JPH0755185A - 循環、外気冷房兼用カセット形空調機 - Google Patents
循環、外気冷房兼用カセット形空調機Info
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- JPH0755185A JPH0755185A JP5200746A JP20074693A JPH0755185A JP H0755185 A JPH0755185 A JP H0755185A JP 5200746 A JP5200746 A JP 5200746A JP 20074693 A JP20074693 A JP 20074693A JP H0755185 A JPH0755185 A JP H0755185A
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- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 室内天井等に設置し、冷暖房はもとより外気
による直接冷房等も可能なカセット型空調機。 【構成】 本体１の下方に吸込口２、吹出口３を、その
内部に吸込送風路ａを形成する天井パネル４を連設し風
路ａと連通して上部機内に外気風路ｂと熱交換器室ｃ送
風機室ｄ、プレナムチャンバーｅ及び排気風路ｆの各風
路、機械室を夫々連通形成し、室ｃ，ｄ内に冷・温水コ
イル７、加湿器８、中性能フィルター９、ドレンパン１
０等を室ｄ内に吸気送風機Ｆ１を配置し、風路間に通路
切換用ＯＡダンパーＤ１、ＲＡダンパーＤ２、ＥＡダン
パーＤ３を夫々設置してなる空調ユニットＡと、外気導
入口１１及び排気口１２を開設し、導入口１１と風路ｂ
とをつなぐ外気導入路ｇを、排気口１２と風路ｆとをつ
なぐ排気通路ｈを機内に形成し、風路ｇ内に外気送風機
Ｆ２を、風路ｈ内に排気送風機Ｆ３を設置してなる送風
機ユニットＢをユニットＡに隣接一体構造として形成。
による直接冷房等も可能なカセット型空調機。 【構成】 本体１の下方に吸込口２、吹出口３を、その
内部に吸込送風路ａを形成する天井パネル４を連設し風
路ａと連通して上部機内に外気風路ｂと熱交換器室ｃ送
風機室ｄ、プレナムチャンバーｅ及び排気風路ｆの各風
路、機械室を夫々連通形成し、室ｃ，ｄ内に冷・温水コ
イル７、加湿器８、中性能フィルター９、ドレンパン１
０等を室ｄ内に吸気送風機Ｆ１を配置し、風路間に通路
切換用ＯＡダンパーＤ１、ＲＡダンパーＤ２、ＥＡダン
パーＤ３を夫々設置してなる空調ユニットＡと、外気導
入口１１及び排気口１２を開設し、導入口１１と風路ｂ
とをつなぐ外気導入路ｇを、排気口１２と風路ｆとをつ
なぐ排気通路ｈを機内に形成し、風路ｇ内に外気送風機
Ｆ２を、風路ｈ内に排気送風機Ｆ３を設置してなる送風
機ユニットＢをユニットＡに隣接一体構造として形成。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は室内の天井などに設置
し該室内に冷、暖風の送給はもとより中間期等において
外気による直接外気冷房をも可能とし四季を通して常
時、室内に快適な空調環境を求め得ようとする循環、外
気冷房兼用カセット形空調機に関する。
し該室内に冷、暖風の送給はもとより中間期等において
外気による直接外気冷房をも可能とし四季を通して常
時、室内に快適な空調環境を求め得ようとする循環、外
気冷房兼用カセット形空調機に関する。
【０００２】
【従来の技術】室内負荷の比較的多い店舗、レストラ
ン、集会所等高い室温の場合には当然、冷房の期間が長
くなり、冬季でも冷房が必要とされていた。従来、かか
る室温の高い場合には室内に設置せる冷、暖房機を運転
し該室内に所定量の冷気の補給が行われているが室外の
温度が低い時期にもかかわらず上記冷房の運転は非常に
不可解であり経済的においても問題があった。
ン、集会所等高い室温の場合には当然、冷房の期間が長
くなり、冬季でも冷房が必要とされていた。従来、かか
る室温の高い場合には室内に設置せる冷、暖房機を運転
し該室内に所定量の冷気の補給が行われているが室外の
温度が低い時期にもかかわらず上記冷房の運転は非常に
不可解であり経済的においても問題があった。
【０００３】
【発明が解決しょうとする課題】発明者は上記の如く、
中間期、冬季等外気の温度が低い時期において該外気の
利用に着眼し、該外気を直接、室内に導入行わしめるこ
とによって充分な冷房効果を求めることが出来得、以て
従来冷房運転に要していた使用熱量を大巾な節減し、同
時に新鮮な外気を室内に導入する等、健康的経済的機能
を有した循環、外気冷房兼用カセット形空調機を広く提
供しょうとすることをその主な目的としている。また、
通常のコイルによる循環運転時においても必要外気量に
相当する風量分の台数をコイルに冷、温水を通水しなが
ら外気取入れ運転をも可能とし，上記、冷、暖気の送給
と同時に外気処理をも行わしめる等、常時室内に快適な
環境を保持することが出来得るのである。
中間期、冬季等外気の温度が低い時期において該外気の
利用に着眼し、該外気を直接、室内に導入行わしめるこ
とによって充分な冷房効果を求めることが出来得、以て
従来冷房運転に要していた使用熱量を大巾な節減し、同
時に新鮮な外気を室内に導入する等、健康的経済的機能
を有した循環、外気冷房兼用カセット形空調機を広く提
供しょうとすることをその主な目的としている。また、
通常のコイルによる循環運転時においても必要外気量に
相当する風量分の台数をコイルに冷、温水を通水しなが
ら外気取入れ運転をも可能とし，上記、冷、暖気の送給
と同時に外気処理をも行わしめる等、常時室内に快適な
環境を保持することが出来得るのである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する手
段として、この発明に係るカセット形空調機はその一例
を図面に示す如く、本体１の下方に周部に吸込口２及び
吹出口３を夫々開設し且つ中央に中央パネル５を有し該
内部に吸込送風通路ａを形成してなる天井パネル４を連
設し、該吸込送風通路ａと連通する環、外気送風通路
ｂ、熱交換器室ｃ送風機室d 、プレナムチャンパーｅ及
び排気送風通路ｆの各送風通路を上部機内に夫々連通し
て形成すると共に上記、環、外気送風通路ｂと連通せる
熱交換器室ｃ内に冷、温水コイル７、加湿器８、中性能
フィルター９，ドレンパン１０等の諸機構を、送風機室
d 内に吸気用送風機Ｆ1 を各配置し、更に上記、各送風
通路間に通路切換用のＯＡダンパーＤ1,ＲＡダンパーＤ
2,ＥＡダンパーＤ3,の各ダンパーを夫々開閉自在に設置
してなる空調ユニットＡと，その隣接に機体の一方に外
気導入口１１及び排気口１２を開設すると共に該外気導
入口１１と上記、空調ユニットＡ内の環、外気送風通路
ｂと連通する環、外気送風通路ｂ及び上記、排気送風通
路ｆと排気口１２を連通する排気通路ｈを機内に形成す
ると共に上記、外気導入通路ｇ内に外気送風機Ｆ2 を、
排気通路ｈ内に排気送風機Ｆ3 を夫々設置してなる送風
機ユニットＢを上記、空調ユニットＡの隣接側に一体構
造に連設し構成してなるものである。
段として、この発明に係るカセット形空調機はその一例
を図面に示す如く、本体１の下方に周部に吸込口２及び
吹出口３を夫々開設し且つ中央に中央パネル５を有し該
内部に吸込送風通路ａを形成してなる天井パネル４を連
設し、該吸込送風通路ａと連通する環、外気送風通路
ｂ、熱交換器室ｃ送風機室d 、プレナムチャンパーｅ及
び排気送風通路ｆの各送風通路を上部機内に夫々連通し
て形成すると共に上記、環、外気送風通路ｂと連通せる
熱交換器室ｃ内に冷、温水コイル７、加湿器８、中性能
フィルター９，ドレンパン１０等の諸機構を、送風機室
d 内に吸気用送風機Ｆ1 を各配置し、更に上記、各送風
通路間に通路切換用のＯＡダンパーＤ1,ＲＡダンパーＤ
2,ＥＡダンパーＤ3,の各ダンパーを夫々開閉自在に設置
してなる空調ユニットＡと，その隣接に機体の一方に外
気導入口１１及び排気口１２を開設すると共に該外気導
入口１１と上記、空調ユニットＡ内の環、外気送風通路
ｂと連通する環、外気送風通路ｂ及び上記、排気送風通
路ｆと排気口１２を連通する排気通路ｈを機内に形成す
ると共に上記、外気導入通路ｇ内に外気送風機Ｆ2 を、
排気通路ｈ内に排気送風機Ｆ3 を夫々設置してなる送風
機ユニットＢを上記、空調ユニットＡの隣接側に一体構
造に連設し構成してなるものである。
【０００５】また、上記空調ユニットＡと送風機ユニッ
トＢの両ユニットを予め夫々を分離自在に形成し、必要
において空調ユニットＡのみを、または送風機ユニット
Ｂを切離して別設置または他の給、排気送風機と接続し
至便に使用することも出来得るのである。
トＢの両ユニットを予め夫々を分離自在に形成し、必要
において空調ユニットＡのみを、または送風機ユニット
Ｂを切離して別設置または他の給、排気送風機と接続し
至便に使用することも出来得るのである。
【０００６】更に設置室内の環境等に応じて、空調ユニ
ットＡと送風機ユニットＢの夫々機器の設置台数のいず
れかのユニット機器の比率を増減変更し、室内に循環運
転による冷、暖気の送給はもとより同時に外気による直
接冷房もその都度、任意自在に変更行わしめることも出
来得、以て該室内に最適にて理想的な空調展開を容易に
求めることが出来得る。
ットＡと送風機ユニットＢの夫々機器の設置台数のいず
れかのユニット機器の比率を増減変更し、室内に循環運
転による冷、暖気の送給はもとより同時に外気による直
接冷房もその都度、任意自在に変更行わしめることも出
来得、以て該室内に最適にて理想的な空調展開を容易に
求めることが出来得る。
【０００７】
【作用】この発明に係る空気調和機を例えば、室内の天
井等に所定の台数を設置し、しかる後に吸気用送風機Ｆ
1 の運転により機体下方に開設せる吸込口２より室内空
気が機内に流入し、ダンパー操作によって暖房時には
冷、温水コイル７の温水コイルを、冷房時には冷水コイ
ルを通過し，その間に冷、温の熱交換と加湿が付与行わ
れながらプレナムチャンパーｅを経て吹出口３より室内
に所定の冷、暖気を送給する。即ち、夏季においては吸
気用送風機Ｆ1 の運転と同時にＯＡダンパーＤ1,ＥＡダ
ンパーＤ3 を閉じ、ＲＡダンパーＤ2 を開とすることに
よって室内空気は吸込口２より吸込送風通路ａを経て熱
交換器室ｃに流れ冷水コイル７にて適当な温度に冷却さ
れ室内に冷房を付与する循環冷房運転が行われる。なお
上記、運転で外気の必要としない場合には当然、送風機
ユニットＢ側の外気送風機Ｆ2 及び排気送風機Ｆ3 の運
転は停止されている。また、季節の中間期、冬季等で室
内の環境により冷房の導入と同時に外気を必要とする場
合には各送風機Ｆ1,Ｆ2,Ｆ3 を運転し、上記作用とは逆
にＯＡダンパーＤ1,ＥＡダンパーＤ3 を夫々開とし、Ｒ
ＡダンパーＤ2 を閉とすることによって、室内空気の導
入と同時に室外の新鮮な外気は外気導入口１１より外気
導入通路ｇを通り、環、外気送風通路ｂにて上記、室内
空気の一部と合流しながら熱交換器室ｃを通過し、プレ
ナムチャンパーｅにて四方向に風量を分配し吹出口３よ
り新鮮な外気冷風を室内に送給する、また該送風作用と
同時に室内の汚染空気は排気送風通路ｆよりＥＡダンパ
ーＤ3 、排気通路ｈを経て排気口１２より室外に放出が
行われるのである。上記による場合にコイルを使用する
ことなく冷気冷房を室内に送給する。なお、上記外気冷
房時において効果が不足し、より以上の冷気を求める場
合には補助的に冷水コイル７に冷水を通流行わしめるこ
とによって容易に目的とする冷房機能を高めることも出
来得る。また上記送風時に加湿器８を開弁し水または蒸
気を流通行わしめることによつて送風と同時に適当な加
湿空気を室内に送給することも出来得るのである。
井等に所定の台数を設置し、しかる後に吸気用送風機Ｆ
1 の運転により機体下方に開設せる吸込口２より室内空
気が機内に流入し、ダンパー操作によって暖房時には
冷、温水コイル７の温水コイルを、冷房時には冷水コイ
ルを通過し，その間に冷、温の熱交換と加湿が付与行わ
れながらプレナムチャンパーｅを経て吹出口３より室内
に所定の冷、暖気を送給する。即ち、夏季においては吸
気用送風機Ｆ1 の運転と同時にＯＡダンパーＤ1,ＥＡダ
ンパーＤ3 を閉じ、ＲＡダンパーＤ2 を開とすることに
よって室内空気は吸込口２より吸込送風通路ａを経て熱
交換器室ｃに流れ冷水コイル７にて適当な温度に冷却さ
れ室内に冷房を付与する循環冷房運転が行われる。なお
上記、運転で外気の必要としない場合には当然、送風機
ユニットＢ側の外気送風機Ｆ2 及び排気送風機Ｆ3 の運
転は停止されている。また、季節の中間期、冬季等で室
内の環境により冷房の導入と同時に外気を必要とする場
合には各送風機Ｆ1,Ｆ2,Ｆ3 を運転し、上記作用とは逆
にＯＡダンパーＤ1,ＥＡダンパーＤ3 を夫々開とし、Ｒ
ＡダンパーＤ2 を閉とすることによって、室内空気の導
入と同時に室外の新鮮な外気は外気導入口１１より外気
導入通路ｇを通り、環、外気送風通路ｂにて上記、室内
空気の一部と合流しながら熱交換器室ｃを通過し、プレ
ナムチャンパーｅにて四方向に風量を分配し吹出口３よ
り新鮮な外気冷風を室内に送給する、また該送風作用と
同時に室内の汚染空気は排気送風通路ｆよりＥＡダンパ
ーＤ3 、排気通路ｈを経て排気口１２より室外に放出が
行われるのである。上記による場合にコイルを使用する
ことなく冷気冷房を室内に送給する。なお、上記外気冷
房時において効果が不足し、より以上の冷気を求める場
合には補助的に冷水コイル７に冷水を通流行わしめるこ
とによって容易に目的とする冷房機能を高めることも出
来得る。また上記送風時に加湿器８を開弁し水または蒸
気を流通行わしめることによつて送風と同時に適当な加
湿空気を室内に送給することも出来得るのである。
【０００８】更にこの発明においては、同一の室内にお
いて内外等の日照の関係、または人口の集合密度の多
少、ＯＡ機器の配置等温度環境に差異のある場合には図
３にて示す如く、該温度差に併わして予め必要とする外
気量に相当する風量分の空調機を、例えば数台の空調ユ
ニットＡ、Ａ，Ａを、または該空調ユニットＡと送風機
ユニットＢをＡ，Ａ，Ｂ，Ｂ，Ａ，Ａの如く適宜の台数
を組み合わせ設置して用いるもので、一方の空調ユニッ
トＡにおいて冷、温水コイル７に冷、温水を補給しなが
ら外気の導入運転を行わしめることによって必要とする
箇所には冷、暖気の送給と同時に外気冷房が、また更に
より以上の外気冷房を必要とする場所には上記作用と同
時に送風機ユニットＢの運転を行わしめることによって
容易に外気処理を求めることが出来得、室内全体にわた
って快適な温度環境を同時に保持行わしめることが出来
得るのである。なお上記において該送風機ユニットＢに
全熱交換器を併設行わしめることによって排気内の熱量
の一部を回収しその再利用によって経済的に用いること
も出来得るのである。
いて内外等の日照の関係、または人口の集合密度の多
少、ＯＡ機器の配置等温度環境に差異のある場合には図
３にて示す如く、該温度差に併わして予め必要とする外
気量に相当する風量分の空調機を、例えば数台の空調ユ
ニットＡ、Ａ，Ａを、または該空調ユニットＡと送風機
ユニットＢをＡ，Ａ，Ｂ，Ｂ，Ａ，Ａの如く適宜の台数
を組み合わせ設置して用いるもので、一方の空調ユニッ
トＡにおいて冷、温水コイル７に冷、温水を補給しなが
ら外気の導入運転を行わしめることによって必要とする
箇所には冷、暖気の送給と同時に外気冷房が、また更に
より以上の外気冷房を必要とする場所には上記作用と同
時に送風機ユニットＢの運転を行わしめることによって
容易に外気処理を求めることが出来得、室内全体にわた
って快適な温度環境を同時に保持行わしめることが出来
得るのである。なお上記において該送風機ユニットＢに
全熱交換器を併設行わしめることによって排気内の熱量
の一部を回収しその再利用によって経済的に用いること
も出来得るのである。
【０００９】
【実施例】以下この発明の実施例を図面に付いて説明を
すると、この発明に係る空調機は空調ユニットＡと送風
機ユニットＢの複数のユニットにて形成されている。空
調ユニットＡは本体１の下方に周部四方に吸込口２を開
設し、該吸込口２の外側に吹出口３を併列に開設すると
共に該パネルの内側に中央パネル５を開閉自在に取付け
せる天井パネル４を上下位置可動自在に嵌装する。また
機内には上記、吸込口２と連通すべく吸込送風通路ａ、
環、外気送風通路ｂ、排気送風通路ｆの各送風通路が形
成され該通路と連通してプレナムチャンパーｅを天井パ
ネル４の内側に添って設置し、下方を吹出口３と連通連
結する。更に上記、各送風通路内には熱交換器室ｃ、送
風機室ｄが形成され、熱交換器室ｃ内には冷、温水コイ
ル７、加湿器８、中性能フィルター９、ドレンパン１０
その他、電気集塵器等必要とする各機構装置を、送風機
室ｄ内には吸気用送風機Ｆ1 が設置されている。符号６
は上記、吸込送風通路ａ内に嵌装されているプレフィル
ターである。また上記、各送風通路間にはＯＡダンパー
Ｄ1,ＲＡダンパーＤ2,ＥＡダンパーＤ3,の各ダンパー機
構が配設されており風流の切換えを行わしめる。なお上
記の切換え作動は室内側に設置せるスイッチの操作、ま
たはコンピュター等によって行われる。
すると、この発明に係る空調機は空調ユニットＡと送風
機ユニットＢの複数のユニットにて形成されている。空
調ユニットＡは本体１の下方に周部四方に吸込口２を開
設し、該吸込口２の外側に吹出口３を併列に開設すると
共に該パネルの内側に中央パネル５を開閉自在に取付け
せる天井パネル４を上下位置可動自在に嵌装する。また
機内には上記、吸込口２と連通すべく吸込送風通路ａ、
環、外気送風通路ｂ、排気送風通路ｆの各送風通路が形
成され該通路と連通してプレナムチャンパーｅを天井パ
ネル４の内側に添って設置し、下方を吹出口３と連通連
結する。更に上記、各送風通路内には熱交換器室ｃ、送
風機室ｄが形成され、熱交換器室ｃ内には冷、温水コイ
ル７、加湿器８、中性能フィルター９、ドレンパン１０
その他、電気集塵器等必要とする各機構装置を、送風機
室ｄ内には吸気用送風機Ｆ1 が設置されている。符号６
は上記、吸込送風通路ａ内に嵌装されているプレフィル
ターである。また上記、各送風通路間にはＯＡダンパー
Ｄ1,ＲＡダンパーＤ2,ＥＡダンパーＤ3,の各ダンパー機
構が配設されており風流の切換えを行わしめる。なお上
記の切換え作動は室内側に設置せるスイッチの操作、ま
たはコンピュター等によって行われる。
【００１０】次に外気処理用としての送風機ユニットＢ
の構造は一方に外気導入口１１を、また他方に排気口１
２を開口してなるもので該外気導入口１１は外気導入通
路ｇに、排気口１２は排気通路ｈと各連通し、外気導入
通路ｇ内には外気送風機Ｆ2を、排気通路ｈ内には排気
送風機Ｆ3 の各吸、排送風機が設置されている。この発
明は上記の構造を有してなる空調ユニットＡと送風機ユ
ニットＢにて構成されているものであって、かかる空調
側ユニットＡと熱処理機としての送風側ユニットＢの両
方のユニットを夫々機内に形成せる各送風通路を連通し
て一体的に構成してなるものである。
の構造は一方に外気導入口１１を、また他方に排気口１
２を開口してなるもので該外気導入口１１は外気導入通
路ｇに、排気口１２は排気通路ｈと各連通し、外気導入
通路ｇ内には外気送風機Ｆ2を、排気通路ｈ内には排気
送風機Ｆ3 の各吸、排送風機が設置されている。この発
明は上記の構造を有してなる空調ユニットＡと送風機ユ
ニットＢにて構成されているものであって、かかる空調
側ユニットＡと熱処理機としての送風側ユニットＢの両
方のユニットを夫々機内に形成せる各送風通路を連通し
て一体的に構成してなるものである。
【００１１】また他の実施例として、上記構造による空
調ユニットＡと送風機ユニットＢを一体的に構成するこ
となく、夫々を別体に構成し、必要時に連結して用いる
ことも可能である。即ち一方の送風機ユニットＢ側のみ
を切離し、前記作用の項において説明している如く熱処
理用として空調ユニットＡと異別に設置するか、或いは
単独に使用することも可能であり、且つまた他の給、排
気送風機構とダクト接続により併設に使用することも一
考である。更に上記、送風機ユニットＢ内の外気導入通
路ｇ及び排気通路ｈ間に全熱交換器を設置することによ
って新鮮空気の室内取り入れと同時に熱回収も行われる
ことは謂うまでもない。
調ユニットＡと送風機ユニットＢを一体的に構成するこ
となく、夫々を別体に構成し、必要時に連結して用いる
ことも可能である。即ち一方の送風機ユニットＢ側のみ
を切離し、前記作用の項において説明している如く熱処
理用として空調ユニットＡと異別に設置するか、或いは
単独に使用することも可能であり、且つまた他の給、排
気送風機構とダクト接続により併設に使用することも一
考である。更に上記、送風機ユニットＢ内の外気導入通
路ｇ及び排気通路ｈ間に全熱交換器を設置することによ
って新鮮空気の室内取り入れと同時に熱回収も行われる
ことは謂うまでもない。
【００１２】またこの発明においては天井パネル４の内
部に取付けられた中央パネル５の開閉によって、天井下
面より機内が露呈し、故に機体全体を取外すことなく機
内のメンテナンス作業を容易に行わしめることも出来得
るのである。
部に取付けられた中央パネル５の開閉によって、天井下
面より機内が露呈し、故に機体全体を取外すことなく機
内のメンテナンス作業を容易に行わしめることも出来得
るのである。
【００１３】
【発明の効果】この発明は上記の如く，機内に吸込送風
通路ａ、環、外気送風通路ｂ及び排気送風通路ｆを形成
設け、該送風通路内に冷、温水コイル７、加湿器８等の
熱交換装置を各設置すると共に夫々の送風通路間に送風
通路切換え用としてのＯＡダンパーＤ1,ＲＡダンパーＤ
2,ＥＡダンパーＤ3 等の各ダンパー機構を設置してなる
空調ユニットＡと、機内に外気導入通路ｇと排気通路ｈ
を形成設け、該送風通路内に外気送風機Ｆ2 及び排気送
風機Ｆ3 を各設置せる送風機ユニットＢを一体的に併列
設けてなるものであるから、上記各ダンパーの操作によ
って、夏季時の冷房及び外気による直接冷房は勿論のこ
と、例えば冬季でも室内負荷の多い室内で冷気を必要と
する場合でも即時に外部の冷却せる外気の室内導入が容
易に行われ、以て該外気にて室内環境を最も良好に健康
的に保持することが可能となり、しかも室外の冷気を有
効に利用することによって従来、冷房に要されていた熱
エネルギーを大巾に節減し、非常に経済的である等の効
果を有している。
通路ａ、環、外気送風通路ｂ及び排気送風通路ｆを形成
設け、該送風通路内に冷、温水コイル７、加湿器８等の
熱交換装置を各設置すると共に夫々の送風通路間に送風
通路切換え用としてのＯＡダンパーＤ1,ＲＡダンパーＤ
2,ＥＡダンパーＤ3 等の各ダンパー機構を設置してなる
空調ユニットＡと、機内に外気導入通路ｇと排気通路ｈ
を形成設け、該送風通路内に外気送風機Ｆ2 及び排気送
風機Ｆ3 を各設置せる送風機ユニットＢを一体的に併列
設けてなるものであるから、上記各ダンパーの操作によ
って、夏季時の冷房及び外気による直接冷房は勿論のこ
と、例えば冬季でも室内負荷の多い室内で冷気を必要と
する場合でも即時に外部の冷却せる外気の室内導入が容
易に行われ、以て該外気にて室内環境を最も良好に健康
的に保持することが可能となり、しかも室外の冷気を有
効に利用することによって従来、冷房に要されていた熱
エネルギーを大巾に節減し、非常に経済的である等の効
果を有している。
【００１４】またこの発明においては請求項２項及び３
項記載如く、空調ユニットＡと送風機ユニットＢを各異
別に構成行わしめることによって、運搬、取付け等の諸
作業が極めて安楽容易であると共に送風機ユニットＢの
単独使用は勿論、室内の環境等に応じて夫々の空調、送
風機ユニットの台数を増減設置により、該室内において
冷、暖房と同時に外気による外気冷房も容易確実に求め
得られる等、至便な発明である。上記の如く、この発明
は室内空気の空調と同時に新鮮な外気をも容易に取り入
れしようとするものであるが、更に上記、機構内に全熱
交換機を組込み使用することによって、より有効な効果
をもたらしめることも出来得る。
項記載如く、空調ユニットＡと送風機ユニットＢを各異
別に構成行わしめることによって、運搬、取付け等の諸
作業が極めて安楽容易であると共に送風機ユニットＢの
単独使用は勿論、室内の環境等に応じて夫々の空調、送
風機ユニットの台数を増減設置により、該室内において
冷、暖房と同時に外気による外気冷房も容易確実に求め
得られる等、至便な発明である。上記の如く、この発明
は室内空気の空調と同時に新鮮な外気をも容易に取り入
れしようとするものであるが、更に上記、機構内に全熱
交換機を組込み使用することによって、より有効な効果
をもたらしめることも出来得る。
【００１５】また請求項４項記載の如く、日常の保守点
検等、メンテナンス作業を必要とする場合には天井パネ
ル４中央に取付けられている中央パネル５の開蓋によっ
て、該機内のメンテナンス等の諸作業を極めて円滑、且
つ確実容易ニ行われる等の効果をも併わせ有している。
検等、メンテナンス作業を必要とする場合には天井パネ
ル４中央に取付けられている中央パネル５の開蓋によっ
て、該機内のメンテナンス等の諸作業を極めて円滑、且
つ確実容易ニ行われる等の効果をも併わせ有している。
【図１】 この発明に係る循環、外気冷房兼用カセット
形空調機の内部構造を略解的に示す平面図、
形空調機の内部構造を略解的に示す平面図、
【図２】 同上、正面図、
【図３】 空調ユニットと送風機ユニットとの組合わせ
説明図である。
説明図である。
Ａ 空調ユニット Ｂ 送風機ユニット ２ 吸込口 ３｀ 吹出口 ４ 天井パネル ５ 中央パネル ７ 冷、温水コイル ８ 加湿器 １１ 外気導入口 １２ 排気口 Ｆ1 吸気用送風機 Ｆ2 外気送風機 Ｆ3 排気送風機 ａ 吸込送風通路 ｂ 環、外気送風通路 ｃ 熱交換器室 ｄ 送風機室 ｅ プレナムチャンパー ｆ 排気送風通路 ｇ 外気導入通路 ｈ 排気通路 Ｄ1 〜3 ＯＡダンパー, ＲＡダンパー, ＥＡダンパー
Claims (4)
- 【請求項１】 本体１の下方に周部に吸込口２及び吹出
口３を夫々開設し、且つ中央に中央パネル５を有しその
内部に吸込送風通路ａを形成せる天井パネル４を連設
し、該吸込送風通路ａと連通して上部機内に環、外気送
風通路ｂと熱交換器室ｃ，送風機室ｄ、プレナムチャン
パーｅ及び排気送風通路ｆの各送風通路，機械室を夫々
連通形成すると共に上記、熱交換器c,送風機室d 内に
冷、温水コイル７、加湿器８、中性能フィルター９，ド
レンパン１０等の諸機構及び送風機室ｄ内に吸気送風機
Ｆ1 を各配置し、更に上記、各送風通路間に通路切換用
ＯＡダンパーＤ1,ＲＡダンパーＤ2,ＥＡダンパーＤ3,の
各ダンパー装置を夫々開閉自在に設置してなる空調ユニ
ットＡを形成する。また機体の一方に外気導入口１１及
び排気口１２を開設すると共に該外気導入口１１と上
記、空調ユニットＡ内の環、外気送風通路ｂと連通する
外気導入通路ｇを，また上記排気口１２と本体側の排気
送風通路ｆと連通する排気通路ｈを機内に形成設けると
共に上記、外気導入通路ｇ内に外気送風機Ｆ2 を、排気
通路ｈ内に排気送風機Ｆ3 を夫々設置してなる送風機ユ
ニットＢを上記、空調ユニットＡの隣接側に一体構造に
連設形成せしめたことを特徴とする循環、外気冷房兼用
カセット形空調機。 - 【請求項２】 請求項１項記載のカセット形空調機にお
いて、上記の構造を有してなる空調ユニットＡと送風機
ユニットＢの両ユニットを予め夫々を分離自在に形成
し、必要において空調ユニットＡのみを、または送風機
ユニットＢを切離して別設置または他の給、排気送風機
と接続し使用するように構成せしめたことを特徴とする
循環、外気冷房兼用カセット形空調機。 - 【請求項３】 請求項１項、２項記載のカセット形空調
機において、必要外気量に相当する風量分の台数を、若
しくは室内の環境に応じて、空調ユニットＡと送風機ユ
ニットＢの夫々のユニット機器の設置台数の比率をいず
れかを増減変更して設置し、循環運転と外気取入れ運転
を同時に行わしめるように構成せしめたことを特徴とす
る循環、外気冷房兼用カセット形空調機。 - 【請求項４】 上記、請求項１項記載のカセット形空調
機において、本体１の下方に連設せる天井パネル４の内
側に中央パネル５を開閉自在に嵌装し、該中央パネル５
の開扉によって機内のメンテナンス作業を行わしめるべ
く形成せしめたことを特徴とする循環、外気冷房兼用カ
セット形空調機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5200746A JPH07101110B2 (ja) | 1993-08-12 | 1993-08-12 | 循環、外気冷房兼用カセット形空調機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5200746A JPH07101110B2 (ja) | 1993-08-12 | 1993-08-12 | 循環、外気冷房兼用カセット形空調機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0755185A true JPH0755185A (ja) | 1995-03-03 |
| JPH07101110B2 JPH07101110B2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=16429486
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5200746A Expired - Lifetime JPH07101110B2 (ja) | 1993-08-12 | 1993-08-12 | 循環、外気冷房兼用カセット形空調機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07101110B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003046440A1 (en) * | 2001-11-30 | 2003-06-05 | Choon-Kyoung Park | Air conditioning apparatus |
| KR100671565B1 (ko) * | 2005-08-12 | 2007-01-19 | 엘지전자 주식회사 | 환기시스템 |
-
1993
- 1993-08-12 JP JP5200746A patent/JPH07101110B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003046440A1 (en) * | 2001-11-30 | 2003-06-05 | Choon-Kyoung Park | Air conditioning apparatus |
| US6804975B2 (en) | 2001-11-30 | 2004-10-19 | Choon-Kyoung Park | Air conditioning apparatus |
| KR100671565B1 (ko) * | 2005-08-12 | 2007-01-19 | 엘지전자 주식회사 | 환기시스템 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07101110B2 (ja) | 1995-11-01 |
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