JPS643550Y2 - - Google Patents

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JPS643550Y2
JPS643550Y2 JP1983063119U JP6311983U JPS643550Y2 JP S643550 Y2 JPS643550 Y2 JP S643550Y2 JP 1983063119 U JP1983063119 U JP 1983063119U JP 6311983 U JP6311983 U JP 6311983U JP S643550 Y2 JPS643550 Y2 JP S643550Y2
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JP
Japan
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punch
die
key
index
mounting hole
Prior art date
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JP1983063119U
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English (en)
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JPS59171831U (ja
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Priority to JP6311983U priority Critical patent/JPS59171831U/ja
Publication of JPS59171831U publication Critical patent/JPS59171831U/ja
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Publication of JPS643550Y2 publication Critical patent/JPS643550Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、例えばNCタレツトパンチプレス
のようなパンチプレスに用いるパンチ・ダイの一
対の金型を所望の角度だけ回転させて金型タレツ
トに支持する支持装置に関する。
一般にNCタレツトパンチプレスにおいて、同
じ形状で方向の異なる金型を多数個用意すること
なしに、所望の角度へ回転させることのできる同
一の金型を必要本数用意し、人手により必要な回
転角度を割り出し、所望の角度だけ回転させた状
態でそれらの金型を金型タレツトに装着する方法
が採られている。
しかし、このような場合に用いられる従来のパ
ンチ・ダイ支持装置は、例えば実公昭52−52928
号公報に示されるように、パンチを案内するパン
チガイドの外側にインデツクススリーブを設け、
さらにインデツクススリーブの外側に円筒体を設
ける構成であるので、パンチ径に比較して全体的
構成の径が大きくなり、例えば2インチの金型を
4・1/2インチの金型装着孔に装着するという様
に通常使用する金型装着孔より大きい他の金型の
装着孔を使用しなければならず、その結果として
他の大きいサイズの金型は締め出されてしまつて
同時に使用できなくなるという問題があつた。
この考案は、そのような従来の問題に鑑みてな
されたものであつて、パンチと共に回転するリン
グ状のパンチインデクスブツシユをパンチガイド
上に任意の角度で固定し、またダイも任意角度に
固定されるリング状のダイインデクスカラー上に
共回転できるように取付ける構造にして、従来の
パンチガイドの径より大きくすることなく所望の
角度にパンチ・ダイの一対の金型を回転させて保
持できるようにしたパンチ・ダイ支持装置を提供
することを目的とする。
この考案は、以下図に示す実施例と共に詳説す
る。第1図はこの考案の一実施例が用いられる
NCタレツトパンチプレス1の全体図を示してい
る。このNCタレツトパンチプレス1はパンチ支
持部材としての上盤3とダイ支持部材としての下
盤5とを備えている。上盤3と下盤5とは共に回
転されるもので、一対となつたパンチ・ダイをそ
れぞれ保持するパンチホルダ7とダイホルダ9と
が取付けられている。そして、このNCタレツト
パンチプレス1では、上盤3と下盤5とを回転さ
せ、加工したい形状を備えたパンチとダイが取付
けられた一対のパンチホルダ7とダイホルダ9と
を打撃子11の直下に位置させて打撃子11でパ
ンチを打撃し、テーブル13上の材料Wに孔あけ
加工をなすのである。
第2図は上記NCタレツトパンチプレス1に用
いられたこの考案の一実施例の全体を示す縦断面
図である。上盤3の金型装着孔15にパンチガイ
ド兼板押え17が嵌込まれており、その外周に設
けられたキー溝19に上盤3のキー21を係合す
ることにより回転しないように規制されている。
パンチ23は、パンチガイド兼板押え17内に
上下動と回転ができる状態で挿入されている。こ
のパンチ23は上半部23aと下半部23bとに
分けられ、結合ボルト25によつて合体させられ
た構造である。また上半部23aと下半部23b
との回転角度がずれないように上半部23aのキ
ー27が下半部23bのキー溝29に係合されて
いる。
パンチガイド兼板押え17の上部フランジ31
にリング状のインデクスブツシユ33が載せら
れ、ボルト35によつて固定されている。第3図
に詳しいようにこのフランジ31にはボルト孔3
7が45゜ごとに計8箇所に設けられており、また
インデクスブツシユ33の段部39に約45゜の円
弧状長孔41が設けられており、インデクスブツ
シユ33が所望角度だけ回転させられた状態で長
孔41に現われるボルト孔37にボルト35をね
じ込むことによりインデクスブツシユ33をパン
チガイド兼板押え17に所定の角度だけ回転した
状態で固定することができるようになつている。
パンチガイド兼板押え17のフランジ31及びイ
ンデクスブツシユ33のそれぞれの周面には第2
図に詳しいように目盛43a,43bが刻まれて
いる。
インデクスブツシユ33の内周にはキー溝45
が刻まれていて、パンチ上半部23aのキー27
と係合されている。このキー27によりインデク
スブツシユ33とパンチ23全体とが互いに回転
することのないように所定の位置関係に維持され
る。
上記パンチガイド兼板押え17、パンチ23及
びインデクスブツシユ33にてパンチホルダ7が
構成されている。そして、このパンチホルダ7の
全体はリフトスプリング49により上盤3に弾性
的に支持され、後述するダイ51から離れて浮い
た状態に保たれている。
ダイ51は、下盤5のダイ装着孔53に回転で
きる状態で嵌込まれていて、下方のインデクスカ
ラー55にキー57とキー溝59の組合せによつ
て方向性が決められている。このインデクスカラ
ー55は、下盤5に設けられたテーパ付凹部61
にテーパ付ブロツク63を嵌込み、ボルト65を
締めることによつて生じるブロツク63が横に押
される力で所定角度回転した状態で固定される。
上記インデクスカラー55とテーパ付ブロツク
63とによりダイホルダ9が構成されている。
以上の構成によるこの考案の一実施例の金型角
度割出しホルダにあつて、パンチ23とダイ51
の一対の組を所望角度に回転させた状態で上盤
3、下盤5にそれぞれ装着するには、次の手順が
とられる。
まず、ボルト35をゆるめてインデクスブツシ
ユ33を所望角度になるように目盛43a,43
bを見ながら回転させ、その後ゆるめたボルト3
5を再び締めつけてパンチガイド兼板押え17に
固定する。
次にパンチ23を抜き取り、またボルト65を
ゆるめてダイ51とダイインデクスカラー55を
共に抜き取り、代わりに第4図に示すようにパン
チゲージ67、ダイゲージ69及びダイインデク
スカラー55を取付ける。
ここでパンチゲージ67はパンチ23と同一の
外径を持ち、上部にキー27と同一のキー71が
取付けられている。またダイゲージ69はダイ5
1と同一の外径を持ち、キー溝59と同一のキー
溝73を備えている。さらにこれらパンチゲージ
67とダイゲージ69とは、両者の衝合面に互い
に隙間なく嵌合する、円以外の形状の凸部75と
凹部77を備えている。
したがつて、キー71がキー溝45に係合する
ようにパンチゲージ67がパンチインデクスブツ
シユ33内に挿入され、所定の角度回転した状態
で方向性が定められる。またこのパンチゲージ6
7と嵌合させた状態でダイゲージ69をダイイン
デクスカラー55と共に下盤5に取付け、テーパ
付ブロツク63をボルト65で締めつけることに
より、ダイゲージ69もパンチゲージ67と同じ
角度に割り出されることになる。
こうしてパンチゲージ67、ダイゲージ69の
角度が割り出されたならば、次にパンチゲージ6
7とダイゲージ69とを共に抜き取り、再び第2
図に示すようにパンチ23、ダイ51を取付け
る。この時、ダイ51は、インデクスカラー55
が所定角度に割り出されて固定されているので、
キー溝59をキー57に合わせて装着孔53に挿
入することによつてパンチ23と合つた角度に回
転された状態に設定されることになる。
以上のごとき実施例の説明より理解されるよう
に、要するに本考案においては、板押え17を上
下動自在に支承したパンチ支持部材より上方位置
において、板押え17の上部にインデクスブツシ
ユ33を回動固定自在に設け、上記板押え17に
上下動かつ回動可能に嵌入したパンチ23と上記
インデクスブツシユ33とをキー27、キー溝4
5を介して上下動のみ自在に嵌合してある。
したがつて、板押え17に対してインデクスブ
ツシユ33を回動することにより、パンチ23の
回動位置を調節できるものであるが、インデクス
ブツシユ33がパンチ支持部材より上方に位置す
るため、調節作用が容易なものである。また、イ
ンデクスブツシユ33が板押え17の上部に設け
てあるので、板押え17の径を従来の一般の金型
における板押えと同径に設けて、そのまま装着す
ることができ、全体的構成が大径となるようなこ
とがないものである。
また、ダイ51の回動位置の位置決めを行うイ
ンデクスカラー55は、ダイ装置孔53の底部に
配置されるものであり、ダイ51と上下方向に対
向する態様となるので、インデクスカラー55の
外径をダイ51の外径と同一に設けることがで
き、全体的構成が大径となるようなことがないも
のである。
なお、本考案は、前述の実施例のみに限るもの
ではなく、適宜の設計的変更を行うことにより、
その他の態様でも実施し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例をが用いられる
NCタレツトパンチプレスの全体図、第2図はこ
の考案の一実施例の断面図、第3図は同上のイン
デクスブツシユとパンチガイド兼板押えとの回転
関係を示す平面図、第4図は同上のダイの回転角
度割出し方法を示す断面図である。 図面の主要部分を表わす符号の説明、3……上
盤、5……下盤、7……パンチホルダ、9……ダ
イホルダ、15……金型装着孔、17……パンチ
ガイド兼板押え、19……キー溝、21……キ
ー、23……パンチ、27……キー、29……キ
ー溝、31……フランジ、33……インデクスブ
ツシユ、35……ボルト、37……ボルト孔、3
9……段部、41……長孔、45……キー溝、5
1……ダイ、53……装着孔、55……インデク
スカラー、57……キー、59……キー溝、61
……テーパ付凹部、63……テーパ付ブロツク、
67……パンチゲージ、69……ダイゲージ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パンチ支持部材に形成された金型装着孔15に
    パンチガイド兼板押え17を上下動のみ自在に嵌
    入して設け、上記パンチ支持部材より上方位置に
    おいて上記板押え17の上部に、インデクスブツ
    シユ33を同軸にかつ回動固定自在に設け、この
    インデクスブツシユ33の内周面に設けられたキ
    ー溝45あるいはキーに、前記板押え17内に上
    下動自在にかつ回動可能に嵌入したパンチ23の
    キー27あるいはキー溝を上下動自在に係合して
    設け、前記パンチ支持部材に対応して設けられた
    ダイ支持部材に、前記金型装着孔15に対応して
    ダイ装着孔53を設け、このダイ装着孔53の底
    部に、前記パンチ23と対応するダイ51に形成
    されたキー溝59あるいはキーと係合するキー5
    7あるいはキー溝を備えたインデクスカラー55
    を回動固定自在に配置してなることを特徴とする
    パンチ・ダイ支持装置。
JP6311983U 1983-04-28 1983-04-28 パンチ・ダイ支持装置 Granted JPS59171831U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6311983U JPS59171831U (ja) 1983-04-28 1983-04-28 パンチ・ダイ支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6311983U JPS59171831U (ja) 1983-04-28 1983-04-28 パンチ・ダイ支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59171831U JPS59171831U (ja) 1984-11-16
JPS643550Y2 true JPS643550Y2 (ja) 1989-01-31

Family

ID=30193312

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6311983U Granted JPS59171831U (ja) 1983-04-28 1983-04-28 パンチ・ダイ支持装置

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JP (1) JPS59171831U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5252928U (ja) * 1975-10-14 1977-04-15

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5252928U (ja) * 1975-10-14 1977-04-15

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Publication number Publication date
JPS59171831U (ja) 1984-11-16

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