JPH0123628Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0123628Y2 JPH0123628Y2 JP1984151210U JP15121084U JPH0123628Y2 JP H0123628 Y2 JPH0123628 Y2 JP H0123628Y2 JP 1984151210 U JP1984151210 U JP 1984151210U JP 15121084 U JP15121084 U JP 15121084U JP H0123628 Y2 JPH0123628 Y2 JP H0123628Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- die
- mounting hole
- holder
- key
- mold
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 4
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
- Punching Or Piercing (AREA)
- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
この考案は、例えばパンチプレスの金型を保持
するために用いる金型ホルダに関する。
するために用いる金型ホルダに関する。
従来一般に、パンチプレス用のダイの取付けに
あたつては、ダイの外周部にキー溝を形成し、ダ
イホルダのダイ装着孔に設けたキーとの係合で方
向性を規制している。ところが、円形を打抜くた
めのダイの場合は、方向性を規制する必要がない
のでキー溝加工を省略し、安価に顧客に提供でき
るようにするのが望ましい。
あたつては、ダイの外周部にキー溝を形成し、ダ
イホルダのダイ装着孔に設けたキーとの係合で方
向性を規制している。ところが、円形を打抜くた
めのダイの場合は、方向性を規制する必要がない
のでキー溝加工を省略し、安価に顧客に提供でき
るようにするのが望ましい。
しかしながら、従来のダイホルダにはキーが設
けられており、このキーと係合するキー溝がない
ために上記のようなキー溝を設けないダイは装着
できない。そのために、円形打抜き用ダイに対し
ては特別なダイホルダを別に用意するようにして
いた。したがつて、円形打抜き用のダイは安価に
提供することができても、全体的なコストはさほ
ど低くおさえることができないといつた問題があ
つた。
けられており、このキーと係合するキー溝がない
ために上記のようなキー溝を設けないダイは装着
できない。そのために、円形打抜き用ダイに対し
ては特別なダイホルダを別に用意するようにして
いた。したがつて、円形打抜き用のダイは安価に
提供することができても、全体的なコストはさほ
ど低くおさえることができないといつた問題があ
つた。
この考案は、このような従来の問題に鑑みてな
されたものであつて、方向性をもつ金型も、円形
打抜き用の金型もそのまま装着することができる
ようにした金型ホルダを提供するものである。
されたものであつて、方向性をもつ金型も、円形
打抜き用の金型もそのまま装着することができる
ようにした金型ホルダを提供するものである。
この考案は、キーを弾性部材により金型装着孔
の内側に突出するように付勢し、このキーを金型
装着孔より退避可能に備えた金型ホルダであつ
て、キー溝を備えていない金型を装着する場合に
は、キーが金型装着孔より退避して邪魔になら
ず、方向性のない金型に対してもその装着ができ
るようにしたものである。
の内側に突出するように付勢し、このキーを金型
装着孔より退避可能に備えた金型ホルダであつ
て、キー溝を備えていない金型を装着する場合に
は、キーが金型装着孔より退避して邪魔になら
ず、方向性のない金型に対してもその装着ができ
るようにしたものである。
第1図はパンチプレス用の6連金型ホルダ1を
示すものである。ホルダ上腕3の先端にはパンチ
5が1列に3個、2列計6個取付けられ、ホルダ
下腕7には上記パンチ5に対応するダイ9が取付
けられている。6組のパンチ5、ダイ9のうち所
望の1組を加工位置へ位置決めするために、スラ
イドベース11にはシリンダ13が取付けられて
おり、そのピストンロツド15が金型ホルダ1に
連結されている。またボルスタ17にシリンダ1
9が取付けられており、そのピストンロツド21
がスライドベース11に連結されている。
示すものである。ホルダ上腕3の先端にはパンチ
5が1列に3個、2列計6個取付けられ、ホルダ
下腕7には上記パンチ5に対応するダイ9が取付
けられている。6組のパンチ5、ダイ9のうち所
望の1組を加工位置へ位置決めするために、スラ
イドベース11にはシリンダ13が取付けられて
おり、そのピストンロツド15が金型ホルダ1に
連結されている。またボルスタ17にシリンダ1
9が取付けられており、そのピストンロツド21
がスライドベース11に連結されている。
したがつて、シリンダ13の駆動により金型ホ
ルダ1はスライドベース11上を図中Y方向に移
動可能であり、他方のシリンダ19の駆動により
スライドベース11がボルスタ17に対してX方
向に移動可能である。そしてX、Y2軸方向の移
動により、所望の組のパンチ5、ダイ9を図に示
していないストライカーの直下に持ち来らせ、パ
ンチ5をダイ9に対して打撃することにより、両
金型5,9間に置かれた材料の打抜き加工がなさ
れるのである。
ルダ1はスライドベース11上を図中Y方向に移
動可能であり、他方のシリンダ19の駆動により
スライドベース11がボルスタ17に対してX方
向に移動可能である。そしてX、Y2軸方向の移
動により、所望の組のパンチ5、ダイ9を図に示
していないストライカーの直下に持ち来らせ、パ
ンチ5をダイ9に対して打撃することにより、両
金型5,9間に置かれた材料の打抜き加工がなさ
れるのである。
このような金型ホルダ1におけるダイ9の取付
け構成が第2図及び第3図に示されている。
け構成が第2図及び第3図に示されている。
ホルダ下腕7には金型装着孔として、第3図よ
り明らかなように、断面形状が半円弧状のダイ装
着孔23が形成されており、ピン25によつて回
転自在に支持されたキー27がそのダイ装着孔2
3の内側に突出するようにばね29によつて後方
から付勢されている。このばね29はホルダ下腕
7の凹部31にネジのような固定手段で取付けら
れたものであり、またキー27のダイ装着孔23
の内側への突出は傾斜面33によつて規制されて
いる。
り明らかなように、断面形状が半円弧状のダイ装
着孔23が形成されており、ピン25によつて回
転自在に支持されたキー27がそのダイ装着孔2
3の内側に突出するようにばね29によつて後方
から付勢されている。このばね29はホルダ下腕
7の凹部31にネジのような固定手段で取付けら
れたものであり、またキー27のダイ装着孔23
の内側への突出は傾斜面33によつて規制されて
いる。
上記構成の金型ホルダ1にあつて、そのホルダ
下腕7のダイ装着孔23にダイ9を装着するにあ
たつては、第2図に矢印で示したように側方から
ダイ装着孔23に対してダイ9をスライドさせる
のである。ここでダイ9が方向性を必要としない
ものであり、その外周にキー溝を備えていない場
合には、挿入されたダイ9がキー27のばね29
の力に抗して後方に押し倒してダイ装着孔23か
ら退避させ、ダイ9をその方向性を決めることな
く取付けることができる。このダイ9の装着の後
に、ダイサポート35をボルトのような固定手段
でダイ9の側方に取付け、ダイ9を完全に固定す
る。
下腕7のダイ装着孔23にダイ9を装着するにあ
たつては、第2図に矢印で示したように側方から
ダイ装着孔23に対してダイ9をスライドさせる
のである。ここでダイ9が方向性を必要としない
ものであり、その外周にキー溝を備えていない場
合には、挿入されたダイ9がキー27のばね29
の力に抗して後方に押し倒してダイ装着孔23か
ら退避させ、ダイ9をその方向性を決めることな
く取付けることができる。このダイ9の装着の後
に、ダイサポート35をボルトのような固定手段
でダイ9の側方に取付け、ダイ9を完全に固定す
る。
ダイ9の着脱交換に際し、前記ダイサポート3
5によるダイ9の固定を解除すると、ダイ9は、
バネ29、キー27によつてダイ装着孔23から
側方へ押出される態様となり、ダイ9の取り出し
が容易に行ない得るようになる。
5によるダイ9の固定を解除すると、ダイ9は、
バネ29、キー27によつてダイ装着孔23から
側方へ押出される態様となり、ダイ9の取り出し
が容易に行ない得るようになる。
またダイ9が方向性をもつものであるときに
は、その外周に設けられたキー溝をキー27と係
合させるようにして装着すればよい。こうする
と、キー27はダイ装着孔23から退避せず、突
出状態でキー溝と係合し、ダイ9の方向性を規制
するのである。
は、その外周に設けられたキー溝をキー27と係
合させるようにして装着すればよい。こうする
と、キー27はダイ装着孔23から退避せず、突
出状態でキー溝と係合し、ダイ9の方向性を規制
するのである。
以上のごとき実施例の説明より理解されるよう
に、要するに本考案の要旨は実用新案登録請求の
範囲に記載のとおりであるから、その記載より明
らかなように、本考案においては、ダイ9はホル
ダ7に形成されたダイ装着孔23に対して側方か
ら着脱する構成であり、ダイ装着孔23に設けら
れたキー27は、ダイ9に設けられたキー溝に係
脱自在であると共にダイ装着孔23の内側へ突出
自在であり、かつダイ装着孔23からダイ9を押
出す方向へ付勢されている。そして、ダイ装着孔
23にダイ9を固定するには、ダイ9を側方から
固定するダイサポート35をホルダ7に固定する
構成である。
に、要するに本考案の要旨は実用新案登録請求の
範囲に記載のとおりであるから、その記載より明
らかなように、本考案においては、ダイ9はホル
ダ7に形成されたダイ装着孔23に対して側方か
ら着脱する構成であり、ダイ装着孔23に設けら
れたキー27は、ダイ9に設けられたキー溝に係
脱自在であると共にダイ装着孔23の内側へ突出
自在であり、かつダイ装着孔23からダイ9を押
出す方向へ付勢されている。そして、ダイ装着孔
23にダイ9を固定するには、ダイ9を側方から
固定するダイサポート35をホルダ7に固定する
構成である。
したがつて本考案においては、ダイ9の周面に
キー溝が形成されていない場合には、付勢力に抗
してキー27を押圧することにより、装着孔23
に対して前記ダイ9を装着でき、かつダイサポー
ト35でもつて固定できるものである。
キー溝が形成されていない場合には、付勢力に抗
してキー27を押圧することにより、装着孔23
に対して前記ダイ9を装着でき、かつダイサポー
ト35でもつて固定できるものである。
ダイ9の着脱交換時には、付勢力によりキー2
7がダイ9をダイ装着孔23から押出すように作
用するので、ダイ9の着脱交換を容易に行ない得
るものである。
7がダイ9をダイ装着孔23から押出すように作
用するので、ダイ9の着脱交換を容易に行ない得
るものである。
すなわち、ダイ9の周面にキー溝がある場合で
あつても、またない場合であつても、ダイ装着孔
に対してダイ9の着脱交換が容易に行なわれ得る
ものである。
あつても、またない場合であつても、ダイ装着孔
に対してダイ9の着脱交換が容易に行なわれ得る
ものである。
第1図はこの考案の一実施例のパンチプレスの
金型ホルダの斜視図、第2図は同上実施例のダイ
装着部の断面図、第3図は同上実施例のダイ装着
部の平面図である。 1……金型ホルダ、3……ホルダ上腕、5……
パンチ、7……ホルダ下腕、9……ダイ、23…
…ダイ装着孔、25……ピン、27……キー、2
9……ばね。
金型ホルダの斜視図、第2図は同上実施例のダイ
装着部の断面図、第3図は同上実施例のダイ装着
部の平面図である。 1……金型ホルダ、3……ホルダ上腕、5……
パンチ、7……ホルダ下腕、9……ダイ、23…
…ダイ装着孔、25……ピン、27……キー、2
9……ばね。
Claims (1)
- ホルダ7に形成された半円弧状のダイ装着孔2
3に対しダイ9を側方から着脱自在に設け、上記
ダイ9の外周面に形成されたキー溝に係合するキ
ー27を、ダイ装着孔23の内側に突出自在に設
けると共にダイ9をダイ装着孔23から押し出す
方向へ常に突出するように付勢して設け、上記ダ
イ装着孔23に装着されたダイ9を側方から固定
するダイサポート35を前記ホルダ7に着脱自在
に固定してなることを特徴とする金型ホルダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984151210U JPH0123628Y2 (ja) | 1984-10-08 | 1984-10-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984151210U JPH0123628Y2 (ja) | 1984-10-08 | 1984-10-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6167928U JPS6167928U (ja) | 1986-05-09 |
JPH0123628Y2 true JPH0123628Y2 (ja) | 1989-07-19 |
Family
ID=30709334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984151210U Expired JPH0123628Y2 (ja) | 1984-10-08 | 1984-10-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0123628Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5925321U (ja) * | 1982-08-02 | 1984-02-16 | トヨタ自動車株式会社 | ダイスのロツク装置 |
-
1984
- 1984-10-08 JP JP1984151210U patent/JPH0123628Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5925321U (ja) * | 1982-08-02 | 1984-02-16 | トヨタ自動車株式会社 | ダイスのロツク装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6167928U (ja) | 1986-05-09 |
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