JPH0720486Y2 - 空調機 - Google Patents

空調機

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JPH0720486Y2
JPH0720486Y2 JP14323389U JP14323389U JPH0720486Y2 JP H0720486 Y2 JPH0720486 Y2 JP H0720486Y2 JP 14323389 U JP14323389 U JP 14323389U JP 14323389 U JP14323389 U JP 14323389U JP H0720486 Y2 JPH0720486 Y2 JP H0720486Y2
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air
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浩男 野田
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、空調対象に調温空気を供給する送風機を設
け、その送風機による給気路に空気冷却又は加熱用の熱
交換器を設けた空調機、詳しくは、夜間の安価な電力を
利用可能するための蓄熱構成の改良に関する。
〔従来の技術〕
従来、第5図に示すように、ヒートポンプ(21)に対し
て熱運搬流体用循環路(22a)ないし(22e)でかつ空調
対象(23)に対して外気供給路(24)で接続した熱交換
器(28)において、大気を冷却又は加熱して、空調対象
(23)の冷房や暖房を実行できるように構成し、そし
て、熱運搬流体用循環路(22a)ないし(22e)に蓄熱槽
(26)を往路(27a)と復路(27b)で接続すると共に、
熱交換器(25)に対するバイパス路(28)を接続し、流
路切換弁(V1)ないし(V6)により下記蓄熱状態と空調
状態が得られるように構成していた。
(イ)ブロワ(B)を停止し、ヒートポンプ(21)から
の熱運搬流体を流路(22a)→(28)→(27a)→(27
b)→(22e)の順に循環させて蓄熱槽(26)に蓄熱する
状態 (ロ)ヒートポンプ(21)を停止し、蓄熱槽(26)から
の熱運搬流体を流路(27b)→(22e)→(22a)→(22
b)→(22c)→(27a)の順に循環させ、空調対象(2
3)を冷房又は暖房する状態 〔考案が解決しようとする課題〕 しかし、蓄熱状態と空調状態に切換えるために設けた多
数の弁(V1)ないし(V6)に多くの経費を要し、空調状
態において熱運搬用流体に対するヒートポンプ(P)を
作動させるために運転経費が高くなる欠点があった。
本考案の目的は、蓄熱構成の改良によって、流路切換え
のための構成を設備経費の安いものにできると共に、空
調状態での運転経費を節減できるようにする点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の特徴構成は、 熱交換器からの調温空気を空調対象に供給するための送
風機による給気路に蓄熱材を配置すると共に、前記送風
機により前記熱交換器及び蓄熱材に空気を循環供給する
ための還流路を前記給気路に接続し、 前記送風機により空気を前記還流路で前記熱交換器及び
蓄熱材に循環供給する蓄熱状態と、前記送風機により外
気又は室内空気を前記蓄熱材で調温して空調対象に供給
する空調状態とに切換えるための流路切換装置を設けた
ことにあり、その作用効果は次の通りである。
〔作用〕
蓄熱時には、ヒートポンプなどからの熱源装置からの熱
運搬流体を熱交換器に供給し、空気を熱交換器と蓄熱材
に循環供給し、熱交換器で冷却又は加熱された空気によ
り蓄熱材に冷熱又は温熱を蓄熱させ、そして、空調時に
は、ヒートポンプ及び熱運搬流体用ポンプを停止させた
状態で、蓄熱材により調温した空気を空調対象に供給す
る。上記のように動作させるには、第3図に例示するよ
うに、還流路(12)に空気を供給する状態と供給しない
状態に切換える流路切換装置(14a〜14d)を設けるだけ
で済むから、第4図の従来例との比較から容易に理解で
きるように、流路切換えのための弁(ダンパー)の少数
化や簡略化を図ることができ、そのことで設備経費を十
分に節減できる。
その上、空調状態において熱運搬流体用のポンプを停止
できるから、ポンプを運転する前述の従来技術に比して
空調時の運転経費を十分に節減できる。
〔考案の効果〕
その結果、蓄熱構成により夜間の安価な電力を利用可能
であるばかりで無く、設備経費及び空調運転経費が安価
で、全体として経済性において一段と優れた空調機を提
供できるようになった。
〔実施例〕
次に、第1図ないし第3図により実施例を示す。
一次空調機(1)に対して複数の二次空調機(2a)ない
し(2d)を調温空気供給用ダクト(3)で並列接続し、
複数の空調対象(4a)ないし(4d)に二次空調機(2a)
ないし(2d)を調温空気吹出用ダクト(5)で各別に接
続し、一次空調機(1)で冷却又は加熱した空気を二次
空調機(2a)ないし(2d)により空調対象(4a)ないし
(4d)夫々に見合った状態に調温して供給し、空調対象
(4a)ないし(4d)夫々を快適冷房又は暖房できるよう
に構成してある。
一次空調機(1)において、フィルター(6)、熱交換
器(7)、蓄熱材(8)、加湿器(9)、送風機(B)
を前者ほど上流側になるようにケース内に配置し、熱源
装置(10)を熱運搬流体用循環路(11)により熱交換器
(7)に接続し、送風機(B)により熱交換器(7)と
蓄熱材(8)に空気を循環供給するための還流路(12)
を、送風機(B)により外気を二次空調機に供給する給
気路(13)に接続し、4個のダンパー(14a)ないし(1
4d)から成る流路切換装置(14a〜14d)を設け、下記蓄
熱状態と空調状態に切換えられるように構成してある。
(イ)蓄熱状態 熱源装置(10)及びオンプ(P)を運転し、ダンパー
(14c),(14d)を開にかつ他のダンパー(14a),(1
4b)を閉にセットし、送風機(B)により空気を還流路
(12)で熱交換器(7)と蓄熱材(8)に循環供給し、
熱交換器(7)により冷却又は加熱された空気からの冷
熱又は温熱を蓄熱材(8)、望ましくはCacl2・6H2Oな
どの潜熱蓄熱材に貯める。
(ロ)空調状態 熱源装置(10)及びポンプ(P)を停止し、ダンパー
(14c)、(14d)を閉にかつ他のダンパー(14a),(1
4d)を開にセットし、送風機(B)により外気を蓄熱材
(8)で調温して二次空調機(2a)ないし(2d)に供給
する。
〔別実施例〕
次に別実施例を説明する。
空調対象(4a)ないし(4d)の種類、個数などは適当に
選定でき、空調対象(4a)ないし(4d)によっては二次
空調機(2a)ないし(2d)を省略したり、一次空調機
(1)に室内空気を循環供給するように構成してもよ
い。
熱交換機(7)に対する熱源装置(10)は圧縮式又は吸
収式ヒートポンプ、ボイラー、天然又は排冷水又は温水
の供給設備など適当に選定できる。
蓄熱材(8)の種類は大熱容量材料や無機又は有機系の
潜熱蓄熱材から適当に選定でき、潜熱蓄熱材としては例
えば酢酸ナトリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウ
ム、硝酸マグネシウム、水、パラフィン、ポリエチレン
グリコール、硫酸ナトリウム・10水、チオ硫酸ナトリウ
ムなどを利用できる。
熱交換器(7)、蓄熱材(8)、送風機(B)の配置関
係は適当に変更でき、また、フィルター(6)や加湿器
(9)は省略してもよい。
流路切換装置(14a〜14d)の具体構成は適当に変更で
き、例えば給気路(13)の入口側と還流路(12)の出口
側、あるいは、給気路(13)の出口側と還流路(12)の
入口側を1個のダンパーで択一的に開くように構成して
もよい。
第4図に示すように、一次空調機(1)における調温空
気の通路断面積において、蓄熱材(8)の占める割合を
70%位にして、蓄熱材(8)と熱交換しないで空気が通
過できる側方通路(13a)を前記蓄熱材(8)の横側方
に設けると共に、蓄熱材(8)の上手側と側方通路(13
a)にダンパー(15a),(15b)を設け、このダンパー
(15a),(15b)の開閉操作によって、蓄熱材(8)に
対する空気の通過量を自由に調整できるように構成して
もよい。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の実施例を示し、第1図は
全体概念図、第2図は要部概念図、第3図は要部のフロ
ーシートである。 第4図は本考案の別実施例を示すフローシートである。 第5図は従来例のフローシートである。 (4a)ないし(4d)……空調対象、(7)……熱交換
器、(8)……蓄熱材、(12)……還流路、(13)……
給気路、(14a〜14d)……流路切換装置、(B)……送
風機。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】空調対象(4a)ないし(4b)に調温空気を
    供給する送風機(B)を設け、その送風機(B)による
    給気路(13)に空気冷却又は加熱用の熱交換器(7)を
    設けた空調機であって、 前記給気路(13)に蓄熱材(8)を配置すると共に、前
    記送風機(B)により前記熱交換器(7)及び蓄熱材
    (8)に空気を循環供給するための還流路(12)を前記
    給気路(13)に接続し、 前記送風機(B)により空気を前記還流路(12)で前記
    熱交換器(7)及び蓄熱材(8)に循環供給する蓄熱状
    態と、前記送風機(B)により外気又は室内空気を前記
    蓄熱材(8)で調温して空調対象(4a)ないし(4b)に
    供給する空調状態とに切換えるための流路切換装置(14
    a〜14d)を設けてある空調機。
  2. 【請求項2】前記蓄熱材(8)が潜熱蓄熱材である請求
    項1記載の空調機。
JP14323389U 1989-12-11 1989-12-11 空調機 Expired - Lifetime JPH0720486Y2 (ja)

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JPH0383732U (ja) 1991-08-26

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