JPS586591Y2 - プレス加工品の離型装置 - Google Patents
プレス加工品の離型装置Info
- Publication number
- JPS586591Y2 JPS586591Y2 JP13229579U JP13229579U JPS586591Y2 JP S586591 Y2 JPS586591 Y2 JP S586591Y2 JP 13229579 U JP13229579 U JP 13229579U JP 13229579 U JP13229579 U JP 13229579U JP S586591 Y2 JPS586591 Y2 JP S586591Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- post
- holder
- mold
- flat surface
- release device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はプレス加工品の離型装置に関する。
プレス金型を使用して加工素材の外周部に7ランジ等を
形成するプレス加工においては、一般にプレス加工後の
金型上の加工品は、金型中央部に設けられた主離型装置
によって金型から突き離されるようになっている。
形成するプレス加工においては、一般にプレス加工後の
金型上の加工品は、金型中央部に設けられた主離型装置
によって金型から突き離されるようになっている。
ところがプレス加工された加工品は金型への喰付を起し
ているためにこの加工品を離型させるに際して主離型装
置のみを使用する場合には加工品に歪や反りを生じ、こ
のために離型に際しては主離型装置の他に、曲げ加工で
形成された7ランジの頂面等の加工品の外周部を押して
主離型装置を補助する装置が併せて使用されることが多
い。
ているためにこの加工品を離型させるに際して主離型装
置のみを使用する場合には加工品に歪や反りを生じ、こ
のために離型に際しては主離型装置の他に、曲げ加工で
形成された7ランジの頂面等の加工品の外周部を押して
主離型装置を補助する装置が併せて使用されることが多
い。
このプレス加工品の離型装置として、従来第1図から第
3図に示すようなものが使用されている。
3図に示すようなものが使用されている。
これらの図面に基いてこの離型装置を詳しく説明すると
、4は下型で、昇降移動する上型16の移動方向に平行
な曲げプロフィル面4aを有する。
、4は下型で、昇降移動する上型16の移動方向に平行
な曲げプロフィル面4aを有する。
下型4には、フランジ1.7ランジ1に設けられたボル
ト穴2、ノックピン穴3を備えた内部中空のホルダ6が
固定される。
ト穴2、ノックピン穴3を備えた内部中空のホルダ6が
固定される。
このホルダ6の外周の適当な位置には、ピン穴を穿設す
べき肉厚部5が複数(本例では9肖司隔て3個)形成さ
れている。
べき肉厚部5が複数(本例では9肖司隔て3個)形成さ
れている。
ホルダ6の中空部にはポストγが摺動可能に嵌合される
とともに、ポストTとホルダ6との間に装着されたばね
部材8により上方に付勢されている。
とともに、ポストTとホルダ6との間に装着されたばね
部材8により上方に付勢されている。
このポスト7ば、ホルダ6の前記複数の肉厚部5のうち
、下型の形状等の周囲条件に対応ずでピンの着脱等の操
作のし易い位置にある肉厚部において、ピン穴15.5
8を穿設し、このピン穴58にピン9を装着し、或いは
ピン穴15でのピンの着脱を行うことにより、ホルダ6
からの突出限度が規制され、或いは突出禁止が行われる
ようになっている。
、下型の形状等の周囲条件に対応ずでピンの着脱等の操
作のし易い位置にある肉厚部において、ピン穴15.5
8を穿設し、このピン穴58にピン9を装着し、或いは
ピン穴15でのピンの着脱を行うことにより、ホルダ6
からの突出限度が規制され、或いは突出禁止が行われる
ようになっている。
ボス)7の上部には、ポストγが所定量上昇した時点で
加工品11のフランジ頂面12等、加工品の外側部に当
接するリフトプレート13が取付けられており、第4図
に示すように加工素材が上型16の下降によって曲げ加
工された後第5図に示すようにこのリフトプレート13
によって加工品を上方に押して離型の補助をするように
なっている。
加工品11のフランジ頂面12等、加工品の外側部に当
接するリフトプレート13が取付けられており、第4図
に示すように加工素材が上型16の下降によって曲げ加
工された後第5図に示すようにこのリフトプレート13
によって加工品を上方に押して離型の補助をするように
なっている。
下型4には、第3図に示すような位置決め用摺動面14
が設けられ、この摺動面14にリフトプレート13の端
部側面15を摺接させてリフトプレート13及びポスト
7の回転防止を行い、この摺動面14に沿ってリフトプ
レート13を摺動・上昇させるようになっている。
が設けられ、この摺動面14にリフトプレート13の端
部側面15を摺接させてリフトプレート13及びポスト
7の回転防止を行い、この摺動面14に沿ってリフトプ
レート13を摺動・上昇させるようになっている。
しかしながら、このように金型に回転防止用摺動面を設
ける場合には金型の形状が複雑となるのみならず、金型
側面の仕上げと同時に摺動面の仕上げを行うことが必要
となる。
ける場合には金型の形状が複雑となるのみならず、金型
側面の仕上げと同時に摺動面の仕上げを行うことが必要
となる。
しかも摺動面の上下方向の長さはその機能上相当の長さ
が必要とされる(例えば150〜200mm)ために、
切削等の加工に際して上下の垂直度乃至は平坦度が十分
に得られないため、切削加工後において、垂直度乃至は
平坦度を出すための仕上げが必要であり、多くの手間と
労力を要するといった欠点があった。
が必要とされる(例えば150〜200mm)ために、
切削等の加工に際して上下の垂直度乃至は平坦度が十分
に得られないため、切削加工後において、垂直度乃至は
平坦度を出すための仕上げが必要であり、多くの手間と
労力を要するといった欠点があった。
本考案はこのような事情に基いて為され、金型に多くの
手間と労力を要する回転防止用摺動面を設ける昔でもな
く、ポスト及びリフトプレートが容易確実に回転防止さ
れるプレス加工品の離型装置を提供することを目的とす
るもので、その要旨とするところは、ポスト外周の所定
範囲に渡ってポスト軸に平行な、少くとも一つの平坦面
を設けるとともに、ホルダに、このポストの平坦面に接
触してポストの摺動を許容しつつ、ポストの回転を禁止
し、且つポストが所定量移動したとき前記平坦面の一端
部に形成された段付面に当接してポストの、前記ホルダ
からの突出限度を規定するガイド兼ストッパ部材を設け
たことにある。
手間と労力を要する回転防止用摺動面を設ける昔でもな
く、ポスト及びリフトプレートが容易確実に回転防止さ
れるプレス加工品の離型装置を提供することを目的とす
るもので、その要旨とするところは、ポスト外周の所定
範囲に渡ってポスト軸に平行な、少くとも一つの平坦面
を設けるとともに、ホルダに、このポストの平坦面に接
触してポストの摺動を許容しつつ、ポストの回転を禁止
し、且つポストが所定量移動したとき前記平坦面の一端
部に形成された段付面に当接してポストの、前記ホルダ
からの突出限度を規定するガイド兼ストッパ部材を設け
たことにある。
以下本考案の実施例を図面に基づいて更に詳しく説明す
る。
る。
第6図、第7図において、21は内部中空のホルダで、
ボルト穴22、ノックピン穴23を備えた取付は用フラ
ンジ24を有する。
ボルト穴22、ノックピン穴23を備えた取付は用フラ
ンジ24を有する。
このフランジ24は取付面のスペースが狭い場合にも十
分に取付けることができ、かつホルダ21を任意の向き
に固定し得る形状及び大きさとされている。
分に取付けることができ、かつホルダ21を任意の向き
に固定し得る形状及び大きさとされている。
ホルダ21は、ピン穴25が穿設されるとともに後述の
ガイド兼ストッパ部材26が取付けられる肉厚部21を
有し、ピン穴25へのピンの着脱が最も容易な位置に肉
厚部21が配置された向きで下型28に設けられた据付
面29上に固定されている。
ガイド兼ストッパ部材26が取付けられる肉厚部21を
有し、ピン穴25へのピンの着脱が最も容易な位置に肉
厚部21が配置された向きで下型28に設けられた据付
面29上に固定されている。
ホルダ21の中空部にはポスト31が摺動可能に嵌合さ
れており、このポスト31はその外周の、ホルダ21の
肉厚部21に対向する部位に、ポスト31軸に平行な所
定巾の平坦面32が設けられている。
れており、このポスト31はその外周の、ホルダ21の
肉厚部21に対向する部位に、ポスト31軸に平行な所
定巾の平坦面32が設けられている。
そしてこのポスト31は、その内部中空部に配設される
とともに両端部が夫々ホルダ底面33及びポスト中空部
上面34に当接するコイルばね35によって上方に付勢
されている。
とともに両端部が夫々ホルダ底面33及びポスト中空部
上面34に当接するコイルばね35によって上方に付勢
されている。
ポスト31の上面には、プレス加工品36のフランジ頂
面31等、加工品の一部に当接して押圧力を作用させる
べきリフトプレート38が、ノックピン39、ボルト4
1によって固定されている。
面31等、加工品の一部に当接して押圧力を作用させる
べきリフトプレート38が、ノックピン39、ボルト4
1によって固定されている。
尚リフトプレート38の形状は、加工品の形状に合せて
決められ、またポスト31が上昇したときその端部側面
42が下型28の側面43に近接し、端部上面44が確
実に加工品に当接すべくその位置が決められている。
決められ、またポスト31が上昇したときその端部側面
42が下型28の側面43に近接し、端部上面44が確
実に加工品に当接すべくその位置が決められている。
前記ホルダ21の肉厚部27の上部内側には嵌合溝45
が形成されており、この嵌合溝45にガイド兼ストッパ
部材26がホルダ21の中空部に突出した状態でボルト
46により固定されている。
が形成されており、この嵌合溝45にガイド兼ストッパ
部材26がホルダ21の中空部に突出した状態でボルト
46により固定されている。
このガイド兼ストッパ部材26は先端面においてポスト
31の平坦面32と接触してポスト31の回転を防止す
るとともに、ポスト31が所定量上昇した時点で平坦面
32の下端部に形成された段付面48に当接することに
よりポスト31のホルダ21からの突出限度を規定する
よう構成されている。
31の平坦面32と接触してポスト31の回転を防止す
るとともに、ポスト31が所定量上昇した時点で平坦面
32の下端部に形成された段付面48に当接することに
よりポスト31のホルダ21からの突出限度を規定する
よう構成されている。
伺25はピン穴で、段付面48を当接させてポスト31
の上昇を禁止すべきロック用ピンを挿入し、ポスト31
を下降位置に保持しつつ下型28の側面43の仕上げ加
工等を行なうために設けられているものである。
の上昇を禁止すべきロック用ピンを挿入し、ポスト31
を下降位置に保持しつつ下型28の側面43の仕上げ加
工等を行なうために設けられているものである。
また本実施例のプレス加工品の離型装置は、リフトプレ
ート38上に、加工素材36を下型28上に供給するに
際して、その位置決めを行うための位置調整可能なガイ
ドプレート49が取付けられており、素材の位置決めを
兼ねさせられている。
ート38上に、加工素材36を下型28上に供給するに
際して、その位置決めを行うための位置調整可能なガイ
ドプレート49が取付けられており、素材の位置決めを
兼ねさせられている。
このガイドプレート49は、加工素材の形状に合せてそ
の形状及び位置が決められている。
の形状及び位置が決められている。
以上のように構成された離型装置の作動をフランジ形成
のためのプレス曲げ加工を例にとって説明する。
のためのプレス曲げ加工を例にとって説明する。
先ず加工素材が同様な構造を有する複数の離型装置の上
昇位置にあるガイドプレート49の斜面52に案内され
て、リフトプレート端部上面44上に位置決め載置され
る。
昇位置にあるガイドプレート49の斜面52に案内され
て、リフトプレート端部上面44上に位置決め載置され
る。
次に上型53が下降すると上型53に固定された先行ピ
ン54に押されてポスト31が下降させられる。
ン54に押されてポスト31が下降させられる。
所定量下降したところで加工素材36が下型28の上面
55に当接し、この時点でリフトプレート38による支
持が解除されて下型上の所望位置に載置される。
55に当接し、この時点でリフトプレート38による支
持が解除されて下型上の所望位置に載置される。
更に上型53が下降すると、素材の外側部が曲げ加工さ
れてフランジ56が形成されるとともに、ポスト31は
更に下降させられる。
れてフランジ56が形成されるとともに、ポスト31は
更に下降させられる。
この時点でポスト31はガイド兼ストッパ部材26によ
って回転防止されているため、軸心回りに移動すること
はない。
って回転防止されているため、軸心回りに移動すること
はない。
次に、上型53が上昇するとポスト31はコイルばね3
5の弾性力によって上昇させられ、所定量上昇したとこ
ろでリフトプレート38の端部上面44がフランジ頂面
37に当接してこれを上方に押し、図示しない主離型装
置による下型28からの離型を補助する。
5の弾性力によって上昇させられ、所定量上昇したとこ
ろでリフトプレート38の端部上面44がフランジ頂面
37に当接してこれを上方に押し、図示しない主離型装
置による下型28からの離型を補助する。
上型53が更に上昇した場合には段付面48がガイド兼
ストッパ部材26に当接するため、ポスト31は一定量
を超えてホルダ21から突出ることはない。
ストッパ部材26に当接するため、ポスト31は一定量
を超えてホルダ21から突出ることはない。
このプレス加工品離型装置は、ガイド兼ストッパ部材2
6によりポスト31のホルダ21に対する回転が禁止さ
れているために、下型28に回転防止用摺動面を設ける
必要がなく、従って金型設計上の制限が緩和されるとと
もに、摺動面形成のための労力が削減され、更にはリフ
トプレート端部側面42が必ずしも下型側面43と摺接
する必要がないために、金型或いはリフトプレート38
の製作精度が多少力ることがあっても十分に機能する。
6によりポスト31のホルダ21に対する回転が禁止さ
れているために、下型28に回転防止用摺動面を設ける
必要がなく、従って金型設計上の制限が緩和されるとと
もに、摺動面形成のための労力が削減され、更にはリフ
トプレート端部側面42が必ずしも下型側面43と摺接
する必要がないために、金型或いはリフトプレート38
の製作精度が多少力ることがあっても十分に機能する。
またガイド兼ストッパ部材26は同時にポスト31がホ
ルダ21から=定量以上突出るのを防止するストッパと
しての機能を有しているために、ポスト31の突出防止
のためのピン及びピン穴が省略できる。
ルダ21から=定量以上突出るのを防止するストッパと
しての機能を有しているために、ポスト31の突出防止
のためのピン及びピン穴が省略できる。
しかもガイド兼ストッパ部材26の取付け、或いはピン
穴25の穿設のための肉厚部は一個所とするとともに、
ホルダ取付けの段階でホルダ21をその軸心回りに回転
させて肉厚部27が前記ビン穴25へのピンの挿脱に最
適となる位置、換言すれば金型その他による障害の最も
少ない位置を選んで配置・固定し得るものである。
穴25の穿設のための肉厚部は一個所とするとともに、
ホルダ取付けの段階でホルダ21をその軸心回りに回転
させて肉厚部27が前記ビン穴25へのピンの挿脱に最
適となる位置、換言すれば金型その他による障害の最も
少ない位置を選んで配置・固定し得るものである。
従って本実施例の離型装置は、肉厚部は一個所だけ設け
れば良く、金型設計に当って取付穴の位置を指定するの
みであらゆる金型に適用することができるため、リフト
プレート38及びガイドプレート49以外の部分は予め
量産してストックすることができ、また取付位置の選択
の範囲が広い利点がある。
れば良く、金型設計に当って取付穴の位置を指定するの
みであらゆる金型に適用することができるため、リフト
プレート38及びガイドプレート49以外の部分は予め
量産してストックすることができ、また取付位置の選択
の範囲が広い利点がある。
これに対して従来の装置は、ホルダ6の取付角度(7ラ
ンジ1の向き)が予め定められており、肉厚部をホルダ
外周の複数の個所に予め設けておいて、金型上の取付は
位置が決1った段階でこれらの肉厚部のうち、操作に比
較的支障の少ない位置にあるものを選んで、この肉厚部
にピン穴の穿設等をするものであり、量産性に欠け、ス
トックの管理が大変である。
ンジ1の向き)が予め定められており、肉厚部をホルダ
外周の複数の個所に予め設けておいて、金型上の取付は
位置が決1った段階でこれらの肉厚部のうち、操作に比
較的支障の少ない位置にあるものを選んで、この肉厚部
にピン穴の穿設等をするものであり、量産性に欠け、ス
トックの管理が大変である。
尚、上記実施例においてはホルダ21が下型28と別体
に構成され、下型28に取付けられていたが、下型28
、換言すればプレス加工のための曲げプロフィル面を備
えた金型と一体的に形成されたものであっても良い。
に構成され、下型28に取付けられていたが、下型28
、換言すればプレス加工のための曲げプロフィル面を備
えた金型と一体的に形成されたものであっても良い。
オたポスト31の平坦面32は加工経済性等から1つの
平坦面とするのが良好であるがいくつかの平坦面を設け
て多角状とし、且つガイド兼ストッパ部材26をこの形
状に対応させてポストの位置決めを行うことも可能であ
る。
平坦面とするのが良好であるがいくつかの平坦面を設け
て多角状とし、且つガイド兼ストッパ部材26をこの形
状に対応させてポストの位置決めを行うことも可能であ
る。
また、加工品の形状によって、との離型装置だけで加工
品を離型させることが可能である場合には、必ずしも主
離型装置と併せて使用する必要はない。
品を離型させることが可能である場合には、必ずしも主
離型装置と併せて使用する必要はない。
更にこの離型装置は、ポスト31のホルダ21に対する
自由回転が禁止されているために、第8図、第9図に示
すプレス加工位置決めゲージ、プレス加工素材投入用シ
ュートとして使用することが可能であり、応用範囲が広
い。
自由回転が禁止されているために、第8図、第9図に示
すプレス加工位置決めゲージ、プレス加工素材投入用シ
ュートとして使用することが可能であり、応用範囲が広
い。
第8図はプレス加工位置決めゲージとして使用された場
合の例を示すもので、ポスト31上部に前記リフトプレ
ート38に代えて位置決め部材61が取付げられている
。
合の例を示すもので、ポスト31上部に前記リフトプレ
ート38に代えて位置決め部材61が取付げられている
。
位置決め部材61は前記ガイドプレート49の斜面52
に対応する斜面62を有しており、ガイドプレート49
と同様にして加工素材の位置決めを行う。
に対応する斜面62を有しており、ガイドプレート49
と同様にして加工素材の位置決めを行う。
第9図は加工素材投入用シュートとして使用された場合
の例を示し、リフトプレート38に代えてシュート部材
63が取付けられている。
の例を示し、リフトプレート38に代えてシュート部材
63が取付けられている。
シュート部材63はアプローチとしての斜面64を備え
、図中左方からブツシャ等の押送機構によって送られた
プレス加工素材を水平面65上に導きこの水平面上を移
動させることによって所望方向に加工素材を誘導・送出
し得るものである。
、図中左方からブツシャ等の押送機構によって送られた
プレス加工素材を水平面65上に導きこの水平面上を移
動させることによって所望方向に加工素材を誘導・送出
し得るものである。
以上詳記したように、この考案は離型装置のポスト外周
の所定範囲に渡ってポスト軸に平行な平坦面を設けると
ともに、この平坦面に接触してポストの回転を禁止し、
且つポストの突出限度を規定するガイド兼ストッパ部材
を設けたものであり、これによう製作及び位置修正に多
大の労力を要する回転防止用摺動面を金型に設ける必要
をなくし、しかもプレス加工素材の位置決め用ゲージ、
プレス加工素材投入用シュート等への応用を可能とし得
たものである。
の所定範囲に渡ってポスト軸に平行な平坦面を設けると
ともに、この平坦面に接触してポストの回転を禁止し、
且つポストの突出限度を規定するガイド兼ストッパ部材
を設けたものであり、これによう製作及び位置修正に多
大の労力を要する回転防止用摺動面を金型に設ける必要
をなくし、しかもプレス加工素材の位置決め用ゲージ、
プレス加工素材投入用シュート等への応用を可能とし得
たものである。
第1図は従来のプレス加工品離型装置の平坦面(但しリ
フトプレートは除かれている)、第2図は第1図に示す
離型装置を金型と共に示す側面断面図であり、第3図は
第2図における金型の二部を示す要部斜視図である。 第4図は第2図に示した装置を取付けたプレス金型のプ
レス加工完了時の状態を示す側面断面図であシ、第5図
は同じく加工品が金型から離された瞬間の状態を示す側
面断面図である。 第6図は本考案の実施例である離型装置の平面図であり
(但しリフトプレートは除かれている。 )、第7図は第6図における■−■断面図である。 第8図、第9図は夫々本考案に係る離型装置をプレス加
工位置決めゲージ、プレス加工素材投入用シュートに応
用した場合の例を示す断面図である。 21・−・ホルダ、26・・・ガイド兼ストッパ部材、
27・・・肉厚部、28・・・下型、31・・・ポスト
、32・・・平坦面、35・−・コイルばね、38・・
・リフトプレート、48−・・段付面、49・・・ガイ
ドプレート、53・・・上型、61・・・位置決め部材
、63・・・シュート部材。
フトプレートは除かれている)、第2図は第1図に示す
離型装置を金型と共に示す側面断面図であり、第3図は
第2図における金型の二部を示す要部斜視図である。 第4図は第2図に示した装置を取付けたプレス金型のプ
レス加工完了時の状態を示す側面断面図であシ、第5図
は同じく加工品が金型から離された瞬間の状態を示す側
面断面図である。 第6図は本考案の実施例である離型装置の平面図であり
(但しリフトプレートは除かれている。 )、第7図は第6図における■−■断面図である。 第8図、第9図は夫々本考案に係る離型装置をプレス加
工位置決めゲージ、プレス加工素材投入用シュートに応
用した場合の例を示す断面図である。 21・−・ホルダ、26・・・ガイド兼ストッパ部材、
27・・・肉厚部、28・・・下型、31・・・ポスト
、32・・・平坦面、35・−・コイルばね、38・・
・リフトプレート、48−・・段付面、49・・・ガイ
ドプレート、53・・・上型、61・・・位置決め部材
、63・・・シュート部材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 プレス加工のための曲げプロフィル面を備えた金型に位
置固定に設けられ、中空部を有するホルダと、該ホルダ
の中空部に摺動可能に嵌合されたポストと、該ポストと
該ホルダとの間に装着されて該ポストを、該ホルダから
突出する方向に付勢するばね部材と、該ポスト先端部に
取付けられ、該ポストが所定量突出したとき曲げ加工さ
れた加工品の一部に当接するリフト部材とを備え、該ポ
スト及び該リフト部材を介して伝達される前記ばね部材
の付勢力によって前記加工品を離型させる加工品の離型
装置において、 前記ポスト外周の所定範囲に渡って該ポスト軸に平行な
、少くとも一つの平坦面を設けるとともに、前記ホルダ
に、該ポストの該平坦面に接触して該ポストの摺動を許
容しつつ該ポストの回転を禁止し、且つ該ポストが前記
方向に所定量移動したとき該平坦面の一端部に形成され
た段付面に当接して該ポストの前記ホルダからの突出限
度を規定するガイド兼ストッパ部材を設けたことを特徴
とするプレス加工品の離型装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13229579U JPS586591Y2 (ja) | 1979-09-25 | 1979-09-25 | プレス加工品の離型装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13229579U JPS586591Y2 (ja) | 1979-09-25 | 1979-09-25 | プレス加工品の離型装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5650531U JPS5650531U (ja) | 1981-05-06 |
JPS586591Y2 true JPS586591Y2 (ja) | 1983-02-04 |
Family
ID=29363915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13229579U Expired JPS586591Y2 (ja) | 1979-09-25 | 1979-09-25 | プレス加工品の離型装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS586591Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014061533A (ja) * | 2012-09-21 | 2014-04-10 | Oiles Ind Co Ltd | 離型リフタおよび離型装置 |
-
1979
- 1979-09-25 JP JP13229579U patent/JPS586591Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014061533A (ja) * | 2012-09-21 | 2014-04-10 | Oiles Ind Co Ltd | 離型リフタおよび離型装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5650531U (ja) | 1981-05-06 |
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