JPS644910B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS644910B2
JPS644910B2 JP56069265A JP6926581A JPS644910B2 JP S644910 B2 JPS644910 B2 JP S644910B2 JP 56069265 A JP56069265 A JP 56069265A JP 6926581 A JP6926581 A JP 6926581A JP S644910 B2 JPS644910 B2 JP S644910B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sided
web
machine
double
corrugated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56069265A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS576748A (en
Inventor
Ei Batoraa Junia Richaado
Kurorii Batsukii
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Butler Automatic Inc
Original Assignee
Butler Automatic Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Butler Automatic Inc filed Critical Butler Automatic Inc
Publication of JPS576748A publication Critical patent/JPS576748A/ja
Publication of JPS644910B2 publication Critical patent/JPS644910B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B31MAKING ARTICLES OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER; WORKING PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
    • B31FMECHANICAL WORKING OR DEFORMATION OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
    • B31F1/00Mechanical deformation without removing material, e.g. in combination with laminating
    • B31F1/20Corrugating; Corrugating combined with laminating to other layers
    • B31F1/24Making webs in which the channel of each corrugation is transverse to the web feed
    • B31F1/26Making webs in which the channel of each corrugation is transverse to the web feed by interengaging toothed cylinders cylinder constructions
    • B31F1/28Making webs in which the channel of each corrugation is transverse to the web feed by interengaging toothed cylinders cylinder constructions combined with uniting the corrugated webs to flat webs ; Making double-faced corrugated cardboard
    • B31F1/2831Control
    • B31F1/2836Guiding, e.g. edge alignment; Tensioning

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は段ボール紙を製造するための方法及び
装置に関し、特に段ボール紙製造組合せライン中
の片面ウエブを処理するための改良技術に関す
る。
段ボール紙製造ラインは、その最も簡単な形式
において、水平なブリツジの下方で互に間隔を置
いて設けられた所謂、片面はり合せ機と所謂、両
面はり合せ機を包含する。紙ウエブのような段ボ
ール紙用中芯は、ブリツジの下方に位置する供給
ロールから片面はり合せ機の中に入る。第2の紙
ウエブ、所謂ライナーがブリツジの下方に位置す
る第2の供給ロールから引出されて、同じく片面
はり合せ機の中に供給される。片面はり合せ機は
入つて来た中芯ウエブに蒸気を当ててからこれを
1対の波形成形用ローラの間に通し、これらの波
形成形用ローラは中芯ウエブに周知の段付きすな
わち波形の形状を付与する。次で、段付けされた
ウエブはその一方の側に形成された段の先端に糊
を塗布する糊槽を通過させられる。ライナー材料
が、一連のローラを越えて供給され、段付けされ
たウエブの糊を施された側と接触せしめられる。
こうして2つのウエブが重ね合わされ、(長さ方
向に撓むことができ、横方向に強固な)所謂片面
ウエブが片面はり合せ機から出て来る。
二重ベルト付きの、サンドイツチ式傾斜コンベ
ヤが、片面はり合せ機の上方に配設され、片面は
り合せ機によつて駆動される。このコンベヤは僅
かにオーバースピードで走行して片面ウエブに張
力を付与する。コンベヤは片面ウエブを上方に而
も片面はり合せ機から離れるように運び、次でこ
れを、ブリツジに載設され且つこのブリツジにそ
つてずつと延びて両面はり合せ機に至る水平なベ
ルトコンベヤの上に落下させる。ブリツジコンベ
ヤは傾斜コンベヤよりも遅い速度で運転されるの
で、片面ウエブがコンベヤベルト上に落下するに
つれて、片面ウエブをループ状に折り畳む。こう
してブリツジコンベヤは比較的多量の片面ウエブ
を蓄えることができる。かくてベルトコンベヤ
は、片面はり合せ機が調整時や紙交換時に減速さ
せられるときに両面はり合せ機が必要とするもの
を供給するための緩衝器、すなわち蓄積器とな
る。同じく、両面はり合せ機が減速または停止さ
せられるとき、片面はり合せ機は、正常速度で走
行し続けることができ、供給ウエブがコンベヤ上
に蓄積されることになる。ベルトコンベヤ上に片
面ウエブが蓄積されることも重要である。なぜな
らばこうすることによつて片面ウエブを接着し乾
燥するための余分の時間ができるので、段付けさ
れたウエブをライナーウエブに対し一層不変に接
着することを確実にするからである。
ベルトコンベヤを出ると、片面ウエブは下方に
引かれて両面はり合せ機の直前にある糊槽の中に
導かれ、こゝで糊が片面ウエブの露出する段部の
先端に塗布される。また、段ボール紙の裏ライナ
ーとなるウエブが、ブリツジの下方に供給ロール
から引出されて予熱器を通り両面はり合せ機に供
給される。両面はり合せ機において、準備された
片面ウエブとライナーウエブは両者を粘着するニ
ツプの所で接触せしめられ、こうして完成した段
ボール紙が形成される。段ボール紙が両面はり合
せ機を出るまでに、3枚のウエブは乾燥し、また
糊は硬化するので、重ね合わされた段ボール紙を
裁断してシートにし、事後の出荷もしくは貯蔵の
ために備えることができる。
通常の段ボール製造ラインは、ウエブを片面は
り合せ機及び両面はり合せ機に入れるに先立つ
て、これらウエブをならしたり、予熱したりする
種々のステーシヨンを又包含する。
すぐ上に述べたタイプの従来型段ボール紙製造
ラインに関する重大な問題は、ライナーウエブの
2つの層に塗布された糊の乾燥する度合には変動
があるということである。詳しく述べると、ウエ
ブの含水量及び片面ウエブに塗布された糊の乾燥
する度合はウエブが両面はり合せ機に至る途中で
ベルトコンベヤ上で費す時間の長さに依存する。
ブリツジ上のウエブの量はどんな確度をもつてし
てもこれを知ることができないので、ブリツジに
は普通過度の量のウエブが蓄積し、そのためウエ
ブが両面はり合せ機に到達するまでに相当な遅延
が生じることになる。その結果、片面ウエブは両
面はり合せ機に入る前に蒸気を当てることによつ
てならしを受けなければならない。
同じく、段ボール紙を構成するウエブの伸び
も、温度や湿度の変化及びコンベヤ上の張力の作
用していない片面段ボール紙ウエブがアコーデオ
ン風に折り畳まれて乾燥するにまかされるという
事実に基因して変化する。同じく、片面段ボール
紙ウエブ中の応力もウエブのベルトコンベヤへの
載せ方によつてその長さ方向及び幅方向にそつて
変化するのは勿論のことである。また一方では、
片面ウエブがコンベヤにそつて進むにつれて若干
収縮するということも起るかも知れない。これら
の諸要因の全てが完成品段ボール紙の長さ及び幅
方向にそつた段部、すなわち波形部分の形状の変
動及び不斉性を生じるだけでなく完成品段ボール
紙のそりを生じる。
在来の段ボール紙製造機の別の不都合な点は波
形中芯ウエブの段部に塗布される糊の量を制御す
るため、糊槽に近接する、段ボール紙製造機のロ
ールの長さ方向にそつて、一連の三ケ月状フイン
ガーが設けられているという事実に由来する。片
面はり合せ機の構造及び動作様式に基因して、こ
の製造機中の片面ウエブの縁は、ウエブの損傷を
回避するため、隣接する三ケ月状フインガーの間
になければならない。これは片面はり合せ機から
出てくるウエブが両面はり合せ機の機械中心線と
整列しないだろということを意味する。
この不整列を補償するため、ウエブが進行する
所望の行路を形成するよう配設されたベルトコン
ベヤの入口端において、1対のサイドガード、す
なわちシユーがウエブの各縁に近接して取付けら
れる。もしウエブが整列外れにあるとすれば、ど
れか1つのシユーがウエブの縁に突き当るので、
ウエブは両面はり合せ機に近づくときに幾分かは
所望の整列方向にそつて自身の進路をたどること
になる。これらのシユーは必然的に片面ウエブの
縁を圧潰させるので、両面はり合せ機から出てく
る段ボール紙はその一方の縁もしくはその両縁に
そつて欠陥を生じる。その上、これらのシユーは
ウエブの幅変更中のある時点に間隔の調節をしな
ければならないが、これが早すぎても遅すぎても
操向の失敗、すなわち圧潰したウエブが生じるこ
とになる。実際に、損傷は充分広範囲にわたつて
生じることが多いので、欠陥ウエブを除去するた
め段ボール紙の縁のトリミングを行わなければな
らない。当然のこととして、これはウエブ浪費と
経費の増大をもたらす。このトリミングができる
ようにするため、完製品の寸法よりも幅の広い紙
ウエブが使用される。
この一般型の従来装置のまた別の欠点は、片面
ウエブをベルトコンベヤ上にループ状に折り畳ん
で蓄積する様式に基因して、所定の時刻において
どれ位の量のウエブがコンベヤ上に貯えられてい
るかを適当な確度をもつて知ることができない点
にある。それ故、運転員は片面ウエブの供給量が
少な過ぎたりブリツジ上に蓄積される片面ウエブ
の量が多過ぎたりすることのないように片面はり
合せ機の運転速度を頻繁に変更しなければならな
い。
また、緩衝用に蓄積されているウエブの正確な
量を知ることができないので、たとえば別の種類
のウエブに切換えたり、段部のサイズやウエブの
幅を変更したりするとき、ウエブの浪費を回避す
るため、コンベヤベルトに載つているウエブを使
い尽すようにすることが難かしくなる。
以上述べた種々の理由の全てから、従来型の段
ボール紙製造ラインは考えられている程生産性が
高くなく又効率が高くもないと言える。またこの
種の段ボール紙製造ラインは所望する程高い品質
の段ボール紙を生産するものでもない。
従つて、本発明の目的は完全に制御された段ボ
ール紙製造装置を提供することにある。
本発明のその上の目的は高品質の段ボール紙を
製造するための方法及び装置を提供することにあ
る。
本発明の別の目的は段ボール紙の全長及び全幅
にわたつて実質的に一様な段部、すなわち波形部
分を有する段ボール紙を生産する、この型の装置
を提供することにある。
本発明の別の目的は、特に段ボール紙の幅を変
更するときにウエブの浪費が最少限度になるよう
な段ボール紙製造装置を提供することにある。
本発明の別のより特定の目的は、片面ウエブが
段ボール紙製造ラインの片面はり合わせ機の区画
から両面はり合わせ機の区画まで移動する行程に
おいてウエブの通過時間及び張力を精密に制御し
これを維持するための方法及び装置を提供するこ
とにある。
その他の諸目的については、一部は自明であ
り、一部は以下の説明から明らかとなろう。
それ故、本発明は種々の工程と1つ以上の工程
のそれ以外の各工程に対する関係を包含し、且つ
全て以下の詳細な説明中で例示される、構造、要
素の組合わせ、及び部品の配置の諸特徴を具現す
る装置を包含するものであり、本発明の範囲は特
許請求の範囲において示されよう。
本明細書はロールに巻取られたライナーウエブ
と中芯ウエブをスリツター及びスコアカツターで
幅切りして、これを選択随意の圧潰強度及び厚み
を有する完成品段ボール紙に変えるための全体装
置を提供することに関与する。本発明は高架ブリ
ツジの対向する両端において隔設された在来型の
片面はり合わせ機と従来型の両面はり合わせ機を
包含する。片面はり合わせ機は、ブリツジの下方
に配設された供給ロールから、中芯ウエブとライ
ナーウエブを引出す。片面はり合わせ機は、中芯
ウエブとライナーウエブにならし処理を施し、且
つ中芯ウエブを糊付けしてライナーウエブに接着
するに先立つて中芯ウエブに段付けを行う。従つ
て、片面はり合わせ機からはライナーウエブとこ
れに重ね合わされた波形ウエブとから成る片面ウ
エブが出てくる。片面ウエブは次でブリツジにそ
つて運ばれて両面はり合わせ機に達し、両面はり
合わせ機はブリツジの下方に配設された供給ロー
ルから別のライナーウエブの供給を受ける。両面
はり合わせ機は片面ウエブとライナーウエブにな
らし処理を施してから両者を接着し完成品段ボー
ル紙を作る。乾燥後、完成品段ボール紙はスリツ
ター及びスコアカツターで幅切りされてから、事
後の加工もしくは貯蔵のため所要長に裁断され
る。
片面ウエブを、両面はり合わせ機に至るブリツ
ジにそつて、貯え且つ運搬するためベルトコンベ
ヤを使用する代りに、そうしないで、本発明装置
は片面ウエブを、片面はり合わせ機から両面はり
合わせ機に至るまでずつと、一定の張力に維持す
るため負荷される水平型ダンサー蓄積器組立体を
利用する。もつと詳細に説明すると、ウエブは1
組の定置ローラとダンサー組立体に装着された、
水平軌道にそつて移動できる1組のローラとの間
で、行つたり来たりして輪を形成する。鎖伝動装
置が一定の力でダンサー組立体を定置ローラから
離れるように偏倚させ、この一定の力が設定され
た張力を片面ウエブに付与する。
こゝで言及して置きたいのは、段ボール紙を作
るために使用する片面ウエブにこういう風に高い
張力を加えるのは広く行われているやり方に全く
反しているということである。こうするのは、片
面ウエブが定置ローラと移動ローラの間を行つた
り来たりして輪を形成するようにさせるために
は、片面段ボール紙ウエブの段付けされた側は複
数個のそのようなローラの周囲を取巻いて係合し
なければならないからである。こうすることは片
面紙ウエブの段部を圧潰するに相違なく、そのた
めこの紙ウエブは段ボール紙の構成部分として使
用するのに不適当となるものと考えられていた。
しかし、段ボール紙の品質は段部の形状よりは
むしろ段ボール紙の端から端まで設けられる段部
の一様性に依存するということが分かつた。その
上、確定できたところによると、片面ウエブが片
面はり合わせ機と両面はり合わせ機の間で定張力
に維持されているとき、而もその張力が長さ方向
の1インチにつき約10ポンドを越えない限り、ロ
ーラに捲着するウエブの段付けされた側の係合に
よつてこれらの段部が著しく歪んだり変形したり
することはないということである。それよりもむ
しろ、段部は片面ウエブの全長及び全幅にわたつ
て一様な断面形状をとり、それによつて特に一様
な段ボール紙が得られるのである。
更に、ダンサー組立体の設定基準位置からのず
れを検出することにより、任意時刻に貯えられて
いる片面ウエブの量を監視することができる。従
つて、緩衝用蓄積は少なくてすむので、片面ウエ
ブが両面はり合わせ機に進入するまでの遅延時間
は小さくなり、そのウエブに含まれる水分及び熱
の損失も小さくなる。その結果として、両面はり
合わせ機に入れる前にウエブにならし処理を施す
ような必要がなくなる。かくして、装置が所定の
運転を行う間中、片面はり合わせ機のライン速度
とダンサー組立体の位置とを制御することによつ
て、片面ウエブのブリツジに滞留している時間を
正確に制御することができ、またそうすることに
よつて段付けされた中芯ウエブを重ね合わせる糊
の乾燥時間と片面ウエブの全般的状態とを精密に
制御することができる。
片面はり合わせ機と両面はり合わせ機の間で片
面ウエブをこのようにして時間及び張力に関して
精密に制御し続けることによつて、そのウエブが
両面はり合わせ機の中で裏ライラーに重ね合わさ
れるときに、こうして出来た段ボール紙は極めて
一様に造形された段部をもつことになり、格段に
高い段ボール紙圧潰強度と中芯ウエブ及び表、裏
両ライナーの一様な伸びとが得られるので段ボー
ル紙のそりは最少限度に抑えられる。
本装置が片面ウエブをブリツジ上で制御された
張力の作用する状態に維持するという事実は、片
面ウエブを両面はり合わせ機の機械中心線と整列
させるため、ウエブの縁を検知するセンサの発す
る信号に応答する従来型の操向ローラを蓄積器の
上流もしくは下流に設け得ることを意味する。従
つて、この目的に以前は使用していたウエブの縁
と係合するシユーが無くてすむことになり、それ
によつて従来の段ボール製造ラインにおいて相当
量のウエブを浪費することの原因であつた、ウエ
ブの縁が損傷するという問題が回避される。その
上、両面はり合わせ機に接近して行く片面ウエブ
を絶えず操向する本装置の能力によつて、両面は
り合わせ機中でウエブは裏ライナーの上に正確に
重置されるのでこうして出来た段ボール紙はさも
なければトリミングにより除去しなければならな
かつたような、ライナーの突出縁を有しない。
前述のように、本装置はダンサー式蓄積器の位
置を制御するので、任意の所与時刻において蓄積
器中に貯えられている片面ウエブの正確な量を精
密に知ることができる。このことは片面はり合わ
せ機及び両面はり合わせ機に供給されつゝある
個々のウエブが丁度使い尽されようとする時に、
これらウエブは夫々用の補充ウエブに同期して継
ぎ合わされるので継目は全て同一の比較的狭い段
ボール紙の区域内に形成されるということを意味
する。従つて、これらのウエブの継目を含む段ボ
ール紙の欠陥部分は段ボール紙の流れからウエブ
を最少限に浪費するだけで切取ることができる。
その上、一定量のウエブを蓄積器中に維持する
ことによつて、装置はブリツジに貯えられるウエ
ブの量を一定に維持するため片面はり合わせ機
(または両面はり合わせ機)の運動速度を自動的
に制御することができ、それによつて運転員がこ
の機能を果す必要を回避することができる。
最後に、貯えられているウエブの正確な量が知
れるし且つ必要に応じてこれを操作することもで
きるので、小形の継ぎ合わせヘツドを蓄積器の直
前に設けることができ、そのため例えば、段ボー
ル紙の段のサイズを変えるような命令変更を最少
量の時間内の実行することが出来、而もこの命令
変更は蓄積器中に貯えられているウエブを浪費す
ることなく、又この一般型の段ボール紙製造機で
あつて本装置と比較される従来の機械が必要とし
たようなウエブを片面はり合わせ機に供給してい
るロールスタンドから前方にずつと運ばせなけれ
ばならないということもなく実行することが出来
る。以上述べた諸利点を全て具備するので、本装
置は段ボール紙を製造する段ボール紙製造ライン
において広範な応用があるに相違ない。
本発明の本質及び特徴を充分に理解するため、
添付図面を参照して本発明を以下に詳細に説明す
る。
まず第1図を参照して、本発明の段ボール紙製
造ラインを一般的に10として示す。その諸区画
は床の上方に支持されている水平ブリツジ10の
上方及び下方に位置する。これらの区画はブリツ
ジの下方で而もその一端に近接して位置する所謂
片面はり合わせ機14を含む。片面はり合わせ機
はロールスタンドに装着されたロールRTから紙
ウエブの供給を受ける。このウエブWTは段ボー
ル紙のライナーである。ロールRTを出たウエブ
は、片面はり合わせ機に至る途中で、ブリツジか
ら懸吊する遊び車18を越え、従来形の予熱器2
2を通つて導かれる。予熱器は片面はり合わせ機
14の中で行われる接着に備えて紙ウエブを選択
された温度に加熱する。片面はり合わせ機は別の
ウエブWCの供給をブリツジ12の下方に位置す
るロールスタンド24に装着されたロールRC
ら受ける。ウエブWCは段ボール紙の段付き構成
要素を形成する波形中芯ウエブである。ウエブ
WCはブリツジから顕垂する遊び車25によつて
導かれて紙ならし器26を通過し、この紙ならし
器はウエブの片面はり合わせ機への進入に先立ち
このウエブに水分を含ませ熱を与える。
従来形構造の片面はり合わせ機14の中で、ウ
エブWCは横方向に段付けされ次いでライナーウ
エブWTに糊付けされる。こうして出来た重ね合
わせウエブ、すなわち所謂片面紙ウエブが片面は
り合わせ機からその上壁を通つて出て行く。次
に、このウエブはブリツジに付設されたコンベヤ
28を介して上方に導かれ、次いで水平なダンサ
ー型蓄積器に達する。この蓄積器は一般に32と
して図示してあり、これについては後に詳述す
る。蓄積器32は選択自在の長さの片面ウエブを
貯えて、そのウエブを略一定の張力に維持するも
のであると当面は言うに留めておく。
蓄積器32を出たウエブはローラ34を越えて
下方に導かれ、ブリツジの下方で而もブリツジの
片面はり合わせ機とは反対の端に位置する予熱器
36に達する。予熱器の中で、ウエブはドラム3
8の周囲を取巻いて導かれ、このドラムは段ボー
ル紙の裏ライナー成分と接着するためこのウエブ
をならすに必要な選択された温度に加熱されてい
る。裏ライナーウエブWBは予熱器に近接した位
置のロールスタンド42に装着されているローラ
RBから供給される。ウエブWBはブリツジから懸
垂する遊び車44を越えて導かれて予熱器36の
中に入り、こゝでウエブは加熱ドラム46の周囲
を取巻いて係合する。予熱器のドラム38及び4
6は各自のウエブにより係合されるドラムの区域
の大きさを制御する、通常型の、調節自在のラツ
パーローラを共に備える。
本装置はウエブの蓄積量の精密な制御を維持す
るという事実に鑑みごく小さい長さのウエブが貯
えられれば充分なため、片面ウエブWSFはブリツ
ジ上でごく僅かな時間しか実際に消費しないの
で、ウエブWSFはブリツジの出口端においてまだ
熱く而も水分を含んでいる。従つて、このウエブ
にはこのような予熱や張力を加える工程を施す必
要はない。
予熱器36を出ると、またはこれを通らず直接
にブリツジを出ると、片面ウエブWSFは接着剤貯
槽48に導かれ、こゝでウエブの段付き面は平鍋
54から接着剤を取り出す接着剤塗布ローラ52
によつて接触せしめられる。これに反して、ライ
ナーウエブWBは接着剤貯槽を素通りし、遊び車
56を越えて導かれる。次いで、両ウエブは一般
に62として示される両面はり合わせ機に進入す
る。両面はり合わせ機は従来型の構造のものであ
るので本明細書では詳述しない。要するに、この
機械の機能は糊をウエブWSFの段付けされた側に
塗布し、次いで片面ウエブの段付けされた側がラ
イナーウエブに接着されるように片面ウエブWSF
とライナーウエブWBを共にニツプのところで接
触させ、最後に接着剤を乾燥、すなわち硬化さ
せ、それによつて完成品段ボール紙を作るという
ものである。両面はり合わせ機62から出て、完
成品段ボール紙は、これを裁断して所望の寸法の
シートにする、種々のスリツタやシータ(図示せ
ず)に導かれる。
第1図および第2図を参照して、蓄積器32
は、脚74によつてブリツジ12の上方に支持さ
れる、1対の平行な水平レール間に設けられる。
蓄積器は平行に離隔して横設された、一般には7
6として示す、1組の定置ローラを包含する。こ
れらのローラの両端は、ブリツジの出口端の近傍
でレール72によつて支持される、側板中で軸支
されている。蓄積器はまたレール72に沿い定置
ローラ76に向かつて接近し又これから離れるよ
う移動自在の、一般に78として示す、ダンサー
組立体を包含する。ダンサー組立体はレール72
に平行、且つ丁度その内側に設けられた1対の側
板82を有する。側板82の間には、平行に離隔
して横設された、一般には84として示す、1組
のダンサーローラが挿着されていて、これらロー
ラの軸は側板中で回転自在に軸支されている。
図示の実施例装置において、3つのそのような
ダンサーローラ84が設けられていて、そのよう
なローラの最外端の2つのローラの軸はレール7
2に載るプラスチツクのフランジ付き車輪86を
支持しているので、ダンサーローラ組立体は全体
としてこれらのレールにそつて定置ローラ76に
接近しあるいはこれから離れるよう動くことがで
きる。本装置において、定置ローラ76はもちろ
んのことダンサーローラ84もまた比較的薄い壁
を有する、中空鋼鉄の油井管用ケーシングで出来
ている。従つて、これらのローラは比較的軽量で
あり製作費がごく安価である。ローラは段ボール
紙の段部に一様な圧力を加えるため比較的大きな
直径を有する。ウエブの段付けされた側を接触す
るローラのいくつかは厚い弾性被覆を備え、これ
ら被覆が段付けされたウエブの先端ばかりでなく
そのウエブの全体に対しても一様な圧力を及ぼ
す。その上、これらのダンサーローラは最少の慣
性を有するのでダンサーローラ組立体はウエブ
WSFの張力変化に迅速に追随することができる。
車輪86はコイルばね87によつて各自のレー
ルに対しばね押圧を及ぼされている。従つて、ダ
ンサーローラ組立体がレール72にそつて前進や
後退をするときダンサーローラ組立体78はレー
ル72に対し、従つてまたブリツジに対して整列
関係に維持される。その結果として、ウエブが蓄
積器を通つて前進するとき、蓄積器32中の片面
ウエブWSFの張力はウエブの全幅にわたつて一様
になる。
鎖88の対向する両端は、ダンサー組立体の各
側板82の対向する両端に連結され、それによつ
て鎖は閉ループを形成する。各ループの左手端
は、第1図に見るように、レール72に回転自在
に装着されたスプロケツト92にその周囲を取巻
いて係合する。各ループの同じく第1図で見ての
右手端はダンサー駆動組立体96によつて回転さ
せられる、スプロケツト94にその周囲を取巻い
て掛けられている。鎖つなぎを支持するため追加
のスプロケツト95がレール72にそつて間隔を
置いて設けられている。駆動組立体96は、従来
型の空気式クラツチを介してスプロケツト94を
回転する、電動モータを包含する。クラツチのト
ルクを調節することによつて、蓄積器を通過して
移動するウエブに対して選択された一定の張力が
付与されるようにダンサー組立体78は選択され
た一定の力によつて定置ローラ76から離れるよ
う偏倚せしめられ得る。
また第1図および第2図を参照して、一般に1
02として示される操向組立体が、直立する倒立
型U字ブラケツト100によつて、レール72に
架設されている。図示の段ボール製造機におい
て、操向組立体は蓄積器それ自体から見て上流に
当たる、ブリツジの入口端の近傍に位置する。し
かしながら、操向組立体をブリツジの他端に設け
て蓄積器を出て行くウエブWSFを受入れるように
することも又同じく可能である。何れにしても、
操向組立体は水平な、一般には長方形の板104
を包含し、この長方形板の両端はレール72を僅
かに越えて突出する。板104は、その中心点1
05において、ブラケツト100の上面に対し旋
回自在に連結され、この中心点は両面はり合わせ
機62の機械中心線(第2図)上に位置する。
レール72の上方の板104の対向する両端か
ら、1対の直立ブラケツト106が上に向つて突
出する。ブラケツト106の間には横配列の案内
ローラ108が挾設されていて、その軸はブラケ
ツト106によつて回転自在に軸支される。板1
04及びその上に支持されているローラ108
は、電動モータ112により駆動されるナツト1
10aと螺合する親ねじ110を介して、組立体
の中心軸105の回りに回動する。両面はり合わ
せ機62の入口近くに配設された従来型のウエブ
縁センサ114(第2図)が、機械中心線Cから
そのどちらかの側に生じるウエブの中心線の偏り
を検知する。センサ114は単にマイクロスイツ
チでも、背圧センサでも、赤外線検知器でも、あ
るいはその他のタイプの、ウエブの有無を検知す
るセンサであつてもよい。何れにしても、ウエブ
の中心線が機械中心線から逸れると、センサ11
4は信号を発してこれを従来型の電気制御装置1
16(第2図)に送り、この信号を受けると制御
装置はモータ112を動かして操向組立体を点1
05の回りにどちらかの方向に傾けウエブを正し
い位置に戻す。このようなウエブ操向装置はごく
周知なものであるので、本明細書では詳述しな
い。そのような操向組立体の1つが米国特許第
4069959号に開示されている。
第1図を参照して述べれば、片面ウエブWSF
ウエブ継ぎ合わせヘツド122から出ると最初に
操向ローラを通過し、次いで輪となり定置ローラ
76と移動自在のダンサーローラ84の間で前進
及び後退して多重輪を形成してから、遊び車34
を越えて蓄積器を出て(選択随意に予熱器36を
経由して)前進し両面はり合わせ機に進入する。
代表的な装置の場合、蓄積器32に貯えられるウ
エブの量はブリツジの長さの約6倍を越える必要
はない。
本発明によれば、ダンサー組立体78は、選択
された張力を片面はり合わせ機14と両面はり合
わせ機62の間で延びるウエブWSFに付与するた
め、定置ローラ76から離れるよう選択された一
定の力で負荷されている。この組立体は、本発明
の機械装置に、従来の段ボール紙製造機に勝る、
いくつかの顕著な利点をもたらすが、従来の段ボ
ール製造機というのは、片面はり合わせ機から両
面はり合わせ機に至るベルトコンベヤ上に、張力
の及ぼされていない片面ウエブをループ状に折畳
むものであつた。
一層詳しく述べれば、本装置においては、張力
が作用している片面ウエブの段付けされた側は、
ブリツジ12上の諸ローラのいくつかの周囲を取
巻いてこれらと係合する。この係合は段部の高さ
が段部同志で且つ段部の長さにそつてずつと一様
になることを確実にする。最も良い結果を得るに
は、片面ウエブの張力を中芯ウエブ及びライナー
ウエブのゲージに応じて1インチの長さについて
0.5乃至10ポンドにすべきだということが分つた。
この量の張力は、段部を表ライナーに対し過度に
圧潰させることなく、一様な段部の高さを得るに
足るものであるということが分つた。
また、片面ウエブの張力を一定に維持すること
によつて、片面ウエブの伸びの大きさがウエブの
全幅及び全長にわたつて一様になる。最後に、片
面はり合わせ機から両面はり合わせ機に向かつて
進む片面ウエブの張力の確実な制御が持続される
ので、本発明によつて初めて、片面はり合わせ機
を出る片面ウエブを両面機の機械中心線と整列さ
せるため、操向ローラ装置を使用することが出来
たのである。こうすることによつて片面ウエブの
縁が損傷するという付随する問題の故にこれを解
決する目的で以前に使用していた縁案内シユーを
除去することができ、而も両面はり合わせ機にお
いて片面ウエブをライナーウエブと正しく整列さ
せることが確実に行われる。本装置によれば、両
面はり合わせ機から出て来る完成品段ボール紙は
その全長及び全幅にそつて格段に一様な圧潰強度
を有する。また、前にも述べたように、片面ウエ
ブが一様な伸びをもつこと及びブリツジ上に滞留
する時間が短いことから、完成品段ボール紙は最
少のそりをもつという特徴を有する。これらによ
る正味の結果は両面はり合わせ機を出て来る製品
は損傷のある段ボール紙の部分を除去するため縁
のトリミングを行う必要がないというものであつ
て、事実両面はり合わせ機から出て来る段ボール
紙の殆んど全ては使用に堪える商品になつてい
る。
さらに本発明によれば、基準位置に対するダン
サー78の位置を監視する装置が設けられてい
る。従つて、任意所定の時刻において、片面はり
合わせ機と両面はり合わせ機の間に貯えられてい
る片面ウエブの正確な分量を知ることができる。
この事実は、本発明によつて初めて、段ボール製
造ラインのライン速度とは無関係に、片面はり合
わせ機と両面はり合わせ機の動作を、ブリツジ上
で一様な量の時間を費す段ボール紙用ウエブに、
真に整合させることが出来たのであるということ
を意味する。その上、これは完全に自動的に行わ
れるのである。それ故、運転員が片面はり合わせ
機(または両面はり合わせ機)の速度を絶えず増
減してブリツジ上に貯えられているウエブの量が
過小になつたり過大になつたりすることのないよ
う監視する必要はもはや何もない。
また本明細書に記載の蓄積器は変更命令、例え
ば、片面ウエブの段部を1つのサイズから別のサ
イズに変更する命令の発令が極めて容易に行われ
るようにする。任意の時刻において貯えられてい
るウエブの量は既知であつてそれはダンサー組立
体78の位置に依存するので、第1図の破線12
2に示すような小形の継ぎ合わせヘツドを、ブリ
ツジ上で而も蓄積器の直前に、設けることによつ
て上述の変更を行うことができる。
この点を詳述するに、もう1つの片面はり合わ
せ機(図示せず)が、継ぎ合わせヘツド122の
右手に当たる所で、ブリツジの高くなつている区
画12aに設けられていて、この片面はり合わせ
機が別の段部の形状をもつた第2の片面ウエブ
W′SFを供給できるようになつている。このウエブ
は遊び車124と係合しこれを越えて延び、その
前端は継ぎ合わせヘツド122中の継ぎ合わせ棒
すなわち継ぎ合わせローラ上で通常の方法に従つ
て処理され載置される。命令が発せられると、片
面はり合わせ機14は減速されて停止するに至
る。次に、両面接着ストリツプを支持したウエブ
W′SFの前端が走行してくるウエブWSFに対し押圧
される。これに続いて、ナイフが継ぎ目の丁度後
の所でウエブWSFを切離する。最後に、第2の片
面はり合わせ機の速度がライン速度にまで増速さ
れるので新しい片面ウエブW′SFが両面はり合わせ
機の中に入つて行く。
ウエブの継ぎ合わせシーケンスの全期間を通じ
て、両面はり合わせ機62は全ライン速度で運転
してその必要とするものを蓄積器32中に貯えら
れていた供給用片面ウエブWSFから引出す。継ぎ
合わせシーケンスの終結時に、蓄積器には最少量
のウエブが残つているに過ぎず、すなわち、ダン
サー組立体78は定置ローラ76に近接する位置
にある。従つて、第2の片面はり合わせ機がオー
バースピードで運転して供給用の新しいウエブ
W′SFが蓄積されるが、これはダンサー組立体78
がその正常運転位置に戻るまで継続する。
上述の継ぎ合わせシーケンスを制御する回路で
あつて、正常運転時及び継ぎ合わせシーケンス期
間の間中一定の張力を走行しているウエブ中に維
持し、しかもダンサー組立体78の位置を監視す
る制御回路については、本明細書に詳述しない。
適当なそのような制御装置は米国特許第3822838
号及び第4015794号に記載されている。こゝでは
そのような制御装置がダンサー組立体の位置を検
出するとだけ言つて置こう。本装置の場合、これ
は鎖車95の1つにより駆動される、軸の回転と
同期するエンコーダによつて行われる。また、ウ
エブのライン速度は、例えば、蓄積器の出口の所
にあるローラ34により駆動される、第2のエン
コーダによつて検出される。さらに、片面はり合
わせ機から出てくるウエブの速度は、例えば、コ
ンベヤ28のローラにより駆動される、第3のエ
ンコーダによつて監視される。これらの信号は制
御回路の中で処理され、その出力が片面はり合わ
せ機の速度を制御して、ダンサー78を選択され
た基準位置に維持する。
当に本発明の企図するところは、段ボール紙製
造ラインの入口端におけるロールスタンドからそ
の出口端におけるスリツターやスコアカツタに至
る全段ボール紙製造ラインの諸区画全部が、これ
ら区画間に配設されるウエブ操向組立体と共に、
制御される結果、種々のライナーウエブ及び中芯
ウエブが前記ラインを通過するとき、これらのウ
エブは一定の張力がそれらの中で又それら同志が
整列するように維持され、よつて完成品段ボール
紙が形成されることにある。従つて、本発明によ
つて初めて、段ボール紙製造ラインの全区画を整
合させて動かすことにより、良質の段ボール紙
を、現在する機械が行うのに比べて、一層効率よ
く而も一層安い経費で製造することが可能になつ
たのである。それ故、本発明は段ボール紙製造産
業において広範な応用があるに相違ない。
かくて理解できるように、本発明の前述の諸目
的、とりわけすぐ前の記載から明らかになつた諸
目的が効果的に達成されたわけである。また、上
記の一連の工程及び上記の構造に対して若干の変
更が本発明の範囲から逸れることなく行ない得る
ので、以上の記載に包含されるかもしくは添付図
面に示される事項の全ては、本発明の例示のため
にそうしたのであつて、本発明を限定するつもり
でそうしたものでないと理解すべきである。
また理解できるように、以下に記載する特許請
求の範囲は以上記載した本発明の一般的特徴及び
特定な特徴の全てを包含しようと意図するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従つて作られた装置を使用す
る段ボール製造ラインを図式で示す側面図であ
る。第2図は第1図に示す装置の部分上面図であ
る。 10……製造ライン、12……ブリツジ、14
……片面はり合わせ機、32……蓄積器、62…
…両面はり合わせ機、72……レール、76……
定置ローラ、84……ダンサーローラ、86……
車輪、87……(車輪を)偏倚させる装置、10
2……操向組立体、114……検知装置、116
……(検知装置の出力に)応答する装置、122
……継ぎ合わせヘツド、WT……ライナーウエブ、
WC……中芯ウエブ、WSF……中芯ウエブ、WB
…(裏)ライナーウエブ、C……両面はり合わせ
機の機械中心線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 A 片面はり合せ機、 B ライナーウエブを片面はり合せ機に導く装
    置、 C 波形中芯ウエブを片面はり合せ機に導く装
    置、前記片面はり合せ機は波形中芯ウエブを段
    付けし、段付けされた面を有する片面ウエブを
    作るために前記ウエブを積層し、 D 両面はり合せ機、 E 片面ウエブを両面はり合せ機に導く装置、片
    面ウエブを両面はり合せ機に導く前記装置は、
    片面はり合せ機と両面はり合せ機との間に位置
    するウエブ蓄積器を含み、前記蓄積器は (1) 1つあるいは1つ以上の定置ローラ、 (2) 1つあるいは1つ以上のダンサーローラ、
    前記片面ウエブは、前記片面ウエブの段付け
    された面が前記ローラの少なくともいくつか
    のまわりに係合するように、前記定置ダンサ
    ーローラの間で前後でループ状にされ、 (3) ダンサーローラが定置ローラに向かつてあ
    るいは定置ローラから離れるように移動でき
    るようにダンサーローラ用の軌道を定める装
    置、 (4) 片面はり合せ機から両面はり合せ機に導か
    れる片面ウエブがその全幅にわたつて実質的
    に一定な低い張力に維持され、それによつて
    実質的に一定な低い圧力を片面ウエブの段部
    に与えるように、前記軌道に沿つて定置ロー
    ラから離れるようにダンサーローラを負荷す
    るための装置、 (5) 全体的な製造速度とは独立に、ウエブの量
    もしくはウエブが片面はり合せ機と両面はり
    合せ機との間で費やす時間のどちらかを制御
    できるようにするために、基準位置に対する
    ダンサーロールの位置に応じて片面はり合せ
    機又は両面はり合せ機の速度を制御するため
    の装置から構成され、 F 最少のそりと長さ及び幅にそつて実質的に一
    様な圧潰強度とを有する段ボール紙を作るため
    に、両面はり合せ機に導かれる片面ウエブと重
    ね合わせるためライナーウエブを両面はり合せ
    機に導くための装置から構成される段ボール紙
    製造機。 2 A 片面はり合せ機と両面はり合せ機の間に
    延びる水平なブリツジを更に有し、 B 蓄積器がブリツジの上に設けられることを特
    徴とする、特許請求の範囲第1項記載の段ボー
    ル紙製造機。 3 A 1つあるいは1つ以上の追加のウエブ供
    給源と、 B 片面ウエブと前記追加のウエブ供給源からの
    ウエブとを選択的に受入れて、段ボール紙製造
    機からの命令変更を容易にするため、片面はり
    合せ機と追加のウエブ供給源の下流且つ蓄積器
    の上流でブリツジに設けられたウエブ継ぎ合せ
    ヘツドとを更に有することを特徴とする、 特許請求の範囲第2項記載の段ボール紙製造
    機。 4 片面はり合せ機からの片面ウエブを両面はり
    合せ機の機械中心線と整列させるため、片面はり
    合せ機と両面はり合せ機の間でブリツジに設けら
    れたウエブ操向組立体を更に有することを特徴と
    する特許請求の範囲第2項記載の段ボール製造
    機。 5 A ウエブ縁の横方向位置に応じて電気信号
    を発生するため、片面はり合せ機と両面はり合
    せ機との間のウエブ行路にそつてウエブ縁のと
    ころに配設された検知装置と、 B 前記機械中心線に対する操向組立体の操向角
    度を制御するため、検知装置の出力に応答する
    装置とを 更に有することを特徴とする、特許請求の範囲
    第4項記載の段ボール紙製造機。 6 A 軌道は1対の離隔した平行レールによつ
    て形成され、 B ダンサーローラは、移動自在の往復台を形成
    するように互に平行に連結され、 C 複数個のフランジ付き車輪が往復台に回転自
    在に装着され、前記レールと転動係合するよう
    配設されることを特徴とする、 特許請求の範囲第1項記載の段ボール紙製造
    機。 7 ダンサーローラが軌道にそつて移動するとき
    ダンサーローラを軌道に直角に維持するように、
    車輪の少なくともいくつかを往復台から離し軌道
    に向けて偏倚させるための装置を更に有すること
    を特徴とする特許請求の範囲第6項記載の段ボー
    ル紙製造機。 8 各ローラは A 油井ケーシングと、 B ケーシングの各端から突出する軸と、 C ケーシングを軸に回転自在に固着する軸受と
    を有することを特徴とする、特許請求の範囲第
    7項記載の段ボール紙製造機。
JP6926581A 1980-05-12 1981-05-08 Corrugated cardboard manufacturing machine Granted JPS576748A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/148,580 US4288273A (en) 1980-05-12 1980-05-12 Method and apparatus for making corrugated board

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS576748A JPS576748A (en) 1982-01-13
JPS644910B2 true JPS644910B2 (ja) 1989-01-27

Family

ID=22526386

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6926581A Granted JPS576748A (en) 1980-05-12 1981-05-08 Corrugated cardboard manufacturing machine

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4288273A (ja)
JP (1) JPS576748A (ja)
DE (1) DE3118819A1 (ja)
FR (1) FR2484328A1 (ja)
GB (1) GB2077236B (ja)

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES8206711A1 (es) * 1981-10-28 1982-08-16 Torres Martinez M Mejoras introducidas en los sistemas de fabricacion de car- ton ondulado
DE3142832A1 (de) * 1981-10-29 1983-05-11 Boise Cascade Corp., 83728 Boise, Id. "vorrichtung zur herstellung einer kontinuierlichen wellpappebahn"
US4529462A (en) * 1983-11-14 1985-07-16 Molins Machine Company, Inc. Apparatus and method for processing corrugated paperboard
US4657624A (en) * 1983-11-14 1987-04-14 Molins Machine Company, Inc. Apparatus for processing corrugated paperboard
US4576663A (en) * 1984-08-31 1986-03-18 Chesapeake Corporation Order change method and apparatus for corrugator machine
JPH01103434A (ja) * 1987-10-16 1989-04-20 Rengo Co Ltd 両面段ボールの製造方法及び装置
US5087313A (en) * 1989-03-13 1992-02-11 Arc Machinary Corporation Paper web alignment system
JP2617568B2 (ja) 1989-03-31 1997-06-04 三菱重工業株式会社 スプライサーの張力制御装置
US5324383A (en) * 1990-05-16 1994-06-28 Lin Pac, Inc. Apparatus for forming laminated corrugated materials
GB9026002D0 (en) * 1990-11-29 1991-01-16 Molins Plc Web tension control
DE4118969C1 (ja) * 1991-06-08 1992-07-30 Thimm Kg, 3410 Northeim, De
US5282294A (en) * 1992-07-31 1994-02-01 Eastman Kodak Company Apparatus for producing layered material
GB2303385A (en) * 1995-07-14 1997-02-19 Scm Container Mach Ltd Apparatus for producing corrugated paperboard
US6170549B1 (en) * 1999-06-18 2001-01-09 Marquip, Inc. Single facer with resilient small diameter corrugating roll
DE102005059970A1 (de) 2005-12-15 2007-06-28 Texmag Gmbh Vertriebsgesellschaft Gmbh Verfahren und System zur Lageregelung von Bahnen und Wellpappe mit Naturkante
US20070137788A1 (en) * 2005-12-15 2007-06-21 Texmag Gmbh Vertriebsgesellschaft Gmbh Method and system for position control of webs and corrugated board with a natural edge
JP4891371B2 (ja) * 2009-07-22 2012-03-07 伊丹産業株式会社 米袋
MX337726B (es) * 2010-07-07 2016-03-16 Bj2 Llc Metodo y aparato para hacer un producto corrugado.
US9103470B2 (en) 2010-07-07 2015-08-11 Bj2, Llc Apparatus and method for making a corrugated product
CN204588225U (zh) * 2015-04-09 2015-08-26 博凯机械(上海)有限公司 用于瓦楞纸板生产线桥架蓄纸和排废的机构
CN105729891A (zh) * 2016-03-02 2016-07-06 青岛美光机械有限公司 一种瓦楞纸板生产线
DE102016206016A1 (de) * 2016-04-12 2017-10-12 Bhs Corrugated Maschinen- Und Anlagenbau Gmbh Wellpappeanlage
US11447356B2 (en) 2020-05-18 2022-09-20 Butler Automatic, Inc. System and method for aligning and joining the same sides of two web materials

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2710045A (en) * 1953-02-06 1955-06-07 George W Swift Jr Inc Corrugated paper web guiding and tensioning apparatus
GB867593A (en) * 1958-06-19 1961-05-10 Ind Ovens Inc Improvements relating to heat treatment of webs and strands
US3682736A (en) * 1968-07-18 1972-08-08 Susumu Akamatsu Method for the continuous manufacture of corrugated cardboards of synthetic resin
CH518864A (de) * 1970-07-31 1972-02-15 Benninger Ag Maschf Einrichtung zum gleichzeitigen Führen mehrerer Textilbahnen in ausgebreitetem Zustand nebeneinander
DE2129903A1 (de) * 1971-06-16 1973-01-04 Bhs Bayerische Berg Verfahren und vorrichtung zum verbinden einer ablaufenden ersten bahn eines bahnfoermigen materials mit dem anfang einer zweiten bahn eines bahnfoermigen materials
GB1447860A (en) * 1972-11-08 1976-09-02 Masson Scott Thrissell Eng Ltd Apparatus for feeding webs of paper or the like
DE2529129C3 (de) * 1975-06-30 1978-10-12 Bhs-Bayerische Berg-, Huetten- Und Salzwerke Ag, 8000 Muenchen Vorrichtung zum Speichern einer fortlaufenden einseitigen Wellpappenbahn zwischen zwei Arbeitsstationen in Form wenigstens einer Pufferschlaufe

Also Published As

Publication number Publication date
GB2077236A (en) 1981-12-16
JPS576748A (en) 1982-01-13
GB2077236B (en) 1984-05-10
DE3118819A1 (de) 1982-04-15
US4288273A (en) 1981-09-08
FR2484328B1 (ja) 1984-12-14
FR2484328A1 (fr) 1981-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS644910B2 (ja)
US3981758A (en) Process control system for corrugators
JP4568266B2 (ja) 無加工の耳を有する紙匹および段ボール紙の位置制御方法およびその装置
JP4718981B2 (ja) コルゲートマシンおよびこれに用いる生産管理装置
CN107298327B (zh) 拼接设备
US5087313A (en) Paper web alignment system
RU97100645A (ru) Способ изготовления многослойного гофрированного картона
JPH07186309A (ja) スプライス同期方法およびシステム
US4923546A (en) Method and apparatus for forming a butt splice
CZ238392A3 (en) Process for producing extended honeycomb core from a band foil, apparatus for making the process and the use of the honeycomb core for a continuous production of a composite board
JP4841694B2 (ja) 多重ウェブ貼り合わせのための整列装置およびその方法
CA1239628A (en) Sheet splicer
US3135644A (en) Continuous veneer core, and method and apparatus for making the same
WO2001058679A1 (en) Lateral corrugator
US20200369487A1 (en) Assembly
AU544843B2 (en) Apparatus and method for making an indefinite length composite sheet of very large predetermined width from indefinite length sheet stock of relatively small width
JP3712354B2 (ja) 張力変動吸収装置及び該装置を備えた段ボールシートの製造装置
JP5976499B2 (ja) シングルフェーサ及び段ボールシートの製造装置並びにシングルフェーサの段成形方法
JP3477331B2 (ja) 反り発生防止装置付き貼合シート材製造システム
JP2002192636A (ja) 片面段ボール製造装置の糊付方法及び糊付装置
US3276938A (en) Machine for laminating webs of material
JP2003266566A (ja) 段ボールシートの反り検出装置及び段ボールシートの反り検出方法
JP6081143B2 (ja) シングルフェーサ及び段ボールシートの製造装置並びに方法
JP4073706B2 (ja) ベニヤ単板の仕組み重合方法およびその装置
WO2022138570A1 (ja) 段ボールシートの紙継ぎ部検出装置および段ボールシートの製造装置