JPS594422A - 焼結炉排ガスの脱硝方法 - Google Patents

焼結炉排ガスの脱硝方法

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JPS594422A
JPS594422A JP57113440A JP11344082A JPS594422A JP S594422 A JPS594422 A JP S594422A JP 57113440 A JP57113440 A JP 57113440A JP 11344082 A JP11344082 A JP 11344082A JP S594422 A JPS594422 A JP S594422A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust gas
catalyst
sintering furnace
waste gas
temperature
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Pending
Application number
JP57113440A
Other languages
English (en)
Inventor
Kentaro Sei
清 建太郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
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Publication of JPS594422A publication Critical patent/JPS594422A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 不発−は焼結炉排ガスの脱硝方法、特にアンモニアによ
る接触還元法による脱硝方法の改良に関するものである
〇 焼結炉においてアンモニアを用いる選択接触還元法には
現在次のような代表的な方法がある〇(1)  チタン
、バナジウムなどを含む低m(350℃以下ン活性触媒
を用いる方法〇 ■) 製鉄原料である一部特定の鉄鉱石を触媒として用
いる方法〇 鉄鋼−貝製鉄所に位置する焼結炉や焼結炉単独立地を考
える場合、上記二方法の利害得失は以下の通りであるa
低温活性触媒法は、反応m度に昇温する燃料費が少なく
て済むことから運転費は安いが、触媒が非常に高価(2
00万円/1)で設備費が高い。−刀、鉄鉱石触媒法゛
は、反応温度が低温触媒より100〜150℃も高く、
昇温のための燃料費がかさむが、触媒費用は製鉄原料で
あるので安い(6千円/1aF)うえ、触媒として使用
後も製鉄原料として使用でき、二次公害防止費用も不要
であるC そこで、いずれの方法が経済効率性が良いかが問題にな
るが、今にわかに結論はでない。低温触媒法では触媒寿
命が決めてとなるし、鉄鉱石触媒法では燃料費低減が決
めてとなるC 本発明は、焼結炉排ガスの脱硝に鉄磁石触媒を用いる場
合の排ガス昇温に必要な燃料費を低減することができる
焼結炉排ガスの脱硝方法を提供しようとするものである
〇 本発明によれば、焼結炉排ガスを湿式排煙脱硫処理する
工程と、脱硫排ガスを熱交換により昇温する工程と、昇
温排ガスを鉄鉱石触媒とアンモニアガスとの接触により
脱硝する工程とを包含する焼結炉排ガスの脱硝方法に詔
いて、前記脱硫処理後の熱交換により昇温した排ガスを
、−酸化炭素酸化触媒を充填した一酸化炭素酸化装置に
導入し、排ガス中の一酸化炭素を酸化処理した後、前記
鉄鉱石触媒とアンモニアガスとの接触により脱硝処理す
ることにより、上記目的を達成することができる。
以下、本発明の焼結炉排ガスの脱硝方法を添付図面を参
照しつつ詳細に説明する〇 第1図は従来法の工程図である。焼結炉lにおいて排ガ
スは電気集塵機2により除塵され、次いで排煙脱硫装置
3により通常石灰水等のシャワーにより洗浄される。こ
の時排ガスの温度は50〜60℃まで低下する。一方、
脱硝反応に必要な排ガス温度の適温は、設定脱硝率およ
び立地条件等により異なる。脱硝率はおおよそ60〜9
0X(+。
なっているので、ここでは脱硝率9ON達成を目標とし
て説明する。第3図に示されるように、鉄鉱石触媒とす
る場合の反応温度と脱硝率との関係から見ると、脱硝率
90Xを確保する反応温度は350℃以上ということが
わかり、通常適温は350〜450℃であると言われて
いる0このため、50〜60℃まで温度低下した脱硝排
ガスを350〜450℃まで昇温しなければならないに
の昇温のため排ガスはガス−ガス熱交換器4に導入され
る。熱交換器4は低温の脱硝排ガスを昇温させて高温ガ
スとし、これを後の脱硝反応装置7から排出される排ガ
スとして利用するためのものであり、50〜60℃の脱
硝排ガスは熱交換後270℃前後に昇温される0約27
0℃に昇温された排ガスはブロアー5で昇圧された後−
再加熱炉6にて350〜450℃に加熱昇温され、アン
モニアガス7の添加後直ちに脱硝反応装置8に導入され
る0脱硝反応装置8としては、通常移動床型のものが用
いられ、排ガス中の窒累酸化物を移動床に充填した鉄鉱
石を触媒として還元され、無害のNとした後、排ガスは
前述した熱交換器4で熱交換により約130℃に降温さ
れ、煙突9から排出される〇 前述のように、焼結炉から排出される排ガスは、まず電
気集塵機2でダストを除去され、次いで排煙脱硫装置3
を通すことにより硫黄酸化物(SDx)を除去する。湿
式排煙脱硫後の排ガス組成および温度の一例を表1に示
すが、下記二点に注目する必要がある〇 (1)−酸化炭素(CO)濃度が1〜1.5Xある。
(2)  排ガス温度は約60℃である。
脱硫後の低温排ガスは熱交換器4で高温の脱硝後排ガス
と熱交換され、脱硫排ガスは270℃前後に加熱される
が、所望の脱硝率を達成するための温度350〜450
℃には達成していないので昇温する必要がある。従来、
昇温手段として第1図1に示す再加熱炉を常用していた
が、再加熱のための燃料費が嵩むという問題があったe 本発明では、排ガス中に含有される■ガスの酸化熱を利
用することによって、上記問題を解決しようとするもの
で、以下に詳述する工程を付加するものである。
すなわち、第2図に示すように、脱硫排ガスを熱交換器
4で約270℃に昇温した後、−酸化炭素を酸化する触
媒を充填したCO酸化装買10に導入する。排ガス中に
は上述の如く1〜1.5 vo1%のCOを含有するの
で、これを酸化してC鳴とすることにより排ガスの昇温
か可能となる。例えば、COを1 volX含有する排
ガスを酸化触媒により燃焼させることにより約80℃の
温度上昇が可能であるO CO酸化触媒は、大別丁れば、(1)白金系触媒・Q)
卑金属(パラジウム、ニッケルなど〕系触媒がある。こ
れらの触媒は高価ではあるが、第4図の白金系CO酸化
触媒および第5図の卑金属系CO酸化触媒の各性能に見
られるように、250℃以上であれば95Xμ上の酸化
能力があり、熱交換器4で約270℃に昇温した排ガス
中のCO酸化には好適である。
なお、第4図において、[相]印は焼結炉排煙脱硫後排
ガスに120時間曝露後の性能、・は実験室でのSO,
含有ガス(I XC0−8XCO,−10に0.−10
00ppmSO1−バランスN〕曝露後の性能を示すも
ので、実験条件はIOXの水分を含むIX■−8Xco
!−10XO,−N、なる組成のガスを流量1t/−で
流した。第5図のグラフは、二種類の卑金屑■酸化触媒
を用いて、IOXの水分を含むI X CO−8XCO
,−10にO,−N、なる組成のガスを流量1t/−で
流した時の性能を示すものである0■酸化触媒としては
、250℃以上で■酸化効率が大なるものであれば上記
のものに限られるものではないが、前述のものが好適で
ある◎このようにして■酸化装置lOに導入された・排
ガスはω→C02の酸化反応によって所望の350℃以
上に昇温される0従って、以下は第1図に示す従来法と
同様にして、アンモニアガス7の添加後脱硝無害化され
、煙突9から排出される0な刺、と−の場合再加熱炉6
は脱硝装置8が足常状態になるまでのスタートアップ用
もしくは排ガス中のco濃度が一時的に不所望に低濃度
になった場合のバックアップとして使用するためのもの
であるC従って、前述したように、本発明によれば1燃
料費を大幅に節約することができる〇なお、還元ペレッ
トのようにCO濃度が0.5〜IX程度の設備でも、回
収熱量が有効に使用されるのであれば本発明方法の適用
が可能である0表−1排煙脱硫後の排ガス組成 および温度〔1例〕
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の焼結炉排ガスの脱硝プロセスの線図、第
2図は本発明の焼結炉vトガスの脱硝プロセスの線図、
第3図は鉄鉱石fish媒の性能を示すグラフ、第4図
および第5図はそれぞれ白金系および卑金馬系CO酸化
触媒の性能を示すグラフである。 符号の説明 1・・焼結炉、2・・・電気集a機、3・・・排煙脱硫
装置、4・・・熱交換器、5・・・ブロワ−16・・・
再加熱炉、7・・・アンモニアガス、8・・・脱硝反応
装置、9・・・煙突、10・・・■酸化装置 特許出願人 川崎製鉄株式会社 代理人 弁理士  渡 辺 望 稔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 焼結炉排ガスを湿式排煙脱硫処理する工程と、脱硫排ガ
    スを熱交換により昇温する工程と、昇温排ガスを鉄鉱石
    触媒とアンモニアガスとの接触により脱硝する工程とを
    包含する焼結炉排ガスの脱硝方法において、前記脱硫処
    理後の熱交換により昇温した排ガスを、−酸化炭素酸化
    触媒を充填した一酸化炭素酸化装置に導入し、排ガス中
    の一酸化炭素を酸化処理した後前記鉄鉱石触媒とアンモ
    ニアガスとの接触により脱硝処理することを特徴とする
    焼結炉排ガスの脱硝方法。
JP57113440A 1982-06-30 1982-06-30 焼結炉排ガスの脱硝方法 Pending JPS594422A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0487626A (ja) * 1990-07-30 1992-03-19 Chiyoda Corp 脱硫脱硝方法
JP2014237080A (ja) * 2013-06-06 2014-12-18 新日鐵住金株式会社 一酸化炭素酸化触媒、及び、焼結炉排ガスの脱硫・脱硝方法及び設備

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0487626A (ja) * 1990-07-30 1992-03-19 Chiyoda Corp 脱硫脱硝方法
JP2014237080A (ja) * 2013-06-06 2014-12-18 新日鐵住金株式会社 一酸化炭素酸化触媒、及び、焼結炉排ガスの脱硫・脱硝方法及び設備

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