JPS644008Y2 - - Google Patents

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JPS644008Y2
JPS644008Y2 JP18493583U JP18493583U JPS644008Y2 JP S644008 Y2 JPS644008 Y2 JP S644008Y2 JP 18493583 U JP18493583 U JP 18493583U JP 18493583 U JP18493583 U JP 18493583U JP S644008 Y2 JPS644008 Y2 JP S644008Y2
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JP
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glass
heat
resistant glass
piece
door
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JP18493583U
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JPS6092013U (ja
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、グリルやガスオーブンのような調理
器具のガラス扉の構造に関し、詳しくは薄金属板
製の扉の構成を簡素にするものでありながら、ガ
ラスを確実に保持する技術に関する。
〔背景技術〕
従来、グリルやガスオーブンのような調理器具
において、多数枚の薄金属板をスポツト溶接など
して枠組した保持枠に耐熱ガラスを保持して扉を
構成するのであるが、かかる場合、多数枚の金属
板が必要となり、構成並びに組立てが複雑とな
り、そのうえ寸法誤差のためガラス保持にがたつ
きが生じやすいという問題があつた。
〔考案の目的〕 本考案はこのような問題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、薄金属板の枚
数を少なくするものでありながら、ガラスをがた
つきなく保持することができる調理器具のガラス
扉の構造を提供することにある。
〔考案の開示〕
本考案は、薄金属板を打抜いた略ロ字状の扉枠
原板29の左右の側片30,30の両側縁に折り
目31,31を介して夫々ガラス保持片32,3
2を同方向に折曲し、ガラス保持片32に耐熱ガ
ラス33の厚さtに略等しい深さdと耐熱ガラス
33の上下高さhに略等しい巾wのガラス保持溝
34を打抜き形成し、耐熱ガラス33の両側端部
をガラス保持溝34に係入し、略ロ字状の扉枠原
板29の上横片26に接続した上枠片39にて耐
熱ガラス33の上端部前面を押え、略ロ字状の扉
枠原板29の下横片37に接続した下枠片46に
て耐熱ガラス33の下端部前面を押え、左右両外
側方のガラス保持片32に夫々当板51を取付け
て耐熱ガラス33の左右方向の抜け止めを図つて
成る調理器具のガラス扉の構造に係るものであ
り、このように構成することによつて上記目的を
達成できるに至つた。
以下本考案の実施例を図面に基いて詳述する。
調理器具Aは例えばグリル付ガスコンロであつ
て、左右に煮炊調理部6を配し、中央に魚焼き器
のようなグリル7を構成してある。グリル7の前
面には扉2を設けてあり、この扉2の開放をボタ
ンタツチで簡単容易に行なうことができるように
してある。以下その構成を説明する。
グリル7における器具本体1の前面開口部の下
縁部に回動軸8を器具本体1に回動自在に設けて
ある。回動軸8の一側端部は面取りしてあつて角
軸部9を形成してあり、この角軸部9に扉2を一
体回転可能に取付けてある。回転軸8の中間部に
は縦板10を一体回転可能に取付けてある。縦板
10の先端上部は被支持部11となつており、ま
た縦板10の先端下部は受板(後述)に対する当
り部12となつている。器具本体1側には、板ば
ね13を下方程後方に向うように傾斜させてビス
14にて止めてあり、この板ばね13の下端部に
扉2を起立状態で支持する支持部3としてのゴム
ローラ15を回転自在に取付けてある。しかし
て、第3図に示すように、略水平の扉2を上方に
回動させるとき、扉2と一体回転する縦板10の
被支持部11がゴムローラ15を板ばね13に抗
して後方に蹴り、被支持部11がゴムローラ15
を越えると、ゴムローラ15が板ばね13の弾性
復元力で復帰して、ゴムローラ15を介して板ば
ね13で被支持部11を押えることで、扉2が前
方に回倒しないように扉2の起立状態を支持する
ことができるようにしてある。このように扉2は
ゴムローラ15を介して板ばね13にて押えられ
ていて、被支持部11がゴムローラ15から外れ
ると、扉2はその自重で前方に開放回動すること
ができるようにしてある。
扉2と一体回転する縦板10の先端下部の当り
部12は器具本体1側に取付けられた受板16に
当接して、起立姿勢の扉2がそれ以上内方に回倒
することがないようにしてある。又、器具本体1
には押ボタン5を押込み操作自在にピン19によ
り枢着してある。器具本体1にはレリーズワイヤ
20を押ボタン5と受板16との間にわたつて設
けてある。しかして押ボタン5の押込み操作によ
り、レリーズワイヤ20のインナーワイヤ21を
アウターワイヤ22から突出させて、受板16の
端部を押し下げることで受板16をシーソー揺動
させて、受板16の他端部を押し上げ、縦板10
を蹴り上げ、縦板10の被支持部11がゴムロー
ラ15を越え、扉2は自重で開放回動することが
できるようにしてある。レリーズワイヤ20、受
板16、縦板10及びゴムローラ15などから構
成した扉2の倒し手段4は種々設計変更可能であ
る。
回動軸8に一体回転可能にアーム23を取付け
てあり、アーム23と器具本体1との間にエアー
シリンダーから構成したダンパー24を架設して
あり、扉2が起立姿勢から略水平の開放姿勢に回
倒するとき、扉2の下端部がストツパーとしての
器具本体1の開口部下縁部に激しく衝突すること
がなく、衝撃が生じることなく扉2をその自重で
開放回動させながら静かに開くことができるよう
にしてある。このように押ボタン5の押込み操作
により、扉2を簡単容易にかつ衝撃なく安定的に
開くことができるようにしてある。なお、エアー
シリンダーから構成したダンパー24はゴム、ス
プリング、摩擦などを使つて種々設計変更でき、
これらを緩衝手段と総称する。
扉2の上端部に第5図に示すように、扉2の長
さ方向全縁において、内方程上方に向う下り傾斜
部25を形成するとともにこの下り傾斜部25の
内端部から上方に立上る縦板状の上横片26を形
成してある。そして下り傾斜部25と上横片26
とに略沿うことができる断面略L形の把手27を
上横片26の上端部において横ピン28にて枢支
連結してある。このように把手27を扉2の上端
部の下り傾斜部25と上横片26とに沿わせて設
けることで、把手27の存在感がなく、外観を高
めることができる。そのうえ、扉2を略水平姿勢
に回倒させて開放させたとき、把手27は横ピン
28まわりに回倒して高温となつている扉2から
離れ、把手27のみの熱放散が促進され、扉2を
閉成するときに把手27が熱くなくてよい。
そして第5図における実施例のものでは、扉2
が略水平となる開放姿勢で把手27が図示のよう
に横ピン28まわりに回倒していて、つまり、把
手27が水平となつこ扉2の更に前方に回倒する
ことになつて、扉2を閉成するときに把手27が
良く見え、閉成操作が容易となるのである。
第7図は把手27の他の実施例を示し、把手2
7を下り傾斜部25の下端部近傍において横ピン
28にて回倒自在に枢着したものである。
次に扉2の構造を説明する。
第6図に示すように、一枚物の薄金属板を略ロ
字状に打抜いて扉枠原板29を形成してある。扉
枠原板29の側片30の両側に折り目31を介し
てガラス保持片32を形成してある。ガラス保持
片32の先端には耐熱ガラス33の厚さtに略等
しい深さdと耐熱ガラス33の上下高さhに略等
しい巾wのガラス保持溝34を形成してある。扉
枠原板29の上横片26の下縁には折り目35を
介して上枠片(後述)を下面から支持する上枠片
受片36を折り目35を介して形成してある。扉
枠原板29の下横片37にはこれを内方に折曲げ
るための折り目38を設けてある。しかして第6
図bに示すように、折り目31,31を介してガ
ラス保持片32を折曲げるとともに折り目35を
介して上横片受片36を折曲げ、更に折り目38
を介して下横片37を背方に折曲げて略ロ字状の
扉枠主体44を形成してある(第6図b参照)。
上横片26はガラス保持片32の上縁に形成され
た下り傾斜縁40に載設される下り傾斜片41と
ガラス保持片32の前端上縁部42に当接すると
ともにガラス保持溝34に収納された耐熱ガラス
33を前面から押えるガラス押え片43と、扉枠
主体44の上横片26の上縁部を抱持する抱持片
45とから構成してある。下枠片46はガラス保
持片32の前端下縁部47に当接するとともにガ
ラス保持溝34に収納された耐熱ガラス33を前
面から押えるガラス押え片部48と、ガラス保持
片32の下面と折曲げられた下横片37の下面に
当接してこれらを受ける受片49とから構成して
ある。しかして第6図cに示すように、扉枠主体
44に上枠片39及び下枠片46を組付け、適宜
箇所をスポツト溶接などして扉枠50を構成す
る。このように構成された扉枠50のガラス保持
溝34に横側方から耐熱ガラス33を挿入して、
当板51をガラス保持片32にビス52にて止
め、耐熱ガラス33の抜け止めを図つて扉2を構
成してある。当板51には角孔53を形成してあ
り、この角孔53を回動軸8の角軸部9に嵌合さ
せて回動軸8と扉2とを一体回転可能にしてあ
る。
〔考案の効果〕
以上要するに本考案は、略ロ字状の扉枠原板の
側片の両側縁に折り目を介して折曲されたガラス
保持片のガラス保持溝に耐熱ガラスの両側端部を
係入し、上横片に接続した上枠片にて耐熱ガラス
の上端部前面を押え、下横片に接続した下枠片に
て耐熱ガラスの下端前面を押え、外側のガラス保
持片に取付けた当板にて耐熱ガラスの左右方向の
抜け止めを図るものであるから、扉枠の構成が略
ロ字状の扉枠原板、上枠片、下枠片及び左右の当
板から構成でき、構成が比較的簡素なものであり
ながら、耐熱ガラスの保持が確実でかつがたつき
をなくすことができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の正面図、第2図は
同上の平面図、第3図は同上の扉の開放装置の側
面図、第4図は同上の平面図、第5図は第1図の
−線拡大断面図、第6図a,b,cは同上の
扉枠原板の正面図、扉枠主体の一部省略した斜視
図、扉枠の一部省略した斜視図、第7図は同上の
把手の他の実施例を示す断面図であり、26は上
横片、29は扉枠原板、30は側片、31は折り
目、32はガラス保持片、33は耐熱ガラス、3
4はガラス保持溝、37は下横片、39は上枠
片、46は下枠片、51は当板である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 薄金属板を打抜いた略ロ字状の扉枠原板の左右
    の側片の両側縁に折り目を介して夫々ガラス保持
    片を同方向に折曲し、ガラス保持片に耐熱ガラス
    の厚さに略等しい深さと耐熱ガラスの上下高さに
    略等しい巾のガラス保持溝を打抜き形成し、耐熱
    ガラスの両側端部をガラス保持溝に係入し、略ロ
    字状の扉枠原板の上横片に接続した上枠片にて耐
    熱ガラスの上端部前面を押え、略ロ字状の扉枠原
    板の下横片に接続した下枠片にて耐熱ガラスの下
    端部前面を押え、左右両外側方のガラス保持片に
    夫々当板を取付けて耐熱ガラスの左右方向の抜け
    止めを図つて成る調理器具のガラス扉の構造。
JP18493583U 1983-11-30 1983-11-30 調理器具のガラス扉の構造 Granted JPS6092013U (ja)

Priority Applications (1)

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JP18493583U JPS6092013U (ja) 1983-11-30 1983-11-30 調理器具のガラス扉の構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP18493583U JPS6092013U (ja) 1983-11-30 1983-11-30 調理器具のガラス扉の構造

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Publication Number Publication Date
JPS6092013U JPS6092013U (ja) 1985-06-24
JPS644008Y2 true JPS644008Y2 (ja) 1989-02-02

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ID=30399852

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JP18493583U Granted JPS6092013U (ja) 1983-11-30 1983-11-30 調理器具のガラス扉の構造

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