JPS64505Y2 - - Google Patents

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JPS64505Y2
JPS64505Y2 JP1412584U JP1412584U JPS64505Y2 JP S64505 Y2 JPS64505 Y2 JP S64505Y2 JP 1412584 U JP1412584 U JP 1412584U JP 1412584 U JP1412584 U JP 1412584U JP S64505 Y2 JPS64505 Y2 JP S64505Y2
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JP
Japan
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outside air
nitrogen gas
air
nitrogen
air conditioner
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JP1412584U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、液化窒素の蒸発潜熱を空気調和に有
効利用するようにした空気調和設備に関する。
半導体製造工場などでは相当に大量の窒素ガス
を消費する。使用に供される窒素ガスは通常液化
窒素の容器(高圧液素容器)から蒸発器でガス化
されてから窒素ガス使用装置に供給される。一方
工場内においては各室内を特定の温湿度に維持す
ることが必要とされ、このための空気調和機が設
置されている。例えば半導体製造にはクリーンル
ームが必要とされこのための空調機が必要であ
る。
本考案は、このような場合の空気調和を窒素の
蒸発潜熱を利用して省エネルギー的に実施する空
気調和設備を提供しようとするものである。
すなわち、第1図に示すように、本考案の空気
調和設備は、液化窒素容器1と窒素ガス使用装置
2とを結ぶ窒素配管路3に介装された窒素ガス蒸
発器4と、この窒素ガス蒸発器4を通過した外気
および通過しない外気のいずれかを選択してこれ
を空気調和する外気調和器5と、この外気調和器
5で調和された空気を取入れてさらに空気調和す
る空調機6と、からなるものである。
第1図において、7は建物の内外を仕切る壁で
あり、液化窒素容器1は通常は建物の外に置かれ
る。この液化窒素容器1からは、液化窒素が液配
管を経由して窒素ガス蒸発器4に送られ、ここで
ガス化して配管3によつて窒素ガス使用装置2に
窒素が供給される。本考案ではこの屋外設置の窒
素ガス蒸発器4を空気調和のための取入れ外気の
径路に設置し、液化ガスに気化熱を与えることに
より外気自身を冷却する。この窒素ガス蒸発器4
はケーシング8内に収容されたフイン付きコイル
からなり、このケーシング8内に取入れられる外
気と熱交換する熱交換器を構成している。
一方、建物内には外気調和器5が設置される
が、これは冷熱源または温熱源10が供給される
熱交換器11と、加湿器12を備えており、これ
らによつて温湿度が調整された空気は、この調和
器5に備えられたフアン13の駆動によつて、建
物内の各々必要な箇所に設置された空調機6に供
給される。この空調機6はクリーンルーム用の空
調機である場合もある。この外気調和器5の空気
取入れ口9は外気風道14に接続されるが、この
外気風道14にはその外気取入れ口15に至るま
での間に、分岐風道16が接続され、この分岐風
道16が窒素ガス蒸発器4をその中に納めたケー
シング8の空気出口17に通じている。そして、
分岐風道16と、この分岐風道16との接続点か
ら外気取入れ口15に至るまでの外気風道には、
それぞれモータダンパ18と19が介装されてお
り、切替指令器20からの指令信号によつてその
開閉制御ができるようになつている。
窒素ガス蒸発器4をその中に納めるケーシング
8には、外気に通じる外気口21と外気に通じる
排気口22が設けられており、排気口22には排
気フアン23が設置されている。この排気フアン
22は指令室からの故障信号が発せられた場合に
駆動するようになつており、外気調和器5が運転
を停止しているような場合にもこれを駆動して窒
素ガス蒸発器4に外気を強制的に供給できるよう
にするものである。このケーシング8には外気に
開放する開口をところどころ設けて、自然通風が
できるようにしておくのがよい。
このような構成になる本考案の空気調和設備の
運転態様について次に説明すると、まず夏期また
は中間期においては、モータダンパ18を開、モ
ータダンパ19を閉にしておく。これによつて、
外気調和器5には窒素ガス蒸発器4を通過した外
気が外気調和器5に供給されることになる。窒素
ガス蒸発器4では液化窒素が外気から奪熱しなが
ら蒸発して窒素ガスとなるがそのさいの潜熱の奪
熱により外気は冷却され、この冷却された外気が
外気調和器5に供給される結果、この外気調和器
5での熱交換器11での冷却負荷は著しく低減さ
れる。他方、窒素ガス使用装置2の側では既にガ
ス化した窒素が供給されるので、ここでの蒸発潜
熱の奪熱現象もなくなり、ガス使用にあたつての
過冷却などのトラブルも低減される。外気調和器
5が休止していたり故障があつた場合には、既述
の排気フアン23を稼動して強制的に外気を窒素
ガス蒸発器4に供給して液化窒素のガス化を図る
ようにすればよい。
冬期などの暖房を必要とするような条件の場合
には、モータダンパ18を閉、モータダンパ19
を開にして外気調和器5を稼動する。これによつ
て外気は窒素ガス蒸発器4を経ることなく外気取
入れ口15から外気調和器5に供給され、窒素ガ
ス蒸発器4で過冷却された空気が熱交換器11に
供給されることが回避される。この場合、液化窒
素をガス化することが必要な場合には排気フアン
23を稼動するのがよいが、ケーシング8に外気
に開放する開口を設けておけば、とくにこの排気
フアン23は駆動しなくとも自然通風ままで十分
に目的が果たせる。
このようにして、本考案によると、従来では無
駄に消費されていた液化窒素の蒸発潜熱を空調設
備の省エネルギー化に十分に役立てることができ
ることになつて非常に有益である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案設備の一実施例を示す機器配置
系統図である。 1……液化窒素容器、2……窒素ガス使用装
置、3……窒素配管、4……窒素ガス蒸発器、5
……外気調和器、6……空調機、8……窒素ガス
蒸発器のケーシング、11……熱交換器、12…
…加湿器、13……外気フアン、18,19……
モータダンパ、23……排気フアン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液化窒素容器と窒素ガス使用装置とを結ぶ窒素
    配管路に介装された窒素ガス蒸発器と、この窒素
    ガス蒸発器を通過した外気および通過しない外気
    のいずれかを選択してこれを空気調和する外気調
    和器と、この外気調和器で調和された空気を取入
    れてさらに空気調和する空調機と、からなる空気
    調和設備。
JP1412584U 1984-02-06 1984-02-06 空気調和設備 Granted JPS60128240U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1412584U JPS60128240U (ja) 1984-02-06 1984-02-06 空気調和設備

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JP1412584U JPS60128240U (ja) 1984-02-06 1984-02-06 空気調和設備

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Publication Number Publication Date
JPS60128240U JPS60128240U (ja) 1985-08-28
JPS64505Y2 true JPS64505Y2 (ja) 1989-01-09

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ID=30498762

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JP1412584U Granted JPS60128240U (ja) 1984-02-06 1984-02-06 空気調和設備

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JP4743515B2 (ja) * 2006-01-25 2011-08-10 株式会社デンソー 空調システム

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JPS60128240U (ja) 1985-08-28

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