熱
回収装置に流通せしめるとともに、上記排ガスの
内焼成完了後の排ガスの全部又は一部を排熱回収
装置に流通せしめることを特徴とする焼結排ガス
の排熱回収方法。 ２ 排ガス流通後の一酸化炭素酸化触媒に300℃
以上の空気又は420℃以上の焼結排ガスを再生用
ガスとして流通せしめることを特徴とする特許請
求の範囲第１項記載の焼結排ガスの排熱回収方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7255880A JPS56169734A (en) | 1980-05-30 | 1980-05-30 | Method of recovering waste heat of sintering exhaust gas |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7255880A JPS56169734A (en) | 1980-05-30 | 1980-05-30 | Method of recovering waste heat of sintering exhaust gas |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56169734A JPS56169734A (en) | 1981-12-26 |
| JPS645089B2 true JPS645089B2 (ja) | 1989-01-27 |
Family
ID=13492800
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7255880A Granted JPS56169734A (en) | 1980-05-30 | 1980-05-30 | Method of recovering waste heat of sintering exhaust gas |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56169734A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61125430A (ja) * | 1984-11-22 | 1986-06-13 | Ube Ind Ltd | 生石灰の製造方法 |
| JP4767432B2 (ja) * | 2000-11-27 | 2011-09-07 | 音羽電機工業株式会社 | 耐雷素子及び耐雷保護装置 |
| CN109253629B (zh) * | 2017-07-13 | 2019-10-29 | 鞍钢股份有限公司 | 一种回收固体颗粒物余热资源的方法 |
| CN108607341A (zh) * | 2018-04-19 | 2018-10-02 | 杨清海 | 一种烧结烟气污染物脱除以及热量利用的协同处理工艺 |
-
1980
- 1980-05-30 JP JP7255880A patent/JPS56169734A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56169734A (en) | 1981-12-26 |
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