JPS643407Y2 - - Google Patents

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JPS643407Y2
JPS643407Y2 JP1981184371U JP18437181U JPS643407Y2 JP S643407 Y2 JPS643407 Y2 JP S643407Y2 JP 1981184371 U JP1981184371 U JP 1981184371U JP 18437181 U JP18437181 U JP 18437181U JP S643407 Y2 JPS643407 Y2 JP S643407Y2
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JP
Japan
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frame
sheet
stopper
seat
retaining frame
Prior art date
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JP1981184371U
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JPS5890153U (ja
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  • Chairs Characterized By Structure (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、たとえば劇場等で使用する比較的厚
みのあるクツシヨン材を用いた椅子用座体に関す
る。
一般に椅子の座体は、クツシヨン材の下面側に
屈曲スプリングを取付けたものをシートで包被
し、この座部の保型性を図るためクツシヨン材の
下面を保型枠内に埋め込んでなるものである。
本考案は、この座部と保型枠との埋め込み固定
を確実かつ容易なものにし、またシートの交換な
どにおいて座部を保型枠から取外すこともできる
ようにした椅子の座体を提供するものである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する
に、符号1は発泡ウレタン樹脂等で形成する比較
的厚みのあるクツシヨン材、2はクツシヨン材1
の下面に敷設される張布、3は張布2を介してク
ツシヨン材の下面に接着などにより重設される取
付枠である。前記張布2は、比較的織目の荒い寒
冷紗などが用いられ、また取付枠3は、方形状に
形成された額縁状の枠片4と、弾線を蛇行状に屈
曲した屈曲スプリング5とから構成される。即ち
屈曲スプリング5は、その両端部を枠片4の上縁
に設けた内向きのリブ4′を所要位置で区分し、
その区分された部分を筒状に形成してその筒状部
6に係挿することにより張設され、この屈曲スプ
リング5が張布2と接してウレタン樹脂により接
着される。また枠片4は、下方に延び、かつ、下
半部分が外向きに傾斜されている。そして発泡ウ
レタン樹脂を型枠内で発泡する過程において、張
布2と取付枠3とをその一面に重合し、これらが
発泡ウレタン樹脂のもつ接着性により接着固定さ
れ、かつ発泡ウレタン樹脂が発泡を完了したの
ち、全体を型枠から取外して、その表面を表装用
のシート7で覆うものである。張布2とシート7
は枠片4の下方先端部を包むように折り返えさ
れ、この折り返えし部分の張布2とシート7が不
用意に展開しないように、該折り返えし部に断面
略U字状で上端開口部のわずか下方に括れ部8a
を有する止具8を、上端開口部を拡開させながら
差込み嵌合させて、括れ部8aの挾持圧で張布2
とシート7を枠片4の下方傾斜部4a位置で保持
する。この止具8は額縁状枠片4の下方傾斜部4
aに適当間隔毎に複数個取付ける。保型枠9は、
平面方形状で椀状に形成され、その周側上縁は内
方に逆U字状に屈曲されており、このように形成
された保型枠9の上端開口部に上記した座部Aの
取付枠3を上方から嵌め込むときは、止具8を嵌
着させた枠片4の下方傾斜部4aを該傾斜部を内
方に押圧変形しながら保型枠9内に嵌め込む、す
ると止具8の上端縁8bが保型枠9の周側上縁の
屈曲部9aと掛止し、このようにして保型枠9と
取付枠3との結着がなされる。この場合保型枠9
の屈曲部9aの下方に止具8が潜り込んだのち、
傾斜部4aの復元により枠片4と保型枠9との埋
め込み結合時には止具8が保型枠9の屈曲部9a
と確実に係止し、保型枠9に対し取付枠3は確実
に結着される。
なお保型枠9の中央付近は最も深く形成されて
おり、また前記取付枠3の下面中央部には、これ
を保型枠9に結着したとき、上記深底部10と当
接する彎曲状の補強杆11が横架されており、椅
子に荷重がかかつた際、座部中央部が必要以上に
保型枠内に沈み込まないようにしてある。また止
具8の一部に、止具の内側へ向かつて突出する切
り起し片12を形成しておくと、切り起し片12
が止具8の止着時にシート7に喰い込んで止具8
とシート7との止着を一層強化する特徴がある。
また上記において、保型枠9より座部Aを取外
すときは、枠片4を内方に押圧して止具8と、保
型枠9の屈曲部9aとの係止を解くことにより、
これらを分離することができ、これによつてシー
ト7の張り替などを行うことができるものであ
る。
よつて本考案は、座部と保型枠との埋め込み固
定を簡単な作業で行うことができ、かつ確実な固
定状態が得られ、また座部と保型枠の分離も可能
で、シートの交換などに有効であると共に、外部
に止部が露出しないので、体裁も良好に得られる
等の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
本考案の一部切欠した斜視図、第2図は要部の拡
大断面図、第3図は止具を取外した状態の座部の
断面図、第4図は座部の下面図、第5図は止具の
斜視図である。 図中1はクツシヨン材、2は張布、3は取付
枠、4は枠片、4aは傾斜部、5は屈曲スプリン
グ、6は筒状部、7はシート、8は止具、8aは
括れ部、8bは上端縁、9は保型枠、9aは屈曲
部、11は補強杆である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シートで包被されるクツシヨン材の下面に、方
    形状の枠片上縁間に屈曲スプリングを張設した取
    付枠を重設すると共に、前記屈曲スプリングを張
    設した枠片の下方部分を外方に傾斜し、かつその
    下縁部を、前記シートを折返すことにより包被し
    てこの包被部に、断面略U字状で上端開口部のわ
    ずか下方に括れ部を有する止具を嵌合して止着せ
    しめ、この止具を止着した枠片を、平面方形状で
    椀状に形成され、かつその周側上縁に屈曲して設
    けた屈曲部を有する保型枠に圧入状態で埋め込ん
    で屈曲部に止具を係止せしめて成る椅子用座体。
JP18437181U 1981-12-12 1981-12-12 椅子用座体 Granted JPS5890153U (ja)

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JP18437181U JPS5890153U (ja) 1981-12-12 1981-12-12 椅子用座体

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JP18437181U JPS5890153U (ja) 1981-12-12 1981-12-12 椅子用座体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5890153U JPS5890153U (ja) 1983-06-18
JPS643407Y2 true JPS643407Y2 (ja) 1989-01-30

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ID=29984477

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JP18437181U Granted JPS5890153U (ja) 1981-12-12 1981-12-12 椅子用座体

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07114Y2 (ja) * 1988-11-07 1995-01-11 徹平 熊田 椅子用座盤及び該座盤を具備した椅子
JP6284348B2 (ja) * 2013-12-03 2018-02-28 シモンズ株式会社 ベッド用マットレス

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Publication number Publication date
JPS5890153U (ja) 1983-06-18

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