JPS643629Y2 - - Google Patents

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JPS643629Y2
JPS643629Y2 JP13435783U JP13435783U JPS643629Y2 JP S643629 Y2 JPS643629 Y2 JP S643629Y2 JP 13435783 U JP13435783 U JP 13435783U JP 13435783 U JP13435783 U JP 13435783U JP S643629 Y2 JPS643629 Y2 JP S643629Y2
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JP
Japan
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hub
hub bolt
wheel
regulating
phase
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JP13435783U
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JPS6042529U (ja
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  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車輛のハブボルトの位相規制およびY
方向位置検出装置に関し、車輛のハブボルトに自
動的に車輪を装着する車輪自動組付装置に用いて
特に有用なものである。
車輛の組立ラインにて、コンベア上を運ばれて
くる車輛のハブに車輪(ホイールにタイヤが装着
されたもの)を組付ける作業は、従来作業者がタ
イヤシユータから車輪を取出しそのボルト穴の位
置を見定めてハブボルトに挿着し空気圧工具等で
ハブナツトを締付けるといつた手作業が多かつ
た。そのため生産性が思わしくなかつた。
そこで車輪の組付けを自動化することが考えら
れるが、 (i) ライン上の車輛のハブボルトの位相(4本の
ボルトの配列)が運ばれてくる車輛ごとにず
れ、一定しないこと、 (ii) 運ばれてくる車輛のハブが車輪組付装置に対
する位置、即ち車輛の左右方向(X方向)に関
する位置、車輛の前後方向(Y方向)に関する
位置、車輛の上下方向(Z方向)に関する位置
が車輛ごとにずれ、一定しないこと、 (iii) 車輛装着状態の車輪にはトーイン角θ及びキ
ヤンバ角γが設けられるため、ハブボルトは必
らずしもX方向に平行とならず、傾斜している
こと、 等の理由により、車輪自動組付装置にはハブボル
トの位相規制を正確に行う機能と、ハブボルトの
位置・傾斜を正確に検出する機能と、この検出結
果に基づいて車輪のボルト穴をハブボルトに対し
正対させる制御機能とを備える必要がある。
これらの必要性に応え、本考案は簡単な機構で
ハブボルトの位相規制を行え且つハブのY方向位
置を検出することができる新規な装置を提供する
ことを目的とする。
この目的を達成する本考案に係るハブボルトの
位相規制およびY方向位置検出装置の構成は、支
え部材に中央部を固定され車輛の前後方向である
Y方向に沿うガイド棒と、ガイド棒の両側部分そ
れぞれに摺動可能に設置され、車輪が組付けられ
るハブのボルト群を挾んでハブボルトの位相を規
制する1組のY方向規制用部材と、両Y方向規制
用部材に固定側と可動側をそれぞれ固定され両Y
方向規制用部材を接離させるY方向規制用シリン
ダと、Y方向規制用部材の移動量を検出するY方
向位置検出用ポテンシヨメータと、前記支え部材
に設置され車輛の上下方向であるZ方向に動作す
るZ方向シリンダと、Z方向シリンダによりZ方
向に駆動されてハブボルトと接離し、ハブボルト
に当接する端面がY方向に対して傾斜しているZ
方向規制用部材とからなる。
以下、第1図〜第6図を参照して本考案を詳細
に説明する。
なお、第1図は本考案の装置を採用した車輪自
動組付設備全体の概略構成を示し、やや長いが先
ずこれを説明しておく。第1図において、1は車
輪自動組付装置であり、これには付属設備とし
て、車輛2の車軸3を下側から支持固定する車軸
押上げ装置4と、ハブナツト5の前後の向きを揃
えてこれをナツト受渡し装置6に供給するナツト
供給装置7と、供給されたナツトを4個まとめ且
つ配列の位相を定めて車輪自動組付装置1に供給
する上記ナツト受渡し装置6と、車輪(ホイール
付きのタイヤ)8を供給するタイヤシユータ9
と、供給されてきた車輪8のボルト穴の位相が一
定位相となるように位置決めする車輪位置決め装
置10とが設置されている。車輪自動組付装置1
は、ボルト穴の位相が一定にされた車輪8をその
位置決め装置10から受取る車輪把持機構11
と、ナツト受渡し装置6からナツトを受取つて車
輪8を車輛のハブ12のボルト13に締付けるナ
ツトランナ14と、上記車輪把持機構11及びナ
ツトランナ14をハブボルト13の取付中心に同
軸となるように移動制御するためのX,Y,Z,
θ,γ5方向の各駆動機構と、これら各駆動機構
の動作に必要なハブボルト12のX,Y,Z各方
向の位置及びトーイン、キヤンバによるθ,γの
各傾斜角の検出機構と、ハブボルトの位相を車輪
8のボルト穴の位相に合わせて規制する機構と、
で構成されている。
上記5個の駆動機構のうち3個は直交座標に基
づくX軸、Y軸、Z軸の駆動機構であり、組立ラ
インと直角方向のX軸ガイドレール15を備える
X軸ベツド16と、組立ラインと平行方向のY軸
ガイドレール17を備え且つ送りねじ18を介し
てモータ19でX軸ガイドレール15上を移動駆
動されるY軸ベツド20と、送りねじ21を介し
てモータ22でY軸ガイドレール17上を移動駆
動されるZ軸ベツド23とがある。Z軸ベツド2
3には11や14の装置に対する取付台24がZ
(上下)方向に移動可能且つY軸廻り(γ方向)
とZ軸廻り(θ方向)に回動可能に装置されてお
り、この装置取付台24はモータ25,26の同
調運転によつてZ方向に移動されると共に一方の
運転によつてγ方向に傾動され、またモータ27
によつてθ方向に回動される。更に、装置取付台
24には、ハブボルトの検出機構及び位相規制機
構等の装置28が車輪把持機構11による車輪8
の中心と同一高さとなり且つ直交するように設置
されている。従つて全体の動作としては、組立ラ
インに運ばれた車輛が作業位置に停止すると、ま
ず車軸押上げ装置4で車軸3を固定する一方、車
輪把持機構11が車輪位置決め装置10側に向
き、ハブボルトの検出機構及び位相規制機構がハ
ブボルト13側に向き且つこれらが予め定めた基
準位置に位置するように各駆動機構が制御する。
そしてハブボルトの位相を規制すると共にX,
Y,Z,θ,γの各値を検出して基準位置に対す
るハブボルト13の中心のずれ、並びにトーイン
とキヤンバに基づくハブボルト13の傾きを求め
る。この間に車輪8を車輪把持機構11が受取
る。次に車輪把持機構11がハブボルト13側を
向くように装置取付台24を90度旋回させると共
に、X,Y,Z,θ,γの各測定値に基づいて各
駆動機構が修正制御し、車輪9とハブボルト13
の各中心を合致させる。この状態で車輪把持機構
11を所定量だけX方向に前進させて車輪8をハ
ブボルト13に挿入し、次いでナツトランナ14
でナツト5を受取り所定のトルクで締付け固定す
る。
次に本考案に係るハブボルトの位相規制および
Y方向位置検出装置の実施例を第2図〜第6図に
より説明する。第2図は一実施例装置の左側面
図、第3図はその正面図、第4図及び第5図は原
理説明図である。これらの図において、第1図で
述べた取付台24に支え板29の下端がヒンジ3
0を介して回動可能に取付けられると共に、上端
がスプリングロツド31及びヒンジ32を介して
取付けられている。ヒンジ30,32及びスプリ
ングロツド31は単にX方向位置検出を考慮した
ものであり、基本的には支え板29は垂直であ
る。支え板29にはY方向のボス33が中央の上
下に2個固定されており、各ボスにはY方向のガ
イド棒34が中央部で嵌着・固定されている。ガ
イド棒34の両端突出部には、コ字形状のY方向
規制用金具35がその両脚35aを介して摺動自
在に且つ対向端が互いに平行に取付けられてお
り、両金具35間にアーム36,37を介してY
方向規制用油圧シリンダ38の固定側と可動側が
連結されている。また一方のY方向規制用金具3
5とボス33との間に、Y方向位置検出用ポテン
シヨメータ39が設けられている。従つて、第1
図にて述べた如く車輪把持機構11を車輪位置決
め装置10に向け且つ基準位置に設定した検出状
態で、Y方向規制用油圧シリンダ38を作動させ
て両方のY方向規制用金具35を互いに接近させ
ることにより、ハブボルト13のY方向位置がず
れていても第4図に示す如く両金具35でハブボ
ルト13を挾んだ状態となり、各ハブボルト13
はZ−Y座標上で45度の一定位相に規制される。
但し、車輪のボルト穴の位相はこれに対応して45
度としてある。この状態でのポテンシヨメータ3
9の値Yから次式(1)の演算により、基準位置(装
置中心)からのハブ中心のY方向ずれ量Δyがわ
かる。
Δy=L−Y−l …式(1) ここで、L:基準位置から金具35の原点(初
期位置)までの距離 Y:原点から規制位置までを示すポテ
ンシヨメータ39の読値 l:ハブ中心と金具35間の距離であ
つて、次式(2)で得られる。
l=φD/2cos45゜+φd/2 …式(2) ここで、φD:ハブボルト13のピツチ円直径 φd:ハブボルト13の直径 上記の演算は図示しない演算装置にポテンシヨ
メータ39の出力と所要の定数とを入力すること
により行なわれ、ずれ量Δyの信号が車輪挿着時
にY方向駆動機構の制御回路に与えられ、ずれが
修正される。
ところで、ハブボルト13の初期位相が不定な
ため位相規制とY方向位置検出の時第5図に示す
ようにハブボルト13がZ−Y軸上に位置する場
合、デツドポイントとなつて第4図のような位相
規制ができず、またY方向の位置検出もできな
い。
そこで、支え板29の下部で且つ2つのY方向
規制用金具35の間に位置する部位に、Z方向規
制用油圧シリンダ40で上下駆動されるZ方向規
制用金具41を設けてある。この金具41の上端
はY方向に対し或る角度(例えば30度)をなして
いる。42はZ方向規制用金具のガイドである。
このZ方向規制用金具41をY方向規制用金具3
5の接近駆動よりも早目に上方向に駆動すること
により、たとえハブボルト13の初期位相が第5
図のものであつてもZ方向規制用金具41によつ
てハブがわずかに回転され、デツドポイントから
外れる。従つてハブボルト13の初期位相がいか
なるものであつても、常に位相規制とY方向位置
検出を行うことができる。但し、Z方向規制用油
圧シリンダ40とY方向規制用油圧シリンダ38
との作動シーケンスは適宜な方法で実行される。
また、位相規制及び位置検出の後の原点への復帰
も同様に適宜なシーケンスで実行される。
なお、第2図、第3図における符号43はZ方
向位置検出用金具であり、Y方向規制用金具35
に固定した油圧シリンダ44でZ方向に駆動され
る。Y方向規制を行つた状態では、Y方向規制用
金具35に対して略所定位置にハブボルト13が
位置することとなる。従つて油圧シリンダ44を
作動させ、金具43が原点からハブボルト13に
当接するまでの距離Zをポテンシヨメータ45で
測定することにより、前式(1)、式(2)に準じた演算
からZ方向のずれ量を求めることができる。その
結果を車輪挿入時にZ方向駆動機構へ与えること
によりZ方向位置を修正する。
第6図はY方向位置検出のための他の実施例を
示し、第2図、第3図の例とは、Y方向規制用金
具35の双方とボス33の間にポテンシヨメータ
39をそれぞれ設けた点だけが異なる。このよう
にすると、各金具35の原点からの移動距離の読
値Y1,Y2だけからY方向のずれ量Δyがわかる。
Δy=Y1−Y2/2 但し、原点は装置中心に対し対称とする。
なお、上述した実施例装置には原点設定、オー
バラン防止、作業の安全、装置保護のため各部に
リミツトスイツチを設け、この信号により装置の
作動を制御している。
以上説明した如く、本考案によればハブボルト
の初期位相、位置に拘らず位相規制とY方向位置
検出を簡単且つ確実に行え、車輪組付装置の自動
化に大きく寄与する。
【図面の簡単な説明】
第1図は車輪自動組付設備の概略構成図、第2
図は本考案の一実施例装置の左側面図、第3図は
その正面図、第4図と第5図は原理説明図、第6
図は他の実施例装置の断面図である。 図面中、2は車輛、8は車輪、12はハブ、1
3はハブボルト、29は支え板、34はガイド
棒、35はY方向規制用金具、38はY方向規制
用油圧シリンダ、39はY方向位置検出用ポテン
シヨメータ、40はZ方向規制用油圧シリンダ、
41はZ方向規制用金具である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支え部材29に中央部を固定され車輛の前後方
    向であるY方向に沿うガイド棒34と、ガイド棒
    34の両側部分それぞれに摺動可能に設置され、
    車輪8が組付けられるハブ12のボルト13群を
    挾んでハブボルト13の位相を規制する1組のY
    方向規制用部材35と、両Y方向規制用部材35
    に固定側と可動側をそれぞれ固定され両Y方向規
    制用部材35を接離させるY方向規制用シリンダ
    38と、Y方向規制用部材35の移動量を検出す
    るY方向位置検出用ポテンシヨメータ39と、前
    記支え部材29に設置され車輛の上下方向である
    Z方向に動作するZ方向シリンダ40と、Z方向
    シリンダ40によりZ方向に駆動されてハブボル
    ト13と接離し、ハブボルト13に当接する端面
    がY方向に対して傾斜しているZ方向規制用部材
    41とからなるハブボルトの位相規制およびY方
    向位置検出装置。
JP13435783U 1983-09-01 1983-09-01 ハブボルトの位相規制およびy方向位置検出装置 Granted JPS6042529U (ja)

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JP13435783U JPS6042529U (ja) 1983-09-01 1983-09-01 ハブボルトの位相規制およびy方向位置検出装置

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JPS62122872A (ja) * 1985-11-25 1987-06-04 Honda Motor Co Ltd 車輪取付け部材の位置検出方法及び装置

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