JP3027384B1 - 蓄熱型空調システム及びその運転方法 - Google Patents

蓄熱型空調システム及びその運転方法

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JP3027384B1
JP3027384B1 JP11199792A JP19979299A JP3027384B1 JP 3027384 B1 JP3027384 B1 JP 3027384B1 JP 11199792 A JP11199792 A JP 11199792A JP 19979299 A JP19979299 A JP 19979299A JP 3027384 B1 JP3027384 B1 JP 3027384B1
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Abstract

【要約】 【課題】 夜間に蓄熱運転を行いながら必要な被空調エ
リアに対しても随時空調運転ができるようにし、24時
間稼働の事務所ビル等に対しての蓄熱型空調システムの
導入を可能とし、より一層の電力平準化と空調エネルギ
ーコストの低減化を実現できる蓄熱型空調システム及び
その運転方法を提供する。 【解決手段】 被空調エリアのペリメータゾーン2に非
蓄熱型空気調和装置4を設置し、その他のインテリアゾ
ーン3に蓄熱型空気調和装置5を設置すると共に、それ
ぞれの空気調和装置4、5の室内機9、15の空気吹き
出しダクト11、17に第1ダンパ19及び第2ダンパ
20を設け、上記非蓄熱型空気調和装置4の室内機9の
空気吹き出しダクト11に設けた第1ダンパ19の上流
側と上記蓄熱型空気調和装置5の室内機15の空気吹き
出しダクト17に設けた第2ダンパ20の下流側との間
に第3ダンパ21を備えたバイパスダクト22を設けた
蓄熱型空調システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、安価な深夜電力を
利用して夜間に氷蓄熱型、躯体蓄熱型等の蓄熱型空気調
和装置を運転して蓄熱し、この蓄熱を空調負荷の高い昼
間の空調に利用することによって、電力負荷の平準化と
空調エネルギーコストの低減化を図るようにした蓄熱型
空調システム及びその運転方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】氷蓄熱型や躯体蓄熱型等の蓄熱パッケー
ジエアコンと称する蓄熱型空気調和装置を用いた空調シ
ステムの場合、安価な深夜電力を利用して夜間に蓄熱運
転を行い、この熱を利用して空調負荷の高い昼間に蓄熱
空調運転を行うことにより、特に夏場における電力のピ
ークカットを実現し電力負荷の平準化と空調エネルギー
コストの低減化を期待することができる。しかしなが
ら、蓄熱型空気調和装置の場合、蓄熱運転を行う必要が
あることから、夜間の所定時刻例えば22時になると蓄
熱運転に切替えなければならず、これによって室内機の
運転が強制的に停止されてしまうため、蓄熱型空気調和
装置を設置した被空調エリアでは、同時刻以降は空調が
できなくなる問題がある。
【0003】一方、近年の経済グローバル化に伴って事
務所ビルでは、深夜においても空調運転ができる空調シ
ステムが導入されていることを入居条件とするテナント
が増加している。このような社会的ニーズに対して、上
記のような蓄熱型空調システムでは十分な対応ができな
いため、深夜の空調が必要な事務所ビルにおいては、随
時空調運転ができる非蓄熱型の空気調和装置を設置して
いるのが実情であり、蓄熱型空調システムにおける上記
のメリットを十分に生かし切れていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の問題
に対処するためになされたものであり、その第一の課題
は、夜間に蓄熱運転時を行いながら必要な被空調エリア
に対しても随時空調運転ができる蓄熱型空調システム及
びその運転方法を提供することにある。また、本発明の
もう一つの課題は、上記によって24時間稼働の事務所
ビルに対しての蓄熱型空調システムの導入を可能とし、
より一層の電力平準化と空調エネルギーコストの低減化
を実現することにある。本発明の更なる課題は、今後増
加が予測される躯体蓄熱空調にも適用できる蓄熱型空調
システム及びその運転方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ため、本発明にかかる蓄熱型空調システムは、被空調エ
リアのペリメータゾーンに非蓄熱型空気調和装置を設置
し、その他のインテリアゾーンに蓄熱型空気調和装置を
設置すると共に、それぞれの空気調和装置の室内機の空
気吹き出しダクトに第1ダンパ及び第2ダンパを設け、
上記非蓄熱型空気調和装置の室内機の空気吹き出しダク
トに設けた第1ダンパの上流側と上記蓄熱型空気調和装
置の室内機の空気吹き出しダクトに設けた第2ダンパの
下流側との間に第3ダンパを備えたバイパスダクトを設
けたことを特徴とするもので、かかる蓄熱型空調システ
ムによると、夜間の所定時刻に蓄熱型空気調和装置が蓄
熱運転に入りインテリアゾーン側に設置した蓄熱型空気
調和装置の室内機の運転が停止しても、ペリメータゾー
ンに設置した非蓄熱型空気調和装置の室内機からの吹き
出し空気をバイパスダクトを介してインテリアゾーン側
へ供給することにより、夜間の蓄熱運転中においても必
要に応じてインテリアゾーンを空調することができるよ
うになる。
【0006】また、本発明にかかる蓄熱型空調システム
は、上記の蓄熱型空調システムにおいて、上記蓄熱型空
気調和装置の室内機の空気吹き出しダクトに設けた上記
第2ダンパの上流側に第4ダンパを介して躯体蓄熱体へ
の空気吹き出しダクトを設けたことを特徴とするもので
あり、かかる空気吹き出しダクトを設けることによっ
て、蓄熱型空気調和装置の蓄熱運転終了後に第4ダンパ
を切替え、蓄熱型空気調和装置の室内機からの吹き出し
空気を躯体蓄熱体への空気吹き出しダクトに導いて躯体
蓄熱運転を行い、躯体蓄熱空調にも利用することができ
るようになる。
【0007】更に、本発明にかかる蓄熱型空調システム
の運転方法は、上記の蓄熱型空調システムを用い、昼間
の蓄熱空調運転時には、上記第1ダンパ及び第2ダンパ
を開とし、上記第3ダンパを閉としてペリメータゾーン
及びインテリアゾーンの空調運転を行い、深夜の蓄熱運
転時には、上記第2ダンパを閉として上記蓄熱型空気調
和装置の蓄熱運転を行いながら、必要に応じて上記第1
ダンパを閉、第3ダンパを開として上記非蓄熱型空気調
和装置の室内機からの吹き出し空気を上記バイパスダク
トを介してインテリアゾーン側に供給し、同インテリア
ゾーンを空調することを特徴とするものであり、これに
よって夜間蓄熱型空気調和装置が蓄熱運転中の時間帯に
おいても、必要に応じて蓄熱型空気調和装置を設置した
インテリアゾーン側の空調を行うことができ、蓄熱型空
調システムでありながら深夜を含めた24時間の空調運
転ニーズに十分対応することができるようになる。
【0008】また、本発明にかかる蓄熱型空調システム
の運転方法は、上記の蓄熱型空調システムの運転方法に
おいて、上記蓄熱運転終了後に上記第4ダンパを切替
え、上記蓄熱型空気調和装置の室内機からの吹き出し空
気を躯体蓄熱体への空気吹き出しダクト側に導き、躯体
蓄熱運転を行うことを特徴とするものであり、これによ
って躯体蓄熱体に対しての蓄熱を行い、この熱を昼間の
躯体蓄熱空調運転にも利用し空調効果を高めることがで
きる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図1乃
至図5に基づいて説明する。図1は本発明にかかる蓄熱
型空調システムを設置した事務所ビルの基準階とその被
空調エリアのゾーニングの一例を示す平面図、図2は図
1のA部を拡大した平面図、図3は本発明の実施形態に
かかる蓄熱型空調システムの構成とその昼間における蓄
熱空調運転時の状態を示す側面図、図4は同システムの
夜間における蓄熱運転時の状態を示す側面図、図5は同
システムの夜間における躯体蓄熱運転時の状態を示す側
面図である。
【0010】図中において、1は本発明にかかる蓄熱型
空調システムを設置する事務所ビルの基準階を示し、そ
の被空調エリアを斜線を施したペリメータゾーン2とそ
の他のインテリアゾーン3とにゾーニングしている。そ
して上記のペリメータゾーン2に非蓄熱型の空気調和装
置4を設置し、インテリアゾーン3に氷蓄熱型や躯体蓄
熱型等の蓄熱型空気調和装置5を設置して被空調エリア
全体の蓄熱型空調システムを構成している。
【0011】非蓄熱型空気調和装置4は、屋上6に設置
された室外機7とスラブ下空間8に設置された室内機9
とからなり、ペリメータゾーン2の被空調エリアから吸
い込み口10、スラブ下空間8を経て室内機9に吸い込
まれた空気を同室内機9で温度調整し、その吹き出し空
気をダクト11を介してペリメータゾーン2に配設され
た複数の吹き出し口12から被空調エリアに吹き出すこ
とによって、ペリメータゾーン2を空調できるように構
成されたものであり、ペリメータゾーン2に沿ってその
全領域をカバーできるよう複数台設置されている。
【0012】また、蓄熱型空気調和装置5は、屋上6に
設置された室外機13及び氷蓄熱槽14とスラブ下空間
8に設置された室内機15とからなり、夜間の所定時間
帯に室内機15を停止し、室外機13を運転して氷蓄熱
槽14内の水を冷却することによって、氷蓄熱槽14内
に氷を生成して蓄熱する蓄熱運転と、昼間の任意の時間
帯に室内機15を運転し、氷蓄熱槽14に蓄えられた氷
の冷熱を利用して空調する蓄熱空調運転との切替え運転
ができ、昼間の蓄熱空調運転時にインテリアゾーン3の
被空調エリアから吸い込み口16、スラブ下空間8を経
て室内機15に吸い込んだ空気を同室内機15で温度調
整し、その吹き出し空気をダクト17を介してインテリ
アゾーン3に配設された複数の吹き出し口18から被空
調エリア内に吹き出すことによって、インテリアゾーン
3を空調できるように構成されたものであり、インテリ
アゾーン3の全領域をカバーできるよう複数台設置され
ている。なお、上記した蓄熱型空気調和装置5として
は、色々な方式のものが提案されているが、本発明の場
合、いずれの方式のものでも使用することができる。
【0013】一方、上記のように設置した複数台の非蓄
熱型空気調和装置4と蓄熱型空気調和装置5の中の特定
の非蓄熱型空気調和装置4の室内機9と蓄熱型空気調和
装置5の室内機15とをペアとし、図2に示すように室
内機9の空気吹き出しダクト11に第1ダンパ19を設
けると共に、室内機15の空気吹き出しダクト17に第
2ダンパ20を設け、両空気吹き出しダクト11、17
の第1ダンパ19の上流側と第2ダンパ20の下流側と
の間に第3ダンパ21を備えたバイパスダクト22を設
けることによって、非蓄熱型空気調和装置4の室内機9
と蓄熱型空気調和装置5の室内機15とを接続して構成
し、蓄熱型空気調和装置5が蓄熱運転をしている時間帯
においても、ペリメータゾーン2に設置した非蓄熱型空
気調和装置4を利用してインテリアゾーン3を空調でき
るようにしている。
【0014】更に、蓄熱型空気調和装置5の室内機15
の空気吹き出しダクト17中に設けた第2ダンパ20の
上流側に第4ダンパ23を設け、この第4ダンパ23を
介して空気吹き出しダクト24を接続し、スラブ等から
なる躯体蓄熱体25に対しての躯体蓄熱ができるように
構成することによって、躯体蓄熱方式を併用できるよう
にしている。
【0015】しかして、上記の実施形態において、昼間
の時間帯(ここでは8時から22時までとする。)は、
図3に示すようにペリメータゾーン2については非蓄熱
型空気調和装置4を運転し、同ペリメータゾーン2の空
気を吸い込み口10、スラブ下空間8を経て室内機9に
吸い込んで温度調整した後、その吹き出し空気をダクト
11を介してペリメータゾーン2に配設されている複数
の吹き出し口12から被空調エリア内に吹き出すことに
よって、ペリメータゾーン2を空調することができる。
【0016】また、インテリアゾーン3については蓄熱
型空気調和装置5を用い、夜間の蓄熱運転で氷蓄熱槽1
4に蓄えられた氷の冷熱を利用して蓄熱空調運転を行
い、同インテリアゾーン3の空気を吸い込み口16、ス
ラブ下空間8を経て室内機15に吸い込んで温度調整し
た後、その吹き出し空気をダクト17を介してインテリ
アゾーン3に配設された複数の吹き出し口18から被空
調エリア内に吹き出すことによって、インテリアゾーン
3を空調することができる。
【0017】なお、この8時から22時までの時間帯に
おいては、バイパスダクト22中の第3ダンパ21は閉
じられており、バイパスダクト22中を空気が流れるこ
とはない。また、夜間に躯体蓄熱運転が実施され、躯体
蓄熱体25に対して蓄熱されておれば、その熱が躯体蓄
熱体25からスラブ下空間8内に放熱されるため、昼間
の蓄熱空調運転時には躯体蓄熱空調運転を併用して空調
することができる。
【0018】一方、昼間の時間帯である22時を過ぎる
と、図4に示すように蓄熱型空気調和装置5では安価な
深夜電力を利用した蓄熱運転が開始される。この蓄熱運
転はここでは夜間の22時から3時まで行われ、この間
は蓄熱型空気調和装置5の室内機9の運転は自動的に停
止され、室外機13と氷蓄熱槽14との間で氷蓄熱槽1
4内の水を冷却することにより氷を生成して蓄熱する蓄
熱運転が行われる。このため、蓄熱型空気調和装置5の
室内機9を用いてインテリアゾーン3を空調することが
できなくなる。
【0019】そこで、蓄熱運転をしている深夜にインテ
リアゾーン3を空調する必要が生じた場合、空気吹き出
しダクト11、17に設けられている第1ダンパ19及
び第2ダンパ20を閉じ、バイパスダクト22中の第3
ダンパ21を開いた状態として、非蓄熱型空気調和装置
4の室内機9で温度調整された空気を空気吹き出しダク
ト11、バイパスダクト22及び空気吹き出しダクト1
7を経てインテリアゾーン3に配設された複数の吹き出
し口18から被空調エリア内に吹き出すことにより、夜
間の蓄熱運転時においても必要に応じてインテリアゾー
ン3を空調することができるようにしているため、24
時間の空調運転ニーズに対応することができる。
【0020】なお、上記した第1ダンパ19、第2ダン
パ20及び第3ダンパ21の切替えは、あらかじめ設定
されている遠隔操作装置からの遠隔信号によって自動的
に切り替えるか、あるいは手元のコントローラを手動操
作することにより切り替えるかのいずれであってもよ
い。また、第1ダンパ19、第3ダンパ21は常に逆動
作(一方が開の時は他方は閉)となるため、空気の流れ
を1つのダンパで切替が可能な切替ダンパDとして合体
することが可能である。同じく第2ダンパ20、第4ダ
ンパ23も上記切替ダンパDとしてもよい(図3、4、
5参照)。更に、上記の蓄熱運転は、例えば夜間の22
時から3時まで行われるが、この氷蓄熱運転終了後の3
時から8時までの間、図5に示すように蓄熱型空気調和
装置5の室内機15を運転し、空気吹き出しダクト17
中の第4ダンパ23を空気吹き出しダクト24側に切り
替え、室内機15からの吹き出し空気をダクト24側に
導き、スラブ等からなる躯体蓄熱体25に対して吹き付
けることによって躯体蓄熱運転を行うことができ、この
躯体蓄熱を昼間の蓄熱空調運転に併用することによって
空調効果をより高めることができる。
【0021】また、この躯体蓄熱運転の間も上記と同様
にしてインテリアゾーン3を空調できることは勿論であ
る。従って、上記の実施形態によると、蓄熱型空気調和
装置5を設置した場合において、夜間にその蓄熱運転を
行っている時間帯でも必要に応じて蓄熱型空気調和装置
5を設置したゾーンを随時空調することができるため、
24時間稼働の事務所ビル等に対しても蓄熱型空調シス
テムを導入し、24時間の空調運転を行うことができる
ようになる。
【0022】このため、蓄熱型空調システムのメリット
を十分に発揮させることができ、夏場の電力ピークカツ
ト等による、より一層の電力平準化と空調エネルギーコ
ストの低減化を図ることができる。また、上記のような
蓄熱型空調システムをダクトとダンパを追加するだけの
比較的簡単な構造の変更により容易に実現することがで
きると共に、今後増加が予測される躯体蓄熱空調方式に
ついても、ダクトとダンパの追加によって容易に採用す
ることができ、空調効果の一層の向上に繋げることがで
きる。
【0023】
【発明の効果】以上に詳細に説明したように、本発明に
かかる蓄熱型空調システム及びその運転方法によると、
蓄熱型空気調和装置を設置しても24時間の空調運転を
実現することができるため、24時間稼働の事務所ビル
等に対しても蓄熱型空気調和装置の設置が可能となり、
蓄熱型空気調和装置のメリットを十分に生かし、電力の
ピークカツト等による、より一層の電力平準化と空調エ
ネルギーコストの低減化を達成することができると共
に、今後増加が予測される躯体蓄熱空調の採用をも容易
化し、空調効果の一層の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる蓄熱型空調システムを設置した
事務所ビルの基準階とその被空調エリアのゾーニングの
一例を示す平面図である。
【図2】図1におけるA部を拡大した平面図である。
【図3】本発明の実施形態にかかる蓄熱型空調システム
の構成とその昼間における蓄熱空調運転時の状態を示す
側面図である。
【図4】図3に示した蓄熱型空調システムの夜間におけ
る蓄熱運転時の状態を示す側面図である。
【図5】図3に示した蓄熱型空調システムの夜間におけ
る躯体蓄熱運転時の状態を示す側面図である。
【符号の説明】
2…ペリメータゾーン、3…インテリアゾーン、4…非
蓄熱型空気調和装置、5…蓄熱型空気調和装置、7…室
外機、9…室内機、11…空気吹き出しダクト、13…
室外機、14…氷蓄熱槽、15…室内機、17…空気吹
き出しダクト、19…第1ダンパ、20…第2ダンパ、
21…第3ダンパ、22…バイパスダクト、23…第4
ダンパ、24…空気吹き出しダクト、25…躯体蓄熱体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 11/04 F24F 11/02 102

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被空調エリアのペリメータゾーンに非蓄
    熱型空気調和装置を設置し、その他のインテリアゾーン
    に蓄熱型空気調和装置を設置すると共に、それぞれの空
    気調和装置の室内機の空気吹き出しダクトに第1ダンパ
    及び第2ダンパを設け、上記非蓄熱型空気調和装置の室
    内機の空気吹き出しダクトに設けた第1ダンパの上流側
    と上記蓄熱型空気調和装置の室内機の空気吹き出しダク
    トに設けた第2ダンパの下流側との間に第3ダンパを備
    えたバイパスダクトを設けたことを特徴とする蓄熱型空
    調システム。
  2. 【請求項2】 上記蓄熱型空気調和装置の室内機の空気
    吹き出しダクトに設けた上記第2ダンパの上流側に第4
    ダンパを介して躯体蓄熱体への空気吹き出しダクトを設
    けたことを特徴とする請求項1に記載の蓄熱型空調シス
    テム。
  3. 【請求項3】 昼間の蓄熱空調運転時には、上記第1ダ
    ンパ及び第2ダンパを開とし、上記第3ダンパを閉とし
    てペリメータゾーン及びインテリアゾーンの空調運転を
    行い、深夜の蓄熱運転時には、上記第2ダンパを閉とし
    て上記蓄熱型空気調和装置の蓄熱運転を行いながら、必
    要に応じて上記第1ダンパを閉、第3ダンパを開として
    上記非蓄熱型空気調和装置の室内機からの吹き出し空気
    を上記バイパスダクトを介してインテリアゾーン側に供
    給し、同インテリアゾーンを空調することを特徴とする
    請求項1に記載の蓄熱型空調システムの運転方法。
  4. 【請求項4】 上記蓄熱運転終了後に上記第4ダンパを
    切替え、上記蓄熱型空気調和装置の室内機からの吹き出
    し空気を躯体蓄熱体への空気吹き出しダクトに導き、躯
    体蓄熱運転を行うことを特徴とする請求項3に記載の蓄
    熱型空調システムの運転方法。
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