JPH033275Y2 - - Google Patents

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JPH033275Y2
JPH033275Y2 JP1983020414U JP2041483U JPH033275Y2 JP H033275 Y2 JPH033275 Y2 JP H033275Y2 JP 1983020414 U JP1983020414 U JP 1983020414U JP 2041483 U JP2041483 U JP 2041483U JP H033275 Y2 JPH033275 Y2 JP H033275Y2
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JP
Japan
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skin
hanging
cushion
cushion member
skin member
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JP1983020414U
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JPS59125300U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車等の車両用シート、詳しくはク
ツシヨン部材の上面を被覆する表皮部材の吊込構
造に関するものである。
従来、この種の一般的な表皮部材の吊込構造
は、特公昭52−27589号に示す如く、表皮部材裏
面に、非伸縮性の全巾などをスリーブ状に形成し
た吊部材を縫着し、この吊部材内にワイヤなどの
芯材を挿通して発泡材製クツシヨン部材の切溝に
挿込み、吊部材を芯材と共にクツシヨン部材など
に埋設したワイヤなど固定部材にホツグリング等
で固定して、表皮部材を吊込む構造であつた。従
つてこの従来品は吊部材で表皮部材を吊込む構造
であるため、凹凸状のクツシヨン部材表面に沿つ
て表皮部材が張着できるが、シートの長期使用に
よりクツシヨン部材製の弾力性が損なわれた場合
には、表皮部材上に皺が発生するし、また表皮部
材が吊部材で吊込まれているため、シート内に膨
縮自在なエアサポートを装着できない不具合があ
つた。
そこで、本考案は斯様な吊部材による吊込構造
を改良せんとしたものであり、その基本的構成は
吊部材を伸縮性を有するものとし、その伸縮性に
より、前記従来品の不具合を解消したものであ
る。
以下、図面に基づいて本考案の一実施例を説明
する。
図中1は表皮部材、2は表皮部材1に被覆され
る発泡材製クツシヨン部材、3は吊部材、4は前
記クツシヨン部材の載置するフレームを夫々示
す。
シートクツシヨン部材A′を形成する表皮部材
1は前・後かがみ11,11′と、がくぶち12,
12と、まち13の各部分から構成され、その各
部分は玉縁14を介して一体に縫着されている。
そして、後かがみ11は表皮11a、ワデイング
11b、ワデイングカバ11cの積層物である。
以上の表皮部材1の端末(まち13の端末)はフ
レーム4の取付ワイヤ4などの固定部材にホツク
リング15で固定されている。
クツシヨン部材2はその表皮部材1の後かがみ
11に対応する部分の表面が略平坦状で他は隆起
状に形成され、略平坦状と隆起状の部分の境界線
に沿つて切溝21が穿設され、その切溝21下方
のクツシヨン部材2内にはワイヤ22などの固定
部材が埋設されている(第2図)。そして、前記
サアサポートイ,イは柔軟弾性を有する部材で気
密状に形成しシートクツシヨンA′近傍に配設し
たポンプイの操作部イ′を操作することにより、
膨脹、収縮、するようになつており、図示するエ
アサポートイ,イ…はクツシヨン部材2のフレー
ム4側に設けてあるが、このエアサポートイ,イ
…はクツシヨン部材2内又はクツシヨン部材2と
表皮部材1とに設けるも任意である。
なお、前記表皮部材1の後かがみ11によつて
被覆される部分を中央部、がくぶち12,12に
よつて被覆される部分を、隆起部とする。
吊部材3は吊方向に伸縮自在の材質、例えば短
手方向にゴム部材、長手方向に非伸縮部材の織物
などを従来品と同様にスリーブ状に前記表皮部材
1に縫着されている。そして、この吊部材3は表
皮部材1を形成する後かがみ11に対するがくぶ
ち12,12及び前かがみ11′の連結端縁に沿
つて縫着され、スリーブ状の内部にはワイヤなど
の硬質芯材31が挿通されており、この硬質芯材
31を吊部材3と共に前記クツシヨン部材に埋設
したワイヤ22にホツクリング32,32…など
の係止部材で結着してある。
第4図、第5図に示す吊部材3a,3bは従来
品と同様に金巾などの非伸縮性部材でスリーブ状
に形成しその内部に硬質芯材31′を挿通したス
リーブ材3aと、このスリーブ材3aの端縁長手
方向に一定の間隔で切欠した部分において硬質芯
材31を挿通した環状平ゴム3bとから構成し、
各環状平ゴム3bには吊ワイヤ33が貫通されて
おり、この吊ワイヤ33をフレーム4に張設した
金属製ばね材42にホツグリング32で結着する
ことによりクツシヨン部材2上面の表皮部材1を
吊込む構造である。
図示するフレーム4は下端に環状パイプ41′
を溶接した板金製枠体41と、この枠体41に張
架した金属製のばね材42(例えばS形ばね、ワ
イヤを交差状に張設したもの)とから構成されい
るが、このフレーム4はこれに限定されるもので
なく、例えば、合成樹脂部材で受皿状に形成した
ものでもよい。
斯して、クツシヨン部材2の上面を被覆する表
皮部材1は吊部材3,3bにより、クツシヨン部
材2の切溝21にその一部が引き込まれて、皺が
発生することなく張設される。しかも、エアサポ
ートイ,イ…を膨出させると、吊部材3,3bが
伸長し、そのエアサポートイ上方の表皮部材1が
クツシヨン部材2と共に上方に突出し、またエア
サポートイ,イ…収縮させると、吊部材3の弾性
によつて表皮部材1に皺が生じることがない。
本考案は叙上の如く、伸縮性吊部材を、クツシ
ヨン部材の上面を被覆する表皮部材の裏面と、ク
ツシヨン部材内に埋設した固定部材若しくはクツ
シヨン部材の下方に設けた固定部材とに渉つて張
設してなることを特徴とするから、クツシヨン部
材の上面を被覆する表皮部材は常に吊部材の伸縮
性によつて吊込まれている。従つて長期使用によ
つてクツシヨン部材の弾力性が損なわれても、表
皮部材は吊部材の伸縮性によつて引かれているた
め、皺が生じることがない。また、シート内にエ
アーサポートを装着することができるし、エアー
サポートを収縮しても、表皮部材に皺が発生する
ことがない。
依つて、組立時、長期使用によつてもシートの
表面を形成する表皮部材に皺が発生することがな
いため、美観に優れ、商品価値の高い車両用シー
トを提供できる。
加えて、エアサポートを内蔵する中央部と隆起
部との間に、前記吊部材を設けているので、各エ
アサポートの膨張時における形態を吊部材で規制
する。そのため、エアサポートの膨張時における
シートの外形形状が一定でシートの外観が良好に
なる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は斜視
図、第2図はその一部の縦断面図、第3図は要部
の斜視図、第4図、第5図は他の実施例を示し、
第4図はその一部の縦断面図、第5図は同要部の
斜視図である。 図中1は表皮部材、2はクツシヨン部材、3,
3a,3bは吊部材を夫々示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中央部の表面が平坦状でその左右に隆起部を有
    し形成して、中央部と隆起部を構成する発泡材製
    クツシヨン部材内に膨縮自在なエアサポートを内
    蔵してなる車両用シートにおいて、前記中央部と
    隆起部との表面を形成する表皮の境界線に沿つ
    て、表皮をクツシヨン部材内に吊込む吊部材を設
    け、該吊部材は内部に硬質芯材を挿通する環状の
    伸縮材で形成すると共に、この吊部材を、クツシ
    ヨン部材の上面を被覆する部分の表皮部材の裏面
    と、クツシヨン部材内に埋設した固定部材若しく
    はクツシヨン部材の下方に設けた固定部材とに渉
    つて張設してなることを特徴とする車両用シー
    ト。
JP2041483U 1983-02-14 1983-02-14 車両用シ−ト Granted JPS59125300U (ja)

Priority Applications (1)

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JP2041483U JPS59125300U (ja) 1983-02-14 1983-02-14 車両用シ−ト

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JP2041483U JPS59125300U (ja) 1983-02-14 1983-02-14 車両用シ−ト

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Publication Number Publication Date
JPS59125300U JPS59125300U (ja) 1984-08-23
JPH033275Y2 true JPH033275Y2 (ja) 1991-01-28

Family

ID=30151542

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JP2041483U Granted JPS59125300U (ja) 1983-02-14 1983-02-14 車両用シ−ト

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10933782B2 (en) 2018-05-08 2021-03-02 Tachi-S Co., Ltd. Excessive pull-in prevention suspender for seat cover suspension member and vehicle seat using the same

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Publication number Publication date
JPS59125300U (ja) 1984-08-23

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