JPH0344112Y2 - - Google Patents

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JPH0344112Y2
JPH0344112Y2 JP12275086U JP12275086U JPH0344112Y2 JP H0344112 Y2 JPH0344112 Y2 JP H0344112Y2 JP 12275086 U JP12275086 U JP 12275086U JP 12275086 U JP12275086 U JP 12275086U JP H0344112 Y2 JPH0344112 Y2 JP H0344112Y2
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lever
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rice
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は保温式の炊飯器に関するものである。
(従来の技術) 一般的な炊飯器の構造を第6図に従つて説明す
ると、1は炊飯器本体、2は外鍋、3は外鍋2の
内底部に設けた炊飯ヒータ、4は出入自在な内
鍋、5は外蓋、6は内蓋、7は側面保温ヒータ、
8は蓋保温ヒータ、9は内鍋4の底温度により炊
飯完了を感知する熱応動装置であり、この熱応動
装置9は上下動自在な作動杆10、該作動杆10
を上方位置に吸着保持する磁石、及び炊飯完了時
の温度変化により反転して作動杆10を強制的に
下動させる皿状バイメタル等よりなる。
そして、このような熱応動装置9の操作機構
は、従来第7図のように構成されていた。図にお
いて、11は外鍋2の外底面等に固定したアング
ル、12は軸13を以つてアングル11に回動自
在に枢支し一端を作動杆10の下端に連係すると
共に他端につまみ14を備えた操作レバー、15
は常閉型のマイクロスイツチ、16は炊飯器本体
1に設けた操作パネルであり、この操作パネル1
6の操作口17より操作レバー12のつまみ14
を外方に臨ませ、操作口17はつまみ14の操作
を考慮して大きく形成する。そして、つまみ14
を矢印A方向に押し下げると作動杆10は上動し
て上方位置に吸着保持され、この状態でマイクロ
スイツチ15が閉成して該スイツチ15と炊飯ヒ
ータ3による炊飯回路を形成し、炊飯動作を開始
する。そして、熱応動装置9が炊飯完了を感知し
て作動杆10を下動させると、マイクロスイツチ
15は開成して炊飯ヒータ3、側面保温ヒータ7
及び蓋保温ヒータ8よりなる保温回路に切換え
る。又、保温中に誤つてつまみ14を押し下げた
場合、つまみ14を矢印B方向に押し上げること
により保温に戻すことができるようになつてい
る。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、上記の構造では、操作パネル面に操
作口による窪みが生じ、この窪みやつまみには埃
等が溜り易く、又溜つた埃等は目に付き易く不衛
生感を与えることになり、さらに窪みの奥部の埃
等は容易に拭き取ることができず、清掃性の悪い
ものになつていた。
又、操作レバーの操作には押し下げ、押し上げ
という方向の異なる操作が必要であり、操作性の
面で余り好ましいものとは称し得ず、特にマイク
ロコンピユータ搭載の電子制御タイプの家庭用電
気機器が普及し単一方向の操作に馴れた最近にあ
つては操作に違和感を与えることにもなつてい
た。
然るに本考案にあつては、上記問題点を解消し
た炊飯器を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案の内容を、以下実施例に対応する図面を
用いて説明する。
鍋底温度により炊飯完了を感知する熱応動装置
9と、該装置9の作動杆10と連係し該作動杆1
0を上下動させる操作レバー18と、上記作動杆
10の上下動に伴つて動作し炊飯回路と保温回路
との切換えを行なうスイツチ15とを備えた炊飯
器において、上記操作レバー18は縦レバー部1
8aと横レバー部18bとにより略L字形状に形
成し、上記縦レバー部18aを炊飯器本体1の操
作パネル22部の内側に位置させて該縦レバー部
18aの中間部を回動自在に枢支すると共に、横
レバー部18bの自由端側を作動杆10に連係さ
せる。そして、操作パネル22部には縦レバー部
18aの枢支点を境にしてその上方部位と下方部
位とを押圧操作するためのスイツチ釦35を設け
るものである。
スイツチ釦は縦レバー部18aの上方部位を押
圧操作するための釦部と下方部位を押圧操作する
ための釦部とを一体に設けた図示実施例のものに
限らず、個々に独立した釦としたものでもよい。
(作用) 上記構成により、作動杆10の上動或いは下動
は何れもスイツチ釦35を一定方向に押すことに
より操作レバー18を介して行なうことができ、
操作性が向上する。
又、操作パネル22面においてスイツチ釦35
の動きを考慮した窪みを特に設ける必要がなく、
従つて埃が溜り難く、埃による問題も招くことが
なくなり、操作パネル22部の清掃性も高まるこ
とになる。
(実施例) 以下第1図乃至第5図に示した本考案の実施例
について詳細に説明する。尚、第1図乃至第5図
において、第6図及び第7図と共通する部分には
共通の符号を付してある。
操作レバー18は縦レバー部18aと横レバー
部18bとにより略L字形状に形成され、その縦
レバー部18aの中間部を軸19を以つてアング
ル11の延長部11aに回動自在に枢支し、横レ
バー部18bの自由端側を熱応動装置9の作動杆
10の下端に連係する。又、操作レバー18の縦
レバー部18aには枢支点(軸19)を境にして
その上方及び下方の適所において当り20,21
を形成する。
操作パネル22は背面に長方形状の枠部23を
一体に突出成形し、この枠部23内を後記スイツ
チ釦が位置する開口部24としている。上記枠部
23は天井壁上面上に前後に離間して爪25,2
6を有すると共に両側壁外面上部にリブ27を有
し、さらに両側壁下端には側方に張出す一対のリ
ブ28を有する。又、操作パネル22の背面には
枠部23の両側壁外面との間に少許間隙をおいて
位置するリブ29を突設する。而して、このよう
な構造の操作パネル22は合成樹脂により一体に
成型するもので、炊飯器本体1の側面開口部に爪
25を利用して嵌着し、この操作パネル22の内
側には操作レバー18の縦レバー部18aが対向
位置する。尚、操作パネル22の下半分の面は傾
斜し、斜め上方に向いている。
支持枠30は金属板により略〓形状をなし、操
作パネル22の枠部23に取付ける。この支持枠
30はその天井壁を爪25,26間に嵌合しかつ
両側壁下端を一対のリブ28間に嵌合する一方、
両側壁を枠部23の両側壁とリブ29間に挾着さ
せ、さらに両側壁の断部31をリブ27の下側に
当てることにより取付けられ、その取付状態にお
いて支持枠30の上方への動きはリブ27によ
り、前後方向への動きは爪25,26及びリブ2
8により夫々阻止され、又支持枠30の両側壁の
外方への広がりはリブ29により阻止されること
になり、支持枠30は確実に取付けられる。
而して、このような支持枠30の両側壁には中
間部において後方に突出する軸受部32を形成
し、この軸受部32に蝶形孔33を穿設する。
又、支持枠30の一方の側壁には軸受部32の両
側に離間して一対の抱持片34を形成する。
スイツチ釦35は第3図に示すように、表示窓
37,38を有する釦主体36と、表示窓37,
38に嵌着するランプカバー39,40と、釦主
体36の背後にあつて保温ランプ42、炊飯ラン
プ43を有する基板41と、この背後に位置する
絶縁板44と、さらにこの背後に位置する被い板
45とにより構成され、釦主体36、基板41、
絶縁板44及び被い板45はねじ46により一体
的に固定する。上記被い板45は両側縁中央部に
扁平形状の軸47を突設し、この軸47を支持枠
30の軸受部32の蝶形孔33に嵌挿することに
よりスイツチ釦35を操作パネル22の枠部23
内即ち開口部24内に配設するものであり、スイ
ツチ釦35は蝶形孔33と軸47とによつて決ま
る範囲内で揺動自在に枢支されている。而して、
このスイツチ釦35は軸47を境にしてその上方
部を保温釦部35aとし、下方部を炊飯釦部35
bとする。尚、炊飯釦部35aの表面は操作パネ
ル22面に合せて傾斜させてある。上記釦主体3
6の一側壁にはリード線48の導出用の切欠49
を設け、他側壁には後記バネ線材の嵌挿用の切欠
50を設けており、切欠49はスイツチ釦35の
枢支点(軸47)に近い位置に、切欠50は枢支
点より離れた位置にある。
バネ線材51は支持枠30の抱持片34により
抱持されており、その両端部は折曲してスイツチ
釦35の切欠50に嵌挿しスイツチ釦35を揺動
範囲の中間位置に常時保持するものである。スイ
ツチ釦35が中間位置にある時軸47と軸受部3
2との接触は蝶形孔33の形状によつて点接触状
態にあり、何れの方向への揺動も小さな力で行な
える。
上記構成において、組立て順序は、先ずスイツ
チ釦35を組立てた後、支持枠30の撓みを利用
して軸47を軸受部32の蝶形孔33に嵌挿する
ことによりスイツチ釦35を支持枠30に取付け
る。次に、バネ線材51を抱持片34により支持
枠30に設けると共にその両端を切欠50に嵌挿
する。そして、支持枠30を操作パネル22に取
付けることによりこれらを組品化し、然る後操作
パネル22を炊飯器本体1の側面開口部に嵌着す
る。この状態で、スイツチ釦35の背面は操作レ
バー18の縦レバー部18aと一定の距離をおい
て対向位置することになる。即ち、スイツチ釦3
5と操作レバー18の縦レバー部18aとは常時
離間状態にある。
而して、今、スイツチ釦35の炊飯釦部35b
を矢印c方向に押すと、スイツチ釦35は揺動し
てその背面が当り21に当接し操作レバー18を
回動させて作動杆10を上動させ、作動杆10を
上方位置に吸着保持させる。すると、この状態で
マイクロスイツチ15が閉成して炊飯回路を形成
し、炊飯動作を開始させる一方、炊飯ランプ43
を点灯させて炊飯中であることを表示する。スイ
ツチ釦35は押す力が除かれると、バネ線材51
の付勢力により中間位置に復帰する。
炊飯が進み、熱応動装置9が炊飯完了を感知す
ると、作動杆10を強制的に下動させ、これに伴
い操作レバー18を回動すると共にマイクロスイ
ツチ15を開成する。この時、操作レバー18と
スイツチ釦35とは離間状態にある為、スイツチ
釦35は操作レバー18の動きに対し何ら障害と
はならず、確実に動作する。マイクロスイツチ1
5が開成すると、炊飯回路から保温回路に切換
え、保温動作に移行する一方、保温ランプ42を
点灯させて保温中を表示する。
又、保温中に誤つてスイツチ釦35の炊飯釦部
35bを押し炊飯に切換つてしまつた場合には、
スイツチ釦35の保温釦部35aを矢印c′方向に
押せばよい。すると、スイツチ釦35は揺動して
その背面が当り20に当接し操作レバー18を回
動させることにより、作動杆10を強制的に下動
し、保温に戻すことができる。
このように本実施例にあつては、操作方向が一
定しており、操作性が向上すると共に、操作上の
戸惑、違和感もなくなる。又、スイツチ釦35は
操作レバー18とは関係なく、常に一定位置にあ
る為、デザイン面での完成度も向上する。
(考案の効果) 以上の如く本考案の構成によれば、操作方向が
一定し操作性を向上することができ、又操作パネ
ル面においてスイツチ釦の動きを考慮した窪みを
特に設ける必要がなく、従つて埃等が溜り難く、
埃等による問題も招くことがなくなり、操作パネ
ル部の清掃性を高めることができ、機械的な熱応
動装置を用いるこの種炊飯器にあつて実用上優れ
た考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例における炊飯器を示す
要部概略構成図、第2図は同要部動作説明図、第
3図は同スイツチ釦の分解図、第4図a,bは同
操作パネル組品の背面図及び側面図、第5図a,
bは同操作パネル部の正面図及び側面図、第6図
は炊飯器の概略構成図、第7図は従来における操
作機構を示す構成図である。 9……熱応動装置、10……作動杆、15……
マイクロスイツチ、18……操作レバー、18a
……縦レバー部、18b……横レバー部、22…
…操作パネル、35……スイツチ釦。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鍋底温度により炊飯完了を感知する熱応動装置
    と、該装置の作動杆と連係し該作動杆を上下動さ
    せる操作レバーと、上記作動杆の上下動に伴つて
    動作し炊飯回路と保温回路との切換えを行なうス
    イツチとを備えた炊飯器において、上記操作レバ
    ーは縦レバー部と横レバー部とにより略L字形状
    に形成し、上記縦レバー部を炊飯器本体の操作パ
    ネル部の内側に位置させて該縦レバー部の中間部
    を回動自在に枢支すると共に、横レバー部の自由
    端側を上記作動杆に連係させ、操作パネル部には
    縦レバー部の枢支点を境にしてその上方部位と下
    方部位とを押圧操作するためのスイツチ釦を設け
    たことを特徴とする炊飯器。
JP12275086U 1986-08-08 1986-08-08 Expired JPH0344112Y2 (ja)

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