JPS643263Y2 - - Google Patents

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JPS643263Y2
JPS643263Y2 JP1979178625U JP17862579U JPS643263Y2 JP S643263 Y2 JPS643263 Y2 JP S643263Y2 JP 1979178625 U JP1979178625 U JP 1979178625U JP 17862579 U JP17862579 U JP 17862579U JP S643263 Y2 JPS643263 Y2 JP S643263Y2
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signal
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【考案の詳細な説明】 本考案は1台の電話機に同時に複数の呼出しが
行われた場合、複数の呼出音を同時に鳴らせるこ
とのできるボタン電話装置の呼出回路に関する。
1又は複数の電話回線をその回線数以上の電話
機のすべてに収容し、電話機毎に付属するボタン
の操作により回線の選択、保留、話中表示、電話
機相互間の選択呼出、相互通話等の機能を持たせ
た装置は、ボタン電話装置あるいは簡易交換電話
装置と呼ばれている。このボタン電話装置ではボ
タン電話機相互間で行う選択呼出しに使用する呼
出音と局線からの着信を表わす呼出音とを異なつ
たものとし、ボタン電話機扱者の便宜を図つてい
る。
第1図はこのようなボタン電話装置における呼
出回路の従来例を示したもので、複数のボタン電
話機例えばボタン電話機1A,1Bは個別の信号
線202A,202Bおよび共通の信号線20
1,301,302並びにアース線4によつて主
装置5と接続される。
主装置5内には内線相互呼出し時に呼出音を発
生させる発振回路56と局線からの着信時に呼出
音を発生させる発振回路53の2個の発振回路が
設けられている。
今、局線から着信が行われると主装置5内の第
1のスイツチ回路51がオンし、このスイツチ回
路51の入力側とアース線4の一端との間に接続
された電源52からスイツチ回路51を通つて、
信号線302へ電源が供給される。
信号線302はボタン電話機1A,1B内のダ
イオード11のアノードに接続されており、ダイ
オード11のカソードは、ベースをバイアス抵抗
12を介してアース線4に接続されたトランジス
タ13のエミツタに接続されている。このトラン
ジスタ13のコレクタには直流分を阻止するコン
デンサ14と直流電圧の印加によりオンとなるダ
イオード15のアノードが接続されている。ダイ
オード15のカソードは増幅器16の電源入力端
子16Aに接続されており、増幅器16のアース
端子16Bはアース線4に接続されている。
従つてボタン電話機1A,1Bに接続された信
号線302に電源が供給されると、各ボタン電話
機内のダイオード11,15およびトランジスタ
13はオンとなり増幅器16が作動する。この状
態で信号線301の一端に接続された発振器53
から局線の着信を表わす呼出信号が発生すると、
この呼出信号はコンデンサ54を通過してスイツ
チ回路51へ供給され、前記した信号線を経て各
ボタン電話機内のコンデンサ14に到達する。
コンデンサ14の他端はトランス17の第1の
1次巻線17Aの一端に接続されており、その他
端には信号線301が接続されている。従つて1
次巻線17Aに呼出信号が供給されると、トラン
ス17の2次巻線17Bには呼出信号が誘起し、
増幅器16はこの呼出信号を増幅してその出力端
子とアース端子の間に接続されたスピーカ18を
鳴らす。
一方、内線相互呼出しにおいて例えばボタン電
話機1Bからボタン電話機1Aへ呼出しが行われ
る場合、主装置5内の第2のスイツチ回路55A
がオンとなる。そしてこのスイツチ回路55Aの
入力側と接続された電源52からスイツチ回路5
5Aを経て信号線202Aへ電源が供給される。
信号線202Aは、ベースをバイアス抵抗21
を介してアース線4に続したトランジスタ22の
エミツタに接続されている。このトランジスタ2
2のコレクタは2個のダイオード23,24のア
ノードおよびコンデンサ25に接続されており、
このうち一方のダイオード23のカソードは前記
したトランジスタ13のベースに接続されてい
る。また他方のダイオード24のカソードは増幅
器16の入力端子16Aと前記したダイオード1
5のカソードに接続されている。
従つて信号線202Aへ電源が供給されると、
トランジスタ22およびダイオード24がオンと
なり増幅器16が作動する。この状態で信号線2
01の一端に接続された発振器56から内線相互
呼出しのための呼出信号が発生すると、この呼出
信号はコンデンサ57およびスイツチ回路55を
通過して信号線202Aに供給され、ボタン電話
機1A内のコンデンサ25へ到達する。
コンデンサ25の他端はトランス17の第2の
1次巻線17Cの一端に接続されており、その他
端には信号線201が接続されている。従つて1
次巻線17Cに呼出信号が供給されると、トラン
ス17の2次巻線17Bには呼出信号が誘起し、
増幅器16はこの呼出信号を増幅してスピーカ1
8を鳴らす。
なお、ボタン電話機1Bが呼出される場合には
主装置内のスイツチ回路55Bがオンし、ボタン
電話機1B内のスピーカが鳴ることになる。
ところで局線からの着信と内線相互呼出しが同
時に行われた場合、ダイオード23を通じてトラ
ンジスタ13のベースが正の電位に保たれる結
果、トランジスタ13はオフとなる。従つて発振
器53から供給される呼出信号はこの場合トラン
ス17へは供給されず、スピーカ18から出力さ
れる呼出音は内線相互呼出し用の信号音のみとな
る。
このように従来の呼出回路では呼出音に優先順
位を定め、1台のボタン電話機から重複して2種
類以上の呼出音が同時に出力されることのないよ
うに工夫されていた。これは仮にダイオード23
を取り除いて、スピーカ18から重複した呼出音
が出力されるようにすると、2種類の1次巻線1
7A,17Cの間で相互誘導が生じ、これを原因
として、同時刻に一方のみの呼出音を発生させら
れるべきボタン電話機、例えばボタン電話機1B
からも2種類の呼出音が同時に出力されてしまう
という虞れがあつたからである。
このように呼出音に関して優先順位を定めざる
を得なかつたため、各ボタン電話機の扱者は複数
の呼出しが行われていることを呼出音から判別す
ることができないという問題があつた。特に局線
からの着信を優先した場合、ボタン電話機の扱者
は内線相互呼出しが行われていることをボタン電
話機のランプ表示により確認できても、自己のボ
タン電話機が呼出されているかどうかを判別する
ことが不可能であつた。
本考案は上記した事情に鑑みてなされたもの
で、他のボタン電話機に影響を与えることなく複
数の呼出音を同時に鳴らせることのできるボタン
電話装置を提供することを目的とする。本考案で
はスピーカを鳴らす増幅器を差動入力を持つ反転
増幅器とし、この増幅器の信号入力端子にトラン
スを介さず呼出信号を直接入力させることとして
この目的を達成する。
以下実施例につき本考案を詳細に説明する。
第1図と同一部分には同一の符号を付した第2
図において、複数のボタン電話機例えばボタン電
話機6A,6Bは個別の信号線202A,202
Bおよび共通の信号線201,301,302並
びにアース線4によつて主装置7と接続されてい
る。
今、局線から着信が行われると主装置7内の第
1のスイツチ回路51がオンし、電源52からス
イツチ回路51を経て信号線302へ電源が供給
される。信号線302は各ボタン電話機内のダイ
オード61のアノードおよび抵抗62の一端に接
続されており、ダイオード61のカソードはダイ
オード63のカソードと共に集積回路64の電源
入力端子64Aに接続されている。また集積回路
64のアース端子64Bはアース線4に続されて
いる。従つて電源の供給により集積回路64が作
動する。
抵抗62の他端は一端をアース線4に接続した
抵抗65とダイオード66のアノードおよびコン
デンサ67の一端に接続されており、ダイオード
66のカソードは信号線301に接続されてい
る。この信号線301は一端をアース線4に接続
された抵抗68と一端を発振器53に接続したコ
ンデンサ54の各他端の接続点に接続されてい
る。従つてスイツチ回路51がオンとなり、2個
の抵抗62,65により分圧された電圧がダイオ
ード66に印加されると、ダイオード66もオン
となる。
この状態で発振器53から局線の着信を表わす
呼出信号が発生すると、この呼出信号はコンデン
サ54およびダイオード66を経てコンデンサ6
7の一端へ到達する。そしてコンデンサ67の他
端から抵抗69を経て集積回路の入力端子64
Cへ入力する。
集積回路64は入力端子64Cと出力端子6
4Dの間に帰還用の抵抗70を挿入した反転増幅
器であり、呼出信号を増幅し出力端子64Dとア
ース線4の間に接続されたスピーカ18から可聴
音して出力する。
一方、内線相互呼出しにおいて例えばボタン電
話機6Bからボタン電話機6Aへ呼出しが行われ
る場合、主装置7内の第2のスイツチ回路55A
がオンとなる。これにより電源52からスイツチ
回路55Aを経て信号線202Aへ電源が供給さ
れる。信号線202Aはボタン電話装置6A内の
ダイオード63のアノードおよび抵抗72の一端
に接続されており、従つて電源の供給により集積
回路64が作動する。
抵抗72の他端は一端をアース線4に接続した
抵抗73とダイオード74のアノードおよびコン
デンサ75の一端に接続されており、ダイオード
74のカソードは信号線201に接続されてい
る。この信号線201は一端をアース線4に接続
された抵抗76と一端を発振器56に接続したコ
ンデンサ57の各他端の接続点に接続されてい
る。従つてスイツチ回路55Aがオンとなり、2
個の抵抗72,73により分圧された電圧がダイ
オード74に印加されると、ダイオード74もオ
ンとなる。
この状態で発振器56から内線相互呼出しを表
わす呼出信号が発生すると、この呼出信号はコン
デンサ57およびダイオード74を経てコンデン
サ75の一端へ到達する。そしてコンデンサ75
の他端から抵抗77を経て集積回路の入力端子
64Cに入力する。この結果スピーカ18から内
線相互呼出しのための呼出音が出力される。
次に局線からの呼出しとボタン電話機6Aに対
して内線相互呼出しが同時に行われたとする。こ
の場合第1および第2のスイツチ回路51,55
Aがオンとなり集積回路64が作動する。また2
個の発振器53,56が呼出音を出力し、これら
は共に集積回路の入力端子64Cに供給され
る。この結果スピーカ18からは2種類の呼出音
の合成された呼出音が出力される。
ところで集積回路64は反転増幅器を構成して
いるので、入力端子64Cと出力端子64Dが
釣り合つている状態において入力端子64Cに
現われる信号レベルは常にほとんど零となる。従
つて抵抗69とコンデンサ67の接続点に現われ
た局線からの呼出しを表わす呼出信号は、入力
端子64Cを介して抵抗77の方向へ漏話する虞
れがない。すなわち信号線201に局線からの呼
出しを表わす呼出信号は混入しない。同様に抵抗
とコンデンサ75の接続点に現われた内線相互接
続のための呼出信号は、入力端子64Cを介し
て抵抗69の方向へ漏話する虞れがない。すなわ
ち信号線301に内線相互呼出しを表わす呼出信
号は混入しない。
しかも入力端子64Cに接続された抵抗6
9,77の抵抗値を例えば30KΩに設定し、発振
器に並列に接続した分圧用の抵抗68,76の抵
抗値を例えば600Ωに設定しておけば、入力端
子64Cに小さなレベルの信号が現われても、上
記した2個の抵抗68,69または76,77で
分圧される。従つて信号線201,301に混入
する呼出信号の電圧レベルは極めて微小なものと
なり、この場合他のボタン電話機6B……の各ス
ピーカから内線相互呼出しのための信号音が聴取
される虞れはなく、局線からの呼出しを表わす信
号音のみが明瞭に聴取される。
第2図の局線100より到来する相手側の音声
信号は、スイツチ101、トランス102、コン
デンサ103、抵抗104を介して集積回路64
の入力端子64Cに、到来するようになつてい
る。スイツチ101は、受話拡声用のスイツチ
で、受話拡声を希望するときにこのスイツチを操
作すると、図の破線のようにトランス102側へ
倒れるが、通常時には反対に通話回路105側へ
倒されており、局線通話の相手の音声信号が、通
話回路105ら送受話器(図示せず)へ到る。さ
て、受話拡声のときには、集積回路64を介した
音声信号がスピーカ18に与えられ、スピーカ1
8にて局線通話の相手の声を聞くことができる。
この場合でも入力端子64CではOVであり、
音声信号が信号線201,301へ回り込んで、
他のボタン電話機6B……の各スピーカ18から
聴取される虞れがない、従つて、呼出信号だけで
なく、局線通話の音声信号をも、同一のスピーカ
18を使用して聴聞しても問題ない。しかも、こ
のように局線通話中に相手方の話をボタン電話機
の増幅器で拡声して聞いている受話拡声中に呼出
しがあつた場合、スピーカ18から呼出音が出力
され、このような呼出しが無視されることもな
い。尚、受話拡声時には、集積回路64へ電源供
給を図示せぬ信号線を介して行う。
このように本考案によれば、複数の呼出信号を
直接増幅するので、被呼者は容易に呼出しを選択
することができる。更に、本考案では呼出音を選
択する制御回路を必要としないので、回路を簡単
かつ安価にすることができる。
なお、本実施例では2種類の呼出信号を扱つた
が、更に多くの呼出信号を扱うことも可能であ
る。この場合複数の呼出信号を幾つかのグループ
に分け、これらの間で優先順位を定めてスピーカ
から一度に出力される呼出信号の制限すること
は、呼出信号を確実に選択するうえで有効であ
る。この場合用いる優先回路は、従来用いた制御
回路と類似のものであつてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のボタン電話装置の呼出回路を表
わした回路図、第2図は本考案の一実施例におけ
るボタン電話装置の呼出回路を表わした回路図で
ある。 6……ボタン電話機、7……主装置、18……
スピーカ、53,56……発振器、64……集積
回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主装置と、この主装置に接続される複数の電話
    機とを備え、前記主装置内の複数の呼出信号を発
    生する複数の信号源から着呼に対応する呼出信号
    を選択的に被呼側の前記電話機に対して供給する
    ボタン電話装置において、前記複数の信号源から
    の呼出信号が夫々に対応する複数の信号供給線路
    を介して同時に同一差動入力端子に導入され得る
    反転増幅器と、この反転増幅器の出力に基づき発
    音するスピーカとを前記複数の電話機に備え、前
    記同一差動入力端子に生じた微小な漏話信号の電
    圧レベルを分圧して他電話機の前記信号供給線路
    へ漏れる前記漏話信号を減少させる抵抗回路を前
    記信号供給線路が備えていることを特徴とするボ
    タン電話装置の呼出回路。
JP1979178625U 1979-12-25 1979-12-25 Expired JPS643263Y2 (ja)

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JPS5696763U JPS5696763U (ja) 1981-07-31
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Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5311916B2 (ja) * 1973-01-23 1978-04-25

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JPS5311916B2 (ja) * 1973-01-23 1978-04-25

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