JP2829346B2 - 空調装置 - Google Patents

空調装置

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JP2829346B2 JP7264193A JP7264193A JP2829346B2 JP 2829346 B2 JP2829346 B2 JP 2829346B2 JP 7264193 A JP7264193 A JP 7264193A JP 7264193 A JP7264193 A JP 7264193A JP 2829346 B2 JP2829346 B2 JP 2829346B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケーシングの一つの面
に、温調対象気の受入口及び送出口が設けられ、前記ケ
ーシング内に、前記受入口から温調対象気を導入する導
入側風路部と前記送出口へ温調対象気を排出する排出側
風路部とを備えるU字状の流路が、前記両風路部を壁状
体にて仕切る状態で形成され、前記排出側風路部に、温
調用熱交換器が、前記両風路部の並置方向視において左
右に傾斜し、且つ、前記排出側風路部を横断した姿勢で
設置された空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記この種の空調装置においては、従
来、中間期(例えば、梅雨時等)における除湿運転や中
間期(例えば、冬から春にかけての期間等)における外
気冷房運転を可能とするために、以下のように構成して
いた。除湿運転では、温調対象気を例えば全量外気(例
えば梅雨時では、湿度が極めて高い)にすると共に、そ
の外気の一部を受入口から導入側風路部に導入して排出
側風路部の温調用熱交換器に通風させて除湿及び冷却温
調し、残りの外気は受入口の手前の上流側で装置外部に
設けたダクト等の風路手段によってバイパスさせ、この
バイパスされた湿度が極めて高い外気と上記除湿及び冷
却温調された外気の一部とを混合して湿度及び温度が適
度に調整された調整空気を作り、この調整空気を空調対
象域に対する給気として供給していた。又、外気冷房運
転では、同様に温調対象気を例えば全量外気(例えば、
冬から春にかけての期間では、比較的温度が低く湿度も
適度な値である)にすると共に、温調用熱交換器の作動
は停止させ、前記外気を上記バイパス用のダクト等の風
路手段を通風させてから空調対象域に対する給気として
そのまま供給し冷房を行っていた。即ち、従来では、上
記両運転を可能とするために、装置外部にダクト等のバ
イパス用の風路手段を設けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、中間期における除湿運転及び外気冷房運転
を可能とするために、空調装置の設置に加えて、空調装
置の外部にバイパス用のダクト等の風路手段を設ける必
要があったので、空調設備設置時における施工の手間が
増大するという問題点があった。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、バイパス用の風路手段を装置内
部に合理的に配置することにより、空調設備設置時の施
工の手間を少なくする点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による空調装置の
特徴構成は、前記壁状体に、前記導入側風路部と、前記
排出側風路部の前記温調用熱交換器の下流側部分であっ
て、且つ、前記温調用熱交換器の最下流側端部よりも上
流側の風路部分とを連通する開口が形成され、前記開口
に、その開口を開閉する開閉手段が設けられている点に
ある。
【0006】
【作用】本発明の特徴構成によれば、冷房、暖房等の通
常の温調運転では、ケーシングの一つの面に設けられた
受入口から温調対象気をケーシング内の導入側風路部に
導入し、排出側風路部との間の壁状体に形成した開口の
開閉手段を全閉状態に操作して、導入した温調対象気の
全量をU字状の流路に沿って排出側風路部に通風させ
る。そして、温調用熱交換器にて温調状態を調整した温
調対象気を、同じくケーシングの一つの面に設けられた
送出口から温調対象域に対して供給する。
【0007】又、中間期(例えば、梅雨時等)における
除湿運転では、壁状体に形成した開口の開閉手段を全閉
と全開の中間状態に操作し、上記受入口からケーシング
内の導入側風路部に導入した温調対象気(例えば全量高
湿状態の外気である)の一部を、上記開口を通過させて
排出側風路部の温調用熱交換器の下流側部分であって且
つ温調用熱交換器の最下流側端部よりも上流側の風路部
分に通風させる。一方、残りの温調対象気をU字状の流
路に沿って排出側風路部に通風させて温調用熱交換器に
て除湿及び冷却温調させる。そして、上記開口を通過し
て排出側風路部に通風させた高湿状態の温調対象気と、
温調用熱交換器にて除湿及び冷却温調された温調対象気
とを混合して低湿度且つ適温に調整し、その調整された
温調対象気を送出口から温調対象域に対して供給する。
【0008】又、中間期(例えば、冬から春にかけての
期間等)における外気冷房運転では、壁状体に形成した
開口の開閉手段を全開状態に操作し、上記受入口からケ
ーシング内の導入側風路部に導入した温調対象気(例え
ば全量低温状態の外気である)を、上記開口を通過させ
て排出側風路部の温調用熱交換器の下流側部分であって
且つ温調用熱交換器の最下流側端部よりも上流側の風路
部分に通風させる。そして、上記開口を通過して排出側
風路部に通風させた低温状態の温調対象気を送出口から
空調対象域に対して供給する。
【0009】
【発明の効果】本発明の特徴構成によれば、中間期にお
ける除湿運転及び外気冷房運転を可能とするために必要
なバイパス用の風路手段を装置内部に配置しているの
で、従来のように装置外部に設けるものに比べて、空調
設備設置時における施工の手間を少なくすることができ
る。同時に、上記バイパス用の風路手段が温調用熱交換
器の最下流側端部よりも上流側の風路部分に設けられる
ので、例えば、温調用熱交換器が設置される排出側風路
部を下流側に延長してその延長部に設けるもの(例え
ば、排出側風路部が上向きに配置されている場合にケー
シングの上部側に形成した別の風路部に上記バイパス用
の風路手段を設けるもの)では装置の大きさが大きくな
るのに対して、装置の大きさはバイパス用の風路手段を
設けたことによって増加せず、従って、空調装置の大型
化も回避できるものとなる。
【0010】
【実施例】次に、本発明をセパレート型のヒートポンプ
式空調装置に適用した場合の実施例について説明する。
【0011】上記空調装置は、例えば、インテリジェン
トビル等における空調設備として使用されるものであっ
て、図5に示すように、渡り冷媒配管1a,1b,1c
により互いに接続する室内ユニット2aと室外ユニット
2bとに機体を分割して配置してある。そして、空調対
象域であるインテリアゾーンI及びペリメータゾーンP
からの還気Ri,Rpと、外部より取り入れた外気OA
とを混合した後、その混合気を温調対象気として室内ユ
ニット2a内に取り入れ、その温調対象気を各ゾーン
I,Pに対する給気Si,Spとして各別に温度調整し
て各ゾーンI,Pに供給している。尚、上記還気Ri,
Rpの一部は排気EAとして外部に排出され、外気混合
及び一部還気排出により冷暖房と併せて各ゾーンI,P
に換気を施すようにしている。
【0012】室内ユニット2aには、インテリアゾーン
Iへの給気Siを温度調整する第1温調用熱交換器8a
及びペリメータゾーンPへの給気Spを温度調整する第
2温調用熱交換器8bの2つの温調用熱交換器が、温調
対象気の温調状態を各別に調整できるように装備され、
又、各ゾーンI,Pへの給気Si,Spを夫々加湿する
第1及び第2加湿器17a,17b、各ゾーンI,Pへ
の給気Si,Spを送出する通風用の給気ファン9a,
9b、第1及び第2電子膨張弁ex1,ex2、及び、
第2電磁弁v2が設けられている。一方、室外ユニット
2bには、室内ユニット2a側の温調用熱交換機8a,
8bとの間で冷媒循環させる圧縮機Cm、及び室外用熱
交換器8cが装備され、又、第1電磁弁v1、逆止弁v
s、四方弁vc、アキュムレータac、及び、室外用熱
交換器8cに対して放・吸熱対象となる屋外気を通風す
るファン9cが設けられている。
【0013】前記圧縮機Cm、室内ユニット側及び室外
ユニット側の各熱交換器8a,8b,8c、第1及び第
2電子膨張弁ex1,ex2、並びに、アキュムレータ
acを主要構成装置とするヒートポンプ回路Hは、上記
の四方弁vcと第1及び第2電磁弁v1,v2との切り
換えをもって、暖房運転、冷房運転、冷暖並列運転を選
択実施できるようにしてあり、暖房運転では両ゾーン
I,Pに暖房を施し、又、冷房運転では両ゾーンI,P
に冷房を施すのに対し、冷暖並列運転ではインテリアゾ
ーンIに対する冷房とペリメータゾーンPに対する暖房
とを同時に行えるようにしてある。又、後述のように、
中間期(例えば、梅雨時等)における除湿運転及び中間
期(例えば、冬から春にかけての期間等)における外気
冷房を行うこともできるようになっている。
【0014】前記室内ユニット2aは、図1〜図4
(尚、図2、図3は、夫々図1のA−A断面、B−B断
面を示す)に示すように、直方体形状のケーシング3を
外壁体にして構成され、そのケーシング3の一つの面で
ある上面側に、前記温調対象気の受入口4a及び送出口
5aが設けられている。ケーシング3内に、前記受入口
4aからの温調対象気を導入する導入側風路部4と前記
送出口5aへ温調対象気を排出する排出側風路部6aと
を備えるU字状の流路Mが、前記両風路部4,6aを壁
状体3aにて仕切る状態で形成されている。そして、前
記排出側風路部6aに、前記第1温調用熱交換器8a
が、前記両風路部4,6aの並置方向(図1の左右方
向)視において左右に傾斜し、且つ、排出側風路部6a
を横断した姿勢で配置されている(図3参照)。
【0015】前記壁状体3aの下部側位置には、前記流
路Mを形成するための第2開口11bが設けられてい
る。又、前記壁状体3aの上部側位置には、前記導入側
風路部4と、前記排出側風路部6aの前記第1温調用熱
交換器8aの下流側部分であって、且つ、前記第1温調
用熱交換器8aの最下流側端部よりも上流側の風路部分
とを連通する第1開口11aが形成され、その第1開口
11aに、その開口11aを開閉する開閉手段としての
風量調節用のダンパ12が設けられている。
【0016】又、前記第1温調用熱交換器8aに隣接し
て前記第2温調用熱交換器8bが配置され、この第2温
調用熱交換器8bに前記流路Mから分流された温調対象
気を通風させるように第2排出側風路部6bが形成さ
れ、その温調された温調対象気を送出する送出口5bが
ケーシング3の上面側に設けられている。尚、第2排出
側風路部6bの下方側空間は、前記排出側風路部6bの
下方側空間と連通状態になっている。又、前記第1開口
11a及び第2開口11bの前面側には、夫々除塵用の
フィルター7a,7bが配置され、前記排出側風路部6
bと第2排出側風路部6bの上部側には、前記給気ファ
ン9a,9b、及び、駆動用のモータ10a,10bが
設置されている。
【0017】次に、暖房運転、冷房運転、冷暖並列運転
の運転状態の切り換え制御について、冷房運転を一例と
して図5に基づいて説明する。尚、これらの運転時に
は、前記ダンパ12は全閉状態に調節されて、前記受入
口4aから導入された温調対象気の全量が下側の第2開
口11bを通過して前記排出側風路部6a及び第2排出
側風路部6bに通風され、各別に温湿度調整された調整
空気が、夫々の送出口5a,5bよりインテリアゾーン
Iに対する給気Si及びペリメータゾーンPに対する給
気Spとして排出される。
【0018】(冷房運転)冷房運転では、図5に示すよ
うに、第1電磁弁v1を閉弁し、かつ、第2電磁弁v2
を開弁するとともに、四方弁vcを冷房側切り換え状態
(図の状態)として圧縮機Cmを運転し、圧縮機Cmか
ら吐出される高圧冷媒ガス(図中、黒塗りの太線で示
す)を室外用熱交換器8cに供給することで、室外用熱
交換器8cを凝縮器機能させて屋外気に対して放熱させ
る。
【0019】室外用熱交換器8cから送出される凝縮冷
媒液(図中、ハッチングを施した太線で示す)は渡り冷
媒配管1aを介して室内ユニット2aに戻し、この戻り
冷媒液を分流して、前記第1及び第2電子膨張弁ex
1,ex2を通過させたのち各分流を前記第1及び第2
温調用熱交換器8a,8bに供給することで、前記第1
及び第2温調用熱交換器8a,8bの両方を蒸発器機能
させて各給気Si,Spを冷却温調する。そして、第1
及び第2温調用熱交換器8a,8bの夫々から送出され
る低圧冷媒ガス(図中、白抜きの太線で示す)を合流さ
せて、アキュムレータacを介して圧縮機Cmに吸入さ
せる。
【0020】尚、詳述はしないが、暖房運転では、第1
及び第2温調用熱交換器8a,8bの両方を凝縮器機能
させて各給気Si,Spを加熱温調する一方、室外用熱
交換器8cを蒸発器機能させて屋外気から吸熱する。
又、冷暖並列運転では、例えば、第1温調用熱交換器8
aを蒸発器機能させてインテリアゾーンIへの給気Si
を冷却温調するとともに、第2温調用熱交換器8bを凝
縮器機能させてペリメータゾーンPへの給気Spを加熱
温調し、同時に、室外用熱交換器8cを凝縮器機能させ
て屋外気に対し放熱させる。
【0021】次に、前記中間期における除湿運転及び外
気冷房運転について説明する。 (中間期における除湿運転)中間期における除湿運転で
は、前記第1温調用熱交換器8aを蒸発器機能させるよ
うにヒートポンプ回路Hを切り換える。又、前記受入口
4aから導入される温調対象気の全量が外気OAとなる
ように外部の風路切り換え手段(図示しない)を操作し
(従って、インテリアゾーンI及びペリメータゾーンP
からの還気Ri,Rpは全量排気EAとして外部に排出
される)、且つ、この導入温調対象気の一部が下側の第
2開口11bを通過して前記第1温調用熱交換器8aに
て冷却温調されるとともに、導入温調対象気の残りが前
記ダンパ12を通過して第1温調用熱交換器8aの下流
側風路部分に通風するように、前記ダンパ12を全閉と
全開の中間状態に調節する。尚、第2温調用熱交換器8
bは、ペリメータゾーンP側の温調条件に応じて、蒸発
器機能あるいは凝縮器機能させる。以上により、第1温
調用熱交換器8aにて冷却温調された低湿度の温調対象
気と、第1温調用熱交換器8aの下流側風路部分に直接
通風された温調対象気(中間期、例えば梅雨時の外気O
Aそのものであり、湿度が極めて高い)とが混合され
て、湿度及び温度が適度に調整された調整空気が得ら
れ、この調整空気がインテリアゾーンIに対する給気S
iとして排出される。
【0022】(中間期における外気冷房運転)中間期に
おける外気冷房運転では、前記第1温調用熱交換器8a
の熱交換機能を停止する、即ち、ヒートポンプ回路Hを
作動しない。そして、上記中間期における除湿運転の場
合と同様に前記受入口4aから導入される温調対象気の
全量が外気OAとなるように外部の風路切り換え手段
(図示しない)を操作し、且つ、この導入温調対象気が
前記ダンパ12を通過して第1温調用熱交換器8aの下
流側風路部分に通風するように、前記ダンパ12を全開
状態に調節する。以上により、例えば、冬から春にかけ
ての中間期においては外気OAは比較的温度が低い(湿
度も適度な値である)が、その温度が低い外気OAを直
接インテリアゾーンIに対する給気Siとして排出する
ことで冷房を行うことができる。
【0023】〔別実施例〕上記実施例では、本発明を、
ヒートポンプ回路Hが、室内ユニット2a側の2つの温
調用熱交換器8a,8b及び室外ユニット2b側の室外
用熱交換器8cにわたって冷媒を循環させる1個のヒー
トポンプ回路を使用した空調装置に適用した場合につい
て例示したが、これ以外に、例えば、室内ユニット2a
側の2つの温調用熱交換器8a,8bに夫々対応させて
室外ユニット2b側に2つの室外用熱交換器を設け、各
温調用熱交換器8a,8bと各室外用熱交換器の間で各
別に冷媒循環させる2個のヒートポンプ回路を使用した
空調装置に適用するものでもよい。
【0024】又、温調対象気を温調させる熱交換器は、
ヒートポンプ回路Hによるもの以外に、例えば、加熱し
た湯を配管を通して循環させるようにしたものでもよ
い。
【0025】上記実施例では、温調対象気の受入口4a
及び送出口5aを設けるケーシング3の一つの面を、ケ
ーシング3の上面側に構成したものを例示したが、ケー
シング3の上面側ではなく、例えば、ケーシング3の下
面側や左右の側面側に構成してもよい。
【0026】上記実施例では、導入側風路部4から2つ
の温調用熱交換器のうちの1つの温調用熱交換器(第1
温調用熱交換器8a)の下流側風路部分に開口11aに
よって直接温調対象気を通風させるものについて例示し
たが、同様に、もう1つの温調用熱交換器(第2温調用
熱交換器8b)の排出側風路部6bを壁状体によって導
入側風路部4と仕切り、この壁状体に設けた開口によっ
てもう1つの温調用熱交換器(第2温調用熱交換器8
b)の下流側風路部分にも直接温調対象気を通風させ
て、その空調対象域(ペリメータゾーンP)に対して
も、前述の中間期における除湿運転及び外気冷房運転が
行えるように構成してもよい。
【0027】上記実施例では、排出側風路部6aに設置
される温調用熱交換器8aが、前記両風路部4,6aの
並置方向視において、温調用熱交換器8aの上部側が装
置正面から見て奥側に位置する状態で左右に傾斜した姿
勢となるものを例示したが、逆に、温調用熱交換器8a
の上部側が装置正面から見て手前側に位置する状態で左
右に傾斜した姿勢となるものでもよい。
【0028】上記実施例では、開口11aを開閉する開
閉手段を、風量調節用のダンパ12にて構成したものを
例示したが、開閉手段12の構成はこれに限らない。
【0029】上記実施例では、開口11aを矩形形状に
構成したものを例示したが、開口11aの形状はこれに
限らず、例えば、台形形状や三角形状に構成してもよ
い。
【0030】上記実施例では、温調対象気として、室内
側の空調対象域へ供給する温湿度調整された室内気を対
象とするものを例示したが、温調対象気としては、これ
に限らず、例えば、室外側の熱交換器が放吸熱対象とす
る屋外気を温調対象気とするものにも適用できる。
【0031】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするため符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】室内ユニットの正面構造図
【図2】室内ユニットの左側面構造図
【図3】室内ユニットの右側面構造図
【図4】室内ユニットの平面図
【図5】冷房運転及び中間期における除湿運転状態を示
す冷媒回路図
【符号の説明】
3 ケーシング 4a 受入口 5a 送出口 4 導入側風路部 6a 排出側風路部 M 流路 3a 壁状体 8a 温調用熱交換器 11a 開口 12 開閉手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠原 正明 栃木県宇都宮市平出工業団地28 クボタ トレーン株式会社 栃木工場内 審査官 冨岡 和人 (56)参考文献 特開 平5−306802(JP,A) 特開 平4−32635(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 3/00 F24F 3/044

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング(3)の一つの面に、温調対
    象気の受入口(4a)及び送出口(5a)が設けられ、
    前記ケーシング(3)内に、前記受入口(4a)から温
    調対象気を導入する導入側風路部(4)と前記送出口
    (5a)へ温調対象気を排出する排出側風路部(6a)
    とを備えるU字状の流路(M)が、前記両風路部(4,
    6a)を壁状体(3a)にて仕切る状態で形成され、前
    記排出側風路部(6a)に、温調用熱交換器(8a)
    が、前記両風路部(4,6a)の並置方向視において左
    右に傾斜し、且つ、前記排出側風路部(6a)を横断し
    た姿勢で設置された空調装置であって、 前記壁状体(3a)に、前記導入側風路部(4)と、前
    記排出側風路部(6a)の前記温調用熱交換器(8a)
    の下流側部分であって、且つ、前記温調用熱交換器(8
    a)の最下流側端部よりも上流側の風路部分とを連通す
    る開口(11a)が形成され、 前記開口(11a)に、その開口(11a)を開閉する
    開閉手段(12)が設けられている空調装置。
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