JPS6350034Y2 - - Google Patents

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JPS6350034Y2
JPS6350034Y2 JP1983143631U JP14363183U JPS6350034Y2 JP S6350034 Y2 JPS6350034 Y2 JP S6350034Y2 JP 1983143631 U JP1983143631 U JP 1983143631U JP 14363183 U JP14363183 U JP 14363183U JP S6350034 Y2 JPS6350034 Y2 JP S6350034Y2
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JP
Japan
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punch
die
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guide
turret
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JP1983143631U
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JPS6052025U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は例えばタレツトパンチプレスのよう
なパンチプレス機に用いられる大型の金型装置に
関し、特に金型の加工形状の向きを変えることの
出来る金型装置に関する。
従来、例えばタレツトパンチプレスのようなパ
ンチプレス機の金型装置にあつては、種々の径の
加工形状を得るために、例えば最小1/2インチか
ら最大4と1/2インチまで複数種類のサイズの金
型が取り付けられるように金型ホルダに複数種の
サイズの金型装着孔を設けている。ところが、金
型としてのパンチとダイとの多数を一つの金型ホ
ルダに装着したいために、最大サイズのパンチに
おいては、スペースの制限を受けるので、リフト
スプリングに支持されるべきフランジをパンチガ
イドの外周全体に形成することができず、パンチ
ガイドにピンを水平に突設して金型ホルダに設け
られているリフトスプリングと係合させ、パンチ
を所定の高さ位置に保持するようにしている。そ
してこのピンの取り付け位置はパンチの周囲の
90゜ずつ離れた4箇所である。従つて、加工形状
の向きを変更したい場合でもこの従来の金型装置
では90゜刻みに4通りにしか変えることが出来な
かつた。
ところで、パンチを回動可能に設けた金型装置
としては、例えば実公昭52−52928号公報(以下
単に先行例と称す)に記載のごときものがある。
しかし、先行例においては、パンチの外周に何重
にも構成部材を設ける構成であるので、パンチホ
ルダの装置孔の径に比較して、パンチ系が極めて
小径にならざるを得ないという問題点がある。
この考案はこのような従来の問題に鑑みてなさ
れたものであつて、パンチをパンチドライバとパ
ンチボデイとに分割して分離、固着自在となし、
このパンチドライバに対してパンチボデイを所定
の角度回転した状態で固定できるようにし、これ
によつて加工形状の向きを細かく変更することが
出来るようにした金型装置を提供することを目的
とする。
以下、図に示す実施例について詳説する。第1
図はこの考案の一実施例の使用されるタレツトパ
ンチプレスの全体を示す。このタレツトパンチプ
レス1は、パンチホルダおよびダイホルダとし
て、上下に対向して回転する上タレツト3と下タ
レツト5とを備えている。上タレツト3には、そ
の円周方向に複数種類のサイズ形状のパンチ7を
取り付け、下タレツト5には、その円周に沿つて
上記各パンチ7と対応するダイ9を取り付けてあ
る。そして一組のサイズ、形状のパンチ7とダイ
9とを上下タレツト3,5の回転により打撃子1
1の直下に持ち来たらせ、打撃子11によつてパ
ンチ7の上端部を打撃することにより、パンチ7
とダイ9との間に配されている材料Wに所望の形
状の打ち抜きや成形を行なうのである。このタレ
ツトパンチプレス1において、どの組のパンチ7
とダイ9とを打撃子11の直下に持ち来たせらる
かは、また材料Wのどの部分を打撃子11の直下
に移動させるかは数値制御装置によつて制御す
る。
第2図及び第3図は、この考案の一実施例を示
す。この実施例は打ち抜き型の金型装置の実施例
である。まずパンチ7は上下に分割されていて、
打撃子11によつて打撃されるパンチドライバ1
3の下部に設けたフランジ部には締着具の1例と
しての締着ボルト15によりパンチボデイ17が
固着されている。パンチドライバ13の上端には
打撃子11に直接打撃されるパンチヘツド19が
取り付けられている。このパンチ7はパンチガイ
ド21内に挿入されている。
パンチガイド21は上タレツト3のパンチ装着
孔23に上下動自在に挿入されている。パンチガ
イド21に対してパンチ7が回転しないように、
パンチ7にはキー溝25が、そしてパンチガイド
21にはこのキー溝25に係合するキー27が設
けられている。またパンチガイド21に対してパ
ンチ7を常時上方に付勢するために強力なストリ
ツパスプリング29がパンチガイド21とパンチ
ヘツド19との間に介在させてある。
上タレツト3のパンチ装着孔23の周囲の90゜
ずつずれた4箇所にリフトスプリング31が取り
付けられており、この各リフトスプリング31に
対してパンチガイド21に設けられたピン33を
係合させてパンチ7を所定の高さに保持させてあ
る。
パンチガイド21の下端部開口にはプレート押
えスプリング35が止めねじ37によつて固定さ
れている。そしてこのパンチ押えスプリング35
によりストリツパプレート39が保持されてい
る。
上記パンチ7及びパンチガイド21をパンチ装
着孔23に対して所定の角度だけ回転させた位置
で取り付けるための構成は次のようになつてい
る。つまり前記締着ボルト15の挿入される案内
部としてのボルト挿入孔が第3図に示すように円
弧状長孔41であつて、締着ボルト15を緩める
ことによりパンチドライバ13に対してパンチボ
デイ17を所望の角度回転することが出来るよう
にしてある。従つて所定の角度だけパンチドライ
バ13を回転させた位置において締着ボルト15
を再び締めつけることにより、パンチドライバ1
3に対してパンチボデイ17を所定の向きに回転
させた状態で固着することが出来る。
この時、パンチボデイ17の加工形状が回転し
ているためにパンチガイド21も回転させる必要
がある。
このためパンチガイド21にはキー溝43が予
め所定の角度ずつずれた位置に上下方向に刻設さ
れており、この各キー溝43に対して上タレツト
3に取り付けられたキー45が係合するようにし
てある。
上記パンチ7に対応して下タレツト5のダイ装
着孔47に前記ダイ9が装着されている。このダ
イ9はダイ装着孔47に取り付けられたダイホル
ダ49によつて保持されており、ダイホルダ49
に取り付けたキー51がダイ9の外周のキー溝5
3と係合することによりダイ9の回転を規制して
いる。このキー溝53は上記パンチガイド21の
キー溝43と対応する位置に複数条設けられてい
る。
上記実施例の動作について、次に説明する。第
1図において示した打撃子11がパンチヘツド1
9を打撃する時、まずパンチ7が押し下げられ、
これと共にストリツパスプリング29を介してパ
ンチガイド21も押し下げられる。この動きでダ
イ9上に配置される材料Wにストリツバプレート
39がまず圧接されて材料を固定し、その直後に
パンチボデイ17が材料を打ち抜き加工する。
この後、打撃子11が上昇すると、まず強力な
ストリツパスプリング29によつてパンチ7全体
が押し上げられて材料の打ち抜き孔からパンチボ
デイ17の先端が引き抜かれ、その後でリフトス
プリング31の力によつてパンチガイド21が押
し上げられ、パンチ7とパンチガイド21が共に
元の高さ位置まで復帰する。
ここで、打ち抜き孔の向きを変更したい場合に
は、まずパンチ7とパンチガイド21とをパンチ
装着孔23から取り出して分離し、締着ボルト1
5で緩めることによりパンチドライバ13に対し
てパンチボデイ17が回転できるようにする。そ
して所定の角度パンチボデイ17を回転させた状
態で再び締着ボルト15を締め付けるようにすれ
ば、パンチボデイ17が所定の角度回転した状態
でパンチドライバ13に固着される。こうした操
作の後、再びパンチガイド21にパンチ7を装着
し、これを上タレツト3のパンチ装着孔23に装
着する。この時、パンチボデイ17の所定の回転
角度と対応してパンチガイド21の外周にもキー
溝43が設けられているために、新たな位置のキ
ー溝43がキー45に係合することとなる。こう
してパンチ7を所定の角度回転させた状態で上タ
レツト3に取り付けることが出来ることとなる。
下タレツト5に対するダイ9の回転について
も、ダイ9をダイホルダ49から取り出し所定の
角度だけ回転させた後、対応する位置の新たなキ
ー溝53にキー51を係合してダイ9をダイホル
ダ49に装着する。
第4図は他の実施例である。パンチ55は同じ
ようにパンチドライバ57とパンチボデイ59と
に分割されており、締着ボルト61により固着し
て一体化するようになつている。またパンチボデ
イ59に対してパンチチツプ63が取付ボルト6
5によつて取り付けられている。そしてこの実施
例にあつてはピン67がパンチドライバ57の外
周に取り付けられており、このピン67がリフト
スプリング31に係合し、パンチ55全体を所定
の高さに保持するようにしてある。
この実施例では、上記第1実施例と違つてパン
チガイド21が用いられていないので、パンチボ
デイ59の外周に直接キー溝69が設けられてい
る。このキー溝69は、パンチ55を所定の角度
回転させた時に上タレツト3のパンチ装着孔23
のキー43と係合するような位置に複数条設けら
れている。同様に締着ボルト61を所定の角度回
転させるために円弧状の長孔71がパンチドライ
バ57の肩部に設けられている。
上記パンチ55に対応するダイ73は雄型75
を備えており、またストリツパスプリング77を
介してエジエクトプレート79も所定の間隔を保
持して備えている。このダイ73の外周にも上記
パンチ55のキー溝69と対応して複数の位置に
キー溝81が設けられている。
この成形金型の実施例の動作は次のようであ
る。パンチ55上端のパンチヘツドが打撃子11
によつて打撃されると、リフトスプリング31に
抗してパンチ55全体が押し下げられ、パンチチ
ツプ63がエジエクトプレート79との間で材料
を挾持する。この後、更にパンチ55が押し下げ
られて、パンチチツプ63とダイ73の雄型75
との間で材料にプレスが成される。
プレス加工の後に打撃子11が上昇するなら
ば、まず強力なストリツパスプリング77の力に
よつてエジエクトプレート79が上昇して雄型7
5から材料を引き離して上昇させる。この後、パ
ンチ55がリフトスプリング31の力によつて元
の高さまで押し上げられる。こうしてプレス加工
が完了するのである。この実施例にあつて金型を
所定の角度回転させたい場合には、締着ボルト6
1を緩め、長孔71に沿つてパンチボデイ59を
パンチドライバ57に対して回転させた後再び締
着ボルト61を締め付ける。こうしてパンチボデ
イ59を回転させた後、図には示されていない上
タレツト3のキー45に新たなキー溝69を係合
させ、パンチ55全体を所定の角度回転させた状
態で上タレツト3のパンチ装着孔23に装着す
る。
同様にダイ73もパンチ55の回転角度と同じ
角度だけ回転させ、新たなキー溝81をダイホル
ダ49のキー51と係合させる。この操作によつ
てパンチ55及びダイ73が所定の角度回転され
た状態で取り付けられることとなる。このように
して、一定の位置にあるリフトスプリング31に
対してピン67の位置はそのままにして所定の角
度回転させた状態でパンチ55をパンチ装着孔2
3に装着することが出来るのである。
尚、上記両実施例にあつてパンチ7,55を
90゜回転させたい時にはそれぞれパンチ7,55
全体を90゜回転させて新たに対応するリフトスプ
リング31上にピン33,67を係止するだけで
よい。
以上のごとき実施例の説明より理解されるよう
に、要するに本考案において、パンチ7は、パン
チドライバ13とパンチ装置孔23より僅かに小
径のパンチボデイ17とに分割してあり、パンチ
ドライバ13の下部に設けたフランジ部の径はパ
ンチボデイ17の径と同径あるいは小径に設けて
あり、上記フランジ部に形成した円弧状の長孔4
1を貫通した締着具によつてパンチボデイ17を
パンチドライバ13の下部に回動可能に固定して
いるものである。
すなわち本考案によれば、締着具の位置はパン
チボデイ17の外周より内側に位置することとな
る。したがつて、パンチボデイ17を回動可能に
設けた金型装置において、締着具の位置をあまり
気にすることなしに、パンチボデイ17の径をパ
ンチ装着孔23の径に可及的に近似できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の用いられるタレ
ツトパンチプレスの全体を示す正面図、第2図は
この考案の一実施例の正面断面図、第3図は同上
の平面断面図、第4図は他の実施例の正面断面図
ある。 1……タレツトパンチプレス、3……金型ホル
ダとしての上タレツト、5……金型ホルダとして
の下タレツト、7……パンチ、11……打撃子、
13……パンチドライバ、15……締着ボルト、
17……パンチボデイ、19……パンチヘツド、
21……パンチガイド、23……パンチ装着孔、
31……リフトスプリング、33……ピン、41
……長孔、43……キー溝、47……ダイ装着
孔、49……ダイホルダ、51……キー、53…
…キー溝、55……パンチ、57……パンチドラ
イバ、59……パンチボデイ、61……締着ボル
ト、63……パンチチツプ、67……ピン、69
……キー溝、71……長孔、73……ダイ、75
……雄型、81……キー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パンチホルダ3のパンチ装置孔23にパンチ7
    を上下動自在に支承してなる大型の金型装置にし
    て、パンチ7を、プレスにおける打撃子11によ
    つて打撃されるパンチドライバ13と、前記パン
    チ装着孔23より僅かに小径であつて、ダイホル
    ダ5に支承されたダイ9と協働して材料に加工を
    行なうパンチボデイ17とに分割して設け、上記
    パンチドライバ13の下部に、パンチボデイ17
    の径と同径あるいは小径のフランジ部を設け、こ
    のフランジ部に形成した円弧状の長孔41を貫通
    した締着具によつて前記パンチボデイ17をパン
    チドライバ13の下部に回動可能に固定してなる
    ことを特徴とする大型の金型装置。
JP14363183U 1983-09-19 1983-09-19 大型の金型装置 Granted JPS6052025U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14363183U JPS6052025U (ja) 1983-09-19 1983-09-19 大型の金型装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14363183U JPS6052025U (ja) 1983-09-19 1983-09-19 大型の金型装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6052025U JPS6052025U (ja) 1985-04-12
JPS6350034Y2 true JPS6350034Y2 (ja) 1988-12-22

Family

ID=30320553

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14363183U Granted JPS6052025U (ja) 1983-09-19 1983-09-19 大型の金型装置

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JP (1) JPS6052025U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5252928U (ja) * 1975-10-14 1977-04-15
JPS52137784A (en) * 1976-05-13 1977-11-17 Nobuyuki Ikeda Nibbling punch

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5252928U (ja) * 1975-10-14 1977-04-15
JPS52137784A (en) * 1976-05-13 1977-11-17 Nobuyuki Ikeda Nibbling punch

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JPS6052025U (ja) 1985-04-12

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